JP2020085672A - 駐車場検索装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】訪問先の周辺の駐車できる可能性が高い駐車場を、容易に検索することが可能な駐車場検索装置を提供する。【解決手段】入力受付部(入力受付手段)が、訪問先と、訪問先の周辺駐車場に係る情報と、駐車実績に係る情報との入力を受け付けて、情報取得部(取得手段)が、訪問先を訪問した年月日と、保守員の現在位置と、現在時刻とを取得する。情報蓄積部(蓄積手段)は、複数の保守員について、少なくとも、各保守員の訪問先と、訪問時に駐車した又は駐車を試みた訪問先の周辺駐車場に係る情報と、駐車実績に係る情報とを関連付けて蓄積する。そして、到着時刻予測部(予測手段)が、訪問先の位置と、保守員の現在位置と、現在時刻と、保守員の移動手段とから、訪問先への到着予想時刻を予測して、駐車場検索部(検索手段)が、情報蓄積部が蓄積した情報の中から、到着予想時刻と略等しい時刻における、駐車実績のある訪問先の周辺駐車場を検索する。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、駐車場検索装置に関する。
従来、目的地周辺の駐車場を検索する際に、過去に当該目的地周辺の駐車場を利用した際の駐車行動に基づいて、駐車場検索を行う例が知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、このような従来例にあっては、駐車場検索に利用するのは、運転者本人の過去の駐車行動の履歴のみであるため、初めて訪れる目的地やめったに訪れない目的地では、適切な駐車場検索が行いにくいという課題があった。
本発明が解決しようとする課題は、訪問先の周辺の駐車できる可能性が高い駐車場を、容易に検索することが可能な駐車場検索装置を提供することである。
実施形態の駐車場検索装置は、蓄積手段と、入力受付手段と、取得手段と、予測手段と、検索手段とを備える。蓄積手段は、複数の訪問者について、少なくとも、各訪問者の訪問先と、訪問時に駐車した又は駐車を試みた訪問先の周辺駐車場に係る情報と、駐車実績に係る情報とを関連付けて蓄積する。入力受付手段は、訪問先と、訪問先の周辺駐車場に係る情報と、駐車実績に係る情報との入力を受け付ける。取得手段は、訪問先を訪問した年月日と、訪問者の現在位置と、現在時刻とを取得する。予測手段は、訪問先の位置と、訪問者の現在位置と、現在時刻と、訪問者の移動手段とから、訪問先への到着予想時刻を予測する。検索手段は、蓄積手段が蓄積した情報の中から、到着予想時刻と略等しい時刻における、駐車実績のある訪問先の周辺駐車場を検索する。
図1は、訪問先の周辺駐車場について説明する図である。 図2は、駐車場検索システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。 図3は、サーバ装置のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。 図4は、携帯端末のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。 図5は、サーバ装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 図6は、携帯端末の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 図7は、駐車ログファイルの一例を示す図である。 図8は、駐車履歴ファイルの一例を示す図である。 図9は、駐車場検索システムが行う一連の処理のうち、出発前に目標とする周辺駐車場を設定するまでの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、駐車場検索システムが行う一連の処理のうち、目標とした周辺駐車場に到着した際に行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図11は、検索処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、付帯条件が設定された場合の検索処理の流れの一例を示すフローチャートである。
(周辺駐車場の説明)
まず、本実施形態で説明する駐車場検索システム1において、検索対象となる、訪問先の周辺駐車場について、図1を用いて説明する。図1は、周辺駐車場について説明する図である。駐車場検索システム1は、例えば、保守員が店舗Aに出向いて、店舗Aに備え付けられたPOS端末などの設備の保守管理を行う際に、店舗Aの周辺で車両を駐車する周辺駐車場Qを検索するために使用するシステムである。なお、店舗Aは訪問先の一例である。また、保守員は訪問者の一例である。
図1に示すように、一般に、店舗Aには、店舗専用の店舗駐車場A1(専用駐車場)が並設されている。そして、車両で店舗Aを訪れた客は、店舗駐車場A1に車両を駐車する。一般に、店舗駐車場A1は、客専用の駐車場とされることが多い。そのため、設備保守のために車両で店舗Aを訪れた保守員は、車を店舗Aの周辺に存在する周辺駐車場に駐車する必要がある。
店舗Aの周辺駐車場は、一般に、店舗Aの客が占有できる駐車場ではなく、店舗A以外の施設を訪れた客も使用可能である。このような駐車場は、一般駐車場と呼ばれる。なお、以下の説明では、一般駐車場を周辺駐車場と呼ぶ。
なお、店舗Aの近隣には、複数の周辺駐車場が存在しているものとする。図1の例では、店舗Aの近隣に、周辺駐車場Q(Q1,Q2,Q3,Q4)が存在している。
駐車場検索システム1は、保守員が、車両で店舗Aを訪問する際に、周辺駐車場Qの中から、駐車できる可能性が高い駐車場を検索するシステムである。
(駐車場検索システムの概略構成の説明)
以下、添付図面を参照して、本願発明の実施形態について説明する。まず、本発明の実施形態である駐車場検索システム1について、図面を用いて説明する。図2は、駐車場検索システム1のシステム構成の一例を示すシステム構成図である。駐車場検索システム1は、例えば、前述したように、保守員が設備の保守のため店舗を訪問する際に、店舗の近隣で駐車場を検索するシステムである。
駐車場検索システム1は、サーバ装置10と、各保守員が所持する携帯端末12(12a、12b、12c、…)とを備える。
サーバ装置10は、駐車場検索システム1の全体の動作を制御する。具体的には、サーバ装置10は、携帯端末12を所持する保守員が訪問先の周辺駐車場Qを検索する際に、検索に必要な情報の入力を受け付けるとともに、保守員の現在位置と、現在時刻とを取得する。また、サーバ装置10は、複数の訪問者について、少なくとも、日時と、訪問先と、周辺駐車場の位置と、駐車可否と、駐車可否の確認時刻又は駐車時刻とを蓄積する。また、サーバ装置10は、保守員の訪問先への到着予想時刻を予測するとともに、蓄積した情報の中から、到着予想時刻と略等しい時刻における駐車実績のある周辺駐車場を検索する。さらに、サーバ装置10は、携帯端末12と無線通信14による通信を行って、各種データや各種ファイル等の送受信を行う。なお、サーバ装置10は、駐車場検索装置の一例である。
携帯端末12(12a、12b、12c、…)は、各保守員が保持する、例えばスマートフォンやタブレット端末などの通信機能を備えた端末装置である。携帯端末12は、携帯端末を所持している保守員の駐車履歴を示す駐車ログファイルF11(図7)を作成する。また、携帯端末12は、サーバ装置10が検索した、訪問先の周辺駐車場Qの候補を表示する。そして、保守員が選択した周辺駐車場Qまでの経路を設定するとともに、経路誘導を行う。さらに、携帯端末12は、サーバ装置10と無線通信14による通信を行って、各種データや各種ファイル等の送受信を行う。
(サーバ装置のハードウェア構成の説明)
サーバ装置10のハードウェア構成について説明する。図3は、サーバ装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。サーバ装置10は、各部を制御するための制御部20を備える。制御部20は、CPU(Central Processing Unit)20aと、ROM(Read Only Memory)20bと、RAM(Random Access Memory)20cと、を備える。CPU20aは、バスライン21を介して、ROM20bと、RAM20cと接続する。CPU20aは、ROM20bや記憶部22に記憶された各種プログラムを、RAM20cに展開する。CPU20aは、RAM20cに展開された各種プログラムに従って動作することでサーバ装置10を制御する。すなわち、制御部20は、一般的なコンピュータの構成を有する。
制御部20は、更に、バスライン21を介して、記憶部22と、コントローラ24と、通信インタフェース26と接続する。
記憶部22は、電源を切っても記憶情報が保持されるフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、又はHDD(Hard Disk Drive)等である。記憶部22は、制御プログラムP1を含むプログラム等を記憶する。制御プログラムP1は、サーバ装置10が備える機能を発揮させるためのプログラムである。また、記憶部22は、駐車履歴ファイルF1と、地図データベースF2とを記憶する。
駐車履歴ファイルF1は、複数の保守員が、駐車を行った際に入力した情報、及び各保守員の携帯端末12が取得した情報を記憶したファイルである。駐車履歴ファイルF1は、携帯端末12が作成した駐車ログファイルF11(図4)に基づいて作成される。詳しくは後述する(図8)。
地図データベースF2は、道路地図及び駐車場などの施設情報を記憶したデータベースである。地図データベースF2は、サーバ装置10が、保守員の訪問先の周辺駐車場Qの検索を行う際に使用される。
コントローラ24は、ディスプレイ24aと、キーボード24bと接続する。コントローラ24は、制御部20からの指令に基づいて、接続された各種ハードウェアを制御する。
ディスプレイ24aは、サーバ装置10が出力した画像情報やテキスト情報などを表示する。ディスプレイ24aは、例えば液晶モニタや有機ELモニタなどである。
キーボード24bは、サーバ装置10に各種処理を行わせる際に、サーバ装置10に対して、必要な情報の入力や操作指示を与える。なお、キーボード24bの代わりに、ディスプレイ24aの画面に積層したタッチパネルを使用してもよい。また、キーボード24bとタッチパネルとを併用してもよい。
通信インタフェース26は、無線LAN等の無線通信を介して、携帯端末12と通信するためのインタフェースである。
(携帯端末のハードウェア構成の説明)
次に、携帯端末12(12a、12b、12c、…)のハードウェア構成について説明する。図4は、携帯端末12aのハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。なお、全ての携帯端末12は同じハードウェア構成を備えているため、以下の説明は、全て携帯端末12aについて説明する。
携帯端末12aは、各部を制御するための制御部30を備える。制御部30は、CPU30aと、ROM30bと、RAM30cとを備える。CPU30aは、バスライン31を介して、ROM30bと、RAM30cと接続する。CPU30aは、ROM30bや記憶部32に記憶された各種プログラムを、RAM30cに展開する。CPU30aは、RAM30cに展開された各種プログラムに従って動作することで携帯端末12aを制御する。すなわち、制御部30は、一般的なコンピュータの構成を有する。
制御部30は、更に、バスライン31を介して、記憶部32と、コントローラ34と、通信インタフェース36と接続する。
記憶部32は、電源を切っても記憶情報が保持されるフラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。記憶部32は、制御プログラムP2を含むプログラム等を記憶する。制御プログラムP2は、携帯端末12aが備える機能を発揮させるためのプログラムである。また、記憶部32は、駐車ログファイルF11と、地図データベースF12とを記憶する。
駐車ログファイルF11は、携帯端末12aを所持する保守員が、駐車を行った際に入力、あるいは携帯端末12aが取得した情報を記憶したファイルである。詳しくは後述する(図7)。
地図データベースF12は、道路地図及び駐車場などの施設情報を記憶したデータベースである。地図データベースF12は、現在位置から設定された周辺駐車場Qまでの経路を設定する際に使用される。また、地図データベースF12は、設定された周辺駐車場Qまでの経路誘導を行う際に、案内に必要な情報を提供するために使用される。なお、地図データベースF12は、前述した地図データベースF2と同じデータベースである。したがって、携帯端末12aは、地図データベースが必要な際に、サーバ装置10が備える地図データベースF2から、必要な情報のみを読み出す構成としてもよい。
コントローラ34は、ディスプレイ34aと、タッチパネル34bと、GPSアンテナ34cと接続する。コントローラ34は、制御部30からの指令に基づいて、接続された各種ハードウェアを制御する。
ディスプレイ34aは、携帯端末12aが出力した画像情報やテキスト情報などを表示する。ディスプレイ34aは、例えば液晶モニタや有機ELモニタなどである。
タッチパネル34bは、携帯端末12aに各種処理を行わせる際に、携帯端末12aに対して、必要な情報の入力や操作指示を与える。
GPSアンテナ34cは、非図示の複数のGPS衛星からの電波(GPS信号)を受信して、携帯端末12aの現在位置を測位する。
通信インタフェース36は、無線LAN等の無線通信を介して、サーバ装置10と通信するためのインタフェースである。
(サーバ装置の機能構成の説明)
図5は、サーバ装置10の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。サーバ装置10の制御部20は、制御プログラムP1(図3)をRAM20cに展開して動作させることによって、図5に示す入力受付部200と、情報取得部201と、情報蓄積部202と、到着時刻予測部203と、駐車場検索部204と、表示制御部205と、操作制御部206と、通信制御部207とを機能部として実現する。
入力受付部200は、保守員の訪問先と、訪問先の周辺駐車場Qに係る情報及び駐車実績に係る情報との入力を受け付ける。本実施形態の例では、入力受付部200は、携帯端末12aの、後述する情報入力部300を介して、各種情報の入力を受け付ける。なお、入力受付部200は、入力受付手段の一例である。また、保守員は訪問者の一例である。
また、入力受付部200は、周辺駐車場Qに係る情報及び駐車実績に係る情報として、少なくとも、周辺駐車場Qを特定する情報と、周辺駐車場Qへの駐車可否を示す情報と、周辺駐車場Qに駐車できた場合の入庫時刻と、周辺駐車場Qに駐車できなかった場合の確認時刻と、の入力を受け付ける。
情報取得部201は、訪問先を訪問した年月日と、保守員の現在位置と、現在時刻とを取得する。本実施形態の例では、情報取得部201は、携帯端末12aの、後述する情報取得部301を介して、各種情報を取得する。なお、情報取得部201は、取得手段の一例である。
情報蓄積部202は、複数の保守員について、少なくとも、各保守員の訪問先と、訪問時に駐車した又は駐車を試みた訪問先の周辺駐車場Qに係る情報と、駐車実績に係る情報とを関連付けて蓄積する。なお、情報蓄積部202は、蓄積手段の一例である。
また、情報蓄積部202は、訪問先の周辺駐車場Qに係る情報として、少なくとも、訪問先への訪問時に、駐車した又は駐車を試みた周辺駐車場の位置を蓄積する。また、情報蓄積部202は、駐車実績に係る情報として、少なくとも、訪問先を訪問した年月日と、周辺駐車場Qへの駐車可否と、駐車可否の確認時刻又は入庫時刻とを蓄積する。
到着時刻予測部203は、訪問先の位置と、保守員の現在位置と、現在時刻と、保守員の移動手段とから、訪問先への到着予想時刻を予測する。なお、到着時刻予測部203は、予測手段の一例である。
駐車場検索部204は、情報蓄積部202が蓄積した情報の中から、到着予想時刻と略等しい時刻における、駐車実績のある訪問先の周辺駐車場Qを検索する。なお、駐車場検索部204は、検索手段の一例である。
また、駐車場検索部204は、付帯条件を付与して、周辺駐車場Qを検索する。なお、付帯条件は、例えば、訪問先から周辺駐車場Qまでの距離が最も近いことである。また、付帯条件は、例えば、周辺駐車場Qが屋根を有することである。
表示制御部205は、ディスプレイ24aに表示する表示情報を生成する。また、表示制御部205は、生成した表示情報をディスプレイ24aに表示する。
操作制御部206は、キーボード24bに対する操作情報を受け取って、制御部20に受け渡す。そして、操作制御部206は、制御部20に、キーボード24bの操作に対応した処理を行わせる。
通信制御部207は、携帯端末12aとの間で情報のやり取りを行う際の無線通信を制御する。具体的には、通信制御部207は、携帯端末12aから、訪問先とGPS情報と、駐車ログファイルF11(図7)とを受信する。また、通信制御部207は、携帯端末12aに対して、周辺駐車場Qの検索結果を送信する。
(携帯端末の機能構成の説明)
次に、携帯端末12aの機能構成について、図6を用いて説明する。図6は、携帯端末12aの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
携帯端末12aの制御部30は、制御プログラムP2(図4)をRAM30cに展開して動作させることによって、図6に示す情報入力部300と、情報取得部301と、経路設定部302と、経路誘導部303と、表示制御部304と、操作制御部305と、通信制御部306とを機能部として実現する。
情報入力部300は、保守員の訪問先と、当該訪問先の周辺駐車場Qに係る情報との入力を受け付ける。なお、訪問先の周辺駐車場Qに係る情報は、少なくとも、周辺駐車場Qへの駐車可否を示す情報である。
情報取得部301は、訪問先を訪問した年月日と、訪問者の現在位置と、現在時刻とを取得する。
経路設定部302は、地図データベースF12を利用して、現在位置から、選択された周辺駐車場Qまでの最適な経路(例えば最短経路)を探索する。なお、経路探索は、例えば、カーナビゲーションシステムにおいて広く活用されているため、具体的な経路探索方法の説明は省略する。
経路誘導部303は、経路設定部302が設定した経路に基づく経路誘導情報を出力する。具体的には、経路誘導部303は、携帯端末12aの現在位置と、経路設定部302が設定した経路とを比較することによって、現在位置に応じた誘導情報(例えば、前方の交差点の進行方向など)を、ディスプレイ34aに表示する。なお、具体的な経路誘導の方法は、例えば、カーナビゲーションシステムにおいて用いられている経路誘導の方法を用いればよい。具体的な経路誘導方法の説明は省略する。
表示制御部304は、ディスプレイ34aに表示する表示情報を生成する。また、表示制御部304は、生成した表示情報をディスプレイ34aに表示する。
操作制御部305は、タッチパネル34bに対する操作情報を受け取って、制御部30に受け渡す。そして、操作制御部305は、制御部30に、タッチパネル34bの操作に対応した処理を行わせる。
通信制御部306は、サーバ装置10との間で情報のやり取りを行う際の無線通信を制御する。具体的には、通信制御部306は、サーバ装置10に対して、訪問先とGPS情報と、駐車ログファイルF11(図7)とを送信する。また、通信制御部207は、サーバ装置10から、周辺駐車場Qの検索結果を受信する。
(駐車ログファイルの説明)
図7は、駐車ログファイルF11の一例を示す図である。駐車ログファイルF11は、携帯端末12aを所持している保守員の、訪問先40と、年月日41と、曜日42と、駐車場位置43と、駐車実績44と、入庫時刻(または確認時刻)45と、出庫時刻46と、天気47と、屋根の有無48とを蓄積して記憶する。その結果、駐車ログファイルF11は、保守員の過去の駐車場の使用履歴である、ログL1,L2,L3,…を記憶する。
訪問先40は、保守員が訪問した訪問先、例えば店舗Aなどを特定する情報である。訪問先40は、具体的には、例えば、記憶部32に予め記憶しておいた店舗一覧を読み出して、その中から、情報入力部300が、訪問する店舗の選択を受け付けることによって指定する。
年月日41は、保守員が訪問先を訪問した年月日である。年月日41は、保守員が周辺駐車場Qに到着した際に記録される。具体的には、後述する駐車実績44を記録したタイミングで、情報取得部301がCPU30aから取得した年月日が記録される。
曜日42は、保守員が訪問先を訪問した曜日である。曜日42は、年月日41を取得するのと同じタイミングで、情報取得部301がCPU30aから取得した曜日が記録される。
駐車場位置43は、保守員が訪問時に使用した周辺駐車場Qの位置を特定する情報である。駐車場位置43は、例えば、保守員が後述する駐車実績44を記録したタイミングで、GPSアンテナ34cが受信したGPS信号に基づいて算出される現在位置の緯度と経度とが記録される。
駐車実績44は、訪問者である保守員が、周辺駐車場Qに駐車することができたか、或いは、満車等の理由によって駐車できなかったかを示す情報である。駐車実績44は、例えば、保守員が、自身の携帯端末12aの駐車ログファイルF11を開いて入力する。具体的には、操作制御部305によって制御されるGUI(Graphical User Interface)、例えば、駐車実績44の該当する欄を押下したときに、駐車実績(駐車可、駐車不可)を選択させるプルダウンメニューを表示させるGUIを実装して、情報入力部300が、当該プルダウンメニューの中から選択された駐車実績を受け付けることによって記録される。
入庫時刻45は、駐車場に入庫した時刻を特定する情報である。入庫時刻45は、例えば、保守員が、自身の携帯端末12aの駐車ログファイルF11を開いて入力する。具体的には、保守員が入庫時刻45の該当する欄を押下したときに、情報取得部301がCPU30aから取得した現在時刻が、入庫時刻45の該当する欄に記録される。
出庫時刻46は、駐車場から出庫した時刻を特定する情報である。出庫時刻46は、例えば、保守員が、自身の携帯端末12aの駐車ログファイルF11を開いて入力する。具体的には、保守員が出庫時刻46の該当する欄を押下したときに、情報取得部301がCPU30aから取得した現在時刻が、出庫時刻46の該当する欄に記録される。
天気47は、駐車場を利用した時点の天気を特定する情報である。天気47は、例えば、保守員が、自身の携帯端末12aの駐車ログファイルF11を開いて入力する。具体的には、操作制御部305によって制御されるGUI、例えば、天気47の該当する欄を押下したときに、天気の種類を選択するプルダウンメニューを表示させるGUIを実装して、情報入力部300が、当該プルダウンメニューの中から選択された天気を受け付けることによって記録される。
屋根の有無48は、利用した駐車場に屋根があるかを示す情報である。屋根の有無48は、例えば、天気47と同様に、保守員が屋根の有無48の該当する欄を押下したときに、屋根の有無を選択するプルダウンメニューを表示させるGUIを実装して、情報入力部300が、当該プルダウンメニューの中から選択された屋根の有無を受け付けることによって記録される。
(駐車履歴ファイルの説明)
図8は、駐車履歴ファイルF1の一例を示す図である。駐車履歴ファイルF1は、保守員ID50と、訪問先40と、年月日41と、曜日42と、駐車場位置43と、駐車実績44と、入庫時刻(または確認時刻)45と、出庫時刻46と、天気47と、屋根の有無48とを関連付けて記憶する。その結果、駐車履歴ファイルF1は、複数の保守員の過去の駐車場の使用履歴である、履歴H1,H2,H3,H4,…を記憶する。
保守員ID50は、保守員を一意に特定する、例えば識別番号などである。保守員ID50は、具体的には、駐車ログファイルF11に付帯情報として付与される。そして、サーバ装置10が駐車ログファイルF11を受信した際に、付帯された保守員IDが読み取られて、駐車ログファイルF11の保守員ID50に記録される。
その他の情報は、前述した駐車ログファイルF11が記憶する情報と同様であるため、説明は省略する。すなわち、駐車ログファイルF11から読み出された情報が、駐車履歴ファイルF1の対応する欄に記録される。
(目標駐車場を設定する際に駐車場検索システムが行う処理の流れの説明)
図9は、駐車場検索システム1が行う一連の処理のうち、出発前に目標とする周辺駐車場Qを設定するまでの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、携帯端末12aが行う処理の流れを説明する。情報入力部300は、訪問先の入力を受け付ける(ステップS10)。具体的には、携帯端末12aのディスプレイ34aに、予め登録されている訪問先の一覧表を表示して、保守員が押下(選択)した訪問先を操作制御部305が読み取って、読み取った訪問先を、情報入力部300が受け付ける。
情報取得部301は、GPSアンテナ34cが受信したGPS信号を取得する(ステップS11)。なお、情報取得部301は、GPS信号の代わりに、GPS信号に基づいて算出された、携帯端末12aの現在位置を示す緯度・経度を取得してもよい。
通信制御部306は、入力された訪問先と、取得したGPS信号とを、サーバ装置10に送信する(ステップS12)。
通信制御部306は、サーバ装置10から、訪問先の周辺駐車場Qの検索結果を受信したかを判定する(ステップS13)。検索結果を受信したと判定される(ステップS13:Yes)と、ステップS14に進む。一方、検索結果を受信したと判定されない(ステップS13:No)と、ステップS13を繰り返す。
表示制御部304は、受信した検索結果をディスプレイ34aに表示する(ステップS14)。このとき、複数の周辺駐車場Qが検索された場合には、複数の検索結果が表示される。
操作制御部305は、目的地とする訪問先の周辺駐車場Qを選択させる(ステップS15)。
経路設定部302は、携帯端末12aの現在位置から、ステップS15で選択された周辺駐車場Qまでの経路を設定する経路設定処理を行う(ステップS16)。なお、経路設定処理は、例えば、最短経路問題を効率的に解くダイクストラ法などの公知のアルゴリズムに基づいて行われる。これらのアルゴリズムは、カーナビゲーションシステムで広く利用されている公知の技術であるため、詳細な説明は省略する。
続いて、経路誘導部303は、携帯端末12aが移動した現在位置に応じて、ステップS16で設定した経路に沿う経路誘導処理、すなわち、経路案内を行う(ステップS17)。具体的な経路案内は、例えばカーナビゲーションシステムで広く利用されている、「次の交差点までの距離の報知」や「次の交差点の進行方向の報知」などを含む案内を行う。そして、選択した周辺駐車場Qに到着すると、携帯端末12aは、図9の処理を終了する。
次に、サーバ装置10が行う処理の流れを説明する。まず、入力受付部200は、携帯端末12aから、訪問先とGPS信号とを受信する(ステップS20)。
そして、情報取得部201は、例えば、CPU20aのタイマから、現在時刻を取得する(ステップS21)。
到着時刻予測部203は、訪問先への到着予想時刻を算出する(ステップS22)。具体的には、到着時刻予測部203は、地図データベースF2から取得した訪問先の位置と、携帯端末12aの現在位置と、現在時刻とから、現在位置と訪問先との距離を算出する。そして、到着時刻予測部203は、算出した距離を、保守員の移動手段に応じて予め決めておいた所定の速度(例えば、移動手段が車両の場合は平均時速20km等、移動手段が徒歩の場合は平均時速4km等)で移動した際に要する移動時間を算出する。そして、算出した移動時間を現在時刻に加算することによって、到着予想時刻を算出する。
次に、駐車場検索部204は、記憶部22から駐車履歴ファイルF1を読み出す(ステップS23)。
そして、駐車場検索部204は、駐車履歴ファイルF1の中から、到着予想時刻と略等しい時刻における駐車実績のある周辺駐車場Qを検索する検索処理を行う(ステップS24)。なお、検索処理の詳細な流れは後述する(図11、図12)。
駐車場検索部204は、検索処理によって検索された周辺駐車場Qの情報を、通信制御部207に対して、携帯端末12aに送信させる(ステップS25)。その後、サーバ装置10は、図9の処理を終了する。
(目標駐車場に到着した際に駐車場検索システムが行う処理の流れの説明)
図10は、駐車場検索システム1が行う一連の処理のうち、目標とした周辺駐車場Qに到着した際に行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、携帯端末12aが行う処理の流れを説明する。
まず、情報入力部300は、駐車ログファイルF11を作成する駐車ログ作成アプリケーションを起動させる(ステップS30)。
情報入力部300は、駐車実績の入力を受け付ける(ステップS31)。
情報取得部301は、CPU30aから、年月日及び曜日の情報を取得する(ステップS32)。
情報入力部300は、駐車ログファイルF11の駐車実績44の欄への入力情報に基づいて、到着した周辺駐車場Qに駐車可能であるかを判定する(ステップS33)。駐車可能であると判定される(ステップS33:Yes)と、ステップS34に進む。一方、駐車可能であると判定されない(ステップS33:No)と、ステップS37に進む。
ステップS33において、到着した周辺駐車場Qに駐車可能であると判定されると、ステップS34において、情報取得部301は、入庫時刻を取得する。具体的には、先述したように、入庫時刻45の該当する欄の押下を検出したときに、CPU30aから現在時刻を取得すればよい。なお、取得した現在時刻は、入庫時刻45の該当する欄に記録される。
次に、情報入力部300は、駐車ログファイルF11の天気47の欄、及び屋根の有無48の欄に対する情報入力を受け付ける(ステップS35)。天気47及び屋根の有無48は、先述したように、天気の種類又は屋根の有無を選択可能なGUIによる選択操作に基づいて選択させればよい。
そして、情報取得部301は、保守員が作業を終えて、周辺駐車場Qから出庫する際に、出庫時刻を取得する(ステップS36)。具体的には、先述したように、出庫時刻46の該当する欄の押下を検出したときに、CPU30aから現在時刻を取得すればよい。なお、取得した現在時刻は、出庫時刻46の該当する欄に記録される。そして、その後、ステップS39に進む。
一方、ステップS33において、到着した周辺駐車場Qに駐車可能であると判定されないと、ステップS37において、情報取得部301は、駐車できないことを確認した確認時刻を取得する。具体的には、入庫時刻(または確認時刻)45の該当する欄の押下を検出したときに、CPU30aから現在時刻を取得すればよい。取得した確認時刻は、入庫時刻45の該当する欄に記録される。
続いて、情報取得部301は、駐車ログファイルF11の天気47の欄、及び屋根の有無48の欄に対する情報入力を受け付ける(ステップS38)。具体的には、ステップS35で説明した通りである。
次に、情報入力部300は、通信制御部306に対して、駐車ログファイルF11を、サーバ装置10に送信させる(ステップS39)。その後、携帯端末12aは、図10の処理を終了する。
次に、サーバ装置10が行う処理の流れを説明する。まず、通信制御部207は、携帯端末12aから、駐車ログファイルF11を受信したかを判定する(ステップS50)。駐車ログファイルF11を受信したと判定される(ステップS50:Yes)と、ステップS51に進む。一方、駐車ログファイルF11を受信したと判定されない(ステップS50:No)と、ステップS50を繰り返す。
情報蓄積部202は、受信した駐車ログファイルF11に基づいて、駐車履歴ファイルF1を更新する(ステップS51)。具体的には、駐車ログファイルF11に記録されたログL1,L2,L3,…の中から、駐車履歴ファイルF1に記録されている履歴H1,H2,H3,H4,…には含まれないログを追加登録する。また、その際に、駐車ログファイルF11に付帯されている、保守員を特定する、例えば保守員IDを、駐車履歴ファイルF1に追加記録する。サーバ装置10は、ステップS51の処理を行った後、図10の処理を終了する。
(検索処理の流れの説明)
図11は、検索処理の流れの一例を示すフローチャートである。駐車場検索部204は、まず、ステップS22で読み出した駐車履歴ファイルF1の中から、過去に同じ訪問先を訪問した際に使用した、当該訪問先の周辺駐車場Qを選択する(ステップS60)。具体的には、駐車場検索部204は、駐車履歴ファイルF1に記録されている履歴の中から、ステップS20で受信した訪問先と同じ訪問先40が記録されている履歴を抽出する。
そして、駐車場検索部204は、ステップS60で選択した周辺駐車場Qの中から、ステップS22で算出した到着予想時刻と近い時刻(例えば、到着予想時刻の前後30分の範囲内)において、過去に駐車実績のある周辺駐車場Qを選択する(ステップS62)。
次に、駐車場検索部204は、ステップS62において、該当する周辺駐車場Qが選択されたかを判定する(ステップS63)。該当する周辺駐車場Qが選択されたと判定される(ステップS63:Yes)と、ステップS64に進む。一方、該当する周辺駐車場Qが選択されたと判定されない(ステップS63:No)と、ステップS65に進む。
ステップS63において、該当する周辺駐車場Qが選択された場合、ステップS64において、駐車場検索部204は、訪問先に最も近い周辺駐車場Qを選択する。そして、ステップS64の処理を行った後、図9のステップS25に進む。
一方、ステップS63において、該当する周辺駐車場Qが選択されない場合、ステップS65において、駐車場検索部204は、駐車履歴ファイルF1に記録されている履歴の中から、ステップS22で算出した到着予想時刻と近い時刻において使用実績のない周辺駐車場Qと、地図データベースF2に登録された、訪問先の近隣の駐車場の中から、駐車履歴ファイルF1に記録されていない周辺駐車場Qとを検索する。すなわち、過去、到着予想時刻と近い時刻に使用実績がない周辺駐車場Qを検索する。そして、その後、前記したステップS64に進む。
このように、駐車場検索部204は、周辺駐車場Qを検索する際に、付帯条件を付けて検索を行うことができる。図11は、訪問先から最も近い周辺駐車場Qを検索した例である。
なお、駐車場検索部204は、周辺駐車場Qを検索する際に、駐車実績44を利用してもよい。すなわち、駐車実績44は、周辺駐車場Qに駐車できなかったという履歴も保持しているため、到着予想時刻と近い時刻において使用実績のある周辺駐車場Qについて、「駐車できた確率」(=駐車できた回数/駐車を試みた回数)を算出することができる。したがって、例えば、使用実績のある周辺駐車場Qが複数検索された場合に、「駐車できた確率」が高い周辺駐車場Qから優先的に選択させることができる。
(別の付帯条件が設定された場合の検索処理の流れの説明)
図12は、別の付帯条件が設定された場合の検索処理の流れの一例を示すフローチャートである。特に、図12は、降雨時などの悪天候時に、持参した機材等の出し入れを安心して行うために、屋根付きの周辺駐車場Qを検索する例である。
検索時の付帯条件は、サーバ装置10が検索処理を行う前に、携帯端末12aからサーバ装置10に送信する。例えば、図9のフローチャートにおいて、ステップS12の処理を行う際に、訪問先及びGPS情報とともに、検索時の付帯条件を送信すればよい。その際、予め用意しておいた付帯条件を、表示制御部304が携帯端末12aのディスプレイ34aに表示させて、保守員が選択した付帯条件を、操作制御部305が検出すればよい。
図12の処理の流れは、先述した図11の処理の流れとほぼ同じである。すなわち、図12におけるステップS70,S72,S73の各処理は、図11におけるステップS60,S62,S63の各処理と同じである。
図12において、駐車場検索部204は、ステップS73において、到着予想時刻と近い時刻に駐車実績のある周辺駐車場Qが選択された場合、ステップS74において、駐車場検索部204は、さらに、選択された周辺駐車場Qの中に、屋根のある周辺駐車場Qがあるかを判定する。そして、屋根のある周辺駐車場Qがあると判定される(ステップS74:Yes)と、ステップS75に進む。一方、屋根のある周辺駐車場Qがあると判定されない(ステップS74:No)と、ステップS76に進む。なお、選択された周辺駐車場Qの中に、屋根のある周辺駐車場Qがあるかの判定は、駐車履歴ファイルF1の屋根の有無48に、「屋根有」と記録されているかによって行えばよい。また、設定された検索時の付帯条件に応じて、ステップS74で行う判定内容が変更される。
ステップS74において、屋根付きの周辺駐車場Qが選択された場合、ステップS75において、駐車場検索部204は、訪問先に最も近い、屋根付きの周辺駐車場Qを選択する。そして、ステップS75の処理を行った後、図9のステップS25に進む。
一方、ステップS74において、屋根付きの周辺駐車場Qが選択されなかった場合、ステップS76において、駐車場検索部204は、駐車履歴ファイルF1に記録されている履歴の中から、ステップS22で算出した到着予想時刻と近い時刻において使用実績のない周辺駐車場Qと、地図データベースF2に登録された、訪問先の近隣の駐車場の中から、駐車履歴ファイルF1に記録されていない周辺駐車場Qとを検索する。すなわち、過去、到着予想時刻と近い時刻に使用実績がない周辺駐車場Qを検索する。すなわち。屋根付きの周辺駐車場Qが選択されなかった場合は、屋根のない周辺駐車場Q、又は屋根の有無が不明な周辺駐車場Qを検索する。なお、地図データベースF2が、付帯情報として、駐車場の屋根の有無を記憶している場合には、当該付帯情報に基づいて、訪問先の周辺駐車場Qを検索してもよい。
そして、駐車場検索部204は、屋根の有無は不明という条件付きで、ステップS76における周辺駐車場Qの検索結果を選択する。そして、ステップS76の処理を行った後、図9のステップS25に進む。
なお、検索処理を行う際に使用する付帯条件は、「訪問先から最も近い」、「屋根付き駐車場である」、「駐車料金が最も安い」などである。また、付帯条件として、駐車履歴ファイルF1に蓄積された情報を用いてもよい。
例えば、天気によって周辺駐車場Qの使われ方に差が生じる可能性があるため、天気47に記録された情報を利用して、晴れの日限定、雨の日限定などの付帯条件を付与して検索を行わせてもよい。
また、曜日によって周辺駐車場Qの使われ方に差が生じる可能性があるため、曜日42に記録された情報を利用して、月曜日限定で検索を行うなどの付帯条件を付与して検索を行わせてもよい。
さらに、出庫時刻46を指定することによって、周辺駐車場Qを検索してもよい。すなわち、訪問先で行う業務に要する時間が予めわかっており、なおかつ、その次の訪問先を訪問する予定がある場合には、遅刻を避けるために、最初の訪問先での業務終了後に周辺駐車場Qから出庫する時刻を指定することによって、最初の訪問先で使用する周辺駐車場Qを検索してもよい。この場合、駐車履歴ファイルF1に蓄積された出庫時刻46を参照することによって、指定された出庫時刻に出庫実績のある周辺駐車場Qが検索される。
以上説明したように、本実施形態のサーバ装置10(駐車場検索装置)は、入力受付部200(入力受付手段)が、訪問先と、訪問先の周辺駐車場Qに係る情報と、駐車実績に係る情報との入力を受け付けて、情報取得部201(取得手段)が、訪問先を訪問した年月日と、保守員の現在位置と、現在時刻とを取得する。情報蓄積部202(蓄積手段)は、複数の保守員について、少なくとも、各保守員の訪問先と、訪問時に駐車した又は駐車を試みた訪問先の周辺駐車場Qに係る情報と、駐車実績に係る情報とを関連付けて蓄積する。そして、到着時刻予測部203(予測手段)が、訪問先の位置と、保守員の現在位置と、現在時刻と、保守員の移動手段とから、訪問先への到着予想時刻を予測するとともに、駐車場検索部204(検索手段)が、情報蓄積部202が蓄積した情報の中から、到着予想時刻と略等しい時刻における、駐車実績のある訪問先の周辺駐車場Qを検索する。したがって、訪問先の周辺の駐車できる可能性が高い周辺駐車場を、容易に検索することができる。特に、同じ訪問先を訪問した複数の保守員の駐車実績を用いるため、当該訪問先を初めて訪問する保守員であっても、駐車できる可能性が高い周辺駐車場を検索することができる。
また、本実施形態のサーバ装置10(駐車場検索装置)において、情報蓄積部202(蓄積手段)は、訪問先の周辺駐車場Qに係る情報として、少なくとも、訪問先への訪問時に、駐車した又は駐車を試みた周辺駐車場Qの位置を蓄積して、駐車実績に係る情報として、少なくとも、訪問先を訪問した年月日と、周辺駐車場Qへの駐車可否と、駐車可否の確認時刻又は入庫時刻とを蓄積する。したがって、駐車することができた履歴とともに、駐車することができなかった履歴も蓄積することができる。これによって、「駐車できた確率」を考慮して周辺駐車場Qを検索することができる。
また、本実施形態のサーバ装置10(駐車場検索装置)において、入力受付部200(入力受付手段)は、周辺駐車場Qに係る情報及び駐車実績に係る情報として、少なくとも、周辺駐車場Qを特定する情報と、周辺駐車場Qへの駐車可否を示す情報との入力を受け付ける。これらの情報は、いずれも、選択肢からの選択によって入力することができるため、必要な情報を容易に入力させることができる。
また、本実施形態のサーバ装置10(駐車場検索装置)において、駐車場検索部204(検索手段)は、付帯条件を付与して、周辺駐車場Qを検索する。したがって、訪問の目的や持参する機材の量などに応じて、適切な駐車場を検索することができる。
また、本実施形態のサーバ装置10(駐車場検索装置)において、付帯条件は、訪問先から周辺駐車場Qまでの距離が最も近いことである。したがって、訪問先へのアクセス性が高い駐車場を検索することができる。
また、本実施形態のサーバ装置10(駐車場検索装置)において、付帯条件は、周辺駐車場Qが屋根を有することである。したがって、悪天候時や持参する機材が多いときなどに、適切な駐車場を検索することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は例示であり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 駐車場検索システム
10 サーバ装置(駐車場検索装置)
12(12a,12b,12c,…) 携帯端末
200 入力受付部(入力受付手段)
201 情報取得部(取得手段)
202 情報蓄積部(蓄積手段)
203 到着時刻予測部(予測手段)
204 駐車場検索部(検索手段)
Q(Q1,Q2,Q3,Q4) 周辺駐車場(一般駐車場)
A1 店舗駐車場
F1 駐車履歴ファイル
F11 駐車ログファイル
特開2007−255920号公報

Claims (6)

  1. 複数の訪問者について、少なくとも、各訪問者の訪問先と、訪問時に駐車した又は駐車を試みた前記訪問先の周辺駐車場に係る情報と、駐車実績に係る情報とを関連付けて蓄積する蓄積手段と、
    前記訪問先と、前記訪問先の周辺駐車場に係る情報と、駐車実績に係る情報との入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記訪問先を訪問した年月日と、前記訪問者の現在位置と、現在時刻とを取得する取得手段と、
    前記訪問先の位置と、前記訪問者の現在位置と、前記現在時刻と、前記訪問者の移動手段とから、前記訪問先への到着予想時刻を予測する予測手段と、
    前記蓄積手段が蓄積した情報の中から、前記到着予想時刻と略等しい時刻における、駐車実績のある前記訪問先の周辺駐車場を検索する検索手段と、
    を備える駐車場検索装置。
  2. 前記蓄積手段は、
    前記訪問先の周辺駐車場に係る情報として、少なくとも、前記訪問先への訪問時に、駐車した又は駐車を試みた周辺駐車場の位置を蓄積して、
    前記駐車実績に係る情報として、少なくとも、前記訪問先を訪問した年月日と、前記周辺駐車場への駐車可否と、駐車可否の確認時刻又は入庫時刻とを蓄積する、
    請求項1に記載の駐車場検索装置。
  3. 前記入力受付手段は、
    前記周辺駐車場に係る情報及び駐車実績に係る情報として、少なくとも、
    当該周辺駐車場を特定する情報と、
    前記周辺駐車場への駐車可否を示す情報と、の入力を受け付ける、
    請求項1または請求項2に記載の駐車場検索装置。
  4. 前記検索手段は、付帯条件を付与して、前記周辺駐車場を検索する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の駐車場検索装置。
  5. 前記付帯条件は、前記訪問先から前記周辺駐車場までの距離が最も近いことである、
    請求項4に記載の駐車場検索装置。
  6. 前記付帯条件は、前記周辺駐車場が屋根を有することである、
    請求項4に記載の駐車場検索装置。
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