JP2020097004A - 水処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶存有機物を含有する有機物溶存水の処理において溶解性CODを低減することができる水処理方法を提供する。【解決手段】溶存有機物を含有する有機物溶存水の処理方法であって、有機物溶存水について、無機凝結剤を用いて凝結処理を行う凝結工程と、凝結工程で得られた凝結水について、ポリジアリルジメチルアンモニウム塩およびポリエチレンイミンのうち少なくとも1つであるカチオン性高分子凝集剤を用いて凝集処理を行う第1凝集工程と、第1凝集工程で得られた第1凝集水について、アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体またはアクリルアミド・2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸共重合体であるアニオン性高分子凝集剤を用いて凝集処理を行う第2凝集工程と、第2凝集工程で得られた凝集物を固液分離する固液分離工程と、を含む、水処理方法である。【選択図】なし

Description

本発明は、溶存有機物を含有する有機物溶存水を処理する水処理方法に関する。
各種産業排水や生活排水には、COD(化学的酸素要求量)を指標とする有機物が含有されている。これらのCOD成分は、水質汚濁防止法において一律排水基準が定められており、COD濃度を排水基準以下に低減することが求められている。これらのCOD成分を低減する方法として、主に生物処理が採用されているが、難生分解性である物質が排水中に含まれていると、生物処理だけではCOD成分が十分に低減できないという問題がある。
そこで、より効率的に、低コストでCOD成分を低減できる方法が望まれており、その方法として、生物処理後の凝集処理において無機凝結剤に加えて高分子凝集剤を添加する方法が知られている。
例えば、特許文献1には、難分解性の物質を含む有機性排水を好気性条件下で生物処理する生物処理工程と、生物処理後の処理水に塩化第二鉄および縮合系ポリアミンを添加して凝結フロックを得る凝結工程と、凝結工程で得られた凝結フロックを含む水系に高分子凝集剤を添加して凝集フロックを得ると共に、凝集フロックを沈殿させる凝集沈殿処理工程と、を含む有機性排水の処理方法が記載されている。特許文献1の方法では、生物処理後の処理水に、無機凝結剤として塩化第二鉄を添加し、次いで縮合系ポリアミンとしてカチオン系ポリマのポリエチレンポリアミン・ジアルキルアミン・エピクロルヒドリンの重縮合物を加え、最後にアニオン系高分子凝集剤としてアクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体を添加している。
近年では、排水規制の強化に伴い、放流水中のCOD成分をより低減するニーズが高まっており、CODMnの上乗せ排水基準により、20mg/L以下の厳しい基準を定めている例もあるが、これに対応できる技術がなく、さらなるCOD低減の技術が求められている。特許文献1の方法によれば、水処理後のCODMnが約30mg/Lである。これは排水規制の強化に伴うCODMnの上乗せ排水基準として20mg/L以下に設定される場合、COD低減性能が十分であるとは言えない。また、溶存性の有機物が排水中に含まれていると、特許文献1の方法でも溶解性のCOD成分を十分に低減することができないという問題もある。
特開2017−131842号公報
本発明の目的は、溶存有機物を含有する有機物溶存水の処理において溶解性CODを低減することができる水処理方法を提供することにある。
本発明は、溶存有機物を含有する有機物溶存水の処理方法であって、前記有機物溶存水について、無機凝結剤を用いて凝結処理を行う凝結工程と、前記凝結工程で得られた凝結水について、ポリジアリルジメチルアンモニウム塩およびポリエチレンイミンのうち少なくとも1つであるカチオン性高分子凝集剤を用いて凝集処理を行う第1凝集工程と、前記第1凝集工程で得られた第1凝集水について、アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体またはアクリルアミド・2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸共重合体であるアニオン性高分子凝集剤を用いて凝集処理を行う第2凝集工程と、前記第2凝集工程で得られた凝集物を固液分離する固液分離工程と、を含む、水処理方法である。
前記水処理方法において、前記アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体のコロイド当量値は、−2.3meq/g以下であり、前記アクリルアミド・2−アクリルアミド2−メチルプロパンスルホン酸共重合体のコロイド当量値は、−1.8meq/g以下であることが好ましい。
前記水処理方法において、前記有機物溶存水に含まれる全溶存有機物の炭素の50%以上の炭素が分子量6000以上の高分子有機物であることが好ましい。
本発明により、溶存有機物を含有する有機物溶存水の処理において溶解性CODを低減することができる。
本発明の実施形態に係る水処理装置の一例を示す概略構成図である。 分子量既知のポリエチレングリコール(PEG200、PEG400、PEG1000、PEG2000、PEG6000、PEG10000、PEG20000)のLC−OCDのクロマトグラムを示す図である。 実施例および比較例で用いた被処理水のLC−OCDのチャートを示す図である。 被処理水、実施例1−2の上澄水、比較例1−2の上澄水のLC−OCDのチャートを示す図である。
本発明の実施の形態について以下説明する。本実施形態は本発明を実施する一例であって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る水処理装置の一例の概略を図1に示し、その構成について説明する。
水処理装置1は、溶存有機物を含有する有機物溶存水の処理装置である。水処理装置1は、有機物溶存水について、無機凝結剤を用いて凝結処理を行う凝結手段として、凝結槽10と、凝結手段で得られた凝結水について、ポリジアリルジメチルアンモニウム塩およびポリエチレンイミンのうち少なくとも1つであるカチオン性高分子凝集剤を用いて凝集処理を行う第1凝集手段として第1凝集槽12と、第1凝集手段で得られた第1凝集水について、アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体またはアクリルアミド・2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸共重合体であるアニオン性高分子凝集剤を用いて凝集処理を行う第2凝集手段として第2凝集槽14と、第2凝集手段で得られた凝集物を固液分離する固液分離手段として沈殿槽16と、を備える。
図1の水処理装置1において、配管18が凝結槽10の入口に接続されている。凝結槽10の出口と第1凝集槽12の入口とは、配管20により接続されている。第1凝集槽12の出口と第2凝集槽14の入口とは、配管22により接続されている。第2凝集槽14の出口と沈殿槽16の入口とは、配管24により接続されている。沈殿槽16の処理水出口には、配管26が接続され、汚泥出口には、配管28が接続されている。凝結槽10には、凝結槽10に無機凝結剤を添加する無機凝結剤添加手段として、無機凝結剤添加配管30、pH調製剤を添加するpH調製剤添加手段として、pH調製剤添加配管32が接続されている。第1凝集槽12には、第1凝集槽12にカチオン性高分子凝集剤を添加するカチオン性高分子凝集剤添加手段として、カチオン性高分子凝集剤添加配管34が接続されている。第2凝集槽14には、第2凝集槽14にアニオン性高分子凝集剤を添加するアニオン性高分子凝集剤添加手段として、アニオン性高分子凝集剤添加配管36が接続されている。凝結槽10、第1凝集槽12、第2凝集槽14には、例えばモータ等の回転駆動手段および撹拌羽根等を有する撹拌手段として、撹拌装置38,40,42がそれぞれ設置されている。
本実施形態に係る水処理方法および水処理装置1の動作について説明する。
図1の水処理装置1において、溶存有機物を含有する有機物溶存水は、配管18を通して凝結槽10へ送液される。凝結槽10において無機凝結剤添加配管30を通して無機凝結剤が有機物溶存水に添加され、有機物溶存水について無機凝結剤を用いて凝結処理が行われる(凝結工程)。凝結工程において、pH調製剤添加配管32を通してpH調製剤が有機物溶存水に添加されて、pH調整が行われてもよい(pH調整工程)。凝結工程で得られた凝結水は、配管20を通して第1凝集槽12へ送液される。第1凝集槽12においてカチオン性高分子凝集剤添加配管34を通してカチオン性高分子凝集剤が凝結水に添加され、凝結水について、ポリジアリルジメチルアンモニウム塩およびポリエチレンイミンのうち少なくとも1つであるカチオン性高分子凝集剤を用いて凝集処理が行われる(第1凝集工程)。第1凝集工程で得られた第1凝集水は、配管22を通して第2凝集槽14へ送液される。第2凝集槽14においてアニオン性高分子凝集剤添加配管36を通してアニオン性高分子凝集剤が第1凝集水に添加され、第1凝集水について、アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体またはアクリルアミド・2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸共重合体であるアニオン性高分子凝集剤を用いて凝集処理が行われる(第2凝集工程)。第2凝集工程で得られた第2凝集水は、配管24を通して沈殿槽16へ送液される。沈殿槽16において、第2凝集水中の凝集物は固液分離される(固液分離工程)。固液分離工程で得られた処理水は、配管26を通して排出され、汚泥は、配管28を通して排出される。
本実施形態に係る水処理方法および水処理装置1では、溶存有機物を含有する有機物溶存水にまず無機凝結剤を添加し、次いでポリジアリルジメチルアンモニウム塩およびポリエチレンイミンのうち少なくとも1つであるカチオン性高分子凝集剤を添加し、その後、分子構造内にアクリルアミドを含む、アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体またはアクリルアミド・2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸共重合体であるアニオン性高分子凝集剤を添加混合することにより、溶存有機物を不溶化し、その不溶物を粗大化して得られた凝集物を固液分離する。
これにより、特にCODの原因となっている溶存有機物を不溶化することができ、その不溶物を粗大化して固液分離性を高め、溶解性CODを低減することができる。また、CODや濁度等の処理水質を向上させることができる。各種産業排水や生活排水等の有機物溶存水に含まれる溶存高分子有機物等の溶存有機物の溶解性CODを含むCOD成分、TOC(全有機炭素)成分および濁質を効率的に凝集処理することができる。
<有機物溶存水>
処理対象とする被処理水である有機物溶存水は、CODの要因となる溶存有機物を含有する水であればよく、特に制限はない。有機物溶存水に含まれる全溶存有機物の炭素の50%以上が、分子量6000以上の高分子有機物が有する炭素であることが好ましく、有機物溶存水に含まれる全溶存有機物の炭素の70%以上が、分子量6000以上の高分子有機物が有する炭素であることがより好ましい。
ここで、本明細書において、「分子量が6000以上の高分子有機物」は、東ソー社製カラムTOYOPEARL HW−50S(サイズ排除クロマトグラフィカラム)を用いたDOC−LABOR社製LC−OCD−OND(液体クロマトグラフ−有機炭素検出器)における保持時間が45分以下のものと規定する。図2に、上記カラム、装置で測定した分子量既知のポリエチレングリコール(PEG200(平均分子量180〜220)、PEG400(平均分子量360〜440)、PEG1000(平均分子量900〜1100)、PEG2000(平均分子量1800〜2200)、PEG6000(平均分子量7300〜9300)、PEG10000(平均分子量8500〜11500)、PEG20000(平均分子量15000〜25000))のクロマトグラムを示すが、同クロマトグラムに基づいて保持時間45分以下のものを、「分子量が6000以上の高分子有機物」と規定する。
処理対象とする有機物溶存水は、例えば、染色排水、食品製造排水等の各種産業排水や、生活排水等である。
有機物溶存水のCODMnは、10〜200mg/Lの範囲であり、S−CODMnは、10〜100mg/Lの範囲である。有機物溶存水のS−TOCは、5〜100mg/Lの範囲である。なお、S−CODMnは、保持粒子径が1μmのろ紙でろ過した後に測定したCODMnの値であり、S−TOCは、保持粒子径が1μmのろ紙でろ過した後に測定したTOCの値である。有機物溶存水のSSは、1〜100mg/Lの範囲である。有機物溶存水の濁度は、1〜100度の範囲である。本実施形態に係る水処理方法および水処理装置はSS/CODMn比が0.01〜10の範囲、好ましくは0.1〜5の範囲である有機物溶存水に好適に適用される。
<無機凝結剤>
無機凝結剤としては、例えば、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム等のアルミニウム系凝集剤、塩化第二鉄、塩化第一鉄、ポリ硫酸第二鉄等の鉄系凝集剤を使用することができる。
無機凝結剤の添加量は、無機凝結剤の種類や被処理水の性状によって異なるが、通常は被処理水である有機物溶存水に対して100〜1000mg/L程度である。
無機凝結剤を添加する凝結処理においては、各無機凝結剤に対して最適なpH条件に調整することが好ましく、アルミニウム系凝集剤ではpH6.5〜7.5の範囲、鉄系凝集剤ではpH5.0〜7.0の範囲であることが好ましい。また、pH調整剤として水酸化ナトリウム等のアルカリや、塩酸、硫酸等の酸を用いることができる。
無機凝結剤とpH調整剤の添加後の反応における撹拌混合は、例えば、G値が100〜300s−1程度で撹拌時間が1〜30分程度である。
<カチオン性高分子凝集剤>
カチオン性高分子凝集剤は、ポリジアリルジメチルアンモニウム塩およびポリエチレンイミンのうち少なくとも1つである。
カチオン性高分子凝集剤は、例えば凝集剤そのものの添加量として、0.5〜50mg/Lを、0.05〜1w/v%の濃度で水に溶存した溶存液の状態で添加することが好ましい。
カチオン性高分子凝集剤添加後の反応における撹拌混合は、例えば、G値が100〜300s−1程度で撹拌時間が1〜30分程度である。
<アニオン性高分子凝集剤>
アニオン性高分子凝集剤は、分子構造内にアクリルアミドを含む、アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体またはアクリルアミド・2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸共重合体である。
アニオン性高分子凝集剤の水中におけるアニオン性は、コロイド当量値(meq/g)を目安として評価することができる。ここで、コロイド当量値とは試料1gが有するアニオン基のmg当量(単位:meq/g)である。
アニオン性高分子凝集剤のコロイド当量値は、−1.8meq/g以下であることが好ましく、−2.3meq/g以下であることがより好ましく、−2.8meq/g以下であることがさらに好ましい。アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体のコロイド当量値は、−2.3meq/g以下であることが好ましく、−2.8meq/g以下であることがより好ましい。アクリルアミド・2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸共重合体のコロイド当量値は、−1.8meq/g以下であることが好ましい。
アニオン性高分子凝集剤は、例えば凝集剤そのものの添加量として、0.5〜5mg/Lを、0.05〜0.5w/v%の濃度で水に溶存した溶存液の状態で添加することが好ましい。
アニオン性高分子凝集剤添加後の反応における撹拌混合は、例えば、G値が100〜300s−1程度で1〜10分程度急速撹拌した後、G値が10〜75s−1程度で1〜10分程度緩速撹拌することが好ましい。
<固液分離処理>
次いで、第2凝集工程で得られた凝集物の固液分離を行う。回分処理であれば第2凝集水を1〜60分程度静置してから行うのが好ましい。
固液分離処理は、沈殿槽に限定されるものではない。固液分離方法は、特に制限はなく、例えば、沈殿処理、ろ過処理、膜分離処理等が挙げられる。沈殿処理は、特に制限はなく、例えば、沈殿槽を用いた自然沈殿処理以外に、遠心分離器等を用いた強制沈殿処理でもよい。また、ろ過処理も特に制限はなく、例えば、重力式、圧力式、サイフォン式、上向流式、ろ材循環式、連続ろ過式等のろ過器と、アンスラサイト、砂、けい砂、砂利、活性炭、プラスチック等のろ材とを用いてろ過することができる。膜分離処理も特に制限はなく、例えば、精密ろ過膜、限外ろ過膜等を用いて膜分離することができる。
本実施形態に係る水処理方法および水処理装置により、処理水のCODMnを、20mg/L以下、S−CODMnを、18mg/L以下とすることができる。処理水のS−TOCを、13mg/L以下とすることができ、処理水の濁度を、10度以下とすることができる。
以下、実施例および比較例を挙げ、本発明をより具体的に詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
[被処理水水質]
以下の実施例および比較例で用いた被処理水(有機物溶存水)の水質を表1に示す。S−CODMnは、保持粒子径が1μmのろ紙(ADVANTEC社製、円形定量ろ紙No.5C)でろ過した後に測定したCODMnの値であり、S−TOCは、保持粒子径が1μmのろ紙(ADVANTEC社製、円形定量ろ紙No.5C)でろ過した後に測定したTOCの値である。CODMnは、JIS K102 17に記載する方法で測定し、TOCは、燃焼触媒酸化方式全有機体炭素計(SHIMADZU社製、TOC−L CPN)を用いて測定し、SSは、JIS K0102 14−1に記載する方法で測定し、濁度および色度は、濁度・色度計(NIPPON DENSHOKU社製、Water Analyzer 2000N)を用いて測定した。
また、図3に被処理水のLC−OCDのチャートを示す。前記の通り、「分子量が6000以上の高分子有機物」は、東ソー社製カラムTOYOPEARL HW−50S(サイズ排除クロマトグラフィカラム)を用いたDOC−LABOR社製LC−OCD−OND(液体クロマトグラフ−有機炭素検出器)における保持時間が45分以下のものと規定され、図3においてピーク面積が炭素濃度に比例することから、被処理水(有機物溶存水)に含まれる全溶存有機物の炭素の50%以上が、分子量6000以上の高分子有機物が有する炭素であることがわかる(図3のピーク面積より、79%)。
[LC−OCDの測定条件]
装置:DOC−LABOR社製LC−OCD−OND(液体クロマトグラフ−有機炭素検出器)
カラム:東ソー社製TOYOPEARL HW−50S(サイズ排除クロマトグラフィカラム)
カラム温度:室温(25℃)
サンプル注入量:2mL
移動相:純水5Lに対し、KHPO 12.5g,NaPO 6.0gを加えた液を流速1mL/minで注入
酸化剤:純水5Lに対し、85%HPO 20mL、K 2.5gを加えた液を流速0.6mL/minで注入
[カチオン性高分子凝集剤、アニオン性高分子凝集剤]
実施例および比較例で用いたカチオン性高分子凝集剤、アニオン性高分子凝集剤をそれぞれ表2,3に示す。
[コロイド当量値の測定条件]
コロイド当量値の測定方法は、以下の通りである。
(1)コロイド当量値の測定
100mLコニカルビーカに純水95.0mLと和光純薬株式会社製N/400メチルグリコールキトサン水溶液5.0mLを加え、続いて0.1N NaOH 0.5mLを加えて1分間撹拌し、測定試料の0.1%水溶液を5.0mL加えて5分間撹拌する。和光純薬株式会社製トルイジンブルー指示薬を2〜3滴加え、滴定速度は2mL/分程度として和光純薬株式会社製N/400ポリビニル硫酸カリウム試薬(N/400PVSK)で滴定する。検水が青から赤紫色に変色してから10秒以上保持する点を終点とし、滴定量を求める。
(2)ブランク試験
100mLコニカルビーカに純水100.0mLと和光純薬株式会社製N/400 メチルグリコールキトサン水溶液5.0mLを加え、続いて0.1N NaOH 0.5mLを加えて1分間撹拌する。和光純薬株式会社製トルイジンブルー指示薬を2〜3滴加え、滴定速度は2mL/分程度として和光純薬株式会社製N/400ポリビニル硫酸カリウム試薬(N/400PVSK)で滴定する。検水が青から赤紫色に変色してから10秒以上保持する点を終点とし、滴定量を求める。
(3)計算方法
コロイド当量値(meq/g−純分)=(ブランク滴定量(mL)−試料滴定量(mL))×N/400PVSKの力価÷2
[無機凝結剤]
無機凝結剤として、塩化第二鉄(FeCl、38%水溶液)を用いた。
なお、上記カチオン性高分子凝集剤、アニオン性高分子凝集剤、無機凝結剤はいずれも水溶液として添加した。
<実施例1−1>
表1に示した水質の被処理水300mLに、無機凝結剤として塩化第二鉄を300mg/L添加し、pH調整剤として1%NaOH水溶液でpH7に調整し、150rpmの回転数で10分間、撹拌、混合した。次いで、カチオン性高分子凝集剤C1(ポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド)を10mg/L添加し、150rpmで10分間、撹拌、混合した。そして、アニオン性高分子凝集剤A1(アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体)を1.5mg/L添加し、150rpmで1分間、急速撹拌した後、40rpmで3分間、緩速撹拌を行った。試験後10分間沈静させ、濁度の測定を行った。続いて、得られた上澄水を、保持粒子径が1μmのろ紙でろ過した後に、S−CODMn、S−TOCの分析を行った。結果を表4に示す。
<実施例1−2>
カチオン性高分子凝集剤C1(ポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド)の代わりに、カチオン性高分子凝集剤C2(ポリエチレンイミン)を用い、その添加量を20mg/Lとした。その他は実施例1−1と同様にして処理を行い、濁度、S−CODMn、S−TOCの分析を行った。結果を表4に示す。また、上澄水についてLC−OCDの分析を行った。結果を図4に示す。
<比較例1−1>
表1に示した水質の被処理水300mLに、カチオン性高分子凝集剤C1(ポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド)を10mg/L添加し、150rpmで10分間、撹拌、混合した。次いで、無機凝結剤として塩化第二鉄を300mg/L添加し、1%NaOH水溶液でpH7に調整し、150rpmの回転数で10分間、撹拌、混合した。そして、アニオン性高分子凝集剤A1(アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体)を1.5mg/L添加し、150rpmで1分間、急速撹拌した後、40rpmで3分間、緩速撹拌を行った。試験後10分間沈静させ、濁度の測定を行った。続いて、得られた上澄水を、保持粒子径が1μmのろ紙でろ過した後に、S−CODMn、S−TOCの分析を行った。結果を表4に示す。
<比較例1−2>
カチオン性高分子凝集剤C1(ポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド)の代わりに、カチオン性高分子凝集剤C2(ポリエチレンイミン)を用い、その添加量を20mg/Lとした。その他は比較例1−1と同様にして処理を行い、濁度、S−CODMn、S−TOCの分析を行った。結果を表4に示す。また、上澄水についてLC−OCDの分析を行った。結果を図4に示す。
[結果]
実施例1−1,1−2および比較例1−1,1−2の結果を表4に示す。
カチオン性高分子凝集剤を無機凝結剤の後に添加し、その後にアニオン性高分子凝集剤を添加した実施例1−1,1−2では、溶存有機物が不溶化したフロックを得ることができ、その結果、溶存したCOD成分を十分に低減することができた。また、図4のLC−OCDのチャートより、保持時間が約30分のピークが大幅に低減していることから、溶存高分子有機物を低減することができたことがわかる。
一方、カチオン性高分子凝集剤を無機凝結剤の前に添加した比較例1−1,1−2では、溶存有機物の不溶化したフロックを十分に得ることができず、その結果、溶存したCOD成分を十分に低減することができなった。図4のLC−OCDのチャートより、比較例1−2を実施例1−2と比較すると、比較例1−2では保持時間が約30分のピークの減少率が低いことから、溶存高分子有機物が十分に取り除けていないことがわかった。以上の結果より、カチオン性高分子凝集剤を無機凝結剤の後に添加し、その後にアニオン性高分子凝集剤を添加した方がCODMnをより低減できることが示された。
<実施例2−1>
表1に示した水質の被処理水300mLに、無機凝結剤として塩化第二鉄を300mg/L添加し、pH調整剤として1%NaOH水溶液でpH7に調整し、150rpmの回転数で10分間、撹拌、混合した。次いで、カチオン性高分子凝集剤C1(ポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド)を20mg/L添加し、150rpmで10分間、撹拌、混合した。そして、コロイド当量値が−2.3meq/gのアニオン性高分子凝集剤A2(アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体)を1.5mg/L添加し、150rpmで1分間、急速撹拌した後、40rpmで3分間、緩速撹拌を行った。試験後10分間沈静させ、凝集フロック径の確認と、上澄水の濁度およびCODMnの水質分析を行った。続いて、上記で得られた上澄水を、保持粒子径が1μmのろ紙でろ過した後に、S−CODMn、S−TOCの分析を行った。結果を表5に示す。
<実施例2−2>
コロイド当量値が−2.3meq/gのアニオン性高分子凝集剤A2(アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体)の代わりに、コロイド当量値が−2.8meq/gのアニオン性高分子凝集剤A3(アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体)を使用した。その他は実施例2−1と同様にして処理を行い、凝集フロック径の確認と、上澄水の濁度、CODMn、S−CODMn、S−TOCの分析を行った。結果を表5に示す。
<実施例2−3>
コロイド当量値が−2.3meq/gのアニオン性高分子凝集剤A3(アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体)の代わりに、コロイド当量値が−1.8meq/gのアニオン性高分子凝集剤A4(アクリルアミド・2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸共重合体)を使用した。その他は実施例2−1と同様にして処理を行い、凝集フロック径の確認と、上澄水の濁度、CODMn、S−CODMn、S−TOCの分析を行った。結果を表5に示す。
<実施例2−4>
コロイド当量値が−2.3meq/gのアニオン性高分子凝集剤A3(アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体)の代わりに、コロイド当量値が−0.7meq/g未満のアニオン性高分子凝集剤A1(アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体)を使用した。その他は実施例2−1と同様にして処理を行い、凝集フロック径の確認と、上澄水の濁度、CODMn、S−CODMn、S−TOCの分析を行った。結果を表5に示す。
[結果]
実施例2−1〜2−4の結果を表5に示す。
実施例2−1〜2−4において、処理水のCODMn、S−CODMn、S−TOCは、原水のCODMn、S−CODMn、S−TOCと比べて大幅に低減していた。特に、コロイド当量値が−1.8meq/L以下のアニオン性高分子凝集剤を用いた、実施例2−1〜2−3では、大きなフロックを得ることができ、その結果、不溶化した有機物を良好に固液分離できた。それにより、上澄水中のCOD成分および濁度をより低減することができた。
このように、実施例の方法により、溶存有機物を含有する有機物溶存水の処理において溶解性CODを低減することができた。
1 水処理装置、10 凝結槽、12 第1凝集槽、14 第2凝集槽、16 沈殿槽、18,20,22,24,26,28 配管、30 無機凝結剤添加配管、32 pH調製剤添加配管、34 カチオン性高分子凝集剤添加配管、36 アニオン性高分子凝集剤添加配管、38,40,42 撹拌装置。

Claims (3)

  1. 溶存有機物を含有する有機物溶存水の処理方法であって、
    前記有機物溶存水について、無機凝結剤を用いて凝結処理を行う凝結工程と、
    前記凝結工程で得られた凝結水について、ポリジアリルジメチルアンモニウム塩およびポリエチレンイミンのうち少なくとも1つであるカチオン性高分子凝集剤を用いて凝集処理を行う第1凝集工程と、
    前記第1凝集工程で得られた第1凝集水について、アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体またはアクリルアミド・2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸共重合体であるアニオン性高分子凝集剤を用いて凝集処理を行う第2凝集工程と、
    前記第2凝集工程で得られた凝集物を固液分離する固液分離工程と、
    を含むことを特徴とする水処理方法。
  2. 請求項1に記載の水処理方法であって、
    前記アクリルアミド・アクリル酸ナトリウム共重合体のコロイド当量値は、−2.3meq/g以下であり、前記アクリルアミド・2−アクリルアミド2−メチルプロパンスルホン酸共重合体のコロイド当量値は、−1.8meq/g以下であることを特徴とする水処理方法。
  3. 請求項1または2に記載の水処理方法であって、
    前記有機物溶存水に含まれる全溶存有機物の炭素の50%以上が、分子量6000以上の高分子有機物が有する炭素であることを特徴とする水処理方法。
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