JP2020097294A - 通知制御装置、電子ミラー装置、通知制御方法、通知制御プログラム - Google Patents

通知制御装置、電子ミラー装置、通知制御方法、通知制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020097294A
JP2020097294A JP2018235813A JP2018235813A JP2020097294A JP 2020097294 A JP2020097294 A JP 2020097294A JP 2018235813 A JP2018235813 A JP 2018235813A JP 2018235813 A JP2018235813 A JP 2018235813A JP 2020097294 A JP2020097294 A JP 2020097294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
unit
driver
notification control
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018235813A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7200652B2 (ja
Inventor
泉 佐伯
Izumi Saeki
泉 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2018235813A priority Critical patent/JP7200652B2/ja
Publication of JP2020097294A publication Critical patent/JP2020097294A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7200652B2 publication Critical patent/JP7200652B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

【課題】電子ミラーを備えた車両における安全性を向上させること。【解決手段】通知制御装置は、車両の後方を撮影するカメラが撮影した映像データ表示する表示部を、車両の運転者が目視したことを検出する目視情報取得部と、目視情報取得部が、車両の運転者が表示部を目視したことを検出したとき、運転者が表示部を目視したことを示す情報を、車両の外部に視覚的に通知する通知部によって通知させる通知制御部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、通知制御装置、電子ミラー装置、通知制御方法、通知制御プログラムに関する。
光学式のルームミラーに代えて、車両の後方を撮影した映像を表示する電子ミラーに関する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、車載カメラからの映像を表示する表示部への運転者の視線に基づいて、表示部に表示される映像中の物体を強調表示する車両用表示装置が開示されている。
特開2018−162030号公報
例えば、従来の光学式のルームミラーを備える車両と並行して走行するオートバイの乗員などは、ルームミラーに映される運転者の視線や顔の向きに基づいて、運転者が自身の存在を確認しているかなどの状況を判断している。この場合、オートバイの乗員は、運転者が自身の存在を確認していないと判断した場合には、車両から離れたり、車両から確認しやすい位置に移動したりすることで、安全性を高めていた。しかしながら、ルームミラーが電子化されることで、オートバイの乗員などはルームミラー越しに運転者の状況を確認することができなくなる。
本発明は、電子ミラーを備えた車両における安全性を向上させることのできる通知制御装置、電子ミラー装置、通知制御方法、通知制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の通知制御装置は、車両の後方を撮影するカメラが撮影した映像データを表示する表示部を、前記車両の運転者が目視したことを検出する目視情報取得部と、前記目視情報取得部が、前記車両の運転者が前記表示部を目視したことを検出したとき、前記運転者が前記表示部を目視したことを示す情報を前記車両の外部に視覚的に通知する通知部によって通知させる通知制御部と、を備える。
本発明の電子ミラー装置は、本発明の通知制御装置と、前記カメラと、前記車両の運転者の視線を検出し、検出された視線情報を前記目視情報取得部に出力する視線検出部と、前記通知部と、を備える。
本発明の通知制御方法は、車両の後方を撮影するカメラが撮影した映像データを表示する表示部を、前記車両の運転者が目視したことを検出する目視情報取得ステップと、前記目視情報取得ステップで前記車両の運転者が前記表示部を目視したことを検出したとき、前記運転者が前記表示部を目視したことを示す情報を、前記車両の外部に視覚的に通知する通知部によって通知させる通知制御ステップと、を含む。
本発明の通知制御プログラムは、車両の後方を撮影するカメラが撮影した映像データを表示する表示部を、前記車両の運転者が目視したことを検出する目視情報取得ステップと、前記目視情報取得ステップで前記車両の運転者が前記表示部を目視したことを検出したとき、前記運転者が前記表示部を目視したことを示す情報を、前記車両の外部に視覚的に通知する通知部によって通知させる通知制御ステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、電子ミラーを備えた車両における安全性を向上させることができる。
図1は、第一実施形態に係る電子ミラー装置の構成の一例を示す模式図である。 図2は、第一実施形態に係る電子ミラー装置の構成の一例を示す模式図である。 図3は、第一実施形態に係る電子ミラー装置の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、運転者が表示部を目視したことを示す情報を通知する方法の一例を説明するための模式図である。 図5は、運転者が表示部を目視したことを示す情報を通知する方法の一例を説明するための模式図である。 図6は、運転者が表示部を目視したことを示す情報を通知する方法の一例を説明するための模式図である。 図7は、第一実施形態に係る通知制御装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8は、第二実施形態に係る電子ミラー装置の構成の一例を示すブロック図である。 図9は、第二実施形態に係る通知制御装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含む。
[第一実施形態]
図1と、図2と、図3を用いて、第一実施形態に係る電子ミラー装置の構成を説明する。図1は、第一実施形態に係る電子ミラー装置の構成の一例を示す模式図である。図2は、第一実施形態に係る電子ミラー装置の構成の一例を示す模式図である。図3は、第一実施形態に係る電子ミラー装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1から図3に示すように、電子ミラー装置1は、カメラ10と、表示部20と、視線検出部30と、通知部40と、記憶部50と、通知制御装置(制御部)100とを備える。
カメラ10は、車両Mの後方を撮影するカメラであり、車両Mの後方と、左側後方と、右側後方とを撮影する。カメラ10は、例えば、後方カメラ11と、左サイドカメラ12と、右サイドカメラ13とから構成されている。
後方カメラ11は、車両Mの後方に設けられている。具体的には、後方カメラ11は、車両Mの後方を向くように設けられており、車両Mの後方を撮影する。後方カメラ11が向く方向及び角度は、任意に設定可能である。後方カメラ11は、撮影した後方の撮影データを通知制御装置100の映像データ取得部110に出力する。
左サイドカメラ12は、車両Mの左側方に設けられている。具体的には、左サイドカメラ12は、車両Mの左側後方を向くように設けられており、車両Mの左側の後方を撮影する。左サイドカメラ12が向く方向及び角度は、任意に設定可能である。左サイドカメラ12は、撮影した左側の後方の撮影データを通知制御装置100の映像データ取得部110に出力する。
右サイドカメラ13は、車両Mの右側方に設けられている。具体的には、右サイドカメラ13は、車両Mの右側後方を向くように設けられており、車両Mの右側の後方を撮影する。右サイドカメラ13が向く方向及び角度は、任意に設定可能である。右サイドカメラ13は、撮影した右側の後方の撮影データを通知制御装置100の映像データ取得部110に出力する。
表示部20は、車両Mの後方の映像データと、左側後方の映像データと、右側後方の映像データとを表示する。表示部20は、例えば、後方モニタ21と、左サイドモニタ22と、右サイドモニタ23とから構成されている。表示部20を構成する後方モニタ21と、左サイドモニタ22と、右サイドモニタ23は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイなどのディスプレイで実現することができる。
後方モニタ21は、車両Mの後方の映像データを表示する。具体的には、後方モニタ21は、例えば、表示制御部120の制御に従って、後方カメラ11が撮影した映像データを表示する。後方モニタ21は、車両Mの運転者が視認可能な位置に設けられている。例えば、後方モニタ21は、車両Mの運転者が容易に視認できるように、ウィンドシールドSの中央上部に設けられている。
左サイドモニタ22は、車両Mの左側の後方の映像データを表示する。具体的には、左サイドモニタ22は、例えば、表示制御部120の制御に従って、左サイドカメラ12が撮影した映像データを表示する左サイドモニタ22は、車両Mの運転者が視認可能な位置に設けられている。例えば、左サイドモニタ22は、車両Mの運転者が容易に視認できるように、ダッシュボードDの左側に設けられている。
右サイドモニタ23は、車両Mの右側の後方の映像データを表示する。具体的には、右サイドモニタ23は、例えば、表示制御部120の制御に従って、右サイドカメラ13が撮影した映像データを表示する。右サイドモニタ23は、車両Mの運転者が視認可能な位置に設けられている。例えば、右サイドモニタ23は、車両Mの運転者が容易に視認できるように、ダッシュボードDの右側に設けられている。
視線検出部30は、車両Mの運転者の視線の向きを検出する。具体的には、視線検出部30は、例えば、後方モニタ21、左サイドモニタ22、および右サイドモニタ23に対する運転者の視線を検出する。視線検出部30は、後方モニタ21、左サイドモニタ22、および右サイドモニタ23に対する方向を含む運転者の視線の向きに加えて、視線が向いている時間の情報を視線情報として目視情報取得部130に出力する。図2においては、単数の視線検出部30がダッシュボードDに設けられているが、視線検出部30は、後方モニタ21、左サイドモニタ22、および右サイドモニタ23の各々の近傍に複数設けられていてもよい。
視線検出部30は、所謂視線センサであり、既存の任意の視線検出手法が適用可能である。例えば、視線検出部30は、赤外光発光装置と赤外光カメラとを備え、運転者の顔に赤外光を照射して、赤外光カメラで撮影した映像データを目視情報取得部130に出力する。また、視線検出部30の他の例としては、運転者の顔を撮影する可視光カメラを備え、撮影した映像データを目視情報取得部130に出力する。
通知部40は、種々の情報を車両Mの外部に通知する。通知部40は、例えば、運転者が表示部20を目視したことを示す情報を車両Mの外部に視覚的に通知する。通知部40は、例えば、文字などを表示する表示部、光を発光する発光部、光を投射する投射部の少なくとも1つを含む。通知部40は、通知制御部140の制御に従って、文字などを表示したり、光を発光したり、光を投射したりする。
通知部40は、カメラ10の近傍に設けられている。運転者が左サイドモニタ22を目視したことを示す情報を通知する通知部40は、左サイドカメラ12の近傍に設けられる。運転者が右サイドモニタ23を目視したことを示す情報を通知する通知部40は、右サイドカメラ13の近傍に設けられる。また、運転者が後方モニタ21を目視したことを示す情報を通知する通知部40は、後方カメラ11の近傍に設けられる。
記憶部50は、例えば、通知制御装置100の各部を実現させるためのプログラムを記憶している。この場合、通知制御装置100は、記憶部50に記憶されているプログラムを展開して実行することで、各部の機能を実現する。記憶部50は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、ソリッドステートドライブ、光ディスクなどの記憶装置で実現することができる。
通知制御装置100は、映像データ取得部110と、表示制御部120と、目視情報取得部130と、通知制御部140とを備える。通知制御装置100は、記憶部50に記憶されているプログラムを展開して実行することで、各部の機能を実現する。通知制御装置100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む電子的な回路で実現することができる。
映像データ取得部110は、種々の映像データを取得する。映像データ取得部110は、例えば、後方カメラ11と、左サイドカメラ12と、右サイドカメラ13とが撮影した映像データを取得する。映像データ取得部110は、取得した映像データを表示制御部120に出力する。
映像データ取得部110は、視線検出部30に、赤外光カメラまたは可視光カメラが備えられている場合は、視線検出部30からの映像データを取得し、目視情報取得部130に出力することとしてもよい。
表示制御部120は、各種の映像データを表示部20に表示する。表示制御部120は、例えば、後方カメラ11が撮影した車両Mの後方の映像を後方モニタ21に表示する。表示制御部120は、例えば、左サイドカメラ12が撮影した車両Mの左側後方の映像を左サイドモニタ22に表示する。表示制御部120は、例えば、右サイドカメラ13が撮影した車両Mの右側後方の映像を右サイドモニタ23に表示する。
目視情報取得部130は、視線検出部30から運転者の視線情報を取得する。目視情報取得部130は、視線情報から、運転者が左サイドモニタ22、右サイドモニタ23及び後方モニタ21を目視したことを検出する。具体的には、目視情報取得部130は、例えば、視線検出部30から運転者を撮影した映像データを取得し、取得した映像データから目の部分を認識する。目視情報取得部130は、取得した映像データが可視光カメラによる映像データである場合は、例えば、認識した目の部分における目頭と虹彩との位置関係から、左サイドモニタ22、右サイドモニタ23及び後方モニタ21に視線が向いているか否か、さらには左サイドモニタ22、右サイドモニタ23及び後方モニタ21に視線が向いている時間を検出する。目視情報取得部130は、取得した映像データが赤外光カメラによる映像データである場合は、例えば、瞳孔と角膜反射との位置関係から、左サイドモニタ22、右サイドモニタ23及び後方モニタ21に視線が向いているか否か、さらには左サイドモニタ22、右サイドモニタ23及び後方モニタ21に視線が向いている時間を検出する。
目視情報取得部130は、例えば、運転者が左サイドモニタ22、右サイドモニタ23及び後方モニタ21を所定時間以上目視したことを検出する。所定時間は、例えば、運転者が左サイドモニタ22、右サイドモニタ23及び後方モニタ21のいずれかを目視して、目視した左サイドモニタ22、右サイドモニタ23又は後方モニタ21に映っている映像を認識できる時間である。具体的には、所定時間は、例えば、0.5秒であるがこれに限定されない。所定時間は、運転者ごとに異なっていてもよい。この場合、運転者ごとの所定時間は、記憶部50に記憶すればよい。また、所定時間は、道路状況、天候、時間帯に応じて変化させてもよい。目視情報取得部130は、運転者が左サイドモニタ22、右サイドモニタ23及び後方モニタ21を目視したことを検出した結果を通知制御部140に出力する。
通知制御部140は、車両Mを運転する運転者が表示部20を目視したことを示す情報を、通知部40によって、車両Mの外部に通知する。具体的には、通知制御部140は、車両Mを運転する運転者が左サイドモニタ22、右サイドモニタ23又は後方モニタ21を所定時間以上目視した場合に、運転者が左サイドモニタ22、右サイドモニタ23又は後方モニタ21を目視したことを車両Mの外部に通知する。
図4と、図5と、図6とを用いて、運転者が表示部20を目視したことを示す情報を車両Mの外部に通知する方法について説明する。図4は、運転者が表示部20を目視したことを示す情報を車両Mの外部に通知する方法の一例を説明するための模式図である。図5は、運転者が表示部20を目視したことを示す情報を車両Mの外部に通知する図4とは異なる方法の一例を説明するための模式図である。図6は、運転者が表示部20を目視したことを示す情報を車両Mの外部に通知する図4及び図5とは異なる方法の一例を説明するための模式図である。
図4から図6は、本実施形態に係る右サイドカメラ13を示している。図4から図6では、運転者が右サイドモニタ23を目視したことを示す情報を車両Mの外部に通知する方法について説明する。なお、左サイドモニタ22及び後方モニタ21を目視したことを示す情報を車両Mの外部に通知する方法については、右サイドモニタ23を目視した場合と同じなので、説明は省略する。
図4に示すように、右サイドカメラ13は、例えば、撮影レンズ131と、発光部132とを備える。
撮影レンズ131は、例えば、入光した光を図示しない撮像素子に結像させる。これにより、右サイドモニタ23には、映像が表示される。
発光部132は、通知部40の一例であり、例えば、撮影レンズ131の周囲に設けられた発光素子である。発光部132に特に制限はないが、例えば、LED(Light Emitting Diode)で実現することができる。
通知制御部140は、運転者が右サイドモニタ23を目視したことを示す情報を、発光部132を点灯させることで車両Mの外部に通知する。通知制御部140は、例えば、運転者が右サイドモニタ23を所定時間以上目視した場合に、発光部132を点灯させる。通知制御部140は、例えば、運転者が右サイドモニタ23を所定時間以上目視した瞬間に発光部132を点灯させ、1秒から2秒程度経過後に発光部132を消灯させる。これは、発光部132を点灯させる時間が1秒よりも短いと、例えば、車両Mの周囲を走行している、オートバイの乗員が気付かない可能性があるためである。また、発光部132を点灯させている時間が2秒を超えると、車両Mと、オートバイとの相対的な位置関係を含めた周囲の状況が変わってくる可能性があるためである。
通知制御部140は、例えば、運転者が右サイドモニタ23を所定時間以上目視してからの経過時間に応じて、発光部132の点灯色を変更してもよい。この場合、通知制御部140は、例えば、運転者が右サイドモニタ23を所定時間以上目視した瞬間には青く点灯させ、経過時間に応じて黄や赤に変化させてもよい。
通知制御部140は、例えば、運転者が右サイドモニタ23を所定時間以上目視してからの経過時間に応じて、発光部132の輝度を変更してもよい。この場合、通知制御部140は、例えば、運転者が右サイドモニタ23を所定時間以上目視した瞬間には最も明るく点灯させ、経過時間に応じて徐々に暗くしてもよい。
また、通知制御部140は、例えば、運転者が右サイドモニタ23を所定時間以上目視した場合でなく、所定時間の間、右サイドモニタ23の目視を怠っていた場合に、発光部132を点灯させてもよい。例えば、右サイドカメラ13がオートバイの存在を認識しているが、運転者が右サイドモニタ23の目視を怠っている場合には、発光部132を黄色や赤色で点灯させ、オートバイの乗員に運転者がオートバイの存在に気付いていないことを通知してもよい。この場合、運転者による右サイドモニタ23の目視を検出した時点で、発光部132の発光色を青色に変化させて、運転者が気付いたことを通知してもよい。
次に、図5を用いて、図4とは異なる方法で、運転者が右サイドモニタ23を目視したことを示す情報を車両Mの外部に通知する方法について説明する。
図5に示すように、右サイドカメラ13は、図4に示した発光部132に代えて、目視情報表示部133を備えていてもよい。
目視情報表示部133は、通知部40の一例であり、右サイドカメラ13に設けられたディスプレイである。目視情報表示部133に特に制限はないが、例えば、液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイなどのディスプレイで実現することができる。
通知制御部140は、運転者が右サイドモニタ23を目視したことを示す情報を、目視情報表示部133に表示させることで車両Mの外部に通知する。通知制御部140は、例えば、運転者が右サイドモニタ23を所定時間以上目視した場合に、運転者が右サイドモニタ23を目視したことを示す情報を、目視情報表示部133に表示させる。通知制御部140は、例えば、運転者が右サイドモニタ23を所定時間以上目視した瞬間に目視情報表示部133に「運転者視認中」などの文字を表示する。通知制御部140は、例えば、運転者が右サイドモニタ23を所定時間以上目視した瞬間に目視情報表示部133に文字を表示させ、1秒から2秒程度経過後に文字を消去する。通知制御部140が目視情報表示部133に表示する文字は、運転者が右サイドモニタ23を視認していることが分かれば特に制限はない。
車両Mが運転者の顔の映像を撮影する図示しない運転者撮像部を備えている場合、通知制御部140は、例えば、運転者が右サイドモニタ23を目視している映像を、目視情報表示部133に表示してもよい。この場合、通知制御部140は、例えば、運転者が右サイドモニタ23を所定時間以上目視した場合に、運転者の映像を、目視情報表示部133に表示させればよい。具体的には、通知制御部140は、運転者が右サイドモニタ23を所定時間以上目視した瞬間に目視情報表示部133に運転者の顔の映像を表示し、1秒から2秒程度経過後に映像を消去する。
次に、図6を用いて、図4及び図5とは異なる方法で、運転者の右サイドモニタ23の目視に関する情報を車両Mの外部に通知する方法について説明する。
図6に示すように、右サイドカメラ13は、図4に示した発光部132、図5に示した目視情報表示部133に代えて、投射部134を備えていてもよい。
投射部134は、通知部40の一例であり、右サイドカメラ13に設けられており、路面に対して光を投射する。投射部134に特に制限はないが、例えば、指向性の高いレーザ光源で実現することができる。
通知制御部140は、運転者が右サイドモニタ23を目視したことを示す情報を、投射部134から路面に光を投射することで車両Mの外部に通知する。通知制御部140は、例えば、運転者が右サイドモニタ23を所定時間以上目視した場合に、運転者が右サイドモニタ23を目視したことを示す情報を、投射部134に路面に投射させる。通知制御部140は、例えば、運転者が右サイドモニタ23を所定時間以上目視した瞬間に投射部134に光を投射させ、1秒から2秒程度経過後に投射をやめさせる。
通知制御部140は、例えば、投射部134から路面に右サイドモニタ23が目視されたことを示す図形または文字を投射する。通知制御部140は、例えば、路面に対して「運転者視認中」などの文字の光を投射部134から投射する。通知制御部140が投射部134に路面に投射させる図形や文字に特に制限はなく、運転者が右サイドモニタ23を目視していることがわかればよい。
図4から図6では、右サイドカメラ13には、発光部132と、目視情報表示部133と、投射部134とが別々に設けられている場合を説明したが、これは例示であり、本発明を限定するものではない。右サイドカメラ13には、発光部132と、目視情報表示部133と、投射部134とを組み合わせて設けてもよい。
図7を用いて、通知制御装置100の処理について説明する。図7は、通知制御装置100の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7の処理は、車両Mが動作している期間、つまり左サイドモニタ22又は右サイドモニタ23に映像データが表示されている期間は、繰り返し実行される。
まず、通知制御装置100は、左サイドモニタ22又は右サイドモニタ23に対する目視を検出した情報を目視情報取得部130から取得する(ステップS101)。そして、通知制御装置100は、ステップS102に進む。
通知制御装置100は、ステップS102において、取得した目視を検出した情報に基づいて、運転者が左サイドモニタ22又は右サイドモニタ23を所定時間以上目視したか否かを判定する。
運転者が所定時間以上左サイドモニタ22又は右サイドモニタ23を目視していない場合(ステップS102のNo)、通知制御装置100は、図7の処理を終了する。一方、運転者が所定時間以上左サイドモニタ22又は右サイドモニタ23を目視した場合(ステップS102のYes)、通知制御装置100は、ステップS103に進む。
次に、通知制御装置100は、運転者が左サイドモニタ22又は右サイドモニタ23を目視したことを外部に通知する(ステップS103)。そして、通知制御装置100は、ステップS104に進む。
次に、通知制御装置100は、外部への通知を終了する(ステップS104)。そして、通知制御装置100は、図7の処理を終了する。
上述のとおり、第一実施形態では、運転者が左サイドモニタ又は右サイドモニタで周囲の状況を確認した際に、運転者が周囲の状況を確認したことを車両の外部に通知することができる。これにより、車両の近くを走行するオートバイの乗員などの安全性をより高めることができる。
[第二実施形態]
図8を用いて、第二実施形態に係る電子ミラー装置の構成を説明する。図8は、第二実施形態に係る電子ミラー装置の構成の一例を示すブロック図である。
図8に示すように、電子ミラー装置1Aは、カメラ10と、表示部20と、視線検出部30と、通知部40と、記憶部50と、通知制御装置(制御部)100Aとを備える。通知制御装置100Aは、映像データ取得部110と、表示制御部120と、目視情報取得部130と、通知制御部140と、認識処理部150とを備える。すなわち、電子ミラー装置1Aは、通知制御装置100が認識処理部150を備えている点で、電子ミラー装置1と異なっている。
認識処理部150は、映像データ取得部110が取得した映像データに含まれる種々の対象物を認識する。認識処理部150は、例えば、映像データ取得部110が取得した映像データに含まれる通知対象物を認識する。通知対象物とは、例えば、車両Mの近傍を走行するオートバイや自転車である。
認識処理部150は、例えば、図示しない記憶部に格納された通知対象物認識辞書などの辞書データに基づいて、通知対象物を認識する。なお、認識処理部150は、周知の方法を用いて通知対象物を認識してもよい。
第二実施形態では、通知制御部140は、例えば、認識処理部150が通知対象物を認識している場合に、車両Mを運転する運転者の視線に関する情報を、通知部40によって、車両Mの外部に通知する。通知制御部140が車両Mの外部に通知する方法については、第一実施形態と同じなので説明は省略する。
図9を用いて、通知制御装置100Aの処理について説明する。図9は、通知制御装置100Aの処理の流れの一例を示すフローチャートである。図9の処理は、車両Mが動作している期間、つまり左サイドモニタ22又は右サイドモニタ23に映像データが表示されている期間は、繰り返し実行される。
ステップ201と、ステップ202とは、図7に図示のステップS101と、ステップS102と同一であるため説明は省略する。
ステップS202のYesの後、通知制御装置100Aは、ステップS203において、映像データから通知対象物を認識したか否かを判定する。
映像データから通知対象物を認識しなかった場合(ステップS203のNo)、通知制御装置100Aは、図9の処理を終了する。一方、映像データから通知対象物を認識した場合(ステップS203のYes)、通知制御装置100Aは、ステップS204に進む。
ステップS204と、ステップS205とは、図7に図示のステップS103と、ステップS104と同じなので、説明は省略する。
上述のとおり、第二実施形態では、通知対象物が認識された場合にのみ、運転者が左サイドモニタ又は右サイドモニタで周囲の状況を確認した際に、運転者が周囲の状況を確認したことを車両の外部に通知する。これにより、車両の近くを走行するオートバイの乗員などに適切に運転者の視線に関する情報を伝えることができるので、安全性をより高めることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により実施形態が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
1,1A 電子ミラー装置
10 カメラ
11 後方カメラ
12 左サイドカメラ
13 右サイドカメラ
20 表示部
21 後方モニタ
22 左サイドモニタ
23 右サイドモニタ
30 視線検出部
40 通知部
50 記憶部
100,100A 通知制御装置(制御部)
110 映像データ取得部
120 表示制御部
130 目視情報取得部
131 撮影レンズ
132 発光部
133 目視情報表示部
134 投射部
140 通知制御部
150 認識処理部

Claims (10)

  1. 車両の後方を撮影するカメラが撮影した映像データを表示する表示部を、前記車両の運転者が目視したことを検出する目視情報取得部と、
    前記目視情報取得部が、前記車両の運転者が前記表示部を目視したことを検出したとき、前記運転者が前記表示部を目視したことを示す情報を前記車両の外部に視覚的に通知する通知部によって通知させる通知制御部と、
    を備える、通知制御装置。
  2. 前記通知制御部は、前記カメラのレンズ周辺に設けられた発光部を発光させることで前記運転者が前記表示部を目視したことを示す情報を前記車両の外部に視覚的に通知させる、
    請求項1に記載の通知制御装置。
  3. 前記通知制御部は、前記カメラの周辺に設けられた表示部に文字を表示させることで前記運転者が前記表示部を目視したことを示す情報を前記車両の外部に視覚的に通知させる、
    請求項1または2に記載の通知制御装置。
  4. 前記通知制御部は、前記カメラの近傍から路面に光を投射する投射部から路面に光を投射させることで前記運転者が前記表示部を目視したことを示す情報を前記車両の外部に視覚的に通知させる、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の通知制御装置。
  5. 前記通知制御部は、前記投射部から路面に前記運転者が前記表示部を目視されたことを示す図形または文字を投射させる、
    請求項4に記載の通知制御装置。
  6. 前記目視情報取得部は、前記車両の運転者が前記表示部を所定時間以上目視したことを検出し、
    前記通知制御部は、前記目視情報取得部が前記車両の運転者が前記表示部を所定時間以上目視したことを検出したとき、前記運転者が前記表示部を目視したことを示す情報を前記車両の外部に視覚的に通知させる、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の通知制御装置。
  7. 前記カメラが撮影した映像データから通知対象物を認識する認識処理部をさらに備え、
    前記通知制御部は、前記認識処理部が通知対象物を認識している場合に、前記運転者が前記表示部を目視したことを示す情報を前記車両の外部に視覚的に通知させる、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の通知制御装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の通知制御装置と、
    前記カメラと、
    前記車両の運転者の視線を検出し、検出された視線情報を前記目視情報取得部に出力する視線検出部と、
    前記通知部と、
    を備える、電子ミラー装置。
  9. 車両の後方を撮影するカメラが撮影した映像データを表示する表示部を、前記車両の運転者が目視したことを検出する目視情報取得ステップと、
    前記目視情報取得ステップで前記車両の運転者が前記表示部を目視したことを検出したとき、前記運転者が前記表示部を目視したことを示す情報を前記車両の外部に視覚的に通知する通知部によって通知させる通知制御ステップと、
    を含む、通知制御方法。
  10. 車両の後方を撮影するカメラが撮影した映像データを表示する表示部を、前記車両の運転者が目視したことを検出する目視情報取得ステップと、
    前記目視情報取得ステップで前記車両の運転者が前記表示部を目視したことを検出したとき、前記運転者が前記表示部を目視したことを示す情報を前記車両の外部に視覚的に通知する通知部によって通知させる通知制御ステップと、
    をコンピュータに実行させるための、通知制御プログラム。
JP2018235813A 2018-12-17 2018-12-17 通知制御装置、電子ミラー装置、通知制御方法、通知制御プログラム Active JP7200652B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018235813A JP7200652B2 (ja) 2018-12-17 2018-12-17 通知制御装置、電子ミラー装置、通知制御方法、通知制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018235813A JP7200652B2 (ja) 2018-12-17 2018-12-17 通知制御装置、電子ミラー装置、通知制御方法、通知制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020097294A true JP2020097294A (ja) 2020-06-25
JP7200652B2 JP7200652B2 (ja) 2023-01-10

Family

ID=71106376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018235813A Active JP7200652B2 (ja) 2018-12-17 2018-12-17 通知制御装置、電子ミラー装置、通知制御方法、通知制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7200652B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343207A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Yamaha Corp ブレーキイング状態通知装置、およびブレーキイング状態通知方法
JP2010113601A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Toyota Motor Corp 車両用警告装置
JP2016012277A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 株式会社リコー 車両用通信装置、通信システム
JP2018162030A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両用表示装置
JP2018188104A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 アイシン精機株式会社 警告制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343207A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Yamaha Corp ブレーキイング状態通知装置、およびブレーキイング状態通知方法
JP2010113601A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Toyota Motor Corp 車両用警告装置
JP2016012277A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 株式会社リコー 車両用通信装置、通信システム
JP2018162030A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両用表示装置
JP2018188104A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 アイシン精機株式会社 警告制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7200652B2 (ja) 2023-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10315573B2 (en) Method for displaying information to vehicle driver
CN110682856B (zh) 车辆
US10908417B2 (en) Vehicle vision system with virtual retinal display
JP6175589B2 (ja) 投写型表示装置及び投写表示方法
US9818206B2 (en) Display device
CN100413324C (zh) 车载夜视摄象机系统,显示装置和显示方法
US10404956B2 (en) Head-up display emitting light of different colors from a plurality of light sources, and light source control method thereof
US10276128B2 (en) Display control method, display control device and display system
JP2005182306A (ja) 車両用表示装置
US11176749B2 (en) In-vehicle display device three-dimensional image generation
US20160125631A1 (en) Apparatus for dynamically controlling hud (head-up display) information display position
WO2016039256A1 (ja) 表示機能付きミラー装置および表示切替方法
JP5948170B2 (ja) 情報表示装置、情報表示方法およびプログラム
KR101723401B1 (ko) 야간 카메라 영상 저장 장치 및 그 영상 저장 방법
JP2017138350A (ja) 画像表示装置
JP4655751B2 (ja) 照射装置及び暗視装置
CN116076077A (zh) 车辆用显示系统以及图像照射装置
JP7182368B2 (ja) 車載表示装置、車載表示装置を制御する方法及びコンピュータプログラム
JP7200652B2 (ja) 通知制御装置、電子ミラー装置、通知制御方法、通知制御プログラム
JP6642103B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2008193504A (ja) 暗視装置
TWI834140B (zh) 車用光學系統的操作方法
JP6607128B2 (ja) 虚像表示装置、虚像表示方法および制御プログラム
WO2019167332A1 (ja) 車両用表示制御装置、車両用表示システム、車両用表示制御方法およびプログラム
JP2019007990A (ja) 輝度制御装置、ヘッドアップディスプレイ装置、輝度制御方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7200652

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150