JP2020092628A - 三次元培養表皮モデル及びその製造方法 - Google Patents
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Description
(1)ゲノム編集によって標的遺伝子が改変されたゲノム編集表皮角化細胞と、正常表皮角化細胞とを含む、三次元培養表皮モデル。
(2)前記ゲノム編集表皮角化細胞の細胞数と前記正常表皮角化細胞の細胞数を合わせた全細胞数に対し、前記ゲノム編集表皮角化細胞の占める細胞数の割合が5%以上である、(1)に記載の三次元培養表皮モデル。
(3)前記標的遺伝子が、皮膚バリア機能に関連する遺伝子である、(1)又は(2)に記載の三次元培養表皮モデル。
(4)以下の工程を含む三次元培養表皮モデルの製造方法。
(a)表皮角化細胞の標的遺伝子をゲノム編集により改変してゲノム編集表皮角化細胞を作製する工程
(b)工程(a)で作製したゲノム編集表皮角化細胞と正常表皮角化細胞を任意の割合で混合する工程
(c)工程(b)で得られた細胞混合物を三次元培養する工程
(5)前記表皮角化細胞が、不死化細胞である、(4)に記載の製造方法。
(6)前記標的遺伝子が、皮膚バリア機能に関連する遺伝子である、(4)又は(5)に記載の製造方法。
(7)前記ゲノム編集が、CRISPR−Cas9によって行われる、(4)〜(6)のいずれかに記載の製造方法。
(8)前記標的遺伝子の改変が、欠失、挿入、又は置換である、(4)〜(7)のいずれかに記載の製造方法。
(9)(1)〜(3)のいずれかに記載の三次元培養表皮モデルに被験物質を接触させ、該モデルの表皮角化細胞の変化を測定することを特徴とする、該被験物質の有効性又は安全性を評価する方法。
(10)(1)〜(3)のいずれかに記載の三次元培養表皮モデルに被験物質を接触させ、該モデルの表皮角化細胞の変化を測定することを特徴とする、表皮機能の改善物質をスクリーニングする方法。
本発明の三次元培養表皮モデルは、ゲノム編集によって標的遺伝子が改変されたゲノム編集表皮角化細胞と正常表皮角化細胞とを含むことを特徴とする。本発明において、「ゲノム編集表皮角化細胞」とは、表皮角化細胞のゲノム上の標的遺伝子をゲノム編集によって遺伝子改変を行った表皮角化細胞をいい、遺伝子改変としては、欠失(完全欠失及び部分欠失を含む)、挿入(外来遺伝子の挿入を含む)、置換等が挙げられる。また、本発明において、「正常表皮角化細胞」とは、上記のようなゲノム編集を行っていない表皮角化細胞をいう。
フィラグリン(FLG):NM_002016.1
インボルクリン(IVL):NM_005547.3
ロリクリン(LOR):NM_000427.2
トランスグルタミナーゼ-2(TGM2):NM_001323316.1
タイトジャンクションタンパク-1(TJP1):NM_001301025.2
クローディン1(CLDN1):NM_021101.4
オクルディン(OCLN):NM_001205254.2
アクアポリン1(AQP1):NM_001329872.1
アクアポリン3(AQP3):NM_001318144.1
3-ケトジヒドロスフィンゴシンレダクターゼ(KDSR):NM_002035.4
セラミド合成酵素-1(CERS1):NM_001290265.1
セラミド合成酵素-3(CERS3):NM_001290341.2
セラミド合成酵素-6(CERS6):NM_001256126.1
スフィンゴシン1-リン酸ホスファターゼ(SGPP2):NM_001320833.1
アルカリセラミダーゼ1(ACER1):NM_133492.2
カスパーゼ14(CASP14):NM_012114.3
small proline-rich proteins 1A(SPRR1A):NM_001199828.1
I型コラーゲンα1(COL1A1):NM_000088.3
III型コラーゲンα1(COL3A1): NM_000090.3
ヒアルロン酸合成酵素-1(HAS1):NM_001297436.1
エラスチン(ELN):NM_000501.3
マトリックスメタロプロテイナーゼ-1(MMP1):NM_001145938.1
ヒアルロニダーゼ3(HYAL3): NM_001200029.1
ガレクチン9(galectin 9): NM_001330163.1
サーチュイン(SIRT):NM_001142498.1
kelch like ECH associated protein 1(KEAP1):NM_012289.3
ラミンA(LMNA):NM_001257374.2
ATMセリン/トレオニン蛋白質キナーゼ(ATM):NM_000051.3
ATRセリン/トレオニン蛋白質キナーゼ(ATR):NM_001184.4
WRN:NM_000553.5
テロメラーゼ逆転写酵素(TERT):NM_001193376.1
カタラーゼ(CAT):NM_001752.3
ラミニンα3(LAMA3):NM_000227.4
ラミニンβ3(LAMB3):NM_000228.2
ラミニンγ2(LAMC2):NM_005562.2
IV型コラーゲンα1(COL4A1):NM_001303110.1
V型コラーゲンα1(COL5A1):NM_000093.4
インテグリンβ1(ITGB1):NM_002211.3
tumor protein p53 (TP53):NM_000546.5
サイクリン依存キナーゼ阻害タンパク質1A(CDKN1A):NM_000389.4
サイクリン依存性キナーゼ阻害2A(CDKN2A):NM_000077.4)
スーパーオキシドディスムターゼ-2(SOD2):NM_000636.4
グルタチオンペルオキシダーゼ1(GPX1):NM_000581.4
ドーパクロムトートメラーゼ(DCT):NM_001129889.2
Ras-related protein Rab-27A(RAB27A):NM_004580.4
Wnt family member 1(WNT1):NM_005430.3
小眼球症関連転写因子(MITF):NM_000248.3
チロシナーゼ関連タンパク-1(TYRP1): NM_000550.2
チロシナーゼ(TYR):NM_000372.4
ステロイド-5α-リダクターゼ-1(SRD5A1):NM_001047.4
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ(PPARG):NM_001330615.1
fatty acid binding protein 2(FABP2):NM_000134.3
工程(a)では、表皮角化細胞の標的遺伝子をゲノム編集により改変する。本発明において使用する表皮角化細胞は、継代を重ねても増殖能と分化能を失わず、細胞老化のない不死化表皮細胞であることが好ましい。不死化表皮角化細胞は、ヒト等の皮膚組織より分離された表皮角化細胞に、不死化遺伝子を導入した細胞を適当な培地中で継代培養することによって樹立することができる。ここで「不死化遺伝子」とは、細胞を不死化し、無限増殖能を獲得させる遺伝子をいい、表皮角化細胞などの上皮細胞の培養細胞を不死化させ、かつ細胞死を誘導しない遺伝子であれば特に限定はされない。また、不死化遺伝子は、外因性遺伝子であり、細胞外から新たに導入される不死化遺伝子を意味する。さらに、不死化遺伝子は、ヒト以外に由来する不死化遺伝子であってもよく、標的細胞内で発現可能な形態に改変された不死化遺伝子であってもよい。本発明において用いる不死化遺伝子としては、例えば、テロメラーゼ逆転写酵素(TERT)遺伝子、テロメラーゼの発現又は活性を調節する遺伝子(例えば、Myc遺伝子、Ras遺伝子等)、ウイルス遺伝子(SV40T、HPV E6-E7、EBV等)が挙げられるが、テロメラーゼ逆転写酵素(TERT)遺伝子が好ましく、ヒトテロメラーゼ逆転写酵素(hTERT)遺伝子がより好ましい。本発明において使用される表皮角化細胞の由来としては、哺乳動物であれば特に限定はされず、例えば、ヒト、マウス、ラット、モルモット、ハムスター、ウサギ、イヌ、ネコ、ブタ、ウシ、ウマ等が挙げられるが、ヒトであることが好ましい。
細胞周期のG1からS期への進行に関与するサイクリン依存性キナーゼ(Cyclin-Dependent Kinase:CDK)とその結合パートナーであるサイクリン(Cyclin:CCN)が挙げられる。サイクリン依存性キナーゼ(CDK)とサイクリン(CCN)は、いずれか一方であっても両方であってもよい。本発明において用いるサイクリン依存性キナーゼ(CDK)としては、CDK1、CDK2、CDK3、CDK4、CDK6及びCDK7が挙げられ、これらの中でもCDK4及びCDK6が好ましく、CDK4がより好ましい。また、サイクリン(CCN)としては、上記CDKと結合して活性化できるものであればよく、例えばD型サイクリン(CCND1,CCND2,CCND3)が挙げられる。本発明において用いるCDK遺伝子及び/又はCCN遺伝子のヌクレオチド配列の情報は、NCBIデータベースから入手可能である。また、CDK遺伝子及び/又はCCN遺伝子は、好ましくは哺乳動物由来であることが好ましく、ヒト由来であることがより好ましい。
工程(b)では、工程(a)で作製したゲノム編集表皮角化細胞と正常細胞とを任意の割合で混合する。ゲノム編集表皮角化細胞と正常細胞の混合比は、特に限定はされず、例えば、最終的に得られる培養表皮で再現したい肌の状態のレベルに応じて、適宜選択することができ、細胞数で99:1〜1:99の範囲とすることができる。
次に、工程(c)では、ゲノム編集表皮角化細胞と正常表皮角化細胞の細胞混合物(以下、「細胞混合物」という)を用いて三次元培養を行う。三次元培養は、表皮角化細胞(ケラチノサイト)を空気暴露により重層化させ皮膚を再構成させるという、当分野で一般的に用いられている下記の三次元培養皮膚の作製方法に従って行うことができる。
本発明の三次元培養表皮モデルは、動物実験の代替法として、化粧品や皮膚外用剤、化学物質(洗剤、衣服用染料等)の有効性や安全性の評価に用いることができる。例えば、有効性の評価には、皮膚バリア機能、水分又は油分の保持・調節機能、シワ予防・改善機能、水分浸透性の有無等が挙げられ、安全性の評価としては、紅斑、発赤、炎症、色素沈着、腫脹、かぶれの発生の有無等が挙げられる。また、本発明の三次元培養表皮モデルは、表皮機能の改善物質のスクリーニングに用いることもできる。表皮機能改善には、表皮のバリア機能(水分保持機能、外部からの紫外線・化学物質・細菌などの侵入防止機能など)の向上、皮膚のターンオーバーの正常化機能、メラニン代謝正常化機能等が挙げられる。
(1) 表皮角化細胞の不死化及びゲノム編集
正常ヒト表皮角化細胞(Human epidermal keratinocyte、NHEK、クラボウ社製)に、テロメラーゼ逆転写酵素(TERT)遺伝子(GenBank number: Nucleotide NM_198253.2、塩基配列:配列番号1、コード領域のアミノ酸配列:配列番号2)、サイクリン依存性キナーゼ4(CDK4)遺伝子(GenBank number: Nucleotide NM_000075.3、塩基配列:配列番号3、コード領域のアミノ酸配列:配列番号4)、及びサイクリンD1(CCND1)遺伝子(GenBank number: Nucleotide NM_053056.2、塩基配列:配列番号5、コード領域のアミノ酸配列:配列番号6)を導入し、不死化表皮角化細胞を作製した。各遺伝子はそれぞれ別個のレンチウイルスベクター(Lentiviral High Titer Packaging Mix with pLVSINシリーズを使用)に組み込み、該ベクターによって表皮角化細胞に導入した。
(gRNA作製用配列)
フォワード:TAATACGACTCACTATAGTCAACCATATCTGGGT(配列番号7)
リバース:TTCTAGCTCTAAAACGATGACCCAGATATGGTTG(配列番号8)
(変異確認配列)
フォワードプライマー:AGTCTTGTTTTTCTCTTT(配列番号9)
リバースプライマー:TCTTTGTTCACATATAAC(配列番号10)
(1)で作製したゲノム編集細胞から三次元培養表皮を製造した。三次元培養表皮の作製は、ケラチノサイト三次元培養スターターキット(フナコシ社製)を用いて、添付されているプロトコルに従って行った。具体的には、各細胞株をミリセルセルカルチャーインサート(24well plate用)に20万個播種し、Keratinocyte-SFMにて3日間培養後(培地量はインサート内400μL、インサート外1000μL)、インサート内外の培地を除き、分化培地であるCnT-Prime 3D barrier medium(CELLnTEC社製)に交換した(培地量はインサート内400μL、インサート外1000μL)。翌日、インサート内外の培地を除き、インサート外部にのみCnT-Prime 3D barrier mediumを700μL添加し、空気暴露を10日間行い、ゲノム編集細胞を用いて三次元培養表皮を作製した。同様にして、播種する全細胞数(ゲノム編集細胞と正常細胞の総計)に対し、ゲノム編集細胞の細胞数を5%ずつ変更して、それぞれ三次元培養表皮を作製した。
実施例1で作製した三次元培養表皮の構造について組織の形態観察によって品質を評価した。具体的には作製後の培養表皮を4%PFA/PBSで固定した後、バキュームロータリーにてパラフィン中に包埋し、パラフィンブロックを作製した。作製後、ミクロトームを用いて組織切片を作製し、脱パラフィン処理を行った後、ヘマトキシリン・エオジン染色(サクラファインテック社)にて組織の形態を観察した。染色結果を図1に示す。
実施例1で作製した三次元培養表皮を用いて皮膚安全性(皮膚刺激性)試験を行った。空気暴露後9日目の作製した培養表皮表面に、皮膚刺激性物質であるドデシル硫酸ナトリウム(SDS)を弱刺激0.025%(w/v)、中刺激0.1%(w/v)、強刺激0.4%(w/v)の濃度で滴下し、15分後培養表皮を回収し、回収した表皮モデルの経皮水分蒸散量についてエバポリメーターを用いて測定した。また、経皮水分蒸散量測定後の組織の細胞生存率をMTTアッセイにより検出した。MTTアッセイは市販のMTTアッセイキット(コスモバイオ社製)を用い、添付のプロトコルに従って行った。
Claims (10)
- ゲノム編集によって標的遺伝子が改変されたゲノム編集表皮角化細胞と、正常表皮角化細胞とを含む、三次元培養表皮モデル。
- 前記ゲノム編集表皮角化細胞の細胞数と前記正常表皮角化細胞の細胞数を合わせた全細胞数に対し、前記ゲノム編集表皮角化細胞の占める細胞数の割合が5%以上である、請求項1に記載の三次元培養表皮モデル。
- 前記標的遺伝子が、皮膚バリア機能に関連する遺伝子である、請求項1又は2に記載の三次元培養表皮モデル。
- 以下の工程を含む三次元培養表皮モデルの製造方法。
(a)表皮角化細胞の標的遺伝子をゲノム編集により改変してゲノム編集表皮角化細胞を作製する工程
(b)工程(a)で作製したゲノム編集表皮角化細胞と正常表皮角化細胞を任意の割合で混合する工程
(c)工程(b)で得られた細胞混合物を三次元培養する工程 - 前記表皮角化細胞が、不死化細胞である、請求項4に記載の製造方法。
- 前記標的遺伝子が、皮膚バリア機能に関連する遺伝子である、請求項4又は5に記載の製造方法。
- 前記ゲノム編集が、CRISPR−Cas9によって行われる、請求項4〜6のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記標的遺伝子の改変が、欠失、挿入、又は置換である、請求項4〜7のいずれか1項に記載の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の三次元培養表皮モデルに被験物質を接触させ、該モデルの表皮角化細胞の変化を測定することを特徴とする、該被験物質の有効性又は安全性を評価する方法。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の三次元培養表皮モデルに被験物質を接触させ、該モデルの表皮角化細胞の変化を測定することを特徴とする、表皮機能の改善物質をスクリーニングする方法。
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"乾燥やシワの遺伝子をゲノム編集、加齢による肌の変化を表皮モデルで再現可能に", 医療機器ニュース - MONOIST, 2017年4月11日, JPN6022043515, pages 1 - 4, ISSN: 0004897544 * |
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