JP2020094295A - 下半身用衣類 - Google Patents
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Abstract
【課題】下半身の動きに対して追従しやすく履き心地のよいボクサーパンツを提供する。【解決手段】伸縮性を備えるとともに、その端部にヘム処理および縁かがりを必要としない切りっぱなし生地で構成され、ウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するバンド部を備えないボクサーパンツであって、ボクサーパンツにおける履き口部および足口部は切りっぱなし状態であって、ヒップの最大周長位置から水平に最脇部であるヒップ部で測定した着圧を第2値、前記ヒップ部測定位置から真上8cmの位置であるウエスト部で測定した着圧を第1値、前記ヒップ部測定位置から真下10cmの位置である裾部で測定した着圧を第3値として、第2値>((第1値+第3値)/2)である。【選択図】図1
Description
本発明は、脚部と腹部と臀部とを被覆するパンティ部を備えたタイツやストッキング等、腹部と臀部とを被覆する下半身肌着であるボクサーパンツ(ボクサーショーツ)やガードル等の下半身用衣類に関し、下半身の動きに対して追従しやすく開放的で履き心地のよい下半身用衣類に関する。
なお、本発明における下半身用衣類は男性用および女性用に限定されないことに加えて、少なくとも腹部と臀部とを被覆する下半身用衣類であればよく、脚部を備える場合には脚部を被覆する丈の長さには特に限定されるものではない。また、肌着用であってもスポーツ用であっても構わず、その用途は限定されるものではない。なお、腹部とは主として下腹部を指すものである。本発明はこのように限定されない下半身用衣類に関する。
なお、本発明における下半身用衣類は男性用および女性用に限定されないことに加えて、少なくとも腹部と臀部とを被覆する下半身用衣類であればよく、脚部を備える場合には脚部を被覆する丈の長さには特に限定されるものではない。また、肌着用であってもスポーツ用であっても構わず、その用途は限定されるものではない。なお、腹部とは主として下腹部を指すものである。本発明はこのように限定されない下半身用衣類に関する。
伸縮性が大きい(よく伸びてよく縮む)生地および/または緊締力の大きい(伸びにくく締め付けて身体に密着する)生地を採用して、これらの生地を適宜使い分けた下半身用衣類が知られている。なお、この生地としては伸縮性の観点から編地が特に好ましい。このような下半身用衣類の1つとして、肌着が挙げられる。ここで、肌着は、均一な着圧分布で良好なフィット感を確保するとともに、身体の動きに対して突っ張り感やだぶつき感が生じることなく、着用時の美観を向上させる機能を備える。
このような肌着の1つであるボクサーパンツは、平面的な基準パターンに沿って裁断された身頃部、マチ部、前立て部の各生地片を縫製することにより構成されている。このような生地片として、日常生活での様々な動作を行なう際に、その動きを妨げないように伸縮性を備えたフライス編等のヨコ編地が用いられることが多い。
このようなボクサーパンツにおいては、ウエスト側の履き口部に、他の部分よりも伸びにくくウエストを締め付けて身体からのボクサーパンツのズレ落ちを防止するために(ウエスト)バンドが設けられることが一般的である。たとえば、このようなバンドを備えたボクサーパンツが、本願出願人により出願された、特開2012−184526号公報(特許文献1)に開示されている。このようなバンドを備えることによりウエストを締め付けて身体からのボクサーパンツのズレ落ちを防止することができる点、および、着用時の伸長状態でもプリントされた柄等が鮮明に保持されるデザイン性の高いバンド部を衣類に具備できる点では好ましいのであるが、このバンドが肌に喰い込んで圧迫する点を好ましく感じない使用者が存在する可能性がある。
このようなボクサーパンツにおいては、ウエスト側の履き口部に、他の部分よりも伸びにくくウエストを締め付けて身体からのボクサーパンツのズレ落ちを防止するために(ウエスト)バンドが設けられることが一般的である。たとえば、このようなバンドを備えたボクサーパンツが、本願出願人により出願された、特開2012−184526号公報(特許文献1)に開示されている。このようなバンドを備えることによりウエストを締め付けて身体からのボクサーパンツのズレ落ちを防止することができる点、および、着用時の伸長状態でもプリントされた柄等が鮮明に保持されるデザイン性の高いバンド部を衣類に具備できる点では好ましいのであるが、このバンドが肌に喰い込んで圧迫する点を好ましく感じない使用者が存在する可能性がある。
また、最近では縁部が裁断されたままで切りっぱなしのフリーカット生地の下着が提案されており(特に女性用の下着)、縁部が裁断されたままで圧迫することなく着心地が好ましい。このような下着において(ウエスト)バンドを備えると、せっかく縁部が裁断されたままで胴周り(ウエスト側の履き口部)および太腿周り(足繰り側の足口部)圧迫することなく着心地が好ましいにも関わらず、胴周りについてはバンドが肌に喰い込んで圧迫してしまい、着心地が好ましくなくなる可能性がある。これに相反して、バンドを設けることなく胴周りを縁始末不要の切りっぱなしのフリーカット生地により構成することとして生地自身の持つ収縮力により着用を可能とすることになるのであるが、バンド(ゴム等)に比べて締め付け力が弱く、身体を動かすとパンツの位置がずれてしまい着用時に不快感を生じさせるという問題点がある。
このような問題点に鑑みて、特開2016−204813号公報(特許文献2)は、前身頃と後身頃とクロッチとからなる本体生地がヘム処理や、縁かがりをしない一枚の身生地で構成され、ウエスト側の履き口部や足繰り側の太腿部に伸縮性を付与するゴムを有しない下着を開示する。この特許文献2に開示された下着は、前身頃と後身頃とクロッチとからなる本体生地がヘム処理や、縁かがりをしない一枚の身生地で構成され、ウエスト側の履き口部や足繰り側の足口部に伸縮性を付与するゴムを有しない下着であって、腰部側面後方で前身頃と後身頃の両側縁同士が接合され、本体生地を展開した状態において、前身頃の両側縁長さの中点P1,P2から中心線Cに達するまでのそれぞれの線長さL1とL2と、後身頃の両側縁長さの中点P3およびP4を結ぶ線長さL3とが略同じ長さとされ、前身頃上縁における中心線C上の点である前身頃上端中央点から後身頃上縁における中心線C上の点である後身頃上端中央点に達する中心線C上において、前身頃に当て布が接合もしくはモールド加工が施されている、または/および、クロッチにマチ生地が接合されていることを特徴とする。
しかしながら、上述した特許文献2に開示された下着によると、(限定しているようではないが全ての実施例が女性用の下着と記載)主として女性用の下着であって、本体生地を展開した状態(すなわち型紙の状態)において上述した特徴を備え特許文献2の第0012段落に記載の作用効果を奏するためには、たとえば男性用の膨出部を備えるように型紙を構成することができそうにない。さらに、男性用の下着は、男性の身体構造が女性の身体構造と異なり上述した膨出部に収納される局部を備えるために、その存在によりパンツがズリ下がりやすいという女性用下着とは異なる側面を有する。これらの点で、上述した特許文献2に開示された下着が性別の区別なく適用できるとは到底考えにくい。
また、上述した特許文献2においては、ヘム処理や縁かがりをしない生地の特性(生地特性)については、経編または緯編のどちらで構成されていてもよいが経方向および緯方向にそれぞれ80%以上伸長力を有する、としか記載されていない。特許文献2が男性用の下着および女性用の下着に限定されることがないと仮定しても、伸長力が80%以上だけで特性が示される生地を採用しても他の生地特性(たとえば伸長回復特性等)によっては、上述した特徴を備えていても着用位置がずれて着用感に優れた下着を提供できない可能性がある。すなわち、80%以上の伸長力以外の生地特性を一切考慮することなく、上述した特徴である型紙および接合方法を限定したところで着用位置がずれてしまい着用感に優れた下着を提供することは相当に困難であることは容易に想像できる。
特に、開放的な履き心地を実現するためには、下半身用衣類(たとえば男性用ボクサーパンツ)において、ウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するバンド部を備えないことが好ましい。しかしながら、歩行や座るといった動作により生地のズレが発生し、ウエスト部のずり下がり、裾のずり上がりなどの現象が発生する。このような動作により発生した現象としてのウエスト部や裾部の生地端のズレは、着用者が手によって戻さない限り、元の位置に戻ることはあり得ない。
このようなズレを防止すべく、上述した特許文献1に開示されているように、一般的には、ボクサーパンツには、ウエスト側の履き口部(さらに特許文献1に開示のない足繰り側の足口部)に伸縮性を付与するバンド部が設けられて、バンド部で強い着圧をかけることによりこのような動作によるウエスト部のずり下がりを防止し、身頃部の着圧を緩くすることによりこのような動作による裾のずり上がろうとする力と重力による下方向の力とにより裾部が極端にずり上がることを防止している。すなわち、ヒップ部(上下方向の中位置)で測定した着圧が小さく、ウエスト部(上下方向の上位置)で測定した着圧および裾部(上下方向の下位置)で測定した着圧が大きいという着圧関係を実現してズレを防止している。しかしながら、このようにウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するバンド部を設けたのでは、上述した開放的な履き心地が実現できないことはもちろんのこと、バンド部を設けない場合であってもこのような着圧関係では開放的な履き心地とズレ防止とを両立させることは相当に困難であることに、本願出願人は着目した。
本発明は、従来技術の上述の問題点に鑑みて開発されたものであり、その目的とするところは、ヘム処理および縁かがりをしない切りっぱなし生地で構成されウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するゴムを備えない下半身用衣類に関し、下
半身の動きに対して追従しやすく開放的で履き心地のよい下半身用衣類を提供することである。
半身の動きに対して追従しやすく開放的で履き心地のよい下半身用衣類を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る下半身用衣類は以下の技術的手段を講じている。
すなわち、本発明に係る下半身用衣類は、伸縮性を備えるとともに、その端部にヘム処理および縁かがりを必要としない切りっぱなし生地で構成され、ウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するバンド部を備えない下半身用衣類であって、前記下半身用衣類における前記履き口部および前記足口部は切りっぱなし状態であって、前記下半身用衣類をトルソーに着用させて前記下半身用衣類の内側の3箇所にセンサを入れて着圧を測定して、ヒップの最大周長位置から水平に最脇部であるヒップ部で測定した着圧を第2値、前記ヒップ部測定位置から真上8cmの位置であるウエスト部で測定した着圧を第1値、前記ヒップ部測定位置から真下10cmの位置である裾部で測定した着圧を第3値として、第2値>((第1値+第3値)/2)であることを特徴とする。
すなわち、本発明に係る下半身用衣類は、伸縮性を備えるとともに、その端部にヘム処理および縁かがりを必要としない切りっぱなし生地で構成され、ウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するバンド部を備えない下半身用衣類であって、前記下半身用衣類における前記履き口部および前記足口部は切りっぱなし状態であって、前記下半身用衣類をトルソーに着用させて前記下半身用衣類の内側の3箇所にセンサを入れて着圧を測定して、ヒップの最大周長位置から水平に最脇部であるヒップ部で測定した着圧を第2値、前記ヒップ部測定位置から真上8cmの位置であるウエスト部で測定した着圧を第1値、前記ヒップ部測定位置から真下10cmの位置である裾部で測定した着圧を第3値として、第2値>((第1値+第3値)/2)であることを特徴とする。
好ましくは、第1値>第2値>第3値であるように構成することができる。
さらに好ましくは、第1値が2hPa〜10hPa、第2値が3hPa〜7hPa、第3値が1.5hPa〜3hPaであるように構成することができる。
さらに好ましくは、第1値が2hPa〜10hPa、第2値が3hPa〜7hPa、第3値が1.5hPa〜3hPaであるように構成することができる。
本発明によれば、下半身の動きに対して追従しやすく開放的で履き心地のよい下半身用衣類を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態として、下半身用衣類を、図面に基づき詳しく説明する。なお、本発明の対象は下半身用衣類であって、このような下半身用衣類の一例である男性用のボクサーパンツについて説明する。
なお、本発明に係る下半身用衣類は、男性用のボクサーパンツに限定されるものではなく、主として腹部と臀部とを被覆する下半身用衣類であれば構わず、さらに脚部を被覆する下半身用衣類であっても構わず、脚部を備える場合には脚部を被覆する丈の長さには特に限定されるものではない。
なお、本発明に係る下半身用衣類は、男性用のボクサーパンツに限定されるものではなく、主として腹部と臀部とを被覆する下半身用衣類であれば構わず、さらに脚部を被覆する下半身用衣類であっても構わず、脚部を備える場合には脚部を被覆する丈の長さには特に限定されるものではない。
また、本発明に係る下半身用衣類に好適に採用される生地は、伸縮性を備えるとともに、その端部にヘム処理および縁かがりを必要としない切りっぱなし生地(たとえばベアフライス、ベアスムース等の編地)に限定されるが、タテ編地であってもヨコ編地であっても構わない。このような編地として採用されるヨコ編地は編糸が進む方向であるヨコ方向が(タテ方向よりも)よく伸びてよく縮み、タテ編地は編糸が進む方向であるタテ方向が(ヨコ方向よりも)よく伸びてよく縮むという伸縮方向性を備える。すなわち、ヨコ編地であってもタテ編み地であってもよく伸びてよく縮む伸縮性の大きい第1の方向とこの第1の方向と略直交する第2の方向とで伸縮性が異なる。本発明に係る下半身用衣類において、この伸縮方向性を考慮することは必要ないが、以下のような生地使いも好ましい。
(1)平面上に載置した下半身用衣類または下半身用衣類を着用した起立状態を、腹側から見た場合に少なくとも中央部以外は第1の方向が斜め方向、
(2)平面上に載置した下半身用衣類または下半身用衣類を着用した起立状態を、背中側から見て第1の方向が上下方向、
(3)上記(1)または(2)において、腹側から見た第1の方向が下腹部における斜め方向、
(4)上記(1)、(2)または(3)において、背中側から見た第1の方向が、臀部における上下方向
である。
このように構成すると、
(2)平面上に載置した下半身用衣類または下半身用衣類を着用した起立状態を、背中側から見て第1の方向が上下方向、
(3)上記(1)または(2)において、腹側から見た第1の方向が下腹部における斜め方向、
(4)上記(1)、(2)または(3)において、背中側から見た第1の方向が、臀部における上下方向
である。
このように構成すると、
<1>ウエストラインWは、腹側において斜め方向(第1の方向)に伸びやすく縮みやすく、背中側においてウエスト周方向(第2の方向)に伸びにくいため、背中側が胴回り方向に伸びにくいのでウエスト部にゴム等でウエストバンド部を形成しなくてもよくなるとともに、腹部は斜め方向に伸びやすく縮みやすいので、下半身用衣類が身体からずれることを抑制することができる。
<2>背中側の臀部は上下方向に伸びやすく縮みやすいため、起立状態から着座した場合に、臀部において編地が突っ張ってしまうことが発生しないのでスムーズに着座動作できるようになる。
図1〜図3を参照して、本発明の対象であるボクサーパンツ300について説明する。ここで、本発明に係る下半身用衣類の一例であるボクサーパンツの構造(たとえば、編地片(パーツ片)の形状および個数ならびにそれらの接合方法)には様々なものがあり、本発明は特定の構造に限定されるボクサーパンツではなく、後述する技術的特徴を備えたものであれば、どのようなボクサーパンツの構造であっても、ボクサーパンツを構成する編地の種類、編地の型紙(編地片(パーツ片)の形状および個数)およびその編地の接合方法がどのようなものであっても基本的には構わない。そのため、以下に示すボクサーパンツ300の構造自体は単なる例示でしかない。
図1〜図3を参照して、本発明の対象であるボクサーパンツ300について説明する。ここで、本発明に係る下半身用衣類の一例であるボクサーパンツの構造(たとえば、編地片(パーツ片)の形状および個数ならびにそれらの接合方法)には様々なものがあり、本発明は特定の構造に限定されるボクサーパンツではなく、後述する技術的特徴を備えたものであれば、どのようなボクサーパンツの構造であっても、ボクサーパンツを構成する編地の種類、編地の型紙(編地片(パーツ片)の形状および個数)およびその編地の接合方法がどのようなものであっても基本的には構わない。そのため、以下に示すボクサーパンツ300の構造自体は単なる例示でしかない。
図1(A)はボクサーパンツ300を着用した着用者の正面図(腹側から見た図)であって、図1(B)はその背面図(背中側から見た図)であって、図2(A)はボクサーパンツ300を平面に載置した状態における正面図であって、図2(B)はその背面図である。さらに、図3はこのボクサーパンツ300の型紙を示す平面図(紙面表面が肌に当接する面)である。
ここで、このボクサーパンツ300は膨出部B(中央部編地320により形成)およびシック部TH(股部編地330により形成)を備えるが、本発明に係る下半身用衣類は、このような膨出部Bを備えなくても構わないし、このようなシック部THを備えなくても構わない。なお、この膨出部Bは、図1(A)に示すようにボクサーパンツ300を着用した起立状態を腹側から見た場合に中央部に表されるとともに、図2(A)に示すように平面上に載置したボクサーパンツ300を腹側から見た場合に中央部に表される。この膨出部Bは、男性の局部を収納するための膨らみを実現するためのものであって(さらに詳しくはこの膨出部Bは2枚生地で構成されている)下腹部Uの中央部に備えられている。上述したように、この膨出部Bは本発明に係る下半身用衣類に必須の構成要件ではないために本発明に係る下半身用衣類は男性用および女性用に限定されるものではない。また、このシック部THは、股部やクロッチ部と呼ばれ、股布やクロッチ布により形成される。
そして、このボクサーパンツ300は、図3に示すように、腹側から見た場合に下腹部Uの中央部に位置して膨出部Bを形成する中央部編地320と、シック部THを形成する股部編地330と、それら以外の部分(膨出部B以外の下腹部U、臀部H)を形成する編地310とを含む。なお、このボクサーパンツ300において、下腹部Uの下方または臀部Hの下方であって脚の上方部分である大腿部(より詳しくは右大腿部Rおよび左大腿部L)は太腿の付け根を覆う程度に短いが(脚部を長く覆うものではないが)、本発明に係る下半身用衣類においてはこの大腿部の長さは(脚部を備える場合には脚部の長さも)限定されるものではない。すなわち、ここでは、ボクサーパンツ300は、タイツ等とは異なり、主として下腹部Uおよび臀部Hを覆い太腿部から足首部までの脚部を覆わない。
中央部編地320は、2枚の生地片である中央部第1編地320Aと中央部第2編地320Bとを1点鎖線の矢印で示すように合わせて縫合した後に白抜き矢印で折り返して二重折り返し部DLを形成する。この二重折り返し部DLは、ウエストラインWの一部を形成する。
図3において、以下のように、編地310、中央部編地320および股部編地330が接合される。
図3において、以下のように、編地310、中央部編地320および股部編地330が接合される。
編地310の点P(M0)と中央部編地320の点P(B0)とが重なり、かつ、編地310の点P(M1)と中央部編地320の点P(B1)とが重なるように(実線両矢印AL1)、
編地310の点P(M3)と中央部編地320の点P(B3)とが重なり、かつ、編地310の点P(M4)と中央部編地320の点P(B4)とが重なるように(実線両矢印AL2)、
編地310の点P(M5)と股部編地330の点P(TH5)とが重なり、かつ、編地310の点P(M6)と股部編地330の点P(TH6)とが重なるように(実線両矢印AL3)、
中央部編地320の点P(B1)と股部編地330の点P(TH1)とが重なり、かつ、中央部編地320の点P(B2)と股部編地330の点P(TH2)とが重なるように(実線両矢印AL4)、
編地310の点P(M3)と中央部編地320の点P(B3)とが重なり、かつ、編地310の点P(M4)と中央部編地320の点P(B4)とが重なるように(実線両矢印AL2)、
編地310の点P(M5)と股部編地330の点P(TH5)とが重なり、かつ、編地310の点P(M6)と股部編地330の点P(TH6)とが重なるように(実線両矢印AL3)、
中央部編地320の点P(B1)と股部編地330の点P(TH1)とが重なり、かつ、中央部編地320の点P(B2)と股部編地330の点P(TH2)とが重なるように(実線両矢印AL4)、
中央部編地320の点P(B3)と股部編地330の点P(TH3)とが重なり、かつ、中央部編地320の点P(B2)と股部編地330の点P(TH2)とが重なるように(実線両矢印AL5)、
編地310の点P(M1)と股部編地330の点P(TH1)とが重なり、かつ、編地310の点P(M7)と股部編地330の点P(TH7)とが重なるように(実線両矢印AL6)、
編地310の点P(M3)と股部編地330の点P(TH3)とが重なり、かつ、編地310の点P(M8)と股部編地330の点P(TH8)とが重なるように(実線両矢印AL7)、編地端どうしで接合されているとともに、編地110と中央部編地120と股部編地330が接合されて、図3において点線の両矢示で示すように胴回りおよび左右の太腿周りで筒状になるように接合されている。
編地310の点P(M1)と股部編地330の点P(TH1)とが重なり、かつ、編地310の点P(M7)と股部編地330の点P(TH7)とが重なるように(実線両矢印AL6)、
編地310の点P(M3)と股部編地330の点P(TH3)とが重なり、かつ、編地310の点P(M8)と股部編地330の点P(TH8)とが重なるように(実線両矢印AL7)、編地端どうしで接合されているとともに、編地110と中央部編地120と股部編地330が接合されて、図3において点線の両矢示で示すように胴回りおよび左右の太腿周りで筒状になるように接合されている。
本実施の形態においては、この接合方法として縫合を採用しているが、本発明に係る下半身用衣類がこの縫合に限定されるものではない。すなわち、接合方法については特定の方法に限定されるものではなく、縫合(縫製による接合)であっても構わないし、接着であっても、さらに別の接合方法であっても構わない。ここでは、接合方法として縫合を用いて、図3に実線の両矢印で示されるように編地を合わせて縫合することにより、このボクサーパンツ300が形成されている。
ここで、接合方法として接着を用いる場合には、図3に実線の両矢印で示されるように編地を合わせて接着テープを用いて接合することによりこのボクサーパンツ300を形成することができる。このような接着方法についても限定されるものではないが、帯状部材の一面に接着材が塗布された接着テープであって、加熱することにより接着材が溶融して生地を熱接着して接合するものが好ましい。なお、このように、この接合には、縫合によるもの、熱圧着によるもの、熱溶着によるもの、熱融着によるもの等を含むことになる。
このように、本発明に係る下半身用衣類の一例である本実施の形態に係るボクサーパンツ300においては、図3において実線で示す両矢印に示すように縫合されて胴回りおよび左右の太腿周りで筒状に形成されるとともに、立体化されて形成されている。
次に、本発明に係る下半身用衣類が備える大きな技術的特徴である着圧について、図4〜図5を参照して詳しく説明する。
次に、本発明に係る下半身用衣類が備える大きな技術的特徴である着圧について、図4〜図5を参照して詳しく説明する。
<着圧測定方法>
まず、着圧測定方法について以下に詳しく説明する。本発明に係る下半身用衣類の一例である本実施の形態に係るボクサーパンツ300(紳士Mサイズ製品)をトルソー(株式会社七彩製20代男性(MD−20A))に着用させてボクサーパンツ300の内側にエアパック式の受圧センサを以下に示す3箇所に入れて着圧を測定した。
着圧測定装置としては、接触圧測定器本体に株式会社エイエムアイ・テクノ製のAMI3037−2Bを採用し、受圧センサに同社製のエアパック式の形式AMI3037−P2を採用した。
まず、着圧測定方法について以下に詳しく説明する。本発明に係る下半身用衣類の一例である本実施の形態に係るボクサーパンツ300(紳士Mサイズ製品)をトルソー(株式会社七彩製20代男性(MD−20A))に着用させてボクサーパンツ300の内側にエアパック式の受圧センサを以下に示す3箇所に入れて着圧を測定した。
着圧測定装置としては、接触圧測定器本体に株式会社エイエムアイ・テクノ製のAMI3037−2Bを採用し、受圧センサに同社製のエアパック式の形式AMI3037−P2を採用した。
測定位置としては、トルソー着用状態におけるボクサーパンツ300の
・ヒップの最大周長位置から水平に最脇部であるヒップ部(図1(A)が最脇部を示しているとは限らないがここでは図1(A)に示す点P(2)と仮定する)、
・ヒップ部測定位置から真上8cm(図1(A)に示す長さL(1)だけ真上)の位置であるウエスト部(図1(A)に示す点P(1)と仮定する)、
・ヒップ部測定位置から真下10cm(図1(A)に示す長さL(2)だけ真下)の位置である裾部(図1(A)に示す点P(3)と仮定する)で測定した。 なお、各箇所3回ずつ測定し、3回の平均値を使用している。そして、この平均値であって、上下方向の中側のヒップ部で測定した着圧の3回の平均値を第2値として、上下方向の上側のウエスト部で測定した着圧の3回の平均値を第1値として、上下方向の下側のヒップ部で測定した着圧の3回の平均値を第3値とする。
・ヒップの最大周長位置から水平に最脇部であるヒップ部(図1(A)が最脇部を示しているとは限らないがここでは図1(A)に示す点P(2)と仮定する)、
・ヒップ部測定位置から真上8cm(図1(A)に示す長さL(1)だけ真上)の位置であるウエスト部(図1(A)に示す点P(1)と仮定する)、
・ヒップ部測定位置から真下10cm(図1(A)に示す長さL(2)だけ真下)の位置である裾部(図1(A)に示す点P(3)と仮定する)で測定した。 なお、各箇所3回ずつ測定し、3回の平均値を使用している。そして、この平均値であって、上下方向の中側のヒップ部で測定した着圧の3回の平均値を第2値として、上下方向の上側のウエスト部で測定した着圧の3回の平均値を第1値として、上下方向の下側のヒップ部で測定した着圧の3回の平均値を第3値とする。
<着用評価方法>
次に、着用評価方法について以下に詳しく説明する。被験者としては紳士M体型のウエストサイズ上限者(84cm)および下限者(76cm)を選定して、本発明に係る下半身用衣類の一例である本実施の形態に係るボクサーパンツ300(紳士Mサイズ製品)をこれらの被験者が着用し、以下に示す手順でズレ量を測定することにより着用評価(良好○/不良×)を判定した。
(手順1)被験者はボクサーパンツ300を着用して、トレッドミルで時速5km(傾斜なし設定)に設定して3分間歩行した後に立位状態でのボクサーパンツ300の腰部および裾部の位置にマーキングをして、屈伸運動を3回行なう。
(手順2)屈伸運動3回後、マーキングの位置からボクサーパンツ300の腰部および裾部におけるズレ量(長さ)を測定する。
(手順3)腰部および裾部の両方のズレ量が10mm未満の場合を良好○と判定し、どちらかでも10mm以上の場合を不良×と判定した。
次に、着用評価方法について以下に詳しく説明する。被験者としては紳士M体型のウエストサイズ上限者(84cm)および下限者(76cm)を選定して、本発明に係る下半身用衣類の一例である本実施の形態に係るボクサーパンツ300(紳士Mサイズ製品)をこれらの被験者が着用し、以下に示す手順でズレ量を測定することにより着用評価(良好○/不良×)を判定した。
(手順1)被験者はボクサーパンツ300を着用して、トレッドミルで時速5km(傾斜なし設定)に設定して3分間歩行した後に立位状態でのボクサーパンツ300の腰部および裾部の位置にマーキングをして、屈伸運動を3回行なう。
(手順2)屈伸運動3回後、マーキングの位置からボクサーパンツ300の腰部および裾部におけるズレ量(長さ)を測定する。
(手順3)腰部および裾部の両方のズレ量が10mm未満の場合を良好○と判定し、どちらかでも10mm以上の場合を不良×と判定した。
<結果>
上述した着圧測定方法および着用評価方法を実施した結果として、実施例1〜実施例4および比較例1〜比較例4について図4および図5に示す。なお、比較例4以外はウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するバンド部(ゴム部)がなく、比較例4はウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するバンド部(ゴム部)が付いている。
上述した着圧測定方法および着用評価方法を実施した結果として、実施例1〜実施例4および比較例1〜比較例4について図4および図5に示す。なお、比較例4以外はウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するバンド部(ゴム部)がなく、比較例4はウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するバンド部(ゴム部)が付いている。
まず、比較例4については、第1値>第3値≧第2値という着圧関係である。なお、比較例4はその着用評価は良好ではあるものの、ウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するバンド部を設けているために、開放的な履き心地が実現できない。
ウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するバンド部(ゴム部)を備えないいずれの実施例1〜実施例4も、その着用評価は良好ではあるのに対して、いずれの比較例1〜比較例3も、その着用評価は不良である。そして、4つの実施例および3つの比較例の着圧測定結果を詳細に考察すると、図5に顕著に現れるように、4つの実施例がともに第2値>((第1値+第3値)/2)という着圧関係が成立している。さらに、このような着圧関係に加えて、実施例4を除く3つの実施例がともに第1値>第2値>第3値という着圧関係が成立している。
ウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するバンド部(ゴム部)を備えないいずれの実施例1〜実施例4も、その着用評価は良好ではあるのに対して、いずれの比較例1〜比較例3も、その着用評価は不良である。そして、4つの実施例および3つの比較例の着圧測定結果を詳細に考察すると、図5に顕著に現れるように、4つの実施例がともに第2値>((第1値+第3値)/2)という着圧関係が成立している。さらに、このような着圧関係に加えて、実施例4を除く3つの実施例がともに第1値>第2値>第3値という着圧関係が成立している。
一方、このような着圧関係が現れない比較例1〜比較例3においては、たとえば、第1値<第2値≦第3値の場合には、ウエスト側の履き口部においてずり下がりが発生し、さらにたとえば第1値≦第2値かつ第2値>第3値の場合には、足繰り側の足口部(裾部)においてずり上がりが発生する。
また、開放的な履き心地を実現するための着圧の絶対値は小さい方が(締め付けられないので)好ましい。限定されるものではないが、上述した着圧関係が成立する(すなわち良好な着圧評価が得られる)ことを前提として、着圧の絶対値としては、第1値が2hPa〜10hPaであることが好ましく、第2値が3hPa〜7hPaであることが好ましく、第3値が1.5hPa〜3hPaであることが好ましい。
また、開放的な履き心地を実現するための着圧の絶対値は小さい方が(締め付けられないので)好ましい。限定されるものではないが、上述した着圧関係が成立する(すなわち良好な着圧評価が得られる)ことを前提として、着圧の絶対値としては、第1値が2hPa〜10hPaであることが好ましく、第2値が3hPa〜7hPaであることが好ましく、第3値が1.5hPa〜3hPaであることが好ましい。
以上のようにして、本実施の形態に係るボクサーパンツによると、ヘム処理および縁かがりをしない切りっぱなし生地で構成されウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するゴムを備えないボクサーパンツであって、下半身の動きに対して追従しやすく開放的で履き心地のよいボクサーパンツを提供することができる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、ヘム処理および縁かがりをしない切りっぱなし生地で構成されウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するゴムを備えない下半身用衣類に好適に採用でき、下半身の動きに対して追従しやすく開放的で履き心地のよい点で特に好適である。
300 ボクサーパンツ(膨出部およびシック部ありタイプ)
310 編地
320 中央部編地(膨出部Bを形成)
330 股部編地(シック部THを形成)
310 編地
320 中央部編地(膨出部Bを形成)
330 股部編地(シック部THを形成)
Claims (3)
- 伸縮性を備えるとともに、その端部にヘム処理および縁かがりを必要としない切りっぱなし生地で構成され、ウエスト側の履き口部および足繰り側の足口部に伸縮性を付与するバンド部を備えない下半身用衣類であって、
前記下半身用衣類における前記履き口部および前記足口部は切りっぱなし状態であって、
前記下半身用衣類をトルソーに着用させて前記下半身用衣類の内側の3箇所にセンサを入れて着圧を測定して、ヒップの最大周長位置から水平に最脇部であるヒップ部で測定した着圧を第2値、前記ヒップ部測定位置から真上8cmの位置であるウエスト部で測定した着圧を第1値、前記ヒップ部測定位置から真下10cmの位置である裾部で測定した着圧を第3値として、第2値>((第1値+第3値)/2)であることを特徴とする、下半身用衣類。 - 第1値>第2値>第3値であることを特徴とする、請求項1に記載の下半身用衣類。
- 第1値が2hPa〜10hPa、第2値が3hPa〜7hPa、第3値が1.5hPa〜3hPaであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の下半身用衣類。
Priority Applications (2)
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JP2018231676A JP2020094295A (ja) | 2018-12-11 | 2018-12-11 | 下半身用衣類 |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2018231676A JP2020094295A (ja) | 2018-12-11 | 2018-12-11 | 下半身用衣類 |
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WO (1) | WO2020121885A1 (ja) |
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JP2016204813A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | 株式会社ユタックス | 下着 |
-
2018
- 2018-12-11 JP JP2018231676A patent/JP2020094295A/ja active Pending
-
2019
- 2019-12-03 WO PCT/JP2019/047171 patent/WO2020121885A1/ja active Application Filing
Patent Citations (2)
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WO2020121885A1 (ja) | 2020-06-18 |
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