JP2020084812A - 風車用ブレードおよび風力発電装置 - Google Patents

風車用ブレードおよび風力発電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ダウンウィンド方式の風力発電装置において、比較的簡単な構造で、軽量、かつ、柔軟性の高い風車用ブレード及びそれを用いた風力発電装置を提供する。【解決手段】中空のブレードと、前記ブレード内部において、前記ブレードの一端から他端にかけて前記ブレードの軸方向に延伸する軸方向補強材と、前記ブレードの軸方向に所定の張力を有して配置される複数のケーブルと、前記複数のケーブルと前記軸方向補強材が結合される結合部と、を備えることを特徴とする。【選択図】 図2

Description

本発明は、風車用ブレードの構造に係り、特に、大型の風力発電装置の風車用ブレードに適用して有効な技術に関する。
近年、温室効果ガス削減の観点から、発電時に二酸化炭素を排出しない風力発電の導入が進んでいる。風力発電では、風車のブレードが風を受けると、ブレードがロータ軸を軸として回転し、ロータ軸の回転が増速機を介して発電機に伝達されることで発電する。
風力発電に用いられる風車は、近年、コストや発電効率の観点から大型化する傾向にある。風力発電の主流である水平軸風力発電装置の出力は、風速の3乗および受風面積に比例する。風力発電装置の出力を向上させるためには、受風面積、即ち、ブレードの長さを長くすること(以下、長翼化という)が効果的である。
しかし、ブレードの長翼化は、ブレードが風から受ける空力荷重の増大及びブレード自体の重量増加に伴う重量荷重の増大につながることから、ロータを支持するナセルの大型化、タワーの高強度化が必要となりコスト増加の要因になる。
このため、ブレードを長翼化するためには、ブレード断面の翼型を工夫して、コード長を短くして空力荷重を低減すると共に、重量荷重の増大を抑制することが考えられる。
また、風力発電装置の型式には、ロータがタワーより風上側に配置されるアップウィンド方式と、ロータがタワーより風下に配置されるダウンウィンド方式がある。
アップウィンド方式の風力発電装置は、回転するブレードがタワーによる風の乱れの影響を受けにくいという利点があるが、高風速時に空力荷重によりブレードが風下側に撓み、ブレードとタワー間のクリアランスが減少するため、ブレードとタワーが接触する可能性がある。
一方、ダウンウィンド方式の風力発電装置は、ロータがタワーの風下側に位置するため、ブレードを風向きに合わせるヨー駆動装置が不要である。また、強風時には、風速が上がるに従いブレードとタワーのクリアランスが拡大する。
上記のアップウィンド方式の風力発電装置は、ブレードがタワーに接触しないように、ブレードには高い剛性が必要とされ、ブレードに作用する荷重に対する剛性を満たすための構造として、広く採用されているのが、特許文献1に示されているスパーキャップ(Spar Cap)を備える構造である。
このスパーキャップは、ブレードの負圧側と正圧側において、ブレードの長手方向に帯状に配置される構造部材である。通常、スパーキャップは、繊維強化樹脂複合材からなるシートを複数積層することで所望の強度及び剛性を確保している。
国際公開第WO2017/108692号
上述したように、風力発電装置の大型化に伴いブレードを長翼化していくには、増大する荷重を担うことが重要となり、このためには、繊維強化樹脂複合材シートの積層数を多くする必要があるが、従来のスパーキャップ構造を採用して繊維強化樹脂複合材シートの積層数を多くした場合、技術的な難易度が増すことに加え、ブレード重量の増大につながる。
一方、水平軸の風力発電装置としてダウンウィンド方式を採用する場合には、上述のように、ブレードが空力荷重を受けるとブレードとタワーのクリアランスが拡大する方向に変形することから、アップウィンド方式の風力発電装置に必要とされる程の高い剛性は必要なくなるため、ダウンウィンド方式の風力発電装置の適用拡大が望まれている。
そこで、本発明の目的は、ダウンウィンド方式の風力発電装置において、比較的簡単な構造で、軽量、かつ、柔軟性の高い風車用ブレード及びそれを用いた風力発電装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、中空のブレードと、前記ブレード内部において、前記ブレードの一端から他端にかけて前記ブレードの軸方向に延伸する軸方向補強材と、前記ブレードの軸方向に所定の張力を有して配置される複数のケーブルと、前記複数のケーブルと前記軸方向補強材が結合される結合部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、ハブおよび複数のブレードからなり、風を受けて回転するロータと、前記ロータを軸支すると共に、その内部に発電機を収納するナセルと、前記ナセルを回転可能に支持するタワーと、を備え、前記ロータが前記タワーより風下側に配置されるダウンウィンド方式の風力発電装置であって、前記ブレードは、上記の風車用ブレードであることを特徴とする。
本発明によれば、ダウンウィンド方式の風力発電装置において、比較的簡単な構造で、軽量、かつ、柔軟性の高い風車用ブレード及びそれを用いた風力発電装置を実現することができる。
これにより、風車用ブレードの長翼化が可能となり、発電量の向上が図れる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の風車用ブレードが採用されるダウンウィンド方式の風力発電装置を示す側面図である。 本発明の実施例1の風車用ブレードを示す概念図である。 本発明の実施例1の風車用ブレードのリブ構造を示す概念図である。 本発明の実施例1の風車用ブレードを示す概念図である。 図2及び図4のA−A’線に沿った断面図である。 本発明の実施例2の風車用ブレードを示す概念図である。 図6の変形例を示す図である。 図6及び図7のB−B’線に沿った断面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。なお、各図面において同一の構成については同一の符号を付し、重複する部分についてはその詳細な説明は省略する。
図1から図5を参照して、本発明の実施例1の風車用ブレード及びそれを用いた風力発電装置について説明する。
図1に、本発明の風車用ブレード(以下、単に「ブレード」ともいう)が採用されるダウンウィンド方式の風力発電装置10を示す。
図1に示すように、ロータ1がタワー6より風下に配置されるダウンウィンド方式の風力発電装置10は、複数のブレード2及びブレード2の根元をロータ軸4に接続するためのハブ3から成り、風を受けて回転するロータ1と、このロータ1を回転可能に軸支すると共に、地表面に設置された基礎の上に配置されるタワー6の上部に回転可能に配置され、ロータ軸4、増速機及び発電機(図示せず)を収納するナセル5とを備えている。上記のタワー6は、ロータ1及びナセル5を所定の高さに保持(支持)するための架台である。
そして、ブレード2が風を受けると、ブレード2はロータ軸4を軸として回転し、ロータ軸4の回転は、増速機を介して発電機に伝達されることで発電が行われる。
ナセル5には、図示はしないが駆動装置と制御装置が設置され、ダウンウィンド方式の風力発電装置10が効率よく発電できるように制御される。
図2から図5に、本実施例の風車用ブレード2を示す。図2はブレード全体を示すとともに、本発明のケーブル構造と軸方向補強材を示す概念図である。図3はブレード長さ方向に配置されるリブ構成の概念図であり、構造を分かり易く示すために、図2で示したケーブル構造や補強材は省略したものである。図4は図2のケーブル構造及び補強材と、図3のリブ構成の両方を示したものである。図5は図2及び図4のA−A’部における断面図を示す。
ブレード2のハブ3との接続部の断面は、図2から図4に示すように円筒形状となっているが、先端方向に向け空気力学的に回転力を得るため、それ以外の断面は、図5に示すように翼型に形成されている。また、ブレード2の先端に近くなるに従い、翼の厚さ(T)と翼弦長(L)の比である翼厚比は小さくなるように設定(設計)される。
本実施例のブレード2は、図5に示すように、主に繊維強化樹脂複合材の外殻で構成された中空構造となっており、前縁部であるリーディングエッジ(LE)11、後縁部であるトレイリングエッジ(TE)12、サクションサイド(SS:負圧面側)13、プレッシャーサイド(PS:正圧面側)14から構成される。また、サクションサイド13、プレッシャーサイド14によって外皮(シェル)15が構成される。
風力発電装置10の発電運転時には、ブレード2を面外(図5の上下方向)に曲げ変形を起こそうとする荷重が作用するため、ブレード2の内部が中空の状態では、座屈破壊に至る可能性がある。
そこで、本実施例のブレード2では、外皮15のフラップ(幅広)面の中央付近(外皮15の厚さ方向の中央付近)に、一方向繊維強化樹脂複合材からなる線材を複数束ねた複数のケーブル21を配置すると共に、ブレード軸方向の強度を補強するための軸方向補強材22を備えており、ケーブル21を軸方向補強材22と結合部23(繊維強化樹脂複合材ケーブル21と軸方向補強材22の結合部)で結合するとともに、サクションサイド13の外皮15とプレッシャーサイド14の外皮15を翼型断面を有した複数のリブ24により支持することで耐座屈性を向上させている。
なお、ケーブル21を構成する材料として用いられる繊維強化樹脂複合材の強化繊維としては、比弾性率や比強度が高い炭素繊維やガラス繊維が用いられる。大型風車向けの長翼には軽量なブレードとするために炭素繊維を用いることが望ましい。また、シェル15を構成するサクションサイド13の外皮とプレッシャーサイド14の外皮は、PVC(ポリ塩化ビニル)等の樹脂製発泡体やバルサ等の木材をコア材として、表面を繊維強化樹脂複合材で補強した構造となっている。
ケーブル21は複数からなり、プレッシャーサイド14およびサクションサイド13のブレード2の根元(ハブ3との接続部)から延伸し、ケーブル21のうち最も短いものから順に軸方向補強材22のブレード2の根元側(ハブ3との接続部側)から結合部23によって固定され、最も長いケーブル21は最もブレード先端に近い部分で軸方向補強材22の結合部23に固定される。つまり、複数のケーブル21は、ブレード2の軸方向において異なる長さで複数配置されており、ブレード2の軸方向に結合部23を複数備えている。
ケーブル21はブレード2の外皮15内または外皮15の内側に配置される。図5では、外皮15に軸方向に貫通する貫通孔を設けて、ケーブル21がその貫通孔内を貫通して設けられている例を示している。ケーブル21はブレード2の根元においてハブ3との結合部内部においてケーブル21に所定の張力を付与するよう固定される。
ブレード2をハブ3へ取り付ける際に、ケーブル21に付与する張力を加減(調整)できるように、外皮15に固定されないようチューブなどのケースで保護し、チューブを外皮15に固定するように構成することもできる。また、ケーブル21を、ブレード21のハブ3との連結部側にボルト締結により固定することで、ケーブル21に付与した張力を確実に維持(保持)することができる。
なお、ケーブル21の太さや本数は強度や剛性の設計に従い増減することができる。ブレード2の強度に関しては、風車荷重解析をすることにより決定することができる。特に、本実施例のようなダウンウィンド方式の風力発電装置10の場合には、ブレード2が風下側に変形してもタワー6と接触(衝突)することはないため、解析において大きな変形を許容することができ、サクションサイド13とプレッシャーサイド14とでケーブル21の太さや本数を変化させることも可能である。
また、ケーブル21の張力に抗するようにブレード2の軸方向の強度を補強するため、軸方向補強材22を複数設けてもよい。また、本実施例では、図5に示すように、軸方向補強材22をサクションサイド13及びプレッシャーサイド14に各1本ずつ、計2本配置する例を示しているが、リーディングエッジ11側及びトレイリングエッジ12側にそれぞれ1本ずつ配置してもよい。もちろん、サクションサイド13、プレッシャーサイド14、リーディングエッジ11側、トレイリングエッジ12側にそれぞれ1本ずつ、計4本配置するようにしてもよいのは言うまでもない。
以上説明したように、本実施例の風車用ブレードは、中空のブレード2と、ブレード2の内部において、ブレード2の一端から他端にかけてブレード2の軸方向に延伸する軸方向補強材22と、ブレード2の軸方向に所定の張力を有して配置される複数のケーブル21と、複数のケーブル21と軸方向補強材22が結合される結合部23を備えている。
上記で説明したブレード2の構造(図4)の効果を、例えば、長さ40mのブレードに適用する例で説明する。強度2100N/mmのCFRP(炭素繊維強化プラスチック)ケーブルを用いる構成で、安全率3、ファイバー含有率40%、サクションサイド13とプレッシャーサイド14で同一の構成とし、ケーブル21の軸方向補強材22への結合部23を3ヶ所とした場合、従来一般的に採用されているサクションサイド13およびプレッシャーサイド14にスパーキャップを備える構造と比較して、ブレード重量は約30%軽量化することが可能である。
このように、本実施例のブレード2は、軽量で、かつ、柔らかい構造を備えるため、低コストのブレード2を提供することが可能である。また、従来と同じ重さが許容される場合には、従来よりも長翼化したブレード2を提供することができ、これにより受風面積が拡大することから発電量を向上させることができる。
図6から図8を参照して、本発明の実施例2の風車用ブレードについて説明する。図6はブレード2内のケーブル21の配置を示す概念図であり、実施例1(図2)の変形例に相当する。図7は図6の更なる変形例であり、ブレード2内に幅方向の補強材となる支柱25を複数設けた例である。図8は図6及び図7のB−B’部における断面図を示す。
本実施例では、図6及び図8に示すように、外皮15のフラップ(幅広)面の中央付近(外皮15の厚さ方向の中央付近)に、一方向繊維強化樹脂複合材からなる線材を複数束ねたケーブル21を複数配置すると共に、リーディングエッジ11およびトレイリングエッジ12側にはブレード2の軸方向の強度を補強するための軸方向補強材22を備えている。
なお、図6には図示していないが、実施例1(図3及び図4)と同様に、サクションサイド13の外皮15とプレッシャーサイド14の外皮15を翼型断面形状のリブ24により支持する構成としてもよい。
また、ケーブル21は、サクションサイド13に配置されるケーブル21とプレッシャーサイド14に配置されるケーブル21が連続した(1本の)繊維強化樹脂複合材としたり、サクションサイド13に配置されるケーブル21とプレッシャーサイド14に配置されるケーブル21とを分けた構成としたりすることができる。
サクションサイド13のケーブル21とプレッシャーサイド14のケーブル21を分けた構成とする場合には、ブレード2の先端側においてサクションサイド13のケーブル21とプレッシャーサイド14のケーブル21が結合する構成とする。
ケーブル21は、サクションサイド13のブレード根元側(ハブ3側)から先端方向に所定の張力で配置され、先端付近で折り返し、プレッシャーサイド14のブレード根元側(ハブ3側)まで所定の張力で配置される構造である。つまり、複数のケーブル21は、ブレード2の先端近傍において複数の軸方向補強材22同士を接続する接続部材(支柱)を介して、軸方向補強材22に結合されている。そして、ケーブル21はブレード2の根元においてハブ3との結合部内部においてケーブル21に所定の張力を付与するようボルト締結により固定される。
リーディングエッジ11側及びトレイリングエッジ12側には、ブレード2の軸方向の強度を補強するための軸方向補強材22が複数備えられ、ブレード2の先端付近においてそれぞれの軸方向補強材22が結合されている。ケーブル21は、軸方向補強材22の接合部において軸方向補強材22同士の接合部を支点とするように折り返されるよう配置される。
なお、図6ではケーブル21が2本からなる構成を示しているが、ケーブル21の本数はブレード2の強度や剛性の設定(設計)に従い増減することができる。
また、図7の変形例に示すように、上述したリブ24に替えて、ブレード2の軸方向において、ブレード2内の幅方向(リーディングエッジ11及びトレイリングエッジ12間)に跨って設けられる支柱25を複数設けてもよい。
以上説明したように、本実施例においても、実施例1と同様に、軽量で、かつ、柔らかい構造を備える、低コストでブレード2を提供することが可能である。また、従来と同じ重さが許容される場合には、従来よりも長翼化したブレード2を提供することができ、これにより受風面積が拡大することから発電量を向上させることができる。
なお、上記の各実施例では、ダウンウィンド方式の水平軸風力発電装置への適用を前提として説明したが、ブレードが空力荷重を受けた際のブレードとタワーのクリアランスを十分に確保するように設計することで、アップウィンド方式の水平軸風力発電装置にも適用することができ、各実施例と同様の効果を得ることができる。
また、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…ロータ
2…(風車用)ブレード
3…ハブ
4…ロータ軸
5…ナセル
6…タワー
10…風力発電装置
11…リーディングエッジ(LE)
12…トレイリングエッジ(TE)
13…サクションサイド(SS:負圧面側)
14…プレッシャーサイド(PS:正圧面側)
15…外皮(シェル)
21…(繊維強化樹脂複合材)ケーブル
22…軸方向補強材
23…(繊維強化樹脂複合材ケーブル−軸方向補強材)結合部
24…リブ
25…支柱

Claims (12)

  1. 中空のブレードと、
    前記ブレード内部において、前記ブレードの一端から他端にかけて前記ブレードの軸方向に延伸する軸方向補強材と、
    前記ブレードの軸方向に所定の張力を有して配置される複数のケーブルと、
    前記複数のケーブルと前記軸方向補強材が結合される結合部と、
    を備えることを特徴とする風車用ブレード。
  2. 請求項1に記載の風車用ブレードであって、
    前記複数のケーブルは、前記ブレードの軸方向において異なる長さで複数配置され、
    前記ブレードの軸方向に前記結合部を複数備えることを特徴とする風車用ブレード。
  3. 請求項1に記載の風車用ブレードであって、
    前記軸方向補強材は、前記ブレードの負圧面側および正圧面側に、各々1本ずつ配置されることを特徴とする風車用ブレード。
  4. 請求項1に記載の風車用ブレードであって、
    前記複数のケーブルは、前記ブレードの外皮に設けられた貫通孔を貫通して配置されることを特徴とする風車用ブレード。
  5. 請求項1に記載の風車用ブレードであって、
    前記ブレード内部に、前記ブレードの外皮を支持する複数のリブが配置されることを特徴とする風車用ブレード。
  6. 請求項1に記載の風車用ブレードであって、
    前記軸方向補強材を複数備え、
    前記複数のケーブルは、前記ブレードの先端近傍において前記複数の軸方向補強材同士を接続する支柱を介して、前記軸方向補強材に結合されることを特徴とする風車用ブレード。
  7. 請求項6に記載の風車用ブレードであって、
    前記軸方向補強材は、前記ブレードのリーディングエッジ側およびトレイリングエッジ側に、各々1本ずつ配置されることを特徴とする風車用ブレード。
  8. 請求項6に記載の風車用ブレードであって、
    前記支柱は、前記ブレードの軸方向に複数配置されることを特徴とする風車用ブレード。
  9. 請求項1に記載の風車用ブレードであって、
    前記ケーブルは、炭素繊維またはガラス繊維を強化繊維として含む繊維強化樹脂複合材により形成されることを特徴とする風車用ブレード。
  10. 請求項1に記載の風車用ブレードであって、
    前記複数のケーブルは、前記風車用ブレードのハブとの連結部側にボルト締結により固定されることを特徴とする風車用ブレード。
  11. 請求項1に記載の風車用ブレードであって、
    ダウンウィンド方式の風力発電装置に用いられることを特徴とする風車用ブレード。
  12. ハブおよび複数のブレードからなり、風を受けて回転するロータと、
    前記ロータを軸支すると共に、その内部に発電機を収納するナセルと、
    前記ナセルを回転可能に支持するタワーと、を備え、
    前記ロータが前記タワーより風下側に配置されるダウンウィンド方式の風力発電装置であって、
    前記ブレードは、請求項1から11のいずれか1項に記載の風車用ブレードであることを特徴とする風力発電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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