JP2020085995A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ファーストプリントタイムが長期化するのを抑制し、且つ、出力画像にカブリや濃度不良が発生するのを抑制しつつ、初期状態が終了した直後の現像装置においてトナーの帯電量を十分に上昇させる。【解決手段】画像形成装置は、静電潜像を担持する像担持体と、像担持体に担持された静電潜像を現像する現像装置と、現像装置にトナーを供給するトナー容器と、を備え、トナー容器は、初期状態の現像装置にトナーを供給する第1トナー容器21と、初期状態が終了した通常状態の現像装置にトナーを供給する第2トナー容器と、から選択され、第1トナー容器21は、第2トナー容器よりもトナーの帯電効率を上昇させる上昇構造34を備えている。【選択図】図4
Description
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置は、像担持体に担持された静電潜像を現像する現像装置を備えている。この現像装置は、トナーを担持するトナー担持体を備えており、現像装置内においてトナーを摩擦帯電させた状態でトナー担持体と像担持体の間に電界を発生させることで、トナー担持体上のトナーを像担持体上の静電潜像へと導いている。このような現像動作に用いられるトナーは、通常、トナー容器から現像装置に補給されている(特許文献1参照)。
ところで、初期状態の現像装置(例えば、トナーが充填されていない現像装置)にトナーを補給する場合、通常状態の現像装置(例えば、トナーが充填された現像装置)にトナーを補給する場合よりも、補給されるトナーの帯電量が低くなることがある。そのため、初期状態が終了した直後の現像装置では、トナーの帯電量が不十分になりやすい。このようにトナーの帯電量が不十分な状態で現像動作が実行されると、十分な量のトナーをトナー担持体から像担持体へと導くことができず、出力画像に濃度不良が発生する恐れがある。
このような課題を解決するために、初期状態の現像装置にトナーを補給するトナー容器と通常状態の現像装置にトナーを補給するトナー容器とを区別し、後者に収容されるトナーよりも所定の極性に摩擦帯電しやすいトナーを前者に収容しておくことが考えられる。しかしながら、このような構成を採用すると、異なる種類のトナーが現像装置内で混ざり合うことによって、出力画像にカブリや濃度不良が発生する恐れがある。
また、上記のような課題を解決するために、現像装置の初期状態が終了した直後に、トナーの帯電量を上昇させるためのエージング動作を通常よりも長く実行することが考えられる。しかしながら、このような構成を採用すると、ファーストプリントタイム(1回目の画像形成動作までの待機時間)が長期化する恐れがある。
そこで、本発明は、ファーストプリントタイムが長期化するのを抑制し、且つ、出力画像にカブリや濃度不良が発生するのを抑制しつつ、初期状態が終了した直後の現像装置においてトナーの帯電量を十分に上昇させることを目的とする。
画像形成装置は、静電潜像を担持する像担持体と、前記像担持体に担持された静電潜像を現像する現像装置と、前記現像装置にトナーを供給するトナー容器と、を備え、前記トナー容器は、初期状態の前記現像装置にトナーを供給する第1トナー容器と、前記初期状態が終了した通常状態の前記現像装置にトナーを供給する第2トナー容器と、から選択され、前記第1トナー容器は、前記第2トナー容器よりもトナーの帯電効率を上昇させる上昇構造を備えている。
前記第1トナー容器は、トナーを収容する第1容器本体と、前記第1容器本体に収容されたトナーを撹拌する回転可能な第1撹拌部材と、を備え、前記第2トナー容器は、トナーを収容する第2容器本体と、前記第2容器本体に収容されたトナーを撹拌する回転可能な第2撹拌部材と、を備え、前記上昇構造は、トナーに対する前記第1撹拌部材の撹拌力をトナーに対する前記第2撹拌部材の撹拌力よりも大きくする構造であっても良い。
前記上昇構造は、前記第1撹拌部材の回転速度を前記第2撹拌部材の回転速度よりも速くする構造であっても良い。
前記第1、第2撹拌部材は、その回転軸に沿って延びている撹拌軸と、前記撹拌軸に取り付けられる撹拌羽根と、を備え、前記上昇構造は、前記第1撹拌部材の前記撹拌羽根の径方向の長さを前記第2撹拌部材の前記撹拌羽根の径方向の長さよりも長くする構造であっても良い。
前記第1、第2撹拌部材は、その回転軸に沿って延びている撹拌軸と、前記撹拌軸に取り付けられる撹拌羽根と、を備え、前記上昇構造は、前記第1撹拌部材の前記撹拌羽根の数を前記第2撹拌部材の前記撹拌羽根の数よりも多くする構造であっても良い。
前記第1トナー容器は、トナーを収容する第1容器本体と、前記第1容器本体に収容されたトナーを撹拌する回転可能な第1撹拌部材と、を備え、前記第2トナー容器は、トナーを収容する第2容器本体と、前記第2容器本体に収容されたトナーを撹拌する回転可能な第2撹拌部材と、を備え、前記上昇構造は、前記第1容器本体の内面又は前記第1撹拌部材の少なくとも一方にトナーの摩擦帯電を促進する材料を設ける構造であっても良い。
前記第1トナー容器は、トナーを収容する第1容器本体と、前記第1容器本体に収容されたトナーを撹拌する回転可能な第1撹拌部材と、を備え、前記第2トナー容器は、トナーを収容する第2容器本体と、前記第2容器本体に収容されたトナーを撹拌する回転可能な第2撹拌部材と、を備え、前記上昇構造は、前記第1撹拌部材の個数を前記第2撹拌部材の個数よりも多くする構造であっても良い。
前記初期状態の前記現像装置には、トナーが充填されていなくても良い。
本発明によれば、ファーストプリントタイムが長期化するのを抑制し、且つ、出力画像にカブリや濃度不良が発生するのを抑制しつつ、初期状態が終了した直後の現像装置においてトナーの帯電量を十分に上昇させることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1について説明する。各図に適宜付される矢印Fr、Rr、L、R、U、Loは、それぞれ、画像形成装置1の前側、後側、左側、右側、上側、下側を示している。
まず、画像形成装置1の全体の構成について説明する。画像形成装置1は、例えば、プリント機能、コピー機能及びファックス機能等を複合的に備えた複合機である。
図1を参照して、画像形成装置1は、箱型の装置本体2を備えている。装置本体2の上端部には、原稿画像を読み取るための画像読取装置3が設けられている。装置本体2の上部には、排紙トレイ4が設けられている。装置本体2の上下方向中央部には、排紙トレイ4の下方に露光装置5が設けられている。装置本体2の上下方向中央部には、露光装置5の下方にトナー容器6が収容されている。装置本体2の下端部には、用紙S(記録媒体の一例)を収納する給紙カセット7が収容されている。
装置本体2の右側部には、用紙Sの搬送路10が上下方向に沿って設けられている。搬送路10の上流端部には、給紙部11が設けられている。搬送路10の中流部には、画像形成部12が設けられている。画像形成部12は、感光体ドラム13(像担持体の一例)と現像装置14を有する。搬送路10の下流部には、定着装置15が設けられている。
次に、このような構成を備えた画像形成装置1の動作について説明する。
まず、感光体ドラム13の表面が一様に帯電した状態で、露光装置5が感光体ドラム13の表面に光(図1の点線矢印参照)を照射し、静電潜像を形成する。次に、現像装置14が感光体ドラム13上の静電潜像を現像し、トナー像を形成する。これにより、画像形成動作が完了する。
一方、給紙部11によって給紙カセット7から取り出された用紙Sは、搬送路10を下流側へと搬送されて画像形成部12に進入し、画像形成部12において感光体ドラム13の表面から用紙Sにトナー像が転写される。トナー像が転写された用紙Sは、搬送路10を下流側へと搬送されて定着装置15に進入し、定着装置15において用紙Sにトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙Sは、搬送路10の下流端部から排紙トレイ4に排出される。
次に、トナー容器6について更に説明する。
図2を参照して、トナー容器6は、現像装置14の左方(側方)に配置されている。トナー容器6は、前側から後側に向かう装着方向Zに沿って、現像装置14に着脱可能に装着されている。装着方向Zは、前後方向と平行な方向である。
図3〜図6を参照して、トナー容器6は、初期状態(未使用状態)の現像装置14にトナーを補給する第1トナー容器21(図3、図4参照)と、初期状態が終了した通常状態の現像装置14にトナーを補給する第2トナー容器22(図5、図6参照)と、から選択されるようになっている。
まず、第1トナー容器21について説明する。
図3、図4を参照して、第1トナー容器21は、第1容器本体31と、第1容器本体31の左側部と右側部に収容される一対の第1撹拌部材32と、第1容器本体31の右上部に収容される第1搬送部材33と、第1容器本体31の後側(前後方向外側)に設けられる第1ギア機構34(上昇構造の一例)及び第1従動カップリング35と、を備えている。
第1トナー容器21の第1容器本体31は、前後方向に長い箱型を成している。第1容器本体31の内部には、互いに連通する収容空間37と排出空間38が設けられている。収容空間37は、トナー(現像剤)を収容している。排出空間38は、収容空間37の右上側に設けられており、収容空間37よりも上方に位置している。第1容器本体31の右上部には、排出空間38の下方に、トナーを排出するための排出口39が設けられている。
第1トナー容器21の各第1撹拌部材32は、第1容器本体31の収容空間37に収容されている。各第1撹拌部材32は、前後方向に延びている回転軸Xの周りを回転可能に設けられている。各第1撹拌部材32は、回転軸Xに沿って延びている撹拌軸41と、撹拌軸41に取り付けられる撹拌羽根42と、を備えている。撹拌羽根42は、樹脂製のフィルムによって形成されており、可撓性を有している。撹拌羽根42は、第1容器本体31の内面に接触可能に設けられている。
第1トナー容器21の第1搬送部材33は、第1容器本体31の排出空間38に収容されている。第1搬送部材33は、前後方向に延びている回転軸Yの周りを回転可能に設けられている。第1搬送部材33は、回転軸Yに沿って延びている搬送軸43と、搬送軸43の外周に設けられる螺旋状の搬送羽根44と、を備えている。
第1トナー容器21の第1ギア機構34は、第1伝達ギア46と、第1伝達ギア46の左右両側に配置される一対の第1撹拌ギア47と、を備えている。各第1撹拌ギア47は、第1伝達ギア46と噛み合っている。各第1撹拌ギア47は、第1伝達ギア46よりも外径が小さく、第1伝達ギア46よりも歯数が少ない。各第1撹拌ギア47は、第1容器本体31の後壁部31Rr(前後方向一方側の壁部)を貫通しており、各第1撹拌部材32の撹拌軸41に連結されている。これにより、各第1撹拌ギア47と各第1撹拌部材32が一体に回転可能となっている。
第1トナー容器21の第1従動カップリング35は、第1搬送部材33の搬送軸43に連結されている。これにより、第1従動カップリング35と第1搬送部材33が一体に回転可能となっている。第1従動カップリング35の後端部(装着方向Zにおける下流側の端部)には、一対のフック48が周方向に間隔をおいて設けられている。
次に、第2トナー容器22について説明する。
図5、図6を参照して、第2トナー容器22は、第2容器本体51と、第2容器本体51の左側部と右側部に収容される一対の第2撹拌部材52と、第2容器本体51の右上部に収容される第2搬送部材53と、第2容器本体51の後側(前後方向外側)に設けられる第2ギア機構54及び第2従動カップリング55と、を備えている。なお、第2トナー容器22の第2容器本体51、各第2撹拌部材52及び第2搬送部材53の構成は、第1トナー容器21の第1容器本体31、各第1撹拌部材32及び第1搬送部材33の構成と同じであるため、説明を省略する。
第2トナー容器22の第2ギア機構54は、第2伝達ギア57と、第2伝達ギア57の左右両側に配置される一対の第2撹拌ギア58と、を備えている。各第2撹拌ギア58は、第2伝達ギア57と噛み合っている。各第2撹拌ギア58は、第2伝達ギア57と同一の外径を有しており、第2伝達ギア57と歯数が同一である。各第2撹拌ギア58は、第2容器本体51の後壁部51Rr(前後方向一方側の壁部)を貫通しており、各第2撹拌部材52の撹拌軸41に連結されている。これにより、各第2撹拌ギア58と各第2撹拌部材52が一体に回転可能となっている。
第2トナー容器22の第2従動カップリング55は、第2搬送部材53の搬送軸43に連結されている。これにより、第2従動カップリング55と第2搬送部材53が一体に回転可能となっている。第2従動カップリング55の後端部(装着方向Zにおける下流側の端部)には、非円形状の係合溝59が設けられている。第2容器本体51に対する第2従動カップリング55の後側(装着方向Zにおける下流側)への突出長さは、第1容器本体31に対する第1従動カップリング35の後側(装着方向Zにおける下流側)への突出長さよりも長い。
次に、現像装置14について更に説明する。
図3、図5を参照して、現像装置14は、筐体61と、筐体61の下部に収容される一対のスクリュー62と、筐体61の右上部に配置される現像ローラー63と、現像ローラー63の左側に配置されるブレード64と、筐体61の後側に設けられる駆動ユニット65と、を備えている。
初期状態の現像装置14の筐体61には、トナーが充填されていない。初期状態が終了した通常状態の現像装置14の筐体61には、トナーが充填されている。このトナーは、例えば、キャリア粒子を含まない一成分トナーである。筐体61の上面の左側部には、トナーを補給するための補給口67が設けられている。筐体61の上面の右側部には、開口部69が設けられている。
現像装置14の各スクリュー62は、筐体61に回転可能に支持されている。各スクリュー62は、前後方向に沿って延びているスクリュー軸71と、スクリュー軸71の外周に設けられる螺旋状のスクリュー羽根72と、を備えている。
現像装置14の現像ローラー63は、筐体61に回転可能に支持されている。現像ローラー63は、前後方向に沿って延びている。現像ローラー63の外周面は、筐体61の開口部69を介して筐体61の外部に露出しており、感光体ドラム13の外周面と間隔を介して対向している。
現像装置14のブレード64は、筐体61の右側部に固定されている。ブレード64は、現像ローラー63の外周面と間隔を介して対向している。
図7、図8を参照して、現像装置14の駆動ユニット65は、ケーシング74と、ケーシング74に回転可能に支持される駆動部材75と、駆動部材75に取り付けられる駆動カップリング76と、駆動部材75と駆動カップリング76の間に設けられる付勢部材77と、を備えている。
駆動ユニット65のケーシング74は、筐体61に取り付けられている。ケーシング74の前面には、円形の貫通穴79が設けられている。
駆動ユニット65の駆動部材75は、前後方向に長い円筒状を成している。駆動部材75は、ケーシング74の貫通穴79を貫通している。駆動部材75は、モーターによって構成される駆動源85に接続されている。駆動部材75の前部には、一対の嵌合穴86が周方向に間隔をおいて設けられている。
駆動ユニット65の駆動カップリング76は、前後方向に長い形状を成している。駆動カップリング76の後部は、遊びがある状態で駆動部材75の前部に挿入されている。そのため、駆動カップリング76が駆動部材75に対して傾動可能となっている。駆動カップリング76の後部には、一対の嵌合突起87が周方向に間隔をおいて設けられている。各嵌合突起87は、駆動部材75の各嵌合穴86に嵌合している。これにより、駆動部材75に対する駆動カップリング76の回転及び前後方向の移動が規制されている。駆動カップリング76の前端部には、非円形状の係合突起88が設けられている。
駆動ユニット65の付勢部材77は、例えば、コイルばねによって構成されている。付勢部材77は、駆動部材75に対して駆動カップリング76を前側(装着方向Zにおける上流側)に向かって付勢している。
現像装置14が初期状態にある場合に、駆動ユニット65の駆動カップリング76には、ジョイント部材91が着脱可能に連結されている。ジョイント部材91は、駆動カップリング76の前側(装着方向Zにおける上流側)に配置されている。ジョイント部材91は、前後方向に長い形状を成している。ジョイント部材91の後端部には、非円形状の係合穴92が設けられている。係合穴92は、駆動カップリング76の係合突起88と係合している。これにより、駆動カップリング76に対するジョイント部材91の回転が規制されている。ジョイント部材91の前部は、円筒状を成している。ジョイント部材91の前部には、一対のフック穴93が周方向に間隔をおいて設けられている。
次に、現像装置14による現像動作について説明する。
現像装置14による現像動作を実行する際には、各スクリュー62を回転させる。これにより、筐体61内のトナーが各スクリュー62によって撹拌されて摩擦帯電する。
また、現像装置14による現像動作を実行する際には、現像ローラー63を回転させる。これにより、各スクリュー62によって撹拌されて摩擦帯電したトナーが現像ローラー63に担持される。現像ローラー63に担持されたトナーは、ブレード64によって層厚を規制された後、現像ローラー63と感光体ドラム13の間の電界の作用によって現像ローラー63から感光体ドラム13へと導かれる。これにより、感光体ドラム13上の静電潜像が現像される。
次に、第1トナー容器21の現像装置14への着脱動作及び第1トナー容器21から現像装置14へのトナー補給動作について説明する。
第1トナー容器21を初期状態の現像装置14に装着する際には、図9に矢印Aで示されるように、作業者が装着方向Zに沿って第1トナー容器21を初期状態の現像装置14に挿入していく。第1トナー容器21が初期状態の現像装置14に装着されると、第1トナー容器21の第1従動カップリング35の各フック48がジョイント部材91の各フック穴93に係合する。これにより、ジョイント部材91に対する第1従動カップリング35の回転及び前後方向の移動が規制される。
第1トナー容器21から初期状態の現像装置14にトナーを補給する際には、第1トナー容器21が初期状態の現像装置14に装着された状態で、駆動源85を駆動させる。このように駆動源85が駆動すると、駆動源85の回転が第1伝達ギア46に伝達され、第1伝達ギア46が回転する。このように第1伝達ギア46が回転すると、第1伝達ギア46の回転が各第1撹拌ギア47を介して各第1撹拌部材32に伝達され、各第1撹拌部材32が回転する。これにより、第1容器本体31の収容空間37内のトナーが各第1撹拌部材32によって撹拌されると共に、右側の第1撹拌部材32によって第1容器本体31の排出空間38へと搬送される。
また、上記のように駆動源85が駆動すると、駆動源85の回転が駆動部材75に伝達され、駆動部材75が回転する。このように駆動部材75が回転すると、駆動部材75の回転が駆動カップリング76、ジョイント部材91及び第1従動カップリング35を介して第1搬送部材33に伝達され、第1搬送部材33が回転する。これにより、第1容器本体31の排出空間38内のトナーが第1搬送部材33によって前後方向に沿って排出口39へと搬送され、排出口39から排出される。排出口39から排出されたトナーは、初期状態の現像装置14に補給口67を介して補給される。
なお、このように第1トナー容器21から初期状態の現像装置14にトナーが補給されると、現像装置14にトナーが充填される。これに伴って、現像装置14の初期状態が終了し、現像装置14が初期状態から通常状態へと移行する。
第1トナー容器21を通常状態の現像装置14から取り外す際には、図10に矢印Bで示されるように、作業者が装着方向Zとは逆の方向に沿って第1トナー容器21を通常状態の現像装置14から引き抜く。第1トナー容器21が通常状態の現像装置14から取り外されると、第1トナー容器21の第1従動カップリング35の各フック48がジョイント部材91の各フック穴93に係合したまま、ジョイント部材91が第1トナー容器21と共に通常状態の現像装置14から取り外される。これに伴って、駆動カップリング76に対するジョイント部材91の連結が解除される。
次に、第2トナー容器22の現像装置14への着脱動作及び第2トナー容器22から現像装置14へのトナー補給動作について説明する。
第2トナー容器22を通常状態の現像装置14に装着する際には、図11に矢印Cで示されるように、作業者が装着方向Zに沿って第2トナー容器22を通常状態の現像装置14に挿入していく。第2トナー容器22が通常状態の現像装置14に装着されると、第2トナー容器22の第2従動カップリング55の係合溝59が駆動カップリング76の係合突起88に係合する。これにより、駆動カップリング76に対する第2従動カップリング55の回転が規制される。なお、第2トナー容器22が通常状態の現像装置14に装着された状態における現像装置14に対する第2容器本体51の前後方向の位置は、第1トナー容器21が初期状態の現像装置14に装着された状態における現像装置14に対する第1容器本体31の前後方向の位置と一致している。
第2トナー容器22から通常状態の現像装置14にトナーを補給する際には、第2トナー容器22が通常状態の現像装置14に装着された状態で、駆動源85を駆動させる。このように駆動源85が駆動すると、駆動源85の回転が第2伝達ギア57に伝達され、第2伝達ギア57が回転する。このように第2伝達ギア57が回転すると、第2伝達ギア57の回転が各第2撹拌ギア58を介して各第2撹拌部材52に伝達され、各第2撹拌部材52が回転する。これにより、第2容器本体51の収容空間37内のトナーが各第2撹拌部材52によって撹拌されると共に、右側の第2撹拌部材52によって第2容器本体51の排出空間38へと搬送される。
また、上記のように駆動源85が駆動すると、駆動源85の回転が駆動部材75に伝達され、駆動部材75が回転する。このように駆動部材75が回転すると、駆動部材75の回転が駆動カップリング76及び第2従動カップリング55を介して第2搬送部材53に伝達され、第2搬送部材53が回転する。これにより、第2容器本体51の排出空間38内のトナーが第2搬送部材53によって前後方向に沿って排出口39へと搬送され、排出口39から排出される。排出口39から排出されたトナーは、通常状態の現像装置14に補給口67を介して補給される。
第2トナー容器22を通常状態の現像装置14から取り外す際には、作業者が装着方向Zとは逆の方向に沿って第2トナー容器22を通常状態の現像装置14から引き抜く。第2トナー容器22が通常状態の現像装置14から取り外されると、第2トナー容器22の第2従動カップリング55と駆動カップリング76の係合が解除される。
ところで、本実施形態では、各第1撹拌ギア47の歯数が第1伝達ギア46の歯数よりも少ないのに対して、各第2撹拌ギア58の歯数が第2伝達ギア57の歯数と同一である。言い換えると、本実施形態では、第1ギア機構34の変速比(各第1撹拌ギア47の歯数/第1伝達ギア46の歯数)が第2ギア機構54の変速比(各第2撹拌ギア58の歯数/第2伝達ギア57の歯数)よりも小さい。そのため、駆動源85から同一の回転数の駆動が第1伝達ギア46と第2伝達ギア57に入力された場合、各第1撹拌部材32の回転速度が各第2撹拌部材52の回転速度よりも速くなる。これに伴って、トナーに対する各第1撹拌部材32の撹拌力がトナーに対する各第2撹拌部材52の撹拌力よりも大きくなり、第1容器本体31内のトナーの帯電効率が第2容器本体51内のトナーの帯電効率よりも上昇する。
以上のように、本実施形態では、初期状態の現像装置14にトナーを補給する第1トナー容器21と通常状態の現像装置14にトナーを補給する第2トナー容器22とを区別し、第1トナー容器21には第2トナー容器22よりもトナーの帯電効率を上昇させる第1ギア機構34を設けている。このような構成を採用することで、初期状態の現像装置14にトナーを補給する際に、トナーの帯電量を十分に上昇させることができる。そのため、初期状態が終了した直後の現像装置14においてトナーの帯電量を十分に上昇させ、十分な量のトナーを現像ローラー63から感光体ドラム13へと導くことができ、出力画像に濃度不良が発生するのを抑制することができる。
また、上記のように第1トナー容器21に設けられた第1ギア機構34を用いて第1容器本体31内のトナーの帯電効率を上昇させることで、第1容器本体31内のトナーと第2容器本体51内のトナーの種類を変えることなく、第1容器本体31内のトナーの帯電効率を上昇させることができる。そのため、異なる種類のトナーが現像装置14内で混ざり合うことによって出力画像にカブリや濃度不良が発生するのを抑制することができる。
更に、第1トナー容器21に設けられた第1ギア機構34を用いて第1容器本体31内のトナーの帯電効率を上昇させることで、トナーが現像装置14に充填される前の段階で、トナーの帯電量を上昇させることができる。そのため、トナーが現像装置14に充填された直後に、トナーの帯電量を上昇させるためのエージング動作を長時間にわたって実行する必要が無くなり、ファーストプリントタイム(1回目の画像形成動作までの待機時間)が長期化するのを抑制することができる。
また、第1ギア機構34は、トナーに対する各第1撹拌部材32の撹拌力をトナーに対する各第2撹拌部材52の撹拌力よりも大きくする構造である。このような構造を採用することで、第1容器本体31の構造を第2容器本体51の構造とは変えることなく、第1容器本体31内のトナーの帯電効率を上昇させることができる。
また、第1ギア機構34は、各第1撹拌部材32の回転速度を各第2撹拌部材52の回転速度よりも速くする構造である。このような構造を採用することで、第1ギア機構34のギア比を変えることによって、第1トナー容器21におけるトナーの帯電量を自由に設定することができる。
また、初期状態の現像装置14には、トナーが充填されていない。このような構成を採用することで、画像形成装置1の出荷時や運搬時に現像装置14からトナーが漏れるのを抑制することができる。一方で、このような構成を採用すると、初期状態が終了した直後の現像装置14(トナーの充填が終了した直後の現像装置14)において、トナーの帯電量が不十分になりやすい。そのため、上記のような構成を用いてトナーの帯電量を上昇させるメリットが大きい。
本実施形態では、第1ギア機構34によって、トナーに対する各第1撹拌部材32の撹拌力をトナーに対する各第2撹拌部材52の撹拌力よりも上昇させ、第1トナー容器21におけるトナーの帯電効率を第2トナー容器22におけるトナーの帯電効率よりも上昇させている。
一方で、本発明の第1変形例では、図12に示されるように、各第1撹拌部材32の撹拌羽根42の径方向の長さを各第2撹拌部材52(図5参照)の撹拌羽根42の径方向の長さよりも長くする構造によって、トナーに対する各第1撹拌部材32の撹拌力をトナーに対する各第2撹拌部材52の撹拌力よりも上昇させている。このような構造を採用することで、簡易な構成によって、トナーに対する各第1撹拌部材32の撹拌力をトナーに対する各第2撹拌部材52の撹拌力よりも上昇させることができる。
また、本発明の第2変形例では、図13に示されるように、各第1撹拌部材32の撹拌羽根42の数を各第2撹拌部材52(図5参照)の撹拌羽根42の数よりも多くする構造によって、トナーに対する各第1撹拌部材32の撹拌力をトナーに対する各第2撹拌部材52の撹拌力よりも上昇させている。このような構造を採用することで、第1トナー容器21におけるトナーの帯電効率を一層高めることができる。
また、本発明の第3変形例では、図14に示されるように、第1容器本体31の内面及び各第1撹拌部材32にトナーの摩擦帯電を促進する材料Q(以下、「促進材料Q」と称する)を設ける構造によって、第1トナー容器21におけるトナーの帯電効率を第2トナー容器22におけるトナーの帯電効率よりも上昇させている。このような構造を採用することで、促進材料Qの種類や大きさを変えることによって、第1トナー容器21におけるトナーの帯電量を自由に設定することができる。
上記の促進材料Qは、第1容器本体31の内面及び各第1撹拌部材32に対してどのような方法で固定されていても良い。例えば、上記の促進材料Qは、第1容器本体31の内面及び各第1撹拌部材32に対して貼り付けられているか、又は塗布されていても良い。
上記の促進材料Qは、第1容器本体31の内面及び各第1撹拌部材32よりも帯電列においてトナーの帯電極性とは逆側の極性にある材料であれば、どのような材料で形成されていても良い。例えば、促進材料Qは、カーボンブラック、チタンブラック、酸化チタン等の導電性微粒子又は半導電性微粒子を樹脂中に分散させたものであっても良いし、ガラスビーズを第1容器本体31の内面に接着させたものであっても良いし、第1容器本体31の内面及び各第1撹拌部材32よりも帯電列においてトナーの帯電極性とは逆側の極性にある樹脂によって形成されていても良い。
なお、本発明の第3変形例では、第1容器本体31の内面及び各第1撹拌部材32に促進材料Qを設けているが、他の異なる実施形態では、第1容器本体31の内面又は各第1撹拌部材32のいずれか一方に促進材料Qを設けても良い。
また、本発明の第4変形例では、図15に示されるように、各第1撹拌部材32の個数を各第2撹拌部材52(図5参照)の個数よりも多くする構造によって、第1トナー容器21におけるトナーの帯電効率を第2トナー容器22におけるトナーの帯電効率よりも上昇させている。このような構造を採用することで、第1トナー容器21におけるトナーの帯電効率を一層高めることができる。
本実施形態では、トナー容器6が現像装置14に直接装着されている。一方で、他の異なる実施形態では、トナー容器6が現像装置14に他の部材を介して装着されていても良い。
本実施形態では、初期状態の現像装置14にトナーが充填されていない。一方で、他の異なる実施形態では、初期状態の現像装置14にトナーが充填されていても良い。
本実施形態では、画像形成装置1が複合機である。一方で、他の異なる実施形態では、画像形成装置1がプリンター、コピー機、ファクシミリ等であっても良い。
1 画像形成装置
6 トナー容器
13 感光体ドラム(像担持体の一例)
14 現像装置
21 第1トナー容器
22 第2トナー容器
31 第1容器本体
32 第1撹拌部材
34 第1ギア機構(上昇構造の一例)
41 撹拌軸
42 撹拌羽根
51 第2容器本体
52 第2撹拌部材
Q 促進材料
6 トナー容器
13 感光体ドラム(像担持体の一例)
14 現像装置
21 第1トナー容器
22 第2トナー容器
31 第1容器本体
32 第1撹拌部材
34 第1ギア機構(上昇構造の一例)
41 撹拌軸
42 撹拌羽根
51 第2容器本体
52 第2撹拌部材
Q 促進材料
Claims (8)
- 静電潜像を担持する像担持体と、
前記像担持体に担持された静電潜像を現像する現像装置と、
前記現像装置にトナーを供給するトナー容器と、を備え、
前記トナー容器は、
初期状態の前記現像装置にトナーを供給する第1トナー容器と、
前記初期状態が終了した通常状態の前記現像装置にトナーを供給する第2トナー容器と、から選択され、
前記第1トナー容器は、前記第2トナー容器よりもトナーの帯電効率を上昇させる上昇構造を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1トナー容器は、
トナーを収容する第1容器本体と、
前記第1容器本体に収容されたトナーを撹拌する回転可能な第1撹拌部材と、を備え、
前記第2トナー容器は、
トナーを収容する第2容器本体と、
前記第2容器本体に収容されたトナーを撹拌する回転可能な第2撹拌部材と、を備え、
前記上昇構造は、トナーに対する前記第1撹拌部材の撹拌力をトナーに対する前記第2撹拌部材の撹拌力よりも大きくする構造であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記上昇構造は、前記第1撹拌部材の回転速度を前記第2撹拌部材の回転速度よりも速くする構造であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記第1、第2撹拌部材は、
その回転軸に沿って延びている撹拌軸と、
前記撹拌軸に取り付けられる撹拌羽根と、を備え、
前記上昇構造は、前記第1撹拌部材の前記撹拌羽根の径方向の長さを前記第2撹拌部材の前記撹拌羽根の径方向の長さよりも長くする構造であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記第1、第2撹拌部材は、
その回転軸に沿って延びている撹拌軸と、
前記撹拌軸に取り付けられる撹拌羽根と、を備え、
前記上昇構造は、前記第1撹拌部材の前記撹拌羽根の数を前記第2撹拌部材の前記撹拌羽根の数よりも多くする構造であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記第1トナー容器は、
トナーを収容する第1容器本体と、
前記第1容器本体に収容されたトナーを撹拌する回転可能な第1撹拌部材と、を備え、
前記第2トナー容器は、
トナーを収容する第2容器本体と、
前記第2容器本体に収容されたトナーを撹拌する回転可能な第2撹拌部材と、を備え、
前記上昇構造は、前記第1容器本体の内面又は前記第1撹拌部材の少なくとも一方にトナーの摩擦帯電を促進する材料を設ける構造であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1トナー容器は、
トナーを収容する第1容器本体と、
前記第1容器本体に収容されたトナーを撹拌する回転可能な第1撹拌部材と、を備え、
前記第2トナー容器は、
トナーを収容する第2容器本体と、
前記第2容器本体に収容されたトナーを撹拌する回転可能な第2撹拌部材と、を備え、
前記上昇構造は、前記第1撹拌部材の個数を前記第2撹拌部材の個数よりも多くする構造であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記初期状態の前記現像装置には、トナーが充填されていないことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018216476A JP2020085995A (ja) | 2018-11-19 | 2018-11-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018216476A JP2020085995A (ja) | 2018-11-19 | 2018-11-19 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020085995A true JP2020085995A (ja) | 2020-06-04 |
Family
ID=70909914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018216476A Pending JP2020085995A (ja) | 2018-11-19 | 2018-11-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020085995A (ja) |
-
2018
- 2018-11-19 JP JP2018216476A patent/JP2020085995A/ja active Pending
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