JP2020088467A - 符号化装置、復号化装置、符号化方法、復号化方法、符号化プログラム及び復号化プログラム - Google Patents

符号化装置、復号化装置、符号化方法、復号化方法、符号化プログラム及び復号化プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理時のメモリアクセス量を低下させるために固定長符号を用いても、元画像に対するエッジの再現性を高めることができる符号化装置を提供する。【解決手段】画像分割手段、画像ブロックに対応する周波数変換係数を出力する周波数変換手段、周波数変換係数の絶対値を所定条件に適合する条件適合周波数変換係数とする条件適合周波数変換係数特定手段、適画素に対応する周波数変換係数の値を個別に制限する制限値群を選択する制限値選択手段、選各制限値を用いて周波数変換係数の値を制限するする制限処理手段と、制限処理が実行された後の周波数変換係数を固定長符号として符号化する符号化手段、を有し、制限処理手段は、周波数変換係数に含まれる条件適合周波数変換係数に対する制限処理においては、選択された制限値群に含まれている制限値よりも小さい値を用いて条件適合周波数変換係数の値を制限する、符号化装置による。【選択図】図4

Description

本発明は、符号化装置、復号化装置、符号化方法、復号化方法、符号化プログラム及び復号化プログラムに関する。
近年、デジタルカメラやMFP(Multi−Function Peripheral)などにおいて様々な画像処理が行われる様になっている。これらの画像処理は、CPUや半導体メモリなどにより構成されるハードウェアを利用したソフトウェア処理によって実現される機能である。画像処理における処理対象のデータはデータサイズが大きくなりがちの画像データであり、また、処理内容も複雑かつ大量なものになる。
したがって、画像処理を実行中に半導体メモリへのアクセス処理が大量に発生するので、このアクセス量を低減させることが画像処理の効率化へとつながる。そこで、アクセス量の低減を図るためにメモリへのアクセス処理に用いられるデータのサイズをなるべく小さくする方法として、画像データを圧縮しデータ量を減少させる方法が知られている。その一例として、離散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transform)を利用して、離散信号である画像データを周波数領域に変換し、固定長のbitに符号化するデータ処理技術が知られている。
例えばデジタルカメラにおける画像処理を想定する。この場合、光学系を介して取得した被写体像に基づくRGB画像データをYUV画像データに変換して動画圧縮処理を行ない、動画像データを記録するための画像処理を必要とする。その中でも例えば、幾何変換を利用した歪曲補正処理を実行する場合などは、メモリアクセスが大量に発生するので、画像データを固定長bit列に符号化すれば、メモリアクセス処理毎のデータ量を低減につながる。
画像データの固定長符号化を行うにあたり、周波数変換処理により出力されるDCT係数から画像中のエッジの縦、横、斜めを認識し、DCT係数のリミッタを切り替えてリミッタ処理を実行して固定長符号にする技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
RGB画像データから変換されたYUV画像データを固定長符号にする場合、当該固定長符号には、輝度成分(Y成分)と2つの色差成分(U成分、V成分)のそれぞれ対応するbit列が含まれる。したがって固定長符号のうち、元の画像に含まれているエッジが弱い部分(YUV成分のスカラー量が低量又は中量の部分)に係る輝度(Y)のDCT成分のbit長をある長さにしなければ、復号化後の画像のエッジ部分がなまった状態になる。
一方、復号化の画像データに係る画質の劣化を抑制するために、低中スカラー量に係る部分の輝度のDCT成分のbit長をある程度すると、U成分とV成分のDCT成分の(bit数)のbit長を短くしなければならない。U成分とV成分のDCT成分のbit長を短くする(データ量を少なくする)と、復号化後の画像において色の再現性が低下することになる。
また、特許文献1に開示されている技術では、DCT係数から、エッジを縦、横、斜めの大きく三種類に分けて認識している。この技術では、各エッジの特徴を十分に把握することは困難である。また、特許文献1に開示されている技術は、DCT係数を制限する制限値(リミッタ)が、DCT係数のスカラー量に関わらず一律に設定されているので、DCT係数に対するリミッタ処理が一律に行われる。この技術では、復号化後の画像に含まれるエッジの再現性に課題がある。
すなわち、特許文献1に代表される従来技術を用いても、画像処理を行うときのメモリアクセス量を低下させるために高い圧縮率を実現しつつ、画質への影響を抑制することには課題がある。
本発明は、画像処理時のメモリアクセス量を低下させるために固定長符号を用いても、元画像に対するエッジの再現性を高めることができる符号化装置を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、複数の画素を含む画像を所定の数の画素数で分割した画像ブロックを固定長符号にする符号化装置であって、前記画像ブロックを生成する画像分割手段と、前記画像ブロックに対して周波数変換処理を行い、当該画像ブロックに対応する周波数変換係数を出力する周波数変換手段と、前記画像ブロックに含まれる各画素に対応する前記周波数変換係数の絶対値が所定条件に適合する周波数変換係数を条件適合周波数変換係数として特定する条件適合周波数変換係数特定手段と、前記条件適合周波数変換係数に基づいて、前記画素に対応する前記周波数変換係数の値を個別に制限するための制限値を含む制限値群を選択する制限値選択手段と、選択された制限値群に含まれる各制限値を用いて、前記周波数変換手段により出力された周波数変換係数の値を制限する制限処理を実行する制限処理手段と、前記制限処理が実行された後の周波数変換係数を固定長符号として符号化する符号化手段と、を有し、前記制限処理手段は、前記周波数変換係数に含まれる前記条件適合周波数変換係数に対する制限処理においては、選択された前記制限値群に含まれている制限値よりも小さい値を用いて前記条件適合周波数変換係数の値を制限する、ことを特徴とする。
本発明によれば、画像処理時のメモリアクセス量を低下させるために固定長符号を用いても、元画像に対するエッジの再現性を高めることができる符号化装置を提供することを目的とする。画像処理時のメモリアクセス量を低下させるために固定長符号化を行っても、元画像への再現性を確保できる。
本発明に係る符号化装置及び復号化装置を適用可能な画像形成システムの実施形態を示す構成図。 上記画像形成システムの機能ブロック図。 本実施形態の処理対象となる画像データ(a)と固定長符号(b)の例を示す図。 本発明に係る符号化装置の機能ブロックを示す図。 本実施形態に係るDCT係数のイメージを示す図。 本実施形態に係るDCT係数であって、特定の係数を区別したイメージを示す図。 本実施形態に係る符号化装置が用いる制限値群のイメージを示す図。 本実施形態に係る符号化装置が用いる制限値のデータ構造の例を示す図。 本実施形態に係る符号化装置において生成される固定長符号のフォーマットの例を示す図。 本実施形態に係る符号化装置における固定長符号の生成のイメージを示す図。 本発明に係る復号化装置の機能ブロックを示す図。 本実施形態に係る復号化において固定長符号フォーマットからDCT係数に変換されるイメージを示す図。 本実施形態に係る符号化装置が備える画像処理ブロックの機能構成図。 本実施形態に係る符号化装置が備える可変長動画圧縮ブロックの機能構成図。 本発明に係る符号化方法及び復号化方法を含む画像処理方法の実施形態を示すフローチャート。 本発明に係る符号化方法の実施形態を示すフローチャート。 本発明に係る符号化方法の詳細な実施形態を示すフローチャート。 本発明に係る符号化方法の詳細な実施形態を示すフローチャート。 本発明に係る符号化方法に含まれるリミッタ処理のイメージを示す図。 本発明に係る復号化方法の実施形態を示すフローチャート。
[本発明の要旨]
まず、本発明の要旨について概説する。本発明に係る符号化装置は、離散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transform)を利用した周波数変換処理を適用して、画像データを固定長データに符号化する処理を行う装置である。また、本発明に係る復号化装置は当該符号化装置に対応し、固定長データを画像データに復号化させる装置である。以下、離散コサイン変換を「DCT」と表記する。また、DCTを用いた周波数変換処理により得られる係数を「DCT係数」と表記する。
本発明に係る装置では、画像データを144bitの固定長bit列に符号化する。これを用いて画像処理を行うことでメモリアクセス処理に係るデータ量を減らすことで、メモリアクセスコストを低下させる。また、画像処理を行うASIC(Applicatin Specific Integrated Circuit)に適用することで、ASICの消費電流を低下させることもでき、ASICの冷却機構の簡素化や、画像処理装置の製造コストを下げることもできる。
本発明に係る符号化装置及び復号化装置において実行される符号化方法及び復号化方法は、画像を所定の画素サイズからなる画像ブロックに分割した上で、画像ブロックごとに固定長bit列(固定長符号)への符号化を行う。本発明では、固定長符号に含まれる高スカラー(スカラー量が大きい)の画像ブロックのY(輝度)のDCT係数を復号化後の画質が補償できる範囲で、可能な限り短いbit長に抑えるようにする。
本発明に係る符号化方法及び復号化方法と同様に、DCTを利用した周波数変換処理を用いる従来技術では、例えば、画像データを8画素×8画素単位に分割した画像ブロックにDCTを利用した周波数変換処理を実行してDCT係数を得る。このDCT係数に対して特徴判定を行い、DCT係数の量子化後の固定長符号を行う前に、bit列の長さを整えるための「リミッタ処理のTYPE」を特定して、DCT係数を量子化する。量子化の後、リミッタ処理のTYPEに基づいてリミッタ処理を実行するなどの固定長符号化処理を実行する。このような従来技術では、DCT係数において縦/横/斜め方向に特徴を抽出し、DCT係数を制限するためのリミッタ処理に用いる制限値(リミッタ値)を変えながらリミッタ処理を実行する。
しかし、従来技術では、リミッタ処理において、DCT係数のスカラー量には注目していないので、DCT係数が有するスカラー量の差異(起伏)がリミッタ処理によって平坦化してしまう。その結果、そのリミッタ処理が行われた画像ブロックが有する特徴が無くなってしまい、特に高周波数を有する画像のエッジが劣化する。
この点、本発明に係る符号化装置によれば、YUV画像データに対して、DCTを利用した周波数変換処理を行ってDCT係数を算出し、これを固定長符号にしてデータアクセス処理に係るメモリアクセス量を低減させることができる。また、本発明に係る復号化装置によれば、上記符号化装置によって生成された固定長符号を復号化することで画質の劣化を抑えることができる。すなわち、本発明に係る符号化装置及び復号化装置を用いることで、メモリアクセスが大量に発生する処理(例えば、画像データに対する歪曲補正処理などの幾何変換処理)を実行するときのメモリアクセス量を少なくしつつ、復号化後の画像の再現性も確保できる。以下、これらの特徴と実現し得る実施形態について説明する。
[本発明に係る符号化装置/復号化装置を備える装置の実施形態]
本発明に係る符号化装置及び復号化装置は、例えば、画像を撮影して処理する画像処理システムに適用可能なものである。以下、本発明に係る符号化装置及び復号化装置の実施形態を説明するための画像処理システムの構成例を図1に示す。以下の説明において、本実施形態に係る画像処理システムは、被写体像を撮像して記録する機能を備えるデジタルカメラ1とする。
本実施形態に係るデジタルカメラ1は、光学系20、撮像素子30、A/Dコンバータ40、画像処理を行うプロセッサ10、メモリコントローラ50、固定長用メモリ60、動画像メモリ70、を備える。
光学系20は、光学レンズなどを備え、被写体像を撮像素子30の撮影面に結像させる。光学系20が備える光学レンズは、例えば広角レンズである。この光学レンズを二枚備えることで、180度の範囲の被写体の反射光を集光するように構成することもできる。
撮像素子30は、光学系20により集光された光を電気信号に変換して、当該画像信号を所定の時間間隔で適宜出力する光電変換素子である。撮像素子30は、例えば、CCDセンサやCMOSセンサなどの固体撮影素子を用いることができる。
A/Dコンバータ40は、撮像素子30から出力されてくる画像信号をデジタルデータ(画像データ)に変換してプロセッサ10に適宜出力する。この画像データが後段のプロセッサ10による画像処理の対象となる。
いわゆるコンピュータを構成するプロセッサ10は、例えば、ASIC(Applicatin Specific Integrated Circuit)であって、歪曲補正処理などの幾何変換処理を含む画像処理を実行する。また、プロセッサ10は、画像処理を行うにあたり、画像データの固定長符号に変換する符号化処理、固定長符号を画像データに復号化する復号化処理を実行する。
メモリコントローラ50は、プロセッサ10の処理により生成された固定長符号を一旦、固定長用メモリ60に格納するときのデータ格納動作、固定長用メモリ60に格納されている固定長符号の読出しの動作を制御する。
固定長用メモリ60は、プロセッサ10において実行される画像処理に用いられる固定長符号を、メモリコントローラ50の制御によって格納/読み出しを行う不揮発性メモリである。固定長用メモリ60には、例えば、DDR−SDRAM(Double−DataーRate Synchronous Dynamic Random Access Memory)を用いることができる。
動画像メモリ70は、プロセッサ10によって画像処理が行われて生成される動画像を記憶する不揮発性メモリである。動画像メモリ70には、例えば、フラッシュメモリを用いることができる。
[プロセッサ10の機能ブロック]
次に、プロセッサ10の機能ブロックについて詳細に説明する。図2に示すように、プロセッサ10によって構成される画像処理ブロック100は、画像処理部110と、固定長符号化部120と、歪曲補正部130と、固定長復号化部140と、可変長動画圧縮部150と、を有する。
画像処理部110は、光学系20、撮像素子30及びA/Dコンバータ40によって構成されるデータ入力部200から出力されてくる画像データをRGB画像データにする画像処理を実行する。画像処理部110は、RGB画像データを生成して固定長符号化部120に出力する。なお、画像処理部110の詳細については、後述する。
固定長符号化部120は、画像処理部110において生成されたRGB画像データに対する固定長符号化処理を実行する。したがって、固定長符号化部120によってRGB画像データが固定長符号に変換される。また、固定長符号化部120は、歪曲補正部130により生成された補正画像データ(補正後のRGB画像データ)に対して固定長符号化処理を実行する。固定長符号化部120は、補正後のRGB画像データから変換された固定長符号を一時記憶部300に転送する。このとき、歪曲補正部130から指定されたアドレスに補正後の固定長符号を書き込むように指示する。固定長符号化部120の詳細については後述する。固定長符号化部120は、本発明に係る符号化装置の実施形態である。
歪曲補正部130は、一時記憶部300に格納された補正前の固定長符号から固定長復号化部140により復号化された画像データを読み込んで、歪曲補正処理を実行する。歪曲補正部130は、歪曲補正処理によって生成された補正画像データを、固定長符号化部120に転送する。
固定長復号化部140は、歪曲補正部130から指定された固定長符号を一時記憶部300から読み出して復号化して、歪曲補正部130に転送する。また、固定長復号化部140は、補正後の固定長符号を順次読み込んで復号化し、可変長動画圧縮部150に転送する。固定長復号化部140の詳細については後述する。固定長復号化部140は、符号化装置を構成する。
可変長動画圧縮部150は、固定長復号化部140から転送されてきた補正後のRGB画像データに対し、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式の動画圧縮処理を実行する。可変長動画圧縮部150は、動画圧縮処理により生成された動画像データを、動画像メモリ70によって構成される画像データ格納部400に転送する。可変長動画圧縮部150の詳細については、後述する。
[元画像データと固定長符の例]
ここで、本実施形態に係る画像処理ブロック100における処理対象となる画像データと当該画像データに係る固定長符号の関係について、図3の模式図を用いて説明する。図3(a)は、画像処理対象となる元画像データ601を模式的に示している。元画像601データは、複数の画素により構成されている。図3(b)は、元画像データ601を所定のサイズの画素数からなる画像ブロックに分割した画像ブロックを模式的に示している。この画像ブロック毎に固定長符号化の処理が実行されることになる。
デジタルカメラ1で撮影された被写体に係る元画像データ601を、4画素×4画素の画像ブロックに分割して、図3(b)に例示するような画像ブロックを固定長符号の処理単位とする。したがって、本実施形態に係る固定長符号は、元画像データ601の4画素×4画素で構成される画像ブロックごとに生成される値に基づくものとなる。
[符号化装置の実施形態]
次に、本発明に係る符号化装置の実施形態に相当する固定長符号化部120の機能ブロックについてより詳細に説明する。図4に示すように、本実施形態に係る固定長符号化部120は、ブロック化部121と、YUV変換部122と、DCT変換部123と、3MAX位置番号生成部124と、量子化部125と、量子化テーブル126と、リミッタ部127と、リミッタテーブル128と、符号化フォーマット生成部129と、を有する。
ブロック化部121は、画像処理部110から受け取るRGB画像データを、4画素×4画素からなる画像ブロックに分割する。画像ブロックのイメージは、図3を用いて説明したとおりである。ブロック化部121は、画像分割手段に相当し、画像分割部を構成する。
YUV変換部122は、ブロック化部121から渡される画像ブロック(4画素×4画素からなる画像ブロック)のそれぞれに対して、YUV変換処理を実行する。したがって、YUV変換部122において、4画素×4画素からなるYUV画像ブロックが形成される。このYUV画像ブロックが、YUV変換部122からDCT変換部123に渡される。
DCT変換部123は、YUV画像ブロックに対し、DCTを利用した周波数変換処理を実行して、当該YUV画像ブロックに係るDCT係数を生成する。DCT変換部123は、生成したDCT係数を3MAX位置番号生成部124と、量子化部125に渡す。DCT変換部123は、周波数変換手段に相当し、周波数変換部を構成する。
ここで、DCT変換部123において生成されるDCT係数の例を模式的に示す。なおDCT係数は、水平及び垂直の2次元のコサインカーブの周波数で構成される値である。各画素の空間周波数にDCT係数で示される周波数がどの程度含まれているかによって値が異なる。図5は、本実施形態に係るあるYUV画像ブロックをDCT係数の値によって区別した例である。これをDCT係数ブロック1000とする。DCT係数ブロック1000は、4画素×4画素の各画素の領域を、輝度のDCT係数の値によって区別して表現したものである。
本実施形態では、DCT係数の値の大きさに応じて、4つのレベルで区別している。これらを、第一レベルDCT係数1001、第二レベルDCT係数1002、第三レベルDCT係数1003、第四レベルDCT係数1004とする。
直流成分(DC)に相当する領域のDCT係数を、第一レベルDCT係数1001とする。図5の例では、第一画素に相当する領域のDCT係数が第一レベルDCT係数1001になっている。
画素に含まれる交流成分(AC)が低い領域のDCT係数を、第二レベルDCT係数1002とする。図5の例では、第二画素と第五画素に相当する領域のDCT係数が第二レベルDCT係数1002になっている。
画素に含まれる交流成分(AC)が中程度の領域のDCT係数を、第三レベルDCT係数1003とする。図5の例では、第三画素、第四画素、第六〜第十画素、第十三画素と第十四画素が、第三レベルDCT係数1003になっている。
画素に含まれる交流成分が高周波の領域のDCT係数を、第四レベルDCT係数1004とする。図5の例では、第十一画素、第十二画素、第十五画素、第十六画素が、第四レベルDCT係数1004になっている。なお、第四レベルDCT係数1004は、固定長符号に含めない。
上記のように、画素ごとに区別されたDCT係数を含むDCT係数ブロック1000は、画像ブロックを構成する各画素に対応するレベルのDCT係数のパターン(配置のパターン)によって、異なる複数のパターンを有するものとなる。このような特定のDCT係数の配置パターンをもった画像ブロックが、DCT変換部123から3MAX位置番号生成部124と量子化部125に渡される。
図4に戻る。3MAX位置番号生成部124は、DCT変換部123から受け取ったDCT係数ブロック1000のうち、第三レベルDCT係数1003の絶対値を大きいものから順に並べたとき、上位3位までに相当する三個の第三レベルDCT係数1003を区別する。この「上位3位まで」が所定条件に相当する。また、3MAX位置番号生成部124は、DCT係数の絶対値が所定の上限以上かつ所定の下限未満ではない第三レベルDCT係数1003以外は、処理対象にしない。すなわち、3MAX位置番号生成部124は、所定条件において、処理対象を除外し、第三レベルDCT係数1003に該当しない絶対値のものは、これを除外して処理を行う。この区別された第三レベルDCT係数1003を、第五レベルDCT係数1005とする。この第五レベルDCT係数1005を含むDCT係数ブロック1000を、3MAXDCT係数ブロック1100とする。
たとえば、図5に示したDCT係数ブロック1000に含まれる第三レベルDCT係数1003の上位三個が、第三画素と第四画素及び第七画素に対応する領域のDCT係数だった場合、図6のような3MAXDCT係数ブロック1100を得られる。なお、3MAXDCT係数ブロック1100は、84パターンに分類される。
図7は、3MAXDCT係数ブロック1100の全パターンを例示している。なお、図7は、3MAXDCT係数ブロック1100の区別ごとのリミッタ値の例示でもある。リミッタ値については、後述する。
3MAXDCT係数ブロック1100は、第三レベルDCT係数1003のうち第五レベルDCT係数1005となるものの配置パターンによって、3MAX位置番号が「1」から「84」のいずれかに相当するものである。3MAX位置番号生成部124は、3MAXDCT係数ブロック1100に含まれている第五レベルDCT係数1005の配置パターンが、図7に含まれる84パターンの中のいずれに該当するかを特定する。そして、この特定されるものが「3MAX位置番号」としてリミッタ部127と符号化フォーマット生成部129に転送される。3MAX位置番号生成部124は、条件適合周波数変換係数特定手段に相当し、条件適合周波数変換係数特定部を構成する。
図4に戻る。量子化部125は、DCT変換部123からDCT係数を受け取り、量子化テーブル126から量子化値を読み出して、4×4のDCT係数の量子化をする。量子化部125は、量子化したDCT係数をリミッタ部127に転送する。
量子化テーブル126は、量子化値を記憶している。量子化テーブル126に記憶されている量子化値は、量子化部125によって読み出される。
リミッタ部127は、3MAX位置番号生成部124から受け取った3MAX位置番号に基づいて、リミッタテーブル128を参照し、3MAX位置番号に対応したリミッタ値を読み出す。ここで読み出されるリミッタ値は、四画素×四画素に対応して生成された四×四の係数群に対応する制限値群である。また、リミッタ部127は、量子化部125から受け取った量子化後のDCT係数に対し、リミッタ値を用いたリミッタ処理を行う。リミッタ部127は、リミッタ処理を行った量子化後のDCT係数を符号化フォーマット生成部129に転送する。リミッタ部127は、制限値群を選択する制限値選択手段に相当し、制限値選択部を構成する。また、リミッタ部127は、制限処理手段に相当し、制限処理部を構成する。
リミッタテーブル128は、3MAX位置番号と、これに紐付けられているリミッタ値を記憶している。リミッタテーブル128に記憶されているリミッタテーブルデータ2000の例を図7及ぶ図8に例示する。リミッタ値テーブルは、3MAX位置番号をインデックスとして、これに対応するリミッタ値を記憶している。リミッタ値は4×4の3MAXDCT係数ブロック1100に対応しているものである。なお、リミッタ値は、上述した、区別されたDCT係数(第一から第五)のそれぞれに対応する値として区別されてリミッタテーブル128に格納されている。
ここで、リミッタテーブルデータ2000に含まれるリミッタ値について、図7を参照しながら説明する。なお、図7において、3MAXDCT係数ブロック1100に含まれる各係数には符号は付していないが、図6に例示した各ブロックのパターン(横線、格子、斜線、塗りつぶし)に同様のパターンを用いて表記している。したがって、図7において横線パターンの係数は、第一レベルDCT係数1001に相当する。斜線パターンの係数は、第二レベルDCT係数1002に相当する。格子パターンの係数は、第三レベルDCT係数1003に相当する。塗りつぶしの係数は、第五レベルDCT係数1005に相当する。
リミッタ値は、3MAXDCT係数ブロック1100に含まれる各DCT係数に基づいて、以下のように個別に設定される。第一レベルDCT係数1001は、直流成分(DC)であるから、最もリミッタレベルを高くし、bit長を短くしないように設定されている。第二レベルDCT係数1002は、交流成分(AC)で一番低い波形であるから、二番目にリミッタレベルを高くし、bit長をあまり短くしないように設定されている。第三レベルDCT係数1003は、交流成分が中くらいの波形であるから、DCT係数のスカラー量が大きくない。そこで、第三レベルDCT係数1003は、最もリミッタレベルを高くし、bit長を短くするように設定されている。第五レベルDCT係数1005は、交流成分(AC)が中くらいの波形であって、DCT係数のスカラー量は大きくない。そこで、第五レベルDCT係数1005は、中度のリミッタレベルとし、bit長を少し短くするように設定されている。なお、第四レベルDCT係数1004は、高周波であるかた固定長符号には含めない。したがって、リミッタ値は設定されていない。
符号化フォーマット生成部129は、リミッタ部127から渡された、リミッタ処理後のDCT係数を、図9に例示するような形式に変換するフォーマット変換処理を行う。符号化フォーマット生成部129は、フォーマット変換処理によって生成された固定長符号を、一時記憶部300を構成する固定長用メモリ60に記憶させる。符号化フォーマット生成部129は、符号化手段に相当する。
図9は、本実施形態に係る固定長符号のフォーマット(固定長符号化フォーマット)を例示している。図9に示すように、3MAX位置番号を示すbit(7bit)と、輝度のDCT係数に対応するbit(97bit)と、U成分のDCT係数に対応するbit(20bit)と、V成分のDCT係数に対応するbit(20bit)から構成される。本実施形態に係る固定長符号は、144bitから構成される。
図10は、符号化フォーマット生成部129において、リミッタ部127から渡されたDCT係数を、図9に示したフォーマットに基づいて固定長符号に変換した場合の例を示している。図10(a)、図10(b)、図10(c)はそれぞれ、異なる3MAX位置番号に対応する3MAXDCT係数ブロック1100に対するリミッタ処理後の係数ブロックに基づく固定長符号を例示している。符号化フォーマット生成部129は、図10に示すように各ブロックのDCT係数を並び替えて、3MAX位置番号に基づいて符号化フォーマットを決定し、図10に示したフォーマットの固定長を生成する。なお、図10に示す3MAXDCT係数ブロック1100内の数字は、固定長符号におけるbit列の位置との対応を例示するために便宜上表記した数字である。
図10(a)は、図7に示した3MAXDCT係数ブロック1100のおける、3MAX位置番号が「1」のものに対し、リミッタ部127においてリミッタ処理が行われたものを例示している。DCT係数のレベルによって有効なbit長が異なる。例えば、第一レベルDCT係数1001は11bit、第二レベルDCT係数1002は10bit、第五レベルDCT係数1005は8bit、第三レベルDCT係数1003は7bitが有効なbit長である。
図10(a)に係る符号化フォーマットは、図9に示したものと同様であって、各DCT係数ブロックをレベル毎に格納している。以上のように、符号化フォーマット生成部129は、3MAX位置番号に対応したリミッタ処理が行われた画素ブロックのDCT係数に対する符号化処理を実行する。
[復号化装置の実施形態]
続いて、本発明に係る復号化装置の実施形態に相当する固定長復号化部140の詳細な機能ブロックについて図11を用いて説明する。図11に示すように、本実施形態に係る固定長復号化部140は、符号解析部141と、DCT係数ソート部142と、逆量子化部143と、逆量子化テーブル144と、逆DCT変換部145と、RGB変換部146と、逆ブロック化部147と、を有する。
符号解析部141は、一時記憶部300から読み出した図9に示したフォーマットからなる固定長符号を読み出して、3MAX位置番号と各DCT係数に対応するbit列から、それぞれDCT係数の値を特定し、DCT係数ソート部142に転送する。符号解析部141は、符号解析手段に相当する。
DCT係数ソート部142は、3MAX位置番号から輝度のDCT係数を変換し、逆量子化部143に輝度のDCT係数を転送する。DCT係数ソート部142は、符号解析部141において特定された第三レベルDCT係数1003の配置パターンと、解析された各周波数変換係数に基づいて、画像ブロックに対応した配列を有する周波数変換係数を生成する。DCT係数ソート部142は、周波数変換係数生成手段に相当し、周波数変換係数生成部を構成する。
DCT係数ソート部142における処理について、図12を用いて説明する。図12は、図10に示した図とは逆に、固定長フォーマットのbit列から、3MAX位置番号を抽出し、固定長符号から3MAXDCT係数ブロック1100へ変換する様子を例示している。DCT係数ソート部142は、図12に示すように、固定長フォーマットから3MAXDCT係数ブロック1100への変換を行い、変換された3MAXDCT係数ブロック1100を逆量子化部143に転送する。
逆量子化部143は、3MAXDCT係数ブロック1100に含まれる輝度のDCT係数と、U成分のDCT係数及びV成分のDCT係数に対し、逆量子化テーブル144から読み出した逆量子化値を用いて逆量子化処理を実行する。逆量子化部143は、逆量子化処理の結果を、逆DCT変換部145に転送する。逆量子化部143は、逆量子化手段に相当する。
逆量子化テーブル144には、DCT係数を量子化するための量子化値が格納されている。
逆DCT変換部145は、逆量子化部143から渡された「逆量子化処理の結果として得られた輝度、U成分、V成分のDCT係数」に基づいて逆DCT変換処理を実行する。これによって、YUV画像データが得られるので、このYUV画像データをRGB変換部146に転送する。逆DCT変換部145は、逆周波数変換処理手段に相当し、逆周波数変換処理部を構成する。
RGB変換部146は、転送されてきたYUV画像データに対するRGB画像データへの変換処理を実行する。RGB変換部146によって、4画素×4画素の画素ブロックからなるRGB画像データが出力される。
逆ブロック化部147は、RGB変換部146から渡された画素ブロックを2次元の画像データに展開して、RGB画像データを生成する。逆ブロック化部147は、生成したRGB画像データを一時記憶部300に転送する。逆ブロック化部147は、画像ブロック統合手段に相当し、画像ブロック統合部を構成する。
[画像処理部110の詳細な機能ブロック]
ここで、本実施形態に係る画像処理部110の詳細な機能ブロックについて図13を用いて説明する。図13に示すように、画像処理部110は、Byaer補正処理部111と、フィルタ処理部112と、を有する。
Byaer補正処理部111は、データ入力部200から画像データを受け取り、ベイヤー型の画像を読み込み補正して通常のRGB値を生成する。
フィルタ処理部112は、Byaer補正処理部111において生成されたRGB画像データにフィルタ処理を実行する。フィルタ処理後のRGB画像データは、固定長符号化部120に転送される。
[可変長動画圧縮部150の詳細な機能ブロック]
次に、本実施形態に係る可変長動画圧縮部150の詳細な機能ブロックについて、図14を用いて説明する。図14に示すように、可変長動画圧縮部150は、動き検索部151と、DCT部152と、量子化処理部153と、可変長符号化部154と、逆量子化処理部155と、逆DCT部156と、動き補償部157と、を有する。
動き検索部151は、固定長復号化部140から受け取った画像データと、動き補償部157からの相関が最も高い前フレームのブロックとの差分データを算出する。
DCT部152は、動き検索部151で算出された差分データを空間周波数に変換し、量子化処理部153に転送する。
量子化処理部153は、周波数変換済みのDCTデータを量子化し、可変長符号化部154に転送する。
可変長符号化部154は、量子化処理部153で生成された量子化データを可変長符号化して圧縮符号を生成する。可変長符号化部154は、生成した圧縮符号を画像データ格納部400に格納する。
逆量子化処理部155は、量子化処理部153で生成された、「量子化されたブロック」に対し、逆量子化処理を実行する。逆量子化処理部155は、処理結果を、逆DCT部156に転送する。
逆DCT部156は、逆量子化処理部155から渡された逆量子化データに対して、逆周波数変換処理を実行する。逆DCT部156は、逆周波数変換処理による処理結果を動き補償部157に転送するする。
動き補償部157は、動き補償した前フレームのマクロブロックに、逆DCT部156から渡された差分データを加算して参照フレームを作成する。動き補償部157は、参照フレームを動き検索部151に転送する。
[符号化方法及び復号化方法の実施形態]
次に、本発明に係る符号化方法及び復号化方法の実施形態について説明する。図15は、上記にて説明をしたデジタルカメラ1の動作の流れを例示している。本実施形態に係る符号化方法と復号化方法は、デジタルカメラ1のような画像処理装置において実行される一連の画像処理の中で行われる。
まず、光学系20を介して被写体の反射光を撮像素子30の撮像面に集光させ、撮像素子30から出力される画像信号を取り込む(S1501)。続いて、A/Dコンバータ40によって、画像信号が画像データに変換されてプロセッサ10に入力される(S1502)。続いて、プロセッサ10において画像データ処理が実行される(S1503)。画像データ処理の詳細は後述する。プロセッサ10における画像データ処理によって動画像データが生成されて出力され、動画像メモリ70に格納される(S1504)。
[画像データ処理の詳細]
S1503における画像データ処理において、本発明に係る符号化方法及び復号化方法は適用される。したがって、当該画像データ処理を実行する画像処理プログラムに、本発明に係る符号化プログラム及び復号化プログラムが含まれる。以下、画像データ処理(S1503)の詳細について説明しつつ、符号化方法及び復号化方法、符号化プログラム及び復号化プログラムの実行についても言及する。
図16は、S1503における画像データ処理の詳細な流れを示すフローチャートである。まず、固定長符号化部120においてRGB画像データが固定長符号に符号化される(S1601)。生成された固定長符号は、一時記憶部300に一旦格納される(S1602)。続いて、一旦格納されている固定長符号を歪曲補正部130の指示に基づいて固定長復号化部140が読み出す(S1603)。
続いて、固定長復号化部140が、固定長符号を復号化する(S1604)。固定長符号からYUV画像データに復号化されたものを用いて、歪曲補正部130が歪曲補正処理を実行する(S1605)。
歪曲補正処理が行われたYUV画像データに対し、再度、固定長符号化処理が行われる(S1606)。生成された固定長符号は、一時記憶部300に一旦格納される(S1607)。続いて、一旦格納されている固定長符号を可変長動画圧縮部150の指示に基づいて固定長復号化部140が読み出す(S1608)。
続いて、固定長復号化部140が、固定長符号を復号化する(S1609)。固定長符号からYUV画像データに復号化されたものを用いて、可変長動画圧縮部150が動画像データを生成する(S1610)。続いて、生成された動画像データを画像データ格納部400に格納する(S1611)。
次に、固定長符号化処理(S1601、S1606)における詳細な処理の流れについて、図17のフローチャートを用いながら説明する。
まず、画像処理部110によって生成されたRGB画像データをメモリから読み出して、ブロック化部121において、4画素×4画素の画像ブロックを生成し、YUV変換部122に対して順次出力する(S1701)。
続いて、YUV変換部122は、画像ブロックのそれぞれに対し、RGB形式からYUV形式に変換するYUV変換処理を実行し、生成したYUV画像データをDCT変換部123に転送する(S1702)。
続いて、S1702においてYUV形式に変換された4画素×4画素のYUV画像ブロックに対し、DCT変換部123が離散コサイン変換(DCT)を利用した周波数変換処理を実行する(S1703)。DCT変換部123は、周波数変換処理により生成したDCT係数を3MAX位置番号生成部124と量子化部125に転送する。
続いて、生成された周波数変換係数(DCT)係数に対し、3MAX位置番号生成部124,量子化部125,リミッタ部127によるDCT形成制限処理が行われる(S1704)。DCT制限処理の詳細は後述する。
最後に、符号化フォーマット生成部129において、固定長符号生成処理が実行される(S1705)。固定長符号生成処理の詳細は、図9及び図10を用いながら説明をした符号化フォーマット生成部129の動作によるものである。
次に、DCT係数制限処理(S1704)の詳細について、図18のフローチャートを用いながら説明する。まず、DCT変換処理(S1703)において、図5において例示したDCT係数ブロック1000が生成されたものとする。これに対し、各ブロックのDCT係数の値に基づいて、各ブロックが、どのレベルのDCT係数に相当するかを判断する(S1801)。
続いて、3MAX位置番号生成部124が、第三レベルDCT係数1003に相当するDCT係数の絶対値が大きいものから順に並べ、その上位3つに相当する第三レベルDCT係数1003を特定する(S1802)。
続いて、上位3つに相当する第三レベルDCT係数1003を、第五レベルDCT係数1005とする(図6参照)。そして、第五レベルDCT係数1005の配置パターンが、図7に示したいずれのパターンに合致するかを判定し、合致したパターンの「3MAX位置番号」を特定する(S1803)。特定された3MAX位置番号はリミッタ部127と符号化フォーマット生成部129に転送される。
また、DCT変換処理(S1703)において、生成されたDCT係数ブロック1000に含まれるDCT係数に対して、量子化部125が量子化処理を実行する(S1804)。S1804において、量子化部125は、量子化テーブル126を参照して量子化値を特定し、DCT係数ブロック1000に含まれるDCT係数の量子化を行う。量子化したDCT係数は、リミッタ部127に転送される。
続いて、リミッタ部127において、DCT係数を制限するリミッタ処理が実行される(S1805)。ここで、リミッタ処理(S1805)の効果について詳細について説明する。図19は、リミッタ部127において実行される制限処理(S1805)の効果を説明するイメージ図である。図19において、各画素に対応する位置に表記されている数字はDCT係数の例示である。
図19(a)から(d)は、従来技術を用いてDCT係数の制限処理を行う場合を想定した比較例を示している。図19(e)から(h)は、本発明に係る符号化処理における制限処理を行った場合の例である。
図19(a)と図19(e)は、それぞれ量子化前のDCT係数を例示している。図19(e)に示すように、第三レベルDCT係数1003の一部が、第五レベルDCT係数1005とされている。
これらに対し量子化処理を実行したものが図19(b)と図19(f)である。そして、これらに対してリミッタ処理を実行したものが図19(c)と図19(g)である。最後にこれらに対して逆量子化処理を行ったものが図19(d)と図19(h)である。各図に示されている量子化前のDCT係数の値と、量子化後のDCT係数の値を参照すると、比較例では、第三レベルDCT係数1003の値が大きく変化しているところ、本発明に係るものは、その変化が小さい。すなわち、本発明に係る方法であれば、固定長符号に圧縮した場合であっても、画像のエッジの再現性や色の再現性が高い。つまり、画像処理を実行するときの処理対象データを固定長符号にすることで、メモリへのアクセス量を減らし、処理の効率化を図るとともに、処理後の画像の質を高いレベルで維持できる。
本実施形態に係る量子化部125では、第三レベルDCT係数1003に対しては、3bitシフト、第一レベルDCT係数1001に対してはシフトなし、第二レベルDCT係数1002に対しては1bitシフト、第五レベルDCT係数1005に対しては、2bitシフト、第四レベルDCT係数1004の値はゼロにする。なお、量子化部125におけるbitシフト処理は、すべて右シフトである。なお、逆量子化部143において実行される逆量子化処理においては、各レベルのDCT係数に対して同様に左シフト処理を行う。
また、本実施形態に係るリミッタ部127では、第五レベルDCT係数1005の値が「63」以上の場合は、DCT係数の値を「63」に制限する。また、第二レベルDCT係数1002及び第一レベルDCT係数1001については、DCT係数の値に関わらず制限はしない。また、第五レベルDCT係数1005については、DCT係数の値が「127」以上の場合は、値を「127」に制限する。
以上のように、本実施形態に係る符号化方法では、特にDCT係数制限処理(S1704)において、量子化前の第三レベルDCT係数1003の内、スカラー量が上位三位までのものである第五レベルDCT係数1005に対して、リミッタ値を大きく設定している。これによって、逆量子化処理後も量子化前の値との差が小さく、特にスカラーが大きいDCT係数の特徴が維持されている。これに対し、比較例は、第三レベルDCT係数1003の部分が平坦化してしまい、特徴が消えている。
次に、固定長復号化処理(S1604、S1609)における詳細な処理の流れについて、図20のフローチャートを用いながら説明する。
まず、符号解析部141が一時記憶部300から該当する固定長符号を読み出し、解析して、3MAX位置番号と、各DCT係数にbit列を区別して、DCT係数ソート部142に転送する(S2001)。
続いて、DCT係数ソート部142が、3MAX位置番号に基づいて図12に例示したように、輝度のDCT係数への変換を行い、逆量子化部143に転送する(S2002)。
続いて、逆量子化部143が、逆量子化テーブル144を参照して、DCT係数ソート部142から転送されてきた量子化された輝度、U成分、Y成分、のDCT係数に対して、逆量子化処理を実行し、結果を逆DCT変換部145に転送する(S2003)。
続いて、逆DCT変換部145が、転送されてきたDCT係数に基づいて逆DCT変換を行い、YUV画像データを生成する。生成したYUV画像データはRGB変換部146に転送される(S2004)。
続いて、RGB変換部146は、転送されてきたYUV画像データをRGB画像データに変換する(S2005)。最後に、画像ブロックからなるRGB画像データ(4×4画素の画像ブロック)を、二次元データに展開したRGB画像データを生成し、一時記憶部300に転送する(S2006)。
以上のように、DCT係数のスカラー量に基づいて、所定の画像ブロックに相当するDCT係数を制限する処理を制御して、これを固定長符号にし、上記のように復号化することで、画像の質の低下を抑制しながら、高い圧縮率をもってデータ量を低減させることができる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、その技術的要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能である。そのような変形例も、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 :デジタルカメラ
10 :プロセッサ
20 :光学系
30 :撮像素子
40 :A/Dコンバータ
50 :メモリコントローラ
60 :固定長用メモリ
70 :動画像メモリ
100 :画像処理ブロック
110 :画像処理部
111 :Byaer補正処理部
112 :フィルタ処理部
120 :固定長符号化部
121 :ブロック化部
122 :YUV変換部
123 :DCT変換部
124 :3MAX位置番号生成部
125 :量子化部
126 :量子化テーブル
127 :リミッタ部
128 :リミッタテーブル
129 :符号化フォーマット生成部
130 :歪曲補正部
140 :固定長復号化部
141 :符号解析部
142 :DCT係数ソート部
143 :逆量子化部
144 :逆量子化テーブル
145 :逆DCT変換部
146 :RGB変換部
147 :逆ブロック化部
150 :可変長動画圧縮部
151 :動き検索部
152 :DCT部
153 :量子化処理部
154 :可変長符号化部
155 :逆量子化処理部
156 :逆DCT部
157 :動き補償部
200 :データ入力部
300 :一時記憶部
400 :画像データ格納部
601 :元画像データ
特開2004−112345号公報

Claims (10)

  1. 複数の画素を含む画像を所定の数の画素数で分割した画像ブロックを固定長符号にする符号化装置であって、
    前記画像ブロックを生成する画像分割手段と、
    前記画像ブロックに対する周波数変換処理を行い、当該画像ブロックに対応する周波数変換係数を出力する周波数変換手段と、
    前記画像ブロックに含まれる各画素に対応する前記周波数変換係数の絶対値が所定条件に適合する周波数変換係数を条件適合周波数変換係数として特定する条件適合周波数変換係数特定手段と、
    前記条件適合周波数変換係数に基づいて、前記画素に対応する前記周波数変換係数の値を個別に制限するための制限値を含む制限値群を選択する制限値選択手段と、
    選択された制限値群に含まれる各制限値を用いて、前記周波数変換手段により出力された周波数変換係数の値を制限する制限処理を実行する制限処理手段と、
    前記制限処理が実行された後の周波数変換係数を固定長符号として符号化する符号化手段と、
    を有し、
    前記制限処理手段は、前記周波数変換係数に含まれる前記条件適合周波数変換係数に対する制限処理においては、選択された前記制限値群に含まれている制限値よりも小さい値を用いて前記条件適合周波数変換係数の値を制限する、
    ことを特徴とする符号化装置。
  2. 条件適合周波数変換係数特定手段は、所定の上限以上かつ所定の下限未満の周波数変換係数の絶対値を並べ替えの対象から除外したものを条件適合周波数変換係数の対象とする、
    請求項1に記載の符号化装置。
  3. 前記条件適合周波数変換係数特定手段は、前記所定条件として、前記絶対値が大きいものから順に三個の周波数変換係数を条件適合周波数変換係数として特定する、
    請求項1又は2に記載の符号化装置。
  4. 前記符号化手段は、前記周波数変換係数に含まれる前記条件適合周波数変換係数のパターンに基づいて、前記制限処理が実行された周波数変換係数の固定長符号化フォーマットを決定し、当該固定長符号化フォーマットに基づいて前記周波数変換係数を固定長符号にする、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の符号化装置。
  5. 前記符号化が固定長符号化フォーマットの決定に用いる前記条件適合周波数変換係数のパターンは、前記条件適合周波数変換係数に対応する前記画素の配置である、
    請求項4に記載の符号化装置。
  6. 複数の画素を含む画像を所定の数の画素数で分割した画像ブロックに対応する固定長符号を前記画像に復号化する復号化装置であって、
    前記固定長符号を解析し、当該固定長符号に係るパターンを特定し、当該固定長符号に含まれる各周波数変換係数を特定する符号解析手段と、
    前記符号解析手段において特定された前記パターンと、特定された前記周波数変換係数に基づいて、前記画像ブロックに対応した配列を有する周波数変換係数を生成する周波数変換係数生成手段と
    前記符号解析手段において特定された前記パターンに基づいて逆量子化テーブルを選択し、当該逆量子化テーブルにより前記周波数変換係数に対する逆量子化処理を行う逆量子化手段と、
    前記逆量子化手段において生成される周波数変換係数に対して逆周波数変換処理を行い、当該周波数変換係数に係る画像ブロックを生成する逆周波数変換処理手段と、
    前記逆周波数変換処理手段において生成された前記画像ブロックを統合して画像を生成する画像ブロック統合手段と、
    を有することを特徴とする復号化装置。
  7. 複数の画素を含む画像を所定の数の画素数で分割した画像ブロックにし、
    前記画像ブロックに対する周波数変換処理を行い、
    当該画像ブロックに対応する周波数変換係数を出力し、
    前記画像ブロックに含まれる各画素に対応する前記周波数変換係数の絶対値が所定条件に適合する周波数変換係数を条件適合周波数変換係数として特定し、
    前記条件適合周波数変換係数に基づいて、前記画素に対応する前記周波数変換係数の値を個別に制限するための制限値を含む制限値群を選択し、
    選択された制限値群に含まれる各制限値を用いて、前記周波数変換係数の値を制限する制限処理を実行するに当たり、前記周波数変換係数に含まれる前記条件適合周波数変換係数に対する制限処理においては、選択された前記制限値群に含まれている制限値よりも小さい値を用いて前記条件適合周波数変換係数の値を制限し、
    前記制限処理が実行された後の周波数変換係数を固定長符号として符号化する、
    ことを特徴とする符号化方法。
  8. 複数の画素を含む画像を所定の数の画素数で分割した画像ブロックに対応する固定長符号を解析し、
    当該固定長符号に係るパターンを特定し、
    当該固定長符号に含まれる各周波数変換係数を特定し、
    特定された前記パターンと、特定された前記周波数変換係数に基づいて、前記画像ブロックに対応した配列を有する周波数変換係数を生成し、
    特定された前記パターンに基づいて逆量子化テーブルを選択し、
    当該逆量子化テーブルにより前記周波数変換係数に対する逆量子化処理を実行し、
    前記逆量子化処理において生成される周波数変換係数に対して逆周波数変換処理を行い、
    当該周波数変換係数に係る画像ブロックを生成し、
    生成された前記画像ブロックを統合して画像を生成する、
    ことを特徴とする復号化方法。
  9. コンピュータにおいて、複数の画素を含む画像を所定の数の画素数で分割した画像ブロックを固定長符号にする処理を実行させる符号化プログラムであって、
    前記画像ブロックを生成する画像分割部と、
    前記画像ブロックに対する周波数変換処理を行い、当該画像ブロックに対応する周波数変換係数を出力する周波数変換部と、
    前記画像ブロックに含まれる各画素に対応する前記周波数変換係数の絶対値が所定条件に適合する周波数変換係数を条件適合周波数変換係数として特定する条件適合周波数変換係数特定部と、
    前記条件適合周波数変換係数に基づいて、前記画素に対応する前記周波数変換係数の値を個別に制限するための制限値を含む制限値群を選択する制限値選択部と、
    選択された制限値群に含まれる各制限値を用いて、前記周波数変換部により出力された周波数変換係数の値を制限する制限処理を実行する制限処理部と、
    前記制限処理が実行された後の周波数変換係数を固定長符号として符号化する符号化部と、
    を含み、
    前記制限処理部は、前記周波数変換係数に含まれる前記条件適合周波数変換係数に対する制限処理においては、選択された前記制限値群に含まれている制限値よりも小さい値を用いて前記条件適合周波数変換係数の値を制限する、
    処理を実行させることを特徴とする符号化プログラム。
  10. コンピュータにおいて、複数の画素を含む画像を所定の数の画素数で分割した画像ブロックに対応する固定長符号を前記画像に復号化する処理を実行させる復号化プログラムであって、
    前記固定長符号を解析し、当該固定長符号に係るパターンを特定し、当該固定長符号に含まれる各周波数変換係数を特定する符号解析部と、
    前記符号解析部において特定された前記パターンと、特定された前記周波数変換係数に基づいて、前記画像ブロックに対応した配列を有する周波数変換係数を生成する周波数変換係数生成部と
    前記符号解析部において特定された前記パターンに基づいて逆量子化テーブルを選択し、当該逆量子化テーブルにより前記周波数変換係数に対する逆量子化処理を行う逆量子化部と、
    前記逆量子化部において生成される周波数変換係数に対して逆周波数変換処理を行い、当該周波数変換係数に係る画像ブロックを生成する逆周波数変換処理部と、
    前記逆周波数変換処理部において生成された前記画像ブロックを統合して画像を生成する画像ブロック統合部と、
    を含む処理を実行させることを特徴とする復号化プログラム。
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