JP2020093547A - 管更生材及び更生管の形成方法 - Google Patents

管更生材及び更生管の形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020093547A
JP2020093547A JP2019219230A JP2019219230A JP2020093547A JP 2020093547 A JP2020093547 A JP 2020093547A JP 2019219230 A JP2019219230 A JP 2019219230A JP 2019219230 A JP2019219230 A JP 2019219230A JP 2020093547 A JP2020093547 A JP 2020093547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
rehabilitation
planar reinforcing
rehabilitating
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019219230A
Other languages
English (en)
Inventor
佐藤 聡俊
Akitoshi Sato
聡俊 佐藤
北山 康
Yasushi Kitayama
康 北山
武司 寺尾
Takeshi Terao
武司 寺尾
順 津田
Jun Tsuda
順 津田
陸太 近藤
Rikuta Kondo
陸太 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Publication of JP2020093547A publication Critical patent/JP2020093547A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】製管や削孔が容易であり、所要の強度確保などが可能な管更生材を提供する。【解決手段】管更生材10の合成樹脂からなる更生部材11の長さ方向及び幅方向を更生管3の周面に沿わせる。更生部材11の長さ方向及び幅方向に沿う面内に面状補強材20を設ける。面状補強材20の合成樹脂からなる母材21に繊維体30を固定する。繊維体30の経繊維材31を長さ方向に配向させ、緯繊維材32を幅方向に配向させる。【選択図】図2

Description

本発明は、既設管を更生する更生管の主要素である管更生材及び更生管を形成する方法に関し、特に、補強材を含む管更生材及び該管更生材を用いた更生管の形成方法に関する。
老朽化した下水道管等の既設管の内壁に沿って管更生材からなる更生管を設置することによって、前記既設管を更生する方法は公知である。
例えば、特許文献1の管更生材は、ポリ塩化ビニル(PVC)等の剛性樹脂によって一定の断面を有する長尺の帯状に形成されており、プロファイルと称されている。該プロファイルが、螺旋状に巻かれて螺旋状の更生管となる。プロファイルには複数のリブが並んで形成されている。リブの内部には例えばスチール製の補強材が埋め込まれている。補強材の幅方向は、プロファイルの幅方向と直交し、リブの突出方向に沿っている。製管によって、リブの突出方向及び補強材の幅方向が更生管の径方向へ向けられる。
特表2005−528243号公報
スチール製の補強材を含む管更生材においては、剛性が高く、重量が重いために、製管が容易でない。また、既設管に取付管等の枝管が接続されている場合、更生管を削孔して、枝管との連通口を形成する必要があるが、削孔箇所にスチール製の補強材があると、削孔が容易でない。特に、補強材の幅方向が更生管の径方向へ向けられていると、削孔に時間がかかる。
本発明は、かかる事情に鑑み、製管や削孔が容易であり、所要の強度確保などが可能な管更生材及び更生管の形成方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、既設管を更生する更生管を構成する管更生材であって、
長さ方向及び幅方向が前記更生管の周面に沿う合成樹脂からなる更生部材と、
前記更生部材の前記長さ方向及び前記幅方向に沿う面内に設けられた面状補強材と、
を備え、前記面状補強材が、前記更生部材とは異種又は同種の合成樹脂からなる母材と、前記母材に固定された繊維体を含み、前記繊維体が、前記長さ方向に配向された経繊維材及び前記幅方向に配向された緯繊維材の少なくとも一方の繊維材を含むことを特徴とする。
面状補強材によって管更生材ひいては更生管の所要強度が確保される。
前記面状補強材は軽量であるから管更生材の重量増大が抑えられ、製管が容易である。また、前記面状補強材は弾性変形領域が広いために、製管時の塑性変形を回避できる。このため、例えば帯状の管更生材によって螺旋管状の更生管を小径に形成した後、一巻きあたりの周長を拡張させた場合でも、面状補強材が塑性変形を来たすことなく所要の強度を保持でき、更生管単体でも外力に耐え得る強度を確保できる。
製管された更生管における面状補強材は、更生管の周面に沿う面内に配置される。したがって、連通口の削孔が容易である。しかも、面状補強材は繊維体によって構成されているから、削孔を一層容易化できる。
ここで、更生部材の長さ方向は、更生管の周面に沿って互いに直交する2方向のうち、長尺側の寸法に沿う方向を言う。更生部材の幅方向は、前記2方向のうち短尺側の寸法に沿う方向を言う。
前記繊維体が、前記更生管の周方向又は管軸方向に配向された繊維材を含むことが好ましい。
これによって、更生管の周方向や管軸方向の強度や弾性を確保できる。
帯状の管更生材によって螺旋管状の更生管を形成する場合、経繊維材が更生管の周方向に配向された繊維材となり、緯繊維材が更生管の管軸方向に配向された繊維材となる。
管軸に沿う真っ直ぐな複数の管更生材を周方向に環状に並べた更生管を形成する場合、経繊維材が更生管の管軸方向に配向された繊維材となり、緯繊維材が更生管の周方向に配向された繊維材となる。
前記繊維体が、前記面内の前記長さ方向及び幅方向を含む2以上の方向に多軸配向されていることが好ましい。
これによって、更生管の複数方向の強度や弾性を確保できる。
前記経繊維材が、前記更生部材の長さ方向の一端部から他端部まで延びていることが好ましい。これによって、更生部材の全域を一様に補強できる。
前記繊維体が、無機繊維によって構成されていることが好ましい。無機繊維としては、炭素繊維、ガラス繊維が挙げられる。これによって、所要の強度に加えて耐食性、耐久性を確保できる。
前記面状補強材が、前記更生部材に接合、嵌合又は埋設されていることが好ましい。
前記接合は、接着(貼り付け)、融着を含む。嵌合の場合は、面状補強材及び更生部材に凹凸を設けて嵌め合わせることが好ましい。嵌合と接着を併用してもよい。
埋設の場合、更生部材と面状補強材とを共押出成形やインサート成形してもよい。更生部材が面状補強材の母材を兼ねることで更生部材に繊維体が埋設されていてもよい。
前記更生部材が、平坦な平帯部と、前記平帯部と直交する断面T字状のリブとを含み、前記面状補強材が前記リブの先端のフランジに設けられていることが好ましい。
これによって、製管及び削孔を容易化できる。また、面状補強材を更生部材の中立弱軸(断面二次モーメントが最小となる軸)から遠ざけて配置できる。
前記更生部材が、平坦な平帯部と、前記平帯部と直交するリブとを含み、前記面状補強材が前記平帯部に設けられていることが好ましい。
これによって、面状補強材の面積を大きくでき、更生部材を確実に補強できる。
前記面状補強材が、前記管更生材の断面の中立弱軸から外れて配置されていることが好ましい。
これによって、製管した際に大きなひずみが生じる箇所の剛性が高まり、更生管の撓みが抑制される。
本発明方法は、更生管の形成方法であって、前記の管更生材を螺旋状に巻回し、前記管更生材の互いに一周ずれて隣接する縁部分どうしを連結することを特徴とする。
本発明によれば、製管及び削孔が容易であり、かつ所要の強度を確保できる。
図1は、本発明の第1実施形態を示し、更生済の既設管の断面図である。 図2は、前記第1実施形態における管更生材の長さ方向と直交する断面図である。 図3は、図1の円部IIIの拡大断面図である。 図4は、図2の円部IVの拡大断面図である。 図5は、前記管更生材の面状補強材を拡大して示す、図4のV−V線に沿う平面断面図である。 図6(a)は、図8の円部VIaの拡大断面図である。図6(b)は、図9の円部VIbの拡大断面図である。 図7は、前記既設管の更生施工方法を、更生管の製管工程で示す断面図である。 図8は、前記既設管の更生施工方法を、前記製管工程の終了時の状態で示す断面図である。 図9は、前記既設管の更生施工方法を、更生管のある範囲にわたって凸条を切断する工程で示す断面図である。 図10は、前記既設管の更生施工方法工程を、更生管の前記範囲の周長を拡張する工程で示す断面図である。 図11は、前記既設管の更生施工方法を、取付管との連通口を削孔する工程で示す断面図である。 図12は、面状補強材の配置態様の変形例を示し、管更生材のリブの先端部分の拡大断面図である。 図13は、面状補強材の配置態様の変形例を示し、管更生材のリブの先端部分の拡大断面図である。 図14は、面状補強材の配置態様の変形例を示し、管更生材のリブの先端部分の拡大断面図である。 図15は、面状補強材の配置態様の変形例を示し、管更生材のリブの先端部分の拡大断面図である。 図16は、面状補強材の配置態様の変形例を示し、管更生材のリブの先端部分の拡大断面図である。 図17は、面状補強材の配置態様の変形例を示し、管更生材のリブの先端部分の拡大断面図である。 図18は、面状補強材の配置態様の変形例を示し、管更生材の断面図である。 図19は、面状補強材の配置態様の変形例を示し、管更生材の断面図である。 図20(a)〜同図(f)は、管更生材の変形例を示す断面図である。 図21は、本発明の他の実施形態を示し、管更生材の斜視図である。 図22は、本発明の他の実施形態を示し、管更生材の斜視図である。 図23は、実施例1及び比較例1の結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
<第1実施形態>
図1に示すように、老朽化した既設管1の内周に更生管3がライニングされることによって、既設管1が更生されている。更生対象の既設管1は、例えば地中に埋設された下水道管であるが、本発明は、これに限定されず、上水道管、農業用水管、ガス管、水力発電導水管などであってもよい。既設管1の両端部は、人孔4に連なっている。既設管1の中間部には、取付管2(枝管)が接続されている。更生管3には、取付管2に連なる連通口3cが形成されている。
更生管3は、帯状の管更生材10(プロファイル)によって構成されている。管更生材10が、既設管1の内周面に沿って螺旋状に巻回され、螺旋管状の更生管3に製管されている。更生管3は、全周にわたって既設管1の内周に張り付けられている。
なお、更生管3の周方向の底部は既設管1の内周面に当接される一方、更生管3の周方向の上側部分は既設管1の内周面から離れていてもよい。
既設管1の内周面と更生管3との間には、モルタル等の裏込め材(図示省略)が充填されていてもよい。
図2に示すように、管更生材10は、帯状の更生部材11と、これを補強する面状補強材20とを備えている。更生部材11の材質は、ポリ塩化ビニル(PVC)などの合成樹脂である。更生部材11ひいては管更生材10は、一定の断面形状を有して、図2の紙面と直交する長さ方向へ延びている。管更生材10の長さ方向の寸法は、数十メートルオーダーであり、管更生材10の幅方向(図2の左右方向)の寸法は、数〜数十センチメートルオーダーである。管更生材10の長さ方向及び幅方向は、更生管3の周面に沿う。管更生材10の厚さ方向(図2の上下方向)は、更生管3の径方向(内外方向)へ向けられる。
詳しくは、図2に示すように、更生部材11は、平帯部12と、リブ15と、第1嵌合部13と、第2嵌合部14を含む。平帯部12は、前記長さ方向(図2の紙面直交方向)へ延び、かつ幅方向(図2の左右方向)に平坦な帯状になっている。平帯部12の主面12a(図2において下面)が、更生管3の内周側面となる。平帯部12の幅方向の一端部(一方の縁部分)に第1嵌合部13が設けられ、幅方向の他端部(他方の縁部分)に第2嵌合部14が設けられている。第1嵌合部13には、2つ(複数列)の凹溝13a,13bが平行に並んで形成されている。第2嵌合部14は、平行な2条(複数列)の凸条14a,14bを含む。
図3に示すように、更生管3においては、管更生材10が既設管1の内周面に沿って螺旋状に巻回され、かつ管更生材10の互いに一周ずれて隣接する縁部分どうしが連結されている。詳しくは、螺旋状に巻回された管更生材10の各凹溝13a,13bが、対応する凸条14a,14bと嵌合されている。しかも、片側の凸条14aが根元部分から切断され、平帯部12から分離されている。切断された凸条14aが凹溝13aの内部に残置されている。凹溝13aの内周面と凸条14aとの間には、例えばホットメルト系の接着剤51が設けられている。
もう1つの凹溝13bの内周面と凸条14bとの間には、例えばシリコーンシーラントなどの滑りを許容するシール剤52が設けられている。
図2に示すように、平帯部12における幅方向の中間部分には、3つ(複数)のリブ15が平行に並んで設けられている。各リブ15は、ウエブ15aとフランジ15fを有するT字状の断面に形成され、長さ方向(図2の紙面直交方向)へ延びている。ウエブ15aが、平帯部12の外周側面(更生管3となったときに外周側を向く面)から平帯部12と直交する帯厚方向(図2において上方)へ突出されている。ウエブ15aの先端部にフランジ15fが設けられている。フランジ15fは、平帯部12とほぼ平行に向けられている。
図2に示すように、各リブ15のフランジ15fの先端面(図2において上面)に面状補強材20が設けられている。面状補強材20は、更生管3の径方向と交差する面状(シート状ないしは帯状)に形成されている。面状補強材20は、更生部材11の長さ方向及び幅方向に沿う面内に設けられている。面状補強材20の長さ方向及び幅方向は、それぞれ更生部材11の長さ方向及び幅方向に沿っている。
面状補強材20は、フランジ15fひいては更生部材11の長さ方向(図2の紙面直交方向)の全長にわたって延びている。
面状補強材20の幅寸法(図2において左右方向の寸法)は、フランジ15fの幅寸法より少し小さい。なお、面状補強材20の幅方向は、必ずしも更生部材11の幅方向と厳密に平行でなくてもよく、更生部材11の幅方向に対して10°程度以内の傾斜があってもよい。
面状補強材20の厚さは、面状補強材20の長さ及び幅に対して十分に小さく、例えば1mm以下、好ましくは数百μm程度である。図2において、面状補強材20の厚みは誇張されている。
図4に示すように、面状補強材20は、接着剤25によってフランジ15fに貼り付けられることによって更生部材11と接合されている。面状補強材20が、接着に代えて、融着によって更生部材11と接合されていてもよい。
フランジ15fは、管更生材10の断面の中立弱軸L10から外れている。したがって、フランジ15fの面状補強材20は、中立弱軸L10から外れて配置されている。
図4に示すように、面状補強材20は、合成樹脂からなる母材21と、繊維体30を含む。母材21を構成する合成樹脂は、更生部材11を構成する樹脂(PVC)とは異種の樹脂であり、好ましくはアクリル樹脂(PMMA)またはエポキシ樹脂またはウレタンアクリレート系樹脂である。
図5に示すように、母材21には織布状の繊維体30が埋設(固定)されている。面状補強材20における繊維体30の含有率は、母材21がPMMAの場合、好ましくは40wt%〜70wt%程度、より好ましくは50wt%〜55wt%程度である。母材がウレタンアクリレート系樹脂の場合、好ましくは40wt%〜50wt%程度である。繊維体30の含有率が低すぎると、所要の強度などが得られない。繊維体30の含有率が高すぎると、母材21による固定が困難になる。繊維体30の材質は、炭素繊維やガラス繊維などの無機繊維、樹脂繊維、金属繊維などであり、好ましくは無機繊維である。
繊維体30は、多数(複数)の経繊維材31及び緯繊維材32を含む。これら経繊維材31及び緯繊維材32が例えば平織りされることで、織布が構成されている。なお、織り方は、平織りに限らず、綾織などであってもよい。各繊維材31,32は、撚糸又はロービングであってもよい。
経繊維材31及び緯繊維材32からなる織布が、厚み方向に複数積層されていてもよい。
経繊維材31は、更生部材11の長さ方向(図5の上下方向)に配向されている。好ましくは、経繊維材31は、面状補強材20ひいては管更生材10の長さ方向の一端部から他端部まで延びている。すなわち、管更生材10の実質的に全長にわたって延びている。多数(複数)の経繊維材31が、幅方向に互いに間隔を置いて平行に配列されている。
緯繊維材32は、経繊維材31と直交(交差)し、更生部材11の幅方向(図5の左右方向)に配向されている。緯繊維材32は、面状補強材20の幅方向の一端部から他端部まで延びている。多数(複数)の経繊維材32が、長さ方向(図5の紙面直交方向)に間隔を置いて平行に配列されている。
螺旋管状の更生管3においては、経繊維材31が周方向へ配向され、緯繊維材32が管軸方向へ配向されている。厳密には、経繊維材31は、管更生材10と等ピッチの螺旋状に延びている。緯繊維材32は、管軸方向に対して管更生材10のリード角だけ傾斜されている。
面状補強材20は、スチール製の補強材と比べて弾性変形領域が広く、弾性変形領域内の最大引張応力及び最大ひずみが大きい。
更生管3は、例えば次のようにして形成される。
図7に示すように、例えば元押し式の製管機8を用意して発進側の人孔4内に設置する。
管更生材10を地上のドラム7から順次繰り出して製管機8に供給する。製管機8において、管更生材10を螺旋状に巻回し、嵌合部13,14における互いに一周ずれて隣接する部分どうしを嵌合させることで、更生管3を順次製管する。製管された更生管3を、元押し式製管機8によって既設管1の内部へ向けて順次押し込む。
管更生材10はスチール製の補強材を含まないから、製管機8へ導入前の管更生材10に製管径に近い曲率まで巻き癖を付与する必要がない。管更生材10の硬さに応じて、適当な巻き癖を付与すればよい。
面状補強材20を含む管更生材10は、スチール製の補強材を含む管更生材より軽量であるから、駆動力を大きくする必要がなく、製管機8の負担を軽減できる。
好ましくは製管時の更生管3の外径(製管径)は、既設管1の内径より小さくする。面状補強材20は、弾性変形領域が広く、弾性変形領域内の最大ひずみが大きいから、更生管3を小径に製管しても、面状補強材20が塑性変形を来たすのを回避でき、所要の強度を維持できる。
製管工程に先立ち、予め第1嵌合部13の凹溝13aにはホットメルト接着剤51を設け、凹溝13bにはシール剤52を設けておく(図3)。そして、嵌合部13,14どうしの嵌合と前後して、もしくはホットメルト接着剤51を凹溝13aに設ける前後にホットメルト接着剤51を加熱溶融することによって、凸条14aと凹溝13aを接着する。これによって、嵌合部13,14どうしの嵌合状態を確実に保持できる。
さらに図7に示すように、製管工程の際、ワイヤ繰出しリール42からワイヤ41を繰り出す。図6(a)に示すように、前記ワイヤ41を、第2嵌合部14の凸条14a,14bどうしの間の部分と第1嵌合部13との間に挟み付けておく。
図8に示すように、このようにして、更生対象の既設管1の全域にわたって更生管3を設置する。この段階においては、ワイヤ41が、更生管3の全域にわたって管更生材10に沿って螺旋状に巻かれている。該ワイヤ41を、更生管3の発進側(元押し側)とは反対の到達側端部(図8において右端部)から引き出して折り返させ、更生管3の内部空間に通して、発進側のワイヤ巻取リール43に巻き付けておく。
更に好ましくは、更生管3の到達側端部(図8において右端部)を固定手段6によって既設管1に対して固定する。
続いて、図9に示すように、ワイヤ巻取リール43によってワイヤ41を巻き取りながら引っ張る。これによって、ワイヤ41の折り返し部41cが到達側端部から発進側へ向けて螺旋状に移行される。図6(b)に示すように、該折り返し部41cによって、凸条14aが根元部分から切断される。
図10に示すように、凸条14aをある範囲だけ切断した後、ワイヤ41の巻き取りを一旦停止する。そのうえで、図10の矢印線aに示すように、更生管3の発進側端部を、管更生材10の一巻き分の長さ(周長)が拡張される向きに捩じる。すると、更生管3における前記範囲よりも発進側の部分は、一体的に回転されて周長の拡張が起きないのに対し、更生管3における前記範囲内の部分は、嵌合部13,14どうしが巻き方向に沿って互いにずれるように滑り、周長が拡張される。この結果、更生管3における前記範囲内の部分が拡径されて全周にわたって既設管1の内周面に張り付く。前述したように、面状補強材20は弾性変形領域が広く、製管時に塑性変形を来たしていないから、弾性的に拡張変形を起こすことができ、拡張操作を円滑に行うことができる。
続いて、ワイヤ41を更に巻き取って凸条14aを更にある範囲だけ切断したうえで、更生管3の発進側端部を捩じることで、前記更に切断した範囲の周長を拡張させる。
かかる操作を繰り返すことによって、更生管3の全域にわたって周長を拡張させ、更生管3の全域を既設管1にお内周面に張り付かせる。
図11に示すように、その後、更生管3の内部に削孔機5を配置して、連通口3c(図1)を削孔する。面状補強材20はスチール製の補強材と比べて削りやすいから、削孔機5への負荷を軽減でき、短時間で削孔できる。
更生管3は、面状補強材20によって補強されているから、所要の強度を確保できる。ひいては、更生された既設管1の所要強度を確保できる。しかも、面状補強材20は塑性変形しておらず、弾性変形領域内に維持されているから、更生管3単体でも外力に耐え得る強度を十分に確保できる。したがって、裏込め材によって既設管1と更生管3とを強度的に一体化させる必要が無い
繊維体30を含む面状補強材20は面状であり、厚みが嵩むことが無い。したがって、管更生材10を薄肉にでき、ひいては更生管3を薄肉にできる。
管更生材10はスチール等の腐食性金属を含まないから、既設管1の内周面と更生管3との間に裏込め材を設けなくても、腐食のおそれがなく、耐久性を向上できる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。
<面状補強材20の取り付けの変形態様>
図12においては、リブ15のフランジ15fの内部に面状補強材20が埋め込まれている。したがって、更生部材11が面状補強材20を内包している。
好ましくは、管更生材10の製造時に、更生部材11と面状補強材20とを共押出成形することによって、更生部材11に面状補強材20を内包させる。
図13においては、リブ15のフランジ15fに樹脂カバー60が被せられている。樹脂カバー60は、更生部材11と同種の樹脂(PVC)によって構成されているが、更生部材11とは異種の樹脂によって構成されていてもよい。樹脂カバー60におけるフランジ15fとの対向面には溝部63が形成されている。該溝部63に面状補強材20が収容されて保持されている。面状補強材20は、樹脂カバー60とフランジ15fとの間に挟まれている。樹脂カバー60と面状補強材20とフランジ15fとは、互いに接着又は融着によって接合されている。
図14においては、リブ15のフランジ15fの両側部に一対の凹部15bが形成されている。樹脂カバー60の両側部には一対の凸部62が形成されている。各凸部62が、対応する凹部15bに嵌め込まれている。一対の凸部62の間に面状補強材20が配置されている。面状補強材20が、樹脂カバー60及びフランジ15fにそれぞれ接着又は融着されている。
図15においては、リブ15のフランジ15fの先端面に幅広の溝部15dが形成されている。該溝部15dに面状補強材20が嵌め込まれている。更に好ましくは、面状補強材20とフランジ15fとが接着又は融着されている。
図16においては、図15と同様に、フランジ15fの溝部15dに面状補強材20が嵌め込まれ、該面状補強材20の外面上に樹脂カバー60が被せられている。樹脂カバー60は、面状補強材20よりも幅広である。樹脂カバー60の幅方向の両端部が、面状補強材20よりも延び出て、フランジ15fの両側部に被せられている。樹脂カバー60と面状補強材20とフランジ15fとが互いに接着又は融着によって接合されている。
図17においては、フランジ15fの溝部15dの幅方向の両側に一対の凹部15bが形成されている。溝部15dに面状補強材20が嵌め込まれ、該面状補強材20の外面上に樹脂カバー60が被せられている。樹脂カバー60の両側部には一対の凸部62が形成されており、各凸部62が、対応する凹部15bに嵌め込まれている。好ましくは、樹脂カバー60と面状補強材20とフランジ15fとが互いに接着又は融着によって接合されている。
図18においては、面状補強材20が、平帯部12の主面12a(更生管3の内周側面となる面、図18において下面)のほぼ全域にわたって面状に設けられている。面状補強材20の幅方向は、主面12aの幅方向に向けられている。緯繊維材32は、平帯部12の幅方向のほぼ全域にわたって延びている。したがって、面状補強材20の幅寸法ひいては面積を第1実施形態よりも大きくできる。かつ緯繊維材32を第1実施形態よりも長くできる。
面状補強材20と平帯部12とは、接着又は融着によって接合されている。なお、面状補強材20と平帯部12とが、図12〜図17の形態と同様の接合手段によって接合されていてもよい。
平帯部12は、管更生材10の断面の中立弱軸L10から外れている。したがって、平帯部12の面状補強材20は、中立弱軸L10から外れて配置されている。これによって、製管した際に大きなひずみが生じる箇所の剛性が高まり、更生管3の撓みを抑制できる。
図19に示すように、面状補強材20が平帯部12の内部に埋め込まれていてもよい。面状補強材20は、幅方向を平帯部12の幅方向とほぼ平行に向けた面状であればよく、更に好ましくは中立弱軸L10から外れていればよい。面状補強材20の幅方向が、平帯部12の幅方向に対して多少(例えば±10°程度以内)傾いていてもよい。10°程度の傾斜であれば、連通口3c(図11)の削孔に支障を来すことがない。
図20に示すように、更生部材11ひいては管更生材10の断面形状は、種々の態様を適用できる。図20(a)に示すように、更生部材11には、幅方向へ伸縮可能な伸縮部16が設けられていてもよい。図20(b),(c),(e),(f)においても同様である。図20(f)に示すように、管更生材10が、面状補強材20に加えてスチール製の補強材17を有していてもよい。図20(a)〜同図(f)においては、面状補強材20が、平帯部12の主面12aに貼り付けられているが、面状補強材20が平帯部12の内部に埋め込まれていてもよく(図19参照)、面状補強材20がリブ15のフランジに設けられていてもよい(図2、図12〜図17参照)。
本発明は、螺旋管状の更生管用の管更生材に限らず、種々の更生管構造ないしは更生工法用の管更生材に適用できる。
図21は、パルテム・フローリング工法用の管更生材70(表面部材)を示したものである。管更生材70は、表面板部71と、一対の側壁部72を有し、更生管の管軸方向に真っ直ぐ延びている。管更生材70の長さ方向は、更生管の管軸方向へ向けられ、管更生材70の幅方向は、更生管の周方向へ向けられている。
詳細な図示は省略するが、複数の管更生材70が更生管の周方向に環状に並べられ、隣接する管更生材70が嵌合部材によって連結されている。嵌合部材はリングによって外周側から保持されている。
表面板部71の内周側面に面状補強材20が貼り付けられている。なお、面状補強材20が、表面板部71の内部に埋め込まれていてもよい。
面状補強材20の経繊維材31は、管更生材70の長さ方向すなわち更生管の管軸方向に配向されている。面状補強材20の緯繊維材32は、管更生材70の幅方向すなわち更生管の周方向に配向されている。
なお、管更生材70の面状補強材20が、緯繊維材32だけで構成されていてもよい。あるいは、管更生材70の面状補強材20が、経繊維材31だけで構成されていてもよい。前記嵌合部材又はリングに面状補強材20が設けられていてもよい。
図22は、3Sセグメント(登録商標)工法用の管更生材80を示したものである。管更生材80は、円弧板形状のセグメントによって構成されている。管更生材80の長さ方向(円弧方向)は、更生管の周方向へ向けられ、管更生材80の幅方向は、更生管の管軸方向へ向けられている。
詳細な図示は省略するが、複数の管更生材80が周方向及び管軸方向に並べられて連結されることによって、更生管が構成されている。
管更生材80の内周面に面状補強材20が貼り付けられている。なお、面状補強材20が、管更生材80の内部に埋め込まれていてもよい。
面状補強材20の経繊維材31は、管更生材80の長さ方向すなわち更生管の周方向に配向されている。面状補強材20の緯繊維材32は、管更生材80の幅方向すなわち更生管の管軸方向に配向されている。
なお、管更生材80の面状補強材20が、管軸方向の緯繊維材32だけで構成されていてもよい。あるいは、管更生材80の面状補強材20が、周方向の経繊維材31だけで構成されていてもよい。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
例えば、本発明は、ダンビー(登録商標)工法用の管更生材やSWライナー(登録商標)工法用の管更生材にも適用できる。
母材21が、更生部材11と同種の樹脂(例えばPVC)で構成されていてもよい。母材21が、更生部材11と一体であってもよい。更生部材11の一部分に繊維体30が埋設されることで、更生部材11の前記一部分が面状補強材20の母材21として提供されていてもよい。
経繊維材31と緯繊維材32とが、織られることなく単に重ねられていてもよい。面状補強材20は、織布でなくてもよい。
面状補強材20の繊維体30が経繊維材31及び緯繊維材32のうち一方だけで構成されていてもよい。つまり、繊維体30が経繊維材31又は緯繊維材32だけのスダレ状の一軸配向構造であってもよい。
繊維体30の配向方向は、更生部材11の長さ方向及び幅方向だけに限らず、長さ方向及び幅方向に対して斜めであってもよい。繊維体30が、更生部材11の長さ方向及び幅方向に沿う面内の2以上の方向に多軸配向されていてもよい。
実施例を説明する。本発明が以下の実施例に限定されるものではない。
図2の断面形状の管更生材サンプルを用意した。
管更生材サンプルにおける更生部材11の材質は、ポリ塩化ビニル(PVC)であった。
管更生材サンプルにおける面状補強材20の繊維体30の材質は、炭素繊維であった。
母材21の材質は、アクリル樹脂(PMMA)であった。
面状補強材20中の繊維体30の含有率は、53wt%であった。
面状補強材20の厚みは、350μmであり、弾性係数は125GPaであった。
前記の管更生材サンプルを用いて螺旋管を形成し、管軸を水平にして鉛直方向に圧縮荷重を加え、鉛直方向のひずみ(変位)を測定した(図23)。
比較例1として、面状補強材20が貼り付けられていない管更生材サンプルを用いて同様に螺旋管を形成し、同様の加圧試験を行った。
結果を図23に示す。
実施例1の管更生材サンプルによれば、面状補強材20を貼り付けることによって、弾性率が比較例1の管更生材サンプルの1.7倍になり、かつ弾性変形領域が広くなった。
また、実施例1の面状補強材20の弾性変形領域内の最大ひずみは、0.0158であった。
これに対し、スチールの弾性変形領域内の最大ひずみは、0.0010である。
例えば内径375mmの更生管を製管する場合、最外層(リブ15の先端部)のひずみは0.0030となる。したがって、スチール製の補強材を含む管更生材の場合は製管によって補強材が塑性変形を来たし得るのに対し、実施例1の管更生材においては面状補強材20が弾性変形領域内に維持される。したがって、実施例1の管更生材によれば、製管後、周長を拡張させるのに適している。
本発明は、例えば老朽化した下水道管の更生技術に適用できる。
1 既設管
3 更生管
3c 連通口
10 管更生材
11 更生部材
12 平帯部
12a 主面
13 第1嵌合部
14 第2嵌合部
15 リブ
15f フランジ
20 面状補強材
21 母材
30 繊維体
31 経繊維材
32 緯繊維材
70 管更生材
80 管更生材
10 中立弱軸

Claims (10)

  1. 既設管を更生する更生管を構成する管更生材であって、
    長さ方向及び幅方向が前記更生管の周面に沿う合成樹脂からなる更生部材と、
    前記更生部材の前記長さ方向及び前記幅方向に沿う面内に設けられた面状補強材と、
    を備え、前記面状補強材が、前記更生部材とは異種又は同種の合成樹脂からなる母材と、前記母材に固定された繊維体を含み、前記繊維体が、前記長さ方向に配向された経繊維材及び前記幅方向に配向された緯繊維材の少なくとも一方の繊維材を含むことを特徴とする管更生材。
  2. 前記繊維体が、前記更生管の周方向又は管軸方向に配向された繊維材を含むことを特徴とする請求項1に記載の管更生材。
  3. 前記繊維体が、前記面内の前記長さ方向及び幅方向を含む2以上の方向に多軸配向されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の管更生材。
  4. 前記経繊維材が、前記更生部材の長さ方向の一端部から他端部まで延びていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の管更生材。
  5. 前記繊維体が、無機繊維によって構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の管更生材。
  6. 前記面状補強材が、前記更生部材に接合、嵌合又は埋設されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の管更生材。
  7. 前記更生部材が、平坦な平帯部と、前記平帯部と直交する断面T字状のリブとを含み、前記面状補強材が前記リブの先端のフランジに設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の管更生材。
  8. 前記更生部材が、平坦な平帯部と、前記平帯部と直交するリブとを含み、前記面状補強材が前記平帯部に設けられていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の管更生材。
  9. 前記面状補強材が、前記管更生材の断面の中立弱軸から外れて配置されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の管更生材。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項記載の管更生材を螺旋状に巻回し、前記管更生材の互いに一周ずれて隣接する縁部分どうしを連結することを特徴とする更生管の形成方法。
JP2019219230A 2018-12-08 2019-12-04 管更生材及び更生管の形成方法 Pending JP2020093547A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018230465 2018-12-08
JP2018230465 2018-12-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020093547A true JP2020093547A (ja) 2020-06-18

Family

ID=71084413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019219230A Pending JP2020093547A (ja) 2018-12-08 2019-12-04 管更生材及び更生管の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020093547A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021241689A1 (ja) 2020-05-28 2021-12-02 帝人株式会社 非水系二次電池用セパレータ及び非水系二次電池
JP7462226B2 (ja) 2020-12-17 2024-04-05 株式会社クボタケミックス 管更生部材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021241689A1 (ja) 2020-05-28 2021-12-02 帝人株式会社 非水系二次電池用セパレータ及び非水系二次電池
JP7462226B2 (ja) 2020-12-17 2024-04-05 株式会社クボタケミックス 管更生部材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
NO313662B1 (no) Utstrekkbart arklegeme og fremgangsmåte for fremstilling av dette
US20150059908A1 (en) Plastic Hose with Fabric Reinforcement
JP2020093547A (ja) 管更生材及び更生管の形成方法
US11473716B2 (en) Coated pipe and pipe combination
AU2012376946A1 (en) Lining method for conduit and lining material for conduit
US20150136269A1 (en) Pressure-resistant hose
BR0206431B1 (pt) junta de topo revestido para unir tubos de resina de cura térmica reforçados com fibra.
KR101224114B1 (ko) 합성수지 프로파일 관
JP6783611B2 (ja) 螺旋管形成用帯状部材
JP4870152B2 (ja) 合成樹脂管およびその製造方法
JP2009085334A (ja) 合成樹脂製二重管とその製造方法
RU2230248C2 (ru) Способ изготовления трубы и труба
CN106715109A (zh) 具有连接成薄膜软管的无纺布胶合薄膜带的软管衬
JPH0835587A (ja) 樹脂管
JP6769810B2 (ja) 螺旋管形成用帯状部材
KR101224115B1 (ko) 합성수지 프로파일 관
JP2021126830A (ja) 既設管更生用帯状部材及び既設管更生方法
JP6264104B2 (ja) 管きょ更生工法用の中間部材
JP6598455B2 (ja) 管路及びその内張り方法
JP5223063B2 (ja) コンクリート壁面のライニング材及びこれを使用したコンクリート壁面のライニング方法
JP4842053B2 (ja) 管路の内張り材の製造方法
JP5350821B2 (ja) 可撓性を有する耐圧管
JP2020199680A (ja) 既設管状体の更生方法
WO1999011966A1 (en) Renovative pipeliner
JP2021119044A (ja) 管路更生工法