JP2020082765A - 車載用オイルヒーター装置 - Google Patents

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章師 安井
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【課題】電力消費を抑えて車室の暖房をすることができる車載用オイルヒーター装置を提供する。【解決手段】車室に配置されたオイルヒーター30と、走行用モーター4及びエンジン2により駆動されるジェネレーター5を含む駆動ユニット6と、走行用モーター4及びジェネレーター5を冷却するオイルが循環する第1のオイル循環流路10と、第1のオイル循環流路10から分岐してオイルヒーター30にオイルを供給し、オイルヒーター30から駆動ユニット6にオイルを戻す第2のオイル循環流路20と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電気自動車の車室を暖房する車載用オイルヒーター装置に関する。
従来、車室内を暖房するための装置が種々提案されている。例えば、特許文献1には、プラグインハイブリッド車や電気自動車のバッテリーを充電中に、電気ヒーター等を用いてオイルを加熱し、蓄熱状態にオイルによって車室を暖房する技術が開示されている。
しかしながら、オイルを加熱するために電力を消費するので、消費電力が増加してしまうという問題がある。また、バッテリーの充電率が低いときにはエンジンにより発電機を動作させて発電するが、オイルを加熱するために電力を用いる分、燃料の消費量も増加してしまう。
国際公開第2014/136817号パンフレット
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、電力消費を抑えて車室の暖房をすることができる車載用オイルヒーター装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、車室に配置されたオイルヒーターと、走行用モーター及びエンジンにより駆動されるジェネレーターを含む駆動ユニットと、前記走行用モーター及び前記ジェネレーターを冷却するオイルが循環する第1のオイル循環流路と、前記第1のオイル循環流路から分岐して前記オイルヒーターに前記オイルを供給し、前記オイルヒーターから前記駆動ユニットに前記オイルを戻す第2のオイル循環流路と、を備えることを特徴とする車載用オイルヒーター装置にある。
第1の態様では、走行用モーター及びジェネレーターによって加熱されたオイルをオイルヒーターに供給し、車室を温めるための熱源として用いる。これにより、走行用モーター及びジェネレーターで生じた熱を有効利用することができるとともに、バッテリーの電力消費をすることなく車室の暖房をすることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載の車載用オイルヒーター装置において、前記第1のオイル循環流路には、前記オイルを冷却して前記駆動ユニットに戻すオイルクーラーが設けられ、前記第2のオイル循環流路は、分岐して前記オイルクーラーに接続されており、前記オイルヒーターから排出された前記オイルが所定温度未満であれば前記オイルを前記駆動ユニットへ導き、所定温度以上であれば前記オイルを前記オイルクーラーへ導くように構成されていることを特徴とする車載用オイルヒーター装置にある。
第2の態様では、オイルヒーターにおいて十分に放熱したオイルを、オイルクーラーで冷却することなく、駆動ユニットに戻して冷却に用いることができる。
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様に記載の車載用オイルヒーター装置において、前記オイルヒーターは、複数の箱状の容器と、前記容器の内部を挿通し、前記第2のオイル循環流路の一部を構成する配管とを備え、前記配管のそれぞれは、挿通する前記容器の個数が異なるように設けられ、前記第2のオイル循環流路には、前記配管の何れかに前記オイルを選択的に流通させる切替手段が設けられていることを特徴とする車載用オイルヒーター装置にある。
第3の態様では、オイルヒーターによる暖房の温度調整をすることができる。
本発明の第4の態様は、第1から第3の何れか一つの態様に記載の車載用オイルヒーター装置において、前記オイルヒーターに供給される前記オイルの流量を調整する調整手段を備えることを特徴とする車載用オイルヒーター装置にある。
第4の態様では、オイルヒーターによる暖房の温度調整をすることができる。
本発明の第5の態様は、第1から第4の何れか一つの態様に記載の車載用オイルヒーター装置において、前記オイルヒーターには、電気ヒーターが設けられていることを特徴とする車載用オイルヒーター装置にある。
第5の態様では、オイルの熱では十分に目標温度に達しない場合、電気ヒーターによりオイルを補助的に温める。これにより、車室内を目標温度に暖房することができる。
本発明によれば、電力消費を抑えて車室の暖房をすることができる車載用オイルヒーター装置が提供される。
車載用オイルヒーター装置の概略図である。 オイルヒーターの概略図である。 オイルヒーターの概略図である。
<実施形態1>
図1を用いて、本実施形態の車載用オイルヒーター装置1の構成を説明する。
車載用オイルヒーター装置1は、図示しない電気自動車に搭載されている。本実施形態の電気自動車は、プラグインハイブリッド電気自動車であり、走行用モーター4及びエンジン2により駆動されるジェネレーター5を備えている。また、電気自動車は、バッテリー(図示せず)を備えている。バッテリーは、複数のバッテリーセルが直並列に接続されてなるバッテリーユニットであり、各バッテリーセルは、例えば、リチウムイオン二次電池からなる。
走行用モーター4は、インバータ(図示せず)を介してバッテリーに接続されており、バッテリーの電力により動作する。走行用モーター4の駆動力は、トランスアスクル3を介して駆動輪に伝達される。
ジェネレーター5は、トランスアスクル3を介してエンジン2に接続され、また、インバータを介してバッテリーに接続されている。ジェネレーター5は、エンジン2の駆動力により回転し、発電した電力がインバータを介してバッテリーに供給される。
なお、これらのトランスアスクル3、走行用モーター4及びジェネレーター5は、一体的に駆動ユニット6として構成されている。
車載用オイルヒーター装置1は、走行用モーター4及びジェネレーター5を冷却するためオイルを循環させる冷却機構を備えている。具体的には、冷却機構は、オイルが循環する第1のオイル循環流路10、ポンプ11、オイルクーラー12を備えている。
ジェネレーター5の下側にはオイルパン(図示せず)が一体に設けられており、このオイルパンにオイルが所定量溜められるようになっている。そして、ジェネレーター5のコイルの一部が、オイルパンに溜められたオイルに浸漬された状態となっている。
第1のオイル循環流路10は、オイルを循環させるための環状の流路である。具体的には、第1のオイル循環流路10は、走行用モーター4(走行用モーター4のコイルの近傍)、ジェネレーター5、オイルパン、ポンプ11及びオイルクーラー12を経由して走行用モーター4に戻るように構成されている。
ポンプ11は、第1のオイル循環流路10内でオイルを圧送する機能を有する電動式のポンプである。オイルクーラー12は、オイルを空冷する装置であり、走行用モーター4やジェネレーター5によって加熱されたオイルの冷却を行う。なお、ポンプ11は電動式に限定されず、また、オイルクーラー12は、空冷に限定されない。
車載用オイルヒーター装置1は、このような第1のオイル循環流路10から分岐した第2のオイル循環流路20を備えている。第2のオイル循環流路20は、上述したオイルが流れる流路である。具体的には、第2のオイル循環流路20は、第1の切替弁21から分岐して走行用モーター4又はオイルクーラー12に戻るように構成された流路である。そして、第2のオイル循環流路20には、オイルヒーター30が接続されている。
第1の切替弁21は、第1のオイル循環流路10のポンプ11とオイルクーラー12との間に設けられた弁である。第1の切替弁21が閉鎖しているとき、オイルは、ポンプ11からオイルクーラー12のみに流通する。第1の切替弁21が開放しているとき、オイルは、ポンプ11からオイルクーラー12及びオイルヒーター30に流通する。
第2の切替弁22は、第2のオイル循環流路20のオイルヒーター30よりも下流側に設けられた弁である。第2の切替弁22の開閉により、オイルヒーター30から排出されたオイルをオイルクーラー12又は走行用モーター4の一方に向けて流通させることができる。
これらの第1の切替弁21及び第2の切替弁22は、図示しない制御装置に接続されており、制御装置によりそれらの開閉が可能となっている。
制御装置は、ECU(Electronic Control Unit)であり、CPU、制御プログラムなどを格納・記憶するROM、制御プログラムの作動領域としてのRAM、各種データを書き換え可能に保持するEEPROM、周辺回路等とのインターフェースをとるインターフェース部などを含んで構成される。制御装置は、電気自動車の各部とインターフェース部を介して接続され、それら各部との間で情報の授受を行い、各部の制御を行う。
この制御装置の一機能として、上述した第1の切替弁21及び第2の切替弁22の開閉を行うことで暖房運転のオンオフ等が行われる。
オイルヒーター30は、車室に配置されオイルの熱で車室内を温めるための装置である。オイルヒーター30は、第2のオイル循環流路20からオイルが供給される。
オイルヒーター30は、第2のオイル循環流路20から供給されたオイルの熱を車内に放熱できる構成であれば特に限定はない。例えば、オイルヒーター30は、筐体内に配置されたオイルが流通するパイプと、パイプに設けられた放熱フィンと、放熱フィンに向けて送風するファンと、筐体に設けられた送風口とを備えている。第2のオイル循環流路20から供給されたオイルがパイプに供給され、放熱フィンからオイルの熱を放熱する。そして、その熱をファンの風により送風口から吹き出す構成としてもよい。
このような構成の車載用オイルヒーター装置1の動作について説明する。まず、暖房運転をしないときは、制御装置は第1の切替弁21を閉じる。この状態では、オイルは第1のオイル循環流路10を流通し、第2のオイル循環流路20には流通しない。すなわち、一般的な走行用モーター4及びジェネレーター5の冷却機構として動作する。
例えば、夏季においては、第1の切替弁21を閉じてオイルヒーター30へオイルを供給しないようにする。夏季であるか否かについては、制御装置が温度センサーから得た温度によって判断してもよいし、日付から判断するようにしてもよい。
一方、暖房運転をするときは、制御装置は第1の切替弁21を開放する。この状態では、オイルは第2のオイル循環流路20を介して、オイルヒーター30へ供給される。このため、車載用オイルヒーター装置1は、オイルヒーター30でオイルが放熱するので車室が暖められる。
また、制御装置は、オイルヒーター30から排出されたオイルの温度が所定温度以上であると判定したとき、第2の切替弁22を切替え、オイルをオイルクーラー12へ導く。これにより、オイルの温度がオイルクーラー12で十分冷却されて走行用モーター4に戻される。
また、制御装置は、オイルヒーター30から排出されたオイルの温度が所定温度未満であると判定したとき、第2の切替弁22を切替え、オイルを走行用モーター4へ導く。これにより、オイルヒーター30で冷却されたオイルがオイルクーラー12を介さずに、走行用モーター4に戻される。
以上に説明した本実施形態の車載用オイルヒーター装置1によれば、走行用モーター4及びジェネレーター5によって加熱されたオイルをオイルヒーター30に供給し、車室を温めるための熱源として用いる。これにより、走行用モーター4及びジェネレーター5で生じた熱を有効利用することができるとともに、バッテリーの電力消費をすることなく車室の暖房をすることができる。この結果、電気自動車の航続距離を延長することができる。
さらに、従来の電気自動車において暖房運転を実施するときは、エンジンを運転して熱を得る必要がある。しかしながら、車載用オイルヒーター装置1を搭載した電気自動車においては、エンジンを運転しなくても暖房運転が可能であるので、燃料の消費を抑えることができる。
車載用オイルヒーター装置1は、一般的なオイルヒーターと同様に周囲を暖める構造であるので、空気が乾燥し難い。このため、車室内を適度な湿度に維持することが可能である。また、幅射熱と自然対流で車室内を暖めるため、ホコリやダストがまき散らされることを回避できる。また、オイルヒーターを車室内の座席下などに配置することで、ヤケドのおそれもない。また、車室内は、ドアや窓を締めているときは機密性が高いため、車載用オイルヒーター装置1による暖房効果は有効である。また、油温は低下し難いことから、エンジンを停止した後であっても、しばらくはオイルを循環させることで暖房効果を維持することができる。
<実施形態2>
図2を用いて、本実施形態に係る車載用オイルヒーター装置について説明する。図2は、オイルヒーター30Aの概略図である。オイルヒーター30A以外の構成は、実施形態1と同様であるので重複する説明は省略する。
同図に示すように、オイルヒーター30Aは、箱状の筐体内に、オイルが充填されるエリア(容器)が3つ設けられている。3つのエリアを第1のエリア31、第2のエリア32、第3のエリア33と称する。各エリアは、横方向に並び配置されている。高さ方向については、ほぼ面一となっているが、特に限定はない。
オイルヒーター30Aには、実施形態1で説明した第2のオイル循環流路20が接続されている。第2のオイル循環流路20のうち、オイルをオイルヒーター30Aに供給する部分を上流流路20a、オイルヒーター30Aからオイルを排出する部分を下流流路20bと称する。
上流流路20aは、本実施形態では4本に分岐している。この分岐した配管をそれぞれ配管40〜配管43とする。このうち配管40〜配管43のそれぞれは、挿通するエリアの個数が異なっている。具体的には各配管は次のようにエリアを挿通している。
配管40は、第1のエリア31、第2のエリア32、第3のエリア33の内部を挿通している。
配管41は、第1のエリア31、第2のエリア32の内部を挿通している。
配管42は、第1のエリア31の内部を挿通している。
配管43は、第1のエリア31、第2のエリア32、第3のエリア33の何れの内部を通っておらず、オイルヒーター30Aの筐体内を通っている。
そして、これらの配管40〜配管43は、合流して下流流路20bに接続されている。また、特に図示しないが、上流流路20aには、オイルを配管40〜配管43の何れかに供給するための切替弁(請求項の切替手段の一例である)が設けられている。この切替弁を切替えることにより、上流流路20aから供給されたオイルは、配管40〜配管43の何れかを流通する。
配管40にオイルを流した場合には、第1のエリア31、第2のエリア32、及び第3のエリア33の内部がオイルの熱で加熱される。
配管41にオイルを流した場合には、第1のエリア31及び第2のエリア32の内部がオイルの熱で加熱される。
配管42にオイルを流した場合には、第1のエリア31の内部がオイルの熱で加熱される。
配管43にオイルを流した場合には、エリア内はオイルで加熱されない。
このようにして、オイルヒーター30Aは、第1のエリア31、第2のエリア32、第3のエリア33の何れかを選択的にオイルで加熱することができる。したがって、オイルにより加熱するエリアの個数を調整することで、温度調整することができる。例えば、3つのエリアの全てをオイルで加熱すれば車室内を高温にし、1つのエリアのみをオイルで加熱すれば車室内をそれほど高くない温度にする、というように暖房の温度調整をすることができる。また、オイル温度が十分に高いときは、最短ルートの配管43にオイルを流通させてもよい。これにより、暖房が効きすぎることを回避することができる。
これらの温度調整は、制御装置が車室の設定温度と実際の温度との差から、用いる配管を選択するようにしてもよい。また、車室内に設けられた温度調整用の操作ボタン等に応じて用いる配管を選択するようにしてもよい。
また、第1のエリア31、第2のエリア32、及び第3のエリア33には、それぞれ電気ヒーター50を設けてもよい。オイルの熱では十分に目標温度に達しない場合、電気ヒーター50によりオイルを補助的に温める。これにより、車室内を目標温度に暖房することができる。電力は消費するが、オイルの熱を用いているので電気ヒーター50に要する電力を低減することができる。
図3を用いて、本実施形態に係る車載用オイルヒーター装置について説明する。図3は、オイルヒーター30Bの概略図である。図2のオイルヒーター30Aとの相違点は、第1のエリア31、第2のエリア32、第3のエリア33が高さ方向に並べて配置されている点が異なる。また、電気ヒーター50は、第1のエリア31と第2のエリア32の間、及び第2のエリア32と第3のエリア33の間に計2つ配置されている点が異なる。
このような構成のオイルヒーター30Bであっても、エリアを個別に加熱することができるので、暖房の温度調整をすることができる。また、1つの電気ヒーター50が2つのエリアを温めるために用いられるので、一つのエリアに一つの電気ヒーター50を用いる図2の構成よりも電気ヒーター50の個数を削減し、低コスト化を実現することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、勿論、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
上述の実施形態では、バッテリーの電力で走行用モーター4及びジェネレーター5が駆動していれば熱が発生する。このため、EV走行のときに車載用オイルヒーター装置1による暖房運転が可能であるが、これに限定されない。すなわち、エンジンを運転させて発電しているときであっても車載用オイルヒーター装置1に暖房運転させてもよい。
上述の実施形態では、車載用オイルヒーター装置1による暖房運転のみを例示したが、これに限らない。例えば、エンジンを運転したときに生じる熱を利用した従来の暖房と併用してもよい。
上述の実施形態では、第1のオイル循環流路10は、ポンプ11からオイルクーラー12を経由して駆動ユニット6へオイルを導く構成であったが、このような構成に限定されない。第1のオイル循環流路10のオイルクーラー12よりも上流側においてオイルの温度が所定温度よりも低い場合には、オイルクーラー12をバイパスして駆動ユニット6へオイルを導く構成としてもよい。
実施形態1では、第2の切替弁22により、オイルヒーター30からオイルクーラー12を経由して駆動ユニット6へオイルを導く構成であったが、これに限定されない。オイルヒーター30から直接駆動ユニット6へオイルを導く構成としてもよい。
実施形態2では、オイルヒーター30A、オイルヒーター30Bに含まれるエリアの数は3つであったが、もちろん、これに限定されず2つ以上あればよい。また、オイルヒーター30A、オイルヒーター30Bに含まれる配管の本数は、4本に限らず、任意の本数を用いることができる。
実施形態2では、複数の配管、エリアを用いることで温度調整を行ったが、このような態様に限定されない。例えば、ポンプ11の速度を調整することで、オイルヒーター30A、30Bに供給されるオイルの流量を調整することで温度調整を行ってもよい。流量が少なければ暖房は弱めに、流量が多ければ暖房は強めに調製することができる。なお、この場合のポンプ11は、請求項に記載の調整手段の一例である。
1…車載用オイルヒーター装置、2…エンジン、3…トランスアスクル、4…走行用モーター、5…ジェネレーター、6…駆動ユニット、10…第1のオイル循環流路、20…第2のオイル循環流路、30、30A、30B…オイルヒーター、31…第1のエリア、32…第2のエリア、33…第3のエリア、40、41、42、43…配管、50…電気ヒーター

Claims (5)

  1. 車室に配置されたオイルヒーターと、
    走行用モーター及びエンジンにより駆動されるジェネレーターを含む駆動ユニットと、
    前記走行用モーター及び前記ジェネレーターを冷却するオイルが循環する第1のオイル循環流路と、
    前記第1のオイル循環流路から分岐して前記オイルヒーターに前記オイルを供給し、前記オイルヒーターから前記駆動ユニットに前記オイルを戻す第2のオイル循環流路と、を備える
    ことを特徴とする車載用オイルヒーター装置。
  2. 請求項1に記載の車載用オイルヒーター装置において、
    前記第1のオイル循環流路には、前記オイルを冷却して前記駆動ユニットに戻すオイルクーラーが設けられ、
    前記第2のオイル循環流路は、分岐して前記オイルクーラーに接続されており、前記オイルヒーターから排出された前記オイルが所定温度未満であれば前記オイルを前記駆動ユニットへ導き、所定温度以上であれば前記オイルを前記オイルクーラーへ導くように構成されている
    ことを特徴とする車載用オイルヒーター装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車載用オイルヒーター装置において、
    前記オイルヒーターは、複数の箱状の容器と、前記容器の内部を挿通し、前記第2のオイル循環流路の一部を構成する配管とを備え、
    前記配管のそれぞれは、挿通する前記容器の個数が異なるように設けられ、
    前記第2のオイル循環流路には、前記配管の何れかに前記オイルを選択的に流通させる切替手段が設けられている
    ことを特徴とする車載用オイルヒーター装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載の車載用オイルヒーター装置において、
    前記オイルヒーターに供給される前記オイルの流量を調整する調整手段を備える
    ことを特徴とする車載用オイルヒーター装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の車載用オイルヒーター装置において、
    前記オイルヒーターには、電気ヒーターが設けられている
    ことを特徴とする車載用オイルヒーター装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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