JP2020094843A - 検体分析システム、起動コントローラ、検体分析装置の起動方法、コンピュータプログラム - Google Patents

検体分析システム、起動コントローラ、検体分析装置の起動方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の分析装置の一部または全部の起動を設定する作業の負担を軽減する。【解決手段】検体を測定する複数の検体分析装置(40a〜40g)と、複数の検体分析装置(40a〜40g)と通信可能に接続され、複数の検体分析装置(40a〜40g)の起動を制御する起動コントローラ(1)と、を備え、起動コントローラ(1)は、複数の検体分析装置(40a〜40g)のうち起動対象とする検体分析装置を選択的に起動する。【選択図】図1

Description

本発明は、検体分析システム、起動コントローラ、検体分析装置の起動方法、コンピュータプログラムに関する。
患者から採取された血液や尿等の検体の測定を行う検体分析装置が病院、検査センター等の医療施設において用いられている。医療施設に設置された、例えば、血球計数装置、血液凝固測定装置、免疫分析装置、生化学分析装置、尿分析装置といった検体分析装置は、一般的に、装置の起動時において装置の洗浄等のスタートアップ動作が行われる。スタートアップ動作は、例えば、数十分といった時間を要するため、医療施設において検体分析装置の電源を投入しても、実際に検体の測定業務を開始できる状態とするまで、多くの時間を無駄にすることとなる。
ここで、あらかじめ装置を起動する時刻を設定し、設定した時刻となったときに自動的に起動することが可能な検体分析装置が知られている。例えば、特許文献1には、自動起動の設定を受け付けると共に、確実に自動起動が行われるよう次回の自動起動時に必要な消耗品の量を考慮してシャットダウン動作を行う検体分析装置が開示されている。
特開2013−076624号公報
しかしながら、医療施設では、検体の種類や測定項目、また一日で測定を行わなければならない検体数等に応じて多数の検体分析装置が設置されている。特許文献1に記載の検体分析装置では、それぞれの検体分析装置のもとで装置毎に起動時間を設定する必要があり、多数の検体分析装置を設置する医療施設のユーザにとって、自動起動の設定を行うことが大きな負担となっていた。
そこで、本発明は、複数の検体分析装置を有する医療施設において、自動起動を設定する作業の負担を軽減することができる検体分析システム、起動コントローラ、検体分析装置の起動方法、およびコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る検体分析システム(100〜100b)は、検体を測定する複数の検体分析装置(40a〜40g)と、複数の検体分析装置(40a〜40g)と通信可能に接続され、前記複数の検体分析装置(40a〜40g)の起動を制御する起動コントローラ(1)と、を備え、起動コントローラは、複数の検体分析装置(40a〜40g)のうち起動対象とする検体分析装置を選択的に起動する。
この構成によれば、複数の分析装置(40a〜40g)の起動を、起動コントローラ(1)により一括的に制御する。これにより、例えば、複数の検体分析装置を有する医療施設において、自動起動を設定する作業の負担を軽減することができる。
起動コントローラ(1)は、選択した複数の検体分析装置に対して個別に起動時刻の設定を受け付けてもよい。
起動コントローラは、選択した複数の検体分析装置に対し、異なる起動時刻を設定可能であってもよい。
これにより、起動対象の分析装置(40a〜40g)について、起動させる日時を自在に設定することができる。
検体分析装置(40d、40f)は、検体を測定する測定ユニット(40)を制御する制御基板(400)を備え、検体分析装置(40d、40f)の起動時に制御基板(400)に電気を通電する構成であってもよい。
検体分析装置(40a〜40g)は、起動後に初期動作を実行してもよい。
検体分析装置(40a〜40g)は、初期動作において、検体を測定する測定ユニット(413a、40)の洗浄動作およびバックグラウンドチェックの少なくとも1つの動作を行ってもよい。
起動コントローラ(1)は記憶部(13)を備え、記憶部(13)は、検体分析装置(40a〜40g)を特定する情報に関連付けて、検体分析装置(40a〜40g)の起動時刻に関する情報を記憶する構成であってもよい。
起動コントローラ(1)は、記憶部(13)に記憶する日時情報に基づいて、日時情報に関連付けられた検体分析装置(40a〜40g)を起動する構成であってもよい。
これにより、起動対象の分析装置の各々を、所望の日時に起動することができる。
起動コントローラは(1)、平日の起動時刻、休日の起動時刻、および週末の起動時刻の少なくとも一つについて、複数日の起動時刻を一括して設定可能であってもよい。
検体分析装置(40d、40f)は、検体を測定する測定ユニット(40)と、測定ユニット(40)から出力された測定データを分析する分析コントローラ(55a、55b)と、を備えていてもよい。
起動コントローラ(1)は、分析コントローラ(55a、55b)に対して起動を指示するコマンドを送信してもよい。
起動コントローラ(1)は表示部(11)を備え、起動コントローラ(1)は、複数の検体分析装置(40a〜40g)から起動する検体分析装置の選択を受け付ける選択画面を表示部(11)に表示してもよい。
起動コントローラ(1)は表示部(11)を備え、起動コントローラ(1)は、カレンダーを表示部(11)に表示してもよい。
起動コントローラ(1)は、カレンダーの日付に対応付けて、検体分析装置を特定する情報と、起動時刻に関する情報とを、表示部(11)に表示してもよい。
上記の構成によれば、起動対象の検体分析装置(40a〜40g)、および起動対象の分析装置(40a〜40g)を起動させる日時を、カレンダー日付の表示に対応付けて表示する。これにより、起動対象の分析装置、および起動させる日時をユーザに分かりやすく視認させることができる。
起動コントローラ(1)は、選択された複数の検体分析装置(40a〜40f)を即時に起動する起動コマンドを送信可能であってもよい。
検体分析装置(40f、40g)は、検体を搬送する検体搬送ユニット(461〜463)を備え、起動コントローラ(1)は、検体搬送ユニット(40f、40g)を選択的に起動する構成であってもよい。
上記の課題を解決するために、本発明の別の態様に係る起動コントローラ(1)は、検体を測定する複数の検体分析装置(40a〜40g)と通信可能に接続され、複数の検体分析装置(40a〜40g)の起動を制御する起動コントローラ(1)であって、複数の検体分析装置(40a〜40g)のうち起動対象とする検体分析装置を選択的に起動する制御部(10)を備える。
この構成によれば、複数の分析装置(40a〜40g)の起動を、起動コントローラ(1)により一括的に制御する。これにより、複数の検体分析装置を有する医療施設などにおいて、自動起動を設定する作業の負担を軽減することができる。
制御部(10)は、選択した複数の検体分析装置に対して個別に起動時刻の設定を受け付けてもよい。
これにより、起動対象の検体分析装置の各々を、所望の時刻に起動することができる。
上記の課題を解決するために、本発明の他の態様に係る検体分析装置(40a〜40g)の起動方法は、検体を測定する複数の検体分析装置(40a〜40g)を起動するための起動方法であって、複数の検体分析装置(40a〜40g)から起動する検体分析装置の選択を受け付けるステップ(S12)と、複数の検体分析装置(40a〜40g)のうち起動対象とする検体分析装置を選択的に起動するステップ(S32)と、を備える。
この構成によれば、複数の検体分析装置(40a〜40g)の起動の設定を一括して行うことができる。これにより、検体分析システム(100〜100b)に含まれる複数の分析装置(40a〜40g)の起動を簡単に制御することができる。
起動する検体分析装置の選択を受け付けるステップ(S12)において、複数の検体分析装置(40a〜40g)に対して個別に起動時刻の設定を受け付け、検体分析装置を選択的に起動するステップ(S32)において、受け付けた起動時刻に起動対象の検体分析装置を起動してもよい。
これにより、起動対象の検体分析装置の各々を、所望の時刻に起動することができる。
検体分析装置を選択的に起動するステップ(S32)において、登録された全ての複数の検体分析装置に対し、起動対象の検体分析装置を特定する信号を含む起動コマンドを送信してもよい。
上記の課題を解決するために、本発明の他の態様に係るコンピュータプログラムは、
検体を測定する複数の検体分析装置(40a〜40g)に接続されたコンピュータに、複数の検体分析装置(40a〜40g)のうち起動対象とする検体分析装置を選択的に起動するステップを実行させる。
このようなコンピュータプログラムによれば、複数の分析装置(40a〜40g)の起動の設定を一括的に行うことができる。これにより、複数の分析装置(40a〜40g)の起動を設定するユーザの作業の負担を軽減することができる。
本発明によれば、複数の検体分析装置を有する医療施設において、自動起動を設定する作業の負担を軽減することができる。
本発明の実施形態1に係る検体分析システムの構成例を示す模式図である。 起動コントローラの概略構成の一例を示すブロック図である。 分析装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明に係る検体分析システムの別の構成例を示す模式図である。 分析装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明に係る検体分析システムの他の構成例を示す模式図である。 分析装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。 検体容器Tと検体ラックの構成を示す図である。 起動コントローラが起動スケジュール情報を登録する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 起動コントローラが起動コマンドを生成して送信する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 起動スケジュール情報の一例を示す図である。 設定画面の一例を示す図である。 設定画面の一例を示す図である。 設定画面の一例を示す図である。 設定画面の一例を示す図である。
本発明の一態様である検体分析システムは、図1に示すように、複数の検体分析装置40a、40b、40cと、起動コントローラ1と、を通信可能に接続する。ユーザは、起動コントローラ1において、複数の検体分析装置40a、40b、40cから起動対象とする検体分析装置を選択する。起動コントローラ1はユーザの選択に応じて起動コマンドを送信し、検体分析装置40a、40b、40cは起動コマンドに基づいて起動される。
以下の実施形態では、検体分析装置として血球計数装置を例として説明するがこれに限らない。検体分析装置としては、血球計数装置の他に、例えば、血液凝固測定装置、免疫分析装置、生化学分析装置、尿分析装置が挙げられる。
血球計数装置は、患者から採取された血液中の赤血球、白血球、血小板などの細胞をフローセルに流し、電気インピーダンス、レーザー光などの光照射等により、血球の計数、血球の存在比率の解析、およびヘモグロビン量の測定などを自動で行う検体分析装置である。
血球計数装置は、電源投入後に起動動作を行う。起動動作では、血球計数装置の機構部および流体部の初期化、流体部の洗浄、測定モジュールの温度安定待ち、バックグラウンドチェックを行う。なお、血球計数装置の機構、および電源投入後における起動動作については、特開2010−107398号の全体を参照することによって本明細書に組み込む。
ここで、機構部の初期化では、血球計数装置の各機構部を初期位置に設定する。また、流体部の初期化では、試薬の補給、圧力のチェック、排液チャンバー排出を行う。流体部の洗浄では、検体の測定を行う測定モジュールの流体部を洗浄する。測定モジュールの温度安定待ちは、反応チャンバー、試薬ヒーター、FCM検出部ヒーター等のユニットが、ターゲット温度に達するまで待つ。また、バックグラウンドチェックでは、流体部の洗浄によりバックグラウンドの影響が排除されたことを確認するため、通常の検体測定と同じ条件でブランク測定(検体を吸引せず希釈液のみを測定する)し、バックグラウンドの影響を確認する。このような起動動作のため、電源投入から実際に測定が可能なスタンバイ状態まで、約10分から20分の時間を要することとなる。
また、血球計数装置は、1日の測定が完了した後、流路等を専用の洗浄液で洗浄すると共にシャットダウンが行われる。シャットダウンを行わなかった場合、測定したデータを解析するパーソナルコンピュータ等の分析コントローラの動作が重くなり、検査業務に悪影響が生じる可能性がある。
以下に記載する実施形態では、複数の検体分析装置を備える検体分析システム100、100aおよび100bを例に挙げて説明する。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一形態について、詳細に説明する。
(検体分析システム100の概略)
まず、本発明に係る検体分析システム100の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本発明に係る検体分析システム100の構成を示す模式図である。なお、図1において、通信信号の流れを破線矢印で示している。
図1に示す検体分析システム100は、複数の検体分析装置40a(第1検体分析装置)、40b(第2検体分析装置)、および40c(第3検体分析装置)と、複数の検体分析装置の起動を制御する起動コントローラ1とを含んでいる。
起動コントローラ1は、検体分析装置40a、40b、40cと通信可能に接続されているコンピュータである。起動コントローラ1は、LAN(Local Area Network)ケーブルまたは無線LANによって検体分析装置40a、40b、40cと互いにルータ9を介して通信可能に接続されている。なお、図1では、起動コントローラ1と複数の検体分析装置とが、ルータを介して接続されている構成を示しているが、これに限定されない。起動コントローラ1と複数の検体分析装置とが直接的に接続される構成であってもよい。
起動コントローラ1は、複数の検体分析装置の一部または全部を起動対象として選択し、選択した起動対象の検体分析装置に対して起動コマンドを送信する機能を有する。ここで、起動コマンドとしては、例えば、マジックパケット(登録商標)が適用され得る。マジックパケットとは、「FF:FF:FF:FF:FF:FF」に続けて、起動対象の検体分析装置のMACアドレスを16回繰り返したデータパターンがペイロードのどこかに含まれているようなパケットである。なお、「FF:FF:FF:FF:FF:FF」は、ブロードキャストを表すあて先である。マジックパケットは、イーサネットブロードキャストフレームとして送信される。
(起動コントローラ1の構成)
次に、図2を用いて起動コントローラ1の構成の一例を説明する。図2は、起動コントローラ1の構成の概略を示すブロック図である。
起動コントローラ1は、制御部10、表示部11、入力デバイス12、記憶部13、および通信インタフェース14を備えた、例えば、パーソナルコンピュータである。制御部10は、起動コントローラ1の各種機能を統括的に制御するCPUである。記憶部13は、例えば、ROM、RAM、ハードディスク等のメモリである。表示部11は、例えば、液晶ディスプレイである。入力デバイス12は、文字などを入力させるためのキーボードおよびマウスなどである。表示部11と入力デバイス12は、タッチパネル式のディスプレイなどにより一体的に構成されていてもよい。
なお、起動コントローラ1は、制御部10、記憶部13、および通信インタフェース14を備えていればよい。例えば、起動コントローラ1がHMDI端子を備えている場合、該HMDI端子を介して別体のディスプレイ(表示装置)と接続することが可能である。また、起動コントローラ1が、USB(Universal Serial Bus)端子を備えている場合、該USB端子を介して別体の入力デバイスと接続することが可能である。
通信インタフェース14は、例えば、イーサネット(登録商標)規格に基づく通信インタフェースである。起動コントローラ1は、通信インタフェース14を介して、検体分析装置40a、40b、40cのうち任意の検体分析装置へ起動コマンドを送信する。
(検体分析装置40aの構成)
次に、検体分析装置40aの構成について、図3を用いて説明する。図3は、検体分析装置40aの構成の一例を示す機能ブロック図である。検体分析装置40a、40b、40cは、それぞれ単体で検体分析装置としての機能を備えている。すなわち、検体分析装置40bおよび40cの構成も、検体分析装置40aと同様の構成である。なお、各検体分析装置は同じ装置でなくてもよく、それぞれ、血球計数装置、血液凝固測定装置、免疫分析装置、生化学分析装置、尿分析装置等異なる検体分析装置であってもよい。
検体分析装置40aは、分析コントローラ411a、通信部412a、測定ユニット413a、およびプラグ60を介してコンセント70に接続されている電源414aを一体的に備えている。分析コントローラ411aは、例えば、制御基板に搭載されているCPU、およびCPUにより処理されるプログラムを記憶するメモリを備えている。制御基板には検体分析装置40aの主電源回路が搭載されており、分析コントローラ411aは、検体分析装置40aが実行する処理全般を制御するとともに、検体分析装置40aの主電源回路のON/OFFを制御する。分析コントローラ411aと測定ユニット413aとの間、および、分析コントローラ411aと通信部412aとの間はインタフェースを介して接続されている。
通信部412aは、起動コントローラ1との通信を可能とする。通信部412aは、例えば、イーサネット規格に基づく通信インタフェースを備えており、起動コントローラ1から送信された起動コマンドを受信する。
通信部412aは、WOL(Wake-On-LAN)機能に対応している。すなわち、検体分析装置40aは、主電源回路がOFFであっても、通信部412aは通信ネットワークにリンク・アップされており、起動コントローラ1から送信された起動コマンドを受信することができる。
通信部412aは、受信した起動コマンドの中に含まれるMACアドレスと、通信部412aが備える通信インタフェースのMACアドレスとが一致するか否かを照合する。両者が一致した場合、通信部412aは、受信した起動コマンドは自身宛であると判定する。自身宛の起動コマンドを受け取った通信部412aは、起動用の信号を出力して分析コントローラ411aを起動させる。
分析コントローラ411aが通信部412aから起動用の信号を受け取ることで、検体分析装置40aの主電源がONとなり、制御基板上の各機能が動作可能となる。分析コントローラ411aと測定ユニット413aとはUSBケーブルを介して接続されている。起動用の信号を受信した分析コントローラ411aは、電源414aを制御して、コンセント70から測定ユニット413aおよび分析コントローラ411aへの電力供給を開始させる。
このように、起動コントローラ1は、検体分析システム100に含まれる複数の検体分析装置に対して起動コマンドを送信することによって、1または複数の分析装置を起動させることができる。
〔実施形態2〕
以下、本発明の別の一形態について、図4を用いて詳細に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(検体分析システム100a)
本実施形態に係る検体分析システム100aは、検体分析装置40dおよび検体分析装置40eを備えている。ここで、検体分析装置40dは、分析コントローラ55aおよび複数の測定ユニット40を別体として備えている点で、実施形態1とは異なっている。起動コントローラ1は、検体分析装置40dおよび検体分析装置40eを含む複数の検体分析装置の起動を制御することができる。
検体分析システム100aの構成について、図4を用いて説明する。図4は、検体分析システム100aの構成を示す模式図である。なお、図1と同様、図4においても、通信信号の流れを破線矢印で示している。
図4に示す検体分析システム100aは、検体分析装置40d(第1分析装置)および検体分析装置40e(第2分析装置)と、検体分析装置40d、40eの各々の起動を制御するための起動コントローラ1とを含んでいる。
起動コントローラ1は、LANケーブルまたは無線LANによって検体分析装置40dおよび40eと通信可能に接続されている。検体分析装置40dおよび検体分析装置40eが同じLANに接続されている場合、起動コントローラ1は、検体分析装置40dおよび40eに起動コマンドを送信する機能を有する。
(検体分析装置40dの構成)
次に、検体分析装置40dの構成について、図5を用いて説明する。図5は、検体分析装置40dの構成を示す模式図である。単体で検体分析装置としての機能を備えている検体分析装置40eとは異なり、検体分析装置40dは、2つの測定ユニット40、および各測定ユニット40の動作を制御し、各測定ユニット40における測定結果を取得して分析する分析コントローラ55aを別体として備える。
検体分析装置40dは、分析コントローラ55aおよび測定ユニット40を備えている。測定ユニット40は、検体を用いた各種測定を行い、測定結果を分析コントローラ55aに送信する。分析コントローラ55aは例えばパーソナルコンピュータである。分析コントローラ55aは、制御部551a、通信部552a、およびUSBなどバス規格に基づくデータ通信インタフェースを備える接続部553aを備えている。分析コントローラ55aは、測定ユニット40から出力される測定データを受信し、例えばスキャッタグラムの作成等、測定データの分析を行うことで分析結果を生成し、ユーザに通知する。
制御部551aは、例えば、制御基板に搭載されているCPUおよびCPUにより処理されるプログラムを記憶するメモリを有している。制御部551aは、検体分析装置40dが実行する処理全般を制御するとともに、分析コントローラ55aの主電源回路のON/OFFを制御する。
通信部552aは、起動コントローラ1との通信を可能とする。通信部552aは、例えば、イーサネット規格に基づく通信インタフェースを備えており、起動コントローラ1から送信された起動コマンドを受信する。
通信部552aは、WOL機能に対応している。すなわち、分析コントローラ55aの主電源回路がOFF(すなわち、測定ユニット40も起動していない)であっても、起動コントローラ1から送信された起動コマンドを受信することができる。
通信部552aは、受信した起動コマンドの中に含まれるMACアドレスと、通信部552aが備える通信インタフェースのMACアドレスとが一致するか否かを照合する。両者が一致した場合、通信部552aは、受信した起動コマンドは自身宛であると判定する。自身宛の起動コマンドを受け取った通信部552aは、起動用の信号を出力して分析コントローラ551aを起動させる。なお、通信部552aは、自身宛ではない起動コマンドを無視する。
測定ユニット40は、分析コントローラの接続部553aとUSB接続される接続部403が設けられた制御基板400を備えている。また、制御基板400は、測定ユニット40に設けられた測定部402の動作を制御する制御部401を備えている。制御部401は、例えばマイクロコンピュータである。測定部402は、検体を測定するための機構であり、例えば、シースフローDC(直流電流)検出法により、血液中の赤血球、白血球、血小板等の細胞の数を計数するための第1検出器と、光学式フローサイトメトリー法により、細胞を分類し計数するための第2検出部と、SLS−ヘモグロビン法により、ヘモグロビン濃度を測定するための第3検出部と、を備えている。しかし、これはあくまで一例であり、測定ユニット40が備える測定部402はこれに限られない。
測定ユニット40の接続部403および制御部401は、スイッチング電源404と接続されている。スイッチング電源404はプラグ60を介してコンセント70に接続されている。ここで、スイッチング電源404は、起動した分析コントローラ551aの接続部553a(USB)からの信号を受けて、電源の出力をONにする。電源の出力がONとなることで、制御基板400に測定ユニット40の電源からの電流が供給される。制御基板400および制御基板400に設けられた制御部401に電流が供給されることにより、測定部402が測定可能な状態となる。本実施形態では、この状態を測定ユニット40が起動されたといい、また検体分析装置40dが起動されたという。
このように、制御部551aが起動用の信号を受け取ることで、検体分析装置40dの主電源がONとなり、制御基板上の各機能が動作可能となる。制御部551aと各測定ユニット40とはUSB接続されているため、各測定ユニット40への給電も開始される。なお、分析コントローラ55aがシャットダウンされると、接続部553a(USB)からの信号がなくなり、スイッチング電源404は制御基板400への電気の供給を停止し、測定ユニット40および検体分析装置40dは停止状態となる。
このように、起動コントローラ1は、検体分析システム100aに含まれる複数の検体分析装置に対して起動コマンドを送信することによって、1または複数の検体分析装置を起動させることができる。
〔実施形態3〕
以下、本発明の別の一形態について、図7を用いて詳細に説明する。説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(検体分析システム100b)
検体分析システム100bは、検体分析装置40fを備えている。ここで、検体分析装置40fおよび40gは、分析コントローラ55bと、複数の測定ユニット40A、40B、40Cと、複数の測定ユニットに対して検体を搬送する複数の検体搬送ユニット461、462、463をそれぞれ別体として備えている点で、実施形態1および2とは異なっている。起動コントローラ1は、検体分析装置40fおよび検体分析装置40gを含む複数の検体分析装置の起動を制御することができる。
検体分析システム100bの構成について、図6を用いて説明する。図6は、検体分析システム100bの構成例を示す模式図である。なお、図1および図4と同様に、通信信号の流れは破線矢印で示している。
図6に示す検体分析システム100bは、検体分析装置40f(第1検体分析装置)および40g(第2検体分析装置)、および検体分析装置40f、40gの各々の起動を制御するための起動コントローラ1を含んでいる。
起動コントローラ1は、LANケーブルまたは無線LANによって検体分析装置40f、40gと通信可能に接続されている。起動コントローラ1は、複数の検体分析装置の一部または全部を起動対象として選択し、選択した起動対象の検体分析装置に対して起動コマンドを送信する機能を有する。なお、上述した実施形態と同様、検体分析システム100bが、単体で検体分析装置としてのすべての機能を備えている検体分析装置(例えば、図1に示す検体分析装置40a)の起動も制御してもよい。
(検体分析装置40fの構成)
次に、検体分析装置40fの構成について、図7を用いて説明する。図7は、検体分析装置40fの構成を示す模式図である。ここでは、測定ユニットを3つ備える検体分析装置40fを例に挙げて説明するが、測定ユニットの数はこれに限定されない。
検体分析装置40fは、分析コントローラ55bと、測定ユニット40A、40B、40Cと、検体供給ユニット464、465、466と、検体を搬送する検体搬送ユニット461、462、463と、搬送コントローラ46とを備えている。
<搬送コントローラ46>
搬送コントローラ46は、検体搬送ユニット461、462、463、および検体供給ユニット464、465、466の各々の動作を制御するコンピュータである。搬送コントローラ46は、制御部461Aおよび通信部462A、およびハードディスク463Aを備えている。
制御部461Aは、CPUおよびCPUにより処理されるプログラムを記憶するメモリを備えている。制御部461Aは、通信部462Aを介して、複数の検体搬送ユニット461、462、463、複数の検体供給ユニット464、465、466、および分析コントローラ55bと通信を行う。また、制御部461Aは、ハードディスク463Aに記憶されている検体ラックRの位置情報と、この検体ラックRの搬送先とに基づいて、検体搬送ユニット461、462、463および検体供給ユニット464、465、466の検体ラックR搬送動作を制御する。
通信部462Aは、起動コントローラ1との通信も可能とする。通信部462Aは、例えば、イーサネット規格に基づく通信インタフェースを備えており、起動コントローラ1から送信された起動コマンドを受信する。
通信部462Aは、WOL機能に対応している。すなわち、検体分析装置40fの主電源回路がOFF(すなわち、分析コントローラ55bも起動していない)であっても、通信部462Aは通信ネットワークにリンク・アップされており、起動コントローラ1から送信された起動コマンドを受信することができる。
通信部462Aは、受信した起動コマンドの中に含まれるMACアドレスと、通信部462Aが備える通信インタフェースのMACアドレスとが一致するか否かを照合する。両者が一致した場合、通信部462Aは、受信した起動コマンドは自身宛であると判定する。自身宛の起動コマンドを受け取った通信部462Aは、検体搬送ユニット461、462、463および検体供給ユニット464、465、466の各通信部が備える通信インタフェースのMACアドレスを含む起動コマンドを生成し、該起動コマンドをそれぞれ、検体搬送ユニット461、462、463および検体供給ユニット464、465、466の各通信部に送信する。
<分析コントローラ55b>
分析コントローラ55bは、測定ユニット40A、40B、40Cにおける測定結果を取得して分析するコンピュータである。分析コントローラ55bは、制御部551b、通信部552b、およびUSBなどバス規格に基づくデータ通信インタフェースを備える接続部553bを備えている。なお、測定ユニット40A、40B、40Cの各々は、検体分析装置40dの測定ユニット40と同様である。
制御部551bは、例えば、制御基板に搭載されているCPUである。制御部551bは、検体分析装置40fが実行する処理全般を制御するとともに、分析コントローラ55bの主電源回路のON/OFFを制御する。
通信部552bは、ルータ9を介して起動コントローラ1から受信した起動コマンドの中に含まれるMACアドレスと、通信部552bが備える通信インタフェースのMACアドレスとが一致するか否かを照合する。両者が一致した場合、通信部552bは、受信した起動コマンドは自身宛であると判定する。自身宛の起動コマンドを受け取った通信部552bは、起動用の信号を出力して制御部551bを起動させる。
測定ユニット40は、分析コントローラの接続部553bとUSB接続される接続部403が設けられた制御基板400を備えている。また、制御基板400は、測定ユニット40に設けられた測定部402の動作を制御する制御部401を備えている。制御部401は、例えばマイクロコンピュータである。測定部402は、検体を測定するための機構であり、例えば、シースフローDC(直流電流)検出法により、血液中の赤血球、白血球、血小板等の細胞の数を計数するための第1検出器と、光学式フローサイトメトリー法により、細胞を分類し計数するための第2検出部と、SLS−ヘモグロビン法により、ヘモグロビン濃度を測定するための第3検出部と、を備えている。しかし、これはあくまで一例であり、測定ユニット40が備える測定部402はこれに限られない。
測定ユニット40の接続部403および制御部401は、スイッチング電源404と接続されている。スイッチング電源404はプラグ60を介してコンセント70に接続されている。ここで、スイッチング電源404は、起動した分析コントローラ551bの接続部553b(USB)からの信号を受けて、電源の出力をONにする。電源の出力がONとなることで、制御基板400に測定ユニット40の電源からの電流が供給される。制御基板400および制御基板400に設けられた制御部401に電流が供給されることにより、測定部402が測定可能な状態となる。本実施形態では、この状態を測定ユニット40が起動されたといい、また検体分析装置40fが起動されたという。
このように、搬送コントローラ46が起動用の信号を受け取ることで、検体分析装置40fの主電源がONとなり、制御基板上の各機能が動作可能となる。制御部551bと各測定ユニット40とはUSB接続されているため、各測定ユニット40への給電も開始される。なお、分析コントローラ55bがシャットダウンされると、接続部553b(USB)からの信号がなくなり、スイッチング電源404は制御基板400への電気の供給を停止し、測定ユニット40および検体分析装置40fは停止状態となる。
<検体搬送ユニット461、462、463>
検体搬送ユニット461、462、463はそれぞれ、制御部および通信部を備えている。例えば、検体搬送ユニット461において、制御部4611は、検体搬送ユニット461の動作を制御するCPUである。通信部4612は、搬送コントローラ46の通信部462Aとの通信を可能とする。
通信部4612、4622、4632は、イーサネット規格に基づく通信インタフェースを備えており、搬送コントローラ46の通信部462Aから送信された起動コマンドを受信する。
通信部4612、4622、4632は、WOL機能に対応しており、検体分析装置40fの主電源回路がOFFであっても、通信部462Aから送信された起動コマンドを受信することができる。
通信部4612、4622、4632は、受信した起動コマンドの中に含まれるMACアドレスと、通信部4612、4622、4632のそれぞれが備える通信インタフェースのMACアドレスとが一致するか否かを照合する。両者が一致した場合、通信部4612、4622、4632は、受信した起動コマンドは自身宛であると判定する。自身宛の起動コマンドを受け取った通信部4612、4622、4632はそれぞれ、起動用の信号を出力して制御部4611、4621、4631を起動させる。すなわち、検体搬送ユニット461、462、463は、搬送コントローラ46からの起動コマンドに応じて起動する。
検体搬送ユニット461、462、463はそれぞれ、検体を搬送する搬送路を備えている。例えば、検体搬送ユニット461は、測定ユニットによる測定が終わった検体ラックRの回収ユニットとしての機能を有し、検体搬送ユニット462は測定前の検体ラックRを投入する投入ユニットとしての機能を有し、検体搬送ユニット463は検体ラックRに載置された検体容器のバーコードを読み取る等の前処理を行う前処理ユニットとしての機能を備えている。検体搬送ユニット461、462、463は、検体ラックRの受け渡しが可能となるように、左右に隣接するよう配置されている。また、これらのユニットは、10本の検体容器を保持可能な複数の検体ラックRが載置可能となるよう構成されている。
ここで、検体容器Tおよび検体ラックRについて図8を用いて説明する。図8は、検体容器Tと検体ラックRの構成を示す図である。図8の(a)は、検体容器Tの外観を示す斜視図であり、図8の(b)は、10本の検体容器Tが保持されている検体ラックRの外観を示す斜視図である。
図8の(a)に示すように、検体容器Tは、透光性を有するガラスまたは合成樹脂により構成された管状容器であり、上端が開口している。内部には患者から採取された血液検体が収容され、上端の開口は蓋部CPにより密封されている。検体容器Tの側面には、バーコードラベルBL1が貼付されている。バーコードラベルBL1には、検体IDを示すバーコードが印刷されている。
図8の(b)に示すように、検体ラックRには、10本の検体容器Tを垂直に立てた状態で並べて保持することが可能となるように、保持位置1〜10に10個の保持部が形成されている。また、検体ラックRの後方の側面には、バーコードラベルBL2が貼付されている。バーコードラベルBL2には、ラックIDを示すバーコードが印刷されている。
図7に戻り、検体搬送ユニット461は、各測定ユニットにおける測定を終えた検体を回収するための回収ユニットである。検体搬送ユニット462は、測定対象となる検体を収容した検体ラックRをユーザに戴置させる投入ユニットである。検体搬送ユニット462に戴置された検体ラックRは各測定ユニットへ搬送される。検体搬送ユニット463は、検体搬送ユニット462から搬送されてきた検体ラックRに付されているバーコードラベルBL2、および各検体容器Tに付されているバーコードラベルBL1を読み取り、搬送コントローラ46に送信する。
<検体供給ユニット464〜466>
検体供給ユニット464〜466はそれぞれ、検体ラックRを各測定ユニットの測定部402A、402B,402Cに供給するための搬送路を備えている。検体供給ユニット464、465、466はそれぞれ、制御部および通信部を備えている。例えば、検体供給ユニット464において、制御部4641は、検体供給ユニット464の動作を制御するCPUである。通信部4642は、搬送コントローラ46の通信部462Aとの通信を可能とする。
通信部4642、4652、4662は、例えば、イーサネット規格に基づく通信インタフェースを備えており、搬送コントローラ46の通信部462Aから送信された起動コマンドを受信する。
通信部4642、4652、4662は、WOL機能に対応しており、検体分析装置40fの主電源回路がOFFであっても、通信部462Aから送信された起動コマンドを受信することができる。
通信部4642〜4662は、受信した起動コマンドの中に含まれるMACアドレスと、通信部4642〜4662のそれぞれが備える通信インタフェースのMACアドレスとが一致するか否かを照合する。両者が一致した場合、通信部4642、4652、4662は、受信した起動コマンドは自身宛であると判定する。自身宛の起動コマンドを受け取った通信部4642、4652、4662はそれぞれ、起動用の信号を出力して制御部4641、4651、4661を起動させる。すなわち、検体供給ユニット464、465、466は、搬送コントローラ46からの起動コマンドに応じて起動する。
また、自身宛の起動コマンドを受け取った通信部4642、4652、4662は、分析コントローラ55bの通信部552bが備える通信インタフェースMACアドレスを含む起動コマンドを生成し、該起動コマンドを通信部552bに送信する。
このように、起動コントローラ1は、検体分析システム100bに含まれる複数の分析装置に対して起動コマンドを送信することによって、1または複数の分析装置を起動させることができる。
〔起動コントローラの動作〕
起動コントローラ1は、検体分析システム100、100aおよび100bにおいて、システムに含まれる複数の検体分析装置のうち、起動対象となる検体分析装置の組み合わせを設定し、組み合わせに含まれる検体分析装置を起動する。また、起動コントローラ1は、起動対象の検体分析装置の組み合わせに含まれる検体分析装置のみを所定の日時に起動することも可能である。なお、以下において、「検体分析装置」は、起動コマンドによって起動を制御可能な検体分析装置であればよく、例えば、上述の実施形態1、2および3における検体分析装置40a〜40gが該当する。
以下、実施形態1、2および3における、起動対象の分析装置の組み合わせ、および起動させる日時を設定可能な起動コントローラ1について、詳細に説明する。
(起動コントローラ1が行う処理)
まず、図9および図10を用いて、起動コントローラ1が行う処理について説明する。図9は、起動コントローラ1が起動スケジュール情報132を記憶部13に登録する処理の流れを示すフローチャートである。また、図10は、起動コントローラ1が起動コマンドを生成して送信し、起動対象の検体分析装置を起動させる処理の流れを示すフローチャートである。
起動コントローラ1は、図2に示した通り、制御部10、表示部11、入力デバイス12、および記憶部13を備えている。
記憶部13は、起動制御アプリケーションプログラム、および起動スケジュール情報132を記憶している。
まず、制御部10は、起動制御アプリケーションプログラムを実行し、起動させる対象となる検体分析装置、およびこれらの検体分析装置を起動する日時をユーザに設定させるための設定画面を表示部11に表示させる(図9のステップS11)。この設定画面には、カレンダーの日付に対応付けて、起動させる分析装置を示す情報、および、分析装置を起動させる時刻などの表示が含まれている。なお、設定画面については、具体例を挙げて後に説明する。起動コントローラ1は、ユーザによる設定入力を受け付ける(図9のステップS12)。ここで設定入力とは、起動対象の検体分析装置の組み合わせの設定、および起動対象の検体分析装置を起動させる日時の設定がユーザによって入力されることを意図している。
次に、制御部10は、起動対象の検体分析装置、および、起動対象の検体分析装置を起動する日時を示す日時情報を関連付けて起動スケジュール情報132として記憶部13に登録する(図9のステップS13;登録ステップ)。また、制御部10は、設定済の起動スケジュール情報の日時情報および起動対象の検体分析装置に対するキャンセルおよび変更がなされた場合、起動スケジュール情報132を更新する。
制御部10は、起動スケジュール情報132に設定されている日時情報に基づいて起動コマンドを生成する(図10のステップS21)。起動コマンドは、起動対象の検体分析装置に対して起動を指示するためのコマンドである。起動コマンドは、前述したマジックパケットである。例えば、起動対象の検体分析装置を月曜日のAM8:00に起動させる場合、月曜日のAM8:00に、「FF:FF:FF:FF:FF:FF」に続けて、起動対象の検体分析装置のMACアドレスを16回繰り返したデータパターンがペイロードのどこかに含まれているようなパケットを起動対象の検体分析装置に送信する。ここで、日時情報は、「起動スケジュール(日)」および「起動スケジュール(時刻)」を含んでいる。「起動スケジュール(日)」は起動対象の検体分析装置を起動させる日を特定する情報であり、「起動スケジュール(時刻)」は起動対象の検体分析装置を起動させる時刻を特定する情報である。
次に、制御部10は、生成した起動コマンドを、起動スケジュール情報132に登録された日時情報が示す時刻に送信する(図10のステップS22;起動コマンド送信ステップ)。
起動対象の検体分析装置の通信部は、ルータ9を介して起動コントローラ1から受信すると(ステップS31)、受信した起動コマンドの中に含まれるMACアドレスと、自身が備える通信インタフェースのMACアドレスとが一致するか否かを照合するし、両者が一致した場合、起動対象の検体分析装置の通信部は、受信した起動コマンドは自身宛であると判定する。自身宛の起動コマンドを受け取った起動対象の検体分析装置の通信部は、起動用の信号を制御部に出力し、該制御部を起動させる(ステップS32)。
これにより、起動対象の検体分析装置を設定し、設定された日時に起動対象の検体分析装置を起動させることができる。
(起動スケジュール情報132)
図11は、記憶部13が記憶する起動スケジュール情報132の一例を示す図である。起動スケジュール情報には、起動対象の分析装置名、起動コマンドを受信することにより当該分析装置を起動させることが可能な所定の通信インタフェースのMACアドレスおよびIPアドレス、分析装置を起動させる日時情報が含まれている。日時情報は、「起動スケジュール(日)」および「起動スケジュール(時刻)」を含んでいる。「起動スケジュール(日)」は起動対象の検体分析装置を起動させる日を特定する情報であり、「起動スケジュール(時刻)」は起動対象の検体分析装置を起動させる時刻を特定する情報である。
図11に示す例では、「第1分析装置」は、月曜〜金曜の午前8:00に起動させることが設定されており、「第2分析装置」は、20PP年PP月PP日の午前10:00に起動させることが設定されている。「第3分析装置」は、月曜、水曜、金曜の午前8:30に起動させることが設定されている。
起動スケジュール情報132に設定された日時に送信される起動コマンドは、制御部10によって生成される。制御部10は、起動対象の検体分析装置に対応するMACアドレスおよびIPアドレスを用いて、起動対象の検体分析機器に送信される起動コマンドを生成する。
(設定画面)
次に、起動対象の検体分析機器、および各分析機器を起動させる日時の設定をユーザに入力させるための設定画面について、図12〜図15を用いて説明する。
図12に示す設定画面には、日付を示したカレンダーを表示する領域R1、起動対象の分析装置および分析装置を起動させる日時の設定を入力させるための領域R2が含まれている。
領域R1には、カレンダー表示R13の他に、表示するカレンダーの年および月を選択させるためのカレンダー指定表示R11およびR12が含まれている。
カレンダー表示R13は、ユーザによる日付の選択を受け付ける。例えば、図12に示す例では、2018年10月のカレンダーにおいて、10月11日を示す領域D1が選択されている様子を示している。選択された日付は、選択されていない日付と色を変更する、枠を付ける等、異なる態様で表示される。
領域R2には、起動ボタンR21、時刻表示R22およびR23、日毎設定メニュー表示R24、月間設定メニュー表示R25、装置選択表示R26、および詳細設定ボタンR27が含まれている。
起動ボタンR21は、起動させる日時を設定することなく、起動対象の検体分析装置を起動させるためのボタンである。起動ボタンR21が押下された場合、装置選択表示R26において選択された検体分析装置に対して、即時的に起動コマンドが送信される。起動コマンドが送信された検体分析装置は、この起動コマンドに従い即時的に起動がされる。
時刻表示R22およびR23は、検体分析装置を起動させる時刻の設定を入力させるための表示である。時刻の設定がなされる前の時刻表示R22およびR23には、現在の時刻(例えば、「13:07」)、または例えば「00:00」等の所定の時刻が表示されている。
日毎設定メニュー表示R24は、カレンダー表示において選択された日における起動時刻を設定するためのボタンを含んでいる。例えば、図示の「One day Set」ボタンは選択された日付における設定の入力を受け付けるためのボタンであり、「One day Reset」ボタンは選択された日付における設定の削除(キャンセル)指示を受け付けるためのボタンである。カレンダー表示において日付を選択し、起動対象とする検体分析装置を装置選択表示R26においてチェックし、時刻表示R22およびR23において起動する時刻を指定した状態で「One day Set」ボタンを押すことで、新たな起動スケジュールを登録することができる。図14は、装置1および装置3を、2018年の10月24日の朝9:00に起動させる設定が入力された設定画面を示している。
月間設定メニュー表示R25は、月毎の起動時刻を一括して設定するためのものである。具体的には、月間設定メニュー表示R25は、カレンダー表示において選択された月の、選択された日付以降における起動時刻を一括して設定するためのメニューボタンを含んでいる。例えば、図示の「Weekday Set」ボタンは選択された日付以降の平日(例えば、月曜日〜金曜日)における設定の入力を受け付けるためのボタンであり、「Weekend Set」ボタンは選択された日付以降の週末および休日における設定の入力を受け付けるためのボタンである。「All day Set」ボタンは選択された日付以降のすべての日における設定の入力を受け付けるためのボタンである。「Weekday Reset」ボタン、「Weekend Reset」ボタン、および「All day Reset」ボタンはそれぞれ、平日の設定の削除指示、週末および休日の設定の削除指示、および全ての日の設定の削除指示を受け付けるためのボタンである。図15は、装置4および装置5を、2018年の10月22日以降(図中の領域D3が選択されている。)、毎日朝8:30に起動させる設定が入力された設定画面を示している。
装置選択表示R26は、検体分析システム100〜100bに含まれる複数の分析装置の一部または全部を起動対象として選択させるためのGUIを含んでいる。図12に示す例では、検体分析システム100〜100bに含まれる各分析装置の名称の左にチェック欄が設けられており、起動対象の分析装置の組み合わせをユーザに選択させる。
詳細設定ボタンR27は、詳細設定画面に遷移するためのボタンである。
次に、図12に示す詳細設定ボタンR27が押下された場合に表示される詳細設定画面について、図13を用いて説明する。詳細設定画面には、装置選択表示R26に表示させる起動対象の検体分析装置を登録させるための入力欄R3、および月間設定メニュー表示R25で使用する平日および週末の曜日などを設定させるための欄R4が含まれている。
入力欄R3は、起動対象となる分析装置の名称、各分析装置を起動させるために送信される起動コマンドのあて先となる通信インタフェースのMACアドレスおよびIPアドレスを入力させるための欄である。
欄R4は、「Weekday Set」ボタン、および「Weekend Set」ボタンなどにおいて、1週間のうちの平日および週末・休日を設定させるための欄である。図13に示す例では、月曜日〜金曜日を平日として設定し、土曜日および日曜日を週末・休日として設定した様子を示している。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 起動コントローラ
40、40A〜40C 測定ユニット
40a〜40g 検体分析装置
55a、55b 分析コントローラ
100、100a、100b 検体分析システム
132 起動スケジュール情報

Claims (22)

  1. 検体を測定する複数の検体分析装置と、
    前記複数の検体分析装置と通信可能に接続され、前記複数の検体分析装置の起動を制御する起動コントローラと、を備え、
    前記起動コントローラは、前記複数の検体分析装置のうち起動対象とする検体分析装置を選択的に起動する、
    ことを特徴とする検体分析システム。
  2. 前記起動コントローラは、前記複数の検体分析装置に対して個別に起動時刻の設定を受け付けることを特徴とする、請求項1に記載の検体分析システム。
  3. 前記起動コントローラは、前記複数の検体分析装置に対し、異なる起動時刻を設定可能であることを特徴とする、請求項1または2に記載の検体分析システム。
  4. 前記検体分析装置は、検体を測定する測定ユニットを制御する制御基板を備え、
    前記検体分析装置の起動時に前記制御基板に電気を通電することを特徴とする、請求項1から3の何れか一項に記載の検体分析システム。
  5. 前記検体分析装置は、起動後に初期動作を実行することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の検体分析システム。
  6. 前記検体分析装置は、前記初期動作において、検体を測定する測定ユニットの洗浄動作およびバックグラウンドチェックの少なくとも1つの動作を行うことを特徴とする、請求項5に記載の検体分析システム。
  7. 前記起動コントローラは記憶部を備え、
    前記記憶部は、前記検体分析装置を特定する情報に関連付けて、前記検体分析装置の起動時刻に関する情報を記憶することを特徴とする、請求項1から6の何れか1項に記載の検体分析システム。
  8. 前記起動コントローラは、前記記憶部に記憶する日時情報に基づいて、前記日時情報に関連付けられた前記検体分析装置を起動することを特徴とする請求項7に記載の検体分析システム。
  9. 前記起動コントローラは、平日の起動時刻、休日の起動時刻、および週末の起動時刻の少なくとも一つについて、複数日の起動時刻を一括して設定可能であることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の検体分析システム。
  10. 前記検体分析装置は、検体を測定する測定ユニットと、前記測定ユニットから出力された測定データを分析する分析コントローラと、を備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の検体分析システム。
  11. 前記起動コントローラは、前記分析コントローラに対して起動を指示するコマンドを送信することを特徴とする請求項10に記載の検体分析システム。
  12. 前記起動コントローラは表示部を備え、
    前記起動コントローラは、前記複数の検体分析装置から起動する検体分析装置の選択を受け付ける選択画面を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1から11の何れか一項に記載の検体分析システム。
  13. 前記起動コントローラは表示部を備え、
    前記起動コントローラは、カレンダーを前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1から12の何れか一項に記載の検体分析システム。
  14. 前記起動コントローラは、前記カレンダーの日付に対応付けて、前記検体分析装置を特定する情報と、前記起動時刻に関する情報とを、前記表示部に表示することを特徴とする請求項13に記載の検体分析システム。
  15. 前記起動コントローラは、選択された複数の前記検体分析装置を即時に起動する起動コマンドを送信可能であることを特徴とする、請求項1から14の何れか一項に記載の検体分析システム。
  16. 前記検体分析装置は、検体を搬送する検体搬送ユニットを備え、
    前記起動コントローラは、前記検体搬送ユニットを選択的に起動する、
    ことを特徴とする、請求項1から15の何れか一項に記載の検体分析システム。
  17. 検体を測定する複数の検体分析装置と通信可能に接続され、前記複数の検体分析装置の起動を制御する起動コントローラであって、
    前記複数の検体分析装置のうち起動対象とする検体分析装置を選択的に起動する制御部を備える、
    ことを特徴とする起動コントローラ。
  18. 前記制御部は、前記複数の検体分析装置に対して個別に起動時刻の設定を受け付けることを特徴とする、請求項17に記載の起動コントローラ。
  19. 検体を測定する複数の検体分析装置を起動するための起動方法であって、
    前記複数の検体分析装置から起動する検体分析装置の選択を受け付けるステップと、
    前記複数の検体分析装置のうち起動対象とする検体分析装置を選択的に起動するステップと、
    を備えることを特徴とする検体分析装置の起動方法。
  20. 起動する検体分析装置の選択を受け付けるステップにおいて、前記複数の検体分析装置に対して個別に起動時刻の設定を受け付け、
    検体分析装置を選択的に起動するステップにおいて、受け付けた前記起動時刻に起動対象の検体分析装置を起動する、
    ことを特徴とする、請求項19に記載の検体分析装置の起動方法。
  21. 検体分析装置を選択的に起動するステップにおいて、登録された全ての前記複数の検体分析装置に対し、起動対象の検体分析装置を特定する信号を含む起動コマンドを送信することを特徴とする、請求項19または20に記載の検体分析装置の起動方法。
  22. 検体を測定する複数の検体分析装置に接続されたコンピュータに、
    前記複数の検体分析装置のうち起動対象とする検体分析装置を選択的に起動するステップを実行させることを特徴とする、コンピュータプログラム。
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