JP2020087767A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の光源部の光軸を変化させることができる汎用性の高い照明装置を提供することである。【解決手段】照明装置1は、光を放出する複数の光源部2と、複数の光源部2が軸線bを中心に円弧状に配置されたベース部材3と、軸線bを中心に回動可能にベース部材3に取り付けられたカム部材4と、を備える。複数の光源部2は、それぞれ、前記円弧状の接線方向に沿った光源回動軸dを中心に光源部2の光軸cが回動可能となるようにベース部材3に取り付けられた光源本体21と、光源本体21と一体的に回動し、光源本体21からカム部材4に向かって延びる係合部22と、を有する。カム部材4は、複数の係合部22がそれぞれ係合して、ベース部材3に対して回動されることにより、光源回動軸dを中心に光源部2の前記光軸cを回動させる複数のカム溝412を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、被写体を照明する照明装置に関する。
従来から、撮像装置による撮影時に被写体を照明する照明装置として発光ダイオード(LED)を用いた照明装置も知られている。
このような照明装置としては、例えば、特許文献1に記載のいわゆるリング照明が知られている。特許文献1の照明装置は、複数の発光ダイオード(LED)と、複数のLEDが内面に略円環状に配置された略円錐台形状の基板と、その基板を保持する照明ケースと、を備える。この照明装置は、設置台などに固定された状態で被写体を照明するように使用される。
しかしながら、上記照明装置は、各LEDの光軸が一定であるので、被写体までの距離が各LEDから放出される光が重なる部分よりも遠すぎたり、近すぎたりすると、被写体を十分に照明することができない。そのため、照明装置との間の距離が異なる様々な被写体を照明するには、各LEDの光軸における基板の中心線に対する照射角度を変えた多種の照明装置を製造する必要がある。
そこで、本発明は、上記の課題に基づいてなされたものであり、その目的は、複数の光源部の光軸の角度を変化させることができる汎用性の高い照明装置を提供することである。
本発明に係る照明装置は、光を放出する複数の光源部と、前記複数の光源部が所定の軸線を中心に円弧状に配置されたベース部材と、前記軸線を中心に回動可能に前記ベース部材に取り付けられたカム部材と、を備える。前記複数の光源部は、それぞれ、前記円弧状の接線方向に沿った光源回動軸を中心に光軸が回動可能となるように前記ベース部材に取り付けられた光源本体と、前記光源本体と一体的に回動し、前記光源本体から前記カム部材に向かって延びる係合部と、を有する。前記カム部材は、前記複数の係合部がそれぞれ係合して、前記ベース部材に対して回動されることにより、前記光源回動軸を中心に前記光源部の前記光軸を回動させる複数のカム溝を有する。
この構成によれば、照明装置は、光を放出する複数の光源部と、複数の光源部が所定の軸線を中心に円弧状に配置されたベース部材と、所定の軸線を中心に回動可能にベース部材に取り付けられたカム部材と、を備え、カム部材は、前記複数の係合部がそれぞれ係合して前記ベース部材に対して回動することにより、前記光源本体の光軸を、前記光源回動軸を中心に回動させる複数のカム溝を有するので、カム部材を、ベース部材に対して所定の軸線を中心に回動させると、複数の係合部が複数のカム溝に案内されることによって複数の光源部が光源回動軸を中心に一斉に回動する。そのため、照明装置との間の距離が異なる別の被写体を照明する場合や、照明装置と被写体との間の距離が適宜変更される場合であっても、所定の軸線に対する光軸の照射角度を一括して調整することができるので、最適な照射角度に設定しやすくなる。そのため、照明装置の汎用性が高くなる。
上記構成において、前記複数の光源部は、前記所定の軸線を中心に前記ベース部材に環状に配置されていてもよい。
この構成によれば、被写体の周囲方向から被写体に均等に光を照射することができるので、被写体の周囲に光を効率的に照射することができる。
上記構成において、前記複数のカム溝は、それぞれ、前記光源部の前記光軸が前記軸線に直交する中心照射姿勢から、前記軸線に平行になる平行照射姿勢まで、前記光源部を回動可能なように構成されていてもよい。
この構成によれば、光軸が軸線に直交する中心照射姿勢に光源部を回動させた場合には、照明装置に近接した被写体に光を効率的に照射することができる。一方、軸線に平行になる平行照射姿勢に光源部を回動させた場合には、照明装置から遠く離れた被写体に光を効率的に照射することができる。そのため、照明装置の汎用性がさらに高くなる。
上記構成において、前記複数の光源部のそれぞれを回動方向のいずれか一方向に付勢する付勢部材を更に有してもよい。
この構成によれば、複数の光源部はそれぞれ回動方向のいずれか一方向に付勢されるので、複数の係合部と複数のカム溝との間で遊びが存在する場合でも、複数の係合部のがたつきが抑制され、複数の光源部間において回動方向におけるばらつきが生じ難くなる。そのため、複数の光軸が所定の軸線上で一致するようになるので、被写体に均等かつ適正に光を照射することができる。
上記構成において、前記照明装置は、前記光源部に電力を供給する電力供給部を更に備えてもよい。前記電力供給部は、前記ベース部材に取り付けられ、電源からの電力を前記各光源部に分配する分電基板と、前記分電基板から前記各光源部に電力を供給する電気配線と、を有してもよい。前記付勢部材は、一端が前記光源部に接続されるとともに、他端が前記一端と逆方向に延び前記分電基板に接続され、これらの一端と他端との間に前記光源回動軸周りに巻回された巻回部を有する電気配線であってもよい。
この構成によれば、付勢部材が光源部に電力を供給する電力供給部の電気配線であるので、部品点数を増加させることなく、光源部を回動方向のいずれか一方向に付勢することができる。そのため、製造コストを抑制することができる。さらに、電気配線は、一端が前記光源部に接続されるとともに、他端が前記一端と逆方向に延び分電基板に接続され、これらの一端と他端との間に光源回動軸周りに巻回された巻回部を有するので、電気配線の遊び部分を少なくすることができる。そのため、カム部材をベース部材に対して所定の軸線を中心に回動させたときに、電気配線が光源回動軸に巻き込まれにくくなる。その結果、光源部が回動できなくなってしまうことが抑制される。
上記構成において、前記複数の係合部は、それぞれ、前記カム部材に向かって延びるロッド部と、前記ロッド部の先端に設けられ、前記カム溝に係合する球体部と、を有してもよい。前記球体部は、前記ロッド部に対して拡径していてもよい。
この構成によれば、球体部は、ロッド部に対して拡径しているので、カム部材をベース部材に対して所定の軸線を中心に回動させたときに、複数の係合部は、それぞれ、ロッド部がカム溝に接触することなく、球体部がカム溝に接触した状態でカム溝を移動するようになる。そのため、複数の係合部がカム溝を円滑に移動できるようになるので、作業者は、光軸をスムーズに変化させることができる。
本発明によれば、複数の光源部の光軸の角度を変化させることができる汎用性の高い照明装置を提供することができる。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、本発明の実施形態に係る照明装置1を説明するために必要となる主要な構成要素を簡略化して示したものである。したがって、本発明の実施形態に係る照明装置1は、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成要素を備え得る。尚、以下の説明では、上下の各方向が用いられている場合があるが、あくまで各図における方向を便宜的に表現したものに過ぎない。
照明装置1は、図1に示すように、所定の軸線bを中心とするいわゆるリング照明であり、検査対象面上に置かれた製品などの被写体を検査するために当該被写体を均一に照明するものである。具体的には、照明装置1は、図1、2に示すように、それぞれの所定の光軸cに沿って光を放出する複数の光源部2と、複数の光源部2が軸線bを中心に円環状に配置されたベース部材3と、軸線bを中心に回動可能にベース部材3に取り付けられたカム部材4と、カム部材4におけるベース部材3とは反対側を覆う蓋部材5と、複数の光源部2に電力を供給するための電力供給部6と、を備え、カム部材4をベース部材3に対して回動させることにより、複数の光源部2の光軸cを一斉に回動可能に構成されている。
各光源部2は、本実施形態では表面実装型のLED素子が用いられ、照射角度、色、波長などの各特性は検査条件や検査対象(被写体)に応じて適宜設計される。図2では、一の光源部2が配置態様から外れた位置において一部分解した状態で示している。図3は、光源部2の一部分解側面図である。
具体的には、各光源部2は、それぞれ、図1ないし図4に示すように、前記円環状の接線方向に沿った光源回動軸dを中心に光軸cが回動可能となるようにベース部材3に取り付けられた光源本体21と、光源本体21からカム部材4に向かって延びる係合部22と、を有し、本実施形態では、カム部材4によって、各光源部2の光軸cが、軸線bに直交する中心照射姿勢から、軸線bに平行に延びる平行照射姿勢になるまでの回動域を有する。
光源本体21は、所定方向に延びる光軸cを有するLED素子211と、光軸cの延出方向側からLED素子211を覆う透明な透光性カバー212と、LED素子211と透光性カバー212とが取り付けられた基板215と、先端に基板215が取り付けられた基部213と、基部213から側方(光軸cに直交する方向)にそれぞれ突出し、光源回動軸dを形成する一対の軸部214と、基板215の裏面に形成され、電力供給部6の後述する電気配線63が接続される電極216と、を有する。
LED素子211は、電流が流れることによって電気エネルギーを光に変換するものであり、砲弾型素子であっても良いが、本実施形態では、表面実装型の素子が用いられている。LED素子211は、光源回動軸dに直交する方向に光軸cを形成するように基部213の先端部に取り付けられている。透光性カバー212は、LED素子211から放出された光を拡散させるためのものであり、光軸cの延出方向側からLED素子211を覆うように基部213の先端部に取り付けられている。基部213は、基端面が半円状に湾曲する曲面形状を呈する異形直方体状に形成されている。
各軸部214は、図4に示すように、基部213の側面において側方に突出して形成され、この中心軸が光源回動軸dを構成する。各軸部214は、突出方向に段階的に縮径されて構成され、これにより光源本体21が光源回動軸dに沿った方向の移動を規制した状態で、当該光源回動軸d周りに回動可能にベース部材3に支持される。すなわち、一対の軸部214は、ベース部材3に回動可能に支持される一対の小径軸部214aと、各小径軸部214aと基部213とを繋ぐ一対の大径軸部214bと、を有し、一対の大径軸部214bがベース部材3の後述する一対の軸受部311の間に嵌め込まれることにより光源回動軸dに沿った方向の移動が規制されるものとなされている。したがって、各大径軸部214bは、各軸受部311に設けられる軸部挿通孔311aよりも大径に設定されている。一方、小径軸部214aは、当該軸部挿通孔311aに挿入できるように寸法設定されている。
電極216は、基板215に形成されたスルーホール(図示省略)を介してLED素子211と電気的に接続されている。
複数の係合部22は、それぞれ、光源本体21を光源回動軸d周りに回動させるためのレバーとしての役割を果たし、カム部材4がベース部材3に対して回動することによってこの回動力を各光源本体21の回転モーメントとして伝達するものである。このため、係合部22は、光源本体21に回動力を付与できるように、光源本体21の基部213から光源回動軸dと交差する方向に突出し、カム部材4に係合するように構成されている。具体的には、各係合部22は、図3、4に示すように、基部213に一体的に取り付けられた柱状のロッド部221と、ロッド部221の先端に設けられた略球状の球体部222と、を有する。
ロッド部221は、本実施形態では、光源回動軸dに直交する方向に延び、一端部がねじ切りされることにより光源本体21の基部213に螺合されている。このロッド部221の基部213に対する突出方向は、光源部2の光軸cに対する回動域の半分(本実施形態では45度)になるように設定されている。これにより、照明装置1の径方向に沿ったロッド部221のストロークは、光源回動軸dを中心に対称になっている。このロッド部221の他端には、球体部222が一体に設けられている。この球体部222は、ロッド部221の径よりも大径に形成されるとともに、カム部材4の後述するカム溝412に挿し入れられ、当該カム溝412内を円滑に移動できるように、寸法設定等されている。
ベース部材3は、図2、4に示すように、複数の光源部2をそれぞれ個別に回動可能に保持する複数の保持部31と、この光源部2の抜脱を抑制するために光源本体21の軸部214に挿入されるリング状の抜止部材33と、複数の保持部31が円環状に並べられた状態で取り付けられる略円環皿状の光源取付部32と、を有する。
保持部31は、平面視コ字状を呈する。具体的には、保持部31は、互いに対向して配置され一対の軸部214を回動可能に支持する略矩形板状の一対の軸受部311と、一対の軸受部311同士を基端部において連結する連結部312と、を有している。
各軸受部311は、互いに所定の間隔を空けて対向するように平行に配置された板状体である。この所定の間隔は、図4に示すように、基部213の幅寸法に一対の大径軸部214bの各突出寸法を加えた寸法eに略等しくなるように設定され、光源本体21の光源回動軸dに沿った移動が規制されるようになされている。各軸受部311は、厚み方向に貫通する円形の軸部挿通孔311aと、この軸部挿通孔311aに連通して光源回動軸dに直交する方向に軸部挿通孔311aを開放する軸部導入溝311bと、基端面に開口し板状体の延出方向に延びるボルト挿通穴311cと、を有する。
軸部挿通孔311aは、軸受部311の中心部の近傍に配置されている。軸部挿通孔311aは、小径軸部214aの直径よりも大きく、かつ、抜止部材33の外径に対して同等ないしはこの外径よりも僅かに大きな直径を有する円形に形成され、抜止部材33が内側に嵌め込まれるように形成されている。
軸部導入溝311bは、本実施形態では、軸受部311において軸線bの延びる方向の一端から軸部挿通孔311aに向かって切り欠かれることによって軸部挿通孔311aに連通している。図2、4の例では、軸部導入溝311bは、上方から直線状に切り欠かれている。
軸部導入溝311bの幅は、軸部挿通孔311aの直径よりも小さく、軸部214の小径軸部214aの直径よりも僅かに大きくなるように形成され、この軸部導入溝311bを通じて小径軸部214aを軸部挿通孔311a内に導入可能に構成されている。そして、この導入状態で、抜止部材33が、小径軸部214aに一体的に外嵌されるとともに、軸部挿通孔311aに回動可能に内嵌されている。これにより、小径軸部214aが軸部挿通孔311aから軸部導入溝311bを通して抜けてしまうことが抜止部材33によって阻止された状態で、光源本体21が一対の軸受部311に光源回動軸dを中心に回動可能に取り付けられる。
連結部312は、一対の軸受部311の基端部同士を連結するように形成されている。図4の例では、連結部312は、一対の軸受部311の対向面における基端上部同士を連結し、これにより光源部2の係合部22が光源部2の回動域において連結部312に干渉しないようになされている。
光源取付部32は、光源部2が保持された保持部31が複数円環状に配置された状態で取り付けられるものである。具体的には、光源取付部32は、図2に示すように、中央部に軸線bを中心とするベース中心孔321aを有する円環状の底壁部321と、底壁部321の外周縁から立ち上がる筒状の周壁部322と、この周壁部322の先端縁から径方向外方に延びるフランジ部325と、底壁部321の内周縁(ベース中心孔321aの開口縁)から垂下する連結筒部323と、を有する。この光源取付部32は、ベース中心孔321aを中心に放射状に延びて、光源部2の係合部22が挿通される操作用挿通孔324を有し、これらの操作用挿通孔324を跨ぐように保持部31が底壁部321に載置された状態で周壁部322に取り付けられている。
詳細には、各操作用挿通孔324は、底壁部321の内周縁近傍から外周縁まで半径方向に延び、本実施形態では、周壁部322にまで更に延出することによりコンパクトに構成しつつ、係合部22との干渉を回避するものとなされている。周壁部322は、この延出された操作用挿通孔324に対して周方向両側に隣接する部位が、保持部31の基端面が当接する平坦面となるように形成されている。周壁部322は、この平坦面に保持部31を取り付けるためのボルトが挿通されるボルト挿通孔322aを有する。
カム部材4は、図2、5に示すように、中央部にカム中心孔411が形成されることにより、円環板状に形成されたカム本体41と、カム本体41の外周縁から立ち上がる筒状の立設壁42と、下方に突出するようにカム本体41に取り付けられたボールプランジャ43と、を有し、外径がベース部材3の外径と略一致するように寸法設定されている。
カム本体41は、中央部に軸線bを中心とする円形のカム中心孔411と、このカム中心孔411の周囲に設けられ、複数の係合部22の球体部222がそれぞれ係合する複数のカム溝412と、このカム溝412の外側に厚み方向に貫通して設けられボールプランジャ43が収納されるプランジャ取付孔413と、を有し、ベース部材3の光源取付部32よりも僅かに小さい円盤状体である。
カム中心孔411は、光源取付部32の連結筒部323が回動可能に嵌合されるように寸法設定されている。
各カム溝412は、有底であっても良いが、本実施形態では、カム本体41をその厚み方向に貫通している。各カム溝412は、カム本体41の周方向に向かうにしたがって径方向外側に傾斜するように形成されている。これにより、カム部材4がベース部材3に対して相対的に正逆回動されることにより、このカム溝412にしたがって光源部2の係合部22が径方向の内外各方向に案内される。本実施形態では、各カム溝412は、径方向外側に膨出する円弧状に形成され、特にカム部材4のベース部材3に対する回動量に応じて係合部22の径方向に沿った移動量が一定になるように調整されている。また、カム溝412の長さは、光源部2が中心照射姿勢から平行照射姿勢に姿勢変更される範囲に設定されている。
プランジャ取付孔413は、カム本体41におけるカム溝412と立設壁42との間に形成されている。
立設壁42は、照明装置1の外周壁を構成するものであり、カム部材4をベース部材3に組み付けた状態で、ベース部材3のフランジ部325における外周縁部の下面に当接する高さに寸法設定されている。この立設壁42は、上端部が周方向の一部の範囲に亘って切り欠かれ、この切欠き部421を通して電力供給部6が照明装置1の内部に引き込まれている。
ボールプランジャ43は、一般的なボールプランジャであって、作業者が手動で、カム部材4をベース部材3に対して軸線bを中心に回動させたときに、蓋部材5の後述するプランジャ嵌合凹部53に嵌り込むことによって作業者がクリック感を得るために設けられている。尚、自動でカム部材4をベース部材3に対して軸線bを中心に回動させる場合は、ボールプランジャ43は、省略される。ボールプランジャ43は、図5に示すように、有底筒状に形成された筺体431と、筺体431内の底に取り付けられたコイルバネ(図示せず)と、コイルバネの先端に配置されたボール433と、を有する。このボールプランジャ43は、ボール433を下方に突出させた状態でカム本体41のプランジャ取付孔413に収納される。
蓋部材5は、図2に示すように、軸線bを中心とする円環の板状体として構成されている。具体的には、蓋部材5は、軸線bを中心としてベース部材3における連結筒部323の内径に略一致するように形成された円形の蓋中心孔51と、蓋中心孔51に沿って周方向に一定の間隔を空けて形成されたボルト挿通孔52と、外周縁部の近傍に形成された複数のプランジャ嵌合凹部53と、を有する。この蓋部材5は、プランジャ嵌合凹部53を上方に向けた状態で、ベース部材3の連結筒部323に、ボルト挿通孔52を通じて差し込まれたボルト(図示せず)によって取り付けられる。
複数のプランジャ嵌合凹部53は、ボールプランジャ43のボール433が嵌り込むことができるように半球状に形成されている。複数のプランジャ嵌合凹部53は、軸線bを中心として円周方向に所定の間隔を空けて配置されている。この所定の間隔は、光軸cの軸線bに対する照射角度を微調節できるように設定され、このためカム部材4のカム溝412の長さに応じて適宜設定される。例えば、所定の間隔は、光軸cの軸線bに対する照射角度が5度ずつ調節できるように設定されることができる。
電力供給部6は、図1ないし3に示すように、一端が電源に接続されるプラグ62と、このプラグ62の他端に接続された電気コード61と、電気コード61におけるプラグ62とは反対側の一端に接続された分電基板(図示せず)と、分電基板から複数の光源部2に電力を供給する複数の電気配線63と、を有する。
分電基板は、円環状に形成されており、光源取付部32のフランジ部325の下面に積層状態に取り付けられている。この分電基板は、電源からプラグ62および電気コード61を介して供給される電力を複数の光源部2に分配するものである。
各電気配線63は、合成樹脂によって被膜された1本の直線状の電線であり、軸部214に巻回されることによって所定の弾性力が付与されるように構成されている。具体的には、各電気配線63は、両端のアーム部と、両端のアーム部の間において軸部214に巻回される巻回部63aと、を有する。また、各電気配線63は、電源から分電基板に供給された電力をLED素子211に供給するように配線されている。
具体的には、各電気配線63の一端は、光源部2の電極216に接続されている。各電気配線63の他端は、光源回動軸dに対して一端とは逆方向に延びて分電基板に接続されている。また、各電気配線63の巻回部63aは、光源回動軸d周りに軸部214の大径軸部214bに巻回されている。各電気配線63は、ばね等に比べて弾性力が十分ではないものの、一端部に巻回部63aが巻回されるように外力が入力されると、本実施形態では、光源部2が平行照射姿勢に向けて回動すると、それを復元しようとする弾性力が強くなる。尚、電気配線63は、軸部214に巻かれていなくてもよい。
上記のように構成された照明装置1は、次のようにして組み立てられる。
まず、複数の光源部2の組み立てを行う光源組立工程が行われる。光源組立工程では、作業者は、係合部22のロッド部221を基部213に螺合することによって係合部22を基部213に取り付ける。次に、作業者は、基部213の先端部にLED素子211を取り付ける。この状態で、作業者は、光軸cの延出方向側からLED素子211を覆うように透光性カバー212を基部213の先端部に取り付ける。
複数の光源部2についての光源組立工程が終了すると、複数の光源部2がベース部材3に円環状に配置される光源配置工程が行われる。光源配置工程では、まず、光源部2が保持部31に取り付けられる。具体的には、作業者は、図4の太字矢印に示すように、光源本体21における軸部214の一対の小径軸部214aを一対の軸受部311の軸部導入溝311bに挿入し、軸部挿通孔311aまで移動させる。この導入状態で、作業者は、軸受部311の外側から小径軸部214aに抜止部材33を外嵌するとともに、この抜止部材33を軸部挿通孔311aに回動可能に内嵌する。
次に、作業者は、光源部2が保持された保持部31を光源取付部32に取り付ける。具体的には、作業者は、光源部2が保持された保持部31を光源取付部32の底壁部321に載置するとともに、一対の軸受部311のボルト挿通穴311c(図4参照)の中心と、周壁部322のボルト挿通孔322a(図2参照)の中心と、を一致させて、周壁部322の外側からボルト400をボルト挿通孔322aに差し込んで、ボルト挿通穴311cにボルト400を螺合する。これにより、光源部2が保持された保持部31が光源取付部32に取り付けられるとともに、係合部22のロッド部221と球体部222とが操作用挿通孔324から突出した状態になる。この一連の作業を、光源部2が保持された保持部31が光源取付部32に円環状に配置されるように順次行っていく。
次に、作業者は、複数の光源部2の配線作業を行う。具体的には、作業者は、まず、光源部2の2つの電極216に2本の電気配線63の一端をそれぞれ接続する。次いで、作業者は、2本の電気配線63の中間部分のそれぞれを軸部214における一対の大径軸部214bのそれぞれに一回り巻く。このとき、電気配線63は、光源取付部32の底壁部321側から大径軸部214bに巻かれる。次いで、作業者は、保持部31における連結部312の下側と光源取付部32の操作用挿通孔324を通して電気配線63の他端を、ベース部材3のフランジ部325の下側に位置させて、その電気配線63の他端を分電基板に接続する。この状態で、電気配線63は、弾性復元力によって直線状の状態に戻ろうとするので、光源部2は、電気配線63から巻回部63aを巻き戻すような力を受ける。そのため、光源部2は、電気配線63における弾性復元力によって中心照射姿勢に向けて回動する方向に付勢される。尚、電気配線63は、光源取付部32の底壁部321とは反対側から大径軸部214bに巻かれてもよい。この場合は、光源部2は、電気配線63が弾性復元力によって光軸cが軸線bと平行になる平行照射姿勢に向けて回動する方向に付勢される。この一連の配線作業を、ベース部材3に円環状に配置された光源部2毎に行っていく。
光源配置工程が終了すると、複数の光源部2が円環状に配置されたベース部材3にカム部材4を軸線bを中心に回動可能に取り付けるカム部材取付工程が行われる。具体的には、作業者は、図1、2に示すように、電力供給部6の電気コード61がカム部材4の切欠き部421を通して外側に出るように光源取付部32を立設壁42内に挿入し、光源取付部32の底壁部321をカム本体41に載置する。これにより、複数の係合部22の球体部222が複数のカム溝412に係合するとともに、連結筒部323の突出端がカム本体41のカム中心孔411から突出した状態になる。その後、作業者は、図5に示すように、ボールプランジャ43がカム本体41から立設壁42とは反対方向に突出するように筺体431をプランジャ取付孔413に収納する。このとき、ボール433が立設壁42とは反対方向に向いた状態で筺体431がプランジャ取付孔413に収納される。
カム部材取付工程が終了すると、カム部材4におけるベース部材3とは反対側を蓋部材5で覆う蓋部材取付工程が行われる。具体的には、作業者は、蓋部材5の蓋中心孔51の中心をカム本体41のカム中心孔411の中心に一致させて、蓋部材5をベース部材3の連結筒部323の突出端に当接させるとともに、ボールプランジャ43のボール433をプランジャ嵌合凹部53に嵌合する。この状態で、蓋部材5のボルト挿通孔52にボルトを差し込んで、連結筒部323の突出端に形成されたボルト挿通孔52に螺合することにより、蓋部材5をベース部材3に固定する。
次に、上記のように組み立てられた照明装置1の動作について説明する。
まず、照明装置1は、初期状態として、図6に示すように、光軸cが軸線bに直交する中心照射姿勢に光源部2が位置した状態にある。このとき、複数の係合部22の球体部222は、複数のカム溝412における外径側の端部に接触した状態になる。
この状態で、作業者は、電力供給部6のプラグ62をコンセントに差し込んで、照明装置1の電源スイッチ(図示せず)をONにする。このとき、商用電源から電流が電気コード61と分電基板と電気配線63に順次に流れることによって電力が複数のLED素子211に供給され、複数のLED素子211から光が放出される。尚、専用のバッテリ装置にプラグ62を接続して、バッテリ装置から電力がLED素子211に供給されるようにしてもよい。そして、複数の光軸cは、軸線bと直交する位置で重なる。このように、光源部2が中心照射姿勢にある場合、複数の光軸cが重なる部分と照明装置1との間の距離が最も近いため、照明装置1は、近くの被写体を照明することができる。
次に、作業者は、軸線bに対する光軸cの照射角度を調整する場合には、カム部材4の立設壁42を把持して、カム部材4をベース部材3に対して軸線bを中心に回動させる。このとき、複数の係合部22の球体部222がカム溝412の内径側の端部に向かって複数のカム溝412によって案内されるとともに、ボールプランジャ43のボール433がコイルバネを圧縮する方向に蓋部材5によって押圧されてボール433の一部が筺体431内に入り込むことにより、ボール433とプランジャ嵌合凹部53との間の嵌合が解除される。これにより、複数の係合部22とともに複数の光源部2が光源回動軸dを中心に回動し、ボール433が隣接するプランジャ嵌合凹部53に順次に嵌合していく。このとき、ボール433が隣接するプランジャ嵌合凹部53に順次に嵌合していくので、作業者は、クリック感を得ることができる。
そして、複数の係合部22の球体部222がカム溝412の内径側の端部に向かって案内されるにつれて、光軸cの軸線bに対する照射角度は鋭角になっていき、複数の光軸cが重なる部分と照明装置1との間の距離が徐々に遠くなっていく。そのため、複数のLED素子211から放出された光が遠くの被写体に届くようになる。そして、複数の係合部22の球体部222がカム溝412の内径側の端部まで案内されると、複数の光源本体21は、図7に示すように、複数の光源部2の光軸cが軸線bに平行になる平行照射姿勢となる。このとき、複数の係合部22の球体部222は、複数のカム溝412における内径側の端部に接触した状態になる。尚、図7では、図の簡略化のため、光源部2は、1つのみ示してあるが、実際には、複数の光源部2がベース部材3に取り付けられている。
一方、作業者は、カム部材4をベース部材3に対して上記とは反対方向に回動させると、平行照射姿勢から中心照射姿勢となる方向に光源部2が回動する。
上記照明装置1によれば、カム部材4をベース部材3に対して軸線bを中心に回動させると、複数の係合部22が複数のカム溝412に案内されることによって複数の光源部2が一斉に回動する。そのため、照明装置1との間の距離が異なる別の被写体を照明する場合や照明装置1と被写体との間の距離が適宜変更される場合でも、軸線bに対する光軸cの照射角度を一括して調整することができるので、最適な照射角度に設定しやすくなる。そのため、照明装置1の汎用性が高い。
上記照明装置1によれば、複数の光源部2が軸線bを中心に円環状にベース部材3に配置されている。そのため、被写体の周囲方向から被写体に均等に光を照射することができるので、被写体の周囲に光を効率的に照射することができる。
上記照明装置1によれば、光軸cが軸線bに直交する中心照射姿勢に光源部2を回動させた場合には、複数の光軸cが軸線b上で交差する位置が照明装置1から最も近くなるため、照明装置1に近接した被写体に光を効率的に照射することができる。一方、軸線bに平行になる平行照射姿勢に光源部2を回動させた場合には、光源部2のLED素子2から光が軸線bに平行に放出されるため、照明装置1から遠く離れた被写体に光を効率的に照射することができる。そのため、照明装置1の汎用性が高い。
上記照明装置1によれば、複数の光源部2は、電気配線63によって中心照射姿勢に付勢されているので、複数の係合部22と複数のカム溝412との間で遊びが存在する場合でも、複数の係合部22のがたつきが抑制され、複数の光源部2間において回動方向におけるばらつきが生じ難くなる。そのため、複数の光軸cが軸線b上で一致するようになるので、被写体に均等かつ適正に光を照射することができる。
上記照明装置1によれば、複数の光源部2は、複数の光源部2に電力を供給する電力供給部6の電気配線63によって中心照射姿勢に付勢されている。そのため、部品点数を増加させることなく、複数の光源部2を中心照射姿勢に付勢することができ、製造コストを抑制することができる。
上記照明装置1によれば、電気配線63は、一端がLED素子211に接続されるとともに、他端が一端と逆方向に延び分電基板に接続され、これらの一端と他端との間に軸部214の大径軸部214bに巻回された巻回部を有するので、電気配線63の遊び部分が少ない。そのため、カム部材4をベース部材3に対して軸線bを中心に回動させたときに、電気配線63が軸部214に巻き込まれにくい。その結果、光源部2が回動できなくなってしまうことが抑制される。
上記照明装置1によれば、複数の係合部22の球体部222は、ロッド部221に対して拡径しているので、カム部材4をベース部材3に対して軸線bを中心に回動させたときに、複数の係合部22は、それぞれ、ロッド部221がカム溝412に接触することなく、球体部222がカム溝412に接触した状態でカム溝412を移動するようになる。そのため、複数の係合部22がカム溝412を円滑に移動できるようになるので、作業者は、光軸cをスムーズに変化させることができる。
以上に説明した照明装置1は、本発明の一実施形態であり、その具体的構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、上記実施形態の変形例について説明する。
上記照明装置1では、手動でカム部材4をベース部材3に対して回動させることによって複数の光源部2の光軸cを回動させたが、自動でカム部材4をベース部材3に対して回動させることによって複数の光源部2の光軸cを回動させるようにしてもよい。この場合、変形例の照明装置は、カム部材4をベース部材3に対して軸線bを中心に回動させる駆動部と、照明装置と被写体との間の位置情報データに基づいてベース部材3の回動方向および回動量を演算し、前記演算された前記回動方向に前記回動量だけ前記ベース部材を回動させる指令を前記駆動部に送出する制御部と、を備える。このようにすると、変形例の照明装置は、例えば、ロボットの照明に適用された場合、高さが適宜変化するワークに対しても最適な照射角度が自動的に調整されるようになるので、最適な照射角度の設定をよりスムーズに行うことができる。
上記照明装置1では、カム溝412は、カム本体41の周方向に向かうにしたがって径方向外側に傾斜するような円弧状に形成されたが、複数の係合部22がそれぞれ係合して、ベース部材3に対して回動されることにより、光源回動軸dを中心に光源部2の光軸cを回動させるように形成されていれば、カム本体41の半径方向に対して斜めに直線状に延びるように形成されてもよい。
上記照明装置1では、複数のカム溝412は、カム本体41に形成されたが、複数の係合部22が光源回動軸dを中心に回動できるように形成されていれば、立設壁42に形成されていてもよい。この場合、各カム溝412は、立設壁42の周方向に向かうにしたがって上端側に傾斜するような円弧状に形成されてもよく、軸線bの延びる方向に対して斜めに直線状に延びるように形成されてもよい。各係合部22は、立設壁42に形成されたカム溝412に係合できるように、立設壁42に向かって延びるように光源本体21の基部213に形成される。
上記照明装置1では、複数の光源部2は、円環状にベース部材3の光源取付部32に配置されたが、円弧状であれば必ずしも環状である必要はなく、半円弧状など、その他の配置態様が採用されるものであってもよい。このように環状でない配置態様においては、ベース部材とカム部材と蓋部材は、それぞれ、扇状に形成されてもよい。ただし、このような場合、カム部材はベース部材に対して相対的に回動させる必要があることから、ベース部材と蓋部材については、カム部材よりも周方向の寸法を大きく設定して、このカム部材の稼働範囲を確保する必要がある。尚、上記円環状は、円弧状も含む概念である。
上記照明装置1では、複数の光源部2は、中心照射姿勢から平行照射姿勢まで光源回動軸dを中心に回動可能に構成されたが、複数の光源部2の回動範囲は中心照射姿勢から平行照射姿勢までに限定されることはない。例えば、複数の光源部2は、軸線bに対する光軸cの照射角度が鋭角となる状態から、光軸cが軸線bに対して離れる方向に延びる姿勢になるまで回動する構成とされてもよい。この場合、各カム溝412は、光源部2の回動域に応じて適宜変更される。
上記照明装置1では、複数の光源部2を中心照射姿勢に付勢するために電気配線63を利用したが、電気配線63とは別の付勢部材によって複数の光源部2を回動方向の一方向に付勢するようにしてもよい。この場合、付勢部材としては、一端のアーム部がベース部材3に固定され、他端のアーム部が光源本体21に係合されたねじりばねであってもよい。付勢部材は、軸部214の大径軸部214bに巻かれていても、巻かれていなくてもよい。
上記照明装置1では、係合部22は、ロッド部221に対して拡径する球体部222を有したが、全体を拡径することなく柱状に形成されてもよい。
上記照明装置1は、製品を検査撮像するための業務用カメラの照明に適用されたが、人物の撮影などの家庭用カメラの照明に適用されてもよい。
1 照明装置
2 光源部
3 ベース部材
4 カム部材
21 光源本体
22 係合部
63 電気配線
214 軸部
221 ロッド部
222 球体部
412 カム溝
b 所定の軸線
c 光軸
d 光源回動軸
2 光源部
3 ベース部材
4 カム部材
21 光源本体
22 係合部
63 電気配線
214 軸部
221 ロッド部
222 球体部
412 カム溝
b 所定の軸線
c 光軸
d 光源回動軸
Claims (6)
- 光を放出する複数の光源部と、
前記複数の光源部が所定の軸線を中心に円弧状に配置されたベース部材と、
前記軸線を中心に回動可能に前記ベース部材に取り付けられたカム部材と、を備え、
前記複数の光源部は、それぞれ、前記円弧状の接線方向に沿った光源回動軸を中心に光軸が回動可能となるように前記ベース部材に取り付けられた光源本体と、前記光源本体と一体的に回動し、前記光源本体から前記カム部材に向かって延びる係合部と、を有し、
前記カム部材は、前記複数の係合部がそれぞれ係合して、前記ベース部材に対して回動されることにより、前記光源回動軸を中心に前記光源部の前記光軸を回動させる複数のカム溝を有する
照明装置。 - 前記複数の光源部は、前記所定の軸線を中心に前記ベース部材に環状に配置されている
請求項1に記載の照明装置。 - 前記複数のカム溝は、それぞれ、前記光源部の前記光軸が前記軸線に直交する中心照射姿勢から、前記軸線に平行になる平行照射姿勢まで、前記光源部を回動可能なように構成されている
請求項1又は2に記載の照明装置。 - 前記複数の光源部のそれぞれを回動方向のいずれか一方向に付勢する付勢部材を更に有する
請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記複数の光源部に電力を供給する電力供給部を更に備え、
前記電力供給部は、前記ベース部材に取り付けられ、電源からの電力を前記各光源部に分配する分電基板と、前記分電基板から前記各光源部に電力を供給する電気配線と、を有し、
前記付勢部材は、一端が前記光源部に接続されるとともに、他端が前記一端と逆方向に延び前記分電基板に接続され、これらの一端と他端との間に前記光源回動軸周りに巻回された巻回部を有する電気配線である
請求項5に記載の照明装置。 - 前記複数の係合部は、それぞれ、前記カム部材に向かって延びるロッド部と、前記ロッド部の先端に設けられ、前記カム溝に係合する球体部と、を有し、
前記球体部は、前記ロッド部に対して拡径している
請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
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JP2018221909A JP2020087767A (ja) | 2018-11-28 | 2018-11-28 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018221909A JP2020087767A (ja) | 2018-11-28 | 2018-11-28 | 照明装置 |
Publications (1)
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JP (1) | JP2020087767A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51139190A (en) * | 1975-05-28 | 1976-12-01 | Yamada Iryo Shomei Kk | Apparatus of focusing an enclosed multi-lamp type astral lamp |
JP2009054293A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Olympus Corp | Led照明装置 |
-
2018
- 2018-11-28 JP JP2018221909A patent/JP2020087767A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS51139190A (en) * | 1975-05-28 | 1976-12-01 | Yamada Iryo Shomei Kk | Apparatus of focusing an enclosed multi-lamp type astral lamp |
JP2009054293A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Olympus Corp | Led照明装置 |
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