JP2020097101A - ロボット装置、ロボットシステム、ロボット装置の制御方法、ロボット装置を用いた物品の製造方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態におけるロボット装置100を、XYZ座標系の任意の方向から見た平面図である。図1(a)はXZ平面図、図1(b)はYZ平面図を示す。図1(c)は、ロボット装置100を架台600に設置したロボットシステム1000を表す図である。なお以下の図面において、図中の矢印X、Y、Zはロボットシステム1000全体の座標系を示す。一般に、ロボットシステムでは、XYZ3次元座標系は、設置環境全体のグローバル座標系の他に、制御の都合などによって、ロボットハンド、フィンガなどに関して適宜ローカル座標系を用いる場合がある。本実施形態ではロボットシステム1000全体の座標系をXYZ、ローカル座標系をxyzで表す。
上記第1の実施形態では、補正モード1、補正モード2により、補正軌道データPcを生成する際、設定された架台600のモデルデータをそのまま用いていた。しかしながら、架台600のモデル化には限界があるため、実際の架台600とモデルデータとに誤差が生じてしまう。
上記第1の実施形態、第2の実施形態では、架台600に振動を発生させる装置が、ロボット装置100である場合について説明した。しかしながら、生産現場においてはロボット装置以外にも架台に振動を発生させる装置を備える場合がある。例えば、ワークを自動で搬送するベルトコンベアや、ワークの切り出しを行うパーツフィーダー等である。
上述した種々の実施形態では、ロボット装置100が複数の関節を有する多関節ロボットアームを用いた場合を説明したが、関節の数はこれに限定されるものではない。ロボット装置の形式として、垂直多軸構成を示したが、水平多軸構成や、パラレルリンク型など異なる形式の関節においても上記と同等の構成を実施することができる。
200 ロボットアーム本体
209 基台
2100、2101、2102、2103、2104、2105、2106 リンク
211、212、213、214、215、216 モータ
221、222、223、224、225、226 センサ部
300 ロボットハンド本体
400 制御装置
450 軌道データ生成部
460 補正軌道データ生成部
461 補正軌道データ演算部
470 関節角度指令演算部
480 架台モデルデータ記憶部
502 補正モード選択部
500 外部入力装置
600 架台
601 支柱
602 作業台
603 天板
700 撮像装置
800 台車
1000 ロボットシステム
Claims (19)
- 所定の装置に設けられるロボット装置であって、
前記ロボット装置を制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、
前記所定の装置のモデルデータと、
前記ロボット装置が動作する軌道データとから、前記所定の装置に生じる振動を算出し、前記振動に基づいて、前記ロボット装置を制御することを特徴とするロボット装置。 - 請求項1に記載のロボット装置において、
前記制御装置は、
前記所定の装置に生じる振動を低減するように、前記軌道データを補正することを特徴とするロボット装置。 - 請求項1または2に記載のロボット装置において、
前記制御装置は、
前記ロボット装置の所定の一部と前記所定の装置の一部との相対位置を維持するように、前記軌道データを補正することを特徴とするロボット装置。 - 請求項3に記載のロボット装置において、
前記ロボット装置は、対象物を操作するエンドエフェクタを備えており、
前記所定の装置は、前記対象物を載置する載置台を備えており、
前記ロボット装置の所定の一部はエンドエフェクタであり、前記所定の装置の一部は載置台であることを特徴とするロボット装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のロボット装置において、
前記制御装置は、
前記軌道データと、前記モデルデータとから、前記所定の装置に生じる力を算出し、
前記所定の装置に生じる力に基づいて、前記所定の装置に生じる振動を低減するように、前記軌道データを補正することを特徴とするロボット装置。 - 請求項1に記載のロボット装置において、
前記制御装置は、
前記軌道データと、前記モデルデータとから、前記所定の装置に生じる力を算出し、前記所定の装置に生じる力に基づいて、前記所定の装置に生じる振動を低減するように、前記軌道データを補正する第1の補正モードと、
前記ロボット装置の所定の一部と前記所定の装置との相対位置を維持するように、前記軌道データを補正する第2の補正モードと、を有し、
前記軌道データを補正する際、前記ロボットの動作の内容により、前記第1の補正モードと、前記第2の補正モードとのいずれかを、選択することを特徴とするロボット装置。 - 請求項6に記載のロボット装置において、
前記制御装置は、
前記軌道データの種類が、対象物の搬送であると設定されている場合、前記第1の補正モードで前記軌道データを補正し、
前記軌道データの種類が、対象物の組立であると設定されている場合、前記第2の補正モードで前記軌道データを補正することを特徴とするロボット装置。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載のロボット装置において、
前記ロボット装置の動作を検出する検出手段を備え、
前記検出手段からの検出結果により、前記モデルデータを修正することを特徴とするロボット装置。 - 請求項8に記載のロボット装置において、
前記検出手段は、
前記ロボット装置を構成する部品の位置情報を検出する位置検出手段と、
前記ロボット装置を構成する部品にかかる荷重を検出する荷重検出手段と、
前記ロボット装置を構成する部品にかかるトルクを検出するトルク検出手段と、
のいずれか1つ、もしくはいずれか2つ、もしくは全てであることを特徴とするロボット装置。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載のロボット装置において、
前記制御装置は、
前記軌道データを補正する際、前記所定の装置に生じる残留振動を算出し、前記残留振動に基づいて前記軌道データを補正することを特徴とするロボット装置。 - 請求項1から10のいずれか1項に記載のロボット装置において、
前記所定の装置には、前記ロボット装置以外にも動作を行う機構を備えており、
前記制御装置は、
前記軌道データを補正する際、前記機構のモデルデータを用いて前記機構の動作により生じる前記所定の装置の振動を算出し、
算出した前記所定の装置の振動に基づいて前記軌道データを補正することを特徴とするロボット装置。 - 請求項1から11のいずれか1項に記載のロボット装置において、
前記ロボット装置は、前記所定の装置に吊り下げられていることを特徴とするロボット装置。 - 請求項1から11のいずれか1項に記載のロボット装置において、
前記所定の装置は、移動可能であることを特徴とするロボット装置。 - 請求項1から11のいずれか1項に記載のロボット装置において、
前記所定の装置は、前記ロボット装置が動作することで変形する部位を備えていることを特徴とするロボット装置。 - 所定の装置にロボット装置が設けられたロボットシステムであって、
前記ロボット装置を制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、
前記架台のモデルデータと、
前記ロボット装置が動作する軌道のデータとから、前記所定の装置に生じる振動を算出し、前記振動に基づいて、前記ロボット装置を制御することを特徴とするロボットシステム。 - 所定の装置に設けられるロボット装置の制御方法であって、
前記ロボット装置は、前記ロボット装置を制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、
前記所定の装置のモデルデータと、
前記ロボット装置が動作する軌道のデータとから、前記所定の装置に生じる振動を算出する算出工程と、
前記振動に基づいて、前記ロボット装置を制御する制御工程と、を有することを特徴とする制御方法。 - 所定の装置に設けられるロボット装置を用いた物品の製造方法であって、
前記ロボット装置は、前記ロボット装置を制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、
前記所定の装置のモデルデータと、
前記ロボット装置が動作する軌道のデータとから、前記所定の装置に生じる振動を算出する算出工程と、
前記振動に基づいて、前記ロボット装置を制御し、物品の製造を行う製造工程と、を有していることを特徴とする物品の製造方法。 - 請求項16に記載の制御方法または請求項17に記載の製造方法を、実行させるための制御プログラム。
- 請求項18に記載の制御プログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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---|---|---|---|
US16/709,725 US11597083B2 (en) | 2018-12-17 | 2019-12-10 | Robot apparatus, robot system, control method of robot apparatus, product manufacturing method using robot apparatus, and storage medium |
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JP2019197994A Active JP6896824B2 (ja) | 2018-12-17 | 2019-10-30 | ロボット装置、ロボットシステム、ロボット装置の制御方法、ロボット装置を用いた物品の製造方法、情報処理装置、情報処理方法、制御プログラム及び記録媒体 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022092262A1 (ja) * | 2020-10-30 | 2022-05-05 | 川崎重工業株式会社 | 自走ロボット及びそれを備える物品搬送システム |
Citations (5)
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JPH06278080A (ja) * | 1993-03-26 | 1994-10-04 | Toyota Motor Corp | 固有振動数の算出方法 |
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2019
- 2019-10-30 JP JP2019197994A patent/JP6896824B2/ja active Active
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