JP2020084565A - 軒樋支持具 - Google Patents

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【課題】スレート屋根のスレートに軒樋を吊り支持するときに、ドリルネジによるスレートの欠損を少なく出来る軒樋の吊り金具を提供すること。【解決手段】吊り金具10は、軒樋を保持する樋支持部6と、互いが重なり合う第1辺部3と第2辺部4とを有する固定部2と、固定部2と樋支持部6との間を結合する連結部7とを有し、スレートを第1辺部3と第2辺部4とで挟み、ドリルネジで螺合し、第1辺部3は、環状の突出部が出口まで連続する第1透孔を有し、第1透孔f3、f4に正対する第2辺部4の位置には下孔f5、f6が設けられていて、第1透孔f3、f4の内周の径はドリルネジのねじ山の径とほぼ同一であり、下孔f5、f6の内周の径は前記ドリルネジのねじ山の径より小さく、また、ドリルネジのネジ部のネジ山が途切れる位置からドリル部の円柱状部を合わせた長さL2よりも、第2辺部4の内側から突出部9の出口の間の距離L1が長い。【選択図】図1

Description

本発明は、屋根の軒先に配置される軒樋を支持する軒樋の吊り金具に関する。
樋吊り金具は、スレート屋根に軒樋を吊り支持する金具である。例えば特許文献1には、帯状の鋼板を屈曲することにより一体状に成形された固定部と、固定部に溶接された螺軸と、螺軸に対してナットで固定される樋支持部からなり、樋支持部が軒樋を把持する軒樋吊り金具が開示されている。固定部は、互い折り重ね合わされた第1辺部と第2辺部とを有し、この2つの辺部の間に折板屋根の折板の前端部を挟み込む。第1辺部にはタッピングネジが遊挿される第1透孔が形成され、透孔と正対する第2辺部の位置にはタッピングネジのねじ山の径以下の直径であるネジ成形用下孔が形成されている。
第1辺部と第2辺部との間に折板を挟み、この状態で、タッピングネジを螺子込むと、第1透孔では遊挿されているため、挿入されたタッピングネジは空間的に余裕のある状態で空転し、第1透孔をガイドとして直下の折板に対して孔開けを開始し、折板に雌ネジが形成される。ついで、第2辺部の下孔にタッピングネジが到達し、切削抵抗が変わりタッピングネジは当初若干の空回りをする。この際、折板に雌ネジが刻まれているので、折板は自身の雌ネジに従い第2辺部から離れるように持ち上げられるが、第1辺部は折板の持ち上げを阻止するので、折板の雌ネジはタッピングネジにより切り飛ばされバカ孔になる。その後、タッピングネジが第2辺部の下孔内周に雌ネジを刻む。そして、タッピングネジの頭部が第1辺部に到達すると、第2辺部は第1辺部にタッピングネジに引き寄せられて、折板を両側から挟み込む。
一方、ドリルネジとは、タッピングねじの先端に、下穴を加工するためのドリルと同様な刃先を持つドリル部を取り付けたねじである。刃先で下穴を加工するので、タッピングねじのように、あらかじめ雌ネジを刻むべき下孔の穴あけ加工が不要である。このようなドリルネジについては、特許文献2に示されている。
特許第6376487号公報 特許第6202549号公報 特開2007−239960号公報
タッピングねじの先端に設けられた、下穴を加工するためのドリル部の長さ寸法は、重合されて接合される下穴を加工される板材の板厚以上とされている。ドリル部でスレートの板材を貫通させた後で、タッピングする為である。図5において、特許文献1に開示された樋吊り金具に対してドリルネジを用いて施工する様子を示す。金属板からなる折板と違い、板厚が厚いスレートのときには、ドリルネジのドリル部によりスレートに孔を開けてしまうことが便利であるからである。吊り金具の第1辺部51に開けられた第1透孔52は、ドリルネジが遊挿される孔の大きさを持っている(図5A)。すなわち、ドリルネジのネジ山の径よりもやや大きい孔であり、ドリル部の径よりもネジ山の分、さらに大きな径の孔である。第1辺部51と第2辺部53の間にスレート40を挟み(図5B)、ドリル部32がスレート40に到ると(図5C)、スレート40に対して垂直に挿入されない場合には第1透孔にドリルネジが当接した位置を支点として、梃子の原理でスレートを容易に浸食し、削ってゆく(図5D、5E)。
先端が第2辺部53に到ったであろうときに下孔54を探そうとすれば、第1透孔52はドリル部32よりも大きな径なので、ドリルネジ30を余計に傾斜させることが頻繁に発生する(図5F)。下孔54にドリル部32が入れば、ドリル部32の径はドリルネジ30のネジ谷の径よりもやや大きい程度であるので、容易に下孔54に入り込み、ネジ山を刻む(図5G)。この作業の結果、スレートには大きな欠損が生じることになる。スレート40の欠損の問題は、第1辺部51と第2辺部53の間を広く開け、厚い板厚のスレート40に対応できるようにした樋吊り金具であればあるほど深刻である。欠損部に水が溜まり、腐食が進むことにより耐用年数が低下する。
また、ドリルネジ30には、その首下にシールワッシャー36が取付られている。シールワッシャーは、座金36aと樹脂製のパッキン36bからなり、第1透孔52からの雨水の侵入を防止する目的に使用される。ドリルネジ30をねじ込みすぎると(図5H)、パッキン36bが潰れ座金36aから割れたパッキンがはみ出す(図5I)。これは、施工の美観を損ね、かつ、割れたパッキンから水の侵入を許容する。尚、図5Iは図5Hの上面視を示している。
本発明は、スレート屋根のスレートに軒樋を吊り支持するときに、ドリルネジによるスレートの欠損を少なく出来る軒樋の吊り金具を提供することを目的としている。
本発明の吊り金具は、軒樋を保持する樋支持部と、帯状に屈曲した固定部であって、互いが重なり合う第1辺部と第2辺部とを有し、前記第1辺部には第1透孔が設けられ、前記第1辺部に正対する前記第2辺部の位置には下孔が設けられた固定部と、前記固定部と前記樋支持部との間の長さを調整可能に結合する連結部とを有し、スレート屋根のスレートの前端部を前記第1辺部と第2辺部とで挟み、前記第1透孔からドリルネジを螺合することにより、ドリルネジが前記下孔に雌ネジを形成する吊り金具であって、
前記第1透孔は、前記第2辺部の反対側に突出した環状の突出部が孔の出口に連続しており、
前記第1透孔の内周の径は前記ドリルネジのねじ山の径とほぼ同一であり、前記下孔の内周の径は前記ドリルネジのねじ山の径より小さく、
前記ドリルネジのネジ部のネジ山が途切れる位置からドリル部の円柱状部を合わせた長さよりも、前記第2辺部の内側から前記突出部の出口の間の距離が長いことを特徴とする。
環状の突出部がドリルネジのドリル部の挙動はより制約してスレートに大きな欠損が生じることを抑制し、タップ立てが正常に実行することができる。
実施例1を示し、図1A、1Bは当該実施例による吊り金具の斜視図であり、図1Cはドリルネジ30の正面図である。 ドリルネジによりスレートに吊り金具を固定する過程を示す図である。 実施例2を示し、図2A、2Bは当該実施例による吊り金具の斜視図であり、 ドリルネジによりスレートに吊り金具を固定する過程を示す図である。 ドリルネジによりスレートに従来の吊り金具を固定する過程を示す図である。
図1A、1Bに吊り金具10を、図1Cにドリルネジ30示す。図1A、1Bにおいて、実施例1の吊り金具10は、帯状の板材(板金)を屈曲して形成された固定部2、左右の爪6a、6bにより樋(図示せず)を保持する樋支持部と、固定部2と樋支持部6との間の長さ調節可能に結合する連結部7を有している。連結部7は、固定部2に溶接された螺軸であり、樋支持部6をナットにより止めて高さ調整を行う。固定部2は、平面視直線状の板金を一点破線イの箇所で山折りされて互いに折り重ね合わされ、一体状に成形された第1辺部3と第2辺部4とからなる。第1辺部3には、第1辺部3の長さ方向に複数の孔f3、f4(第1透孔)が穿孔されている。また、第2辺部4には一点破線イにおいて互いに折り重ね合わされた時に孔f3、f4と正対する位置に複数の下孔f5、f6を有している。孔f3、f4は、バーリング加工により第1辺部3とは反対側に突出した環状の突出部9が設けられている。孔f3、f4は、突出部9の出口までドリルネジのねじ山の径d2とほぼ同じ若しくはやや大きい径z1の孔である。径z1の方が径d2よりもやや大きいことが望ましい。ドリルネジ30による切削抵抗を孔f3、f4により与えないためである。下孔f5、f6の径s1は、孔f3、f4の径z1よりも小さく、かつドリルネジ山の径d2より小さい孔である。下孔f5、f6の径s1は、ドリル部32の径d3と同じかやや大きい方が望ましい。孔f3、f4、下孔f5、f6の径とドリル部32やネジ部37の径において関係しており、製品としての吊り金具10は予め使用可能なドリルネジ30が指定しておくことが望ましい。
図1Cにおいて、ドリルネジ30は、ドリル部32とネジ部37と頭部34からなる。ドリル部32は円柱状であり、下穴を加工するために刃先31を持っている。ドリル部32は、その後に続くネジ部37のねじ谷の径d3よりもやや大きい径d4を有している。ドリル部32により穿孔される下孔に対して抵抗少なくタッピングをするためである。ドリル部32には、切削した屑を排出する溝33が刻まれている。頭部34の首下には、シールワッシャー36が取付られている。ドリルネジ30には、シールワッシャー36を持つものがある。シールワッシャー36は、座金36aとその下側の樹脂製のパッキン36bとからなっている。座金36aは、新品の際には皿形状になっている(図1Cでは、やや強調して作図した)。
図1Bにおいて、バーリング加工により形成されるリング状の突出部9は、座金36aの外周の径d1よりも小さい外周の径z2を有している。また、第2辺部4の内側から突出部の出口の間の距離L1は、ネジ部37のネジ山が途切れる位置からドリル部32の円柱状部を合わせた長さL2よりも長い。尚、図1Cのドリルネジ30では頭部34を六角ボルトのものと同じ物を示したが、プラスネジ頭部のものでも良い。
図2において、吊り金具10に対してドリルネジ30を用いて施工する様子を示す(図2A)。第1辺部3と第2辺部4との間にスレート40を挟み(図2B)、孔f3若しくはf4にドリルネジ30を挿入して、ドリルネジ30を電気ドリルなどの工具により螺子込み方向に回転させる(図2C)。ドリル部32はスレート40に対して垂直に挿入されなくても、ドリル部32の側面は、突出部9の内面壁により姿勢が矯正されるので(図2し、2E)、図5に示したようなスレート40の欠損は限定される。ネジ部37のネジ山が途切れる位置からドリル部の円柱状部を合わせた長さL2よりも、第2辺部4の内側から突出部の出口の間の距離L1が長いため、ドリル部32の刃先31が第2辺部4に到るときには、ネジ部37が突出部9の内周壁の位置にかかっている(図2F)。突出部9の内径z1はネジ部37のネジ山の径d2と同じ若しくはやや大きいため、ドリル部32の刃先31の挙動はより制約されて下孔f5、f6に対して垂直の状態となり、タップ立てが正常に実行される(図2G)。このように、スレート40に大きな欠損が生じることが抑制される。固定部2は、平面視直線状の板金を折曲げて形成するためにその板厚は限定的であり、突出部9を設けることにより、ドリルネジ30の進行方向を規制することができるのである。
ドリルネジ30が、螺入されてシールワッシャー36が突出部9に突き当たると、樹脂製のパッキン36bが突出部9と座金36aとの間で押しつぶされる(図2H)。このとき、潰れて溢れたパッキン36bの材料は座金36aの下に流れ、座金36aからはみ出さないため割れが抑制される。また、ドリルネジ30を上から見たときに、パッキン36bの溢れが見えないため、仕上がりが美しい(図2I)。尚、図2Iは図2Hの上面視を示している。
図3において、実施例2の吊り金具20は、固定部28と連結部27からなっている。連結部27は、実施例1と同様に樋支持部6を高さ調整可能に結合する螺軸である。固定部28は、帯状の鋼板を屈曲することにより一体状に成形されており、互い折り重ね合わされた第1辺部28aと第2辺部28bと、第2辺部28bから屈曲され鉛直向きの第3辺部28cからなる。また第1辺部28aは第2辺部28bの後端から張り出した張出部e2を有する。第3辺部28cは、連結部27の上側の側面に、連結部27の直上に第1辺部28aと第2辺部28bが重ね合わされた箇所が来るように溶接されている。第2辺部28bと第3辺部28cとがなす角度は、取り付けられる屋根勾配の角度に対応して決められており、屋根に取り付けたとき第3辺部28cが鉛直方向となる角度になっている。また、張出部e2若しくは張出部e2から第1辺部28aにかけては、スレートの波形形状に沿うように、弧状に湾曲している。
第1辺部28aのうち、連結部27の軸線上であって第2辺部28bの真上となる範囲内にドリルネジ30を遊挿する孔f11(第1透孔)が形成されている。そして第2辺部28bのうち孔f11と正対する位置にはドリルネジ30のねじ谷の径d3以下の径である下孔f12が形成されている。孔f11には、バーリング加工により第2辺部28bとは反対側に突出したリング状の突出部29が設けられている。
バーリング加工により形成されるリング状の突出部29は、先の実施例と同様に座金36aの外周径よりも小さい径を有し、また、第2辺部28bの内側から突出部29の出口の間の距離L3は、ネジ部37のネジ山が開始される位置からドリル部32の円柱状部を合わせた長さL2よりも長い。そして、第1辺部28aの張出部e2にはタッピングネジ若しくはドリルネジ或いはボルト、釘が遊挿される孔f13が形成されている。
図4において、吊り金具20の第1辺部28aと第2辺部28bとの間に、スレート40の山形になっている位置を差し込む。ドリルネジ30を孔f11に嵌挿させ、この後、電動ドライバーなど工具によりドリルネジ30に押力及び回転力を付与する。これによりドリルネジ30はスレート40を貫通し、続いて第2辺部28bの下孔f12の内周面に雌ネジを形成する。このとき、ドリルネジ30により下孔f12にネジを刻む過程で、ドリルネジ30の回転力(矢印ハ)が吊り金具20に作用して、吊り金具20を回転させるような回転力(矢印二)が生じる。しかし、張出部e2若しくは張出部e2から第1辺部28aにかけて弧状に湾曲し、スレート40の波形形状に沿うように配置されているので、吊り金具20の回転を抑止できる。
本実施例においても、ドリル部32によるスレート40への欠損、パッキン36bの割れが抑制され、また、パッキン36bのあふれが上からは見えないため、仕上がりが美しいという効果がある。尚、実施例1において、第1辺部3を実施例2のようにスレート40の波形形状に沿うように、弧状に湾曲させても良く、そのようにすることによりタップ時に吊り金具10が回転することが抑止される。
上記各実施例においては、突出部9、29はバーリング加工により作成したが、他の方法により作成してもよい。例えば、金属管を輪切りにした物を用意し、第1辺部3若しくは28aに、当該金属管の外周径よりも若干小さな孔を開けて、そこに金属管を嵌め込んでカシメ、接着、溶接などの手段で固定してもよい。この場合の金属管の内周の径はz1であり、外周の径はz2である。
2 固定部
3 第1辺部
4 第2辺部
6 樋支持部
6a、6b 爪
7 連結部
9、29 突出部
10、20 吊り金具
27 連結部
28 固定部
28a 第1辺部
28b 第2辺部
28c 第3辺部
29 突出部
30 ドリルネジ
31 刃先
32 ドリル部
34 頭部
36 シールワッシャー
36a 座金
36b パッキン
37 ネジ部
40 スレート
51 第1辺部
52 第1透孔
53 第2辺部
54 下孔
本発明の吊り金具は、軒樋を保持する樋支持部と、帯状に屈曲した固定部であって、互いが重なり合う第1辺部と第2辺部とを有し、前記第1辺部には第1透孔が設けられ、前記第1辺部に正対する前記第2辺部の位置には下孔が設けられた固定部と、前記固定部と前記樋支持部との間の長さを調整可能に結合する連結部とを有し、スレート屋根のスレートの前端部を前記第1辺部と第2辺部とで挟み、前記第1透孔からドリルネジを螺合することにより、ドリルネジが前記下孔に雌ネジを形成する吊り金具であって、
前記第1透孔は、前記第2辺部の反対側に突出した環状の突出部が孔の出口に連続しており、
前記第1透孔の内周の径は前記ドリルネジのねじ山の径とほぼ同一であり、前記下孔の内周の径は前記ドリルネジのねじ山の径より小さく、
前記ドリルネジのドリル部の円柱状部の長さよりも、前記第2辺部の内側から前記突出部の出口の間の距離が長いことを特徴とする。

Claims (2)

  1. 軒樋を保持する樋支持部と、帯状に屈曲した固定部であって、互いが重なり合う第1辺部と第2辺部とを有し、前記第1辺部には第1透孔が設けられ、前記第1辺部に正対する前記第2辺部の位置には下孔が設けられた固定部と、前記固定部と前記樋支持部との間の長さを調整可能に結合する連結部とを有し、スレート屋根のスレートの前端部を前記第1辺部と第2辺部とで挟み、前記第1透孔からドリルネジを螺合することにより、ドリルネジが前記下孔に雌ネジを形成する吊り金具であって、
    前記第1透孔は、前記第2辺部の反対側に突出した環状の突出部が孔の出口に連続しており、
    前記第1透孔の内周の径は前記ドリルネジのねじ山の径とほぼ同一であり、前記下孔の内周の径は前記ドリルネジのねじ山の径より小さく、
    前記ドリルネジのネジ部のネジ山が途切れる位置からドリル部の円柱状部を合わせた長さよりも、前記第2辺部の内側から前記突出部の出口の間の距離が長いことを特徴とする吊り金具。
  2. 請求項2の吊り金具において、
    前記ドリルネジは座金とパッキンを有するシールワッシャーを具備しており、
    前記突出部の外周の径は、前記座金の外周の径よりも小さいことを特徴とする吊り金具。

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