JP2020082629A - 画像形成装置およびその制御方法、システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 正常時のサーバ負荷を高めずに、画像形成装置で中断したジョブを他の画像形成装置で実行可能とする技術を提供することを目的とする【解決手段】サーバから、印刷ジョブを受信し、印刷ジョブを印刷処理する。印刷処理にかかる異常を検知し、ユーザが立ち去ったことを検知した場合、受信した印刷ジョブのデータを、サーバに送信するよう制御する。【選択図】 図4
Description
本発明は、サーバ上のジョブを取得して印刷する技術に関する。
従来から、印刷ジョブを保持するジョブサーバと複合機が通信して印刷処理を行う仕組みが普及している。印刷ジョブをジョブサーバで管理し、複合機からジョブサーバ上のジョブを取得して処理することで、任意の複合機で文書を印刷できる。
しかし、複合機でジョブを処理するときには、用紙切れや紙詰まりのようなトラブルで、ジョブの処理が中断することがある。
そこで、印刷ジョブをサーバで管理し、中断したジョブを任意の複合機で再開する仕組み(特許文献1)が考案されている。また、処理を開始した印刷ジョブを複合機で管理する仕組み(特許文献2)が考案されている。特許文献1では、サーバ上にジョブを保持しておき、複合機は印刷ジョブの進捗状態を逐次サーバに送信する。特許文献2では、中断後に複合機上にジョブを保持し、ユーザがログアウトすると中断後の動作を変える。
ジョブが完了して削除されるまでサーバ上でジョブを管理し続けると、複合機とサーバ間の通信回数が多くなり、サーバ負荷が高くなってしまう。
一方、ジョブを複合機で管理すると、サーバ負荷は低くなる。しかし、予期せぬトラブルや異常で印刷を中断したとき、その複合機にジョブが残り続け、他の複合機でジョブを再開することができない。
本発明では上記課題を鑑み、正常時のサーバ負荷を高めずに、画像形成装置で中断したジョブを他の画像形成装置で実行可能とする技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、サーバから、印刷ジョブを受信する受信手段と、前記印刷ジョブを印刷処理する印刷処理手段と、前記印刷処理にかかる異常を検知する異常検知手段と、ユーザが立ち去ったことを検知する立ち去り検知手段と、前記異常検知手段による検知と、前記立ち去り検知手段による検知とに基づいて、前記受信した印刷ジョブのデータを、前記サーバに送信するよう制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、正常時のサーバ負荷を高めずに、画像形成装置で中断したジョブを他の画像形成装置で実行可能とすることができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<実施形態1>
図1は、本実施形態1における画像処理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。CPU101は、画像処理装置100のソフトウェアプログラムを実行し、装置全体の制御を行なう。ROM102は、リードオンリーメモリであり、装置のブートプログラムや固定パラメータ等が格納されている。RAM103は、ランダムアクセスメモリであり、CPU101が装置を制御する際に、一時的なデータの格納などに使用する。FlashROM104は、書き換え可能な不揮発メモリであり、インストールされたアプリケーションやアプリケーションのデータや印刷データの格納など、様々なデータの格納に使用する。USBH I/F105はUSBホストインタフェースを制御するためのものであり、さまざまなUSBデバイスとの通信を制御する。スキャナI/F制御部106は、スキャナ111を制御する装置である。プリンタI/F制御部107は、プリンタ112を制御する装置である。NVRAM108は、不揮発性のメモリであり画像処理装置の各種設定値を保存するためのものである。パネル制御部109は、操作パネル113を制御し、各種情報の表示、使用者からの指示入力を行なうためのものである。センサ制御部110は画像処理装置が備える各種センサ114を制御する装置である。センサの例としては、画像処理装置の前に人がいるかを判断する人感センサなどがある。ネットワークI/F制御部111は、LANネットワーク115とのデータの送受信を制御する。バス114には、CPU101、ROM102、RAM103、FlashROM104が接続される。また、USBH I/F105、スキャナI/F制御部106、プリンタI/F制御部107、NVRAM108、パネル制御部109、センサ制御部110、ネットワークI/F制御部111が接続される。また、バス114はCPU101からの制御信号や各装置間のデータ信号が送受信されるシステムバスである。
図1は、本実施形態1における画像処理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。CPU101は、画像処理装置100のソフトウェアプログラムを実行し、装置全体の制御を行なう。ROM102は、リードオンリーメモリであり、装置のブートプログラムや固定パラメータ等が格納されている。RAM103は、ランダムアクセスメモリであり、CPU101が装置を制御する際に、一時的なデータの格納などに使用する。FlashROM104は、書き換え可能な不揮発メモリであり、インストールされたアプリケーションやアプリケーションのデータや印刷データの格納など、様々なデータの格納に使用する。USBH I/F105はUSBホストインタフェースを制御するためのものであり、さまざまなUSBデバイスとの通信を制御する。スキャナI/F制御部106は、スキャナ111を制御する装置である。プリンタI/F制御部107は、プリンタ112を制御する装置である。NVRAM108は、不揮発性のメモリであり画像処理装置の各種設定値を保存するためのものである。パネル制御部109は、操作パネル113を制御し、各種情報の表示、使用者からの指示入力を行なうためのものである。センサ制御部110は画像処理装置が備える各種センサ114を制御する装置である。センサの例としては、画像処理装置の前に人がいるかを判断する人感センサなどがある。ネットワークI/F制御部111は、LANネットワーク115とのデータの送受信を制御する。バス114には、CPU101、ROM102、RAM103、FlashROM104が接続される。また、USBH I/F105、スキャナI/F制御部106、プリンタI/F制御部107、NVRAM108、パネル制御部109、センサ制御部110、ネットワークI/F制御部111が接続される。また、バス114はCPU101からの制御信号や各装置間のデータ信号が送受信されるシステムバスである。
本実施形態1においてはユーザがPCなどで印刷の操作を行うと、画像処理装置100はLANネットワーク115を経由して印刷ジョブを取得する。Faxジョブも同様に取得する。印刷ジョブを管理するサーバの構成には特に制約はない。一般的な情報処理装置の構成とする。
尚、CPU101はプログラムを実行することで各種の手段として機能することが可能である。なお、CPU101と協調して動作するASICなどの制御回路がこれらの手段として機能してもよい。また、CPU101と画像処理装置100の動作を制御する制御回路との協調によってこれらの手段が実現されてもよい。また、CPU101は単一のものである必要はなく、複数であってもよい。この場合、複数のCPU101は分散して処理を実行することが可能である。また、複数のCPU101は単一のコンピュータに配置されていてもよいし、物理的に異なる複数のコンピュータに配置されていてもよい。なお、CPU101がプログラムを実行することで実現する手段が専用の回路によって実現されてもよい。
次に、画像処理装置100上に構築するシステム構成について、図2を用いて説明する。図2は、画像処理装置100のシステム構成の一例を示す図である。オペレーティングシステム201は、システム全体の基盤となるソフトウェアである。プロセス202は、オペレーティングシステム201上でソフトウェアを動作させる実行の単位である。入力部12はスキャナI/F制御部106、プリンタI/F制御部107、センサ制御部110に対応する。記憶部13は、ROM102,RAM103、FlashROM104、NVRAM108に対応する。表示部14はパネル制御部109に対応する。外部接続IF15は、ネットワークI/F制御部111に対応する。
画像処理装置100をユーザが利用するときには、何らかの手段によってユーザを認証してログインすることが一般的である。ユーザの情報はアカウントとして管理される。アカウントの例としては、ユーザ名とパスワードがある。画像処理装置100はオフィスに複数配置されることがあり、ログインには共通のアカウントを用いる。
画像処理装置はジョブを管理するジョブサーバからジョブを取得し、ユーザに一覧として表示する。ユーザがその一覧から印刷を開始するジョブを選択すると、印刷が開始される。しかし、印刷中に用紙が足りなくなる、あるいは、紙詰まりが起きるとジョブは中断する。このとき、例えば、急いでいるユーザはトラブルを解消せずに、別の画像処理装置でジョブを実行しようとすることがある。
そこで、異常が発生して中断したジョブを別の画像処理装置で実行する方法について、図3を用いて実施形態1として説明する。図3は、画像処理装置とジョブサーバ(サーバ)の構成を示す図である。
ジョブサーバ301は、印刷ジョブを管理する情報処理装置である。ジョブサーバ301のジョブは、ジョブ集中管理部303によって管理される。また、印刷するユーザの認証情報は、認証集中管理部302で管理される。
ジョブ集中管理部303で管理するジョブのデータについて、図9に示す。図9に示すように、ジョブを作成したユーザの情報がユーザIDとして含まれる。また、ジョブには一意のIDであるジョブIDが与えられる。ジョブIDの与え方の一例は、ジョブサーバ301がジョブを受信したときに一意のIDを生成して付与する方法である。また、ジョブの元となる電子文書ファイルの名前がジョブ名として与えられる。また、ジョブが作成された日付が与えられる。この日付は、一定期間以上印刷されなかったジョブを削除するときなどに用いられる。日付は日時だけでなく、秒単位まで含まれるものとする。また、ジョブには、印刷用のデータであるジョブデータが含まれる。
ジョブデータのデータフォーマットを、図12に示す。図に示すようにジョブデータは、メタデータと、各ページ用の描画命令の集合であるページデータから構成される。
画像処理装置100は、ログインするユーザを認証する認証管理部305を備える。認証管理部305は、認証集中管理部302と通信して動作する。また画像処理装置100は、ジョブ集中管理部303からジョブを取得するジョブ管理部304を備える。また、画像処理装置100は、ジョブ管理部304が取得したジョブを処理する印刷処理部307を備える。また、画像処理装置100は、印刷処理中の用紙切れや紙詰まりなどの異常を検知する異常検知部306を備える。また、画像処理装置100は、画像処理装置100を利用していたユーザが立ち去ったことを検知する立ち去り検知部308を備える。
立ち去り検知部308は、ログインしたユーザがログアウトしたことによって立ち去りを検知する。また、人感センサの反応によって、立ち去りを検知してもよい。また、画像処理装置100に認証用のカメラを備え、そのカメラで立ち去りを検知してもよい。また、ユーザと紐付いた近距離通信可能な機器が通信範囲からいなくなったことで、立ち去りを検知してもよい。
次に、ジョブを実行する方法について、図4を用いて説明する。図4は、画像処理装置を用いて印刷ジョブを処理するときのフローチャートである。
ユーザAが画像処理装置100を使って印刷をする例で説明する。はじめに、ユーザAは画像処理装置にログインする(S401)。ログインは、認証管理部305が受け付けたログイン用情報を認証集中管理部302で処理することで行われる。ログインの方法には、ユーザ名とパスワードを使う方法やIDカードを使う方法、カメラで顔認証をする方法などがある。
ログインが成功すると、ジョブ管理部304はジョブ集中管理部303からユーザAのジョブのリストを取得して表示する(S402)。ステップS402の詳細については後述する。
ユーザAがリストからジョブを選択すると、印刷の開始指示が行われる(S403)。この指示を受けると、画像処理装置100はジョブ管理部304を用いて、ジョブサーバ301から、ジョブを取得する(S404)。ジョブが正常に取得されると、ジョブサーバ301はそのジョブを削除する(S405)。そして、画像処理装置100は印刷処理部307を用いて、ジョブの印刷処理を開始する(S406)。
画像処理装置100は印刷処理中に、異常検知部306を用いて、異常が発生したかを検知する(S407)。異常が発生していない場合、印刷が完了したかを確認する(S412)。
ステップS412において印刷が未完了の場合、ステップS406を継続する。ステップS412において印刷が完了の場合、ユーザAが立ち去ったかどうかを立ち去り検知部308で確認する(S413)。ステップS413の処理の詳細については、後述する。
ステップS413において、ユーザAが立ち去っていれば、処理は完了する。ステップS413において、ユーザAが立ち去っていなければ、ユーザからの次の指示を受け付けるために画像処理装置100は待機する。
ステップS407において異常が検知されると、画像処理装置100はジョブの処理を一時停止する(S408)。
ステップS408において、紙の補給や紙詰まりの解消作業をユーザが行って異常が解決したかどうかは、異常検知部306によって検知する(S409)。異常検知部306は、印刷処理中の用紙切れや紙詰まりなどの異常を検知する。異常が解決すると、画像処理装置100はステップS406から処理を再開する。
ステップS409のあと、画像処理装置100は立ち去り検知部308によってユーザが立ち去ったことを検知する(S410)。もし、異常が発生した状態のままでユーザが立ち去った場合、画像処理装置は処理中のジョブをサーバに送信する(S411)。ステップS411の処理の詳細については、後述する。
以上、ユーザAが画像処理装置100を使って印刷をする処理の流れの概要を説明した。
次に、ステップS413の処理の詳細について、図10を用いて説明する。図10は、立ち去りの判定処理の流れを示すフローチャートである。
立ち去りの判定処理では、ユーザがログアウトしたかを確認する(S1001)。ログアウトしていれば、立ち去ったと判定する(S1002)。ログアウトしていなければ、立ち去っていないと判定する(S1003)。
次に、ステップS402の詳細について、図5を用いて説明する。図5は、画像処理装置がジョブサーバ301からジョブのリストを取得して表示する処理の流れを示すフローチャートである。
はじめに、画像処理装置100はジョブサーバ301からユーザAのジョブのリストを取得する(S501)。このリストは単なるテキストデータであり、印刷するジョブのデータそのものではない。そして、画像処理装置100は取得したリストをジョブの一覧として表示する(S502)。
次に、ステップS411の処理の詳細について、図7を用いて説明する。図7は、画像処理装置100がジョブをジョブサーバ301に送信する処理の流れを示すフローチャートである。
ジョブの送信は、ジョブをジョブサーバ301に送信することで行う(S701)。ジョブサーバはPCやスマートフォンからジョブを受信するときと同じようにジョブを処理するため、画像処理装置からジョブを受信するための特殊な仕組みは不要である。
以上、ユーザAが画像処理装置100を使って印刷をする処理の流れについて説明した。本実施形態では、例えば、異常が発生したままユーザが立ち去った場合に、ジョブをサーバに戻すことで、立ち去ったユーザは別の画像処理装置100にログインしてジョブを再実行することができる。
<実施形態1の変形例1>
実施形態1では、画像処理装置100で中断したジョブを別の画像処理装置100で再実行する方法について説明した。実施形態1では、ジョブをそのまま再実行するので、印刷済みのページも印刷する。実施形態1の変形例1として、未印刷のページだけを別の画像処理装置100で印刷する方法について説明する。変形例1は、図4のステップS411の処理の詳細フローが、図8になる。それ以外は、実施形態1と同じである。
実施形態1では、画像処理装置100で中断したジョブを別の画像処理装置100で再実行する方法について説明した。実施形態1では、ジョブをそのまま再実行するので、印刷済みのページも印刷する。実施形態1の変形例1として、未印刷のページだけを別の画像処理装置100で印刷する方法について説明する。変形例1は、図4のステップS411の処理の詳細フローが、図8になる。それ以外は、実施形態1と同じである。
実施形態1の変形例1にかかるステップS411の処理の詳細について、図8を用いて説明する。画像処理装置100はジョブサーバ301にジョブを送るときに、そのジョブがステップS406で印刷完了したページを含んでいるかを確認する(S801)。印刷完了したページを特定する情報を保持しておき、この情報を用いて判断する。もし含んでいれば、ジョブから印刷済みページのデータを削除する(S802)。ジョブデータは図12に示した構成であるため、該当ページのデータを削除する。メタデータがページ数を含む場合は、メタデータを更新する処理も行う。
そして、ステップS701と同様に、ジョブをジョブサーバ301に送信する(S803)。
以上、未印刷のページだけを別の画像処理装置100で印刷する方法について説明した。
<実施形態1の変形例2>
実施形態1では中断したジョブを再実行する方法を、実施形態1の変形例1では中断したジョブの未印刷ページだけ実行する方法について説明した。実施形態1の変形例2として、中断したジョブを再実行するか、未印刷ページだけ実行するかを、別の画像処理装置100を使うときに選べるようにする方法について、説明する。変形例2は、図4のステップS402の詳細フローが、図6である。また、ステップS405、ステップS411が、実施形態1と異なる。それ以外は、実施形態1と同じである。
実施形態1では中断したジョブを再実行する方法を、実施形態1の変形例1では中断したジョブの未印刷ページだけ実行する方法について説明した。実施形態1の変形例2として、中断したジョブを再実行するか、未印刷ページだけ実行するかを、別の画像処理装置100を使うときに選べるようにする方法について、説明する。変形例2は、図4のステップS402の詳細フローが、図6である。また、ステップS405、ステップS411が、実施形態1と異なる。それ以外は、実施形態1と同じである。
実施形態1の変形例2にかかるステップS411の処理では、図7、図8で説明した処理の両方を行う。この結果、ステップS411によって2つのジョブがサーバに送信される。
次に、ユーザAが別の画像処理装置100にログインしたときのステップS402の処理について、図6を用いて説明する。図6は画像処理装置がジョブサーバ301からジョブのリストを取得して表示する処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS501のリストを取得する処理は実施形態1と同様である。リストを取得すると、同一ジョブ名で同一日時のジョブが、2つセットで含まれるかを確認する(S603)。ステップS411で2つのジョブがサーバに送信された場合のみ、2つセットで含まれることになる。セットで含まれる2つのジョブについて、ジョブデータのサイズが大きいほうが再実行用のジョブ、小さい方が未印刷ページだけ実行する用のジョブである。
ステップS411において、セットで含まれなければ、ステップS502と同様にジョブの一覧を表示する。セットで含まれれば、ジョブを再実行するか、未印刷のページだけ印刷するかを選べる実行済みのジョブ用のUIを表示する(S604)。
実行済みのジョブ用のUIの例を、図11に示す。図11の「文書A.txt」だけがセットで含まれるジョブとする。すると、「文書A.txt」にだけ、「途中から印刷」のボタンが表示される。このように、セットで含まれるジョブは一つのジョブに見せることで、ユーザにわかりやすい表示にする。
また実施形態1の変形例2にかかるステップS405の処理では、セットのジョブの片方がユーザによって選択されると、2つのジョブの両方を削除するものとする。これにより、印刷が完了したジョブがサーバに残り続けることはない。
以上、中断したジョブを再実行するか、未印刷ページだけ実行するかを、別の画像処理装置100を使うときに選べるようにする方法について説明した。例えば、トナー切れ寸前で印刷済みのページがかすれて印刷されてから中断した場合、画像処理装置100では印刷に成功したページとして扱われるものの、ユーザからみると印刷は失敗していることがある。このような場合に、本変形例では、中断したジョブを再実行するか、未印刷ページだけ実行するかを選択するので、ユーザ判断で印刷するページを決めることができる。
<実施形態1の変形例3>
実施形態1では立ち去りの判定方法に、ユーザがログアウトしているかどうかを用いた。
実施形態1では立ち去りの判定方法に、ユーザがログアウトしているかどうかを用いた。
実施形態1の変形例3として、人感センサを用いて立ち去ったかを判定する方法について、説明する。変形例3は、図4のステップS413の詳細フローが、図13になる。それ以外は、実施形態1と同じである。
図13は、立ち去りの判定処理の流れを示すフローチャートである。判定処理では、人感センサが無反応かどうかを確認する(S1301)。無反応であれば立ち去ったと判定する(S1302)。無反応でなければ、立ち去っていないと判定する(S1303)。
以上、人感センサを用いて立ち去ったかを判定する方法について説明した。
<その他の実施形態>
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体(記憶媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体(記憶媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。係る記憶媒体は言うまでもなく、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
Claims (9)
- サーバから、印刷ジョブを受信する受信手段と、
前記印刷ジョブを印刷処理する印刷処理手段と、
前記印刷処理にかかる異常を検知する異常検知手段と、
ユーザが立ち去ったことを検知する立ち去り検知手段と、
前記異常検知手段による検知と、前記立ち去り検知手段による検知とに基づいて、前記受信した印刷ジョブのデータを、前記サーバに送信するよう制御する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記異常検知手段により、前記印刷処理にかかる異常を検知し、かつ、前記立ち去り検知手段により、ユーザが立ち去ったことを検知した場合、前記受信した印刷ジョブのデータを、前記サーバに送信するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記受信した印刷ジョブのデータから、印刷済みのページのデータを削除したジョブのデータを、前記サーバに送信するよう制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置の制御方法であって、
サーバから、印刷ジョブを受信する受信工程と、
前記印刷ジョブを印刷処理する印刷処理工程と、
前記印刷処理にかかる異常を検知する異常検知工程と、
ユーザが立ち去ったことを検知する立ち去り検知工程と、
前記異常検知工程による検知の結果と、前記立ち去り検知工程による検知の結果とに基づいて、前記受信した印刷ジョブのデータを、前記サーバに送信するよう制御する制御工程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 前記制御工程は、前記異常検知工程で前記印刷処理にかかる異常を検知し、かつ、前記立ち去り検知工程でユーザが立ち去ったことを検知した場合、前記受信した印刷ジョブのデータを、前記サーバに送信するよう制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置の制御方法。
- 前記制御工程は、前記受信した印刷ジョブのデータから、印刷済みのページのデータを削除したジョブのデータを、前記サーバに送信するよう制御することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置。
- サーバと画像形成装置からなるシステムであって、
前記サーバは、
印刷ジョブを管理する管理手段と、
前記画像形成装置に、前記印刷ジョブを送信する送信手段と、
前記送信手段により印刷ジョブを送信した後、前記印刷ジョブを削除する削除手段を有し、
前記画像形成装置は、
前記サーバから、前記印刷ジョブを受信する受信手段と、
前記印刷ジョブを印刷処理する印刷処理手段と、
前記印刷処理にかかる異常を検知する異常検知手段と、
ユーザが立ち去ったことを検知する立ち去り検知手段と、
前記異常検知手段による検知と、前記立ち去り検知手段による検知とに基づいて、前記受信した印刷ジョブのデータを、前記サーバに送信するよう制御する制御手段を有するシステム。 - 前記制御手段は、前記異常検知手段により、前記印刷処理にかかる異常を検知し、かつ、前記立ち去り検知手段により、ユーザが立ち去ったことを検知した場合、前記受信した印刷ジョブのデータを、前記サーバに送信するよう制御することを特徴とする請求項7に記載のシステム。
- 前記制御手段は、前記受信した印刷ジョブのデータから、印刷済みのページのデータを削除したジョブのデータを、前記サーバに送信するよう制御することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のシステム。
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