JP2020099442A - 使い捨て着用物品 - Google Patents
使い捨て着用物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020099442A JP2020099442A JP2018238632A JP2018238632A JP2020099442A JP 2020099442 A JP2020099442 A JP 2020099442A JP 2018238632 A JP2018238632 A JP 2018238632A JP 2018238632 A JP2018238632 A JP 2018238632A JP 2020099442 A JP2020099442 A JP 2020099442A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- holes
- sheet
- perforated
- woven fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- HICUGGYRYZOXJI-UHFFFAOYSA-N CCC1C=CCC1 Chemical compound CCC1C=CCC1 HICUGGYRYZOXJI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/45—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
- A61F13/49—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/51—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the outer layers
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
Description
<第1の態様>
表裏に貫通する孔が間隔を空けて多数設けられた有孔不織布を有しており、
前記有孔不織布は、外部に露出する露出面と、他のシートに面する支持面とを有している、
使い捨て着用物品であって、
前記有孔不織布の厚みは0.30〜1.5mmであり、
前記孔の最小寸法は0.6〜5mmであり、
前記有孔不織布における前記露出面の白色度は70%以上である、
ことを特徴とする使い捨て着用物品。
本発明者は、有孔不織布の孔の視認性について研究するうちに、有孔不織布の露出面の白色度が低いと、孔の視認性が低下することを知見した。その理由は定かではないが、おおむね次のとおりであると考えられる。すなわち、孔の視認性は孔の縁に生ずる陰影の程度により変化し、有孔不織布の白色度が70%未満であると、孔の外側の部分の白色度が低いために、孔の外側の部分と孔の縁に生ずる陰影との差が少なくなり、孔の視認性が低下する。この傾向は、特に有孔不織布の厚み及び孔の最小寸法が上記範囲内にあるときに顕著となる。ここで、有孔不織布の白色度が70%以上であると、孔の外側の部分の白色度が高いために、孔の外側の部分と孔の縁に生ずる陰影との差が大きくなり、不織布がある程度薄く、かつ孔がある程度小さい場合でも、孔を視認しやすくなるのである。本使い捨て着用物品は、このような知見に基づくものであり、上記のとおり、不織布がある程度薄く、かつ孔がある程度小さい場合に、有孔不織布の白色度が70%以上とすることにより、孔の視認性を向上させたところに特徴を有するものである。
前記有孔不織布は、構成繊維の繊度が1.8〜6.0dtex、かつ目付けが15〜25g/m2の、白色顔料を含有する不織布である、
第1の態様の使い捨て着用物品。
有孔不織布の白色度を上げるためには密度を高くすることもできるが、費用が嵩むだけでなく、柔軟性も低下する。よって、有孔不織布は繊度及び厚みを上記範囲内とし、白色度の不足を酸化チタン等の白色顔料を適量含有させることにより補うことが好ましい。
前記有孔不織布における前記露出面と反対側に重なる部分に、前記有孔不織布の露出面から透けて見える表示が印刷されており、
前記有孔不織布の白色度が85%以下である、
第1又は2の態様の連結式使い捨て着用物品。
有孔不織布の白色度が高すぎると、有孔不織布の裏側に重なる部分に、有孔不織布の外面から透けて見える表示が印刷されている場合に、その表示が見えにくくなるおそれがある。よって、有孔不織布の白色度は上記範囲内であると好ましい。
前記他のシートにおける、前記有孔不織布側の面における少なくとも非着色部分の白色度が70%以上である、
第1〜3のいずれか1つの態様の使い捨て着用物品。
有孔不織布の支持面に面する他のシートの白色度は特に限定されるものではないが、当該他のシートにおける有孔不織布側の面は、孔を通じて露出する部分である。よって、当該他のシートにおける、有孔不織布側の面における少なくとも非着色部分の白色度が70%以上であると、この白色度の高い部分が孔の内側に露出することにより、孔の内側の部分と孔の縁に生ずる陰影との差が大きくなり、より一層、孔を視認しやすくなる。
吸収体と、吸収体の裏側を覆う通気性を有する液不透過性シートと、この液不透過性シートの裏側を覆うカバー不織布とを備えた、吸収性物品であって、
前記カバー不織布が前記有孔不織布であり、前記液不透過性シートが前記他のシートである、
第1〜4のいずれか1つの態様の使い捨て着用物品。
吸収性物品においては、吸収体の裏面を通気性の液不透過性シートで覆い、更にその外面をカバー不織布で覆い、布のような外観とすることが一般的であり、通気性の向上の観点からは液不透過性シートだけでなく、カバー不織布の厚み方向の通気性やカバー不織布と液不透過性シートとの間の通気性も重要となる。また、このカバー不織布は製品の外面に露出するため、その見栄えの良さは、製品の機能美を消費者に訴求するものとなる。よって、前述の白色度の有孔不織布はこのようなカバー不織布に適用するのは好ましい。
前記孔は、前後方向及び幅方向のいずれか一方の方向に間隔を空けて並ぶ孔の列が、他方の方向に間隔を空けて並ぶように配列されており、
前記孔の前記一方の方向の間隔が1.0〜5.0mmであり、
前記他方の方向の間隔が2.5〜10.0mmである、
第1〜5のいずれか1つの態様の使い捨て着用物品。
有孔不織布の孔の配列は特に限定されるものではないが、本態様のように細かく、かつ規則性のあるパターンで配列されている場合、孔の視認性が特に重要となる。よって、本態様のような孔の配列において、前述の有孔不織の白色度等を有するのは好ましい。
前記孔は、前後方向及び幅方向のいずれか一方の方向に続く一重の波状又は鎖状をなすように並んだ孔の群が、他方の方向に間隔を空けて並ぶように配列されており、
前記孔の配列は、前記他方の方向に間隔を空けて並ぶ孔の列が、前記一方の方向に間隔を空けて並ぶものであり、
前記孔の列における前記孔の前記他方の方向の間隔が1.0〜5.0mmであり、
前記孔の群における前記孔の前記一方の方向の間隔が2.5〜10.0mmである、
第1〜5のいずれか1つの態様の使い捨て着用物品。
有孔不織布の孔の配列は特に限定されるものではないが、本態様のように細かく、かつ美的規則性のあるパターンで配列されている場合、孔の視認性が特に重要となる。よって、本態様のような孔の配列において、前述の有孔不織の白色度等を有するのは好ましい。
図1〜図6は、パンツタイプ使い捨ておむつを示している。本パンツタイプ使い捨ておむつは、前身頃Fを構成する前側外装体12F及び後身頃Bを構成する後側外装体12Bと、前側外装体12Fから股間部を経て後側外装体12Bまで延在するように外装体12F,12Bの内側に設けられた内装体200とを備えており、前側外装体12Fの両側部と後側外装体12Bの両側部とが接合されてサイドシール部12Aが形成されることにより、外装体12F,12Bの前後端部により形成される開口が装着者の胴を通すウエスト開口WOとなり、内装体200の幅方向両側において外装体12F,12Bの下縁及び内装体200の側縁によりそれぞれ囲まれる部分が脚を通す脚開口LOとなる。内装体200は、尿等の排泄物等を吸収保持する部分であり、外装体12F,12Bは着用者の身体に対して内装体200を支えるための部分である。また、符号Yは展開状態におけるおむつの全長(前身頃Fのウエスト開口WOの縁から後身頃Bのウエスト開口WOの縁までの前後方向長さ)を示しており、符号Xは展開状態におけるおむつの全幅を示している。
内装体200の外装体12F,12Bに対する固定は、ヒートシール、超音波シールのような素材溶着による接合手段や、ホットメルト接着剤により行うことができる。図示形態では、内装体200の裏面、つまりこの場合は液不透過性シート11の裏面及び側部ギャザー60の付根部分65に塗布されたホットメルト接着剤を介して外装体12F,12Bの内面に対して固定されている。この内装体200と外装体12F,12Bとを固定する内外接合部201は、両者が重なる領域のほぼ全体に設けることができ、例えば内装体200の幅方向両端部を除いた部分に設けることもできる。
内装体200は任意の形状を採ることができるが、図示の形態では長方形である。内装体200は、図3〜図5に示されるように、身体側となるトップシート30と、液不透過性シート11と、これらの間に介在された吸収要素50とを備えているものであり、吸収機能を担う本体部である。符号40は、トップシート30を透過した液を速やかに吸収要素50へ移行させるために、トップシート30と吸収要素50との間に設けられた中間シートを示しており、符号60は、内装体200の両脇に排泄物が漏れるのを防止するために、内装体200の両側部から装着者の脚周りに接するように延び出た側部ギャザー60を示している。
トップシート30は、液を透過する性質を有するものであり、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを例示することができる。
トップシート30を透過した液を速やかに吸収体へ移行させるために、トップシート30より液の透過速度が速い、中間シート(「セカンドシート」とも呼ばれている)40を設けることができる。この中間シート40は、液を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高めるばかりでなく、吸収した液の吸収体からの「逆戻り」現象を防止し、トップシート30上を常に乾燥した状態とすることができる。中間シート40は省略することもできる。
液不透過性シート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等からなるプラスチックフィルムや、不織布の表面にプラスチックフィルムを設けたラミネート不織布、プラスチックフィルムに不織布等を重ねて接合した積層シートなどを例示することができる。液不透過性シート11には、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材を用いることが好ましい。透湿性を有するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性プラスチックフィルムが広く用いられている。この他にも、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂又は疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、プラスチックフィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート11として用いることができる。
側部ギャザー60は、内装体200の両側部に沿って前後方向LDの全体にわたり延在し、装着者の脚周りに接して横漏れを防止するために設けられているものであり、一般に立体ギャザーと呼ばれるものや、平面ギャザーと呼ばれるものがこれに含まれる。
吸収要素50は、吸収体56と、この吸収体56の全体を包む包装シート58とを有する。包装シート58は省略することもできる。
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。
吸収体56には、その一部又は全部に高吸収性ポリマー粒子を含有させることができる。高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子54としては、この種の使い捨ておむつに使用されるものをそのまま使用できる。
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMS不織布(SMS、SSMMS等)が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン複合材などを使用できる。目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
外装体12F,12Bは、前身頃Fを構成する部分である前側外装体12Fと、後身頃Bを構成する部分である後側外装体12Bとからなり、前側外装体12F及び後側外装体12Bは股間側で連続しておらず、前後方向LDに離間されている(外装二分割タイプ)。この離間距離12dは例えば150〜250mm程度とすることができる。また、図14及び図15に示すように、外装体12が、前身頃Fから後身頃Bにかけて股間を通り連続する一体的なものとすることもできる(外装一体タイプ)。
外装体12F,12Bには、装着者の胴周りに対するフィット性を高めるために、外側シート層12S及び内側シート層12H間に糸ゴム等の細長状の弾性部材15〜19が設けられ、弾性部材の伸縮を伴って幅方向WDに弾性伸縮する伸縮領域が形成されている。この伸縮領域では、自然長の状態では外側シート層12S及び内側シート層12Hが弾性部材の収縮に伴って収縮し、皺又は襞が形成されており、弾性部材の長手方向に伸長すると、外側シート層12S及び内側シート層12Hが皺なく伸び切る所定の伸長率まで伸長が可能である。弾性部材15〜19としては、合成ゴムを用いても、天然ゴムを用いても良い。
図16〜図20はテープタイプ使い捨ておむつの一例を示しており、図中の符号Xはファスニングテープを除いたおむつの全幅を示しており、符号Yはおむつの全長を示している。このテープタイプ使い捨ておむつは、腹側から背側まで延在する吸収体56と、吸収体56の表側を覆う液透過性のトップシート30と、吸収体56の裏側を覆う液不透過性シート11とを有するものであり、吸収体56の前側及び後側にそれぞれ延出する部分であって、かつ吸収体56を有しない部分であるエンドフラップ部EFと、吸収体56の側縁よりも側方に延出する一対のサイドフラップ部SFを有している。サイドフラップ部SFの前後方向中間には脚周りに沿うくびれが形成されており、このくびれ部分よりも背側にファスニングテープ13がそれぞれ設けられている。
カバー不織布20は液不透過性シート11の裏側を覆い、液不透過性シート11を覆う部分の少なくとも一部において製品外面を形成するものであるため、通気性の向上を図ることが望ましい。よって、カバー不織布20は、図示例のように表裏に貫通する孔14が間隔を空けて多数設けられた有孔不織布であることが好ましい。図示しないが、通液性を向上させるためにトップシート30を有孔不織布としたり、ギャザー不織布62を有孔不織布としたりすることもできる。
有孔不織布は、外部に露出する露出面と反対側の支持面において、支持面に面する他のシート(有孔不織布がカバーシート20の場合は、液不透過性シート11が他のシートとなる)に対してホットメルト接着剤20Hを介して接着することができる。この接着パターンは特に限定されるものではないが、図11に示されるカバー不織布20と液不透過性シート11との接着構造のように、孔14と重なる領域の周縁部14cより中央側にはホットメルト接着剤20Hがなく、孔14と重なる領域の周縁部14c以外ではホットメルト接着剤20Hが連続面状に存在していると好ましい。孔14と重なる領域の周縁部14cより中央側にはホットメルト接着剤20Hがないため、ホットメルト接着剤20Hによりべとべとした肌触りになりにくく、かつ孔14の周囲部14eは確実に固定される。
図示例のカバー不織布20のように、外部に露出する露出面を有する有孔不織布において、厚みが0.30〜1.5mmであり、かつ孔14の最小寸法(MD方向の寸法及びCD方向の寸法のうち短い方の寸法を意味する。例えばMD方向に沿う長軸を有する楕円孔14の場合はCD方向の寸法を意味し、円の場合は直径を意味する)が0.6〜5mmである場合、有孔不織布における露出面の白色度が70%以上であると、孔14の外側の部分の白色度が高いために、孔14の外側の部分と孔14の縁に生ずる陰影との差が大きくなり、孔14を視認しやすくなるため好ましい。
表1に示される各種のカバー不織布を用い、図1〜図7に示される構造の内装体200を製造し、カバー不織布20の孔14の視認性の良さを、◎…孔をはっきりと識別できる、〇…孔を識別できる、×…孔が周囲に同化して識別しにくい、の三段階で評価した。評価結果を表1に示した。カバー不織布20及び液不透過性シート11の白色度の測定方法は前述のとおりである。なお、本試験の白色度の測定に際しては、日本電色工業株式会社製の簡易型分光色差計NF333を用い、同一の測定面おける5か所(液不透過性シート11の場合は最も白色度が高い非着色部分)で測定を行い、その平均値(N=5)を求めた。また、カバー不織布の孔14の最小寸法は、自然長の状態でマイクロスコープを用いて見かけの寸法を測定した。
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
(1)20倍のレンズにセットし、ピントを調節する。穴が4×6入るように不織布の位置を調整する。
(2)孔の領域の明るさを指定し、孔の面積を計測する。
(3)「計測・コメント」の「面積計測」の色抽出をクリックする。孔の部分をクリックする。
(4)「一括計測」をクリックし、「計測結果ウィンドを表示」にチェックを入れ、CSVデータで保存をする。
Claims (7)
- 表裏に貫通する孔が間隔を空けて多数設けられた有孔不織布を有しており、
前記有孔不織布は、外部に露出する露出面と、他のシートに面する支持面とを有している、
使い捨て着用物品であって、
前記有孔不織布の厚みは0.30〜1.5mmであり、
前記孔の最小寸法は、0.6〜5mmであり、
前記有孔不織布における前記露出面の白色度は70%以上である、
ことを特徴とする使い捨て着用物品。 - 前記有孔不織布は、構成繊維の繊度が1.8〜6.0dtex、かつ目付けが15〜25g/m2の、白色顔料を含有する不織布である、
請求項1記載の使い捨て着用物品。 - 前記有孔不織布における前記露出面と反対側に重なる部分に、前記有孔不織布の露出面から透けて見える表示が印刷されており、
前記有孔不織布の白色度が85%以下である、
請求項1又は2記載の連結式使い捨て着用物品。 - 前記他のシートにおける、前記有孔不織布側の面における少なくとも非着色部分の白色度が70%以上である、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨て着用物品。 - 吸収体と、吸収体の裏側を覆う通気性を有する液不透過性シートと、この液不透過性シートの裏側を覆うカバー不織布とを備えた、吸収性物品であって、
前記カバー不織布が前記有孔不織布であり、前記液不透過性シートが前記他のシートである、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨て着用物品。 - 前記孔は、前後方向及び幅方向のいずれか一方の方向に間隔を空けて並ぶ孔の列が、他方の方向に間隔を空けて並ぶように配列されており、
前記孔の前記一方の方向の間隔が1.0〜5.0mmであり、
前記他方の方向の間隔が2.5〜10.0mmである、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の使い捨て着用物品。 - 前記孔は、前後方向及び幅方向のいずれか一方の方向に続く一重の波状又は鎖状をなすように並んだ孔の群が、他方の方向に間隔を空けて並ぶように配列されており、
前記孔の配列は、前記他方の方向に間隔を空けて並ぶ孔の列が、前記一方の方向に間隔を空けて並ぶものであり、
前記孔の列における前記孔の前記他方の方向の間隔が1.0〜5.0mmであり、
前記孔の群における前記孔の前記一方の方向の間隔が2.5〜10.0mmである、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の使い捨て着用物品。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018238632A JP7218170B2 (ja) | 2018-12-20 | 2018-12-20 | 使い捨て着用物品 |
CN201980079678.4A CN113164299B (zh) | 2018-12-20 | 2019-12-06 | 一次性穿着物品 |
PCT/JP2019/047815 WO2020129703A1 (ja) | 2018-12-20 | 2019-12-06 | 使い捨て着用物品 |
TW108146559A TWI802776B (zh) | 2018-12-20 | 2019-12-19 | 拋棄式穿著用物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018238632A JP7218170B2 (ja) | 2018-12-20 | 2018-12-20 | 使い捨て着用物品 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020099442A true JP2020099442A (ja) | 2020-07-02 |
JP2020099442A5 JP2020099442A5 (ja) | 2022-01-04 |
JP7218170B2 JP7218170B2 (ja) | 2023-02-06 |
Family
ID=71101451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018238632A Active JP7218170B2 (ja) | 2018-12-20 | 2018-12-20 | 使い捨て着用物品 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7218170B2 (ja) |
CN (1) | CN113164299B (ja) |
TW (1) | TWI802776B (ja) |
WO (1) | WO2020129703A1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014226215A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 吸収性物品 |
US20170258955A1 (en) * | 2016-03-09 | 2017-09-14 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with activatable material |
JP2017537680A (ja) * | 2014-11-06 | 2017-12-21 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | パターン状有孔ウェブ、積層体、及びこれらの作成方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5933841A (en) * | 1996-05-17 | 1999-08-03 | Ameritech Corporation | Structured document browser |
JPH11299825A (ja) * | 1998-04-20 | 1999-11-02 | Uni Charm Corp | 使い捨ての体液吸収性物品 |
JP2006181294A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Kao Corp | 吸収性物品用の表面シート |
JP6560015B2 (ja) * | 2014-05-30 | 2019-08-14 | 花王株式会社 | 使い捨ておむつ |
JP6351685B2 (ja) * | 2016-10-21 | 2018-07-04 | 大王製紙株式会社 | パンツタイプ使い捨ておむつ |
-
2018
- 2018-12-20 JP JP2018238632A patent/JP7218170B2/ja active Active
-
2019
- 2019-12-06 CN CN201980079678.4A patent/CN113164299B/zh active Active
- 2019-12-06 WO PCT/JP2019/047815 patent/WO2020129703A1/ja active Application Filing
- 2019-12-19 TW TW108146559A patent/TWI802776B/zh active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014226215A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 吸収性物品 |
JP2017537680A (ja) * | 2014-11-06 | 2017-12-21 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | パターン状有孔ウェブ、積層体、及びこれらの作成方法 |
US20170258955A1 (en) * | 2016-03-09 | 2017-09-14 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with activatable material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7218170B2 (ja) | 2023-02-06 |
WO2020129703A1 (ja) | 2020-06-25 |
CN113164299B (zh) | 2022-06-24 |
TWI802776B (zh) | 2023-05-21 |
CN113164299A (zh) | 2021-07-23 |
TW202023505A (zh) | 2020-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6144805B1 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6113336B1 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP6193448B1 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP6449500B1 (ja) | 使い捨て着用物品の伸縮構造、及びこの伸縮構造を有するパンツタイプ使い捨て着用物品 | |
JP6190024B1 (ja) | 有孔不織布の貼り付け方法 | |
WO2019188565A1 (ja) | 使い捨て着用物品の伸縮構造、及びこの伸縮構造を有するパンツタイプ使い捨て着用物品 | |
JP6247728B1 (ja) | 使い捨て着用物品、及び有孔不織布の貼り付け方法 | |
WO2019188562A1 (ja) | 使い捨て着用物品の伸縮構造、及びこの伸縮構造を有するパンツタイプ使い捨て着用物品 | |
JP6207785B1 (ja) | 使い捨て着用物品 | |
JP7220592B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP7129262B2 (ja) | 使い捨て着用物品の伸縮構造、及びこの伸縮構造を有するパンツタイプ使い捨て着用物品 | |
JP7218170B2 (ja) | 使い捨て着用物品 | |
JP6347826B2 (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
JP7129190B2 (ja) | 使い捨て着用物品の伸縮構造、及びこの伸縮構造を有するパンツタイプ使い捨て着用物品 | |
JP7129179B2 (ja) | 吸収性物品の伸縮構造 | |
JP7345365B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
WO2023281818A1 (ja) | 連結式使い捨て着用物品 | |
JP2020099442A5 (ja) | ||
JP2019150404A (ja) | テープタイプ使い捨ておむつ | |
JP2021078871A5 (ja) | ||
JP2023009585A5 (ja) | ||
JP2021078868A (ja) | 使い捨て着用物品 | |
JP2020039771A (ja) | 連結式使い捨て着用物品 | |
JP2019150394A5 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211116 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220819 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221006 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230125 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7218170 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |