JP2020094654A - 学習制御装置及び学習制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】異常時における学習制御の改善を図る。【解決手段】ATCU10は、動力伝達クラッチ31をクラッチ指示圧PCL_iにより制御し、クラッチ指示圧PCL_iを学習値Aにより補正する学習制御装置を構成する。ATCU10は、前回の学習値A、及び今回の学習値Aの差分ΔAに基づき異常判定を行い、異常と判定した場合は、クラッチ指示圧PCL_iに対する今回の学習値Aの反映度合いを小さくする。【選択図】図1
Description
本発明は、学習制御装置及び学習制御方法に関し、例えば自動変速機の学習制御装置及び学習制御方法に関する。
特許文献1には、自動変速装置を制御する変速制御手段と、変速制御手段による変速制御時の回転変化を最適化する学習制御手段と、学習制御手段の学習値が所定の上限値と所定の下限値の範囲内にあるかを判定し、範囲外の場合には、異常状態として記録する異常検出制御手段とを備えた自動変速装置の異常検出装置が開示されている。
異常状態であっても学習値が制御値に反映される場合、制御値が不適切になる虞がある。そして、制御値が不適切になると、制御値を用いて行われる制御が不適切になる結果、制御が最適化されなかったり、最適化されない状態が長引いたりする虞がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、異常時における学習制御の改善を図ることを目的とする。
本発明のある態様の学習制御装置は、制御対象を制御値により制御する制御部と、前記制御値を学習値により補正する学習補正部と、を備える学習制御装置であって、前記学習補正部は、前記学習値であって前回学習した前回学習値、及び今回学習した今回学習値の差分に基づき異常判定を行い、異常と判定した場合は、前記制御値に対する前記今回学習値の反映度合いを小さくする。
本発明の別の態様によれば、上記学習制御装置に対応する学習制御方法が提供される。
これらの態様によれば、異常と判定した場合は、制御値に対する今回学習値の反映度合いを小さくするので、異常時における学習制御の改善を図ることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、車両の概略構成図である。図1では、車両のパワートレイン系の概略構成を示す。車両は、ハイブリッド車両であり、エンジン1と、モータジェネレータ2と、自動変速機3と、クラッチ4と、差動装置5と、駆動輪6と、を備える。以下では、エンジンをENG、モータジェネレータをMGとも称す。
ENG1及びMG2は、車両の動力源を構成する。ENG1の出力軸は、クラッチ4を介してMG2の入力軸に連結される。MG2の出力軸は、自動変速機3の入力軸に連結される。自動変速機3は、ENG1及びMG2のうち少なくともいずれかの出力回転を変速する。自動変速機3の出力軸は、差動装置5を介して駆動輪6に接続される。
クラッチ4は、ENG1と駆動輪6とを結ぶ車両の動力伝達経路において、ENG1及びMG2間で動力伝達を断続する。クラッチ4は、伝達トルク容量を連続的或いは断続的に変更可能なトルク容量可変のクラッチで構成される。
車両では、クラッチ4の接続状態に応じてEVモード及びHEVモードの2つの運転モードが実現される。EVモードはENG1及びMG2のうちMG2の動力で走行する運転モードであり、クラッチ4が切断された状態で実現される。HEVモードはENG1及びMG2の動力で走行する運転モードであり、クラッチ4が接続された状態で実現される。
自動変速機3は、有段の自動変速機であり、ドライブ(D)レンジ、リバース(R)レンジ、ニュートラル(N)レンジ、駐車(P)レンジ等のレンジを有し、そのいずれか一つを設定レンジとして設定することができる。DレンジとRレンジとは走行レンジを構成し、NレンジとPレンジとは、非走行レンジを構成する。
自動変速機3は、自動変速機構とコントロールバルブ部とを有する。自動変速機構は、遊星歯車機構と、複数の締結要素、具体的には複数の摩擦係合要素とを有して構成される。自動変速機構は、複数の締結要素の締結状態を変更することで、ギヤ比及び前進後進を切り換えることができる。以下の説明では、自動変速機3の設定レンジが走行レンジに設定されているときに締結される締結要素であるクラッチ、ブレーキを動力伝達クラッチ31と総称する。
動力伝達クラッチ31は、伝達トルク容量可変のクラッチとして構成され、車両の動力伝達経路において、MG2より出力側、具体的にはMG2及び差動装置5間で動力伝達を断続する。動力伝達クラッチ31は、車両の動力伝達経路に設けられた油圧クラッチを構成する。コントロールバルブ部は、自動変速機構の複数の締結要素の作動油圧を制御する複数のソレノイドを有して構成される。
ATCU10は、自動変速機3のコントローラであり、ACTU10には、ENG1を制御するENGコントローラや、MG2を制御するMGコントローラと相互通信可能に接続される。ATCU10には、ENGコントローラからENG1のENGトルク信号が入力される。
ATCU10にはこのほか、ENG1の回転速度NEを検出するENG回転センサ11、アクセルペダルの操作量であるアクセル開度APOを検出するアクセル開度センサ12、車速VSPを検出する車速センサ13、自動変速機3の入力側の回転速度Ninを検出するための回転センサ14、自動変速機3の出力側の回転速度Noutを検出するための回転センサ15、動力伝達クラッチ31への供給油圧であるクラッチ圧PCLを検出するクラッチ圧センサ16、自動変速機3の油温TOILを検出する油温センサ17、変速レバーの操作位置を検出するインヒビタスイッチ18等からの信号が入力される。
回転速度Ninは自動変速機3の入力軸回転速度とされ、回転速度Noutは自動変速機3の出力軸回転速度とされる。自動変速機3の変速比は、回転速度Ninを回転速度Noutで除して得ることができる。
ATCU10は、インヒビタスイッチ18からの信号に基づき、自動変速機3の設定レンジを設定する。ATCU10は、自動変速機3の設定レンジに応じて、次に説明するように制御値をコントロールバルブ部に出力することで指令を行う。
自動変速機3のレンジをDレンジに設定した場合、ATCU10は、車速VSP、アクセル開度APOに基づき、変速マップを参照して目標変速段を決定し、目標変速段を達成するための制御値をコントロールバルブ部に出力し、指令を行う。これにより、複数のソレノイドが制御値に応じて制御され、複数の締結要素の作動油圧が調整され、目標変速段が達成される。
自動変速機3の設定レンジをRレンジに設定した場合、ATCU10は、目標変速段を後進段に決定し、目標変速段を達成するための制御値をコントロールバルブ部に出力し、指令を行う。また、自動変速機3の設定レンジをPレンジ又はNレンジに設定した場合、ATCU10は、動力伝達クラッチ31を解放させるための制御値をコントロールバルブ部に出力し、指令を行う。
このように構成されたATCU10は、コントロールバルブ部に制御値を出力し指令を行うことで、コントロールバルブ部を介するかたちで、制御対象である動力伝達クラッチ31を制御値により制御する。制御値は、クラッチ圧PCLの指示圧であるクラッチ指示圧PCL_iを含む。クラッチ指示圧PCL_iは例えば、次のように構成される。
図2は、クラッチ指示圧PCL_iの説明図である。破線は、自動変速機3の変速比を示す。図2では、1速から2速に自動変速機3を変速した場合を示す。
動力伝達クラッチ31は、複数のフェーズを経て締結される。複数のフェーズは例えば、プリチャージに先立って油の急速充填(キックチャージ)を行うキックチャージフェーズKP、動力伝達クラッチ31の締結に先立って油の充填を行うプリチャージフェーズPP、動力伝達クラッチ31のがた詰めを行うストロークフェーズSP、動力伝達クラッチ31の締結を進行させるイナーシャフェーズIP、動力伝達クラッチ31の同期判定を行う同期判定フェーズDPを含む。これらのフェーズは、予め設定した条件に基づき開始される。これらのフェーズは、クラッチ指示圧PCL_iの設定により設定される。
キックチャージフェーズKPでは、クラッチ指示圧PCL_iがキックチャージ指示圧Pkc_iに設定され、プリチャージフェーズPPでは、クラッチ指示圧PCL_iがプリチャージ指示圧Pp_iに設定される。キックチャージ指示圧Pkc_iとプリチャージ指示圧Pp_iとは、動力伝達クラッチ31が伝達トルク容量を持たない範囲内で、クラッチ圧PCLを一時的に高めるように設定される。キックチャージ指示圧Pkc_iは、プリチャージ指示圧Pp_iよりも高く設定される。キックチャージ指示圧Pkc_iは、変速マップに基づき目標変速段を決定することにより行われる変速判断に応じて指示される。キックチャージ指示圧Pkc_iによりキックチャージを行うことで、キックチャージを行わない場合よりも、動力伝達クラッチ31の素早い締結を図ることができる。
ストロークフェーズSPでは、クラッチ指示圧PCL_iが、プリチャージ指示圧Pp_iよりも低いストローク指示圧Ps_iに設定され、プリチャージフェーズPPまでに充填されなかった残りの油の充填が行われる。ストロークフェーズSPはトルクフェーズを含み、伝達トルク容量は、キックチャージフェーズKP、プリチャージフェーズPPでは発生せず、ストロークフェーズSP中に発生する。
イナーシャフェーズIPでは、自動変速機3の変速比が実際に変化し始め、クラッチ指示圧PCL_iが締結指示圧Pe_iに設定される。締結指示圧Pe_iは、動力伝達クラッチ31の伝達トルク容量が漸増するように設定される。その後、同期判定フェーズDPで動力伝達クラッチ31の同期が判定されると、クラッチ指示圧PCL_iは、動力伝達クラッチ31を完全締結させる完全締結指示圧Pc_iに設定される。これにより、動
力伝達クラッチ31が完全締結され、変速が完了する。
力伝達クラッチ31が完全締結され、変速が完了する。
ATCU10は、このように複数のフェーズを有して構成されるクラッチ指示圧PCL_iを学習値Aにより補正する学習補正を行うように構成される。学習値Aは、クラッチ指示圧PCL_iを補正するための学習値であり、キックチャージ指示圧Pck_i、プリチャージ指示圧Pp_i、締結指示圧Pe_i等を含む動力伝達クラッチ31締結の際のクラッチ指示圧PCL_iに反映される。完全締結指示圧Pc_iは、学習値Aの反映
対象から除外されてよい。学習補正を行うことにより、動力伝達クラッチ31の締結制御の最適化が図られる。
対象から除外されてよい。学習補正を行うことにより、動力伝達クラッチ31の締結制御の最適化が図られる。
しかしながらこの場合、異常状態であっても学習値Aがクラッチ指示圧PCL_iに反映されることにより、クラッチ指示圧PCL_iが不適切になることが懸念される。そして、クラッチ指示圧PCL_iが不適切になると、クラッチ指示圧PCL_iを用いて行われる動力伝達クラッチ31の締結制御が不適切になる結果、制御が最適化されなかったり、最適化されない状態が長引いたりすることが懸念される。
このため、本実施形態ではATCU10は、次に説明する制御を実行する。
図3から図5は、ATCU10が行う制御の一例をフローチャートで示す図である。ATCU10は、図3から図5に示すフローチャートの処理を実行するようにプログラムされることで、制御部及び学習補正部を有した構成とされる。
図3は、学習制御の全体フローチャートの一例を示す図である。図3に示すように、ATCU10は、ステップS100で学習値取得、判定処理を行い、ステップS200で学習値反映処理を行う。学習値取得、判定処理は、図4に示すフローチャートによりサブルーチンとして行われ、学習値反映処理は、図5に示すフローチャートによりサブルーチンとして行われる。図3に示すフローチャートは、繰り返し行われる。
図4に示すように、ステップS101で、ATCU10は、1速から2速への変速である1、2変速の判定を行う。つまり本実施形態では、1、2変速を対象として学習制御を行うため、このような判定を行う。
これは、1、2変速の場合、入力トルクTq_inが大きい関係上、動力伝達クラッチ31のフェーシングの著しい劣化の影響が顕著に現れ易いためである。フェーシングの著しい劣化は、動力伝達クラッチ31の本当異常とされる。本当異常とは一過性でない異常を意味し、一過性異常の対義語として用いるものである。クラッチ指示圧PCL_iの学習は、1、2変速以外の変速で行われてもよい。
ステップS101では、1、2変速の変速判断がなされたか否かが判定される。ステップS101では、変速マップにおいて動作点が1速領域と2速領域との境界線を1速領域側から2速領域側に通過した場合に、1、2変速の変速判断がなされ、肯定判定される。
ステップS101で否定判定であれば、学習制御は行われず、本サブルーチンの処理は一旦終了する。ステップS101で肯定判定であれば、処理はステップS102に進む。
ステップS102で、ATCU10は、異常判定フラグがOFFか否かを判定する。異常判定フラグは、後述するステップS112でONにされるフラグであり、ここでは説明を省略する。ステップS102で肯定判定であれば、処理はステップS103に進む。
ステップS103で、ATCU10は、変速比安定判定を行う。変速比安定判定は、自動変速機3の変速比が安定状態か否かの判定であり、コントロールバルブ部に油を供給するオイルポンプの供給油量や自動変速機3の変速状態などに基づき行うことができる。
例えば、オイルポンプが1、2変速を行うのに必要な油量を供給できない場合は、変速比は不安定状態と判断される。また例えば、エンジン駆動中のハイブリッド車両で、動力伝達クラッチ31をスリップさせている場合は、変速比は不安定状態と判断される。
変速比安定判定が複数の判定により構成される場合、ステップS103では、変速比安定判定に含まれる複数の判定のうちいずれかで、変速比は不安定状態と判断されれば、否定判定することができる。また、変速比安定判定に含まれる複数の判定すべてで、変速比は安定状態と判断されれば、肯定判定することができる。ステップS103で肯定判定であれば、処理はステップS104に進む。
ステップS104で、ATCU10は、学習可能領域判定を行う。学習可能領域判定は、学習値Aの学習可能領域か否かの判定であり、油温TOILや入力トルクTq_inなど、学習可能領域を規定するパラメータに基づき行うことができる。
例えば、油温TOILが所定温度よりも低い場合は、学習不適と判断される。当該所定温度は、誤学習が発生し得る油温TOILを規定するための値であり、予め設定される。また例えば、入力トルクTq_inが所定値Tq_in1よりも大きい場合は、学習不適と判断される。当該所定値は、誤学習が発生し得る入力トルクTq_inを規定するための値であり、予め設定される。
学習可能領域判定が複数の判定により構成される場合、ステップS104では、学習可能領域判定に含まれる複数の判定のうちいずれかで、学習不適と判断されれば、否定判定される。また、学習可能領域判定に含まれる複数の判定すべてで、学習可能と判断されれば、肯定判定される。ステップS104で肯定判定であれば、処理はステップS105に進む。
ステップS105で、ATCU10は、動力伝達クラッチ31のピストンストローク時間Tpsを演算する。ピストンストローク時間Tpsは、学習制御で用いられる参照パラメータであり、後述するように学習値Aを取得する際に用いられる。
ピストンストローク時間Tpsは例えば、変速判断時からイナーシャフェーズIP開始時までの時間とすることができる。イナーシャフェーズIP開始時は、変速比に基づき判定でき、例えば変速比が判定閾値GP1を下回ったか否かを判定することにより判定できる。判定閾値GP1は、イナーシャフェーズIP開始の判定閾値であり、変速比が1速変速比から2速変速比、つまり変速前変速比から変速後変速比に向かって変化し始めたか否かを判定するための値として、予め設定できる。以下では、ピストンストロークをPSとも称す。
本実施形態では、PS時間Tpsは、変速判断時からイナーシャフェーズIP開始時までの時間とされる。このため、ステップS105で、ACTU10は変速比を検出し、検出した変速比がイナーシャフェーズIP開始時変速比か否かを監視する。そして、検出した変速比がイナーシャフェーズIP開始時変速比でない場合は、次のステップS106で否定判定され、処理が再びステップS105に戻った場合に継続して行われる。つまり、検出した変速比がイナーシャフェーズIP開始時変速比でない場合、PS時間Tpsの演算は完了しない。
ステップS106では、今回の学習制御における今回の学習値Aの学習が完了したか否かが判定される。
学習値Aの学習は、PS時間Tpsの演算が完了した際にステップS105で行うことができる。このため、PS時間Tpsの演算が完了していない場合は、学習値Aの学習は完了しないので、ステップS106で否定判定され、処理はステップS103に戻る。そして、ステップS103、ステップS104で否定判定されない限りは、PS時間Tpsの演算が完了するまでの間、ステップS103からステップS106の処理が繰り返し実行される。そして、PS時間Tpsの演算が完了すると、学習値Aの学習も完了するので、ステップS106で肯定判定される。学習値Aの学習は、次のようにして行われる。
図6は、学習値Aのマップの一例を示す図である。学習値A1から学習値A3は、学習値Aのマップにおいて互いに異なる領域に設定された学習値Aを示す。目標PS時間Tps_tは、PS時間Tpsの目標値である。学習値Aのマップは、油温TOILに応じて複数設定される。
学習値Aは、PS時間Tpsと入力トルクTq_inとに応じて予め設定される。入力トルクTq_inが所定値Tq_in1よりも大きい領域は、学習禁止領域であり、所定値Tq_in1以下の領域が、学習可能領域となっている。
不感帯領域R0は、PS時間Tpsが適切な領域である。不感帯領域R0は、対応するPS時間Tpsが目標PS時間Tps_tから長短両側に拡がる領域として設定される。不感帯領域R0では、PS時間Tpsが適切なので、学習値Aは更新されない。不感帯領域R0には、PS時間Tpsが長い側からプラス学習領域R1が隣接し、PS時間Tpsが短い側からマイナス学習領域R2が隣接する。
プラス学習領域R1は、対応するPS時間Tpsが目標PS時間Tps_tよりも長く、且つ、学習値Aのプラス学習が必要な領域とされる。このため、プラス学習領域R1には、クラッチ指示圧PCL_iをプラス補正する学習値Aとして、正の学習値A1が設定される。学習値A1は、PS時間Tpsと入力トルクTq_inとに応じた可変値とすることができる。
マイナス学習領域R2は、対応するPS時間Tpsが目標PS時間Tps_tよりも短く、且つ、学習値Aのマイナス学習が必要な領域とされる。このため、マイナス学習領域R2には、クラッチ指示圧PCL_iをマイナス補正する学習値Aとして、負の学習値A2が設定される。学習値A2は、PS時間Tpsと入力トルクTq_inとに応じた可変値とすることができる。
領域R3は、対応するPS時間Tpsが目標PS時間Tps_tよりも長く、且つ、プラス学習領域R1よりも大きなプラス学習が必要な領域とされる。領域R3には、クラッチ指示圧PCL_iを学習値A1よりも大きくプラス補正する学習値A3が設定される。学習値A3は例えば、一定値とすることができる。領域R3は、PS時間Tpsが長い側からプラス学習領域R1に隣接する。領域R3は、動力伝達クラッチ31のフェーシングが著しく劣化した状態に対応する。
次に、上述の説明を踏まえ、学習制御について図7を用いてさらに説明する。
図7は、学習制御の説明図である。図7では、PS時間Tpsを変速判断時からイナーシャフェーズIP開始時までの時間とした場合の学習制御を例に説明する。クラッチ指示圧PCL_itは、PS時間Tpsが目標PS時間Tps_tの場合のクラッチ指示圧PCL_iを示す。クラッチ指示圧PCL_i1は、学習値A1が反映されたクラッチ指示圧PCL_iを示す。クラッチ指示圧PCL_i2は、学習値A2が反映されたクラッチ指示圧PCL_iを示す。
クラッチ指示圧PCL_i1の場合、入力トルクTq_inに応じたPS時間Tpsが目標PS時間Tps_tよりも短く、マイナス学習領域R2に含まれる。このためこの場合は、マイナス学習が行われ、負の学習値A2が取得される。結果、次の1、2変速では、クラッチ指示圧PCL_iが負の学習値A2によりマイナス補正され、クラッチ指示圧PCL_i1がクラッチ指示圧PCL_itに近づけられる。
クラッチ指示圧PCL_i2の場合、入力トルクTq_inに応じたPS時間Tpsが目標PS時間Tps_tよりも長く、プラス学習領域R1に含まれる。このためこの場合は、プラス学習が行われ、正の学習値A1が取得される。結果、次の1、2変速では、クラッチ指示圧PCL_iが正の学習値A1によりプラス補正され、クラッチ指示圧PCL_i2がクラッチ指示圧PCL_itに近づけられる。
図4に戻り、ATCU10は、ステップS105でPS時間Tpsの演算が完了すると、図6に示す学習値Aのマップを参照し、PS時間Tpsと入力トルクTq_inとに基づき、対応する学習値Aを取得する。これにより、学習値Aの学習が完了するので、ステップS106で肯定判定され、処理はステップS107に進む。
ステップS107で、ATCU10は、学習値Aが工場学習の範囲内か否かを判定する。ステップS107では換言すれば、動力伝達クラッチ31のフェーシングが初期状態か否かが判定される。このような判定を行う理由については後述する。学習値Aが工場学習の範囲内か否かは例えば、1、2変速が行われた回数、走行距離等に基づき判定できる。ステップS107で否定判定であれば、処理はステップS108に進む。
ステップS108で、ATCU10は、学習値Aが急変したか否かを判定する。ステップS108では、学習値Aが急変したか否かにより、異常判定が行われる。異常は例えば、動力伝達クラッチ31の異常であり、動力伝達クラッチ31のフェーシングの異常である。異常は、動力伝達クラッチ31の動作不良など、PS時間Tpsに影響するその他の異常であってもよい。
異常判定は、前回の学習制御で学習した前回の学習値A、及び今回の学習制御で学習した今回の学習値Aの差分ΔAに基づき行われる。差分ΔAは、今回の学習値Aから前回の学習値Aを減算して得られる値とされ、差分ΔAが所定値αよりも大きい場合、異常ありと判定される。
例えば、前回の学習制御においてPS時間Tpsが不適切に短く演算され、これに応じて負の学習値A2が取得された場合、このような学習値A2によりクラッチ指示圧PCL_iを補正すると、クラッチ指示圧PCL_iが不適切にマイナス補正される。結果、今回の学習制御では、PS時間Tpsが不適切に長くなり、このようなPS時間Tpsに基づき、今回の学習値Aとして正の学習値A1や学習値A3が取得される。結果、差分ΔAが所定値αよりも大きくなり、異常ありと判定される。
つまりこの場合は、前回の学習制御でPS時間Tpsが不適切に短く演算されたことに起因して、今回の学習制御で学習値Aが負の学習値A2から正の学習値A1や学習値A3に急変する。結果、差分ΔAが所定値αよりも大きくなり、異常ありと判定される。所定値αは、このような場合を異常として判定するための判定値として予め設定できる。PS時間Tpsは例えば、次の場合に不適切に短く演算されることがある。
図8は、学習値Aの急変が発生する場合の一具体例を示す図である。図8では、PS時間Tpsを変速判断時からイナーシャフェーズIP開始時までの時間として学習制御が行われている。また、変速比がイナーシャフェーズIP開始の判定閾値GP1を下回ったか否かにより、イナーシャフェーズIP開始時が判定されている。
この例では、タイミングT1で変速比がノイズ的に判定閾値GP1を下回る一過性異常が発生する。このため、本当のイナーシャフェーズ開始時はタイミングT2であるにも関わらず、タイミングT1をイナーシャフェーズ開始時と誤判定してしまうことになる。結果、PS時間Tpsが不適切に短く演算され、これに起因して学習値Aの急変が発生することになる。
図4に戻り、ステップS108で否定判定の場合、フェーシングが初期状態でなく、且つ学習値Aの急変がないので、異常なしと判断される。この場合、本サブルーチンの処理を一旦終了する。
ステップS107で肯定判定の場合、フェーシングが初期状態のため、図6に示すマップから取得した学習値Aが不適切な可能性がある。これは、次の理由による。すなわち、フェーシングが初期状態の場合は、フェーシングの表面が比較的滑らかなため、PS時間Tpsが安定せず、異常がないにも関わらず学習値Aが急変し得る。結果、フェーシングが初期状態の場合は、異常がないにも関わらず異常ありと判定し得る。この場合、本サブルーチンの処理を一旦終了する。
ステップS108で肯定判定の場合、フェーシングが初期状態でないにも関わらず、学習値Aが急変したことになるので、異常ありと判断される。この場合、処理はステップS110に進む。
ステップS110で、ATCU10は、異常が本当異常か否かを判定する。異常が本当異常か否かは、一過性異常と連続して判断した回数が、予め設定した所定回数N以上か否かにより判定される。
これは、一過性異常が連続して繰り返し判断されれば、異常が一過性でないと判断できるためである。所定回数Nは、異常が一過性異常でないと判断するための回数であり、複数の回数とされる。所定回数Nは、本当異常の判定精度と、判定に要する時間とを考慮して、予め設定することができる。ステップS110で否定判定であれば、一過性異常と判断され、処理はステップS111に進む。
ステップS111で、ATCU10は、一過性異常フラグのON処理を行う。これにより、一過性異常が記録されるとともに、一過性異常と連続して判断した回数のカウントが可能になる。ステップS111の後には、本サブルーチンの処理は一旦終了する。
本サブルーチンは、図3に示す学習制御の全体フローチャートに従って繰り返し行われ、再び1、2変速が開始された場合には、ステップS101で肯定判定される。またこのとき、後述する異常判定フラグがOFFであれば、ステップS102で肯定判定される。
その一方で、今回の学習制御においてステップS103又はステップS104で否定判定であれば、処理はステップS109に進み、ATCU10は、前回の学習制御で一過性異常フラグのON処理が行われたか否かを判定する。ステップS109で否定判定であれば、本サブルーチンの処理は一旦終了する。
ステップS109で肯定判定の場合、処理はステップS110に進む。そして、ステップS110で否定判定の場合は、処理はステップS111に進み、一過性異常フラグのON処理が再び行われる。
つまり、ステップS103又はステップS104で否定判定の場合、ステップS109の処理によって前回の1、2変速で行った一過性異常の判断を保持することとし、この結果、ステップS110で否定判定であれば、一過性異常が連続して判断される。ステップS103及びステップS104で肯定判定の場合も、一過性異常を連続して判断することは可能である。
その後、1、2変速が行われるたびに一過性異常のON処理が行われた結果、一過性異常と連続して判断した回数が所定回数N以上になった場合、本当異常と判断できる。この場合、処理がステップS110に進むと肯定判定され、処理はステップS112に進む。
ステップS112で、ATCU10は、異常判定フラグのON処理を行う。異常判定フラグは、本当異常があるか否かを示すフラグであり、異常判定フラグのON処理により、本当異常が記録される。ステップS112の後には、本サブルーチンの処理は一旦終了する。本サブルーチンの終了後には、図3に示す学習制御の全体フローチャートに従い、図5に示す学習値反映処理のサブルーチンが実行される。
図5に示すように、ステップS201で、ATCU10は、1、2変速判定を行う。ステップS201では、図4に示すサブルーチンのステップS101で変速判断された1、2変速が完了したか否かが判定される。ステップS201で否定判定であれば、本サブルーチンの処理は一旦終了し、ステップS201で肯定判定であれば、処理はステップS202に進む。
ステップS202で、ATCU10は、一過性異常フラグがONか否かを判定する。ステップS202で否定判定であれば、処理はステップS203に進む。
ステップS203で、ATCU10は、学習値Aが工場学習の範囲内か否かを判定する。ステップS203で否定判定であれば、異常はなく、且つフェーシングが初期状態でないと判断され、処理はステップS204に進む。
ステップS204で、ATCU10は、図6に示すマップから取得した学習値Aにより学習値Aを更新する。つまりこの場合は、図6に示すマップから取得した学習値Aが、クラッチ指示圧PCL_iの補正にそのまま用いられることになる。これにより、フェーシングの正常劣化が発生していても、クラッチ指示圧PCL_iに学習値Aを反映させることにより、劣化を保証することができる。
ステップS203で肯定判定の場合、異常はなく、且つフェーシングが初期状態であると判断される。この場合、処理はステップS205に進み、ATCU10は、クラッチ指示圧PCL_iに初期学習値を反映させる。つまりこの場合は、フェーシングが初期状態なので、図6に示すマップから取得した学習値Aの使用を避け、予め設定した初期学習値によりクラッチ指示圧PCL_iを補正する。この場合、初期学習値が学習値Aとして用いられることになる。
ステップS202で肯定判定の場合、処理はステップS206に進み、ATCU10は、異常判定フラグがONか否かを判定する。ステップS206で否定判定であれば、一過性異常と判断され、処理はステップS207に進む。
ステップS207で、ATCU10は、クラッチ指示圧PCL_iに学習値A´を反映させる。学習値A´は、一過性異常時の学習値Aであり、学習値Aよりも反映度合いが小さく設定された学習値である。学習値A´は例えば、1よりも小さい補正係数を学習値Aに乗算して得られる値とすることができる。補正係数は、学習値A´が微小な値になるように予め設定することができる。学習値A´は、前回の学習制御で学習した学習値Aから急変したと判断されない範囲内で設定できる。
ステップS206で肯定判定の場合、処理はステップS208に進み、ATCU10は、クラッチ指示圧PCL_iに学習値Aを反映させる。つまりこの場合は、本当の異常が発生しているので、前回の学習値Aから急変した今回の学習値Aを敢えてそのまま用いることにより、クラッチ指示圧PCL_iを大きくステップ的に変化させ、これにより動力伝達クラッチ31の素早い締結を図る。
ステップS208の後には、本サブルーチンは一旦終了する。ステップS204、ステップS205、ステップS207の後も同様である。これらのステップでクラッチ指示圧PCL_iへの学習値Aの反映が行われることにより、図3に示すフローチャートに従い、繰り返し行われる学習制御の1回当たりの学習制御が完了する。これらのステップで反映させた学習値Aは、前回学習した前回の学習値Aを構成する。
ステップS207、ステップS208で反映させる学習値Aには、図6に示すマップから取得した学習値Aが演算過程に含まれない学習値が適用されてもよい。例えば、ステップS207では、予め設定した一定の微小値が学習値Aとして用いられてもよい。このような学習値Aにより補正を行う場合も、学習値Aの反映度合いを小さくすることに含まれる。ステップS208では、予め設定した一定の大きな値が学習値Aとして用いられてもよい。
次に、本実施形態の主な作用効果について説明する。
ATCU10は、動力伝達クラッチ31をクラッチ指示圧PCL_iにより制御し、クラッチ指示圧PCL_iを学習値Aにより補正する学習制御装置を構成する。ATCU10は、前回の学習値A、及び今回の学習値Aの差分ΔAに基づき異常判定を行い、異常と判定した場合は、クラッチ指示圧PCL_iに対する今回の学習値Aの反映度合いを小さくする。
このような構成によれば、異常と判定した場合は、クラッチ指示圧PCL_iに対する今回の学習値Aの反映度合いを小さくするので、異常時における学習制御の改善を図ることできる(請求項1、6に対応する効果)。
ATCU10は、差分ΔAに基づき一過性異常と本当異常とを判別し、一過性異常と判定した場合は、本当異常と判定した場合に比べ、クラッチ指示圧PCL_iに対する今回の学習値Aの反映度合いを小さくする。
このような構成によれば、一過性異常に応じて変化した学習値Aをクラッチ指示圧PCL_iにそのまま反映させずに、反映度合いを小さくするので、学習制御を適切に改善することができる(請求項2に対応する効果)。
ATCU10は、一過性異常と複数回判定した場合は、本当異常と判定する。このような構成によれば、一過性異常と本当異常とを適切に判別することができる(請求項3に対応する効果)。
本実施形態では、動力伝達クラッチ31が制御対象を構成する。ATCU10は、動力伝達クラッチ31のPS時間Tpsに基づき学習値Aを決定する。
ATCU10は、このような構成の場合に、一過性異常によりPS時間Tpsが不適切に演算された場合であっても、学習制御を改善することができる(請求項4に対応する効果)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
上述した実施形態では、ATCU10が、動力伝達クラッチ31を一過性異常と連続して所定回数以上判定した場合に、動力伝達クラッチ31を本当異常と判定する場合について説明した。
しかしながら、ATCU10は例えば、所定期間内又は所定判定回数内に動力伝達クラッチ31を所定回数N以上一過性異常と判定した場合に、動力伝達クラッチ31を本当異常と判定してもよい。所定期間、所定判定回数は、所定回数N以上の一過性異常を本当異常と判断するための判定期間、判定回数であり、予め設定することができる。
上述した実施形態では、制御部と学習補正部とがATCU10により実現される場合について説明した。しかしながら、制御部と学習補正部とは、例えば複数のコントローラにより実現されてもよい。
1 エンジン
2 モータジェネレータ
3 自動変速機
31 動力伝達クラッチ(油圧クラッチ)
10 ATCU(制御部、学習補正部)
2 モータジェネレータ
3 自動変速機
31 動力伝達クラッチ(油圧クラッチ)
10 ATCU(制御部、学習補正部)
Claims (5)
- 制御対象を制御値により制御する制御部と、
前記制御値を学習値により補正する学習補正部と、
を備える学習制御装置であって、
前記学習補正部は、前記学習値であって前回学習した前回学習値、及び今回学習した今回学習値の差分に基づき異常判定を行い、異常と判定した場合は、前記制御値に対する前記今回学習値の反映度合いを小さくする、
ことを特徴とする学習制御装置。 - 請求項1に記載の学習制御装置であって、
前記学習補正部は、前記差分に基づき一過性異常と本当異常とを判別し、一過性異常と判定した場合は、本当異常と判定した場合に比べ、前記制御値に対する前記今回学習値の反映度合いを小さくする、
ことを特徴とする学習制御装置。 - 請求項2に記載の学習制御装置であって、
前記学習補正部は、一過性異常と複数回判定した場合は、本当異常と判定する、
ことを特徴とする学習制御装置。 - 請求項1から3いずれか1項に記載の学習制御装置であって、
前記制御対象は、車両の動力伝達経路に設けられた油圧クラッチであり、
前記学習補正部は、前記油圧クラッチのピストンストローク時間に基づき前記学習値を決定する、
ことを特徴とする学習制御装置。 - 制御対象を制御値により制御するにあたり、前記制御値を学習値により補正する学習制御方法であって、
前記学習値であって前回学習した前回学習値、及び今回学習した今回学習値の差分に基づき異常判定を行い、異常と判定した場合は、前記制御値に対する前記今回学習値の反映度合いを小さくする、
ことを特徴とする学習制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018233918A JP2020094654A (ja) | 2018-12-13 | 2018-12-13 | 学習制御装置及び学習制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018233918A JP2020094654A (ja) | 2018-12-13 | 2018-12-13 | 学習制御装置及び学習制御方法 |
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JP2018233918A Pending JP2020094654A (ja) | 2018-12-13 | 2018-12-13 | 学習制御装置及び学習制御方法 |
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JP (1) | JP2020094654A (ja) |
-
2018
- 2018-12-13 JP JP2018233918A patent/JP2020094654A/ja active Pending
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