JP2020098751A - 燃料電池モジュール - Google Patents

燃料電池モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2020098751A
JP2020098751A JP2018237294A JP2018237294A JP2020098751A JP 2020098751 A JP2020098751 A JP 2020098751A JP 2018237294 A JP2018237294 A JP 2018237294A JP 2018237294 A JP2018237294 A JP 2018237294A JP 2020098751 A JP2020098751 A JP 2020098751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
cell stack
fuel
accommodating
outer edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018237294A
Other languages
English (en)
Inventor
文雄 坪井
Fumio Tsuboi
文雄 坪井
卓哉 松尾
Takuya Matsuo
卓哉 松尾
肇 大村
Hajime Omura
肇 大村
琢也 星子
Takuya Hoshiko
琢也 星子
晃 川上
Akira Kawakami
晃 川上
修平 田中
Shuhei Tanaka
修平 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morimura SOFC Technology Co Ltd
Original Assignee
Morimura SOFC Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Morimura SOFC Technology Co Ltd filed Critical Morimura SOFC Technology Co Ltd
Priority to JP2018237294A priority Critical patent/JP2020098751A/ja
Publication of JP2020098751A publication Critical patent/JP2020098751A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)

Abstract

【課題】燃料電池セルスタックを収容する容器からの放熱量及び燃料電池セルスタックの温度分布を抑制することができ、発電効率の低下を抑制することができる燃料電池モジュールを提供する。【解決手段】本発明の燃料電池モジュール1は、複数の燃料電池セル8を備えた燃料電池セルスタック6と、改質器12と、燃焼部Bと、燃料電池セルスタックに接続されるバスバー28と、燃料電池セルスタックにおいて発電された電力をバスバーを介して取り出す電力取出し部30と、少なくとも燃料電池セルスタック及びバスバーを収容する外郭容器部材2と、を有し、外郭容器部材は、燃料電池セルスタックの外側を取り囲むように収容する第1収容部V1と、バスバーと電力取出し部との接続部の外側を取り囲むように収容する第2収容部V2と、を備えており、第1収容部は、その外縁が第2収容部の外縁よりも小さくなるように削減された容器削減部V3を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池モジュールに関し、特に、供給された燃料ガスと酸化剤ガスを反応させることにより発電する燃料電池モジュールに関する。
従来から、供給された燃料ガスと酸化剤ガスを反応させることにより発電する燃料電池モジュールとして、例えば、特許文献1に記載されているものが知られている。
このような特許文献1に記載されている従来の燃料電池モジュールにおいて、そのモジュールケース内には、複数の燃料電池セルを備えた燃料電池セルスタック、及び、バスバーを含む電力取出し部等が設けられている。この電力取出し部により、燃料電池モジュールにおいて発電された電力を外部に供給することができるようになっている。
特開2016−51510号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されている従来の燃料電池モジュールにおいては、モジュールケースを設計する際に、バスバーを含む電力取出し部がモジュールケース内を占有するスペースが比較的大きく、このような電力取出し部の占有スペースが基準となって設計されることもある。
したがって、燃料電池モジュールがモジュールケース内に収容された状態では、しばしば燃料電池セルの周囲に不要なスペースが生じることになり、燃料電池セルスタックの放熱量の増大及びセルスタックの温度分布が増大する要因にもなり、発電効率の低下を招くという問題がある。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題を解決するためになされたものであり、燃料電池セルスタックを収容する容器からの放熱量及びセルスタックの温度分布を抑制することができ、発電効率の低下を抑制することができる燃料電池モジュールを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、供給された燃料ガスと酸化剤ガスを反応させることにより発電する燃料電池モジュールであって、複数の燃料電池セルを備えた燃料電池セルスタックと、原燃料ガスを改質して、水素を含む燃料ガスを生成し、上記燃料電池セルスタックに供給する改質器と、上記燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余燃料ガスを燃焼させ、上記改質器を加熱する燃焼部と、上記燃料電池セルスタックに接続されるバスバーと、上記バスバーが接続され、上記燃料電池セルスタックにおいて発電された電力を上記バスバーを介して取り出す電力取出し部と、少なくとも上記燃料電池セルスタック及び上記バスバーを収容する外郭容器部材と、を有し、上記外郭容器部材は、上記燃料電池セルスタックの外側を取り囲むように収容する第1収容部と、上記バスバーと上記電力取出し部との接続部の外側を取り囲むように収容する第2収容部と、を備えており、上記第1収容部は、その外縁が上記第2収容部の外縁よりも小さくなるように削減された容器削減部を備えていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、燃料電池セルスタックの外側を取り囲むように収容する外郭容器部材の第1収容部が容器削減部を備えているため、この第1収容部の外縁について、バスバーと電力取出し部との接続部の外側を取り囲むように収容する外郭容器部材の第2収容部の外縁よりも小さくすることができる。
したがって、燃料電池セルスタックの熱に主に関与する外郭容器部材の第1収容部内の側面積について、第1収容部が容器削減部を備えていない場合に比べて小さくすることができる。
よって、容器削減部により側面積が削減された外郭容器部材の第1収容部からの放熱量及び燃料電池セルスタックの温度分布を抑制することができるため、燃料電池セルスタックの発電効率の低下を抑制することができる。
本発明において、好ましくは、上記燃料電池セルは、燃料ガスが通過する内側の燃料極部と、空気と接触する外側の空気極部と、上記燃料極部と上記空気極部との間に設けられた電解質層と、を備えており、上記第1収容部の外縁は、上記燃料電池セルを収容する部分が上記容器削減部によって上記外郭容器部材の全体で最小になるように形成されている。
このように構成された本発明においては、第1収容部の外縁について、燃料電池セルの空気極部を収容する部分が容器削減部によって外郭容器部材の全体で最小になるように形成されているため、容器削減部によって外縁が削減された外郭容器部材の第1収容部から放熱される熱量を効果的に抑制することができる。
本発明において、好ましくは、上記第2収容部の外縁は、上記バスバーと上記電力取出し部との接続部を収容する部分が上記第1収容部の外縁よりも外側に突出している。
このように構成された本発明においては、外郭容器部材の第2収容部の外縁について、バスバーと電力取出し部との接続部を収容する部分が第1収容部の外縁よりも外側に突出しているため、外郭容器部材の第1収容部の容器削減部により、第1収容部からの放熱量及び燃料電池セルスタックの温度分布を抑制しつつ、第2収容部において、バスバーと電力取出し部との接続部を収容するスペースを十分に確保することができる。
本発明において、好ましくは、さらに、上記燃料電池セルスタックに設けられて上記改質器から供給された燃料ガスを上記燃料電池セルスタックに供給するマニホールドを有し、このマニホールドは、上記第2収容部内に収容されている。
このように構成された本発明においては、マニホールドが第2収容部内に収容されているため、第1収容部の外縁を容器削減部によって第2収容部の外縁よりも小さく維持することができると共に、第1収容部から放熱される熱量を抑制しながら、マニホールド内の燃料ガスを燃料電池セルスタックに供給することができる。
本発明において、好ましくは、上記マニホールドは、上記燃料電池セルスタックの底部に設けられて上記改質器から供給された燃料ガスを上記燃料電池セルスタックの下方に供給するように構成されている。
このように構成された本発明においては、マニホールドが燃料電池セルスタックの底部に設けられているため、第1収容部の外縁を容器削減部によって第2収容部の外縁よりも小さく維持することができると共に、第1収容部から放熱される熱量を抑制しながら、マニホールド内の燃料ガスを燃料電池セルスタックの下方から供給することができる。
本発明において、好ましくは、さらに、上記容器削減部によって削減された上記第1収容部内の側面とこれと対向する上記燃料電池セルスタックの側面との間に挿入される断熱材を有する。
このように構成された本発明においては、外郭容器部材の容器削減部によって削減された第1収容部内の側面とこれと対向する燃料電池セルスタックの側面との間に断熱材を挿入することにより、断熱効果を高めることができる。これにより、容器削減部によって削減された外郭容器部材の第1収容部から放熱される熱量をより効果的に抑制することができる。
したがって、燃料電池モジュールの放熱による発電効率の低下をより効果的に抑制することができる。
本発明の燃料電池モジュールによれば、燃料電池セルスタックを収容する容器からの放熱量及び燃料電池セルスタックの温度分布を抑制することができ、発電効率の低下を抑制することができる。
本発明の一実施形態による燃料電池モジュールの斜視図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態による燃料電池モジュールの燃料電池セルスタックの燃料電池セルについて一部分の断面が見えるように破断した部分拡大断面図である。
つぎに、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による燃料電池モジュールについて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による燃料電池モジュールの斜視図である。また、図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。
まず、図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態による燃料電池モジュール1において、ハウジングHの内部には、断熱材I(図2参照)等を介してモジュールケース2(外郭容器部材)が内蔵されている。
ここで、図1においては、ハウジングH及び断熱材Iを省略して示しているが、図2に示すように、モジュールケース2は、断熱材Iにより覆われており、燃料電池モジュール1の内部の熱が、外気へ発散するのを抑制している。
つぎに、モジュールケース2内には、下方から上方に向かって、マニホールド4及び燃料電池セルスタック6がそれぞれ設けられている。
マニホールド4は、その上方の発電室Eに収容される燃料電池セルスタック6の複数の燃料電池セル8の各下端部を支持している。
また、マニホールド4の側部には、燃料ガス供給管10の一端が接続されており、この燃料ガス供給管10の他端(上端)は、モジュールケース2内の上方の改質器12に接続されている。
さらに、燃料電池セルスタック6は、燃料ガスと酸化剤ガス(以下、適宜「発電用空気」又は「空気」と呼ぶ。)とにより発電反応を行うものである。
各燃料電池セル8は、概ね円筒形状であり、鉛直方向に延びて互いに等間隔で配列されており、集電部材(図示せず)を介して互いに電気的に接続されている。
なお、本実施形態の燃料電池モジュール1においては、複数の概ね円筒形状の燃料電池セル8を備えた燃料電池セルスタック6の形態について説明するが、このような形態に限られず、扁平型セルを複数枚鉛直方向に延びて等間隔に配列された形態、もしくは複数の平板型の燃料電池セルを鉛直方向又は水平方向に積層して構成された、いわゆる、積層型の燃料電池セルスタックの形態であってもよい。
つぎに、モジュールケース2内において、発電室Eの上方、すなわち、各燃料電池セル8の上端付近及びその上方には、燃焼室B(燃焼部)が設けられている。
燃焼室Bには、点火装置14が設けられている。燃焼室B内において、点火装置14を点火することによって、発電反応に使用されなかった(発電に寄与しなかった)残余の燃料ガスと残余の空気とが各燃料電池セル8の上端付近で燃焼し、排気ガス(言い換えると「燃焼ガス」)が生成されるようになっている。
この燃焼室Bの上方には、燃料ガスを改質する改質器12が配置されている。この改質器12は、原燃料ガスを改質して、水素を含む燃料ガスを生成し、燃料電池セルスタックに供給するものである。
また、改質器12は、燃焼室Bの各燃料電池セル8の上端付近における残余ガスの燃焼熱によって加熱される、いわゆる、「セルバーナー方式」で加熱されることにより、改質反応が可能な温度となるようになっている。
なお、本実施形態では、セルバーナー方式を採用した例について説明するが、セルバーナー方式以外の方式(燃焼器等)によって改質器が加熱される形態であってもよい。
つぎに、ハウジングH内においてモジュールケース2の外部上方には、蒸発器16が断熱材Iを介して設けられている。この蒸発器16は、供給された水と排気ガスとの間で熱交換が行われることによって、水を蒸発させて水蒸気を生成し、この水蒸気と原燃料ガスとの混合ガス(以下では「燃料ガス」と呼ぶこともある。)がモジュールケース2内の改質器12に供給されるようになっている。
また、改質器12内で改質された燃料ガスは、燃料ガス供給管10を経てマニホールド4内に供給された後、マニホールド4から各燃料電池セル8に供給されるようになっている。
つぎに、図1及び図2に示すように、モジュールケース2は、その外側に設けられた空気通路カバー18を備えている。この空気通路カバー18の内面とこれに対向するモジュールケース2の外面とは互いに離間しており、両者の間には、空気供給路20が形成されている。これにより、各燃料電池セル8に供給されるべき発電用空気が、空気供給路20に沿って上方から下方に向かって流れるようになっている。
また、図2に示すように、空気供給路20内の上方側の流路には、複数のフィン(図示せず)が設けられている。これにより、空気供給路20内の発電用空気がこれらのフィン(図示せず)を通過すると、空気供給路20に隣接する排気通路22内の排気ガスとの熱交換が行われ、加熱されるようになっている。
すなわち、空気供給路20内におけるフィン(図示せず)が設けられた部分は、熱交換部として機能することができるようになっている。
さらに、モジュールケース2の上面には、空気供給管24が設けられている。発電用の空気は、モジュールケース2の外部から空気供給管24を経て空気供給路20に供給されるようになっている。
また、図2に示すように、モジュールケース2内の下方の内壁面2aには、複数の貫通孔である空気供給口26が水平方向に配列されている。空気供給路20のフィン18a(熱交換部)を通過して熱交換された発電用空気は、各空気供給口26から各燃料電池セル8の下方側面に供給されるようになっている。
つぎに、図1及び図2に示すように、燃料電池モジュール1は、モジュールケース2内において、導電性のバスバー28及び電力取出し部30を備えている。
バスバー28は、燃料電池セルスタック6のうちの一部の燃料電池セル8に接続される入力側接続部28aと、電力取出し部30の端子板30aに接続される出力側接続部28bとを備えている。
また、電力取出し部30は、端子板30aと、この端子板30aを包囲する碍子30bとを備えている。碍子30bは、セラミック等の絶縁材からなり、モジュールケース2の底部に固定されている。
これらにより、燃料電池セルスタック6において発電された電力は、バスバーを介して電力取出し部30から取り出されるようになっている。
つぎに、図1及び図2に示すように、モジュールケース2(外郭容器部材)は、その内部の上下方向に第1収容部V1及び第2収容部V2をそれぞれ備えている。
第1収容部V1は、主に、燃料電池セルスタック6及び改質器12の外側を取り囲むように収容している。
また、第2収容部V2は、マニホールド4の外側、及び、バスバー28と電力取出し部30との接続部28bの外側を取り囲むように収容している。
さらに、モジュールケース2(外郭容器部材)の第1収容部V1は、その外縁が第2収容部V2の外縁よりも小さくなるように削減された容器削減部V3を備えている。
すなわち、モジュールケース2(外郭容器部材)の第2収容部V2の外縁は、バスバー28と電力取出し部30との接続部28bを収容する部分(第2収容部V2の側縁部)が第1収容部V1の外縁(第1収容部V1の側縁部)よりも外側に突出するように形成されている。
つぎに、図3は、本発明の一実施形態による燃料電池モジュールの燃料電池セルスタックの燃料電池セルについて一部分の断面が見えるように破断した部分拡大断面図である。
図3に示すように、各燃料電池セル8は、上下方向に延びる管状構造体であり、内部に燃料ガス流路8aを形成する円筒形の内側電極層8bと、円筒形の外側電極層8cと、内側電極層8bと外側電極層8cとの間にある電解質層8dとを備えている。
ここで、内側電極層8bは、燃料ガスが通過する燃料極であり、マイナス(−)極となる。
一方、外側電極層8cは、空気と接触する空気極であり、プラス(+)極となる。
また、図1及び図2に示すように、モジュールケース2(外郭容器部材)の第1収容部V1の外縁は、各燃料電池セル8の外側電極層8c(空気極部)を収容する部分が容器削減部V3によってモジュールケース2の全体で最小になるように形成されている。
なお、本実施形態の変形例として、モジュールケース2(外郭容器部材)の第1収容部V1の外縁については、各燃料電池セル8を収容する部分のみを小さくしてもよい。
上述した本発明の一実施形態の燃料電池モジュール1によれば、燃料電池セルスタック6の外側を取り囲むように収容するモジュールケース2(外郭容器部材)の第1収容部V1が容器削減部V3を備えている。これにより、第1収容部V1の外縁について、バスバー28と電力取出し部30との接続部28bの外側を取り囲むように収容する第2収容部V2の外縁よりも小さくすることができる。
したがって、燃料電池セルスタック6の放熱に主に関与する第1収容部V1内の側面積について、第1収容部V1が容器削減部V3を備えていない場合に比べて小さくすることができる。
よって、容器削減部V3により側面積が削減されたモジュールケース2の第1収容部V1からの放熱量及び燃料電池セルスタック6の温度分布を抑制することができるため、燃料電池セルスタックの発電効率の低下を抑制することができる。
また、本実施形態の燃料電池モジュール1によれば、モジュールケース2(外郭容器部材)の第1収容部V1における容器削減部によって削減された外縁について、各燃料電池セル8を収容する部分が容器削減部V3によってモジュールケース2の全体で最小になるように形成されている。
これにより、容器削減部V3によって外縁が削減されたモジュールケース2の第1収容部V1から放熱される燃料電池セルスタック6の熱量を効果的に抑制することができる。
さらに、本実施形態の燃料電池モジュール1によれば、モジュールケース2(外郭容器部材)の第2収容部V2の外縁について、バスバー28と電力取出し部30との接続部28bを収容する部分が第1収容部V1の外縁よりも外側に突出している。
これにより、モジュールケース2の第1収容部V1の容器削減部V3により、第1収容部V1からの放熱量及び燃料電池セルスタック6の温度分布を抑制しつつ、第2収容部V2において、バスバー28と電力取出し部30との接続部28bを収容するスペースを十分に確保することができる。
また、本実施形態の燃料電池モジュール1によれば、マニホールド4がモジュールケース2の第2収容部V2内に収容されている。
これにより、第1収容部V1の外縁を容器削減部V3によって第2収容部V2の外縁よりも小さく維持することができると共に、第1収容部V1から放熱される燃料電池セルスタック6の熱量を抑制しながら、マニホールド4内の燃料ガスを燃料電池セルスタック6に供給することができる。
さらに、本実施形態の燃料電池モジュール1によれば、マニホールド4が燃料電池セルスタック6の底部に設けられているため、第1収容部V1の外縁を容器削減部V3によって第2収容部V2の外縁よりも小さく維持することができると共に、第1収容部V1から放熱される熱量を抑制しながら、マニホールド4内の燃料ガスを燃料電池セルスタック6の下方から供給することができる。
なお、上述した本発明の一実施形態による燃料電池モジュール1の変形例として、モジュールケース2(外郭容器部材)の容器削減部V3によって削減された第1収容部V1内の側面とこれと対向する燃料電池セルスタック6の側面との間において、断熱材(図示せず)が挿入されてもよい。
これにより、第1収容部V1内の側面と燃料電池セルスタック6の側面との間における断熱効果を高めることができる。
よって、容器削減部V3によって削減されたモジュールケース2の第1収容部V1から放熱される熱量をより効果的に抑制することができ、燃料電池モジュール1の放熱による発電効率の低下をより効果的に抑制することができる。
1 燃料電池モジュール
2 モジュールケース(外郭容器部材)
4 マニホールド
6 燃料電池セルスタック
8 燃料電池セル
8a 燃料ガス流路
8b 内側電極層(燃料極部)
8c 外側電極層(空気極部)
8d 電解質層
10 燃料ガス供給管
12 改質器
14 点火装置
16 蒸発器
18 空気通路カバー
20 空気供給路
22 排気通路
24 空気供給管
26 空気供給口
28 バスバー
28a 入力側接続部
28b 出力側接続部
30 電力取出し部
30a 端子板
30b 碍子
B 燃焼室(燃焼部)
E 発電室
H ハウジング
I 断熱材
V1 第1収容部
V2 第2収容部
V3 容器削減部

Claims (6)

  1. 供給された燃料ガスと酸化剤ガスを反応させることにより発電する燃料電池モジュールであって、
    複数の燃料電池セルを備えた燃料電池セルスタックと、
    原燃料ガスを改質して、水素を含む燃料ガスを生成し、上記燃料電池セルスタックに供給する改質器と、
    上記燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余燃料ガスを燃焼させ、上記改質器を加熱する燃焼部と、
    上記燃料電池セルスタックに接続されるバスバーと、
    上記バスバーが接続され、上記燃料電池セルスタックにおいて発電された電力を上記バスバーを介して取り出す電力取出し部と、
    少なくとも上記燃料電池セルスタック及び上記バスバーを収容する外郭容器部材と、を有し、
    上記外郭容器部材は、上記燃料電池セルスタックの外側を取り囲むように収容する第1収容部と、上記バスバーと上記電力取出し部との接続部の外側を取り囲むように収容する第2収容部と、を備えており、上記第1収容部は、その外縁が上記第2収容部の外縁よりも小さくなるように削減された容器削減部を備えていることを特徴とする燃料電池モジュール。
  2. 上記燃料電池セルは、燃料ガスが通過する内側の燃料極部と、空気と接触する外側の空気極部と、上記燃料極部と上記空気極部との間に設けられた電解質層と、を備えており、
    上記第1収容部の外縁は、上記燃料電池セルを収容する部分が上記容器削減部によって上記外郭容器部材の全体で最小になるように形成されている請求項1記載の燃料電池モジュール。
  3. 上記第2収容部の外縁は、上記バスバーと上記電力取出し部との接続部を収容する部分が上記第1収容部の外縁よりも外側に突出している請求項1又は2に記載の燃料電池モジュール。
  4. さらに、上記燃料電池セルスタックに設けられて上記改質器から供給された燃料ガスを上記燃料電池セルスタックに供給するマニホールドを有し、このマニホールドは、上記第2収容部内に収容されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の燃料電池モジュール。
  5. 上記マニホールドは、上記燃料電池セルスタックの底部に設けられて上記改質器から供給された燃料ガスを上記燃料電池セルスタックの下方に供給するように構成されている請求項4記載の燃料電池モジュール。
  6. さらに、上記容器削減部によって削減された上記第1収容部内の側面とこれと対向する上記燃料電池セルスタックの側面との間に挿入される断熱材を有する請求項1乃至5の何れか1項に記載の燃料電池モジュール。
JP2018237294A 2018-12-19 2018-12-19 燃料電池モジュール Pending JP2020098751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018237294A JP2020098751A (ja) 2018-12-19 2018-12-19 燃料電池モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018237294A JP2020098751A (ja) 2018-12-19 2018-12-19 燃料電池モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020098751A true JP2020098751A (ja) 2020-06-25

Family

ID=71106050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018237294A Pending JP2020098751A (ja) 2018-12-19 2018-12-19 燃料電池モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020098751A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110250513A1 (en) Fuel cell
JP6719070B2 (ja) 高温動作形燃料電池および燃料電池システム。
JPWO2009119616A1 (ja) 改質器、セルスタック装置および燃料電池モジュールならびに燃料電池装置
US10170776B2 (en) Fuel cell module
JP5294778B2 (ja) 燃料電池モジュールおよび燃料電池装置
JP5070885B2 (ja) 燃料電池
JP6550814B2 (ja) 空気予熱器及び発電装置
JP6093392B2 (ja) 燃料電池モジュール
JP5334732B2 (ja) セルスタック装置および燃料電池モジュールならびに燃料電池装置
JP2007026928A (ja) 燃料電池
JP4986403B2 (ja) 発電装置
JP2020098751A (ja) 燃料電池モジュール
JP6043885B1 (ja) 燃料電池システム
WO2020129372A1 (ja) 燃料電池モジュール
JP7065415B2 (ja) 燃料電池モジュールおよび燃料電池システム。
JP2009231211A (ja) 燃料電池モジュール、及びそれを備える燃料電池
JP2019091619A (ja) 燃料電池モジュール及びこれに使用される流体供給装置
JP6419479B2 (ja) 燃料電池モジュール
JP2020098750A (ja) 燃料電池モジュール
JP2021036488A (ja) 燃料電池モジュール
JP2014191995A (ja) 燃料電池モジュール
JP7386057B2 (ja) 燃料電池モジュール
JP2009076275A (ja) 燃料電池モジュール
JP2010238433A (ja) 燃料電池モジュール
JP2021082469A (ja) 燃料電池モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20200110