JP2020087316A - 運行管理システム - Google Patents

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Masahide Oi
政英 大井
隆恵 梶本
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Abstract

【課題】オンデマンド型の車両運行に適用でき、各停車位置の到着時間を精度よく算出できる運行管理システムを提供すること。【解決手段】利用者を送迎する車両の運行管理システム1に、複数の停車位置に関する情報を格納している停車位置格納領域11と、複数の停車位置間における車両の移動時間情報を格納し、移動時間情報が、月単位を含む第1期間、曜日単位を含む第2期間および時間単位を含む第3期間の組み合わせ毎に分類されて格納される移動時間格納領域13と、停車位置格納領域11から希望乗車位置および希望降車位置に関する特定の停車位置情報を抽出し、希望乗車位置および希望降車位置を運行する運行計画を計算する運行計画計算プログラム22と、車両の運行予定の日時に対応する特定の移動時間情報を移動時間格納領域13から抽出して、各停車位置の到着時間を計算する時間計算プログラム23とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、利用者を送迎する車両の運行を管理する運行管理システムに関する。
従来、車両を用いて複数の被介護者を介護関連施設に送迎する送迎活動を支援するシステムが知られている。
例えば、複数の被介護者の送迎位置に関する被介護者情報を格納している被介護者情報格納領域と、複数の送迎位置間における車両の移動時間情報を格納している移動時間格納領域と、被介護者情報格納領域から送迎する被介護者に対応する特定の被介護者情報を抽出して、特定の送迎位置を巡回する巡回ルートを計算するルート計算手段と、移動時間格納領域から運行計画における送迎位置間に対応する移動時間情報を抽出して、送迎位置の到着時間を計算する到着時間計算手段とを備える、介護関連施設の送迎支援システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
そのような送迎支援システムでは、到着時間計算手段が、移動時間格納領域に格納される移動時間情報に基づいて、各送迎位置の到着時間を算出する。
特許第6309684号公報
しかるに、近年、利用者の需要(予約)を集約して、利用者を乗り合わせて運行するオンデマンド型の車両運行システムが注目されている。そのようなオンデマンド型の車両運行システムにおいても、利便性の観点から各停車位置の到着時間を精度よく算出することが望まれており、特許文献1に記載の送迎支援システムを、オンデマンド型の車両運行システムに適用することが検討される。
しかし、介護関連施設への送迎を対象とする特許文献1に記載の送迎支援システムを、利用者の需要に応じた送迎を対象とするオンデマンド型の車両運行システムに適用しても、各停車位置の到着時間を精度よく算出することは困難である。
そこで、本発明は、オンデマンド型の車両運行に適用でき、各停車位置の到着時間を精度よく算出できる車両の運行管理システムを提供する。
本発明[1]は、利用者を送迎する車両の運行を管理する運行管理システムであって、情報を格納する格納領域と、前記格納領域に格納される情報を処理する処理手段と、を備え、前記格納領域は、複数の停車位置に関する停車位置情報を格納している停車位置格納領域と、複数の前記停車位置間における車両の移動時間情報を格納している移動時間格納領域であって、前記移動時間情報が、月単位を含む第1期間、曜日単位を含む第2期間および時間単位を含む第3期間の組み合わせ毎に分類されて格納されている移動時間格納領域と、を備え、前記処理手段は、前記停車位置格納領域から、利用者の需要に応じた希望乗車位置および希望降車位置に関する特定の停車位置情報を抽出し、前記希望乗車位置および前記希望降車位置を運行する運行計画を実行する運行計画計算手段と、前記運行計画の運行予定日時に対応する特定の移動時間情報を、前記移動時間格納領域から抽出して、各前記停車位置の到着時間を計算する時間計算手段と、を備えている、運行管理システムを含んでいる。
しかるに、複数の停車位置間における車両の移動時間は、単に距離に依存するだけでなく、交通事情などにも依存する。例えば、交通量は曜日や時間帯によって異なるため、車両が同一の区間を移動する場合であっても、車両の移動時間は、曜日や時間帯に応じて大きく異なる。
しかし、特許文献1に記載の送迎支援システムでは、被介護者が介護関連施設を利用する曜日や時間帯がおおよそ決まっているために、時間計算手段は、車両が運行する曜日および時間帯を考慮することなく、移動時間格納領域に格納される移動時間情報に基づいて、各送迎位置の到着時間を算出することができる。
一方、利用者の需要に応じて車両が運行される場合(つまり、オンデマンド型の車両運行の場合)、利用者の希望曜日および希望時間は広範であり、時間計算手段が、車両が運行する曜日および時間を考慮せずに各送迎位置の到着時間を算出すると、算出された到着時間と実際の到着時間とに乖離が生じるおそれがある。
この点、上記の構成によれば、移動時間格納領域が、車両の移動時間情報を、月単位を含む第1期間、曜日単位を含む第2期間および時間単位を含む第3期間の組み合わせ毎に分類して格納しており、時間計算手段が、運行計画の運行予定日時に対応する特定の移動時間情報を、移動時間格納領域から抽出して、各停車位置の到着時間を計算する。
そのため、各停車位置の到着時間を、利用者が車両の運行を希望する月、曜日および時間を考慮して算出することができる。その結果、運行管理システムがオンデマンド型の車両運行の管理に使用されても、各停車位置の到着時間を精度よく算出できる。
本発明[2]は、前記処理手段は、車両が前記運行計画を実際に運行したときの前記運行計画において互いに隣り合う停車位置間の車両の移動時間を計算する運行時間計算手段と、車両が前記運行計画を実際に運行した日時に基づいて、前記実際の移動時間を前記第1期間、前記第2期間および前記第3期間の組み合わせにより分類し、分類した前記実際の移動時間に基づいて、対応する前記移動時間情報を更新する更新手段と、を備えている、上記[1]に記載の運行管理システムを含んでいる。
このような構成によれば、運行時間計算手段が、車両が運行計画を実際に運行したときの隣り合う停車位置間の車両の移動時間を計算する。そして、更新手段が、車両が運行計画を実際に運行した日時に基づいて、車両の実際の移動時間を所定期間毎に分類し、その実際の移動時間に基づいて、対応する移動時間情報を更新する。つまり、移動時間格納領域に所定期間毎に分類されて格納されている移動時間情報を、車両の実際の移動時間に基づいて更新できる。
そして、時間計算手段が、更新された移動時間情報を抽出して、各停車位置の到着時間を計算する。そのため、各停車位置の到着時間の精度の向上を確実に図ることができる。
本発明[3]は、前記格納領域は、各前記停車位置における停車時間情報を格納している停車時間格納領域を、さらに備え、前記時間計算手段は、前記移動時間格納領域から、前記特定の移動時間情報を抽出するとともに、前記乗降時間格納領域から、停車予定の各停車位置に対応する前記停車時間格納領域を抽出して、各前記停車位置の到着時間を計算し、前記運行時間計算手段は、車両が前記運行計画を実際に運行したときの各前記停車位置における車両の停止時間を計算し、前記更新手段は、前記停止時間に基づいて、対応する前記停車時間情報を更新する、上記[2]に記載の運行管理システムを含んでいる。
このような構成によれば、運行時間計算手段が、車両が運行計画を実際に運行したときの各停車位置における車両の停止時間を計算する。そして、更新手段が、車両の実際の停止時間に基づいて対応する停車時間情報を更新する。つまり、停車時間格納領域に格納されている停車時間情報を、車両の実際の停止時間に基づいて更新できる。
そして、時間計算手段が、更新された移動時間情報を抽出するとともに、更新された停車時間情報を抽出して、各停車位置の到着時間を計算する。そのため、各停車位置の到着時間の精度の向上をより確実に図ることができる。
本発明[4]は、前記格納領域および前記処理手段を備える管理装置と、車両の前記停車位置への到着に対応する到着信号と、車両の前記停車位置からの発車に対応する発車信号とを、前記管理装置に送信可能な端末装置とを備え、前記運行時間計算手段は、前記到着信号の受信後、前記発車信号の受信により、前記停止時間を計算し、前記発車信号の受信後、前記到着信号の受信により、前記移動時間を計算する、上記[3]に記載の運行管理システムを含んでいる。
このような構成によれば、端末装置が、車両の停車位置への到着に対応する到着信号と、車両の停車位置からの発車に対応する発車信号とを、管理装置に送信可能である。そして、運行時間計算手段は、発車信号の受信後、到着信号の受信により、車両の移動時間を計算し、到着信号の受信後、発車信号の受信により、車両の停止時間を計算する。
しかるに、車両の停止および移動は、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)によって判断することもできる。
しかし、停車位置における車両の停止をGPSによって判断すると、車両の停止が、利用者の乗降に応じた停止であるか、停車位置周辺の交通事情(例えば、踏切、信号、渋滞など)に応じた停止であるか判断できない。そのため、GPSに基づいて、利用者の乗降に応じた車両の停止時間、および、隣り合う停車位置間の車両の移動時間を精度よく判断することは困難である。
一方、上記の構成によれば、端末装置が到着信号と発車信号とを管理装置に送信可能であるので、端末装置を車両内に配置すれば、ユーザの操作により、到着信号および発車信号を、車両内の端末装置から管理装置に送信できる。
そのため、ユーザは、車両が停車位置に到着した後に端末装置を操作して、到着信号を管理装置に送信でき、その後、利用者の車両に対する乗降が完了した後に端末装置を操作して、発信信号を管理装置に送信できる。その結果、運行時間計算手段は、到着信号の受信後、発車信号の受信により、利用者の乗降に応じた車両の停止時間を精度よく計算できる。
その後、ユーザは、車両が次の停車位置に到着した後に端末装置を操作して、到着信号を管理装置に送信できる。これによって、運行時間計算手段は、発車信号の受信後、到着信号の受信により、隣り合う停車位置間の車両の移動時間を精度よく計算できる。
そのため、更新手段が、精度よく計算された車両の停止時間に基づいて停車時間情報を更新でき、精度よく計算された車両の移動時間に基づいて移動時間情報を更新できる。その結果、各停車位置の到着時間の精度の向上をより一層確実に図ることができる。
本発明の運行管理システムは、オンデマンド型の車両運行に適用でき、各停車位置の到着時間を精度よく算出できる。
図1は、本発明の運行管理システムの一実施形態を示す概略構成図である。 図2は、図1に示すメモリに格納される停車時間格納領域を説明するための説明図である。 図3は、図1に示すメモリに格納される移動時間格納領域を説明するための説明図である。 図4は、図3に示す移動時間格納領域に格納される移動時間情報を説明するための説明図である。 図5Aは、図1に示すスマートフォンの操作画面であって、出発ボタンが表示される状態を示す。図5Bは、図1に示すスマートフォンの操作画面であって、到着ボタンが表示される状態を示す。 図6は、図1に示す運行管理システムの処理のフローチャートを示す。 図7は、図6に示すステップ2を説明するための説明図である。
<運行管理システム>
図1〜図5を用いて、本発明の運行管理システムの一実施形態を説明する。
図1に示すように、運行管理システム1は、利用者を送迎する車両の運行を管理するシステムであり、より詳しくは、利用者の需要を集約し利用者を乗り合わせて送迎するオンデマンド型の車両の運行を管理するシステムである。運行管理システム1は、管理装置2と、端末装置3とを備える。
<管理装置>
管理装置2は、例えば、複数の車両を管理する運行管理センターに配置され、運行管理センターによって管理または利用される。管理装置2は、処理装置4と、入力装置5とを備える。
処理装置4は、ホストコンピュータであって、演算処理部6と、格納領域の一例としてのメモリ10と、処理手段の一例としてのプログラム20とを備える。
演算処理部6は、中央処理装置(CPU)であって、プログラム20を実行可能である。演算処理部6は、入力装置5から入力される情報およびメモリ10に格納される情報などを、プログラム20に基づいて、演算または計算して、メモリ10に記録する。
メモリ10は、情報を格納する。詳しくは、メモリ10は、停車位置格納領域11と、地図格納領域14と、車両情報格納領域15と、人員情報格納領域16と、停車時間格納領域12と、移動時間格納領域13と、一時情報格納領域17と、運行停止時間格納領域18と、運行移動時間格納領域19と、運行計画情報格納領域7と、運行未定情報格納領域8とを備える。
停車位置格納領域11は、事前に登録される複数の停車位置に関する停車位置情報を格納している。停車位置として、例えば、バスターミナル、電車の駅、商業施設、病院、公民館、利用者の自宅などが挙げられる。なお、事前に登録される停車位置の数は、特に制限されないが、本実施形態では、便宜上、図2が参照されるように、A〜Jの10地点である。
地図格納領域14は、運行管理システム1が運用される地域の地図データを格納している。地図データは、一般的に使用されている公知または市販の地図データを用いることができる。
車両情報格納領域15は、運行管理システム1が管理する車両に関する車両情報を格納している。車両情報として、例えば、車両の台数、各車両の定員などが挙げられる。
人員情報格納領域16は、車両を運転可能な人員に関する人員情報を格納している。人員情報として、例えば、人員の数、各人員の勤務時間などが挙げられる。
図2に示すように、停車時間格納領域12は、複数の停車位置の停車時間に関する停車時間情報を格納する。停車時間格納領域12は、停車時間情報として、運行管理システム1の運用前において所定のプリセット値(例えば、5分)を格納し、運行管理システム1の運用後において後述する更新プログラム25によって更新される更新値を格納する。
図3および図4に示すように、移動時間格納領域13は、複数の停車位置間における車両の移動時間に関する移動時間情報を格納する。移動時間格納領域13は、その車両の移動時間情報を、月単位を含む第1期間、曜日単位を含む第2期間および時間単位を含む第3期間の組み合わせ毎に分類して格納している。
詳しくは、移動時間格納領域13は、複数の停車位置のうち任意に選択される一の停車位置から他の停車位置までの車両の移動時間情報を、第1期間、第2期間および第3期間の組み合わせ毎に含んでおり、好ましくは、複数の停車位置に含まれる2つの停車位置のすべての組み合わせに応じた車両の移動時間情報を、第1期間、第2期間および第3期間の組み合わせ毎に含んでいる。
第1期間は、1年間を複数の期間に区分している。第1期間は、暦上の月単位を少なくとも1つ以上含み、好ましくは、2つ以上の月単位(つまり2ヵ月以上)を含み、さらに好ましくは、連続する2つ以上の月単位(連続する2ヵ月以上)を含む。また、第1期間は、とりわけ好ましくは、季節に対応する。
本実施形態では、1年を季節に対応する4つの第1期間、具体的には、3月〜5月の春に対応する春期間と、6月〜8月の夏に対応する夏期間と、7月〜11月の秋に対応する秋期間と、12月〜2月の冬に対応する冬期間とに区分している。
第2期間は、1週間を複数の期間に区分している。第2期間は、曜日単位を少なくとも1つ以上含み、好ましくは、2つ以上の曜日単位(つまり2日以上)を含み、さらに好ましくは、連続する2つ以上の曜日単位(連続する2日以上)を含む。
本実施形態では、1週間を2つの第2期間、具体的には、月曜日〜金曜日に対応する平日期間と、土曜日および日曜日に対応する週末期間とに区分している。
第3期間は、1日を複数の期間に区分している。第3期間は、時間単位を少なくとも1つ以上含み、好ましくは、2つ以上の時間単位(つまり2時間以上)を含み、さらに好ましくは、連続する2つ以上の時間単位(連続する2時間以上)を含む。
本実施形態では、1日を3つの第3期間、具体的には、午前8時〜午前11時に対応する朝期間と、午前11時〜午後4時に対応する昼期間と、午後4時〜午後7時に対応する夕方期間とに区分している。
そして、本実施形態では、移動時間格納領域13は、第1期間、第2期間および第3期間の組み合わせ毎に、図4に示す移動時間情報を格納している。
各移動時間情報は、運行管理システム1の運用前において予測されるプリセット値を格納し、運行管理システム1の運用後において後述する更新プログラム25によって更新された更新値を格納する。
図1に示すように、一時情報格納領域17は、停車位置格納領域11、車両情報格納領域15、人員情報格納領域16、停車時間格納領域12、移動時間格納領域13、運行計画情報格納領域7および運行未定情報格納領域8に格納されている情報の一部または全部を一時的に格納する。
運行停止時間格納領域18は、後述する運行時間計算プログラム24により計算される実際の停止時間(後述)に関する情報を一時的に格納する。
運行移動時間格納領域19は、後述する運行時間計算プログラム24により計算される実際の移動時間(後述)に関する情報を一時的に格納する。
運行計画情報格納領域7は、利用者の需要に応じた運行計画に関する情報(例えば、運行予定日、運行予定時間、停車予定位置、乗車予定人数、運行予定車両、予定運転者など)を格納する。より具体的には、運行計画情報格納領域7は、車両の運行計画に関する情報を、各日における所定時間帯毎、例えば、上記した第3期間と同様に区分して格納する。
運行未定情報格納領域8は、運行計画のない車両および運行計画のない人員についての情報を、運行計画情報格納領域7と同様に、各日における所定時間帯毎に区分して格納する。
プログラム20は、メモリ10に格納される情報を処理する。プログラム20は、運行計画計算手段の一例としての運行計画計算プログラム22と、時間計算手段の一例としての時間計算プログラム23と、表示プログラム26と、データ通信プログラム27と、運行時間計算手段の一例としての運行時間計算プログラム24と、更新手段の一例としての更新プログラム25とを備える。
運行計画計算プログラム22は、詳しくは後述するが、停車位置格納領域11から、利用者の需要に応じた希望乗車位置および希望降車位置に関する特定の停車位置情報を抽出し、希望乗車位置および希望降車位置を運行する運行計画を計算する。
時間計算プログラム23は、詳しくは後述するが、運行計画が予定される運行日時に対応する特定の移動時間情報を、移動時間格納領域13から抽出するとともに、停車時間格納領域12から、停車予定の停車位置に対応する特定の停車時間情報を抽出して、各停車位置の到着時間および発車時間を計算する。
表示プログラム26は、運行計画計算プログラム22で計算された運行計画を地図データ上に表示する。また、表示プログラム26は、時間計算プログラム23で計算された到着時間および発車時間を表示する。より具体的には、表示プログラム26は、運行計画を含む地図データと、各停車位置の到着時間よび発車時間とを、入力装置5のディスプレイに表示する。
データ通信プログラム27は、運行計画に対応する運行計画データ、および、各停止位置の到着時間よび発車時間に関する時間データを、管理装置2から端末装置3に送信する。
運行時間計算プログラム24は、詳しくは後述するが、車両が運行計画を実際に運行したときの、運行計画において互いに隣り合う停車位置間の車両の移動時間と、各停車位置における車両の停止時間とを計算する。より具体的には、運行時間計算プログラム24は、後述する発車信号の受信後、後述する到着信号の受信により、移動時間を計算し、後述する到着信号の受信後、後述する発車信号の受信により、停止時間を計算する。
更新プログラム25は、運行時間計算プログラム24により算出される停止時間に基づいて、対応する停車時間情報を更新し、運行時間計算プログラム24により算出される移動時間に基づいて、対応する移動時間情報を更新する。
入力装置5は、処理装置4と電気的に接続されている。入力装置5は、例えば、オペレータによって操作可能である。また、入力装置5は、詳しくは後述するが、端末装置3と相互に無線通信可能である。
<端末装置>
端末装置3は、管理装置2と無線通信可能である。端末装置3は、少なくとも管理装置2に信号を送信可能であり、好ましくは、管理装置2からの信号を受信可能である。また、端末装置3は、有線および/または無線により、管理装置2からデータを受信可能である。
端末装置3が送信可能な信号として、例えば、車両の停車位置への到着に対応する到着信号、車両の停車位置からの発車に対応する発車信号などが挙げられる。
端末装置3が受信可能な信号として、例えば、送迎予定の利用者のキャンセルに対応するキャンセル信号などが挙げられる。端末装置3が受信可能なデータとして、例えば、データ通信プログラム27が送信可能なデータが挙げられ、具体的には、上記の運行計画データ、上記の時間データなどが挙げられる。
端末装置3は、車両内に配置可能であり、好ましくは、運転者が携帯可能である。端末装置3の個数は、特に制限されないが、例えば、運行管理システム1が管理する車両の台数や、運転可能な人員数と同数備えられる。
このような端末装置3として、例えば、スマートフォン、タブレット型パソコン、スマートウォッチ、スマートグラスなどが挙げられ、好ましくは、スマートフォンが挙げられる。以下、端末装置3がスマートフォン3Aである場合について詳述する。
図5Aに示すように、スマートフォン3Aは、タッチパネルディスプレイ30を備える。また、スマートフォン3Aは、図示しないが、プロセッサと、アプリケーションソフトウェア(以下、アプリとする。)とを備える。
プロセッサは、アプリを実行する。アプリは、タッチパネルディスプレイ30に、操作画面31を表示する。操作画面31は、少なくとも出発ボタン32を含み、好ましくは、地図表示部35と、時間表示部34と、地点表示部36と、をさらに含む。
出発ボタン32は、操作画面31における下側部分に配置される。ユーザが出発ボタン32をタップ(タッチング操作)すると、アプリは、スマートフォン3Aに発車信号を送信させる。その後、アプリは、図5Bに示すように、出発ボタン32に代えて、到着ボタン37を表示する。ユーザが到着ボタン37をタップすると、アプリは、スマートフォン3Aに到着信号を送信させる。その後、アプリは、図5Aに示すように、到着ボタン37に代えて、出発ボタン32を表示する。
地図表示部35は、出発ボタン32に対して上側に配置される。地図表示部35は、運行計画データに基づいて、運行計画を含む地図を表示する。
時間表示部34は、地図表示部35に対して上側に配置される。時間表示部34は、時間データに基づいて、各停車位置における到着時間および発車時間を表示する。
地点表示部36は、時間表示部34に対して上側に配置される。地点表示部36は、現在車両が停車する位置または現在車両が向かっている行き先と、その位置の前後の停車位置を表示する。
なお、操作画面31の各表示(出発ボタン32、地図表示部35、時間表示部34および地点表示部36)の配置は、特に制限されない。
このようなアプリは、例えば、インターネットなどの電気通信回線を介してスマートフォン3Aにダウンロードできる。
<運行管理システムの処理>
次いで、図6および図7を参照して、運行管理システム1の処理を説明する。
図6に示すように、運行管理システム1の処理は、利用者の需要を受け付けるステップ1と、利用者の需要に応じた運行計画を計算するステップ2と、車両の実際の停止時間および移動時間を計算するステップ3と、停車時間情報および移動時間情報を更新するステップ4と、を含む。
ステップ1では、運行管理システム1が利用者の需要を受け付ける。例えば、管理センターに駐在するオペレータが、管理センターに設けられる電話端末などにより、利用者からの需要情報を受け付ける。利用者の需要情報は、利用希望日、利用希望時間帯、希望乗車位置および希望降車位置を少なくとも含む。
そして、オペレータが、利用者の需要情報を入力装置5により入力すると、ステップ2において、演算処理部6が、運行計画計算プログラム22を実行する。
運行計画計算プログラム22は、図7に示すように、入力された利用者の希望乗車位置および希望降車位置に応じた特定の停車位置情報を、停車位置格納領域11から抽出して一時情報格納領域17に格納する(ステップ2−1)。
また、運行計画計算プログラム22は、利用者の利用希望日および利用希望時間帯において運行が予定される運行計画に関する情報(以下、運行計画情報とする。)が、運行計画情報格納領域7に格納されているか否かを判断する(ステップ2−2)。
運行計画情報が運行計画情報格納領域7に格納されている場合(ステップ2−2のYes)、運行計画計算プログラム22は、運行計画情報格納領域7に格納されている運行計画情報を候補運行計画情報として抽出し、一時情報格納領域17に格納した後、候補運行計画情報に含まれる運行計画(以下、候補運行計画とする。)から所定の条件に基づいて、1つの運行計画を選定する(ステップ2−3)。
例えば、候補運行計画のうち、今回受け付けた利用者の希望乗車位置および/または希望降車位置の最も近くを通過する運行計画を選定する。
そして、運行計画計算プログラム22は、選定した運行計画に今回受け付けた希望乗車位置および/または希望降車位置を組み込むように、運行計画を変更する。
その後、演算処理部6は、時間計算プログラム23を実行する。時間計算プログラム23は、変更した運行計画に含まれる停車位置のうち互いに隣り合う停車位置間の特定の移動時間情報を、その運行計画の運行予定日時に基づいて、図3および図4に示す移動時間格納領域13から抽出するとともに、当該運行計画の各停車位置に対応する特定の停車時間情報を、図2に示す停車時間格納領域12から抽出する。
そして、図7に示すように、時間計算プログラム23は、それら特定の移動時間情報および特定の停車時間情報を一時情報格納領域17に格納した後、一時情報格納領域17に格納される特定の移動時間情報および特定の停車時間情報に基づいて、運行計画における各停車位置の到着時間および発車時間とを計算する(ステップ2−4)。
その後、運行計画計算プログラム22は、時間計算プログラム23が計算した各停車位置の到着時間が、当該運行計画に含まれるすべての利用者の利用希望時間帯を満たすか否かを判断する(ステップ2−5)。
そして、各停車位置の到着時間がすべての利用者の利用希望時間帯を満たす場合(ステップ2−5のYes)、運行計画計算プログラム22は、運行計画情報格納領域7に格納されている運行計画情報を、ステップ2−4において変更された運行計画情報に更新する。
これによって、利用者の予約が完了し、演算処理部6は、表示プログラム26を実行して、入力装置5のディスプレイに利用者の予約が完了したことを表示する(ステップ2−7)。
一方、各停車位置の到着時間がすべての利用者の利用希望時間帯を満たさない場合(ステップ2−5のNo)、ステップ2−3において選定した運行計画を候補運行計画から削除した後(ステップ2−6)、ステップ2−2からステップ2−5を繰り返す。
また、運行計画情報が運行計画情報格納領域7に格納されていない場合(ステップ2−2のNo)、運行計画計算プログラム22は、利用者の利用希望日時において、運行予定のない車両および人員があるか否かを判断する(ステップ2−8)。
そして、利用希望日時において運行予定のない車両および人員がある場合(ステップ2−8のYes)、運行計画計算プログラム22は、新たな運行計画を作成可能であると判断して、停車位置格納領域11から利用者の希望乗車位置および希望降車位置に対応する特定の停車位置情報を抽出するとともに、運行未定情報格納領域8から車両および人員に対応する情報を抽出し、一時情報格納領域17に格納する。
その後、運行計画計算プログラム22は、希望乗車位置および希望降車位置と、車両および人員との情報に基づいて、希望乗車位置および希望降車位置を運行する運行予定を計算する。そして、時間計算プログラム23は、上記したステップ2−4と同様にして、利用者の利用希望時間帯を満たすように、運行計画における各停車位置の到着時間および発車時間とを計算する。これによって、新たな運行計画が作成される(ステップ2−9)。
その後、運行計画計算プログラム22は、新たに作成した運行計画についての情報を運行計画情報格納領域7に格納するとともに、運行未定情報格納領域8から、新たに作成した運行計画に係る車両および人員に対応する情報を削除する。
これによっても、利用者の予約が完了し、表示プログラム26は、入力装置5のディスプレイに利用者の予約が完了したことを表示する(ステップ2−7)。
なお、利用希望日時において運行予定のない車両および人員がない場合(ステップ2−8のNo)、表示プログラム26は、利用者の予約が不可であることを表示する(ステップ2−10)。
その後、運行計画の運行開始前(例えば、30分前)に、その車両運行計画に対する利用者の予約が締め切られる。
次いで、ステップ3において、ユーザの入力装置5の操作またはスマートフォン3Aのアプリの要求に応じて、演算処理部6が、データ通信プログラム27を実行する。データ通信プログラム27は、運行計画に関する運行計画データ、および、その運行計画における各停止位置の発車時間および到着時間に関する時間データとを、入力装置5からスマートフォン3Aに送信する。
これによって、図5Aおよび図5Bに示すように、スマートフォン3Aに、対応する運行計画と、各停止位置の発車時間および到着時間とが反映される。
次いで、運転者が、スマートフォン3Aを携帯して対応する車両に乗車する。そして、各運転者は、図5Aに示すように、運行計画の開始時間(第1の停車位置の発車時間)となったときに、スマートフォン3Aの操作画面31において出発ボタン32をタップする。すると、スマートフォン3Aは、発車信号を入力装置5に送信する。その後、運転者は、担当する運行計画の運行を開始し、第1の停車位置(スタート位置)から第2の停車位置に向かって、車両を発車する。
そして、第2の停車位置に到着すると、運転者は、車両を停止させる。その後、運転者は、図5Bに示すように、操作画面31において到着ボタン37をタップする。すると、スマートフォン3Aは、到着信号を入力装置5に送信する。
これによって、図1に示すように、入力装置5は、発車信号の受信後、到着信号を受信する。すると、運行時間計算プログラム24は、発車信号の受信後、到着信号の受信により、第1の停車位置から第2の停車位置までの車両の移動時間を計算する。その後、運行時間計算プログラム24は、算出した移動時間を、実際の運行日時と関連付けして運行移動時間格納領域19に格納する。
次いで、図5Aに示すように、利用者の乗降が完了した後、運転者は、操作画面31において出発ボタン32をタップする。すると、スマートフォン3Aは、発車信号を入力装置5に送信する。
これによって、図1に示すように、入力装置5は、到着信号の受信後、発車信号を受信する。すると、運行時間計算プログラム24は、到着信号の受信後、発車信号の受信により、第2の停車位置における車両の停止時間を計算する。その後、運行時間計算プログラム24は、算出した停止時間を運行停止時間格納領域18に格納する。
次いで、運転者は、次の停車位置(第3の停車位置)に向かって車両を発車させる。そして、運転者は、すべての停車位置を運行して運行計画が終了するまで、上記のステップを繰り返す。
以上によって、すべての停車位置における車両の停止時間、および、運行計画において互いに隣り合う停止位置間の車両の移動時間が計算される。そして、車両の実際の停止時間が運行停止時間格納領域18に格納され、車両の実際の移動時間が運行移動時間格納領域19に格納される。
次いで、図6に示すように、ステップ4では、演算処理部6が、更新プログラム25を実行する。更新プログラム25は、停車時間格納領域12に格納されている停車時間情報を更新するとともに、移動時間格納領域13に格納されている移動時間情報を、車両が運行計画を実際に運行した日程および時間に基づいて、上記した第1期間、上記した第2期間および上記した第3期間の組み合わせにより分類し、分類した移動時間に基づいて、対応する移動時間情報を更新する。
なお、ステップ4は、例えば、所定の更新期間(例えば、1ヵ月以上、好ましくは、3カ月以上)の経過後に実施される。そのため、所定の更新期間前において、ステップ3が繰り返し実行され、運行停止時間格納領域18に、同じ停車位置に対応する停止時間が複数蓄積され、運行移動時間格納領域19に、同じ停止位置間に対応する移動時間が複数蓄積される。
そして、更新プログラム25は、所定の更新期間後において、運行停止時間格納領域18に蓄積される複数の停止時間に基づいて、停車時間情報の更新値を算出する。例えば、更新プログラム25は、同じ停車位置に対応する複数の停止時間の平均値を算出して、停車時間格納領域12に格納されている停車時間情報と置き換える。
また、更新プログラム25は、所定の更新期間後において、運行移動時間格納領域19に蓄積される複数の移動時間を、上記した第1期間、上記した第2期間および上記した第3期間の組み合わせにより分類し、分類した移動時間に基づいて、対応する移動時間情報の更新値を算出する。例えば、更新プログラム25は、実際の運行日時が同じ分類(第1期間〜第3期間の組み合わせ)に属し、かつ、同じ停止位置間に対応する複数の移動時間の平均値を算出して、移動時間格納領域13に格納されている移動時間情報と置き換える。
以上によって、停車時間格納領域12に格納されている停車時間情報が更新され、移動時間格納領域13に移動時間格納領域に格納されている移動時間情報が更新される。
<作用効果>
運行管理システム1では、移動時間格納領域13が、車両の移動時間情報を、月単位を含む第1期間、曜日単位を含む第2期間および時間単位を含む第3期間の組み合わせ毎に分類して格納しており、時間計算プログラム23が、車両の運行予定日時に対応する特定の移動時間情報を、移動時間格納領域13から抽出して、各停車位置の到着時間を計算する。
そのため、各停車位置の到着時間を、利用者が車両の運行を希望する月、曜日および時間を考慮して算出することができる。その結果、運行管理システム1がオンデマンド型の車両運行の管理に使用されても、各停車位置の到着時間を精度よく算出できる。
また、運行時間計算プログラム24が、車両が運行計画を実際に運行したときの隣り合う停車位置間の車両の移動時間を計算する。そして、更新プログラム25が、車両の実際の運行日時に基づいて、実際の移動時間を所定期間毎に分類し、その実際の移動時間に基づいて、対応する移動時間情報を更新する。つまり、移動時間格納領域13に所定期間毎に分類されて格納されている移動時間情報を、車両の実際の移動時間に基づいて更新できる。
そして、時間計算プログラム23が、更新された移動時間情報を抽出して、各停車位置の到着時間を計算する。そのため、各停車位置の到着時間の精度の向上を確実に図ることができる。
また、運行時間計算プログラム24は、車両が運行計画を実際に運行したときの各停車位置における車両の停止時間を計算する。そして、更新プログラム25が、車両の実際の停止時間に基づいて対応する停車時間情報を更新する。つまり、メモリ10に格納されている停車時間情報を、車両の実際の停止時間に基づいて更新できる。
そして、時間計算プログラム23が、更新された移動時間情報を抽出するとともに、更新された停車時間情報を抽出して、各停車位置の到着時間を計算する。そのため、各停車位置の到着時間の精度の向上をより確実に図ることができる。
また、端末装置3が、車両の停車位置への到着に対応する到着信号と、車両の停車位置からの発車に対応する発車信号とを、管理装置2に送信可能である。そして、運行時間計算プログラム24は、到着信号の受信後、発車信号の受信により、車両の停止時間を計算し、発車信号の受信後、到着信号の受信により、車両の移動時間を計算する。
そのため、端末装置3を車両内に配置すれば、ユーザ(運転者)の操作により、到着信号および発車信号を、車両内の端末装置3から管理装置2に送信できる。
その結果、ユーザは、車両が停車位置に到着した後に端末装置3を操作して、到着信号を管理装置2に送信でき、その後、利用者の車両に対する乗降が完了した後に端末装置3を操作して、発信信号を管理装置2に送信できる。その結果、運行時間計算プログラム24は、到着信号の受信後、発車信号の受信により、利用者の乗降に応じた車両の停止時間を精度よく計算できる。
その後、ユーザは、車両が次の停車位置に到着した後に端末装置3を操作して、到着信号を管理装置2に送信できる。これによって、運行時間計算プログラム24は、発車信号の受信後、到着信号の受信により、隣り合う停車位置間の車両の移動時間を精度よく計算できる。
そのため、更新プログラム25が、精度よく計算された車両の停止時間に基づいて停車時間情報を更新でき、精度よく計算された車両の移動時間に基づいて移動時間情報を更新できる。その結果、各停車位置の到着時間の精度の向上をより確実に図ることができる。
<変形例>
上記の実施形態では、停車時間情報が、期間によって分類されることなく、停車時間格納領域12に格納されているが、本発明は、これに限定されない。
例えば、停車時間情報は、移動時間情報と同様に、上記した第1期間、上記した第2期間および上記した第3期間の組み合わせ毎に分類して停車時間格納領域12に格納されていてもよい。
この場合、時間計算プログラム23は、移動時間格納領域13から、運行計画の運行予定日時に対応する特定の移動時間情報を抽出するとともに、停車時間格納領域12から、運行計画の運行予定日時に対応する特定の停車時間情報を抽出して、各前記停車位置の到着時間を計算する。
また、更新プログラム25は、車両が運行計画を実際に運行した日時に基づいて、車両の実際の停止時間を、第1期間、第2期間および第3期間の組み合わせにより分類し、分類した実際の停止時間に基づいて、対応する停止時間情報を更新する。
これによって、各停車位置の到着時間の精度の向上をより一層確実に図ることができる。
また、このような変形例によっても、上記した実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
1 運行管理システム
2 管理装置
3 端末装置
10 メモリ
11 停車位置格納領域
12 停車時間格納領域
13 移動時間格納領域
20 プログラム
22 運行計画計算プログラム
23 時間計算プログラム
24 運行時間計算プログラム
25 更新プログラム

Claims (4)

  1. 利用者を送迎する車両の運行を管理する運行管理システムであって、情報を格納する格納領域と、前記格納領域に格納される情報を処理する処理手段と、を備え、
    前記格納領域は、
    複数の停車位置に関する停車位置情報を格納している停車位置格納領域と、
    複数の前記停車位置間における車両の移動時間情報を格納している移動時間格納領域であって、前記移動時間情報が、月単位を含む第1期間、曜日単位を含む第2期間および時間単位を含む第3期間の組み合わせ毎に分類されて格納されている移動時間格納領域と、を備え、
    前記処理手段は、
    前記停車位置格納領域から、利用者の需要に応じた希望乗車位置および希望降車位置に関する特定の停車位置情報を抽出し、前記希望乗車位置および前記希望降車位置を運行する運行計画を計算する運行計画計算手段と、
    前記運行計画の運行予定日時に対応する特定の移動時間情報を、前記移動時間格納領域から抽出して、各前記停車位置の到着時間を計算する時間計算手段と、を備えていることを特徴とする、運行管理システム。
  2. 前記処理手段は、
    車両が前記運行計画を実際に運行したときの前記運行計画において互いに隣り合う停車位置間の車両の移動時間を計算する運行時間計算手段と、
    車両が前記運行計画を実際に運行した日時に基づいて、前記実際の移動時間を前記第1期間、前記第2期間および前記第3期間の組み合わせにより分類し、分類した前記実際の移動時間に基づいて、対応する前記移動時間情報を更新する更新手段と、を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の運行管理システム。
  3. 前記格納領域は、各前記停車位置における停車時間情報を格納している停車時間格納領域を、さらに備え、
    前記時間計算手段は、前記移動時間格納領域から前記特定の移動時間情報を抽出するとともに、前記停車時間格納領域から停車予定の各停車位置に対応する特定の停車時間情報を抽出して、各前記停車位置の到着時間を計算し、
    前記運行時間計算手段は、車両が前記運行計画を実際に運行したときの各前記停車位置における車両の停止時間を計算し、
    前記更新手段は、前記停止時間に基づいて、対応する前記停車時間情報を更新することを特徴とする、請求項2に記載の運行管理システム。
  4. 前記格納領域および前記処理手段を備える管理装置と、
    車両の前記停車位置への到着に対応する到着信号と、車両の前記停車位置からの発車に対応する発車信号とを、前記管理装置に送信可能な端末装置とを備え、
    前記運行時間計算手段は、
    前記到着信号の受信後、前記発車信号の受信により、前記停止時間を計算し、
    前記発車信号の受信後、前記到着信号の受信により、前記移動時間を計算することを特徴とする、請求項3に記載の運行管理システム。
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