JP2020093393A - インクカートリッジ、及び、プリンター - Google Patents
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Abstract
【課題】使用済みのインクカートリッジ20が不正に利用されることを防止すること。【解決手段】インクカートリッジ20は、インクを収容するインクパック210と、インクパック210に収容されるインクに関する情報を記憶するICチップ310と、備え、ICチップ310は、インクパック210が収容するインクの量が所定量以下になった場合、インクに関する情報の書き込み及び読み出しが行われないように構成される。【選択図】図7
Description
本発明は、インクカートリッジ、及び、プリンターに関する。
従来、情報記憶媒体を有するインクカートリッジが知られている。例えば、特許文献1は、情報記憶媒体としてICチップを有するインクカートリッジを装着し、ICチップと通信して、インクカートリッジのインク消費量を示す情報をICチップに書き込むプリンターを開示する。
しかしながら、特許文献1に記載のICチップは、インクカートリッジが使用済みであっても通信によって情報の書き込み及び情報の読み出しが可能であるため、使用済みのインクカートリッジが不正に利用される虞がある。
上記課題を解決する一態様は、インクを収容するインク収容部と、前記インク収容部に収容されるインクに関する情報を記憶する情報記憶媒体と、備え、前記情報記憶媒体は、前記インク収容部が収容するインクの量が所定量以下になった場合、前記情報の書き込み及び前記情報の読み出しが行われないように構成される、インクカートリッジである。
上記インクカートリッジにおいて、前記インク収容部は、収容するインクの量に応じて体積が変化する収容袋により構成され、前記情報記憶媒体は、前記インク収容部が収容するインクの量が前記所定量以下になった場合に前記インクカートリッジ内の所定位置に位置するように前記収容袋に設けられ、前記所定位置に位置した場合に破壊される、構成でもよい。
上記インクカートリッジにおいて、前記情報記憶媒体に外力を加える外力付与部を備え、前記外力付与部は、前記情報記憶媒体が前記所定位置に位置した場合に、前記情報記憶媒体に外力を付与して前記情報記憶媒体を破壊する、構成でもよい。
上記インクカートリッジにおいて、前記外力付与部は、針を有し、前記情報記憶媒体は、前記収容袋の内面に設けられ、前記外力付与部は、前記所定位置に位置する前記情報記憶媒体に前記針が刺さるように前記収容袋の内面に設けられる、構成でもよい。
上記インクカートリッジにおいて、前記情報記憶媒体は、外部装置と非接触で無線通信可能に構成されてもよい。
上記課題を解決する別の一態様は、インクを収容するインク収容部と、前記インク収容部に収容されるインクに関する情報を記憶する情報記憶媒体と、有するインクカートリッジを備え、前記情報記憶媒体は、前記インク収容部が収容するインクの量が所定量以下になった場合、前記情報の書き込み及び前記情報の読み出しが行われないように構成される、プリンターである。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。以下の説明で参照する図面では、説明便宜のため、互いに直交する三軸として、X軸、Y軸、及びZ軸を図示している。軸方向を図示した各矢印は、先端側をプラス側とし基端側をマイナス側としている。
各図においてZ軸に平行な方向であるZ軸方向は、上下方向を示す。以下では、Z軸方向においてプラス側に向かう方向を上方といい、Z軸方向においてマイナス側に向かう方向を下方という。X軸に平行な方向であるX軸方向は、左右方向である。以下では、X軸方向においてプラス側に向かう方向を左方といい、X軸方向においてマイナス側に向かう方向を右方という。Y軸に平行な方向であるY軸方向は、前後方向である。以下では、Y軸方向においてプラス側に向かう方向を前方といい、Y軸方向においてマイナス側に向かう方向を後方という。
各図においてZ軸に平行な方向であるZ軸方向は、上下方向を示す。以下では、Z軸方向においてプラス側に向かう方向を上方といい、Z軸方向においてマイナス側に向かう方向を下方という。X軸に平行な方向であるX軸方向は、左右方向である。以下では、X軸方向においてプラス側に向かう方向を左方といい、X軸方向においてマイナス側に向かう方向を右方という。Y軸に平行な方向であるY軸方向は、前後方向である。以下では、Y軸方向においてプラス側に向かう方向を前方といい、Y軸方向においてマイナス側に向かう方向を後方という。
図1は、プリンター1の外観斜視図である。また、図2は、プリンター1の内部構成を示す断面図である。プリンター1は、外部装置の一例に対応する。
プリンター1は、印刷媒体Mに対して、インクをインクジェット式で吐出することにより印刷媒体Mの印刷面に画像を印刷する印刷装置であり、比較的大型の印刷媒体Mに対して印刷を実行するラージフォーマットプリンターである。
印刷媒体Mとしては、例えば、上質紙や、キャスト紙、アート紙、コート紙、合成紙、PET(Polyethylene terephthalate)やPP(Polypropylene)等から成るフィルム、布帛等の印刷媒体Mを採用できる。
図2に示すように、プリンター1は、搬送部4を備える。搬送部4は、複数のキャスター21を下端に有する脚台2に支持される。
搬送部4は、長尺の印刷媒体Mがロール状に巻かれたロール体R1から印刷媒体Mを本体3へ送り出す送出部41と、本体3の前方の排出口から送出部41により送り出された印刷後の印刷媒体Mを巻取ローラー421に巻き取る巻取部42とを有する。搬送部4は、送出部41と巻取部42とにより、ロール・ツー・ロール方式で印刷媒体Mを搬送方向に搬送する。搬送方向は、プリンター1の前後方向に相当する。
送出部41は、脚台2に支持される略直方体形状の本体3の後方に設けられる。送出部41には、ロール体R1が交換可能に装填される。送出部41は、ロール体R1を図2における反時計回りに回転させることで、ロール体R1から印刷媒体Mを巻き解いて印刷媒体Mを印刷部5に供給する。
巻取部42は、本体3の前方に設けられる。巻取部42は、ロール体R2が形成されるための巻取ローラー421を挟んで支持する一対のホルダー422を備える。ホルダー422のうちホルダー422aには、巻取ローラー421を回転させるモーター等の機構が設けられる。巻取部42は、巻取ローラー421を図2において反時計回りに回転させることで、印刷後の印刷媒体Mを巻取ローラー421に巻き取ってロール体R2を形成する。
図2に示すように、搬送部4は、送出部41及び巻取部42との間の搬送経路HKにおいて、印刷媒体Mを挟んで搬送方向に搬送する搬送ローラー対43を有する。搬送ローラー対43は、搬送経路HKの下方に配置されて回転する搬送駆動ローラー431と、搬送経路HKの上方に配置され搬送駆動ローラー431の回転に従動して回転する搬送従動ローラー432とを備える。搬送従動ローラー432は、搬送駆動ローラー431に対して上下方向に移動可能に構成されている。搬送ローラー対43は、印刷媒体Mを搬送駆動ローラー431と搬送従動ローラー432とにより挟んで搬送方向に搬送する。
プリンター1は、本体3の内部において、搬送ローラー対43より前方に、印刷媒体Mに対してインクを吐出することで印刷媒体Mの印刷面に画像を印刷する印刷部5を備える。
印刷部5は、脚台2に支持された本体3内に架設されたガイド軸51に沿って、印刷媒体Mの搬送方向と交差する交差方向に往復移動するキャリッジ52を備える。ガイド軸51は、プリンター1の左右方向に伸びて架設される。したがって、キャリッジ52は、プリンター1の左右方向に往復移動する。
キャリッジ52には、インクジェットヘッド53が搭載される。なお、キャリッジ52には、インクジェットヘッド53以外に種々のデバイスが搭載されていてもよい。
インクジェットヘッド53は、印刷媒体Mの印刷面と対向する面に、インクを吐出するノズルが搬送方向に複数並ぶノズル列を、搬送方向と交差する交差方向に複数並んで有している。本実施形態のインクジェットヘッド53は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、及びブラック(K)のインクを吐出するため、これら4色のそれぞれに対応した4つのノズル列を有している。
インクジェットヘッド53は、インクカートリッジ保持部10に保持されたインクカートリッジ20からインクが供給され、印刷媒体Mの印刷面にインクを吐出する。インクカートリッジ保持部10、及びインクカートリッジ20の詳細については、後述する。
インクジェットヘッド53は、インクカートリッジ保持部10に保持されたインクカートリッジ20からインクが供給され、印刷媒体Mの印刷面にインクを吐出する。インクカートリッジ保持部10、及びインクカートリッジ20の詳細については、後述する。
なお、インクジェットヘッド53が吐出するインクは、上述した色のインクに限定されず、例えば、ライトシアン、ライトマゼンダ、オレンジ、グリーン、グレー、ライトグレー、ホワイト、メタリック等のインクでもよい。さらに、インクジェットヘッド53が吐出する液体は、インクに限定されず、プレコート液等のインク以外の液体でもよい。
図2に示すように、送出部41と巻取部42との間には、印刷媒体Mを上方に凸となるように湾曲させて支持する支持面60aを有する支持部材60が設けられる。支持部材60は、板金などからなる板材の曲げ加工により形成された所定形状の部材が複数組み付けられることにより構成される。
支持部材60は、ロール体R1から送り出された印刷媒体Mを印刷部5より後方で支持する送出用支持部61と、印刷部5と対向する位置に設けられて印刷媒体Mの印刷領域となる部分を支持する印刷用支持部62と、印刷部5より前方で印刷後の印刷媒体Mを支持する排出用支持部63とを有する。
送出用支持部61は、送出部41と印刷部5との間の搬送経路HKを形成し、前方に向かって高くなる斜状の搬送面を含む支持面61aを有する。ロール体R1から送り出された印刷媒体Mは、支持面61aに支持された状態で印刷部5へ搬送される。
また、印刷用支持部62は、インクジェットヘッド53のノズルが開口する面と所定のギャップを設けた状態で、ノズルが開口する面と平行な支持面62aを有する。
排出用支持部63は、印刷部5と巻取部42との間の搬送経路HKを形成し、前方に向かって低くなると共に前方に向かって凸となるように湾曲しながら延出している。排出用支持部63は、印刷媒体Mを湾曲させた状態で支持する支持面63aを有する。各支持部61、62、63は、それぞれの支持面61a、62a、63aが略面一に連続的に繋がる状態で配置される。
図2に示すように、支持部材60の裏側には、支持面60aを加熱するプレヒーター71、プラテンヒーター72、及び支持面アフターヒーター73aが設けられる。
より具体的には、送出用支持部61の裏側には、支持面61aを加熱するプレヒーター71が設置される。プレヒーター71は、支持面61a上で印刷媒体Mを予熱する。また、印刷用支持部62の裏側には、印刷部5と対向する支持面62aを加熱するプラテンヒーター72が設置される。また、排出用支持部63の裏側には、支持面63aを加熱するアフターヒーター73が設置される。支持面アフターヒーター73aは、支持面63a上で印刷媒体Mを加熱することによりインクを乾燥させる。このようにプレヒーター71、プラテンヒーター72、及び支持面アフターヒーター73aは、印刷媒体Mを加熱することで、インクを印刷媒体Mに対し速やかに乾燥定着させ、滲みやぼやけ等を防止して、印刷品質を高めることができる。
排出用支持部63を介して支持面アフターヒーター73aと対向する位置には、本体3に対して着脱可能な印刷面アフターヒーター73bが設けられる。印刷面アフターヒーター73bは、排出用支持部63上に位置する印刷媒体Mの印刷面に熱を加える。これにより、インクを速やかに乾燥硬化できるため更に印刷品質を高めることができる。
排出用支持部63の前方下端部の下方には、印刷媒体Mに張力を付与する張力付与機構81が設けられている。張力付与機構81は、排出用支持部63と巻取部42との間で印刷媒体Mに接触し、印刷媒体Mに押圧力を付与するテンションローラー82を有する。テンションローラー82は、基端部が脚台2に対して回動可能に支持された一対のアーム部材83の先端部に回転可能に支持されると共に、印刷媒体Mの幅よりも幅方向に長い軸長を有する。排出用支持部63の前下方では、印刷媒体Mはテンションローラー82の重量に応じたテンションが付与された状態でロール体R2に巻き取られる。
図1に示すように、プリンター1は、操作パネル9の下方にインクカートリッジ保持部10を備える。
図3は、プリンター1の構成を示す斜視図である。
図3は、インクカートリッジ保持部10がインクカートリッジ20A、20B、20C、20Dの4つのインクカートリッジ20を保持している場合を示す。
図3は、インクカートリッジ保持部10がインクカートリッジ20A、20B、20C、20Dの4つのインクカートリッジ20を保持している場合を示す。
図3に示すインクカートリッジ20A、20B、20C、20Dは、それぞれ異なる色のインクを収容する。例えば、インクカートリッジ20Aはシアンのインクを収容し、インクカートリッジ20Bはマゼンタのインクを収容し、インクカートリッジ20Cはイエローのインクを収容し、インクカートリッジ20Dはブラックのインクを収容する。インクカートリッジ20は、インクカートリッジ保持部10に装着されて保持されることで、図示せぬインクチューブを介してキャリッジ52に搭載されるインクジェットヘッド53にインクを供給する。
図4は、インクカートリッジ保持部10の要部の構成を示す図である。図4は、インクカートリッジ20と取り外した状態のインクカートリッジ保持部10を示す。
図4に示すように、インクカートリッジ保持部10は、インクカートリッジ20が挿抜可能に構成される。インクカートリッジ保持部10は、挿入されたインクカートリッジ20に係合してインクカートリッジ20をインクカートリッジ保持部10で保持するための係合部110A、110B、110C、110Dを有している。係合部110A、110B、110C、110Dのそれぞれは、インクカートリッジ20A、20B、20C、20Dのそれぞれに対応して係合する。
また、インクカートリッジ保持部10は、底面にインクカートリッジ20A、20B、20C、20Dのそれぞれに対応するガイド溝120A、120B、120C、120Dがインクカートリッジ20の挿抜方向に沿って形成されている。本実施形態において挿抜方向は、プリンター1の前後方向である。ガイド溝120A、120B、120C、120Dは、インクカートリッジ20A、20B、20C、20Dに形成された不図示の凸部をガイドすることでインクカートリッジ20をインクカートリッジ保持部10の内部まで安定してガイドする。これにより、インクカートリッジ保持部10は、インクカートリッジ20A、20B、20C、20Dのそれぞれについて、ユーザーが挿抜動作を安定して行うことができるように構成されている。ガイド溝120A、120B、120C、120Dは、インクカートリッジ20A、20B、20C、20Dがインクカートリッジ保持部10内に収容された状態において、インクカートリッジ20間に隙間が生じるように形成されている。
また、インクカートリッジ保持部10は、後方に、インクカートリッジ20からプリンター1へインクを供給するための供給針130を4つ備える。図3に示す供給針130A、130B、130C、130Dのそれぞれは、インクカートリッジ20A、20B、20C、20Dのそれぞれに対応する。供給針130は、インクカートリッジ保持部10にインクカートリッジ20が装着されると、インクカートリッジ20に形成されているインク流出口221を介してインクカートリッジ20に挿入する。そして、インクカートリッジ20が収容するインクは、供給針130を介してプリンター1に流入する。供給針130を介して流入したインクは、図示せぬポンプの動作によって、図示せぬチューブを介してキャリッジ52に搭載されるインクジェットヘッド53に供給される。
図5は、インクカートリッジ保持部10に装着されるインクカートリッジ20の構成を模式的に示す外観斜視図である。図6は、インクカートリッジ20の構成を模式的に示す分解斜視図である。
インクカートリッジ20は、インクを収容するインクパック210と、インクパック210に収容されたインクを流出させるインク流出部材220と、インクパック210を収容するケース230と、を備える。インクパック210は、インク収容部、及び収容袋の一例に対応する。
インクパック210は、インクを通さない第1のフィルム211と第2のフィルム212とを張り合わされた袋状の形態を有し、内部にインクを収容する。インクパック210は、インク流出部材220と接続される開口部213が形成される。インクパック210は、上方に第1のフィルム211と第2のフィルム212とが張り合わさったシール部214Aを備える。また、インクパック210は、下方に第1のフィルム211と第2のフィルム212とが張り合わさったシール部214Aを備える。図5、及び図6に示すように、インクパック210は、内部前方において、第1のフィルム211の内面211Aに保護袋300に覆われたICチップ310が設けられ、第2のフィルム212の内面212Aに針部400が設けられる。保護袋300、ICチップ310、及び針部400については、後述する。
なお、本実施形態では、インクパック210の全面がフィルムで構成される場合を例示する。しかしながら、インクパック210は、収容するインクの量に応じて体積が変化するものであれば、全面のうち一部がフィルムで構成されてもよいし、全面がフィルムで構成されていなくてもよい。
インク流出部材220は、例えば樹脂で形成されるブロック体であり、インクパック210に形成された開口部213を封止するようにインクパック210に接続され、インクパック210をケース230に収容した状態でケース230の開口部231に固定される。インク流出部材220には、インクを流出させるインク流出口221が形成されている。インクカートリッジ20は、インク流出部材220がインクカートリッジ保持部10の背面と対向するように、インクカートリッジ保持部10において挿抜される。インクカートリッジ20がインクカートリッジ保持部10に装着されている場合、インクパック210のインクは、インク流出口221に挿入された供給針130を介して、プリンター1に供給される。
ケース230は、上面230Aと底面230Bと3つの側面230Cとにより略直方体形状に構成され、インクパック210を収容する。図5、及び図6に示すように、各側面230Cは、側面2311と側面2313とが側面2312に接して対向し、且つ、側面2311と側面2313とが対向するように底面230Bから立設して配置される。また、図5、及び図6に示すように、上面230Aは、底面230Bと対向し、且つ、各側面230Cと接して配置される。これにより、ケース230は、内部に空間を有する略直方体形状として構成される。
ケース230の内側には、シール固定部材232A、232Bが設けられる。シール固定部材232Aは、上面230Aと平行に、上面230Aから一定の間隙をもって側面2311から延びて形成されている。シール固定部材232Bは、底面230Bと平行に、底面230Bから一定の間隙をもって側面2313から形成されている。
図7は、インクカートリッジ20の内部を示す断面図である。
図7は、ケース230にインクパック210が取り付けられた状態を模式的に示している。
図7は、ケース230にインクパック210が取り付けられた状態を模式的に示している。
図7に示すように、インクパック210のシール部214Aは、上面230Aとシール固定部材232Aとの間隙に挿し込まれる。また、インクパック210のシール部214Bは、底面230Bとシール固定部材232Bとの間隙に挿し込まれる。このようにしてシール部214A、214Bが間隙に挿し込まれることで、インクパック210は、ケース230内において上端部及び下端部が固定された状態で取り付けられる。
図7は、インクカートリッジ20の内部を示しているが、特にインクカートリッジ20の内部についてインクカートリッジ20の前方の内部を示している。
図7に示すように、第1のフィルム211の内面211Aには、インクから保護するための保護袋300に覆われた状態でICチップ310が設けられる。ICチップ310は、情報記憶媒体の一例に対応する。ICチップ310には、所定の通信規格に従って無線通信を行う通信回路や、情報を不揮発に記憶する不揮発メモリー、ICチップ310の各部を制御する制御回路等の部品が実装されている。ICチップ310は、設けられるインクパック210が収容するインクに関する情報を記憶する。インクに関する情報は、例えば、印刷で消費されたインクの消費量を示す情報や、インクパック210のインク残量を示す情報、インクパック210が収容するインクの色を示す情報等の情報である。
ICチップ310は、インクに関する情報をプリンター1が書き込み及び読み出し可能に構成されている。例えば、プリンター1は、印刷を開始する際、ICチップ310と非接触で無線通信し、インクパック210のインク残量を示す情報を取得する。これにより、プリンター1は、印刷開始前に、印刷に要するインク量とインクパック210に収容されているインクの量とを比較でき、インク不足等の報知を行える。また、例えば、プリンター1は、非接触で無線通信し、印刷途中或いは印刷終了後に、印刷で消費したインクの消費量を示す情報をICチップ310に書き込む。ICチップ310は、インクの消費量を示す情報を記憶し、記憶したインクの消費量を示す情報に基づいてインクパック210のインク残量を算出し、算出したインク残量を示す情報を記憶する。なお、プリンター1は、ICチップ310と無線通信する通信部を適切な位置に備えている。
このように、ICチップ310は、プリンター1と非接触で無線通信することによって以下に示す効果を奏する。ICチップ310とプリンター1とが接触して通信する構成では、所定の要因によって接触不良が発生し得る。接触不良が発生するとプリンター1は、印刷を中断することとなり印刷に要する時間が長期化する。また、接触不良が発生すると、適切にインクの消費量を示す情報が書き込まれない虞があり、ICチップ310は、実際のインクパック210のインク残量と異なるインク残量を情報として記憶する虞がある。しかしながら、本実施形態のICチップ310は、プリンター1と非接触で無線通信するため、接触不良による印刷時間の長期化を回避でき、ICチップ310が情報として記憶するインク残量と実際のインクパック210のインク残量とに乖離が生じることを防止できる。
図7に示すように、第2のフィルム212の内面212Aには、針部400が設けられている。針部400は、外力付与部の一例に対応する。針部400は、針410と、針410が第2のフィルム212の内面212Aから立設するように針410を固定する針固定部材420とを有する。針固定部材420は、一方の面が第2のフィルム212の内面212Aと接し、他方の面に針410が設けられる。針410は、尖端部が第1のフィルム211の内面211Aに向かって尖るように針固定部材420に固定される。
インクパック210は、気体が入り込まない構成であるため、インクカートリッジ保持部10に装着されインクジェットヘッド53にインクを供給すると、インクパック210が収容するインクの量が減少する。そして、インクパック210は、収容するインクの量の減少に伴って萎み、体積が減少するように変化する。インクパック210の体積減少に伴って、第1のフィルム211、及び第2のフィルム212は、図4に示す矢印の方向にインクカートリッジ20内において移動する。すなわち、第1のフィルム211は、第2のフィルム212に向かって移動し、第2のフィルム212は、第1のフィルム211に向かって移動する。第1のフィルム211の内面211Aには、ICチップ310が設けられてるため、第1のフィルム211の移動に伴ってICチップ310も第2のフィルム212に向かって移動する。また、第2のフィルム212の内面212Aには、針部400が設けられているため、第2のフィルム212の移動に伴って針部400も第1のフィルム211に向かって移動する。本実施形態のICチップ310は、第2のフィルム212に向かって移動し、インクカートリッジ20内において所定位置SIに位置すると、第1のフィルム211に向かって移動してきた針部400と接して針410が刺さる。
図8は、インクカートリッジ20の内部を示す断面図である。
図8は、インクパック210が収容するインクの量が減少し、ICチップ310がインクカートリッジ20内の所定位置SIに位置した場合におけるインクパック210の内部を示している。また、図8は、インクカートリッジ20の内部についてインクカートリッジ20の前方の内部を示している。
図8は、インクパック210が収容するインクの量が減少し、ICチップ310がインクカートリッジ20内の所定位置SIに位置した場合におけるインクパック210の内部を示している。また、図8は、インクカートリッジ20の内部についてインクカートリッジ20の前方の内部を示している。
図8に示すように、ICチップ310は所定位置SIに位置すると、針部400の針410が刺さる。所定位置SIは、インクパック210に収容されるインクの量が所定量以下である場合のインクカートリッジ20内における第1のフィルム211と共に移動してきたICチップ310の位置である。図8において所定位置SIは、インクパック210の左右方向において略中央に対応する位置ある。所定量は、例えば、インクパック210が収容するインクが切れたと見做せるインク残量や、インクカートリッジ20が使用済みのインクカートリッジ20であると見做せるインク残量であり、事前のテストやシミュレーション等によって予め定められている。
ICチップ310は、インクパック210に収容されるインクの量が所定量以下になった場合、第1のフィルム211の移動に伴ってインクカートリッジ20内の所定位置SIに位置するように、第1のフィルム211の内面211Aの適切な位置に設けられる。また、針部400は、第1のフィルム211の移動に伴ってインクカートリッジ20内の所定位置SIにICチップ310が位置する場合、第2のフィルム212の移動に伴って針410がICチップ310に刺さるように、第2のフィルム212の内面212Aの適切な位置に設けられる。ICチップ310、及び針部400が設けられる位置は、事前のテストやシミュレーション等によって、インクパック210のインク残量が所定量以下になった場合にICチップ310に針410が刺さるような位置が予め適切に定められている。特に、針部400は、ICチップ310に実装される通信回路、不揮発メモリー、及び制御回路の少なくともいずれかに針410が刺さるように設けられる。これにより、ICチップ310は、少なくとも通信機能、記憶機能、及び制御機能のいずれかを喪失するため、針410が刺さった後、プリンター1を含む外部装置との通信によってインクに関する情報の書き込み及び読出しが行われることがない。
このように、ICチップ310は、インクパック210が収容するインクの量が所定量以下になった場合、針部400によって物理的に破壊される。これにより、ICチップ310が記憶する情報を不正に書き換えて、或いは不正に読み出して、使用済みのインクカートリッジ20が不正に利用されることを確実に防止できる。
針410の長さは、少なくともICチップ310を覆った保護袋300の厚みより長いことが好ましい。なお、針410の長さとは、針固定部材420から針410の尖端部までの長さであり、図7及び図8においては左右方向における長さである。また、保護袋300の厚みとは、図7及び図8において左右方向における厚みを示す。これにより、針410は、ICチップ310を貫通でき、より確実にICチップ310を物理的に破壊できる。本実施形態の針410の長さは、図8に示すように、ICチップ310を覆った保護袋300の厚みと、第1のフィルム211の厚みの総和より長い。なお、また、第1のフィルム211の厚みとは、内面211Aと第1のフィルム211の外面との離間距離であって、図7及び図8において左右方向における厚みを示す。これにより、針410は、図8に示すように、ICチップ310、及び第1のフィルム211を貫通できる。したがって、使用済みのインクカートリッジ20が有するインクパック210にインクを不正に充填できなくなり、使用済のインクカートリッジ20が不正に利用されることをより確実に防止できる。
図7、及び図8に示すように、ICチップ310は、第1のフィルム211の内面211Aに設けられる。これにより以下の効果を奏する。すなわち、ICチップ310が針410に刺さる際、ICチップ310は第1のフィルム211の移動によって、右方向への移動が規制される。したがって、針410が刺さる際に、ICチップ310は針410に押されて右方向へ移動することがない。したがって、針410は、ICチップ310に確実に刺さることができるため確実にICチップ310を破壊でき、より確実に使用済みのインクカートリッジ20が不正に利用されることを防止できる。
また、図7、及び図8に示すように、針部400は、第2のフィルム212の内面212Aに設けられる。これにより以下の効果を奏する。すなわち、ICチップ310が針410に刺さる際、針部400は第2のフィルム212の移動によって、左方向への移動が規制される。したがって、ICチップ310に針410が刺さる際に、針部400はICチップ310に押されて左方向へ移動することがない。したがって、針410は、ICチップ310に確実に刺さることができるため確実にICチップ310を破壊でき、より確実に使用済みのインクカートリッジ20が不正に利用されることを防止できる。
以上、説明したように、インクカートリッジ20は、インクを収容するインクパック210と、インクパック210に収容されるインクに関する情報を記憶するICチップ310と、備える。ICチップ310は、インクパック210が収容するインクの量が所定量以下になった場合、インクに関する情報の書き込み及びインクに関する情報の読み出しが行われないように構成される。
この構成によれば、インクパック210が収容するインクの量が所定量以下である場合、ICチップ310が記憶する情報を不正に書き換えて、或いは不正に読み出すことができなくなり、使用済みのインクカートリッジ20が不正に利用されることを防止できる。
インクパック210は、収容するインクの量に応じて体積が変化する。ICチップ310は、インクパック210が収容するインクの量が所定量以下になった場合にインクカートリッジ20内の所定位置SIに位置するようにインクパック210に設けられ、所定位置SIに位置した場合に破壊される。
この構成によれば、インクパック210が収容するインクの量が所定量以下である場合、ICチップ310が記憶する情報を不正に書き換えること、或いは不正に読み出すことが確実にできなくなり、使用済みのインクカートリッジ20が不正に利用されることを確実に防止できる。
インクパック210は、ICチップ310に外力を加える針部400を備える。針部400は、ICチップ310がインクカートリッジ20内の所定位置SIに位置した場合に、ICチップ310に外力を付与してICチップ310を破壊する。
この構成によれば、針部400によって物理的にICチップ310を破壊できるため、使用済みのインクカートリッジ20が不正に利用されることをより確実に防止できる。
針部400は、針410を有する。ICチップ310は、インクパック210の第1のフィルム211の内面211Aに設けられる。針410は、所定位置SIに位置するICチップ310に刺さるようにインクパック210の第2のフィルム212の内面212Aに設けられる。
針410は、ICチップ310に外力を加える際、ICチップ310を押す力が分散せずに尖端部に集中する。したがって、他から力を加えなくても、第2のフィルム212の移動により生ずる力で、針410は、ICチップ310に容易に刺さることができる。そのため、針410は、インクパック210の体積変化を利用してICチップ310を容易に破壊できる。また、ICチップ310は第1のフィルム211の内面211Aに設けられ、針部400は第2のフィルム212の内面212Aに設けられるため、上述したように、より確実に使用済みのインクカートリッジ20が不正に利用されることを防止できる。
また、ICチップ310は、非接触でプリンター1と無線通信可能に構成される。
この構成によれば、プリンター1と非接触で無線通信するため、接触不良による印刷時間の長期化を回避でき、ICチップ310が情報として記憶するインク残量と実際のインクパック210のインク残量とが乖離することを防止できる。したがって、インクパック210に設けた場合でも、ICチップ310は、適切にプリンター1と通信して、適切に情報の管理を行える。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、ICチップ310に外力を付与する外力付与部として針410を有する針部400を例示したが、外力付与部は針部400に限定されない。外力付与部は、ICチップ310に外力を付与して物理的に破壊できる構成であればよく、例えばICチップ310を複数に破断する構成でもよい。
また、例えば、上述した実施形態では、1の針410を有する針部400を例示しているが、針部400が有する針410の個数は1つに限定されず複数でもよい。
また、例えば、上述した実施形態では、インク流出口221がインク流出部材220に形成され、インクカートリッジ20の後方からプリンター1へインクが流出する構成を例示した。しかしながら、インク流出口221は、ケース230の上面230A、底面230B、側面230Cのうちいずれかの面或いは複数の面に形成されてもよい。この場合、インク流出口221が形成される面に応じて、インクパック210の適切な位置に開口部213が形成されてもよい。
また、例えば、上述した実施形態では、シール部214Aが上面230Aに固定され、シール部214Bが底面230Bに固定されることで、インクパック210がインクカートリッジ20内で固定される構成を例示した。しかしながら、インクカートリッジ20内におけるインクパック210の固定態様は、これに限定されない。インクパック210は、例えば、第1のフィルム211、及び、第2のフィルム212のいずれかを側面230Cに固定される構成でもよい。また、インクパック210は、例えば、シール部214A、214Bのいずれか一方を固定される構成でもよい。
また、例えば、上述した実施形態では、ICチップ310、及び針部400がインクパック210の内面211A、212Aにおいてインクパック20の前下方に設けられる構成を例示したが、ICチップ310、及び針部400が設けれる位置はこれに限定されない。ICチップ310、及び針部400が設けられる位置は、インクパック210の形状、インクパック210の萎み方、インクカートリッジ20内におけるインクパック210の固定態様、インク流出口221の位置、開口部213の位置等の種々の要素に応じて、インクパック210のインク残量が所定量以下になった場合にICチップ310に針410が刺さるような適切な位置であればよい。また、ICチップ310が第2のフィルム212の内面212Aに設けられ、針部400が第1のフィルム211の内面211Aに設けられる構成でもよい。
また、例えば、上述した実施形態では、針部400によって物理的にICチップ310を破壊する構成を例示したが、破壊態様は、物理的な破壊に限定されない。ICチップ310は、磁気的に破壊されてもよいし、電気的に破壊されてもよい。この構成の場合、プリンター1において、ICチップ310を磁気的に、或いは電気的に破壊するための破壊機構が適切な位置に設けられる。そして、プリンター1は、非接触でICチップ310と無線通信してインク残量を取得し、取得したインク残量が所定量以下である場合、この破壊機構によってICチップ310を破壊する。この構成の場合でも、上述した効果と同様の効果を奏する。
また、例えば、上述した実施形態では、プリンター1をラージフォーマットプリンターとして例示したが、上述したインクカートリッジ20が装着可能なインクジェッドプリンターであればプリンターの形態は限定されない。
1…プリンター(外部装置)、20、20A、20B、20C、20D…インクカートリッジ、210…インクパック(インク収容部、収容袋)、211…第1のフィルム、211A…内面、212…第2のフィルム、212A…内面、214A…シール部、214B…シール部、230…ケース、230A…上面、230B…底面、230C…側面、232A…シール固定部材、232B…シール固定部材、300…保護袋、310…ICチップ(情報記憶媒体)、400…針部(外力付与部)、410…針、420…針固定部材、2311…側面、2313…側面。
Claims (6)
- インクを収容するインク収容部と、
前記インク収容部に収容されるインクに関する情報を記憶する情報記憶媒体と、備え、
前記情報記憶媒体は、前記インク収容部が収容するインクの量が所定量以下になった場合、前記情報の書き込み及び前記情報の読み出しが行われないように構成される、
インクカートリッジ。 - 前記インク収容部は、収容するインクの量に応じて体積が変化する収容袋により構成され、
前記情報記憶媒体は、前記インク収容部が収容するインクの量が前記所定量以下になった場合に前記インクカートリッジ内の所定位置に位置するように前記収容袋に設けられ、前記所定位置に位置した場合に破壊される、
請求項1に記載のインクカートリッジ。 - 前記情報記憶媒体に外力を加える外力付与部を備え、
前記外力付与部は、前記情報記憶媒体が前記所定位置に位置した場合に、前記情報記憶媒体に外力を付与して前記情報記憶媒体を破壊する、
請求項2に記載のインクカートリッジ。 - 前記外力付与部は、針を有し、
前記情報記憶媒体は、前記収容袋の内面に設けられ、
前記外力付与部は、前記所定位置に位置する前記情報記憶媒体に前記針が刺さるように前記収容袋の内面に設けられる、
請求項3に記載のインクカートリッジ。 - 前記情報記憶媒体は、外部装置と非接触で無線通信可能に構成される、
請求項1から4のいずれか一項に記載のインクカートリッジ。 - インクを収容するインク収容部と、前記インク収容部に収容されるインクに関する情報を記憶する情報記憶媒体と、有するインクカートリッジを備え、
前記情報記憶媒体は、前記インク収容部が収容するインクの量が所定量以下になった場合、前記情報の書き込み及び前記情報の読み出しが行われないように構成される、
プリンター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018230616A JP2020093393A (ja) | 2018-12-10 | 2018-12-10 | インクカートリッジ、及び、プリンター |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020093393A true JP2020093393A (ja) | 2020-06-18 |
Family
ID=71085919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018230616A Pending JP2020093393A (ja) | 2018-12-10 | 2018-12-10 | インクカートリッジ、及び、プリンター |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020093393A (ja) |
-
2018
- 2018-12-10 JP JP2018230616A patent/JP2020093393A/ja active Pending
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