JP2020085207A - 動力伝達機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】一つの駆動軸に対し原動機が一つ以上接続しない車両へ対応することが容易であり、また、減速のための多数の機械要素を使用する必要がなく、コンパクトで車両のレイアウト自由度を阻害しない動力伝達機構を提供する。【解決手段】動力伝達機構1は、出力軸2に繋がる内歯のリングギヤ3と、リングギヤ3の内部に配設され、該リングギヤ3に入力軸4からのトルクを伝達するギヤ比の異なる複数組のギヤ列5,6と、複数組のギヤ列5,6のいずれかを選択することにより、入力軸4からリングギヤ3へトルクを伝える経路を切り替える経路切替装置7とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、動力伝達機構に関し、詳細には、一つの駆動軸に対し原動機が一つ以上接続しない車両に適した変速機構を有する動力伝達機構に関する。
近年、電動モータを動力源とする電気自動車の開発が進んでいる。一方、複数の原動機を有するハイブリッドを前提とした従来の変速装置は、そのままでは、電気自動車やシリーズ式ハイブリッド車の主駆動軸や、電動AWD車の従駆動軸などのような一つの駆動軸に対し原動機が一つ以上接続しない車両へ対応することは難しい。
従来技術の一例として、特許文献1に示すようなものがある。特許文献1に記載の技術は、エンジンやモータ等の動力源を複数搭載したハイブリッド車両に適したハイブリッド変速機に関し、特に、遊星歯車機構等の差動装置により無段変速動作を行わせることが可能なハイブリッド変速機に関するものである。同技術では、2対のプラネタリを同軸にて向きあわせ、キャリアを固定した構造となっている。そして、キャリアをエンジン入力軸とし、エンジン側のサンギヤに一のモータ/ジェネレータを接続し、反エンジン側のサンギヤに他のモータ/ジェネレータを接続し、エンジン側のリングギヤにブレーキを設け、反エンジン側のリングギヤを車軸への出力軸とした構造となっている。これにより、エンジン側のリングギヤをブレーキで締結した状態にて反エンジン側のサンギヤを正転から逆転に切り替えることでオーバードライブ変速比を実現し、回転しない固定要素を設けることで、レバー比によりモータ/ジェネレータの回転数を大きく上げることなく、高い変速比を実現している。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、次のような問題点があった。すなわち、モータ回転が正転から逆回転へ切り替えることでオーバードライブ変速比を実現するため、高車速域での精度の高いモータ制御が求められる。このため、モータのトルクリプル等を高精度で低減させる必要があり、製造コスト増が懸念される。また、特許文献1に記載の変速装置は、複数の原動機を有するハイブリッドを前提としており、原動機を一つしか有さない車両への対応ができない。さらにまた、変速のために2対のプラネタリ(キャリアは共有)を利用しており、ギヤ比の変更のために2組のプラネタリギヤやクラッチなど、別途減速のための多数の機械要素を使用する動力伝達機構が必要となり、部品点数が増え、かつ製造コスト増加および重量が嵩むおそれがあるという問題があった。
特開2004−019801号公報
一般的に、車両のユーティリティ、デザイン性、運動性能の向上等の観点から、変速装置はできるだけコンパクトでレイアウト自由度を阻害しないことが求められる。一方で、幅広い速度域で車両性能を向上させるため、電動車両においても複数の減速比を有する有段ユニットが求められており、小型化との両立が課題となっている。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、一つの駆動軸に対し原動機が一つ以上接続しない車両へ対応することが容易であり、また、従来の並行軸式のMT(マニュアルトランスミッション)や多段AT(オートマチックトランスミッション)、CVT(無段変速機)等のように減速のための多数の機械要素を使用する必要がなく、コンパクトで車両のレイアウト自由度を阻害しない動力伝達機構を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明にかかる動力伝達機構は、出力軸(2)に繋がる内歯のリングギヤ(3)と、前記リングギヤ(3)の内部に配設され、前記リングギヤ(3)に入力軸(4)からのトルクを伝達するギヤ比の異なる複数組のギヤ列(5,6)と、前記複数組のギヤ列(5,6)のいずれかを選択することにより、前記入力軸(4)から前記リングギヤ(3)へトルクを伝える経路を切り替える経路切替装置(7)とを備えることを特徴とする。
本発明に係る動力伝達機構によれば、ギヤ比の異なる複数のギヤ列を内歯のリングギヤ内部に内蔵しているため、変速が可能でありながらコンパクトに構成することができる。また、一つの入力軸と一つの出力軸を有する構造なので汎用性が高く、いわゆる減速機として様々な原動機に適用することができる。さらに、本発明の動力伝達機構は、基本的には並行2軸の減速機と同じであり、ブレーキやクラッチ等を必要としないため、構造がシンプルであり、部品点数も少なくて済み、製造コストの低減を図ることができるとともに、軽量化を図ることもできる。
また、本発明の動力伝達機構では、前記リングギヤ(3)の中心軸(L1)と前記入力軸(4)の中心軸(L2)とを互いに異なる軸上に配置してもよい。
このようにリングギヤの中心軸と入力軸の中心軸とを互いに異なる軸上に配置することにより、動力伝達機構のコンパクトさを維持しつつギヤサイズを抑えながら、ギヤ列のギヤ比設定の自由度を向上させることが可能となる。
また、本発明の動力伝達機構では、ケース(10)に固定されたキャリア(9)を前記リングギヤ(3)の内部に配置し、前記入力軸(4)を前記ケース(10)で回転自在に支承し、前記複数組のギヤ列(5,6)それぞれが有する一のギヤ(5a、6a)を前記入力軸(4)で回転自在に支承し、前記一のギヤ以外の他のギヤ(5b、6b)を前記キャリア(9)と前記ケース(10)で回転自在に支承してもよい。また、前記経路切替装置(7)は、前記一のギヤ(5a、6a)のうち少なくとも1つのギヤ(6a)と前記入力軸(4)との間に介在させたワンウエイクラッチ(11)と、前記一のギヤ(5a、6a)のうち少なくとも他の1つのギヤ(5a)と前記入力軸(4)との間に介在され、当該他の1つのギヤ(5a)と前記入力軸(4)との接続をオンオフするオンオフ機構(13)とを備えてもよい。また、前記オンオフ機構(13)は、アクチュエータ(12)によってドグ(13a)を移動させて前記他の1つのギヤ(5a)に着脱して当該他の1つのギヤ(5a)と前記入力軸(4)との接続をオンオフするドグ機構(13)であってもよい。
本発明に係る動力伝達機構によれば、電気自動車のような原動機を一つしか有さない車両へ対応することが容易であり、コンパクトで車両のレイアウト自由度を阻害しない。
本発明の第一実施形態に係る動力伝達機構を示す側面図(一部断面図)である。 動力伝達機構を軸方向から見た概略図である。 動力伝達機構における低速時のトルクの伝達経路を示す図である。 動力伝達機構における高速時のトルクの伝達経路を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る動力伝達機構を示す側面図(一部断面図)である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
〔第一実施形態〕
図1及び図2は、本発明の第一実施形態に係る動力伝達機構1を示す図で、図1は、側面図(一部断面図)、図2は、軸方向(後述する入力軸4及び出力軸2の軸方向、以下同じ。)から見た概略図である。動力伝達機構1は、出力軸2に繋がる内歯のリングギヤ3と、該リングギヤ3の内部に位置された入力軸4と、リングギヤ3の内部に配設され、該リングギヤ3に入力軸4からのトルクを伝達するギヤ比の異なる2組のギヤ列5,6と、該2組のギヤ列5,6のいずれかを選択することにより、入力軸4からリングギヤ3へトルクを伝える経路を切り替える経路切替装置7とを備えたものである。
リングギヤ3は、その軸方向の端部の外周に設けた軸受14を介してケース10又は図示しない他のケースなどの固定側の部材に対して回転自在に支持されている。入力軸4は、本実施形態では、例えば動力源である電動モータ8の回転軸であるが、これに限定されず、間接的に動力源(電動モータ8以外の他の動力源であってもよい。)に連結された軸であっても良い。この入力軸4は、ケース10の内径側の端部との間に設けた軸受15を介してケース10に対して回転自在に支持されている。
ギヤ列5は、高速用で、2つのギヤ5a,5bからなる。ギヤ列6は、低速用で、2つのギヤ6a,6bからなる。そして、ギヤ5aとギヤ6aの歯数は互いに異なっており、より詳細には、ギヤ6aの歯数はギヤ5aの歯数に比べて少なく設定されている。このため、図2からも明らかなように、ギヤ6aの径はギヤ5aに比べて小さく設定されている。
ギヤ列5、6の一方のギヤ5a、6a(一のギヤ)は、入力軸4に回転自在に支承されている。また、ギヤ列5、6の他方のギヤ5b、6b(他のギヤ)は、リングギヤ3の内部に位置されたキャリア9とケース10に回転自在に支承されている。詳細には、ケース10の一部であって軸方向でキャリア9側に突出するボス部10Aの先端部と、キャリア9の一部であって軸方向でケース10側に突出する軸部9Aの先端部とが突き合せられており、それらの突き合わせ部分がノックピン(接合部材)16Aで接合されている。そして、ギヤ5bは、キャリア9の軸部9Aの外周に軸受17Aを介して回転自在に支持されている。また同様に、ケース10の一部であって軸方向でキャリア9側に突出する他のボス部10Bの先端部と、キャリア9の一部であって軸方向でケース10側に突出する他の軸部9Bの先端部とが突き合せられており、それらの突き合わせ部分がノックピン16Bで接合させている。そして、ギヤ6bは、キャリア9の軸部9Bの外周に軸受17Bを介して回転自在に支持されている。
ギヤ5bは、ギヤ列5の一のギヤ5aとリングギヤ3とに歯合されており、ギヤ6bは、ギヤ列6の一のギヤ6aとリングギヤ3とに歯合されている。また、キャリア9は、リングギヤ3の内部に位置されながら、ケース10に固定されているため、回転しないようになっている。
本実施形態の動力伝達機構1では、高速用と低速用にギヤ比の異なるギヤ列5、6を採用したことに伴い、リングギヤ3の中心軸L1と入力軸4の中心軸L2とを互いに異なる軸上に配置している。すなわち、本実施形態では、リングギヤ3の中心軸L1と入力軸4の中心軸L2は、図1において距離tだけ離れている。このように互いの軸心を距離tだけずらす構成としたことにより、動力伝達機構1のコンパクトさを維持しながら、ギヤ列5,6のギヤ比設定の自由度を向上させることが可能である。
経路切替装置7は、ギヤ列6のギヤ6aと入力軸4との間に介在させたワンウェイクラッチ11と、ギヤ列5のギヤ5aと入力軸4との間に介在され、ギヤ5aと入力軸4の接続をオンオフするオンオフ機構13とから構成されている。なお、本実施形態のオンオフ機構13は、アクチュエータ12によって入力軸4上をその軸方向にドグ13aを移動させてギヤ列5のギヤ5aに噛み合わせたり、離したりして、ギヤ5aと入力軸4との接続をオンオフする機構であるが、本発明ではこれに限定されず、例えば、ドグ13aに代えて電磁的に回転軸4とギヤ5aとの接続をオンオフするように構成したものなどでも良い。
次に、本実施形態に係る動力伝達機構1の作用について説明する。まず、動力伝達機構1を低速用に使用する場合は、アクチュエータ12によってオンオフ機構13のドグ13aをギヤ5aから離間させて、ギヤ5aと入力軸4との接続を解く。すると、ワンウェイクラッチ11が作動し、入力軸4とギヤ6aが接続される。これにより、電動モータ8からのトルクは、図3に矢印で示すように、入力軸4、ギヤ6a、6b、リングギヤ3を介して出力軸2に伝達される。
また、動力伝達機構1を高速用に使用する場合は、モータ8の回転数を入力軸4と同期するよう減少させ、アクチュエータ12によってオンオフ機構13のドグ13aをギヤ5a側に移動させて該ギヤ5aに係合させ、ギヤ5aを入力軸4に接続する。これにより、電動モータ8からのトルクは、図4に矢印で示すように、入力軸4、ギヤ5a、5b、リングギヤ3を介して出力軸2に伝達される。
なお、このとき、リングギヤ3からギヤ6bを介してトルクが伝えられて回転されるギヤ6aの回転数は、入力軸4の回転数よりも高くなるので、ワンウェイクラッチ11は働かない。これにより、動力伝達機構1では、経路切替装置7によってギヤ列5,6の一方を選択でき、トルク経路を低速用と高速用に切り替えることができる。
本実施形態の動力伝達機構1では、ギヤ比の異なる2組のギヤ列5、6を内歯のリングギヤ3の内部に内蔵する構成としたため、変速が可能でありながらコンパクトに構成することができ、レイアウト自由度を阻害しない。また、一つの入力軸4と一つの出力軸2を有する構造なので、汎用性が高く、いわゆる減速機として様々な原動機に適用することができる。さらに、基本的には並行2軸の減速機と同じであり、ブレーキやクラッチ等を必要としないため、構造がシンプルで部品点数が少なく、製造コストの低減を図ることができるとともに、軽量化を図ることもできる。
なお、本実施形態では、2組のギヤ列5、6を採用したが、本発明はこれに限らず、3組以上のギヤ列を備えるようにしても良い。この場合は、少なくともいずれかのギヤ列の一のギヤと入力軸4との間にワンウェイクラッチ11を介在させ、他のギヤ列の一のギヤと入力軸4との間にオンオフ機構13を採用するのが好ましい。
また、本実施形態では、各ギヤ列5、6を2のギヤで構成したが、本発明はこれに限らず、3つ以上のギヤで構成しても良い。この場合は、各ギヤ列の一のギヤは入力軸に回転自在に支承させ、残りの他のギヤはキャリヤに回転自在に支承させることが好ましい。
なお、本実施形態では、ギヤ5b、6bがそれぞれキャリア9の軸部9A、9Bの外周に支持されている場合を示したが、これ以外にも、図示及び詳細な説明は省略するが、ギヤ5b、6bがケース10のボス部10A、10Bの外周に支持されるように構成することも可能である。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明及び対応する図面においては、第1実施形態と同一又は相当する構成部分には同一の符号を付し、以下ではその部分の詳細な説明は省略する。また、以下で説明する事項以外の事項、及び図示する以外の事項については、第1実施形態と同じである。
図5は、本発明の第二実施形態に係る動力伝達機構1−2を示す一部断面側面図である。本実施形態の動力伝達機構1−2は、第一実施形態の動力伝達機構1とはギヤ5b、6bの支持構造が異なっている。すなわち、第一実施形態の動力伝達機構1では、ギヤ5b、6bがそれぞれキャリア9の軸部9A、9Bに支持されていたのに対して、本実施形態の動力伝達機構1−2では、ギヤ5b、6bは、軸方向におけるケース10とキャリア9の間に配置されており、これらケース10とキャリア9の両方に支持されている。
詳細には、ギヤ5bは、その一方の面から軸方向でケース10に向けて突出する軸部5bA1と、他方の面から軸方向でキャリア9に向けて突出する軸部5bA2とを備えている。そして、軸部5bA1が軸受18A1を介してケース10のボス部10Aの先端部に対して回転自在に支持されており、軸部5bA2が軸受18A2を介してキャリア9に設けた支持穴19Aに対して回転自在に支持されている。これにより、ギヤ5bは、ケース10とキャリア9の両方に対して回転自在に支持されている。
また、ギヤ6bは、その一方の面から軸方向でケース10に向けて突出する軸部6bB1と、他方の面から軸方向でキャリア9に向けて突出する軸部6bB2とを備えている。そして、軸部6bB1が軸受18B1を介してケース10のボス部10Bに対して回転自在に支持されており、軸部6bB2が軸受18B2を介してキャリア9に設けた支持穴19Bに対して回転自在に支持されている。これにより、ギヤ6bは、ケース10とキャリア9の両方に対して回転自在に支持されている。
また、本実施形態の動力伝達機構1−2では、入力軸4のリングギヤ3側の端部は軸受18Cを介してキャリア9に設けた支持穴19Cに対して回転自在に支持されている。そして、図示は省略するが、キャリア9は、ギヤ5a、5b及びギヤ6a、6bの隙間に配置したボルトの締結によってケース10に対して固定されている。
なお、本実施形態では、ギヤ5bは、軸方向の両側に突出する一対の軸部5bA1,5bA2を備え、ギヤ6bは、軸方向の両側に突出する一対の軸部6bB1,6bB2を備えることで、ギヤ5b、6bがケース10とキャリア9の両方に支持されている場合を示したが、これ以外にも、図示及び詳細な説明は省略するが、一対の軸部5bA1,5bA2のいずれか一方のみ、又は一対の軸部6bB1,6bB2のいずれか一方のみを設けることで、ギヤ5b、6bがケース10とキャリア9のいずれか一方にのみ支持されるように構成する(いわゆる片持ち支持構造とする)ことも可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
1、1−2 動力伝達機構
2 出力軸
3 リングギヤ
4 入力軸
5、6 ギヤ列
5a、6a 一のギヤ
5b、6b 他のギヤ
7 経路切替装置
8 電動モータ(動力源)
9 キャリア
9A、9B 軸部
10 ケース
10A、10B ボス部
11 ワンウェイクラッチ
12 アクチュエータ
13 オンオフ機構(ドグ機構)
13a ドグ
14 軸受
15 軸受
16A、16B ノックピン(接合部材)
17A、17B 軸受

Claims (5)

  1. 出力軸に繋がる内歯のリングギヤと、
    前記リングギヤの内部に配設され、前記リングギヤに入力軸からのトルクを伝達するギヤ比の異なる複数組のギヤ列と、
    前記複数組のギヤ列のいずれかを選択することにより、前記入力軸から前記リングギヤへトルクを伝える経路を切り替える経路切替装置と
    を備えることを特徴とする動力伝達機構。
  2. 前記リングギヤの中心軸と前記入力軸の中心軸とを互いに異なる軸上に配置したことを特徴とする請求項1に記載の動力伝達機構。
  3. ケースに固定されたキャリアを前記リングギヤの内部に配置し、前記入力軸を前記ケースで回転自在に支承し、前記複数組のギヤ列それぞれが有する一のギヤを前記入力軸で回転自在に支承し、前記一のギヤ以外の他のギヤを前記キャリアと前記ケースで回転自在に支承した
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の動力伝達機構。
  4. 前記経路切替装置は、
    前記一のギヤのうち少なくとも1つのギヤと前記入力軸との間に介在させたワンウエイクラッチと、
    前記一のギヤのうち少なくとも他の1つのギヤと前記入力軸との間に介在され、当該他の1つのギヤと前記入力軸との接続をオンオフするオンオフ機構と
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の動力伝達機構。
  5. 前記オンオフ機構は、アクチュエータによってドグを移動させて前記他の1つのギヤに着脱して当該他の1つのギヤと前記入力軸との接続をオンオフするドグ機構である
    ことを特徴とする請求項4に記載の動力伝達機構。
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