JP2020088115A - 圧電デバイス製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バイパス配線および接続配線の各幅が好適に設計され、かつ、圧電素子の信頼性が高い圧電デバイスを製造できる圧電デバイス製造方法を提供する。【解決手段】圧電デバイス製造方法は、振動板の第1領域に配置される第1電極と、前記振動板のうち前記第1領域とは異なる第2領域に配置されかつ第1スリットを有する第1バイパス配線と、前記第1領域および前記第2領域にわたって配置されかつ前記第1電極と前記第1バイパス配線とを接続する第1接続配線と、を形成する第1電極形成工程と、前記第1電極、前記第1バイパス配線および前記第1接続配線を覆うように、圧電体層を形成する圧電体層形成工程と、前記圧電体層のうち前記平面視で前記第1電極と重なる部分が残るように、前記圧電体層の一部を除去して圧電体を形成する圧電体形成工程と、前記圧電体の上に第2電極を形成する第2電極形成工程と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、圧電デバイス製造方法に関する。
従来、振動板上に第1電極、圧電体層および第2電極が順に積層されて成る圧電素子を複数備える、超音波デバイスなどの圧電デバイスが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の超音波デバイスでは、グループ化された複数の圧電素子毎に、共通のバイパス配線(配線部)が電気的に接続されている。バイパス配線は、振動板において圧電素子が配置された振動領域を迂回するように配置されており、各圧電素子に対して接続配線(接続部)を介して電気的に接続されている。バイパス配線は、自身の電気抵抗を下げるために幅広に形成されている一方、接続配線は、振動領域の可撓性を損なわないように幅狭に形成されている。つまり、バイパス配線の幅が接続配線の幅よりも広くなっている。
特開2018−107571号公報
特許文献1に記載の圧電デバイスを製造する場合、いわゆるゾルゲル法によって圧電体層を形成し、エッチング法により圧電体層の不要部分(圧電素子の形成領域外の部分)を除去することが一般的である。
しかし、ゾルゲル法により圧電体層を形成する際、バイパス配線と接続配線との幅の違いに起因して、これらの上に形成される圧電体層の厚みが不均一になる。具体的には、ゾルゲル法において用いられる圧電材料溶液は、液体の性質により、振動膜上の凸状部分から凹状部分に向かって液だれを生じる。接続配線により形成される凸状部分の幅の方が、バイパス配線により形成される凸状部分の幅よりも小さい場合、接続配線上から液だれする比率の方が、バイパス配線上から液だれする比率よりも大きくなる。よって、バイパス配線上に形成される圧電体層の厚みは、接続配線上に形成される圧電体層の厚みよりも厚くなる。このため、圧電体層をエッチングする際、バイパス配線上に形成された部分を完全に除去しようとすると、接続配線上に形成された部分がオーバーエッチングされ、接続配線が損傷を受けてしまう。これにより、接続配線に亀裂等が発生しやすくなり、圧電デバイスの信頼性が低下してしまう。
本発明の圧電デバイス製造方法は、開口部を有する基板と重なるように設けられた振動板のうち、前記基板の厚み方向からみた平面視で前記開口部と重なる第1領域に配置される第1電極と、前記振動板のうち前記第1領域とは異なる第2領域に配置されかつ第1スリットを有する第1バイパス配線と、前記第1領域および前記第2領域にわたって配置されかつ前記第1電極と前記第1バイパス配線とを接続する第1接続配線と、を形成する第1電極形成工程と、前記第1電極、前記第1バイパス配線および前記第1接続配線を覆うように、圧電体層を形成する圧電体層形成工程と、前記圧電体層のうち前記平面視で前記第1電極と重なる部分が残るように、前記圧電体層の一部を除去して圧電体を形成する圧電体形成工程と、前記圧電体の上に第2電極を形成する第2電極形成工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の圧電デバイス製造方法において、前記第1スリットは、前記第1バイパス配線の配線方向に沿って延びた形状を有することが好ましい。
本発明の圧電デバイス製造方法において、前記第1バイパス配線のうち、当該第1バイパス配線の幅方向における各端部から前記第1スリットまでの長さは、前記第1接続配線の幅との差が所定範囲内であることが好ましい。
本発明の圧電デバイス製造方法において、前記第1電極形成工程によって形成される前記第1バイパス配線は、配線方向に沿って断続的に配置された複数の前記第1スリットを有することが好ましい。
本発明の圧電デバイス製造方法において、前記第1バイパス配線のうち、配線方向において2つの前記第1スリットに挟まれる部位の長さは、前記第1接続配線の幅との差が所定範囲内であることが好ましい。
本発明の圧電デバイス製造方法において、前記第1電極形成工程は、前記振動板の前記第2領域に配置されかつ第2スリットを有する第2バイパス配線を、さらに形成し、前記第2電極形成工程は、前記第1領域および前記第2領域にわたって配置されかつ前記第2電極と前記第2バイパス配線とを接続する第2接続配線を、さらに形成することが好ましい。
本発明の圧電デバイス製造方法において、前記第2スリットは、前記第2バイパス配線の配線方向に沿って延びた形状を有することが好ましい。
本発明の圧電デバイス製造方法において、前記第2バイパス配線のうち、当該第2バイパス配線の幅方向における各端部から前記第2スリットまでの長さは、前記第1接続配線の幅との差が所定範囲内であることが好ましい。
本発明の圧電デバイス製造方法において、前記第1電極形成工程によって形成される前記第2バイパス配線は、配線方向に沿って断続的に配置された複数の前記第2スリットを有することが好ましい。
本発明の圧電デバイス製造方法において、前記第2バイパス配線のうち、配線方向において2つの前記第2スリットに挟まれる部位の長さは、前記第1接続配線の幅との差が所定範囲内であることが好ましい。
第1実施形態に係る圧電デバイスの概略構成を示す平面図。 図1の一部を示す拡大図。 図2のA−A線に対応した圧電デバイスの断面図。 図2のB−B線に対応した圧電デバイスの断面図。 第1実施形態の圧電デバイスの製造方法を説明するフローチャート。 第1実施形態の圧電デバイスの製造段階を説明する模式図。 第1実施形態の圧電デバイスの製造段階を説明する模式図。 第2実施形態に係る超音波センサーの概略構成を示すブロック図。 第1実施形態に係る圧電デバイスの変形例を示す図。 第1実施形態に係る圧電デバイスの変形例を示す図。
[第1実施形態]
本発明の一実施形態に係る圧電デバイス10について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、圧電デバイス10の一部を厚み方向から見た平面図であり、図2は、図1の一部を示す拡大図である。図3は、図2のA−A線に対応した圧電デバイス10の断面図であり、図4は、図2のB−B線に対応した圧電デバイス10の断面図である。
(圧電デバイスの全体構成)
圧電デバイス10は、基板1と、基板1の一方側の面に設けられた振動板2と、振動板2に設けられた複数の圧電素子3と、これらの圧電素子3を覆うように振動板2に接続された封止板4と、を備えている。なお、図1および図2では、封止板4の図示を省略している。
以降の説明にあたり、基板1の厚み方向をZ方向とし、Z方向に直交する2軸方向をそれぞれY方向およびX方向とする。
基板1は、シリコン等の半導体基板である。基板1には、基板1をZ方向に貫通する複数の開口部11が設けられている。開口部11は、X方向に沿って複数配置されており、開口部11のY方向に沿った長さ寸法は、開口部11のX方向に沿った長さ寸法に比べて大きく設定されている。
基板1のうち、開口部11を囲う部分を壁部12という。壁部12は、X方向に隣り合う開口部11を区画している。
基板1の開口部11内、すなわち、壁部12に囲まれる空間内には、シリコーン樹脂等による減衰層13が充填されている。この減衰層13は、後述する振動板2の振動が収束するまでの時間を短縮すると共に、後述する振動領域Ar同士の間の振動伝播(クロストーク)を抑制する機能を有する。
なお、開口部11に対する減衰層13の充填量は任意に設定可能であり、減衰層13が開口部11の全てを埋めていなくてもよい。または、開口部11に減衰層13が充填されていなくてもよい。
振動板2は、例えば酸化シリコンおよび酸化ジルコニウムによる積層体である。振動板2は、基板1の開口部11を塞ぐように、基板1の一方側の面に設けられている。換言すると、振動板2は、基板1の壁部12により支持されている。振動板2のZ方向の厚み寸法は、基板1に対して十分小さい厚み寸法となる。
以下、振動板2のうち、Z方向の一方側の面を第1面2Aとし、Z方向の他方側の面を第2面2Bとする。振動板2の第1面2Aには、基板1が接しており、振動板2の第2面2Bには、複数の圧電素子3がアレイ状に設けられている。
封止板4は、振動板2上の複数の圧電素子3を収容するように設けられた複数の溝41を有しており、複数の圧電素子3毎に周囲の空間を封止している。
また、封止板4には、後述する第1電極端子31Pや第2電極端子33Pに接続する配線(FPC等)を挿通させるための貫通孔(図示略)が設けられている。
封止板4は、溝41の底部側から振動板2側に突出した複数の隔壁42を有する。複数の隔壁42は、それぞれX方向に沿って延びており、Y方向に沿って所定間隔をあけて並んでいる。各隔壁42は、Y方向に隣り合う圧電素子3同士の間において、振動板2の第2面2Bに他部材(後述するバイパス配線51等)を介して接続している。
ここで、振動板2の第1面2A側には、基板1の壁部12が接続し、振動板2の第2面2B側には、封止板4の隔壁42が接続している。これにより、振動板2のうち、Z方向から見た平面視において、開口部11と重なる領域であって、かつ、平面視において壁部12および隔壁42によって周囲を囲われる各領域は、振動可能な振動領域Arとなる。換言すると、振動板2において、Y方向に隣り合う振動領域Arの間に壁部12が接している一方、X方向に隣り合う振動領域Arの間に隔壁42が接している。
なお、振動板2の振動領域Arは、本発明の第1領域に相当し、振動板2のうち振動領域Ar以外の領域は、本発明の第2領域に相当する。
圧電素子3は、第1電極31、圧電体32および第2電極33を有しており、これらは、振動板2の振動領域Arの第2面2B上に順に積層されている。第1電極31および第2電極33は、例えばイリジウムやチタン等の導電性層(単層または複層)によって構成され、圧電体32は、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)によって構成される。
圧電素子3は、振動板2の振動領域Ar毎に設けられており、振動領域Arと圧電素子3との組み合わせにより、1つの超音波トランスデューサーTrが構成される。本実施形態の圧電デバイス10には、Y方向およびX方向に沿って複数の超音波トランスデューサーTrがマトリクス状に配置されている。
超音波トランスデューサーTrでは、第1電極31および第2電極33の間に所定周波数のパルス波電圧が印加されることにより、圧電体32が撓んで振動領域Arが振動し、これにより超音波が送信される。
また、圧電デバイス10に向かって伝播した超音波が振動板2の振動領域Arを振動させると、当該振動領域Arにおける圧電体32の上下で電位差が発生する。このため、第1電極31および第2電極33間に発生する電位差を検出することにより、受信した超音波を検出することが可能となる。
なお、図1では、便宜上、実際よりも超音波トランスデューサーTrの数を減らして示している。
(配線の構成)
圧電デバイス10は、複数の第1電極31に接続された第1配線5と、複数の第2電極33に接続された第2配線6とを有している。
以下、第1配線5および第2配線6について説明する。なお、以下では、Y方向に並んだ圧電素子3の列を素子群3Aとする。
第1配線5は、振動板2の第2面2B上に設けられており、外部の駆動回路等に電気的に接続される第1バイパス配線51と、各圧電素子3の第1電極31と第1バイパス配線51とを接続する第1接続配線52とを含んでいる。なお、本実施形態では、2つの素子群3A毎に1つの第1配線5が配置されており、各第1配線5では、1つの第1バイパス配線51に対して複数の第1接続配線52が接続されている。
第1バイパス配線51は、振動板2の第2面2B上における振動領域Ar外に配置されており、Y方向またはX方向に沿って延びている。具体的には、第1バイパス配線51は、隣り合う素子群3Aの間においてY方向に沿って形成されたY方向バイパス配線511と、隣り合う圧電素子3の間においてX方向に沿って形成された複数のX方向バイパス配線512とを有する。
Y方向バイパス配線511は、そのY方向の両端部が基板1の周縁部にまで引き出されており、当該両端部には第1電極端子31Pが設けられている。
X方向バイパス配線512は、Y方向に圧電素子3を挟んで複数配置されており、Y方向バイパス配線511と交差する部位において、当該Y方向バイパス配線511に接続されている。
第1接続配線52は、圧電素子3の第1電極31と、当該圧電素子3のY方向の一方側に配置されたX方向バイパス配線512とを接続している。圧電素子3の第1電極31には、Y方向の両側にそれぞれ、第1接続配線52が接続されている。本実施形態において、第1接続配線52の幅Wcは、第1バイパス配線51の全体的な幅Wb1よりも小さく、より具体的には、第1バイパス配線51の全体的な幅Wb1の半分よりも小さく形成されている(図2参照)。
なお、本実施形態において、第1バイパス配線51および第1接続配線52は、一体的に形成されるものであり、これらの間に明確な境界は設けられていない。ただし、第1配線5のうち、第1バイパス配線51の幅方向の端部に対して第1接続配線52の配線方向の端部が接している位置を、第1バイパス配線51と第1接続配線52との境界とみなすことができる。
ここで、配線方向とは、振動板2の第2面2Bに平行な方向において配線の長手方向(配線の延伸方向;電流が導通する方向)に相当する方向である。また、配線の幅方向とは、振動板2の第2面2Bに平行な方向であってかつ配線方向に対して直交する方向である。配線の幅とは、上述の幅方向における配線の寸法である。
第2配線6は、振動板2の第2面2B上に設けられており、外部の駆動回路等に電気的に接続される第2バイパス配線61と、各圧電素子3の第2電極33と第2バイパス配線61とを接続する第2接続配線62とを含んでいる。なお、本実施形態では、Y方向において第1配線5と交互に第2配線6が配置されており、各第2配線6では、1つの第2バイパス配線61に対して複数の第2接続配線62が接続されている。
第2バイパス配線61は、振動板2の第2面2B上における振動領域Ar外に配置されており、Y方向に沿って延びている。バイパス配線61は、そのY方向の両端部が基板1の周縁部にまで引き出されており、当該両端部には第2電極端子33Pが設けられている。
第2接続配線62は、圧電素子3の第2電極33と、当該圧電素子3のX方向の一方側に配置された第2バイパス配線61とを接続している。圧電素子3の第2電極33には、X方向の一方側に第2接続配線62が接続されている。
本実施形態において、第2バイパス配線61の全体的な幅Wb2は、第1バイパス配線51の全体的な幅Wb1と等しく形成されている。第2接続配線62の幅は、特に限定されるものではないが、本実施形態では第2バイパス配線61の幅Wb2と同程度に形成されている(図2参照)。
なお、本実施形態では、圧電デバイス10をZ方向から見た平面視において、圧電素子3に対する四方側のうち、三方側に第1バイパス配線51が配置され、他の一方側に第2バイパス配線61が配置される。これにより、圧電素子3は、第1バイパス配線51および第2バイパス配線61によって四方を囲われている。
ここで、第1接続配線52は、振動領域Arの内外にわたって配置されることにより、振動領域Arの内側に配置された第1電極31と、振動領域Arの外側に配置された第1バイパス配線51とを接続している。また、第1接続配線52は、第2接続配線62とは異なり、第1電極31と一体的に振動板2に密着している。このため、仮に、第1接続配線52が大きな幅を有することにより、第1接続配線52の可撓性が低くなってしまうと、振動領域Arの振動が阻害される可能性がある。
そこで、本実施形態は、第1接続配線52の幅Wcを十分に小さな値に設定することにより、第1接続配線52が振動領域Arの振動を阻害しないように構成されている。
また、仮に、第1バイパス配線51および第2バイパス配線61の各幅Wb1,Wb2が小さいと、各配線の電気抵抗が大きくなることにより、圧電素子3の特性が低下してしまう。
そこで、本実施形態は、第1バイパス配線51および第2バイパス配線61の各幅Wb1,Wb2を十分に大きな値に設定することにより、自身の電気抵抗を抑制し、圧電素子3が十分な特性を発揮できるように構成されている。
(スリット)
本実施形態では、第1バイパス配線51に対して複数の第1スリット54が設けられており、第2バイパス配線61に対して複数の第2スリット64が設けられている。
なお、第1スリット54および第2スリット64は、互いに同様の構成を有している。以下では、第1スリット54および第2スリット64について、スリット54,64と記載する場合がある。また、第1バイパス配線51および第2バイパス配線61について、バイパス配線51,61と記載する場合がある。
スリット54,64は、バイパス配線51,61の幅方向の中央部分において、バイパス配線51,61をZ方向に貫通している。バイパス配線51,61には、配線方向に沿って、複数のスリット54,64が断続的に設けられている。
また、スリット54,64は、バイパス配線51,61のうち、当該スリット54,64が設けられた部位の配線方向に沿って延びた形状を有する。
具体的には、第1バイパス配線51のうち、Y方向バイパス配線511に設けられた第1スリット54は、Y方向に沿って延びた矩形形状を有し、X方向バイパス配線512に設けられた第1スリット54は、X方向に沿って延びた矩形形状を有する。第2バイパス配線61に設けられた第2スリット64は、X方向に沿って延びた矩形形状を有する。また、第1スリット54および第2スリット64による矩形形状の各角部は、Z方向から見た平面視において、曲線状に形成されている。
なお、本実施形態では、バイパス配線51,61に対して、スリット54,64を埋めるように補助配線57,67が設けられている。補助配線57,67は、例えば金配線であり、バイパス配線51,61よりも柔軟性の高い材料から構成されている。なお、図1および図2では、補助配線57,67の図示を省略している。
(スリットの数および寸法)
本実施形態では、第1スリット54および第2スリット64のそれぞれの数や寸法が、以下のように設定されている。
第1スリット54の幅Ws1は、第1バイパス配線51のうち、第1バイパス配線51の幅方向における各端部から第1スリット54までの長さWb11が、第1接続配線52の幅Wcと等しくなるように設定されている。
同様に、第2スリット64の幅Ws2は、第2バイパス配線61のうち、第2バイパス配線61の幅方向における各端部から第2スリット64までの長さWb21が、第1接続配線52の幅Wcと等しくなるように設定されている。
また、第1スリット54の長さLs1および数は、第1バイパス配線51のうち、配線方向において2つの第1スリット54に挟まれる部位の長さLb11が、第1接続配線52の幅Wcと等しくなるように設定されている。
同様に、第2スリット64の長さLs2および数は、第2バイパス配線61のうち、配線方向において2つの第2スリット64に挟まれる部位の長さLb21が、第1接続配線52の幅Wcと等しくなるように設定されている。
なお、本明細書の寸法の説明において、「等しい」とは、厳密に一致した状態に限定されず、各寸法の差が所定範囲内であることを含む。ここで、所定範囲とは、後述する効果を発揮できる範囲であって、例えば製造時におけるバラつきや誤差を含む範囲である。具体的には、各寸法の差が10%以内であることが好ましい。一例として、第1接続配線52の幅Wcを基準とした場合、Wb11、Wb21、Lb11およびLb21がそれぞれ、「幅Wc±10%」の長さを有していることを、「幅Wcと等しい」という。
(圧電デバイス製造方法)
圧電デバイス10の製造方法について、図5のフローチャートを参照して説明する。以下の説明は、振動板2上に圧電素子3を形成する方法を主に説明するものであり、それ以外の構成要素については従来の方法を利用して形成できる。
まず、振動板2が設けられた基板1を準備し(ステップS1)、振動板2の第2面2B上に、第1電極31、第1配線5(第1バイパス配線51および第1接続配線52)、ならびに、第2バイパス配線61を形成する(ステップS2;第1電極形成構成)。
具体的には、振動板2の第2面2B上に、スパッタリング法によりイリジウムやチタン等の導電性層(単層または複層)を形成する。その後、導電性層のうちの所定領域にフォトリソグラフィー法によってマスクを形成し、導電性層のマスク領域以外をエッチング法により除去する。ここで、導電性層のうちの第1スリット54および第2スリット64に対応する領域にはマスクを形成せず、当該領域の導電性層を除去する。これにより、第1スリット54を有する第1バイパス配線51、および、第2スリット64を有する第2バイパス配線61がそれぞれ形成される(図6の上から1番目を参照)。
次に、圧電体層32Aをゾルゲル法によって形成する(ステップS3〜S4;圧電体層形成工程)。
具体的には、振動板2の第2面2B上にて、第1電極31、第1配線5および第2バイパス配線61を覆うように、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)溶液などの圧電材料溶液を塗布し(ステップS3)、塗布された圧電材料溶液を焼成する(ステップS4)。この焼成の際、圧電素子3が形成される領域(振動領域Ar)は、第1バイパス配線51および第2バイパス配線61によって囲われているため、当該領域における圧電材料溶液への熱伝導が均一になり、焼成不良(いわゆる生焼け)を抑制できる。
上述のステップS3とステップS4とを、所定回数、繰り返して実施することにより、所定の厚みの圧電体層32Aが形成される(図6の上から2番目を参照)。
ここで、図7は、図2のC−C線に対応する部位の断面図であって、ステップS3およびステップS4の繰り返しによって圧電体層32Aが形成された状態を示している。
このとき、第2バイパス配線61(図6参照)、第1バイパス配線51および第1接続配線52(図7参照)は、それぞれの形成する凸状部分の幅が同程度であるため、各配線上から液だれする圧電材料溶液の比率についても同程度となる。これにより、各配線上には、同程度の厚みを有する圧電体層32Aが形成される。
次に、圧電体層32Aの所定領域にフォトリソグラフィー法によってマスクを形成し、圧電体層32Aのマスク領域以外をエッチング法により除去して、圧電体32を形成する(ステップS5;圧電体形成工程)。これにより、第1電極31上に圧電体32が形成される(図6の上から3番目を参照)。
次に、第2電極33および第2接続配線62を形成する(ステップS6;第2電極形成工程)。
具体的には、振動板2の第2面2B上に、第1配線5、第2バイパス配線61および圧電体32を覆うように、イリジウムやチタン等の導電性層(単層または複層)をスパッタリング法により形成する。その後、例えばフォトリソグラフィー法によって導電性層の必要部分にマスクを形成し、エッチング法によりマスク領域以外の不要部分を除去する。これにより、第2電極33および第2接続配線62が形成される(図6の上から4番目を参照)。
以上のフローにより、振動板2の第2面2B上に、複数の圧電素子3が形成される。
なお、ステップS5より後のいずれかのタイミングで、第1バイパス配線51および第2バイパス配線61に対して補助配線57,67を設ける。また、振動板2に対する配線工程が終了した後、従来と同様の方法により、封止板4を設置したり、基板1に対して開口部11を形成したりすることによって、圧電デバイス10が製造される。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態の圧電デバイス10の製造方法では、第1電極形成工程(ステップS2)によって形成されるバイパス配線51,61が、スリット54,64を有している。よって、バイパス配線51,61により振動板2上に形成される凸形状の幅が、凹形状のスリット54,64により分断される。このため、バイパス配線51,61により形成される凸形状の幅は、スリット54,64が設けられていない場合と比べて小さくなる。すなわち、バイパス配線51,61により形成される凸形状の幅を、第1接続配線52により形成される凸形状の幅に近づけることができる。これにより、圧電体層形成工程(ステップS3〜S4)において、バイパス配線51,61および第1接続配線52の上方に形成される圧電体層32Aの厚みを、より均一にすることができる(図6の上から2番目および図7参照)。
よって、圧電体形成工程(ステップS5)では、圧電体層32Aのうち、バイパス配線51,61上に配置される部位と、第1接続配線52上の配置される部位とを、互いに近いエッチングレートによって除去できる。すなわち、第1接続配線52の損傷を抑制しつつ、圧電素子3の形成位置以外の圧電体層32Aを適切に除去することができる。
また、本実施形態において、スリット54,64は、各バイパス配線51,61の配線方向に沿って延びた形状を有するため、上述した構成の凸形状を好適に形成することができる。
特に、本実施形態の第1電極形成工程(ステップS2)では、バイパス配線51,61のうち、バイパス配線51,61の幅方向における各端部からスリット54,64までの長さWb11,Wb21が、第1接続配線52の幅Wcと等しい。このため、バイパス配線51,61および第1接続配線52の上方に形成される圧電体層32Aの厚みがより均一になり、圧電体形成工程で実施するエッチング法による第1接続配線52の損傷をより抑制することができる。
以上の製造方法により製造された圧電デバイス10では、バイパス配線51,61および第1電極31の各幅を好適に設計した状態において、第1接続配線52に亀裂等が発生することを抑制し、圧電デバイス10の信頼性を向上できる。
本実施形態の第1電極形成工程(ステップS2)では、バイパス配線51,61に対して、配線方向に断続的に配置された複数のスリット54,64が設けられる。このような構成では、スリット54,64がバイパス配線51,61を完全に分断していないため、バイパス配線51,61に対して補助配線57,67を設けずに手間を省略してもよい。
本実施形態の第1電極形成工程(ステップS2)では、バイパス配線51,61のうち、配線方向において2つのスリット54,64に挟まれる部位の長さLb1,Lb2が、第1接続配線52の幅Wcと等しい。このため、バイパス配線51,61および第1接続配線52の上方に形成される圧電体層32Aの厚みがより均一になり、圧電体形成工程で実施するエッチング法による第1接続配線52の損傷をより抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、第1実施形態で説明した圧電デバイス10を備えた電子機器の一例としての距離センサー100について説明する。
図8に示すように、本実施形態の距離センサー100は、圧電デバイス10および駆動回路7を含んだ超音波モジュール101と、超音波モジュール101を制御する制御部8とにより構成されている。
駆動回路7は、切替回路71、送信回路72および受信回路73を含んでいる。
切替回路71は、圧電デバイス10(具体的には第1実施形態における第1電極端子31Pおよび第2電極端子33P)と、送信回路72と、受信回路73とに接続される。切替回路71は、スイッチング回路により構成されており、圧電デバイス10と送信回路72とを接続する送信接続、および、圧電デバイス10と受信回路73とを接続する受信接続を切り替える。
送信回路72は、切替回路71および制御部8に接続され、切替回路71が送信接続に切り替えられた際に、制御部8の制御に基づいて駆動信号を出力し、圧電デバイス10から超音波を送信させる。
受信回路73は、切替回路71および制御部8に接続され、切替回路71が受信接続に切り替えられた際に、圧電デバイス10からの受信信号が入力される。この受信回路73は、リニアノイズアンプおよびA/Dコンバーター等を含んで構成されており、入力された受信信号のデジタル信号への変換、ノイズ成分の除去、所望信号レベルへの増幅等の各信号処理を実施した後、処理後の受信信号を制御部8に出力する。
制御部8は、CPU(Central Processing Unit)等により構成されている。制御部8は、駆動回路7を介して圧電デバイス10を制御し、圧電デバイス10による超音波の送受信処理を実施させる。また、制御部8は、圧電デバイス10から入力される受信信号に基づいて、対象物の位置情報を取得する。例えばToF(Time of Flight)法を利用する場合、圧電デバイス10から超音波を送信した送信タイミングから、受信信号が受信されるまでの時間と、空気中における音速とを用いて、圧電デバイス10から対象物までの距離を算出できる。
また、制御部8は、その他、距離センサー100を制御するための各種データや各種プログラム等を記憶した記憶部を備えていてもよい。
[変形例]
本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形または改良は、本発明に含まれるものである。
第1実施形態において、バイパス配線51,61は、配線方向に断続的に配置された複数のスリット54,64を有するが、スリット54,64の数、配置および形状はこれに限られない。
例えば、図9に示すように、第1スリット54Aおよび第2スリット64A(スリット54A,64A)は、バイパス配線51,61を幅方向に完全に分断するように設けられてもよい。換言すると、スリット54A,64Aは、当該スリット54A,64Aが設けられたバイパス配線51,61の部位の配線方向に、バイパス配線51,61を貫通していてもよい。
また、図10に示すように、バイパス配線51,61を幅方向に完全に分断する第1スリット54Bおよび第2スリット64B(スリット54B,64B)が、バイパス配線51,61の幅方向に複数並んで配置されていてもよい。
なお、図9または図10に示すような場合、第1実施形態の補助配線57,67と同様の補助配線が設けられる。当該補助配線は、バイパス配線51,61に対して、スリット54A,64A,54B,64Bにより分断された部位同士を電気的に接続する。
スリット54,64の他の変形例として、バイパス配線51,61の配線方向に断続的に配置されたスリット54,64が、バイパス配線51,61の幅方向に複数並んで配置されていてもよい。あるいは、スリット54,64は、バイパス配線51,61において千鳥状に配置されてもよい。
また、スリット54,64の形状は、矩形形状や直線形状であることに限定されず、配線方向に沿った形状であれば、その他の形状であってもよい。
さらに、スリット54,64は、バイパス配線51,61を厚み方向に貫通するものに限定されず、バイパス配線51,61に対する凹部として設けられてもよい。
第1実施形態では、バイパス配線51,61の両方が形成されており、バイパス配線51,61のそれぞれがスリット54,64を有しているが、本発明はこれに限られない。
例えば、バイパス配線51またはバイパス配線61にいずれか一方がスリット54,64を有さなくてもよい。あるいは、振動板2上にバイパス配線51またはバイパス配線61にいずれか一方が形成されず、その替わりとして、複数の第1電極31または複数の第2電極33を構成する直線状の電極層が形成されてもよい。
第2実施形態では、圧電デバイス10を備える電子機器の一例として距離センサー100を例示したが、これに限定されない。例えば、本発明の圧電デバイスは、圧電素子を駆動させてインク滴を吐出させるインクジェットヘッドや、圧電素子の変位量から圧力媒体の圧力を測定する圧力センサーなどにも利用できる。
1…基板、11…開口部、12…壁部、13…減衰層、2…振動板、2A…第1面、2B…第2面、3…圧電素子、31…第1電極、31P…第1電極端子、32…圧電体、32A…圧電体層、33…第2電極、33P…第2電極端子、3A…素子群、4…封止板、41…溝、42…隔壁、5…第1配線、51…第1バイパス配線、511…Y方向バイパス配線、512…X方向バイパス配線、52…第1接続配線,54,54A,54B…第1スリット、6…第2配線、61…第2バイパス配線、62…第2接続配線、64,64A,64B…第2スリット、57,67…補助配線、7…駆動回路、71…切替回路、72…送信回路、73…受信回路、8…制御部、10…圧電デバイス、100…距離センサー、101…超音波モジュール、Ar…振動領域、Tr…超音波トランスデューサー。

Claims (10)

  1. 開口部を有する基板と重なるように設けられた振動板のうち、前記基板の厚み方向からみた平面視で前記開口部と重なる第1領域に配置される第1電極と、前記振動板のうち前記第1領域とは異なる第2領域に配置されかつ第1スリットを有する第1バイパス配線と、前記第1領域および前記第2領域にわたって配置されかつ前記第1電極と前記第1バイパス配線とを接続する第1接続配線と、を形成する第1電極形成工程と、
    前記第1電極、前記第1バイパス配線および前記第1接続配線を覆うように、圧電体層を形成する圧電体層形成工程と、
    前記圧電体層のうち前記平面視で前記第1電極と重なる部分が残るように、前記圧電体層の一部を除去して圧電体を形成する圧電体形成工程と、
    前記圧電体の上に第2電極を形成する第2電極形成工程と、を備える圧電デバイス製造方法。
  2. 請求項1に記載の圧電デバイス製造方法において、
    前記第1スリットは、前記第1バイパス配線の配線方向に沿って延びた形状を有することを特徴とする圧電デバイス製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の圧電デバイス製造方法において、
    前記第1バイパス配線のうち、当該第1バイパス配線の幅方向における各端部から前記第1スリットまでの長さは、前記第1接続配線の幅との差が所定範囲内であることを特徴とする圧電デバイス製造方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の圧電デバイス製造方法において、
    前記第1電極形成工程によって形成される前記第1バイパス配線は、配線方向に沿って断続的に配置された複数の前記第1スリットを有することを特徴とする圧電デバイス製造方法。
  5. 請求項4に記載の圧電デバイス製造方法において
    前記第1バイパス配線のうち、配線方向において2つの前記第1スリットに挟まれる部位の長さは、前記第1接続配線の幅との差が所定範囲内であることを特徴とする圧電デバイス製造方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の圧電デバイス製造方法において、
    前記第1電極形成工程は、前記振動板の前記第2領域に配置されかつ第2スリットを有する第2バイパス配線を、さらに形成し、
    前記第2電極形成工程は、前記第1領域および前記第2領域に重なるように配置されかつ前記第2電極と前記第2バイパス配線とを接続する第2接続配線を、さらに形成することを特徴とする圧電デバイス製造方法。
  7. 請求項6に記載の圧電デバイス製造方法において、
    前記第2スリットは、前記第2バイパス配線の配線方向に沿って延びた形状を有することを特徴とする圧電デバイス製造方法。
  8. 請求項6または請求項7に記載の圧電デバイス製造方法において、
    前記第2バイパス配線のうち、当該第2バイパス配線の幅方向における各端部から前記第2スリットまでの長さは、前記第1接続配線の幅との差が所定範囲内であることを特徴とする圧電デバイス製造方法。
  9. 請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の圧電デバイス製造方法において、
    前記第1電極形成工程によって形成される前記第2バイパス配線は、配線方向に沿って断続的に配置された複数の前記第2スリットを有することを特徴とする圧電デバイス製造方法。
  10. 請求項9に記載の圧電デバイス製造方法において
    前記第2バイパス配線のうち、配線方向において2つの前記第2スリットに挟まれる部位の長さは、前記第1接続配線の幅との差が所定範囲内であることを特徴とする圧電デバイス製造方法。
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