JP2020091556A - 作業支援装置、作業支援システム、作業支援方法及びプログラム - Google Patents
作業支援装置、作業支援システム、作業支援方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020091556A JP2020091556A JP2018226996A JP2018226996A JP2020091556A JP 2020091556 A JP2020091556 A JP 2020091556A JP 2018226996 A JP2018226996 A JP 2018226996A JP 2018226996 A JP2018226996 A JP 2018226996A JP 2020091556 A JP2020091556 A JP 2020091556A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- worker
- work
- master information
- product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【課題】多種多様な作業に対して作業者が意図的な入力動作をすることなく、作業ミスを排除し、正確な作業を支援することのできる作業支援装置、作業支援システム、作業支援方法及びプログラムを提供する。【解決手段】第1検知部101が出力する作業者の状況又は状態を示す作業者検知信号に基づいて作業者情報を生成し、第2検知部102が出力する作業に使用するモノの状況又は状態を示すモノ検知信号に基づいてモノ情報を生成する。作業者情報に対応した作業者マスタ情報と、モノ情報に対応したモノマスタ情報と、作業者マスタ情報及びモノマスタ情報を統合して生成した作業の手順毎に要求される作業者及びモノに係る要求情報を含む総合マスタ情報と、を予め記憶部220に記憶しておく。そして、判定部214が、作業者情報及びモノ情報を、作業者マスタ情報、モノマスタ情報及び総合マスタ情報に照合した結果に基づいて、作業の異常を判定する。【選択図】図1
Description
本発明は、作業現場において予め定められた作業を支援する作業支援装置、作業支援システム、作業支援方法及びプログラムに関する。
生産現場を含む作業現場において、人的要因に基づく作業ミス(ヒューマンエラー)は、回避することが非常に困難である。人的ミスが起因となって品質を満たさない不良品が生産され、不良品が市場に流出した場合には、生産者としての信用を失うと共に改修による損失が発生するという問題が生じる。
製品の品質を一定に保つために、作業ミスを未然に防ぐ、いわゆるポカ避け対策は、非常に重要度が高い。生産分野における作業ミスを防ぐ方法として、作業者に作業手順を明示的に示す手法がある(例えば、特許文献1)。また、特定作業手順又は工程の完了を自動で取得し、作業者に示す方法も知られている(例えば、特許文献2)。
特許文献1に記載の作業支援装置は、手作業の進捗状態に対応する作業内容をモニタに報知させるとともに、現時点での手作業工程の進捗状態に応じて次の組立て装置に動作指令を与える。これにより、作業者が進捗状態に応じた作業内容を確認することで、工程の順番および作業内容の間違いによるミスを防止することができ、次の組立装置に動作指令を与える必要がなく、作業性を向上することができると説明されている。
特許文献2に記載の作業完了チェック支援装置は、作業が完了したときに作業者がマーカーの本体をマーキング対象物に押し当てたとき筆圧を筆圧検知手段で検知し、筆圧検知信号を作業管理手段へ送信する。これにより、作業者の認識のみに頼ることなく、作業完了チェックを確実に行うことができると説明されている。
特許文献1に記載された技術は、作業者による作業ミスの削減を目的として、報知手段により作業工程を教示し、特定の作業手順又は工程における作業ミスを防止するものであった。しかし、作業ミスを自動で検知することはできず、作業者が意図的に確認もしくは特定の動作を実行することで作業ミスを認識できるものであった。また、特定の作業手順又は工程における作業を対象としたものであり、多種多様な作業に対応できないという課題があった。
また、特許文献2に記載された技術は、作業者の判断により作業が完了したことを認識してマーカーを用いた動作を要するものであり、作業者の意図的な動作が必要であった。このような作業者の意図的な動作を要する作業支援装置は、人的ミスを排除できないという課題があった。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、多種多様な作業に対して作業者が意図的な入力動作をすることなく、作業ミスを排除し、正確な作業を支援することのできる作業支援装置、作業支援システム、作業支援方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の作業支援装置は、作業者の状況又は状態を示す作業者検知信号に基づいて作業者情報を生成する作業者情報生成部と、作業に使用するモノの状況又は状態を示すモノ検知信号に基づいてモノ情報を生成するモノ情報生成部と、を備える。さらに、作業者情報に対応して予め登録した作業者マスタ情報と、モノ情報に対応して予め登録したモノマスタ情報と、作業者マスタ情報及びモノマスタ情報を統合して生成した作業の手順毎に要求される作業者及びモノに係る要求情報を含む総合マスタ情報と、を記憶する記憶部と、作業者情報及びモノ情報を、作業者マスタ情報、モノマスタ情報及び総合マスタ情報に照合した結果に基づいて、作業の異常の有無又は異常発生が起こりうる状態を判定する判定部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、作業者の状況又は状態及び作業に使用するモノの状況又は状態を検知した信号に基づいて、予め記憶部に登録しておいたマスタ情報と照会して作業内容を判定するため、多種多様な作業に対して作業者が意図的な入力動作をすることなく、作業ミスを排除し、正確な作業を支援することが可能となる。
(実施の形態1)
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る作業支援システム1の構成例を示すブロック図である。作業支援システム1は、組立、加工、試験を含む作業を実行する生産現場において、作業の抜け、漏れ、手順の誤りを含む作業ミスを判定して、異常発生を回避し、対処方法を指示する支援を行う。
作業支援システム1は、図1に示すように、作業者に関連する信号を検知する第1検知部101と、モノに関連する信号を検知する第2検知部102と、設備に関する信号を検知する第3検知部103と、生産管理情報を格納した生産管理DB(Data Base)110と、を備える。また、作業支援システム1は、第1検知部101、第2検知部102及び第3検知部103から入力される信号と、生産管理DB110から取得した情報と、に基づいて作業の異常の有無を判定し、判定結果を出力し、対処方法の指示を出力する作業支援装置200を更に備える。
第1検知部101は、作業者の状況又は状態を示す作業者検知信号を出力する。作業者の状況又は状態は、例えば、作業者の属性、作業者の存在の有無、作業者の位置である。
第1検知部101は、作業者の状況又は状態を示す任意の信号を取得し出力する任意のセンサーである。例えば、カメラを含む画像センサー、モーションセンサーである。画像センサーは作業者の状態又は作業者の周囲の状況を俯瞰的に取得できる位置又は作業者の作業状態を詳細に取得できる位置に配置される。モーションセンサー、は時計型、眼鏡型を含むいわゆるウェアラブル端末であってもよい。
第2検知部102は、作業で使用するモノの状況又は状態を示すモノ検知信号を出力する。モノは、例えば、治工具、部品、材料である。モノの状況又は状態は、例えば、モノの属性、モノが予め定めた領域に存在しているか否か、モノが使用されているか否か、モノの使用期限である。
第2検知部102は、作業で使用するモノの状況又は状態を示す任意の信号を取得し出力する任意のセンサーである。例えば、カメラを含む画像センサー、光電センサー、リミットスイッチである。画像センサーはモノの状態又はモノの周囲の状況を俯瞰的に取得できる位置に配置される。光電センサー又はリミットスイッチは使用するモノの形態に合わせて配置される。
第3検知部103は、作業で使用する設備の状況又は状態を示す設備検知信号を出力する。設備の状況又は状態は、例えば、設備の稼働又は非稼働、駆動又は停止、設備使用の段取りの有無、異常又は警告の有無である。
第3検知部103は、作業で使用する設備の状況又は状態を示す、設備に内蔵又は外部接続されたプログラマブルコントローラー、又は、任意の信号を取得し出力する任意のセンサーである。センサーは、例えば、画像センサー、光電センサーである。
生産管理DB110は、生産現場で利用される任意の外部データベースであり、例えば、モノ又は設備の製造元が提示する性能データ又は仕様データ、あるいは、過去の生産実績を示すデータが格納されている。
作業支援装置200は、第1検知部101、第2検知部102及び第3検知部103が出力する信号に基づいて、データ加工処理を行って各種情報を生成し、生成した情報に基づいて作業内容を判定する演算部210と、演算部210が生成した情報を記憶する記憶部220と、演算部210が判定した結果を出力する出力部230と、を備える。
演算部210は、記憶部220に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)である。演算部210は、第1検知部101の出力信号に基づいて作業者情報を生成する作業者情報生成部211と、第2検知部102の出力信号に基づいてモノ情報を生成するモノ情報生成部212と、第3検知部103の出力信号に基づいて設備情報を生成する設備情報生成部213と、生成した情報と生産管理DB110に格納されている情報とに基づいて、作業内容を判定する判定部214として機能する。
作業者情報生成部211は、第1検知部101が出力する信号を判定部214が判定するのに適した形態に加工して生成した作業者情報を記憶部220に格納する。モノ情報生成部212は、第2検知部102が出力する信号に基づいて、判定部214が判定するのに適した形態に加工して生成したモノ情報を記憶部220に格納する。設備情報生成部213は、第3検知部103が出力する信号に基づいて、判定部214が判定するのに適した形態に加工して生成した設備情報を記憶部220に格納する。
作業者情報生成部211、モノ情報生成部212、設備情報生成部213が実行する信号加工処理は、例えば、画像処理による形状認識又は色認識、バーコード又はカラービットによる個体識別である。
記憶部220は、任意の記憶装置であり、例えば、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)を含む不揮発性半導体メモリ、又は、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)である。なお、記憶部220は、演算部210が実行する演算処理のプログラムも格納されている。
記憶部220は、リレーショナルデータベース(Relational Database:関係データベース)で記憶される領域を有する。リレーショナルデータベースは、作業者、モノ、設備、総合の基準情報を格納するマスタ情報部221と、作業者、モノ、設備、総合の実績情報を格納する実績情報部222を含む。
図2は、マスタ情報部221に格納されている作業者マスタ情報、モノマスタ情報、設備マスタ情報を例示したものである。(a)が作業者マスタ情報、(b)がモノマスタ情報、(c)が設備マスタ情報である。作業者マスタ情報は、作業者を識別する情報又は作業者の特性を含む。例えば、図2(a)に示すように、作業者を識別する情報は作業者ID、所属、名前であり、作業者の特性は、作業者が所有する資格である。
マスタ情報部221に格納されているモノマスタ情報は、モノを識別する情報、モノの特性又はモノの位置の情報を含む。例えば、図2(b)に示すように、モノを識別する情報は治工具ID、所有部門、名前であり、モノの特性は、校正期限であり、モノの位置は、保管エリア、座標である。
マスタ情報部221に格納されている設備マスタ情報は、設備を識別する情報、設備の特性又は設備の位置の情報を含む。例えば、図2(c)に示すように、設備を識別する情報は設備ID、所有部門、名前であり、設備の特性は、校正期限であり、設備の位置は、保管エリアである。
マスタ情報部221に格納されている総合マスタ情報は、作業手順情報に、作業者、モノ、設備のマスタ情報を統合したものであり、作業手順、詳細作業内容及び作業の手順毎に要求される作業者、モノ、設備に係る要求情報を含む。
作業者に係る要求情報は、例えば、作業者の属性、作業者の存在の有無、作業者の位置に対して正常な作業を実行するために要求される情報である。モノに係る要求情報は、例えば、モノの属性、モノが予め定めた領域に存在しているか否か、モノが使用されているか否か、モノの使用期限に対して正常な作業を実行するために要求される情報である。設備に係る要求情報は、例えば、設備の稼働又は非稼働、駆動又は停止、設備使用の段取りの有無、異常又は警告の有無に対して正常な作業を実行するために要求される情報である。
図3は、マスタ情報部221に格納されている総合マスタ情報を例示したものである。図3に示す総合マスタ情報は、手順番号に対応づけられた作業手順及び作業順序の情報と、各作業手順の詳細作業内容と、各作業手順を実行するのに要する必要資格、作業エリア、使用工具、使用設備の情報を示している。
実績情報部222に格納されている作業者情報、モノ情報、設備情報は、それぞれ作業者情報生成部211、モノ情報生成部212、設備情報生成部213が生成する情報であり、総合情報は、作業者情報、モノ情報、設備情報を統合したものである。
図4は、実績情報部222に格納されている作業者情報、モノ情報、設備情報を例示したものであり、(a)が作業者情報、(b)がモノ情報、(c)が設備情報である。また、図5は、実績情報部222に格納されている総合情報を例示したものである。
実績情報部222のデータベース上のデーブル構成はマスタ情報部221と同様であるが、作業者情報は、図4(a)に示すように作業者の現在位置を含む。また、モノ情報は、図4(b)に示すようにモノの現在位置を含む。総合情報は、図5に示すように、作業者名の情報を含む。
判定部214は、記憶部220のマスタ情報部221と実績情報部222、及び生産管理DB110に格納されている情報に基づいて、作業内容を判定する。具体的には、記憶部220のマスタ情報部221に格納された情報と実績情報部222に格納された情報とを突き合わせて比較する。その際、生産管理DB110を参照する。比較した結果、情報の抜け、漏れ、順序の齟齬があった場合には、作業内容に異常があると判定する。
出力部230は、画像を表示するディスプレイ又は音声を出力するスピーカーを含む。出力部230は、例えば、判定部214が出力する異常の情報をディスプレイに表示し、又は、警告音をスピーカーから出力する。ここで、予め記憶部220に、異常の内容に対応して対処方法を記憶しておくことにより、出力部230は、異常の情報と共に、対処方法を出力することも可能である。対処方法は、例えば、修復方法、再作業の指示、管理者への通知である。
以上のように構成された作業支援システム1の動作について、図6−10に示すフローチャートを用いて説明する。図6は、作業者に関連する作業者判定処理のフローチャートである。図7は、作業を実行するエリアに関連するエリア判定処理のフローチャートである。図8は、モノに関連するモノ判定処理のフローチャートである。図9は、設備に関連する設備判定処理のフローチャートである。図10は、作業の手順に関連する手順判定処理のフローチャートである。記憶部220のマスタ情報部221には、作業開始より前に、作業者マスタ情報、モノマスタ情報、設備マスタ情報及び総合マスタ情報が作業の基準情報として予め格納されている。
作業支援装置200の演算部210は、作業開始時に判定処理をスタートする。演算部210の判定部214が判定処理を実行している間、作業者情報生成部211は第1検知部101が出力する信号に基づいて作業者情報を生成し、モノ情報生成部212は第2検知部102が出力する信号に基づいてモノ情報を生成し、設備情報生成部213は第3検知部103が出力する信号に基づいて設備情報を生成する。生成された作業者情報、モノ情報、設備情報と、これらを統合した総合情報は作業の実績情報として記憶部220の実績情報部222に記憶され随時更新される。
最初に、図6に示す作業者判定処理を実行する。判定部214は、実績情報部222の作業者情報を取得し(ステップS101)、マスタ情報部221及び生産管理DB110に格納されている情報と照合する(ステップS102)。
実績情報部222の作業者情報に現在位置を有する作業者が、マスタ情報部221の作業者マスタ情報に含まれる作業者であり(ステップS103:Yes)、かつ、作業者が有する資格が、当該作業に対して適正である場合には(ステップS104:Yes)、作業者名を実績情報部222の総合情報に格納し(ステップS105)、次のフローに進む。
一方、ステップS103で、現在位置を有する作業者が、作業者マスタ情報に含まれる作業者でなかった場合(ステップS103:No)、又は、作業者が有する資格が適正でなかった場合(ステップS104:No)は、処理を停止し、出力部230のディスプレイ又はスピーカーから警告を出力して(ステップS106)、終了する。
図6のステップS105に続いて、図7に示すエリア判定処理を実行する。判定部214は、実績情報部222の作業者情報を取得し(ステップS201)、マスタ情報部221及び生産管理DB110に格納されている情報と照合する(ステップS202)。
実績情報部222の作業者情報に含まれる作業者の現在位置が、マスタ情報部221の総合マスタ情報に含まれる作業エリアであった場合は、作業エリアが適正であると判定して(ステップS203:Yes)、作業エリアを実績情報部222の総合情報に格納して(ステップS204)、次のフローに進む。
一方、ステップS203で、実績情報部222の作業者情報に含まれる作業者の現在位置が、総合マスタ情報に含まれる作業エリア外であった場合は、作業エリアが適正でないと判定して(ステップS203:No)、処理を停止し、出力部230のディスプレイ又はスピーカーから警告を出力して(ステップS205)、終了する。
図7のステップS204に続いて、図8に示すモノ判定処理を実行する。判定部214は、実績情報部222のモノ情報を取得し(ステップS301)、マスタ情報部221及び生産管理DB110に格納されている情報と照合する(ステップS302)。
実績情報部222のモノ情報に含まれる治工具の現在位置が、マスタ情報部221のモノマスタ情報に含まれる治工具の保管エリアに一致して適正であり(ステップS303:Yes)、かつ、作業者が使用する治工具が、当該作業に対して適正であり(ステップS304:Yes)、かつ、治工具の校正期限内である場合には(ステップS305:Yes)、使用工具を実績情報部222の総合情報に格納して(ステップS306)、次のフローに進む。
一方、実績情報部222に含まれる治工具の保管エリアが適正でなかった場合(ステップS303:No)、又は、使用する治工具が適正でなかった場合(ステップS304:No)、又は、治工具の校正期限内でない場合は(ステップS305:No)、処理を停止し、出力部230のディスプレイ又はスピーカーから警告を出力して(ステップS307)、終了する。
図8のステップS306に続いて、図9に示す設備判定処理を実行する。判定部214は、実績情報部222の設備情報を取得し(ステップS401)、マスタ情報部221及び生産管理DB110に格納されている情報と照合する(ステップS402)。
実績情報部222の作業に使用される設備が、当該作業に対して適正であり(ステップS403:Yes)、かつ、設備の校正期限内である場合には(ステップS404:Yes)、使用設備を実績情報部222の総合情報に格納して(ステップS405)、次のフローに進む。
一方、実績情報部222に含まれる使用される設備が適正でなかった場合(ステップS403:No)、又は、設備の校正期限内でない場合は(ステップS404:No)、処理を停止し、出力部230のディスプレイ又はスピーカーから警告を出力して(ステップS406)、終了する。
図9のステップS405に続いて、図10に示す手順判定処理を実行する。判定部214は、実績情報部222の総合情報を取得し(ステップS501)、マスタ情報部221及び生産管理DB110に格納されている情報と照合する(ステップS502)。
実績情報部222の総合情報に含まれる作業者名、作業エリア、使用工具、使用設備を含む情報から作業者が実施している詳細作業内容を判別する。そして、判別した詳細作業内容が、マスタ情報部221の総合マスタ情報に含まれる作業手順に一致して適正であり(ステップS503:Yes)、かつ、作業手順の順番に不整合がなく(ステップS504:Yes)、かつ、作業手順に抜けがない場合には(ステップS505:Yes)、詳細作業内容を実績情報部222の総合情報に格納して(ステップS506)、処理を完了する。
一方、判別した詳細作業内容が作業手順に一致しない場合(ステップS503:No)、又は、作業手順の順番に不整合がある場合(ステップS504:No)、又は、作業手順に抜けがあった場合は(ステップS505:No)、処理を停止し、出力部230のディスプレイ又はスピーカーから警告を出力して(ステップS507)、終了する。
なお、図6のステップS106、図7のステップS205、図8のステップS307、図9のステップS406、図10のステップS507において、異常発生に対する対処方法をディスプレイに表示させ、又は、他の端末に通知させてもよい。例えば、異常発生に対する修復方法又は再作業の指示などをディスプレイに表示させ、管理者への通知を実行してもよい。
このようにして、作業支援システム1は、作業者が意図的な入力動作をすることなく、かつ、作業者の認識・判断に委ねることなく、自動で作業の抜け、漏れ、作業手順の誤りを検知して通知し、作業ミス防止のための方法を提示することが可能となる。作業支援システム1は、特定作業又は手順に限定したものでなく、広範囲な作業又は手順に適用することができる。
以上説明したように本実施の形態に係る作業支援システム1は、作業者に関連する信号を検知する第1検知部101と、モノに関連する信号を検知する第2検知部102と、設備に関する信号を検知する第3検知部103と、が検知する信号に基づいて、作業者情報、モノ情報及び設備情報、並びにこれらを統合した総合情報を記憶部220の実績情報部222に保存する。そして、予め記憶部220のマスタ情報部221に記憶しておいた作業者マスタ情報、モノマスタ情報、設備マスタ情報及び総合マスタ情報と、実績情報部222に保存された情報とを照合して、作業の異常の有無を判定し、判定結果を出力する。これにより、多種多様な作業に対して作業者が意図的な入力動作をすることなく、作業の誤りを排除し、正確な作業を支援することが可能になる。
(実施の形態2)
本発明を実施の形態2に係る作業支援システム1は、組立、加工、試験を含む作業を実行する生産現場において、作業の異常発生が起こりうる状況を判定し、異常発生を回避し、対処方法を指示する支援を行う。
本発明を実施の形態2に係る作業支援システム1は、組立、加工、試験を含む作業を実行する生産現場において、作業の異常発生が起こりうる状況を判定し、異常発生を回避し、対処方法を指示する支援を行う。
作業支援システム1は、実施の形態1と同様に、作業者に関連する信号を検知する第1検知部101と、モノに関連する信号を検知する第2検知部102と、設備に関する信号を検知する第3検知部103と、生産管理情報を格納した生産管理DB(Data Base)110と、を備える。また、作業支援システム1は、第1検知部101、第2検知部102及び第3検知部103から入力される信号と、生産管理DB110から取得した情報と、に基づいて作業の異常発生が起こりうる状況を判定し、判定結果を出力し、対処方法の指示を出力する作業支援装置200を更に備える。
第1検知部101は、作業者の状況又は状態を示す作業者検知信号を出力する。作業者の状況又は状態は、実施の形態1における作業者の属性、作業者の存在の有無、作業者の位置の他に、例えば、作業者の予め定めた動作、作業者の視線の動き、脈拍、体温を含む。作業者の予め定めた動作は、例えば、作業の対象であるモノをつかむ、モノを置く、2以上の部品を組み付ける、ボタンを操作する動作である。
第1検知部101は、作業者の状況又は状態を示す任意の信号を取得し出力する任意のセンサーである。例えば、カメラを含む画像センサー、モーションセンサー、視線検出センサー、心拍・温度センサーである。画像センサーは作業者の状態又は作業者の周囲の状況を俯瞰的に取得できる位置又は作業者の作業状態を詳細に取得できる位置に配置される。モーションセンサー、視線検出センサー、心拍・温度センサーは時計型、眼鏡型を含むいわゆるウェアラブル端末であってもよい。
第2検知部102は、作業で使用するモノの状況又は状態を示すモノ検知信号を出力する。モノは、例えば、治工具、部品、材料である。モノの状況又は状態は、実施の形態1におけるモノの属性、モノが予め定めた領域に存在しているか否か、モノが使用されているか否か、モノの使用期限の他に、例えば、モノの位置又は配置方向を含む。
第2検知部102は、作業で使用するモノの状況又は状態を示す任意の信号を取得し出力する任意のセンサーである。例えば、カメラを含む画像センサー、光電センサー、リミットスイッチである。画像センサーはモノの状態又はモノの周囲の状況を俯瞰的に取得できる位置に配置される。光電センサー又はリミットスイッチは使用するモノの形態に合わせて配置される。
第3検知部103、生産管理DB110、作業支援装置200の演算部210及び出力部230の構成は実施の形態1と同様である。
記憶部220のマスタ情報部221に格納されている総合マスタ情報は、作業手順情報に、作業者、モノ、設備のマスタ情報を統合したものであり、作業手順、詳細作業内容及び作業の手順毎に要求される作業者、モノ、設備に係る要求情報を含む。本実施の形態では、総合マスタ情報は、更に、作業者又はモノに係る禁止情報を含む。
作業者に係る禁止情報は、例えば、異常が発生するときの作業者の予め定めた動作、作業者の視線の動き、脈拍、体温の範囲を示す禁止情報を含む。また、モノに係る禁止情報は、例えば、異常が発生するときのモノの位置、モノの配置方向を含む。
記憶部220の実績情報部222に格納されている作業者情報、モノ情報、設備情報は、それぞれ作業者情報生成部211、モノ情報生成部212、設備情報生成部213が生成する情報であり、総合情報は、作業者情報、モノ情報、設備情報を統合したものである。実績情報部222のデータベース上のデーブル構成はマスタ情報部221と同様であり、作業者情報は、実施の形態1と同様の作業者情報に加えて、作業者の予め定めた動作、作業者の視線の動き、脈拍、体温の情報が記憶されている。また、モノ情報は、実施の形態1と同様のモノ情報に加えて、モノの位置、モノの配置方向が記憶されている。
判定部214は、記憶部220のマスタ情報部221と実績情報部222、及び生産管理DB110に格納されている情報に基づいて、作業内容を判定する。具体的には、記憶部220のマスタ情報部221に格納された情報と実績情報部222に格納された情報とを突き合わせて比較する。その際、生産管理DB110を参照する。比較した結果、異常発生が起こりうる状況とその対処方法を出力する。
以上のように構成された作業支援システム1の動作について、図11に示すフローチャートを用いて説明する。図11は、異常発生予測処理のフローチャートである。なお、この異常発生予測処理は、実施の形態1の図6−10に示した各判定処理の前後の任意のタイミングで実行してよい。記憶部220のマスタ情報部221には、作業開始より前に、作業者マスタ情報、モノマスタ情報、設備マスタ情報及び総合マスタ情報が作業の基準情報として予め格納されている。
作業支援装置200の演算部210は、作業開始時に処理をスタートする。演算部210の判定部214が判定処理を実行している間、作業者情報生成部211は第1検知部101が出力する信号に基づいて作業者情報を生成し、モノ情報生成部212は第2検知部102が出力する信号に基づいてモノ情報を生成し、設備情報生成部213は第3検知部103が出力する信号に基づいて設備情報を生成する。生成された作業者情報、モノ情報、設備情報と、これらを統合した総合情報は作業の実績情報として記憶部220の実績情報部222に記憶され随時更新される。
判定部214は、作業者情報を取得し(ステップS601)、モノ情報を取得して(ステップS602)、マスタ情報部221及び生産管理DB110に格納されている情報と照合する(ステップS603)。
作業者情報に含まれる作業者の動き、視線、体温、脈拍が、マスタ情報部221の総合マスタ情報に含まれている作業者に係る禁止情報に合致せず適正な範囲内であるか判定する(ステップS604)。また、モノ情報に含まれるモノの位置、配置方向が、マスタ情報部221の総合マスタ情報に含まれているモノに係る禁止情報に合致せず適正な範囲内であるか判定する(ステップS605)。作業者の動き、視線、体温、脈拍が適正な範囲内であり(ステップS604:Yes)、かつ、モノの位置、配置方向が適正な範囲内である場合には(ステップS605:Yes)、作業者名又はモノの名称を実績情報部222の総合情報に格納して(ステップS606)、完了する。
一方、作業者の動き、視線、体温、脈拍が適正でなかった場合(ステップS604:No)、又は、モノの位置、配置方向が適正でなかった場合(ステップS605:No)は、異常発生が起こりうる状況と判定する。
判定部214が、異常発生が起こりうる状況と判定すると、その予測結果及び異常発生の種類に対応して予め記憶しておいた対処方法を出力部230のディスプレイ又はスピーカーから出力して(ステップS607)、処理を終了する。
このようにして、作業支援装置200は、作業者が意図的な入力動作をすることなく、かつ、作業者の認識・判断に委ねることなく、自動で異常発生が起こりうる状況を検知して通知し、防止のための方法を提示することが可能となる。また、作業者及びモノの状況又は状態について客観的に判定する基準を設けたことにより、熟練工と素人工との間で作業中確認するポイントの違いによって発生する作業ミスも排除することができる。
以上説明したように本実施の形態に係る作業支援システム1は、作業者情報、モノ情報、設備情報及びこれらを統合した総合情報を取得し、これらの情報を予め記憶部220のマスタ情報部221に記憶しておいた作業者マスタ情報、モノマスタ情報及び設備マスタ情報、並びにこれらを統合した総合マスタ情報と照合する。総合マスタ情報は、作業者又はモノに係る禁止情報を含む。作業者情報に含まれる作業者の動き、視線、体温、脈拍又はモノ情報に含まれるモノの位置、配置方向が禁止情報に合致せず適正であるか否かを判定し、適正でない場合には、異常発生が起こりうる状況と判定し、判定結果と対処方法を出力部230から出力する。これにより、作業者が意図的な入力動作をすることなく、作業又はモノの状況又は状態から異常発生が起こりうる状態を判定し、異常発生を回避することが可能になる。
このように本発明は、作業者の状況又は状態を示す作業者検知信号に基づいて作業者情報を生成し、作業に使用するモノの状況又は状態を示すモノ検知信号に基づいてモノ情報を生成し、作業者情報に対応して予め登録した作業者マスタ情報と、モノ情報に対応して予め登録したモノマスタ情報と、作業者マスタ情報及びモノマスタ情報を統合して生成した作業の手順毎に要求される作業者及びモノに係る要求情報を含む総合マスタ情報と、を予め記憶部に記憶しておく。そして、作業者情報及びモノ情報を、作業者マスタ情報、モノマスタ情報及び総合マスタ情報に照合した結果に基づいて、作業の異常の有無又は異常発生が起こりうる状態を判定することとした。これにより、多種多様な作業に対して作業者が意図的な入力動作をすることなく、作業ミスを排除し、正確な作業を支援することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、上記実施の形態において、実績情報部222に格納された作業者情報、モノ情報、設備情報を、各マスタ情報と比較することにより、作業内容の異常を判定するとしたが、作業者情報、モノ情報、設備情報のいずれか1つ又は2つのみを判定に用いてもよい。又は他の情報と組み合わせて判定してもよい。
また、上記実施の形態に示したハードウェア構成及びフローチャートは一例であり、任意に変更及び修正が可能である。演算部210及び記憶部220で実現する各機能は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。
例えば、上記実施の形態の動作を実行するためのプログラムを、コンピュータが読み取り可能なCD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical Disc)、メモリカード等の記録媒体に格納して配布し、プログラムをコンピュータにインストールすることにより、各機能を実現することができるコンピュータを構成してもよい。そして、各機能をOS(Operating System)とアプリケーションとの分担、又はOSとアプリケーションとの協同により実現する場合には、OS以外の部分のみを記録媒体に格納してもよい。
1 作業支援システム、101 第1検知部、102 第2検知部、103 第3検知部、110 生産管理DB、200 作業支援装置、210 演算部、211 作業者情報生成部、212 モノ情報生成部、213 設備情報生成部、214 判定部、220 記憶部、221 マスタ情報部、222 実績情報部、230 出力部。
Claims (10)
- 作業者の状況又は状態を示す作業者検知信号に基づいて作業者情報を生成する作業者情報生成部と、
作業に使用するモノの状況又は状態を示すモノ検知信号に基づいてモノ情報を生成するモノ情報生成部と、
前記作業者情報に対応して予め登録した作業者マスタ情報と、前記モノ情報に対応して予め登録したモノマスタ情報と、前記作業者マスタ情報及び前記モノマスタ情報を統合して生成した作業の手順毎に要求される作業者及びモノに係る要求情報を含む総合マスタ情報と、を記憶する記憶部と、
前記作業者情報及び前記モノ情報を、前記作業者マスタ情報、前記モノマスタ情報及び前記総合マスタ情報に照合した結果に基づいて、作業の異常の有無又は異常発生が起こりうる状態を判定する判定部と、を備える、
作業支援装置。 - 前記作業者検知信号は、作業者の属性、作業者の存在の有無及び作業者の位置のいずれかを示す信号を含み、
前記総合マスタ情報は、前記作業者の属性、前記作業者の存在の有無及び前記作業者の位置のいずれかに対して正常な作業を実行するために要求される情報を含む、
請求項1に記載の作業支援装置。 - 前記作業者検知信号は、作業者の予め定めた動作、作業者の視線の動き、脈拍及び体温のいずれかを示す信号を含み、
前記総合マスタ情報は、異常が発生するときの前記作業者の予め定めた動作、前記作業者の視線の動き、前記脈拍及び前記体温のいずれかの範囲を示す禁止情報を含む、
請求項1又は2に記載の作業支援装置。 - 前記モノ検知信号は、作業で使用するモノについて、モノの属性、モノが予め定めた領域に存在しているか否か、モノが使用されているか否か及びモノの使用期限のいずれかを示す信号を含み、
前記モノマスタ情報は、前記モノの属性、前記モノが予め定めた領域に存在しているか否か、前記モノが使用されているか否か及び前記モノの使用期限のいずれかに対して正常な作業を実行するために要求される情報を含む、
請求項1から3のいずれか1項に記載の作業支援装置。 - 前記モノ検知信号は、作業で使用するモノについて、モノの位置又はモノの配置方向を示す信号を含み、
前記総合マスタ情報は、異常が発生するときの前記モノの位置又は前記モノの配置方向を示す禁止情報を含む、
請求項1から4のいずれか1項に記載の作業支援装置。 - 作業に使用する設備の状況又は状態を示す設備検知信号に基づいて設備情報を生成する設備情報生成部を、更に備え、
前記記憶部は、前記設備情報に対応して予め登録した設備マスタ情報を含み、
前記総合マスタ情報は、前記作業者マスタ情報、前記モノマスタ情報及び前記設備マスタ情報を統合して生成され、作業の手順毎に要求される作業者、モノ及び設備に係る要求情報を含み、
前記判定部は、前記作業者情報、前記モノ情報及び前記設備情報を、前記作業者マスタ情報、前記モノマスタ情報、前記設備マスタ情報及び前記総合マスタ情報に照合した結果に基づいて、作業の異常の有無又は異常発生が起こりうる状態を判定する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の作業支援装置。 - 前記設備検知信号は、設備の稼働又は非稼働、駆動又は停止、設備使用の段取りの有無及び異常又は警告の有無のいずれかを示す信号を含み、
前記総合マスタ情報は、設備の稼働又は非稼働、駆動又は停止、設備使用の段取りの有無及び異常又は警告の有無のいずれかに対して正常な作業を実行するために要求される情報を含む、
請求項6に記載の作業支援装置。 - 作業者の状況又は状態を示す信号を検知して作業者検知信号を出力する第1検知部と、
作業に使用するモノの状況又は状態を示す信号を検知してモノ検知信号を出力する第2検知部と、
前記第1検知部が出力する前記作業者検知信号に基づいて作業者情報を生成する作業者情報生成部と、
前記第2検知部が出力する前記モノ検知信号に基づいてモノ情報を生成するモノ情報生成部と、
前記作業者情報に対応して予め登録した作業者マスタ情報と、前記モノ情報に対応して予め登録したモノマスタ情報と、前記作業者マスタ情報及び前記モノマスタ情報を統合して生成した作業の手順毎に要求される作業者及びモノに係る要求情報を含む総合マスタ情報と、を記憶する記憶部と、
前記作業者情報及び前記モノ情報を、前記作業者マスタ情報、前記モノマスタ情報及び前記総合マスタ情報に照合した結果に基づいて、作業の異常の有無又は異常発生が起こりうる状態を判定する判定部と、を備える、
作業支援システム。 - 作業者の状況又は状態を示す作業者情報を生成する作業者情報生成ステップと、
作業に使用するモノの状況又は状態を示すモノ情報を生成するモノ情報生成ステップと、
記憶部に予め登録した、前記作業者情報に対応して要求される情報を含む作業者マスタ情報、前記モノ情報に対応して要求される情報を含むモノマスタ情報、及び作業の手順毎に要求される作業者及びモノに係る要求情報を含む総合マスタ情報に、前記作業者情報及び前記モノ情報を照合した結果に基づいて、作業の異常の有無又は異常発生が起こりうる状態を判定する判定ステップと、を有する、
作業支援方法。 - コンピュータを、
作業者の状況又は状態を示す作業者情報を生成する作業者情報生成部、
作業に使用するモノの状況又は状態を示すモノ情報を生成するモノ情報生成部、
前記作業者情報に対応して予め登録した作業者マスタ情報と、前記モノ情報に対応して予め登録したモノマスタ情報と、作業の手順毎に要求される作業者及びモノに係る要求情報を含む総合マスタ情報と、を記憶する記憶部、
前記作業者情報及び前記モノ情報を、前記作業者マスタ情報、前記モノマスタ情報及び前記総合マスタ情報に照合した結果に基づいて、作業の異常の有無又は異常発生が起こりうる状態を判定する判定部、
として機能させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018226996A JP2020091556A (ja) | 2018-12-04 | 2018-12-04 | 作業支援装置、作業支援システム、作業支援方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018226996A JP2020091556A (ja) | 2018-12-04 | 2018-12-04 | 作業支援装置、作業支援システム、作業支援方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020091556A true JP2020091556A (ja) | 2020-06-11 |
Family
ID=71013757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018226996A Pending JP2020091556A (ja) | 2018-12-04 | 2018-12-04 | 作業支援装置、作業支援システム、作業支援方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020091556A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022015795A (ja) * | 2020-07-10 | 2022-01-21 | 株式会社日立製作所 | 原因分析システムおよび方法 |
-
2018
- 2018-12-04 JP JP2018226996A patent/JP2020091556A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022015795A (ja) * | 2020-07-10 | 2022-01-21 | 株式会社日立製作所 | 原因分析システムおよび方法 |
JP7181257B2 (ja) | 2020-07-10 | 2022-11-30 | 株式会社日立製作所 | 原因分析システムおよび方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7184511B2 (ja) | 対話形式で認知する作業支援システム及び方法 | |
EP3621069B1 (en) | Management and execution of equipment maintenance | |
JP6875064B2 (ja) | 生産環境における多部品製品の生産を管理するための方法、コンピュータ可読記録媒体及びシステム | |
US11817003B2 (en) | Content presentation system and content presentation method | |
CN109143969B (zh) | 响应于制造偏差的生产计划的动态修改 | |
JP2007257207A (ja) | 作業支援システム、作業支援装置及びコンピュータプログラム | |
US20160299500A1 (en) | Dynamic repair system | |
JP2020091556A (ja) | 作業支援装置、作業支援システム、作業支援方法及びプログラム | |
US20130317759A1 (en) | Valve servicing controlling device and controlling method | |
JP2007233497A (ja) | Rfidタグを用いた弁管理システム | |
US20210157298A1 (en) | Program restart assisting apparatus | |
JP2006088160A (ja) | 溶接位置検査装置および溶接位置検査プログラム | |
US11491655B2 (en) | Alarm notification system for robot | |
US20210302945A1 (en) | Information processing apparatus, information processing system, and non-transitory computer readable medium storing program | |
US10591906B2 (en) | Manufacturing environment management system | |
US20210271369A1 (en) | Tool tracking and task management in a three-dimensional environment | |
WO2018158818A1 (ja) | 点検支援装置、点検支援方法および記録媒体 | |
US20230095055A1 (en) | Control device | |
KR20200069726A (ko) | 현장운전원용 이동형 전산화절차서 인터페이스 구현 시스템 및 방법 | |
JP2016170560A (ja) | 監視制御システム | |
JP2023087887A (ja) | 生産作業効率化支援システム、生産作業効率化支援方法、及び生産作業効率化支援プログラム | |
JP2007058433A (ja) | プログラマブルコントローラのプログラミング装置および機器構成の診断方法 | |
JP2020181375A (ja) | 作業支援装置、作業支援システム、作業支援方法及びプログラム | |
CN112987659A (zh) | 监视装置以及记录程序的记录介质 | |
JP2020131361A (ja) | 産業用機械の保守・診断システム |