JP2020095674A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、画像形成システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置を操作するためのアプリケーションを容易に開発する。【解決手段】画像形成装置に対する画像処理の指示を受け付けるアプリケーションと、前記画像形成装置に前記画像処理の実行を指示する印刷フレームワークと、前記アプリケーションから呼び出されると、前記印刷フレームワークに対して、前記画像形成装置への前記画像処理の実行の指示を行わせる機能提供アプリケーションと、を有することを特徴とする。【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、画像形成システムに関する。
従来、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)等の画像形成装置において、印刷やスキャン等の各種画像処理機能を実現するアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションともいう)が開発されている。
画像形成装置では、画像処理に関するUI(ユーザインターフェース)を提供するアプリケーションをサードベンダ等が開発するためのAPI群を備えたアプリケーション(ミドルウェアとも呼ばれる)を有している(例えば、特許文献1)。サードベンダ等は、ミドルウェアのAPI群を利用することで、画像処理に関するUIを提供するアプリケーションを容易に開発することができるようになる。
しかしながら、画像形成装置向けのミドルウェアは、画像形成装置のプラットフォームでしか動作することができず、他のプラットフォーム(例えば、スマートデバイス等の情報処理装置)には展開されていなかった。
そのため、情報処理装置向けのアプリケーションの開発者は、情報処理装置が画像形成装置に印刷やスキャン等のジョブの指示を行うためのアプリケーションを作成したりカスタマイズしたりすることが困難であった。
そこで、本発明の一実施形態では、画像形成装置を操作するためのアプリケーションを容易に開発することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一実施形態では、画像形成装置に対する画像処理の指示を受け付けるアプリケーションと、前記画像形成装置に前記画像処理の実行を指示する印刷フレームワークと、前記アプリケーションから呼び出されると、前記印刷フレームワークに対して、前記画像形成装置への前記画像処理の実行の指示を行わせる機能提供アプリケーションと、を有する。
本発明の一実施形態によれば、画像形成装置を操作するためのアプリケーションを容易に開発することができる。
本実施形態に係る画像形成システムの全体構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の操作装置及び本体装置に含まれるソフトウェア群の階層構造の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置に設けられているソフトウェアの一例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置及び画像形成装置に設けられているソフトウェアの一例を示す図である。 本実施形態に係る機能提供アプリケーションの機能ブロックの一例を示す図である。 本実施形態に係る画像処理の一例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る印刷設定を行うための設定画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の選択を行うための画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る印刷設定を行うための設定画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像処理の一例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る印刷フレームワークの選択を行うための画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像処理の一例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係るエラー画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<全体構成例>
図1は、本実施形態に係る画像形成システム1の全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、本発明の一実施形態に係る画像形成システム1には、1以上の画像形成装置10と、1以上の情報処理装置20とが含まれる。また、画像形成装置10と情報処理装置20とは、任意のネットワーク30を介して通信可能に接続されうる。
画像形成装置10は、複合機等の電子機器である。なお、画像形成装置10は、複合機に限られず、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、製造装置、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
情報処理装置20は、PC(パーソナルコンピュータ)やスマートフォン、タブレット端末等である。後述するように、情報処理装置20は、画像形成装置10に印刷やスキャン等のジョブの指示を行う際に用いられる。例えば、情報処理装置20は、画像形成装置10の利用者が所持する携帯端末である。
なお、図1に示す画像形成システム1の構成は一例であって、他の構成であってもよい。
<画像形成装置10のハードウェア構成例>
図2は、本実施形態に係る画像形成装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、本発明の一実施形態に係る画像形成装置10は、操作装置11と、本体装置12とを有している。
操作装置11は、本体装置12に実行させる画像処理機能の選択、画像処理機能を実行させるための各種設定値の入力、画像処理機能の実行を開始させるための実行指示の入力、表示画面の切り替え等、ユーザが各種操作を行う際に用いられる。
本体装置12は、操作装置11におけるユーザの各種操作に応じて、画像処理機能の実行等の各種の処理を実行する。
図2に示すように、画像形成装置10の操作装置11は、CPU(Central Processing Unit)111と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113とを有している。また、操作装置11は、フラッシュメモリ114と、操作パネル115と、接続I/F116と、通信I/F117とを有している。これら各ハードウェアは、バス118を介して相互に接続されている。
CPU111は、RAM113をワークエリアとしてROM112又はフラッシュメモリ114に記憶された各種プログラムを実行することで、操作装置11全体を制御する演算装置である。
ROM112は、電源を切ってもデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。RAM113は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
フラッシュメモリ114は、不揮発性の記憶装置であり、CPU111が実行する各種プログラム(例えば、本実施形態を実現するプログラム等)や各種データを記憶する。
操作パネル115は、ユーザが各種操作を行う際に用いられる。また、操作パネル115は、ユーザに対して各種画面等を表示する。
接続I/F116は、通信路13を介して本体装置12と通信するためのインタフェースである。接続I/F116には、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のインタフェースが用いられる。
通信I/F117は、他の機器等と通信するためのインタフェースである。通信I/F117には、例えば、Wi−Fi規格の無線LAN(Local Area Network)等が用いられる。
同様に、画像形成装置10の本体装置12は、CPU121と、ROM122と、RAM123とを有している。また、本体装置12は、HDD(Hard Disk Drive)124と、画像処理エンジン125と、接続I/F126と、通信I/F127とを有している。これら各ハードウェアは、バス128を介して相互に接続されている。
CPU121は、RAM123をワークエリアとしてROM122又はHDD124に記憶された各種プログラムを実行することで、本体装置12全体を制御する演算装置である。
ROM122は、電源を切ってもデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。RAM123は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
HDD124は、不揮発性の記憶装置であり、CPU121が実行する各種プログラム(例えば、本実施形態を実現するプログラム等)や各種データを記憶する。
画像処理エンジン125は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能、及びFAX機能等の各種の画像処理機能を実現するための画像処理を行うハードウェアである。
画像処理エンジン125には、例えば、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ、原稿を光学的に読み取って画像データを生成するスキャナ、及びFAX通信を行うFAX通信装置等が含まれる。また、画像処理エンジン125には、例えば、印刷済みのシート材を仕分けるフィニッシャや原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)等が含まれていてもよい。
接続I/F126は、通信路13を介して操作装置11と通信するためのインタフェースである。接続I/F126には、例えば、USB規格のインタフェースが用いられる。
通信I/F127は、他の機器等と通信するためのインタフェースである。通信I/F127には、例えば、Wi−Fi規格の無線LAN等が用いられる。
本実施形態に係る画像形成装置10は、図2に示すハードウェア構成を有することにより、後述する各種処理を実現することができる。
なお、図2では、画像形成装置10が操作装置11を有している構成を一例として示したが、これに限られず、後述するように、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話、PDA等の情報処理装置20が画像形成装置10の操作装置として機能することができる。すなわち、これらの情報処理装置20は、操作装置11の通信I/F117又は本体装置12の通信I/F127を介して画像形成装置10と通信することにより、当該画像形成装置10を制御することができる。
<画像形成装置10のソフトウェア群の階層構造>
図3は、本実施形態に係る画像形成装置10の操作装置11及び本体装置12に含まれるソフトウェア群の階層構造の一例を示す図である。
図3は、操作装置11に含まれるソフトウェア群の階層構造と、本体装置12に含まれるソフトウェア群の階層構造とを示している。
この図3に示すように、本体装置12は、アプリケーション層101と、サービス層102と、OS層103とを有する。アプリケーション層101、サービス層102及びOS層103の実体は、ROM122又はHDD124等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU121が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリケーション層101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリケーション」と称する場合がある)である。例えばアプリケーションとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリケーション、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリケーション、ファクシミリ機能を提供するためのFAXアプリケーション、印刷機能を提供するためのプリンタアプリケーション等が挙げられる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリケーション層101とOS層103との間に介在し、アプリケーションに対し、本体装置12が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するソフトウェアである。具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受け付け、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求は、例えばスキャナによる読み取り又はプロッタによる印刷等の要求である。
なお、サービス層102によるインタフェースの機能は、本体装置12のアプリケーション層101だけではなく、操作装置11のアプリケーション層201に対しても提供される。すなわち、操作装置11のアプリケーション層201(アプリケーション)も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体装置12のハードウェア資源(例えば画像処理エンジン125)を利用した機能を実現することができる。
OS層103のソフトウェアは、本体装置12が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリケーションからのハードウェア資源の利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリケーションの要求に従った動作を行う。
同様に、操作装置11は、アプリケーション層201と、OS層203とを有する。操作装置11が備えるアプリケーション層201及びOS層203も、階層構造については本体装置12側と同様である。ただし、アプリケーション層201のアプリケーションにより提供される機能が受け付け可能な動作要求の種類は、本体装置12側とは異なる。アプリケーション層201のアプリケーションは、操作装置11が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアである。例えば、本体装置12が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能)に関する操作及び表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
また、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体装置12側のOS層103のソフトウェアと操作装置11側のOS層203のソフトウェアが互いに異なる。一例ではあるが、本体装置12側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)が設けられ、操作装置11側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)が設けられている。これにより、本体装置12と操作装置11は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作するようになっている。
本体装置12及び操作装置11を、別々のオペレーティングシステムで動作させることで、本体装置12と操作装置11との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作装置11が受け付けた入力(ユーザからの指示内容)を本体装置12へ伝達する動作(コマンド通信)及び本体装置12が操作装置11へイベントを通知する動作等がこれに該当する。ここでは、操作装置11が本体装置12へコマンド通信を行うことにより、本体装置12の機能を使用することができる。また、本体装置12から操作装置11に通知するイベントには、本体装置12における動作の実行状況、本体装置12側で設定された内容等が挙げられる。
<画像形成装置10に設けられているソフトウェア>
図4に、本実施形態に係る画像形成装置10に設けられているソフトウェアの一例を示す。上述のように、本体装置12は、アプリケーション層101、サービス層102及びOS層103に分かれている。このうち、アプリケーション層101には、図2に示す画像処理エンジン125を制御して、原稿の読み取り制御又は印刷制御等を行うアプリケーションが記憶されている。具体的には、アプリケーション層101には、コピーアプリケーション141、スキャナアプリケーション142、プリンタアプリケーション143及びFAXアプリケーション144が記憶されている。コピーアプリケーション141〜FAXアプリケーション144は、標準搭載のジョブ実行機能アプリケーションである。
また、サービス層102には、省エネルギー管理プログラム(省エネ管理プログラム)151、メモリ管理プログラム152及びエンジン制御プログラム153等の、各アプリケーションが共通で行う処理に対応する各種プログラムが記憶されている。サービス層102は、省エネルギー管理及びメモリ管理等、各アプリケーションが共通で行う処理を行っている。
これに対して、操作装置11は、アプリケーション層201及びOS層203に分かれている。本体装置アプリケーションと操作装置アプリケーションの違いは、本体装置のアプリケーションでは画像処理エンジン制御等を行うことで、例えば読み取り及び印刷等の画像形成装置10の機能を制御するのに対し、操作装置のアプリケーションではUI制御を行っている。つまり、操作装置アプリケーションで画面表示を行うことでユーザの操作を受け付け、そのユーザ操作に基づいた画像処理エンジン制御を本体装置アプリケーションが行っている。
操作装置アプリケーションには、同じ機能を実現する複数のアプリケーションが存在することもある。これは機能が同じでもUIのデザイン(見た目)又は搭載した機能を変えている場合である。図4の例では、一例として操作装置11に第1のコピー受付アプリケーション131と第2のコピー受付アプリケーション132が存在する。第2のコピー受付アプリケーション132は、第1のコピー受付アプリケーション131と比べて機能を少なくし、UIの見た目を簡単にしたアプリケーションである。
この第1のコピー受付アプリケーション131と第2のコピー受付アプリケーション132の関係と同じように、例えばスキャナアプリケーション等に対して開発ベンダーが開発するベンダーアプリケーション137が存在する。また、ベンダーアプリケーション137の開発を簡単にするために、操作装置11の第1のコピー受付アプリケーション131〜FAX受付アプリケーション135と同等の機能をベンダー等に提供する機能提供アプリケーション136が設けられている。
すなわち、操作装置11のアプリケーション層201には、ユーザインタフェースを介してユーザ操作を受け付けるアプリケーションが記憶されている。具体的には、アプリケーション層201には、ホームアプリケーション130、第1のコピー受付アプリケーション131、第2のコピー受付アプリケーション132、スキャナ受付アプリケーション133、プリンタ受付アプリケーション134、FAX受付アプリケーション135、機能提供アプリケーション136及びベンダーアプリケーション137が記憶されている。機能提供アプリケーション136は、画像処理プログラムの一例である。また、機能提供アプリケーション136は、一例として操作装置11のROM112、RAM113又はフラッシュメモリ114等の記憶部に記憶される。
ホームアプリケーション130は、所望の操作を指定するためのアイコン等が並べられたメイン画面(初期画面)を表示する。そして、ユーザによりアイコン操作を介して指定されたアプリケーションを起動する。第1のコピー受付アプリケーション131は、操作ボタン及び設定ボタンを介して、ユーザのコピー操作を受け付けるアプリケーションである。第2のコピー受付アプリケーション132は、主に使用頻度の高い操作ボタン及び設定ボタン等を表示することで、第1のコピー受付アプリケーション131よりも、表示する操作ボタン及び設定ボタンの数を減らし、視認性及び操作性の向上を図ったアプリケーションである。スキャナ受付アプリケーション133は、操作ボタン及び設定ボタン等を介して、ユーザのスキャナ操作を受け付けるアプリケーションである。プリンタ受付アプリケーション134は、操作ボタン及び設定ボタン等を介して、ユーザのスキャナ操作を受け付けるアプリケーションである。FAX受付アプリケーション135は、操作ボタン及び設定ボタン等を介して、ユーザのファクシミリ送受信操作を受け付けるアプリケーションである。
機能提供アプリケーション136は、上述のようにベンダーアプリケーション137の開発を容易化するために、操作装置11の第1のコピー受付アプリケーション131〜FAX受付アプリケーション135と同等の機能をベンダー等に提供する。
すなわち、機能提供アプリケーション136が例えばスキャナアプリケーション142に対応するアプリケーションの場合、通常の操作メニュー及び設定メニュー等のユーザインタフェースを表示する機能をベンダーに提供する。また、機能提供アプリケーション136が例えばプリンタアプリケーション143に対応するアプリケーションの場合、通常の操作メニュー及び設定メニュー等のユーザインタフェースを表示する機能をベンダーに提供する。
このように画像形成装置10の操作装置11には、第1のコピー受付アプリケーション131〜FAX受付アプリケーション135と同等の機能をベンダー等に提供するための機能提供アプリケーション136が設けられている。ベンダーアプリケーション137の開発ベンダーに対しては、機能提供アプリケーション136の機能を実現するAPI(Application Programming Interface)が公開されている。
<情報処理装置20のハードウェア構成例>
図5は、本実施形態に係る情報処理装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。
図5に示すように、情報処理装置20は、入力装置31と、表示装置32と、外部I/F33と、RAM34と、ROM35と、CPU36と、通信I/F37と、補助記憶装置38とを有する。これら各ハードウェアは、それぞれがバス39を介して通信可能に接続されている。
入力装置31は、例えばキーボードやマウス、タッチパネル等であり、ユーザが各種操作を入力するのに用いられる。表示装置32は、例えばディスプレイ等であり、情報処理装置20の処理結果を表示する。
外部I/F33は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体33a等がある。情報処理装置20は、外部I/F33を介して、記録媒体33a等の読み取りや書き込みを行うことができる。
記録媒体33aには、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(Secure Digital memory card)、USB(Universal Serial Bus)メモリカード等がある。
RAM34は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM35は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM35には、例えば、OS設定やネットワーク設定等が格納されている。
CPU36は、ROM35や補助記憶装置38等からプログラムやデータをRAM34上に読み出して処理を実行する演算装置である。
通信I/F37は、情報処理装置20をネットワーク30に接続するためのインタフェースである。補助記憶装置38は、例えばHDDやSSD等であり、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置38に格納されているプログラムやデータには、例えば、OS、当該OS上において各種機能を実現するアプリケーションプログラム等がある。
<情報処理装置20及び画像形成装置10に設けられているソフトウェア>
図6は、本実施形態に係る情報処理装置20及び画像形成装置10に設けられているソフトウェアの一例を示す図である。本実施形態では、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話、PDA等の情報処理装置20が画像形成装置10の操作装置として機能することができる。すなわち、これらの情報処理装置20は、操作装置11の通信I/F117又は本体装置12の通信I/F127を介して画像形成装置10と通信することにより、当該画像形成装置10を制御することができる。
上述のように、画像形成装置10の操作装置11には、ベンダーアプリケーション137及び機能提供アプリケーション136が記憶されている。
一方、情報処理装置20には、画像形成装置10のベンダーアプリケーションと同一のベンダーアプリケーション137が記憶されている。このように、本実施形態では、操作装置11と情報処理装置20との間で共通のベンダーアプリケーション137によって、画像形成装置10を操作することができるようになる。
また、情報処理装置20には、ベンダーアプリケーション137の開発を容易化するための機能提供アプリケーション171が記憶されている。ベンダーアプリケーション137の開発ベンダーに対しては、機能提供アプリケーション171の機能を実現するAPI(Application Programming Interface)が公開されている。機能提供アプリケーション171、136は、UI(ユーザインターフェース)層、ジョブの実行などのロジックの構築をするロジック層、API(Application Programming Interface)層を有しており、UI層は、複数種類の装置間(つまり、複数のOSの情報処理装置20や画像形成装置10)で同一であり、ロジック層およびAPI層は、複数種類の装置間(つまり、複数のOSの情報処理装置20や画像形成装置10)で異なる。すなわち、UI層により複数種類の装置の間で同様のUIの画面を提供しながら、ロジック層およびAPI層によってそれぞれの装置で内部的には異なる処理を実行して画像処理の指示等を行うため、ユーザへの操作感を共通にさせることができる。具体的には、異なるOSの情報処理装置20から画像形成装置10へのそれぞれの画像処理の指示、および、画像形成装置10の操作装置11から本体装置12への画像処理の指示の際に、ユーザの操作感を共通化することができる。
また、情報処理装置20には、基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)172が記憶されている。
情報処理装置20の機能提供アプリケーション171は、情報処理装置20のOS172(例えば、Android、iOSなど)ごとのアプリケーションであってもよいし、あるいは、マルチプラットフォーム対応(複数種類のOS172に対応)であってもよい。
<機能提供アプリケーション171の機能>
図7は、本実施形態に係る機能提供アプリケーション171の機能ブロックの一例を示す図である。情報処理装置20のCPU36は、例えばROM35、RAM34又は補助記憶装置38等の記憶部に記憶されている機能提供アプリケーション171を実行することで、図7に示す受信部161、記憶制御部162、切り替え部163、送信部164、設定処理部165、及び、表示制御部166を実現する。
受信部161は、ユーザが情報処理装置20の入力装置を介して行った入力操作に対応するコマンドを受信し、また、本体装置12に対して実行要求することで得られた実行結果を受信する。
記憶制御部162は、画面表示要求のあったアプリケーションに対応する情報を、例えばROM35、RAM34又は補助記憶装置38等の記憶部から読み出し又は保存等を行う。
切り替え部163は、ユーザによる情報処理装置20の入力装置の操作に応じて、情報処理装置20の表示装置に表示する画面の切り替えを行う。
送信部164は、本体装置12に所望の動作の実行要求等を送信する。
設定処理部165は、設定画面を介してユーザにより設定された設定内容をベンダーアプリケーション137に通知する等の設定処理を行う。
表示制御部166は、情報処理装置20の表示装置に対してメイン画面又は設定画面等の表示制御を行う。
なお、この例では、受信部161〜表示制御部166をソフトウェアで実現することとしたが、受信部161〜表示制御部166のうち、一部又は全部を、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアで実現してもよい。
また、機能提供アプリケーション171は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。また、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク(登録商標)、半導体メモリ等のコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。また、機能提供アプリケーション171は、インターネット等のネットワーク経由でインストールするかたちで提供してもよい。また、機能提供アプリケーション171は、機器内のROM等に予め組み込んで提供してもよい。
<処理の詳細>
次に、機能提供アプリケーション171の動作を説明する。
<第1の処理例>
図8は、本実施形態に係る画像処理(例えば、印刷)の一例を示すシーケンス図である。図8は、ベンダーアプリケーション137で印刷を実行する場合における、情報処理装置20の機能提供アプリケーション171の動作の流れを示すシーケンス図である。
ステップS1において、ベンダーアプリケーション137が起動する。ベンダーアプリケーション137は、画像形成装置10に対する画像処理の指示を受け付けるためのアプリケーションである。ユーザは、情報処理装置20の表示装置に表示されるベンダーアプリケーション137の起動を指示するためのアイコンを操作する。ベンダーアプリケーション137の起動を指示する指示信号がベンダーアプリケーション137に送信される。これにより、ベンダーアプリケーション137は、メイン画面を情報処理装置20の表示装置に表示する。
印刷設定を行う場合、ユーザは、メイン画面に表示されている印刷設定ボタンを操作する。これにより、ベンダーアプリケーション137に対して、印刷設定ボタンが操作されたことを示す信号が供給される。
ステップS2において、ベンダーアプリケーション137は、印刷設定ボタンが操作されたことを示す信号を受信すると、機能提供アプリケーション171に対して、印刷設定APIの呼び出しを行う。
ステップS3において、機能提供アプリケーション171の設定処理部165は、印刷設定を行うための設定画面を生成する。機能提供アプリケーション171の表示制御部166は、生成された設定画面を、情報処理装置20の表示装置に表示する。図9は、印刷設定を行うための設定画面の一例を示す図である。図9に例示するように、設定処理部165は、印刷に関する各種設定項目に対応するアイコン、及び、設定が完了した際に操作する設定完了ボタンを含めた設定画面を生成する。
ステップS4において、このような設定画面に表示されている各種設定項目に対応するアイコンのうち、所望の設定項目に対応するアイコンがユーザにより操作された場合、ユーザに操作された設定項目を示す信号が、機能提供アプリケーション171に供給される。機能提供アプリケーション171は、受信部161により、ユーザに操作された設定項目を示す信号を受信する。
ステップS5において、機能提供アプリケーション171は、切り替え部163により、ユーザに操作された設定項目の設定画面に、画面の切り替えを行う。そして、機能提供アプリケーション171は、表示制御部166により、切り替えた設定画面を情報処理装置20の表示装置に表示する。このように、本実施形態では、印刷設定トップ画面及び印刷設定トップ画面から遷移する詳細な設定画面等は、全て機能提供アプリケーション171で実現されている。なお、印刷設定トップ画面及び印刷設定トップ画面から遷移する詳細な設定画面等の一部が、ベンダーアプリケーション137で実現されるようにしてもよい。
ステップS6において、機能提供アプリケーション171の受信部161は、設定完了ボタンが操作されたことを示す信号と共に、ユーザにより設定された設定内容を示す設定内容情報を受信する。
ステップS7において、機能提供アプリケーション171の送信部164は、受信した設定内容情報を、ベンダーアプリケーション137に送信する。ベンダーアプリケーション137は、受信した設定内容情報で、上述のROM35、RAM34又は補助記憶装置38等の記憶部に記憶されている設定内容情報を更新する。
ステップS8において、ベンダーアプリケーション137は、設定内容情報を記憶すると、メイン画面を情報処理装置20の表示装置に表示する。
ステップS9において、印刷を実行する場合、ユーザは、メイン画面に表示されている印刷実行ボタンを操作する。これにより、ベンダーアプリケーション137に対して、印刷実行ボタンが操作されたことを示す信号が供給される。
ステップS10において、ベンダーアプリケーション137は、印刷実行ボタンが操作されたことを示す信号を受信すると、機能提供アプリケーション171に対して、印刷実行APIの呼び出しを行う。また、ベンダーアプリケーション137は、上述の設定内容情報を記憶部から読み出して、機能提供アプリケーション171に送信する。
ステップS11において、機能提供アプリケーション171の送信部164は、情報処理装置20の印刷フレームワーク173を起動する。印刷フレームワーク173は、例えばGoogle Cloud Print、Air Print、Mopria等、情報処理装置20から印刷の実行を指示するプログラムである。
印刷フレームワーク173は、情報処理装置20のOS172等にプラグインされるプラグインモジュールのプログラムを用いて提供されてもよい。プラグインモジュールは、印刷フレームワーク173の規格毎に、情報処理装置20に提供される。情報処理装置20の有する各アプリケーション、例えばファイル閲覧アプリ、ファイル編集アプリ、ブラウザアプリ、メールアプリ、SNSアプリ等は、プラグインモジュールを介して、規格に対応した画像形成装置10に対して、直接の通信、または、インターネットを経由して画像処理(スキャン・コピー・プリント等)の指示を行うことが可能である。印刷フレームワーク173のプラグインモジュールは、異なる規格毎に複数、情報処理装置20に有されてもよい。プラグインモジュールは、個別のアプリケーションとして各規格のWebサイト等から入手する、または、情報処理装置20のOS172のアップデート時にOSのモジュールとして含まれる、などによって情報処理装置20に提供され、情報処理装置20のアプリケーションから利用可能な状態となる。なお、1以上の印刷フレームワーク173が情報処理装置20のOS172にプラグインもしくは登録されている場合は、OS172は印刷フレームワーク173の名称や識別情報を記憶・管理するため、アプリケーション等から印刷フレームワーク173の呼び出しがあった場合にOS172は印刷フレームワーク173の名称等を一覧表示することができる。なお、表現として、OS172は1つの印刷フレームワークを有し、その印刷フレームワークの中に複数の規格毎のプラグインモジュールを有すると言うこともできる。
さらに、印刷フレームワーク173は情報処理装置20に追加せずに、インターネット上のWebアプリケーションとして規格毎に複数提供してもよい。この場合、情報処理装置20は、情報処理装置20の有するWebブラウザやWeb連携アプリケーションを用いて、インターネット経由で、Webアプリケーション(印刷フレームワーク)を介し、Webアプリケーション等に事前登録した画像形成装置10と規格に対応する画像形成装置10との少なくとも一方に対して、画像処理の指示を行うことが可能である。
ステップS12において、印刷フレームワーク173、または、印刷フレームワーク173のプラグインを有する情報処理装置20のOS172は、複合機等の画像形成装置10の選択を行うための画面を生成する。印刷フレームワーク173は、生成された画面を、情報処理装置20の表示装置に表示する。図10は、画像形成装置10の選択を行うための画面の一例を示す図である。ユーザは、このような画面で実際に印刷する複合機を選択し、選択ボタンを押下すると、選択された複合機に対して印刷要求が出される。ユーザが印刷フレームワーク173の初期設定で複合機を登録しておくことで、登録済みの複合機のリストが図10の画面に表示される。もしくは、S11で、印刷フレームワーク173を起動するとともに、情報処理装置20が無線通信でWiFi等のネットワークに接続している画像形成装置10を検索し、検索の結果検出した画像形成装置10(複合機)を、図10のように一覧表示してもよい。
なお、図10のような印刷フレームワーク173の画面が表示される前に、機能提供アプリケーション171が図11のような画面を表示するようにしてもよい。図11では、印刷設定画面が表示され、ユーザが自由に設定変更をすることができる。設定変更後、スタートボタンを押下することによって、図10の複合機選択画面が表示される。図11のような画面を表示する/しないは、ベンダーアプリケーション137が機能提供アプリケーション171を呼び出す際にパラメータで指定することができる。
ステップS13において、印刷フレームワーク173は、設定内容情報及び印刷実行要求を、画像形成装置10の本体装置12に送信する。
ステップS14において、本体装置12は、設定内容情報に基づいて、画像処理エンジン125の印刷機能を制御する。これにより、実体的な印刷動作が実行される。
なお、ユーザにより情報処理装置20の入力装置を介して入力された設定内容情報を、機能提供アプリケーション171の記憶制御部162が、上述の記憶部に記憶し、ベンダーアプリケーション137から印刷実行APIの呼び出しが行われた際に、機能提供アプリケーション171の記憶制御部162が、記憶部から設定内容情報を読み出して、本体装置12に送信してもよい。
このように、機能提供アプリケーション171は、情報処理装置20上でベンダーアプリケーション137を介してユーザの指示を受け付け、その指示を印刷フレームワーク173に渡すことで画像処理の実行の指示を画像形成装置10に送信することができる。
<第2の処理例>
図12は、本実施形態に係る画像処理の一例を示すシーケンス図である。図12は、<第1の処理例>において複数の印刷フレームワークがある場合である。以下、<第1の処理例>と異なる点を説明する。
ステップS1からステップS10までは、<第1の処理例>と同様である。
ステップS11において、機能提供アプリケーション171の送信部164は、情報処理装置20のOS172に対して、印刷フレームワーク173を起動するよう指示をする。印刷フレームワーク173は、上述したように、例えばGoogle Cloud Print、Air Print、Mopria等、情報処理装置20から印刷の実行を指示するプログラムである。
ステップS12において、OS172は、印刷フレームワークの選択を行うための画面を生成する。OS172は、生成された画面を、情報処理装置20の表示装置に表示する。図13は、印刷フレームワークの選択を行うための画面の一例を示す図である。ユーザは、このような画面で実際に利用する印刷フレームワークを選択し、選択ボタンを押下すると、選択された印刷フレームワークが起動される。
つまり、情報処理装置20が1以上の印刷フレームワーク173を有しており、情報処理装置20のアプリケーション137が機能提供アプリケーション171を介して画像処理の実行の指示を行う場合、情報処理装置20は、印刷フレームワーク173の選択を受け付けるための図13のような選択画面を表示することができる。
なお、機能提供アプリケーション171が、複数の印刷フレームワークのうちの予め指定された1つの印刷フレームワークを起動するようにしてもよい。
ステップS13において、OS172は、選択された印刷フレームワークを起動する。
ステップS14において、選択された印刷フレームワーク173は、複合機等の画像形成装置10の選択を行うための画面を生成する。選択された印刷フレームワーク173は、生成された画面を、情報処理装置20の表示装置に表示する。
つまり、図13のような印刷フレームワーク173の選択を受け付けるための選択画面において、1つの印刷フレームワークが選択された場合、選択された該印刷フレームワークは、画像処理の実行を要求する先の画像形成装置10の選択を受け付けるための選択画面を表示することができる。
ステップS15において、選択された印刷フレームワーク173は、設定内容情報及び印刷実行要求を、画像形成装置10の本体装置12に送信する。
ステップS16において、本体装置12は、設定内容情報に基づいて、画像処理エンジン125の印刷機能を制御する。これにより、実体的な印刷動作が実行される。
<第3の処理例>
図14は、本実施形態に係る画像処理の一例を示すシーケンス図である。図14は、<第1の処理例>においてジョブ情報を取得する場合である。以下、<第1の処理例>と異なる点を説明する。なお、<第2の処理例>においてジョブ情報を取得するようにすることもできる。
ステップS1からステップS14までは、<第1の処理例>と同様である。
ステップS15において、機能提供アプリケーション171は、本体装置12から画像処理(例えば、印刷)のジョブの状態を示す情報を取得する。例えば、ジョブの状態を示す情報は、MIB(Management Information Base)等で取得される。
ステップS16において、ジョブの状態を示す情報としてエラーを取得した場合、機能提供アプリケーション171は、ベンダーアプリケーション137にエラーを通知する。
ステップS17において、ベンダーアプリケーション137は、図15のようなエラー画面を、情報処理装置20の表示装置に表示する。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital single processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 画像形成システム
10 画像形成装置
20 情報処理装置
30 ネットワーク
11 操作装置
12 本体装置
101 アプリケーション層
102 サービス層
103 OS層
201 アプリケーション層
203 OS層
130 ホームアプリ
131 第1のコピー受付アプリ
132 第2のコピー受付アプリ
133 スキャナ受付アプリ
134 プリンタ受付アプリ
135 FAX受付アプリ
136 機能提供アプリ
137 ベンダ―アプリ
141 コピーアプリ
142 スキャナアプリ
143 プリンタアプリ
144 FAXアプリ
151 省エネ管理
152 メモリ管理
153 エンジン制御
161 受信部
162 記憶制御部
163 切り替え部
164 送信部
165 設定処理部
166 表示制御部
171 機能提供アプリ
172 OS
173 印刷フレームワーク
特開2014−150320号公報

Claims (10)

  1. 画像形成装置に対する画像処理の指示を受け付けるアプリケーションと、
    前記画像形成装置に前記画像処理の実行を指示する印刷フレームワークと、
    前記アプリケーションから呼び出されると、前記印刷フレームワークに対して、前記画像形成装置への前記画像処理の実行の指示を行わせる機能提供アプリケーションと
    を有する情報処理装置。
  2. 前記機能提供アプリケーションは、複数の印刷フレームワークのうちの選択された1つの印刷フレームワークに対して、前記画像形成装置への前記画像処理の実行の指示を行わせる、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記機能提供アプリケーションは、前記画像形成装置から前記画像処理のジョブの状態を示す情報を取得して、前記取得した前記画像処理のジョブの状態を示す情報を前記アプリケーションへ通知する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像形成装置は、前記アプリケーションから呼び出されると前記画像形成装置に画像処理の実行を指示する機能提供アプリケーションを有し、
    前記情報処理装置の機能提供アプリケーションと前記画像形成装置の機能提供アプリケーションは、UI層、ロジック層、API層を有し、
    前記UI層は、前記情報処理装置の機能提供アプリケーションと前記画像形成装置の機能提供アプリケーションとの間で同一であり、
    前記ロジック層および前記API層は、前記情報処理装置の機能提供アプリケーションと前記画像形成装置の機能提供アプリケーションとの間で異なる、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、前記画像形成装置の利用者が所持する携帯端末であり、
    前記機能提供アプリケーションは、
    前記携帯端末上で、前記アプリケーションを介してユーザの指示を受け付け、
    前記指示を前記印刷フレームワークに渡すことで、前記画像処理の実行の指示を前記画像形成装置に送信する、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置が1以上の印刷フレームワークを有し、
    前記情報処理装置の前記アプリケーションが前記機能提供アプリケーションを介して前記画像処理の実行の指示を行う場合、前記情報処理装置は、前記印刷フレームワークの選択を受け付ける選択画面を表示する、請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記印刷フレームワークの選択を受け付ける前記選択画面において、1つの印刷フレームワークが選択された場合、選択された前記印刷フレームワークは、前記画像処理の実行を要求する先の画像形成装置の選択を受け付ける選択画面を表示する、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. アプリケーションが、画像形成装置に対する画像処理の指示を受け付けるステップと、
    機能提供アプリケーションが、前記アプリケーションから呼び出されると、印刷フレームワークに対して、前記画像形成装置への前記画像処理の実行の指示を行わせるステップと、
    前記印刷フレームワークが、前記画像形成装置に前記画像処理の実行を指示するステップと
    を含む方法。
  9. 画像形成装置に対する画像処理の指示を受け付けるアプリケーションから呼び出されると、前記画像形成装置に前記画像処理の実行を指示する印刷フレームワークに対して、前記画像形成装置への前記画像処理の実行の指示を行わせる、プログラムであって、
    前記アプリケーションが表示するユーザインタフェースを提供する、プログラム。
  10. 画像形成装置と情報処理装置とを含む画像形成システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記画像形成装置に対する画像処理の指示を受け付けるアプリケーションと、
    前記画像形成装置に前記画像処理の実行を指示する印刷フレームワークと
    前記アプリケーションから呼び出されると、前記印刷フレームワークに対して、前記画像形成装置への前記画像処理の実行の指示を行わせる機能提供アプリケーションとを有する、画像形成システム。
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