JP2020089848A - 濾過装置および濾材流出抑制ユニット - Google Patents

濾過装置および濾材流出抑制ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】濾材の流出抑制性能の向上を図ることができる濾過装置および濾材流出抑制ユニットを提供することである。【解決手段】実施形態の濾過装置(20)は、濾過槽(100)と、逆洗部(200)と、濾材流出抑制機構(300)とを持つ。前記濾過槽(100)は、濾材(M)が収容され、被処理水が下降流で流れることで濾過が行われる。前記逆洗部(200)は、前記濾過槽(100)の下部に空気および洗浄水を供給して逆洗を行う。前記濾材流出抑制機構(300)は、少なくとも前記濾過が行われる状態で前記濾材(M)よりも上方に位置し、逆洗時に前記濾材中から排出される気泡を小さくする。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、濾過装置および濾材流出抑制ユニットに関する。
濾過塔内の濾材に被処理水を通すことで濾過が行われ、空気および洗浄水を用いて逆洗が行われる濾過装置が知られている。このような濾過装置は、濾材の流出抑制性能の向上を図ることができると望ましい。
特許第4831052号公報
本発明が解決しようとする課題は、濾材の流出抑制性能の向上を図ることができる濾過装置および濾材流出抑制ユニットを提供することである。
実施形態の濾過装置は、濾過槽と、逆洗部と、濾材流出抑制機構とを持つ。前記濾過槽は、濾材が収容され、被処理水が下降流で流れることで濾過が行われる。前記逆洗部は、前記濾過槽の下部に空気および洗浄水を供給して逆洗を行う。前記濾材流出抑制機構は、少なくとも前記濾過が行われる状態で前記濾材よりも上方に位置し、逆洗時に前記濾材中から排出される気泡を小さくする。
第1の実施形態の濾過システムの全体構成を示す図。 第1の実施形態の分断機構を示す平面図。 第1の実施形態の濾材流出抑制機構の配置高さを示す断面図。 第1の実施形態において気泡の大きさと気泡の上昇速度との関係を示す図。 第1の実施形態の濾材流出抑制機構が設けられた場合と、設けられていない場合との濾材年間流出率の実験結果を示す図。 第1の実施形態の第1変形例の分断機構を示す平面図。 第1の実施形態の第2変形例の分断機構を示す平面図。 第1の実施形態の第3変形例の分断機構を示す平面図。 第1の実施形態の第4変形例の分断機構を示す平面図。 第2の実施形態の濾過装置を示す図。 第3の実施形態の濾過装置を示す図。 第3の実施形態の濾材回収機構の支持機構を示す平面図。 第4の実施形態の濾材流出抑制機構の配置高さを示す断面図。
以下、実施形態の濾過装置および濾材流出抑制ユニットを、図面を参照して説明する。なお以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1から図5を参照し、第1の実施形態について説明する。
まず、濾過装置20を含む水処理システム1の全体構成の一例について説明する。水処理システム1は、例えば、工業廃水などの被処理水に含まれる懸濁物質などを被処理水から除去する水処理システムである。
図1は、水処理システム1の全体構成を示す図である。水処理システム1は、例えば、1つ以上の前処理槽10、濾過装置20、処理水槽30、および逆洗排水槽40を含む。
前処理槽10は、濾過装置20の上流側に設けられている。前処理槽10は、被処理水のイオン濃度の調整(pH調整)が行われる調整槽や、被処理水中の固形分のフロック化が行われる凝集槽、凝集させたフロックが沈殿分離される沈殿槽などである。前処理槽10により所定の処理が行われた被処理水は、原水ポンプP1により濾過装置20に送られる。なお、凝集処理などが既に済んでいる被処理水を対象とする場合は、前処理槽10は省略されてもよい。
濾過装置20は、被処理水を濾材Mに通すことで、被処理水中の固形分を被処理水から分離する。本実施形態では、被処理水は、濾過装置20の上部に供給される。濾過装置20の上部に供給された被処理水は、濾過装置20内を下降流として流れ、濾過された処理水として濾過装置20の下部から排出される。なお、濾過装置20の構成および機能については詳しく後述する。
処理水槽30は、濾過装置20の下部に接続されており、濾過装置20により濾過された処理水が流入する。例えば、処理水槽30は、処理水槽30に流入した処理水の一部を逆洗に用いる洗浄水として貯留する。
逆洗排水槽40は、濾過装置20の上部に接続されており、逆洗時に濾過装置20内を上昇流として通過した洗浄水(逆洗排水)が流入する。
次に、濾過装置20の構成および機能について説明する。濾過装置20は、例えば、濾過塔100、逆洗部200、および濾材流出抑制ユニットUTを備えている。
濾過塔100は、例えば、有底の筒状部材であり、略鉛直方向に起立して設けられている。濾過塔100は、「濾過槽」の一例である。濾過塔100内には、被処理水を濾過するための濾材Mが収容されている。被処理水は、濾過塔100の上部に供給され、濾過塔100に収容された濾材Mを下降流として通過することで濾過される。すなわち、被処理水中の固形分が濾材Mによって補足され、被処理水が浄化される。
濾材Mは、例えば、第1濾材M1と、第1濾材M1の上方に設けられた第2濾材M2とを含む。第1濾材M1は、例えば濾過砂である。第2濾材M2は、第1濾材M1よりも粒子径が大きな濾材であり、例えばアンスラサイトである。
ここで、以下の説明における「濾材の粒子径」とは、特に説明がない限り、第2濾材M2の粒子径(すなわち、第1濾材M1と第2濾材M2とのうち大きい方の粒子径)を意味する。また、本明細書において「粒子径」とは、濾材を構成する粒子の有効径を意味する。「有効径」とは、濾材のふるい分け計算において累積通過質量百分率が10%になる粒子の大きさを意味し、すなわち、その濾材の透水度が、全粒子の粒子径が同じと仮定した場合の透水度となるような粒子径を意味する。
本実施形態では、第1濾材M1の粒子径は、0.6mmであり、第2濾材M2の粒子径は、1.2mmである。ただし、第1濾材M1および第2濾材M2の粒子径は、上記例に限定されない。また、濾材Mは、第1濾材M1と第2濾材M2の2層構造である必要はなく、1種類の濾材により構成されてもよい。
逆洗部(逆洗ユニット)200は、濾過塔100の下部に空気および洗浄水を供給することで濾過装置20の逆洗を行う装置である。逆洗部200は、例えば、空気逆洗を行う空気逆洗部210と、水逆洗を行う水逆洗部220とを含む。
空気逆洗部210は、例えば、散気管211と、ブロワー212とを含む。散気管211は、濾過塔100の底部に設けられ、濾材Mの下方に位置する。ブロワー212は、散気管211に接続され、空気逆洗を行うための空気を散気管211に送る。ブロワー212から散気管211に空気が送られることで、散気管211から濾過塔100の下部に空気が供給され、空気逆洗が行われる。
水逆洗部220は、水逆洗用の洗浄水を濾過塔100の下部に送るポンプP2を有する。本実施形態では、ポンプP2は、水逆洗用の洗浄水として、処理水槽30に貯留された処理水の一部を濾過塔100の下部に送る。なお、水逆洗用の洗浄水は、処理水槽30に貯留された処理水に限定されず、別の場所から供給される水でもよい。
ここで、逆洗部200による逆洗の一例について説明する。本実施形態では、逆洗として、空気逆洗と、水逆洗とが順番に行われる。
空気逆洗は、空気逆洗部210の散気管211から濾過塔100の下部に空気が供給されることで行われる。この空気逆洗は、例えば約10分間実施される。空気逆洗が行われると、濾過塔100の下部に供給された空気が気泡となり、この気泡が空気の浮力により大きな上昇速度で濾材M中を上昇する。このとき、気泡と濾材Mとの間に摩擦による振動が生じ、この振動により濾材Mの表面に付着した固形分が剥がれる。
一方で、水逆洗は、空気逆洗の後に行われる。水逆洗は、水逆洗部220のポンプP2により濾過塔100の下部に洗浄水が供給され、濾過塔100内を洗浄水が上昇流として流れることで行われる。この水逆洗は、例えば約10分間実施される。水逆洗が行われると、濾過塔100内を上昇流として流れる洗浄水によって、空気逆洗で剥がされた固形分が押し上げられ、この固形分が外部(例えば逆洗排水槽40)に排出される。これにより、濾材Mの洗浄が行われる。なお、逆洗で発生する排水は、逆洗排水槽40に送られることに代えて、そのまま放流されてもよく、前処理槽10に戻されてもよい。
ここで、このような濾過装置20に生じるひとつの事象について説明する。空気逆洗を行うために多くの空気を濾過塔100の下部に供給すると、空気逆洗が終了した時点で多くの気泡が濾材M中に蓄積された状態となる。この状態で水逆洗に移行し、濾過塔100の下部に洗浄水を供給すると、濾材M中に蓄積された多くの気泡が洗浄水によって一斉に押し出され、高速流となって上昇することがある。なかには、複数の気泡が合体して成長するなどして比較的大きな気泡(例えば、直径が1cm〜10cm程度の気泡)が高速で濾材M中を上昇することがある。このような大きな気泡が濾材M中を高速で上昇すると、気泡の上昇に伴って濾材Mの一部が濾過塔100の外部に流出することがある。そこで本実施形態の濾過装置20は、このような濾材Mの流出を抑制するため、次に説明する濾材流出抑制ユニットUTを備えている。
濾材流出抑制ユニットUTは、逆洗時に濾材Mが濾過塔100から流出することを抑制するための濾材流出抑制機構300を含む。濾材流出抑制機構300は、例えば、濾過塔100内に設けられ、濾過装置20によって濾過が行われる状態で濾材Mよりも上方に位置する。濾材流出抑制機構300は、逆洗時に濾材M中から排出される気泡を小さくする。例えば、濾材流出抑制機構300は、空気逆洗時に濾材M中に蓄積されて水逆洗時に濾材M中から濾材Mの一部を伴い浮上する気泡を小さくする。これを実現するため、濾材流出抑制機構300は、例えば、逆洗時に濾材流出抑制機構300を通過する気泡を小さく分断する分断機構310を含む。
図2は、本実施形態の分断機構310を示す平面図である。本実施形態では、分断機構310は、複数の第1線状部材311と、複数の第2線状部材312と、外郭部材313とを含む。
複数の第1線状部材311および複数の第2線状部材312は、外郭部材313の内側に配置されている。複数の第1線状部材311は、互いの間に一定の間隔を空けて第1方向に並べられている。複数の第1線状部材311は、互いに略平行に配置されている。複数の第2線状部材312は、互いの間に一定の間隔を空けて第1方向とは交差した(例えば略直交した)第2方向に並べられている。複数の第2線状部材312は、互いに略平行に配置されている。第1および第2の線状部材311,312の各々は、例えば、直線状に延びた部材である。
本実施形態では、複数の線状部材311,312が互いに交差して設けられることで、網構造が形成されている。第1線状部材311および第2線状部材312は、それぞれ「線状部」の一例である。なお本明細書において「線状部」および「線状部材」とは、上方から見た場合に線状に見える部分または部材を広く意味する。すなわち、「線状部」および「線状部材」とは、棒状や角柱状に延びた部材に限定されず、上方から見た場合に線状に見えるように、略鉛直方向に沿って配置された板部材などでもよい。
外郭部材313は、複数の線状部材311,312に接続され、複数の線状部材311,312を支持している。外郭部材313は、例えば濾過塔100の内周面の形状に沿う環状(例えば円環状)に形成されている。外郭部材313は、不図示の固定具により濾過塔100の内周面に固定される。これにより、分断機構310が濾過塔100内に設置される。
以上のような構成により、分断機構310は、分断機構310を鉛直方向に貫通した複数の隙間(開口、通路)Sを有する。すなわち本実施形態では、複数の隙間Sは、それぞれ複数の第1線状部材311の間に形成されている。別の観点で見ると、複数の隙間Sは、それぞれ複数の第2線状部材312の間に形成されている。隙間Sの大きさは、高速流を生じさせる比較的大きな気泡(例えば、直径が1cm〜10cm程度の気泡)よりも小さく設定される。例えば、隙間Sの大きさ(幅W)は、1cm以下に設定される。「隙間Sの幅W」とは、隙間Sの水平方向に沿う幅のなかで、最小の幅を意味する。
一方で、複数の隙間Sは、逆洗時に濾材Mの一部が分断機構310を超えて上方まで流動可能なように、濾材Mの少なくとも一部を通す隙間として機能する。本実施形態では、隙間Sの大きさ(幅W)は、濾材Mの粒子径(有効径)の1.5倍以上に設定される。別の観点によれば、隙間Sの大きさ(幅W)は、濾材Mを構成する粒子の最大径よりも大きく設定される。例えば、「最大径」は、濾材Mの均等係数が1.1の場合、有効径の約1.5倍の大きさであり、濾材Mの均等係数が1.2の場合、有効径の約2倍の大きさであり、濾材Mの均等係数が1.4の場合、有効径の約2.6倍の大きさである。
また別の観点によれば、隙間Sの大きさ(幅W)は、複数の第1線状部材311が並ぶ方向における第1線状部材311の幅WAよりも大きく、複数の第2線状部材312が並ぶ方向における第2線状部材312の幅WBよりも大きい。
分断機構310を構成する素材(線状部材311,312や外郭部材313を構成する素材)は、特に限定されない。例えば、分断機構310は、水と空気に触れる環境で機能するため、耐久性を考えると塩化ビニールやステンレスなど、腐食されにくい材質で形成されると好ましい。また、分断機構310の形状は、円形である必要はなく、濾過塔100の内部形状に応じて適宜変更可能である。
次に、濾材流出抑制機構300の配置高さの一例について説明する。
図3は、本実施形態の濾材流出抑制機構300の配置高さを示す断面図である。
濾材流出抑制機構300(分断機構310)は、例えば濾過装置20によって濾過が行われる状態で濾材Mの上面Uよりも上方に位置する(図3中の(a)参照)。
濾材流出抑制機構300(分断機構310)は、空気逆洗時に、例えば濾材Mの上面Uよりも上方に位置する(図3中の(b)参照)。本実施形態の濾材流出抑制機構300は、複数の隙間Sを有することで、空気逆洗に伴い濾材Mの一部が濾材流出抑制機構300を超えて上方まで移動することを許容する。
ここで、空気逆洗が行われる場合、空気逆洗を開始する前に、濾過塔100内の水位が下げられる。空気逆洗が行われる場合、濾材M内で成長した大きな気泡が突発的に上昇し、その気泡周辺に位置する一部の濾材Mが気泡に同伴して水面まで上昇するため、一部の濾材Mが濾材流出抑制機構300を超えることがある。ただし、水位が下げられているため濾材Mが外部に流出する可能性は小さく、突発的に濾材流出抑制機構300を超えた濾材Mも濾材流出抑制機構300に設けられた複数の隙間Sを通じて再び濾材流出抑制機構300の下方に戻る。
濾材流出抑制機構300(分断機構310)は、水逆洗時に、例えば、膨張した濾材Mの上面Uよりも下方に位置する(図3中の(c)参照)。すなわち、水逆洗が開始されると、洗浄水が供給されることで濾材M全体が徐々に膨らむ。濾材流出抑制機構300は、複数の隙間Sを有することで、水逆洗時に濾材Mが膨張して濾材Mの一部が濾材流出抑制機構300を超えて上方まで流動することを許容する。濾材流出抑制機構300の上方まで流動した一部の濾材Mは、水逆洗が終了するときに、濾材流出抑制機構300に設けられた複数の隙間Sを通じて再び濾材流出抑制機構300の下方に戻る。
次に、濾材流出抑制機構300の作用について説明する。
図4は、気泡の大きさと気泡の上昇速度(水逆洗速度に対する相対上昇速度)との関係を示す図である。気泡上昇速度と気泡の大きさとの関係は指数関係であり、気泡が大きいほど、上昇速度が顕著に大きくなることが分かる。本発明者らの実験によれば、水逆洗の開始時に大きな気泡が発生すると、その気泡周辺の濾材Mの上昇速度は、水逆洗速度の約60倍に達する場合があることも確認された。
ここで本実施形態では、水逆洗の開始時に濾材Mの一部を伴い浮上する比較的大きな気泡は、分断機構310を通過する過程で、複数の線状部材311,312により仕切られた比較的小さな隙間Sを通過することで複数の気泡に分断される。これにより、上昇する気泡の大きさが小さくなる。気泡の大きさが小さくなると、図4に示すように、気泡の上昇速度が大きく低下する。その結果、気泡に伴い上昇中だった濾材Mの上昇速度も抑えられ、濾材Mが沈降しやすくなる。これにより、濾材Mの流出が抑制される。
以上のような構成によれば、濾材Mの流出抑制性能の向上が図られた濾過装置20を提供することができる。ここで、濾過装置20の濾過性能を高く維持するためには、閉塞した懸濁物質を排出する逆洗を頻繁に行う必要がある。しかしながら、上述したような比較的大きな気泡の上昇が逆洗時に生じると、気泡の上昇に伴い濾材Mの一部が流出する場合がある。本発明者らの試算によれば、気泡の上昇に伴う濾材Mの流出は、年間で濾材全体の5%〜10%に達する場合もある。このため濾過性能を維持するためには定期的に濾材Mを補充する必要がある。
そこで、本実施形態の濾過装置20は、逆洗時に濾材M中から排出される気泡を小さくする濾材流出抑制機構300を有する。このような構成によれば、比較的大きな気泡の上昇が生じた場合に、その気泡を小さくすることで濾材Mの流出量を減少させることができる。その結果、濾過装置20の性能が長期間維持可能になるとともに、濾材Mの追加頻度も減少するため、濾過装置20のメンテナンス性を高めることができる。また、濾材Mの追加頻度が減少すると、メンテナンス費用の低減も図ることができる。また、本実施形態の構成によれば、簡単な構造により濾材Mの流出抑制性能の向上を図ることができる。これにより、濾過装置20の低コスト化を図ることもできる。
図5は、濾材流出抑制機構300が設けられた場合と、設けられていない場合との濾材年間流出率の実験結果を示す図である。図5中において、「隙間x」は、濾材流出抑制機構300が設けられた場合であって、隙間Sの幅Wがx[mm]の場合の濾材年間流出率を示し、「隙間x」は、濾材流出抑制機構300が設けられた場合であって、隙間Sの幅Wがx[mm]の場合の濾材年間流出率を示し、「設置なし」とは、濾材流出抑制機構300が設けられていない場合の濾材年間流出率を示す。x[mm]は、x[mm]よりも小さい。ただし、x[mm]は、濾材Mの粒子径の1.5倍以上の大きさである。
図5を見ると、濾材流出抑制機構300が設けられていない場合に比べて、濾材流出抑制機構300が設けられることで、濾材年間流出率が低下することが分かる。また、濾材流出抑制機構300を設ける場合は、隙間Sが小さいほど、濾材年間流出率が低下することが分かる。
ここで、分断機構310の隙間Sが小さい場合、濾材Mが濾材流出抑制機構300を超えて上方まで流動することができず、濾材Mが濾材流出抑制機構300の下部に堆積し、濾材Mの流動性が低下してしまうことが考えられる。逆洗時に濾材Mの流動性が低下すると、逆洗による洗浄効果が低下する。
そこで本実施形態では、分断機構310は、濾材Mの一部が分断機構310を超えて上方まで流動可能なように濾材Mの少なくとも一部を通す複数の隙間Sを有する。このような構成によれば、空気逆洗時と水逆洗時とうち少なくとも一方において濾材Mが大きく流動することを許容することができる。これにより、逆洗による洗浄効果の向上を図ることができる。
本実施形態では、隙間Sの大きさは、濾材Mの粒子径の1.5倍以上である。このような構成によれば、例えば、均等係数が1.1倍の濾材Mが用いられた場合に、最大径の粒子も含め多くの粒子が隙間Sを通過することができる。また、均等係数が1.1倍よりも大きな濾材Mが用いられた場合でも、多くの粒子が隙間Sを通過することができる。これにより、例えば空気逆洗時や水逆洗時において、濾材Mの一部が分断機構310の上方まで移動しやすくなる。また、このような構成によれば、逆洗が終了したときに、分断機構310の上方まで移動していた濾材Mが隙間Sを通じて分断機構310の下方に戻りやすくなる。分断機構310の上方まで移動した濾材Mが分断機構310の下方に戻りやすいと、分断機構310の上に濾材Mが堆積することが抑制され、濾材Mがより有効に使われやすくなる。
本実施形態では、濾材流出抑制機構300(分断機構310)は、水逆洗時に濾材Mが膨張した状態で濾材Mの上面Uよりも下方となる高さに配置されている。このような構成によれば、後述する第4の実施形態と比べて濾過塔100内の低い位置で気泡を小さくすることができるので、濾材Mの流出をさらに抑制することができる場合がある。
次に、第1の実施形態の4つの変形例について説明する。なお、各変形例において、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と略同じである。
(第1変形例)
図6は、第1変形例の分断機構310を示す平面図である。本変形例では、分断機構310の第1および第2の線状部材311,312の各々は、直線状に延びた部材ではなく、1つ以上の曲線部を含む部材である。
(第2変形例)
図7は、第2変形例の分断機構310を示す平面図である。本変形例では、分断機構310は、ハニカム状の網構造を有する。すなわち本変形例では、分断機構310は、複数の第1線状部315と、複数の第2線状部316と、複数の第3線状部317とを含む。
複数の第1線状部315は、隙間Sを互いの間に空けて第1方向に並べられている。複数の第1線状部315は、互いに略平行に配置されている。複数の第2線状部316は、隙間Sを互いの間に空けて第1方向とは交差した第2方向に並べられている。複数の第2線状部316は、互いに略平行に配置されている。複数の第3線状部317は、隙間Sを互いの間に空けて、第1方向および第2方向とは交差した第3方向に並べられている。複数の第3線状部317は、互いに略平行に配置されている。
これら第1から第3の線状部315,316,317が互いに連結されることでハニカム構造が形成されている。第1から第3の線状部315,316,317の各々は、「線状部」の一例である。
(第3変形例)
図8は、第3変形例の分断機構310を示す平面図である。本変形例では、分断機構310は、第2線状部材312を有さず、直線状に形成された第1線状部材311のみで構成されている。
(第4変形例)
図9は、第4変形例の分断機構310を示す平面図である。本変形例では、分断機構310は、第3変形例と同様に、第2線状部材312を有さず、第1線状部材311のみで構成されている。本変形例では、第1線状部材311は、直線状に延びた部材ではなく、1つ以上の曲線部を含む部材である。
これら第1から第4の変形例の構成によっても、第1の実施形態と同様に、濾材Mの流出抑制性能の向上を図ることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2実施形態は、濾材流出抑制機構300が多段式に設けられた複数の分断機構310A,310Bを有する点で第1の実施形態とは異なる。なお以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と略同じである。
図10は、第2の実施形態の濾過装置20を示す図である。本実施形態では、濾材流出抑制機構300は、第1分断機構310Aと、第2分断機構310Bとを含む。第1分断機構310Aおよび第2分断機構310Bの各々の構成は、第1の実施形態の分断機構310の構成と同様である。
本実施形態では、第1分断機構310Aは、濾過装置20によって濾過が行われる状態で濾材Mよりも上方に位置し、逆洗時に濾材M中から排出される気泡を小さくする。第2分断機構310Bは、第1分断機構310Aの上方に配置され、第1分断機構310Aよりも上方に移動する気泡を小さく分断する。例えば、第1分断機構310Aの隙間Sと、第2分断機構310Bの隙間Sとは、上方から見た場合に重なるように配置されている。
このような構成によれば、濾材Mの流出抑制性能のさらなる向上を図ることができる。すなわち、分断機構310が1段のみの場合は、分断機構310により小さく分断された気泡同士が上昇の途中で再結合する可能性がある。そこで本実施形態では、第1分断機構310Aの上方に第2分断機構310Bが設けられている。これにより、第1分断機構310Aを通過した後に結合して大きくなった気泡を第2分断機構310Bにより再び小さく分断することができる。また、複数の分断機構310A,310Bが設けられることで、気泡をさらに小さくすることも可能である。気泡をさらに小さくすることができると、気泡の上昇速度をさらに抑えることができるため、同伴される濾材Mの上昇速も抑えられ、その結果、濾材Mの流出をさらに減少させることができる。なお、分断機構310は、3段以上の段数で設けられてもよい。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。第3実施形態は、濾材流出抑制機構300の上に堆積した濾材Mを濾過塔100内に落下させる濾材回収機構320が設けられた点で第1の実施形態とは異なる。なお以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と略同じである。
図11は、第3の実施形態の濾過装置20を示す図である。本実施形態では、濾過装置20は、濾材流出抑制機構300に加え、濾材回収機構320を備えている。濾材回収機構320は、濾材流出抑制機構300の上(例えば分断機構310の上)に堆積した濾材Mを濾過塔100内に落下させる。本実施形態では、濾材回収機構320は、分断機構310を支持する支持機構321と、分断機構310を振動させるバイブレータ322とを含む。
図12は、本実施形態の濾材回収機構320の支持機構321を示す平面図である。支持機構321は、例えば、フレーム321aと、複数の支持部材321bとを含む。フレーム321aは、不図示の固定具により濾過塔100の内周面に固定される。分断機構310は、フレーム321aの内側に配置されている。支持部材321bは、分断機構310と支持部材321bとの間に設けられている。これにより、分断機構310は、支持部材321bを介してフレーム321aに支持されている。支持部材321bは、ゴムまたはばねを有して弾性変形可能であるか、不図示の機構によりスライド移動可能である。これにより、分断機構310は、フレーム321aの内側で水平方向に往復移動可能(振動可能)になっている。
バイブレータ322は、不図示の接続部材により分断機構310に接続されている。バイブレータ322は、分断機構310の上に堆積した濾材Mを濾過塔100内に落下させるように、分断機構310を水平方向に振動させる。
このような構成によれば、濾過装置20のメンテナンス性をさらに高めることができる。すなわち、隙間Sが一定以上の大きさを有する場合であっても、例えば逆洗する回数が増えるに従い、少量の濾材Mが分断機構310の上に堆積する場合が生じ得る。分断機構310の上に濾材Mが堆積すると、実質的な隙間Sの間隔が狭くなることもあり、濾材Mが追加的に堆積しやすくなる。
そこで本実施形態では、分断機構310の上に堆積した濾材Mを濾過塔100内に落下させる濾材回収機構320が設けられている。これにより、分断機構310の上に堆積した濾材Mを例えば定期的に落下させることができ、濾材流出抑制機構300の機能を維持することができる。このため、濾過装置20のメンテナンス性を高めることができる。
なお、濾材流出抑制機構300の構成は、上記例に限定されず、濾材流出抑制機構300の上に堆積した濾材Mを落下させることができる構成であれば、具体的な構成は問わない。例えば、濾材流出抑制機構300は、分断機構310の上を自動掃除する掃除機構などでもよい。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。第4実施形態は、濾材流出抑制機構300が第1の実施形態と比べて高い位置に配置された点で第1の実施形態とは異なる。なお以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と略同じである。
図13は、本実施形態の濾過装置20を示す断面図である。図13中の(a),(b),(c)は、それぞれ「濾過装置20によって濾過が行われる時」、「空気逆洗時」、および「水逆洗時」を示す。
本実施形態では、濾材流出抑制機構300(分断機構310)は、水逆洗時に、濾材Mが膨張した状態でも濾材Mの上面Uよりも上方となる高さに配置されている。すなわち本実施形態では、濾過装置20の水逆洗時に濾材Mが膨張して到達する高さが予め計算または実験により求められており、その高さよりも上方に濾材流出抑制機構300(分断機構310)が設置される。例えば、膨張率が30%の濾材Mが100cm積層される場合、濾材流出抑制機構300は、高さ130cm以上の場所に設置される。
このような構成によれば、濾材流出抑制機構300によって濾材Mの流動性が阻害されにくく、濾材Mの流動性を大きく確保することができる。このため、逆洗による洗浄効果をより高めることができる場合がある。
以上、いくつかの実施形態および変形例について説明した。ただし、実施形態および変形例は、上記例に限定されない。例えば、上述した複数の実施形態および変形例は、互いに組み合わせて実施されてもよい。また、上述した実施形態および変形例の濾過装置20および濾材流出抑制ユニットUTは、空気逆洗の後に水逆洗が行われる装置に限定されず、空気水混合逆洗が行われる装置に適用されてもよい。また、濾材流出抑制機構300は、逆洗時に濾材M中から排出される気泡を小さくすることができる機構であればよく、上述した機構に限定されない。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、濾過装置は、逆洗時に前記濾材中から排出される気泡を小さくする濾材流出抑制機構を持つことにより、濾材の流出抑制性能の向上を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…水処理システム、20…濾過装置、100…濾過塔(濾過槽)、200…逆洗部、300…濾材流出抑制機構、310…分断機構、310A…第1分断機構、310B…第2分断機構、311…第1線状部材(第1線状部)、312…第2線状部材(第2線状部)、315…第1線状部、316…第2線状部、317…第3線状部、320…濾材回収機構、UT…濾材流出抑制ユニット、M…濾材、S…隙間。

Claims (12)

  1. 濾材が収容され、被処理水が下降流で流れることで濾過が行われる濾過槽と、
    前記濾過槽の下部に空気および洗浄水を供給して逆洗を行う逆洗部と、
    少なくとも前記濾過が行われる状態で前記濾材よりも上方に位置し、逆洗時に前記濾材中から排出される気泡を小さくする濾材流出抑制機構と、
    を備えた濾過装置。
  2. 前記濾材流出抑制機構は、空気逆洗時に前記濾材中に蓄積されて水逆洗時に前記濾材中から前記濾材の一部を伴い浮上する前記気泡を小さくする、
    請求項1に記載の濾過装置。
  3. 前記濾材流出抑制機構は、前記濾材流出抑制機構を通過する前記気泡を小さく分断する分断機構を含む、
    請求項1または請求項2に記載の濾過装置。
  4. 前記分断機構は、前記濾材の一部が前記分断機構を超えて上方まで流動可能なように前記濾材の少なくとも一部を通す複数の隙間を有する、
    請求項3に記載の濾過装置。
  5. 前記分断機構は、互いに略平行に配置された複数の線状部を含み、
    前記複数の隙間は、それぞれ前記複数の線状部の間に形成されている、
    請求項4に記載の濾過装置。
  6. 前記分断機構は、前記複数の線状部を含む網構造を有する、
    請求項5に記載の濾過装置。
  7. 前記隙間の大きさは、前記濾材の粒子径の1.5倍以上である、
    請求項4から請求項6のうちいずれか1項に記載の濾過装置。
  8. 前記隙間の大きさは、前記濾材を構成する粒子の最大径よりも大きい、
    請求項4から請求項6のうちいずれか1項に記載の濾過装置。
  9. 前記濾材流出抑制機構は、前記気泡を小さく分断する第1分断機構と、前記第1分断機構の上方に配置され、前記気泡を小さく分断する第2分断機構とを含む、
    請求項1から請求項8のうちいずれか1項に記載の濾過装置。
  10. 前記濾材流出抑制機構の上に堆積した濾材を前記濾過槽内に落下させる濾材回収機構をさらに備えた、
    請求項1から請求項9のうちいずれか1項に記載の濾過装置。
  11. 前記濾材流出抑制機構は、水逆洗時に前記濾材が膨張した状態でも前記濾材よりも上方となる高さに配置されている、
    請求項1から請求項10のうちいずれか1項に記載の濾過装置。
  12. 濾材が収容され、被処理水が下降流で流れることで濾過が行われる濾過槽と、前記濾過槽の下部から空気および洗浄水を供給して逆洗を行う逆洗部とを備える濾過装置に設けられる濾材流出抑制ユニットであって、
    少なくとも前記濾過が行われる状態で前記濾材よりも上方に位置し、逆洗時に前記濾材中から排出される気泡を小さくする濾材流出抑制機構、
    を備えた濾材流出抑制ユニット。
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