JP2020091588A - 電子機器及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】瞬断に起因するHDDのデータの消失を抑制することができる電子機器を提供する。【解決手段】電子機器は、電源における瞬断を検知する検知手段と、複数の処理を所定の順に実行する電子機器のシャットダウン処理の実行を制御する制御手段とを備える。瞬断を検知した場合、制御手段は、シャットダウン処理における複数の処理のうち、揮発性の格納領域に保持されたデータを不揮発性の格納領域に書き込む保持データ書き込み処理を優先的に実行する。【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
不揮発性の記録デバイスであるHDDを備える電子機器としてのMFPが知られている。HDDでは、例えば、MFPの制御部から取得したデータを書き込む場合、当該データを揮発性のキャッシュメモリに一時的に格納し、キャッシュメモリに格納されたデータを所定のタイミングでプラッターに書き込む。プラッターに書き込まれたデータは、MFPへの電力の供給が停止されても保持される。プラッターへの書き込みには磁気ヘッドの移動等の機械的な動作が生じるため、データの書き込みを完了するまでに或る程度の時間を要する。これに対し、HDDでは上述したように制御部から取得したデータが一旦キャッシュメモリに格納されるので、制御部は、プラッターへのデータの書き込みを完了するまで待機することなく、次の処理に移ることができ、MFPにおける処理の高速化を実現可能となる。
MFPでは、プラッターへ書き込まれていないデータがキャッシュメモリに保持された状態(以下、「データ保持状態」という。)でMFPの電源OFFが指示された場合、制御部は、所定のシャットダウンシーケンスを行う。具体的に、制御部は、MFPをスタンバイモードへ移行させ、MFPへの電力の供給が停止される前に、キャッシュメモリに保持されたデータをプラッターに書き込む。このようにして、MFPでは、電源OFFの指示に応じてMFPへの電力の供給が停止されても、キャッシュメモリに格納されていたデータを消失することなく保持可能となる。また、MFPに電力を供給する外部電源において電源断が発生した場合、キャッシュメモリに格納されたデータをプラッターに書き込む技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−282752号公報
しかしながら、従来のMFPでは、瞬断が発生した際に、電源OFF時と同様のシャットダウンシーケンスを行うと、キャッシュメモリのデータをプラッターに書き込む処理を実行する前に、電力の供給が停止され、キャッシュメモリのデータが消失してしまう。すなわち、従来では、瞬断が発生した際にHDDのデータが消失してしまうという問題が生じる。
本発明の目的は、瞬断に起因するHDDのデータの消失を抑制することができる電子機器及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、不揮発性の格納領域及びデータを一時的に保持する揮発性の格納領域を備える記憶デバイスを備える電子機器であって、前記電子機器に電力を供給する電源における瞬断を検知する検知手段と、複数の処理を所定の順に実行する前記電子機器のシャットダウン処理の実行を制御する制御手段とを備え、前記瞬断を検知した場合、前記制御手段は、前記シャットダウン処理において前記複数の処理のうち、前記揮発性の格納領域に保持されたデータを前記不揮発性の格納領域に書き込む保持データ書き込み処理を優先的に実行することを特徴とする。
本発明によれば、瞬断に起因するHDDのデータの消失を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る電子機器としてのMFPの構成を概略的に示すブロック図である。 図1のMFPによって実行される制御処理の手順を示すフローチャートである。 図2のステップS201における瞬断の検知を説明するための図である。 図1のプラッターへのデータの書き込みを説明するための図である。 図1のMFPの変形例の構成を概略的に示すブロック図である。 図5のMFPによって実行される制御処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。なお、本実施の形態では、電子機器としてのMFPに本発明を適用した場合について説明するが、本発明はMFPに限られない。例えば、HDDを備えるプリンタ、スキャナ、PC、及び携帯端末といった装置に本発明を適用してもよい。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子機器としてのMFP100の構成を概略的に示すブロック図である。図1において、MFP100は、電源ユニット101、電源監視部102、無線送信モジュール103、制御部104、HDD115、プリンタエンジンI/F121、プリンタエンジン122、スキャナI/F123、及びスキャナ124を備える。電源監視部102は、電源ユニット101及び無線送信モジュール103と接続されている。制御部104は、電源ユニット101、HDD115、プリンタエンジンI/F121、及びスキャナI/F123と接続されている。プリンタエンジン122は、プリンタエンジンI/F121と接続されている。スキャナ124は、スキャナI/F123と接続されている。
MFP100は、スキャン処理、及び印刷処理等の各処理を実行可能な画像形成装置である。電源ユニット101は、MFP100の電源コード(不図示)が挿入されたAC電源であるコンセント(不図示)から供給される電力に基づいて制御部104及びHDD115に電力を供給する。電源監視部102は、上記コンセントが電源ユニット101に供給する電力の電圧を監視する。無線送信モジュール103は、電源監視部102が監視した結果を示す監視結果電圧情報を制御部104に送信する。
制御部104は、CPU105、ROM106、RAM107、操作部108、Host I/F109、SATA Host111、及び無線受信モジュール113を備える。CPU105、ROM106、RAM107、操作部108、Host I/F109、SATA Host111、及び無線受信モジュール113は、バス114を介して互いに接続されている。
制御部104は、MFP100の主制御部である。CPU105は、MFP100全体を制御するマイクロコンピュータである。ROM106は、MFP100の制御プログラムや設定データ等を格納する。RAM107は、CPU105が実行するプログラムやCPU105が演算処理で用いるデータ等を一時的に格納するワークメモリとして使用される。操作部108は、タッチパネル等で構成される。操作部108は、例えば、ユーザが入力した指示を受け付け、また、MFP100のステータス情報や操作画面を表示する。Host I/F109は、MFP100がローカルエリアネットワーク回線110を介して外部装置(不図示)とデータ通信を行うためのインターフェースである。SATA Host111は、Data Buffer112を備える。SATA Host111は、HDD115を制御するICである。Data Buffer112は、SATA Host111におけるデータバッファ用メモリである。無線受信モジュール113は、無線送信モジュール103から監視結果電圧情報を受信する。
HDD115は、SATA I/F Logic 116、DRAM117(揮発性の格納領域)、HDDコントローラ118、及びプラッター119(不揮発性の格納領域)を備える。SATA I/F Logic 116、DRAM117、HDDコントローラ118、及びプラッター119はバス120を介して互いに接続されている。HDD115は、不揮発性の記憶デバイスである。HDD115は、文書データ、MFP100の制御に関するソフトウェアや各種設定データ、CPU105の処理データ等を格納する。また、HDD115は、画像処理関連データを一時的にスプールする。画像処理関連データは、画像処理で用いられる画像データや設定データ等を含む。SATA I/F Logic 116は、SATA Host111と通信する。DRAM117は、揮発性の記憶デバイスであり、HDD115におけるキャッシュメモリである。DRAM117は、電力の供給が停止されると、格納していたデータを消失する。HDDコントローラ118は、HDD115の主制御部である。プラッター119は、HDD115の磁気メディアである。プラッター119に書き込まれたデータは、MFP100への電力の供給が停止されても保持される。HDD115では、プラッター119へアクセスする際に、HDD115の磁気ヘッド(不図示)の移動といった機械的な動作が生じるため、上記機械的な動作が生じないDRAM117より、データの読み書き処理に時間を要してしまう。データの高速な読み書き処理を実現するために、HDD115は、制御部104からデータの読み書き指示を受けた場合、プラッター119より高速読み書き可能なDRAM117にデータを一時的に保持する。例えば、制御部104から画像データの書き込み指示を受けた場合、HDD115は、制御部104から取得した画像データをDRAM117に保持し、その後、DRAM117に保持された画像データを所定のタイミングでプラッター119に書き込む。これにより、制御部104は、プラッター119へのデータの書き込みの完了を待つことなく、次の処理に移ることができ、MFP100における処理の高速化を実現可能となる。
プリンタエンジンI/F121は、プリンタエンジン122のI/F回路であり、制御部104及びプリンタエンジン122の間のデータ通信を制御する。プリンタエンジン122は、用紙に画像を印刷する。スキャナI/F123は、スキャナ124のI/F回路であり、制御部104及びスキャナ124の間のデータ通信を制御する。スキャナ124は、配置された原稿を読み取ってスキャン画像データを生成する。
図2は、図1のMFP100によって実行される制御処理の手順を示すフローチャートである。図2の処理は、CPU105がROM106に格納されたプログラムを実行することによって行われる。
図2において、まず、CPU105は、無線送信モジュール103から受信した監視結果電圧情報に基づいて瞬断を検知したか否かを判別する(ステップS201)。ステップS201では、例えば、MFP100の電源スイッチ(不図示)がOFFされていないにも関わらず監視結果電圧情報が示す電圧が、図3の時間t1に示すように、予め設定された閾値以下に低下している場合、CPU105は、瞬断を検知したと判別する。一方、監視結果電圧情報が示す電圧が上記閾値以下に低下していない場合、CPU105は、瞬断を検知しないと判別する。
ステップS201の判別の結果、瞬断を検知しないとき、CPU105は、MFP100の電源スイッチがOFFされたか否かを判別する(ステップS202)。
ステップS202の判別の結果、MFP100の電源スイッチがOFFされないとき、CPU105は、ステップS201の処理に戻る。ステップS202の判別の結果、MFP100の電源スイッチがOFFされたとき、CPU105は、Standby immediateコマンドを生成する。Standby immediateコマンドは、MFP100をスタンバイモードへ移行させるスタンバイモード移行処理の実行を指示するコマンドである。CPU105は、Standby immediateコマンドに基づいてスタンバイモード移行処理を実行する。また、CPU105は、SATA Host111を経由してHDDコントローラ118へStandby immediateコマンドを送信する(ステップS203)。Standby immediateコマンドを受信したHDDコントローラ118は、HDD115の磁気ヘッドをプラッター119上から所定の退避エリアに移動させる。これにより、プラッター119上に磁気ヘッドが残ったまま電源OFFされる事態が回避される。
次いで、CPU105は、Flush Cacheコマンドを生成する。Flush Cacheコマンドは、DRAM117に保持されたデータをプラッター119へ書き込む保持データ書き込み処理の実行を指示するコマンドである。DRAM117に保持されたデータは、プラッター119へ書き込まれていないデータ、及びプラッター119へ書き込み中のデータを含む。CPU105は、SATA Host111を経由してHDDコントローラ118へFlush Cacheコマンドを送信する(ステップS204)。Flush Cacheコマンドを受信したHDDコントローラ118は、DRAM117に保持されたデータをプラッター119へ書き込む。すなわち、本実施の形態では、MFP100の電源スイッチがOFFされた場合、MFP100は、MFP100のシャットダウン処理として、スタンバイモード移行処理を実行した後に、保持データ書き込み処理を実行する。次いで、CPU105は、電源ユニット101にHDD115への電力の供給を停止させ(ステップS205)、本処理を終了する。
ステップS201の判別の結果、瞬断を検知したとき、CPU105は、Flush Cacheコマンドを生成する(ステップS206)。すなわち、本実施の形態では、瞬断を検知した場合、MFP100のシャットダウン処理として、複数の処理のうち保持データ書き込み処理が優先的に実行される。次いで、CPU105は、SATA Host111を経由してHDDコントローラ118へFlush Cacheコマンドを送信する(ステップS207)。Flush Cacheコマンドを受信したHDDコントローラ118は、例えば、図4のデータ401が既に書き込まれているプラッター119に、DRAM117に保持されていたデータ402を書き込む。
次いで、CPU105は、Cache Offコマンドを生成する(ステップS208)。Cache Offコマンドは、HDDコントローラ118の動作モードを直接書き込みモードに切り替えるコマンドである。直接書き込みモードに切り替わると、HDDコントローラ118は、制御部104から取得したデータをDRAM117に保持することなく、プラッター119に直接書き込む。すなわち、本実施の形態では、瞬断を検知した場合、保持データ書き込み処理を完了した後に、DRAM117に新たなデータが書き込まれないように制御される。次いで、CPU105は、SATA Host111を経由してHDDコントローラ118へCache Offコマンドを送信する。
次いで、CPU105は、Data Buffer112に格納されたデータをHDDコントローラ118へ転送する(ステップS209)。当該データを受信したHDDコントローラ118は、例えば、データ401及びデータ402が書き込まれたプラッター119に、受信したデータ403を書き込む。次いで、CPU105は、Standby immediateコマンドを生成し、SATA Host111を経由してHDDコントローラ118へStandby immediateコマンドを送信する(ステップS210)。Standby immediateコマンドを受信したHDDコントローラ118は、上述したように、HDD115の磁気ヘッドをプラッター119上から所定の退避エリアに移動させる。その後、CPU105は、本処理を終了する。
上述した実施の形態によれば、瞬断を検知した場合、MFP100のシャットダウン処理において複数の処理のうち保持データ書き込み処理が優先的に実行される。また、瞬断を検知した場合、保持データ書き込み処理が実行された後に、スタンバイモード移行処理が実行される。これにより、MFP100へ電力が供給されている間に、保持データ書き込み処理を開始することができ、もって、瞬断に起因するHDDのデータの消失を抑制することができる。
また、上述した実施の形態では、瞬断を検知した場合、保持データ書き込み処理を完了した後にDRAM117へ新たなデータが書き込まれないように制御される。これにより、保持データ書き込み処理を完了した後にDRAM117に書き込まれた新たなデータが消失するといった事態を回避することができる。
さらに、上述した実施の形態では、DRAM117に保持されたデータは、画像処理に用いられる画像処理関連データである。これにより、DRAM117に保持された画像処理関連データが瞬断に起因して消失するのを防止することができる。その結果、電源状態が復旧した後、当該画像処理関連データを用いて画像処理を速やかに再開することができる。
以上、本発明について、上述した実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、図5のMFP500のように、複数のコンセントから電力を供給される構成であっても良い。MFP500では、複数のコンセントの少なくとも1つのコンセントにおいて瞬断を検知した場合、シャットダウン処理において複数の処理のうち保持データ書き込み処理が優先的に実行される。
図5は、図1のMFP100の変形例の構成を概略的に示すブロック図である。図5において、MFP500は、上述した図1の構成要素の他に、電源ユニット501、電源監視部502、無線送信モジュール503、給紙アクセサリ504、及び排紙アクセサリ505を備える。
MFP500は、高速処理可能な大型装置であり、MFP100と比べて消費電力が大きい。MFP500は、複数、例えば、2つの電源コード(不図示)を備え、各電源コードは異なるコンセントに接続される。MFP500では、例えば、2つの電源コードの一方が接続されたコンセントが供給する電力に基づいて電源ユニット101が制御部104及びHDD115に電力を供給する。また、2つの電源コードの他方が接続されたコンセントが供給する電力に基づいて電源ユニット501が給紙アクセサリ504及び排紙アクセサリ505に電力を供給する。電源監視部502は、2つの電源コードの他方が接続されたコンセントが電源ユニット501に供給する電力の電圧を監視する。無線送信モジュール503は、電源監視部502が監視した結果を示す監視結果電圧情報を制御部104に送信する。給紙アクセサリ504は、複数の給紙段カセットで構成され、プリンタエンジン122に接続されている。排紙アクセサリ505は、製本、穴あけ、及び折り処理等を行う。
図6は、図5のMFP500によって実行される制御処理の手順を示すフローチャートである。図5の処理は、MFP500のCPU105がROM106に格納されたプログラムを実行することによって行われる。
図6において、CPU105は、無線送信モジュール103,503から受信した監視結果電圧情報に基づいて2つのコンセントの少なくとも一方で瞬断を検知したか否かを判別する(ステップS601)。
ステップS601の判別の結果、2つのコンセントの何れにおいても瞬断を検知しないとき、CPU105は、ステップS202以降の処理を行う。ステップS601の判別の結果、2つのコンセントの少なくとも一方で瞬断を検知したとき、CPU105は、ステップS206以降の処理を行う。
上述した実施の形態では、複数のコンセントの少なくとも1つにおいて瞬断を検知した場合、シャットダウン処理において複数の処理のうち保持データ書き込み処理が優先的に実行される。これにより、接続された2つのコンセントの異常を検知した早期の段階で保持データ書き込み処理を開始することができ、もって、瞬断に起因するHDDのデータの消失を抑制することができる。
上述した実施の形態では、HDD115が、MFP100への電力の供給が停止された際に所定の期間電力を供給するバッテリーを備えていても良い。HDD115がバッテリーを備えることで、瞬断が発生しても、当該バッテリーからHDD115に電力が供給されるので、HDD115において即座に電力不足に陥ることがない。このため、瞬断が発生しても、バッテリーから供給される電力に起因して確保された時間を使って保持データ書き込み処理を実行することができ、もって、瞬断に起因するHDDのデータの消失を抑制することができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、該システム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100,500 MFP
102 電源監視部
105 CPU
117 DRAM
119 プラッター

Claims (7)

  1. 不揮発性の格納領域及びデータを一時的に保持する揮発性の格納領域を備える記憶デバイスを備える電子機器であって、
    前記電子機器に電力を供給する電源における瞬断を検知する検知手段と、
    複数の処理を所定の順に実行する前記電子機器のシャットダウン処理の実行を制御する制御手段とを備え、
    前記瞬断を検知した場合、前記制御手段は、前記シャットダウン処理において前記複数の処理のうち、前記揮発性の格納領域に保持されたデータを前記不揮発性の格納領域に書き込む保持データ書き込み処理を優先的に実行することを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、ユーザによる前記シャットダウン処理の実行の指示に応じて前記電子機器をスタンバイモードへ移行させるスタンバイモード移行処理を実行した後に前記保持データ書き込み処理を実行し、
    前記瞬断を検知した場合、前記制御手段は、前記保持データ書き込み処理を実行した後に前記スタンバイモード移行処理を実行することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記瞬断を検知した場合、前記制御手段は、前記保持データ書き込み処理を完了した後に前記揮発性の格納領域へ新たなデータが書き込まれないように制御することを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 前記電子機器は、複数の電源から電力を供給され、
    前記複数の電源の少なくとも1つにおいて瞬断を検知した場合、前記制御手段は、前記シャットダウン処理において前記複数の処理のうち前記保持データ書き込み処理を優先的に実行することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記揮発性の格納領域に保持されたデータは、画像処理に用いられる画像処理関連データであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 不揮発性の格納領域及びデータを一時的に保持する揮発性の格納領域を備える記憶デバイスを備える電子機器の制御方法であって、
    前記電子機器に電力を供給する電源における瞬断を検知する検知ステップと、
    複数の処理を所定の順に実行する前記電子機器のシャットダウン処理の実行を制御する制御ステップとを有し、
    前記瞬断を検知した場合、前記制御ステップは、前記シャットダウン処理において前記複数の処理のうち、前記揮発性の格納領域に保持されたデータを前記不揮発性の格納領域に書き込む保持データ書き込み処理を優先的に実行することを特徴とする電子機器の制御方法。
  7. 不揮発性の格納領域及びデータを一時的に保持する揮発性の格納領域を備える記憶デバイスを備える電子機器の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記電子機器の制御方法は、
    前記電子機器に電力を供給する電源における瞬断を検知する検知ステップと、
    複数の処理を所定の順に実行する前記電子機器のシャットダウン処理の実行を制御する制御ステップとを有し、
    前記瞬断を検知した場合、前記制御ステップは、前記シャットダウン処理において前記複数の処理のうち、前記揮発性の格納領域に保持されたデータを前記不揮発性の格納領域に書き込む保持データ書き込み処理を優先的に実行することを特徴とするプログラム。
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