JP2020088946A - レゾルバステータの取付構造、およびレゾルバステータ - Google Patents

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原 慎一
Shinichi Hara
慎一 原
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Abstract

【課題】樹脂成形体や被取付部材の構造を従来よりも簡素化する。【解決手段】複数の突出歯部が形成される輪状鉄心と樹脂成形により一体化されるとともに、輪状鉄心の外周部よりも径方向外側に突出する複数の樹脂製の取付部13が形成される樹脂成形体15を有するレゾルバステータを被取付部材30に取り付ける構造であり、複数の取付部13には、貫通孔21a,23aを有する金属製の取付カラー21,23が設けられ、取付カラー23には段差23bと位置決め用のピン部23eとが形成される。レゾルバステータは、取付カラー23のピン部23eを台座部31の位置決め孔34に挿入することにより被取付部材30に位置決めされるとともに、取付カラー21,23の貫通孔21a,23aを通して台座部31のネジ孔32,33に螺合するボルト35の締め付けにより被取付部材30に固定される。【選択図】図5

Description

本発明は、レゾルバステータを被取付部材に取り付ける際に適用される、レゾルバステータの取付構造、およびレゾルバステータに関する。
モータの回転角度を検出するためにレゾルバが用いられている。レゾルバは、レゾルバロータとレゾルバステータとを備える。レゾルバステータは、ケースなどの被取付部材にボルトを用いて固定される。レゾルバステータの取付構造に関しては、たとえば、特許文献1に記載された構造が知られている。
図6は、従来のレゾルバステータの構造を示す平面図である。また、図7は、図6のA−A断面図であり、図8は、図6のB−B断面図である。
図6〜図8に示すように、レゾルバステータ10は、複数の突出歯部11を一体に有する輪状鉄心12と、複数の取付部13および複数の位置決め部14を一体に有する樹脂成形体15と、絶縁性の巻線カバー16とを備えている。複数の突出歯部11は、円周方向に所定の角度間隔で配置されるとともに、輪状鉄心12の内周縁から径方向内側に突出して形成されている。複数の突出歯部11には、それぞれ樹脂成形体15の樹脂層(図示せず)を介してコイルが巻かれている。また、巻線カバー16は、そのコイルの巻線部を覆うように設けられる。
樹脂成形体15は、輪状鉄心12と一体化されている。樹脂成形体15は、輪状鉄心12をインサート品とした樹脂の一体成形、すなわちインサート成形により形成されている。ただし、複数の突出歯部11は、すべてが樹脂成形体15に埋設されることなく、その先端部および外周がそれぞれ外部に露出している。複数の取付部13および複数の位置決め部14は、それぞれ輪状鉄心12の外周部よりも径方向外側に突出して配置されている。複数の取付部13には、それぞれ図8に示すように、金属製の取付カラー21がインサート成形によって埋設されている。複数の位置決め部14には、それぞれ図7に示すように、位置決め用の樹脂ピン22が形成されている。
上記構成からなるレゾルバステータ10は、図示はしないが、ボルトを用いて被取付部材に取り付けられる。その際、位置決め部14の樹脂ピン22は、被取付部材に設けられる位置決め孔に挿入される。また、取付部13の取付カラー21には、ボルトの雄ネジが挿入され、この雄ネジが、被取付部材に設けられるネジ孔にねじ込まれる。そして、各々の取付部13において、ボルトを適度な力で締め付けることにより、レゾルバステータ10が被取付部材に固定される。その際、樹脂製の取付部13に金属製の取付カラー21を設けておくことにより、ボルトの締め付け力を取付カラー21で受けることができるため、ボルトの締め付けによる取付部13の変形やダメージを避けることができる。
特開2013−93985号公報
しかしながら、従来においては、被取付部材にレゾルバステータ10を固定するための取付部13と、被取付部材にレゾルバステータ10を位置決めするための位置決め部14とが、樹脂成形体15の外周部に別々に設けられている。このため、レゾルバステータ10が取り付けられる被取付部材にも、複数の取付部13に対応する位置にそれぞれネジ孔を形成し、かつ、複数の位置決め部14に対応する位置にそれぞれ位置決め孔を形成する必要がある。したがって、樹脂成形体15や被取付部材の構造が複雑になるという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、樹脂成形体や被取付部材の構造を簡素化することができる、レゾルバステータの取付構造、およびレゾルバステータを提供することにある。
本発明は、複数の突出歯部が形成される輪状鉄心と、輪状鉄心と一体化されるとともに、輪状鉄心の外周部よりも径方向外側に突出する複数の樹脂製の取付部が形成される樹脂成形体と、を有するレゾルバステータを被取付部材に取り付けるためのレゾルバステータの取付構造であって、複数の取付部には、それぞれ取付用の貫通孔を有する金属製の取付カラーが設けられ、複数の取付部のうち2つの取付部に設けられる取付カラーの外周面には、大径部と小径部とによって段差が設けられるとともに、小径部によって位置決め用のピン部が形成され、被取付部材には、複数の取付部に対応する位置にそれぞれネジ孔が形成されるとともに、2つの取付部に対応する位置に位置決め孔が形成され、レゾルバステータは、ピン部を位置決め孔に挿入することにより被取付部材に位置決めされるとともに、貫通孔を通してネジ孔に螺合する螺合部材の締め付けにより被取付部材に固定される。
また、本発明は、複数の突出歯部が形成される輪状鉄心と、輪状鉄心と一体化されるとともに、輪状鉄心の外周部よりも径方向外側に突出する複数の樹脂製の取付部が形成される樹脂成形体と、を有するレゾルバステータであって、複数の取付部には、それぞれ取付用の貫通孔を有する金属製の取付カラーが設けられ、複数の取付部のうち2つの取付部に設けられる取付カラーの外周面には、大径部と小径部とによって段差が設けられるとともに、小径部によって位置決め用のピン部が形成されている。
本発明によれば、段差付きの取付カラーに形成される位置決め用のピン部によってレゾルバステータを被取付部材に位置決めすることができる。このため、樹脂成形体や被取付部材の構造を簡素化することができる。
実施の形態に係るレゾルバステータの構造を示す正面図である。 図1のII−II断面図である。 図1のIII−III断面図である。 レゾルバステータが取り付けられる被取付部材と樹脂成形体との位置関係を示す断面図である。 レゾルバステータが備える樹脂成形体を被取付部材に固定した状態を示す断面図である。 従来のレゾルバステータの構造を示す平面図である。 図6のA−A断面図である。 図6のB−B断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
なお、本実施の形態においては、従来例で挙げた構成部分と同一または対応する部分に同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施の形態に係るレゾルバステータの構造を示す正面図である。また、図2は、図1のII−II断面図であり、図3は、図1のIII−III断面図である。
図1に示すように、レゾルバステータ10は、複数の突出歯部11を一体に有する輪状鉄心12と、複数の取付部13を一体に有する樹脂成形体15と、絶縁性の巻線カバー16とを備えており、この点は従来のレゾルバステータ10(図6参照)と同様である。ただし、従来のレゾルバステータ10では、樹脂成形体15が複数の位置決め部14を有していたが、本実施の形態に係るレゾルバステータ10では、樹脂成形体15が複数の位置決め部14を有していない。
樹脂成形体15は3つの樹脂製の取付部13を一体に有している。樹脂成形体15は、全体的に輪状に形成されている。3つの取付部13は、円周方向に均等な角度間隔で配置されている。また、各々の取付部13は、樹脂成形体15の外周部において径方向外側に突出して配置されている。3つの取付部13のうち、1つの取付部13にはインサート成形によって金属製の取付カラー21が埋設され、2つの取付部13にもそれぞれインサート成形によって金属製の取付カラー23が埋設されている。取付カラー21には取付用の貫通孔21aが形成され、取付カラー23にも取付用の貫通孔23aが形成されている。ただし、取付カラー21の構造と取付カラー23の構造は互いに異なっている。以下、詳しく説明する。
まず、取付カラー21は、図2に示すように円筒状に形成されている。取付カラー21の外径および内径は、いずれも、取付カラー21の中心軸方向で一様な寸法に設定されている。また、取付カラー21の厚み寸法は、取付部13の厚み寸法と同等の寸法に設定されている。
一方、取付カラー23は、図3に示すように、段差23bを有する円筒状に形成されている。取付カラー23の内径は、取付カラー23の中心軸方向で一様な寸法に設定されているが、取付カラー23の外径は、取付カラー23の中心軸方向の途中で変化している。これにより、取付カラー23の外周面には、大径部23cと小径部23dとが存在し、それらの境界に段差23bが設けられている。大径部23cは、取付部13に埋め込まれている。小径部23dは、取付部13において厚み方向に突出している。そして、この小径部23dによって位置決め用のピン部23eが形成されている。
図4は、レゾルバステータが取り付けられる被取付部材と樹脂成形体との位置関係を示す断面図である。
図4に示すように、被取付部材30には、樹脂成形体15の取付部13に対応する位置に台座部31が設けられている。被取付部材30は、たとえば、モータやレゾルバを収納するケースによって構成される。取付カラー21を有する取付部13に対応する台座部31には、ネジ孔32が設けられている。一方、取付カラー23を有する取付部13に対応する台座部31には、ネジ孔33と位置決め孔34とが設けられている。位置決め孔34の内径は、取付カラー23のピン部23eの外径よりも僅かに大きく設定されている。位置決め孔34の深さ寸法は、ピン部23eの長さ寸法よりも大きく設定されている。
上記構成からなる樹脂成形体15を有するレゾルバステータを被取付部材30に取り付ける場合は、まず、被取付部材30の台座部31の上に樹脂成形体15を載置する。このとき、取付カラー23のピン部23eを台座部31の位置決め孔34に挿入する。これにより、樹脂成形体15を有するレゾルバステータが被取付部材30に位置決めされる。
次に、図5に示すように、螺合部材としてのボルト35を用いて樹脂成形体15を被取付部材30に固定する。ボルト35は、樹脂成形体15の3つの取付部13にそれぞれ1つずつ取り付けられる。その際、取付カラー21が設けられた取付部13では、取付カラー21の貫通孔21aを通して台座部31のネジ孔32にボルト35の雄ネジ35aを螺合させる。また、取付カラー23が設けられた取付部13では、取付カラー23の貫通孔23aを通して台座部31のネジ孔33にボルト35の雄ネジ35aを螺合させる。そして、各々のボルト35を適度な力で締め付ける。これにより、樹脂成形体15を有するレゾルバステータが被取付部材30に固定される。
本実施の形態においては、樹脂成形体15が備える3つの取付部13のうち、2つの取付部13にそれぞれ取付カラー23を設けるとともに、この取付カラー23に大径部23cと小径部23dとによって段差23bを形成し、かつ、小径部23dによって位置決め用のピン部23eを形成している。これにより、取付カラー23には、レゾルバステータを被取付部材30に取り付けるための機能と、レゾルバステータを被取付部材30に位置決めするための機能とを持たせることができる。このため、樹脂成形体15に位置決め部14(図6参照)や樹脂ピン22(図7参照)を設けなくても、レゾルバステータを被取付部材30に位置決めして取り付けることができる。したがって、樹脂成形体15や被取付部材30の構造を簡素化することができる。また、樹脂成形体15の構造の簡素化により、インサート成形に用いる金型の加工工程を減らすことができる。また、被取付部材30の構造の簡素化により、被取付部材30の加工工程を減らすことができる。また、従来においては、3つの取付部13と2つの位置決め部14とを含む合計5つの出っ張り部分を樹脂成形体15の外周部に設ける必要があるが、本実施の形態においては、位置決め部14が不要になるため、その分だけ出っ張り部分の数を減らすことができる。これにより、被取付部材30にレゾルバステータを配置する際のレイアウト性を向上させることができる。
なお、上記実施の形態においては、樹脂成形体15に3つの取付部13を設けたが、樹脂成形体15に設ける取付部13の数は2つあるいは4つ以上であってもよい。取付部13の数が2つの場合は、すべての取付部13に取付カラー23が設けられる。また、取付部13の数が4つ以上の場合は、そのうち2つの取付部13にそれぞれ取付カラー23が設けられる。
10 レゾルバステータ
13 取付部
15 樹脂成形体
21,23 取付カラー
21a,23a 貫通孔
23b 段差
23c 大径部
23d 小径部
23e ピン部
30 被取付部材
35 ボルト(螺合部材)

Claims (2)

  1. 複数の突出歯部が形成される輪状鉄心と、前記輪状鉄心と一体化されるとともに、前記輪状鉄心の外周部よりも径方向外側に突出する複数の樹脂製の取付部が形成される樹脂成形体と、を有するレゾルバステータを被取付部材に取り付けるためのレゾルバステータの取付構造であって、
    前記複数の取付部には、それぞれ取付用の貫通孔を有する金属製の取付カラーが設けられ、
    前記複数の取付部のうち2つの取付部に設けられる前記取付カラーの外周面には、大径部と小径部とによって段差が設けられるとともに、前記小径部によって位置決め用のピン部が形成され、
    前記被取付部材には、前記複数の取付部に対応する位置にそれぞれネジ孔が形成されるとともに、前記2つの取付部に対応する位置に位置決め孔が形成され、
    前記レゾルバステータは、前記ピン部を前記位置決め孔に挿入することにより前記被取付部材に位置決めされるとともに、前記貫通孔を通して前記ネジ孔に螺合する螺合部材の締め付けにより前記被取付部材に固定される
    ことを特徴とするレゾルバステータの取付構造。
  2. 複数の突出歯部が形成される輪状鉄心と、前記輪状鉄心と一体化されるとともに、前記輪状鉄心の外周部よりも径方向外側に突出する複数の樹脂製の取付部が形成される樹脂成形体と、を有するレゾルバステータであって、
    前記複数の取付部には、それぞれ取付用の貫通孔を有する金属製の取付カラーが設けられ、
    前記複数の取付部のうち2つの取付部に設けられる前記取付カラーの外周面には、大径部と小径部とによって段差が設けられるとともに、前記小径部によって位置決め用のピン部が形成されている
    ことを特徴とするレゾルバステータ。
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