JP2020081473A - 情報処理システム、位置特定方法及びプログラム - Google Patents

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【課題】ベッドの荷重を異なる位置で検知する検知手段の相対位置を特定できる情報処理システムを提供すること。【解決手段】ベッドの荷重を異なる位置で検知する少なくとも3つ以上の検知手段と、前記ベッドに人が横たわる動作から前記検知手段が検知した検知結果を比較して前記検知手段の相対位置を特定する位置特定手段と、を有する情報処理システムにより上記課題を解決する。【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理システム、位置特定方法及びプログラムに関する。
ベッドの下に荷重センサを人為的に配置する構成において、荷重センサを誤って配置した場合、ベッド上に人が存在する状態で演算を行っても、求められる重心位置は誤ったものになる。そこで、ベッドの就寝面の検査位置に人が着座することや、重量物を載置する等の操作で所定位置に荷重を作用させ、この状態において重心位置演算部で求めた重心位置と、検査位置との相対的な位置関係に基づいてセンサ位置判定部が、荷重センサの設置位置の適否を出力部に出力するベッドのセンサ判定装置が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1は、設置時にベッドのどの脚にどの荷重センサを取り付けたかを関連付ける識別情報を有しているので、この4つの荷重センサの位置情報を使うことで着座による重心位置の座標を算出することが可能である。
4つの荷重センサの位置情報を紐づけるには、計測ケーブル毎、あるいは、計測ケーブルが接続するコネクタ毎に識別情報が付されている必要があり、4か所の各特定位置に設置するためのセンサ、ケーブル、コネクタ(以下「構成部品」という)を準備する必要があることを示唆している。
したがって、特許文献1は各特定位置専用の構成部品を作製する必要があるので、構成が複雑化し、コストが上昇するという問題があった。一方で、どの脚にも取り付けられるような汎用的な構成部品を作製すれば構成の簡略化、コストダウンが期待できるが、設置時にセンサの識別番号と設置位置が特定できている構成ではないため、どの脚にどのセンサが取り付けられているかを入力装置が識別できるよう(センサ位置が特定されていることで算定できる重心位置とは別の方法で)にしなければならないという問題があった。
本発明の一実施形態は、ベッドの荷重を異なる位置で検知する検知手段の相対位置を特定できる情報処理システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の一実施形態は、ベッドの荷重を異なる位置で検知する少なくとも3つ以上の検知手段と、前記ベッドに人が横たわる動作から前記検知手段が検知した検知結果を比較して前記検知手段の相対位置を特定する位置特定手段と、を有する情報処理システムであること、を特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、ベッドの荷重を異なる位置で検知する検知手段の相対位置を特定できる。
実施の形態の生体情報モニタリングシステムの一例のシステム構成図である。 実施の形態の生体情報モニタリングシステムに設けられている演算装置の一例のハードウェア構成を示す図である。 CPUが表示制御プログラムを実行することで実現される一例の機能ブロック図である。 HDD又はRAM等の記憶部に記憶されている各種情報の一例を示す図である。 ベッドとセンサの位置の一例を示す斜視図である。 ベッドとセンサの位置の一例を示す平面概略図である。 着座、横たわり動作によるセンサの位置特定処理の一例のフローチャートである。 ベッドの上の在床者の状態、センサの検知結果、及び、各センサの検知結果から特定した長辺L1の両端と長辺L2の両端にあるセンサの組の一例を示す図である。 ベッドの上の在床者の状態、センサの検知結果、荷重を検知した時間と荷重の量の変異に基づく位相差、及び、位相差から特定した短辺W1側とW2側のセンサの組の一例を示す図である。 ベッドの上の在床者の状態、センサの検知結果、荷重を検知した時間と荷重の量の変異に基づく位相差、及び、位相差から特定した短辺W1側とW2側のセンサの組の一例を示す図である。 特定した4つのセンサ(2a乃至2d)の相対的な位置関係の一例を示す図である。 着座、横たわり動作によるセンサの位置特定処理の一例のフローチャートである。 ベッドの上の在床者の状態、センサの検知結果、及び、各センサの検知結果から特定した長辺L1の両端と長辺L2の両端にあるセンサの組の一例を示す図である。 ベッドの上の在床者の状態、センサの検知結果、検知結果から特定した短辺W1側とW2側のセンサの組の一例を示す図である。 ベッドの上の在床者の状態、センサの検知結果、検知結果から特定した短辺W1側とW2側のセンサの組の一例を示す図である。 特定した4つのセンサの相対的な位置関係の一例を示す図である。 ベッドの設置環境設定情報を利用した着座、横たわり動作によるセンサの位置特定処理の一例のフローチャートである。 ベッドの上の在床者の状態、センサの検知結果、及び、各センサの検知結果から特定した長辺L1の両端と長辺L2の両端にあるセンサの組の一例を示す図である。 ベッドの上の在床者の状態、センサの検知結果、検知結果から特定した短辺W1側とW2側のセンサの組の一例を示す図である。 ベッドの上の在床者の状態、センサの検知結果、検知結果から特定した短辺W1側とW2側のセンサの組の一例を示す図である。 特定した4つのセンサの相対的な位置関係の一例を示す図である。 設定画面で指定されたベッドの位置に加重をかけることでセンサの位置を特定する処理の一例のフローチャートである。 ベッドの上の加圧位置、センサの検知結果の一例を示す図である。 ベッドの加圧位置を表示する一例の画面例である。 特定した4つのセンサの相対的な位置関係の一例を示す図である。 実施の形態の生体情報モニタリングシステムの一例のシステム構成図である。 着座、横たわり動作によるセンサの位置特定処理の一例のフローチャートである。 ケーブルの切断から接続になったときのセンサの位置特定処理の一例のフローチャートである。 実施の形態の生体情報モニタリングシステムにおける在床者の状態の一覧画面及び詳細情報の表示動作の流れを示す図である。 各在床者の状態を同時に表示する一覧画面の一例の図である。 在床者の現在の状態に応じて用いられるアイコンの一例を示す図である。 ベッドの設置環境設定情報を多床画面のアイコン表示設定情報へ反映させる処理の一例のフローチャートである。 自動設定された設定画面の一例の図である。
以下、本発明の実施形態の情報処理システムの一例として説明する生体情報モニタリングシステム1に基づいて、位置特定方法、及びプログラムの説明をする。
[第1の実施形態]
(生体情報モニタリングシステム1の構成)
図1は、実施の形態の生体情報モニタリングシステム1の一例のシステム構成図である。図1に示すように、実施の形態の生体情報モニタリングシステム1は、演算装置4、センサ2a乃至2d及び表示装置5を有している。
センサ2a乃至2dは、ベッド1000の4つの脚を受ける載置面を有し、ベッド1000に加わった荷重をベッド1000の脚を介してそれぞれ検出する。検出された情報(検出情報)は、ケーブル3a乃至3dを介して演算装置4に入力される。ケーブル3a乃至3dは、その一方をセンサ2a乃至2dの接続口に、その他方を演算装置4の入力接続口に着脱可能である。
演算装置4は、センサ2a乃至2dの検出情報に基づいて、在床者の現在の状態(例えば、ベッド上の在床者の位置及び姿勢等)や在床者のバイタルデータ(例えば、体重、心拍数など)を算出し、後述する状態情報(図4の状態情報41)として表示装置5に送信する。本明細書においては、看護されている患者、老人等の見守りが必要な者、及び監視を必要とする者等を総称して、「在床者」と表現する。
(演算装置4のハードウェア構成)
図2は、実施の形態の生体情報モニタリングシステム1に設けられている演算装置4の一例のハードウェア構成を示す図である。図2に示すように、演算装置4は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、入出力インタフェース(入出力I/F)15、通信部16及びスピーカ部20を、バスライン17を介して相互に接続することで構成されている。
入出力I/F15には、上述のセンサ2(又は撮像装置200)及び表示装置5の他、演算装置4の操作者が、入力操作を行うキーボード装置及びマウス装置等の操作部18、及び、在床者の体温、血圧、脈拍及び呼吸数等の生体情報を検出するバイタルセンサ19が接続されている。HDD14には、表示制御プログラム等の各種プログラムが記憶されている。CPU11は、HDD14に記憶されている表示制御プログラム等の各種プログラムを実行することで、各在床者の一覧情報及び詳細情報の表示制御等を行う。
(演算装置4の表示制御プログラムに基づく機能)
図3は、CPU11が表示制御プログラムを実行することで実現される一例の機能ブロック図である。図3に示すように、CPU11は、表示制御プログラムを実行することで、取得部25、生体情報取得部26、記憶制御部27、比較部28、表示制御部29、判別部30、報知制御部31及び操作検出部32として機能する。
なお、この例では、取得部25、生体情報取得部26、記憶制御部27、比較部28、表示制御部29、判別部30、報知制御部31及び操作検出部32をソフトウェアで実現することとしたが、取得部25、生体情報取得部26、記憶制御部27、比較部28、表示制御部29、判別部30、報知制御部31及び操作検出部32のうち、一部又は全部を、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアで実現してもよい。
また、表示制御プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)などのコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。また、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク(登録商標)、半導体メモリ等のコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。また、表示制御プログラムは、インターネット等のネットワーク経由でインストールする方法で提供してもよい。また、表示制御プログラムは、演算装置4内のROM13等に予め組み込んで提供してもよい。
CPU11は、取得部25として機能することで、図1に示すセンサ2a乃至2dで検出された在床者の現在の状態を示す現状検出信号を取得する。また、CPU11は、生体情報取得部26として機能することで、バイタルセンサ19から供給される生体情報を取得する。また、CPU11は、記憶制御部27として機能することで、例えばHDD14、RAM13等の記憶部に対して情報の書き込み及び読み出しを行う。
また、CPU11は、比較部28として機能することで、前回取得した現状検出信号と今回取得した現状検出信号とを比較する。また、CPU11は、表示制御部29として機能することで、表示装置5の表示画面に対して各在床者の一覧情報及び詳細情報等を表示制御する。また、CPU11は、判別部30として機能することで、比較部28からの、前回取得した現状検出信号と今回取得した現状検出信号との比較結果に基づいて、在床者の状態の変化を判別する。また、CPU11は、報知制御部31として機能することで、在床者に緊急を要する場合に所定の報知制御を行う。さらに、CPU11は、操作検出部32として機能することで、所望の在床者を指定して行う詳細情報の表示操作等の操作者の操作を検出する。
(記憶部に記憶されている各種情報)
図4は、HDD14又はRAM13等の記憶部に記憶されている各種情報の一例を示す図である。演算装置4は、記憶部に、上述の表示制御プログラムと共に、状態情報41、生体情報42、ユーザ情報43、緊急度情報44及び表示設定情報45等を記憶する。状態情報41は、所定の時間毎に取得部25でセンサ2(又は撮像装置200)から取得される、在床者の現在の状態を示す情報である。時間軸に沿った状態情報41の変化は、在床者の状態の変化を示すものとなる。
生体情報42は、バイタルセンサ19から取得した生体情報である。時間軸に沿った生体情報42の変化は、在床者の容態の変化を示すものとなる。ユーザ情報43は、各在床者の氏名及び識別番号(ID)等の個人情報である。緊急度情報44は、判別部30で判別される在床者の現在の状態に応じた緊急度(正常、注意、警告)を示す情報である。状態情報41、生体情報42、ユーザ情報43及び緊急度情報44は、それぞれ在床者毎に関連付けされて記憶されている。表示設定情報45は、例えば在床者の氏名の50音順に一覧を表示し、又は、緊急度が高い順に在床者の一覧を表示する等のように、デフォルトで設定又は予め指定されて設定されている表示形態を示す情報である。
(センサ2の設置)
図5はベッド1000とセンサ2a乃至2dの位置の一例を示す斜視図である。図6はベッド1000とセンサ2a乃至2dの位置の一例を示す平面概略図である。図5および図6を用いて、本実施形態におけるセンサ2a乃至2dの取り付け位置について説明する。
本実施形態におけるセンサ2a乃至2dは、ベッドの4つの脚の取り付け位置が決められた専用のセンサではなく、どの位置にも取り付けることできるものである。したがって、センサ2a乃至2dは、同じ構成(汎用部品)であるが、本実施形態を説明する便宜上、個別のセンサに異なる符号2a乃至2dを付している。設置後の各センサ2a乃至2dとベッド1000の脚(f1乃至f4)の関係は図5および図6の関係とする。
図6に示すように、ベッド1000は、長辺(L1,L2)と短辺(W1,W2)の長方形である。また、W1、W2に壁が形成されている。さらに、本例では図示していないが、長辺L1,L2の一部に図5のW2に示すような壁を形成してもよい。この一部に設ける壁は、在床者の介護レベルにより、在床者がベッドに着座またはベッドから立ち上がるときに手をかける補助部材として取り付けられる。
なお、この時点では、ベッドの各脚f1乃至f4に、どのセンサ2a乃至2dが設置されているかを、生体情報モニタリングシステム1および設置作業者は判断できていない。次に、各脚f1乃至f4に取り付けられた各センサ2a乃至2dの相対位置を特定する方法について説明する。
(センサ2a乃至2dの設置位置特定に関する実施形態1)
図7は、着座、横たわり動作によるセンサ2a乃至2dの位置特定処理の一例のフローチャートである。図8はベッド1000の上の在床者X1の状態、センサ2a乃至2dの検知結果、及び、各センサ2a乃至2dの検知結果から特定した長辺L1の両端と長辺L2の両端にあるセンサ2a乃至2dの組の一例を示す図である。
図9及び図10はベッド1000の上の在床者X1の状態、センサ2a乃至2dの検知結果、荷重を検知した時間と荷重の量の変異に基づく位相差、及び、位相差から特定した短辺W1側とW2側のセンサ2a乃至2dの組の一例を示す図である。図11は特定した4つのセンサ2a乃至2dの相対的な位置関係の一例を示す図である。センサ2の設置位置特定に関する実施形態1について、図7乃至図11を用いて説明する。
本実施形態1は、在床者X1がベッド1000へ横たわる動作の各タイミングにおいて、取得する各センサ2a乃至2dの荷重情報(荷重と位相差)から各センサ2a乃至2dの相対位置を特定するものである。
まず、在床者がベッド1000に横たわるときは、ベッド1000の長辺L1,L2のいずれかに腰を掛ける(本例では図8(a)(b)のように長辺L2中央に着座する)。このときの各センサ2a乃至2dは、在床者X1の着座位置より図8(c)ように荷重を検知(S1)する。ここで、以下も含め、荷重の数字は各センサの違いをわかりやすく示すための概略的なものであり、実際の数値ではない。
次に、演算装置4は、図8(c)に示す各センサ2a乃至2dの検知結果から、長辺L1の両端と長辺L2の両端にあるセンサ2a乃至2dの組を特定する(S2)。演算装置4は、荷重が大きいセンサ2a、2dの組(2つ)が長辺L1またはL2にあり、荷重の小さいセンサ2b、2cの組(2つ)が長辺L2またはL1であると特定できるが、この時点でどの組が長辺L1,L2のどちらであるかを特定できない。
次に、在床者X1は、ベッド1000の床面に手をつきながら図9または図10(図9から図10のようにしてもよい)のように横たわる。そして、各センサ2a乃至2dは、在床者X1の着座位置より図9(c)(d)または図10(c)(d)のように荷重を検知(S3)する。ここで、演算装置4は、荷重を検知した時間とその大きさを所定時間収集し、その時間と荷重の量の変異(図9(d)または図10(d))に基づく位相差から、短辺W1側または短辺W2側に位置するセンサ2a乃至2dであるかを特定する。
ここで、時間と荷重の量が変異するのは、在床者X1の肝臓や横隔膜などの臓器の移動(呼吸にともなう)により、図9(d),10(d)に示す矢印(上下方向)のように荷重が交互に加わるためである。短辺W1側の荷重の位相(1)と短辺W2側の位相(2)は180度ずれることから、この位相差から、短辺W1側のセンサ2a、2cの組と短辺W2側のセンサ2b、2dの組を特定することができる(S4)。
ここで、図9の場合は、在床者X1が長辺L2に偏って横たわっているため、短辺W1およびW2の右側にあるセンサ2a、2dが検知する荷重は、短辺W1およびW2の左側にあるセンサ2c、2bが検知する荷重よりも大きくなる。したがって、本例では、短辺W1およびW2の右側にあるセンサ2a、2dが検知する荷重の位相差のみを使用しているが、短辺W1およびW2の左側にあるセンサ2c、2bが検知する荷重の位相差(前者とほぼ同じ関係であるため)も考慮してもよい。
このように、着座時の荷重検出結果により、長辺L1,L2のセンサ2a乃至2dの組を2パターン特定し、横たわったときの荷重検知結果(位相差)から、短辺W1,W2のセンサ2a乃至2dの組を特定する。その結果、演算装置4は、この長辺L1、L2と短辺W1、W2の特定結果の両方を満たす条件として、図11(a)または(b)のような4つのセンサ2a乃至2dの相対的な位置関係を特定することができる(S5)。
これにより、センサ位置特定後は、従来どおり、ベッド1000上の在床者X1の位置をセンサ2a乃至2dで検知した荷重情報から重心位置を求めることが可能となる。このように、設置位置が指定された専用センサを使用することなく、センサ2a乃至2dの設置位置を意識せずにセンサ2a乃至2dの位置を特定することが可能となる。
なお、本例では、図11におけるベッド1000の着座位置方向が右と左のどちらかを特定できなかったため、センサ2a乃至2dの位置が2パターンとなったが、ベッド1000上の在床者X1の生体情報や位置をセンサ2a乃至2dで検出することへの影響はないといえる。ただし、正確にベッド1000の左右位置を特定する場合には、ベッド1000の左右位置を特定する別の情報を組み合わせて、センサ2a乃至2dの位置をさらに絞り込んでもよい。
[第2の実施形態]
(センサ2a乃至2dの設置位置特定に関する実施形態2)
図12は、着座、横たわり動作によるセンサ2a乃至2dの位置特定処理の一例のフローチャートである。図13はベッド1000の上の在床者X1の状態、センサ2a乃至2dの検知結果、及び、各センサ2a乃至2dの検知結果から特定した長辺L1の両端と長辺L2の両端にあるセンサ2a乃至2dの組の一例を示す図である。
図14及び図15はベッド1000の上の在床者X1の状態、センサ2a乃至2dの検知結果、検知結果から特定した短辺W1側とW2側のセンサ2a乃至2dの組の一例を示す図である。図16は特定した4つのセンサ2a乃至2dの相対的な位置関係の一例を示す図である。センサ2a乃至2dの設置位置特定に関する実施形態2について、図12乃至図16を用いて説明する。
本実施形態2は、実施形態1と比べて、在床者X1がベッド1000へ横たわったときに取得する各センサ2a乃至2dの荷重情報(加重)から各センサ2a乃至2dの相対位置を特定する点で相違する。
実施形態1と同様に、在床者X1が腰を掛け(本例では図13(a)(b)のように長辺L2中央に着座する)、各センサ2a乃至2dが在床者X1の着座位置から図13(c)のように荷重を検知(S11)し、演算装置4が、長辺L1の両端と長辺L2の両端にあるセンサ2a乃至2dの組を特定する(S12)。演算装置4は、荷重が大きいセンサ2a、2dの組(2つ)が長辺L1またはL2にあり、荷重の小さいセンサ2b、2cの組(2つ)が長辺L2またはL1であると特定できるが、この時点でどの組が長辺L1,L2のどちらであるかを特定できない。
次に、在床者X1は、ベッド1000の床面に手をつきながら図14または図15(図14から図15のようにしてもよい)のように横たわる。そして、各センサ2a乃至2dは、在床者X1の着座位置より図14(c)または図15(c)のように荷重を検知(S13)する。ここで、生体の上半身は下半身よりも重いことがわかっているので、短辺W1側の荷重は短辺W2側の荷重よりも大きくなる(図14(c))。したがって、演算装置4は、図14(c)の検知結果から、短辺W1側のセンサ2a、2cの組と短辺W2側のセンサ2b、2dの組を特定することができる(S14)。
ここで、図14の場合は、在床者X1が長辺L2に偏って横たわっているため、短辺W1およびW2の右側にあるセンサ2a、2dが検知する荷重は、短辺W1およびW2の左側にあるセンサ2c、2bが検知する荷重よりも大きくなる。
このように、着座時の荷重検出結果により、長辺L1,L2のセンサ2a乃至2dの組を2パターン特定し、横たわったときの荷重検知結果から、短辺W1,W2のセンサ2a乃至2dの組を特定する。その結果、演算装置4は、この長辺L1、L2と短辺W1、W2の特定結果の両方を満たす条件として、図16(a)または(b)のような4つのセンサ2a乃至2dの相対的な位置関係を特定することができる(S15)。
これにより、センサ位置特定後は、従来どおり、ベッド1000上の在床者X1の位置をセンサ2a乃至2dで検知した荷重情報から重心位置を求めることが可能となる。このように、設置位置が指定された専用センサを使用することなく、センサ2a乃至2dの設置位置を意識せずにセンサ2a乃至2dの位置を特定することが可能となる。
なお、第二の実施形態では、図16におけるベッド1000の着座位置方向が右と左のどちらかを特定できなかったため、センサ2a乃至2dの位置が2パターンとなったが、ベッド1000上の在床者X1の生体情報や位置をセンサ2a乃至2dで検出することへの影響はないといえる。ただし、正確にベッド1000の左右位置を特定する場合には、ベッド1000の左右位置を特定する別の情報を組み合わせて、センサ2a乃至2d位置をさらに絞り込んでもよい。
[第3の実施形態]
(センサ2a乃至2dの設置位置特定に関する実施形態3)
図17はベッド1000の設置環境設定情報を利用した着座、横たわり動作によるセンサ2a乃至2dの位置特定処理の一例のフローチャートである。図18はベッド1000の上の在床者X1の状態、センサ2a乃至2dの検知結果、及び、各センサ2a乃至2dの検知結果から特定した長辺L1の両端と長辺L2の両端にあるセンサ2a乃至2dの組の一例を示す図である。
図19及び図20はベッド1000の上の在床者X1の状態、センサ2a乃至2dの検知結果、検知結果から特定した短辺W1側とW2側のセンサ2a乃至2dの組の一例を示す図である。図21は特定した4つのセンサ2a乃至2dの相対的な位置関係の一例を示す図である。センサ2a乃至2dの設置位置特定に関する実施形態3について、図17乃至図21を用いて説明する。
本実施形態3は、実施形態1と比べて、生体情報モニタリングシステム1に登録したベッド1000の設置環境設定情報を用いて、各センサ2a乃至2dの相対位置を更に特定する点で相違する。
まず、図5に示したようにセンサ2a乃至2dにベッド1000の脚f1乃至f4を載置する。そして、演算装置4は操作部18に対する操作者の入力操作に基づき、ベッド1000の設置環境設定情報を登録する(S21)。本実施形態3の例でいえば、ベッド1000の左側に壁2000があると登録したとする。
次に、実施形態1と同様に、在床者X1が腰を掛け(本例では図18(a)(b)のように長辺L2中央に着座する)、各センサ2a乃至2dが在床者X1の着座位置から図18(c)のように荷重を検知する(S22)。そして、演算装置4は、長辺L1の両端と長辺L2の両端にあるセンサ2a乃至2dの組を特定する(S23)。
ここで、実施形態1,2と違うのは、S23で特定される組み合わせのパターンが本実施形態で絞られている点である。すなわち、長辺L1側に壁があると登録されていることから、荷重が大きい2つのセンサ2a、2dは、壁2000から離れた側(図18でいう右側の長辺L2)にあることをこの時点で絞ることができる。
次に、在床者X1は、ベッド1000の床面に手をつきながら図19または図20(図19から図20のようにしてもよい)のように横たわる。そして、各センサ2a乃至2dは、在床者X1の着座位置より図19(c)または図20(c)のように荷重を検知(S24)する。そして、実施形態1と同様に、在床者X1が横たわったときの短辺W1側または短辺W2側に位置するセンサ2a乃至2dの位相差(1)(2)より短辺W1側のセンサ2a、2cの組と短辺W2側のセンサ2b、2dの組を特定する(S25)。
したがって、演算装置4は、この長辺L1、L2と短辺W1、W2の特定結果の両方を満たす条件として、図21のような4つのセンサ2a乃至2dの相対的な位置関係を特定することができる(S26)。
これにより、センサ位置特定後は、従来どおり、ベッド1000上の在床者X1の位置をセンサ2a乃至2dで検知した荷重情報から重心位置を求めることが可能となる。このように、設置位置が指定された専用センサを使用することなく、センサ2a乃至2dの設置位置を意識せずにセンサ2a乃至2dの位置を特定することが可能となる。なお、S25での特定方法として、実施形態2のように在床者X1が横たわったときのセンサ2a乃至2dの荷重情報を用いて特定する方法としてもよい。
[第4の実施形態]
(センサ2a乃至2dの設置位置特定に関する実施形態4)
図22は設定画面で指定されたベッド1000の位置に加重をかけることでセンサ2a乃至2dの位置を特定する処理の一例のフローチャートである。図23はベッド1000の上の加圧位置X1、センサ2a乃至2dの検知結果の一例を示す図である。また、図24はベッド1000の加圧位置を表示する一例の画面例である。図25は特定した4つのセンサ2a乃至2dの相対的な位置関係の一例を示す図である。センサ2a乃至2dの設置位置特定に関する実施形態4について、図22乃至図25を用いて説明する。
本実施形態4は、上述した実施形態と比べて、表示装置5で表示されたベッド1000の加圧位置情報にしたがいベッド1000に荷重をかけることで、各センサ2a乃至2dの相対位置を特定する点で相違する。
まず、図24に示すように、演算装置4は表示装置5にベッド1000の加圧位置X1を表示する(S31)。ここで、加圧位置X1は、各センサ2a乃至2dまでの距離が全て異なる位置に表示される。
次に、設置者(もしくは介護者)は、表示装置5で示されたベッド1000の加圧位置X1を、手で押圧する。この加圧は、設置者自身が座ってもよいし、重量物を載置してもよい。そして、ベッド1000が加圧されると、各センサ2a乃至2dは荷重を検知する(S32)。
上述した加圧位置X1と各センサ2a乃至2dの位置との距離が異なることから、図23(b)のようにすべてのセンサ2a乃至2dの荷重検知結果が異なる。加圧位置X1からの距離が短い方から遠い方に向けて、検知する荷重は大から小の関係になるので、図25のように各センサ2a乃至2dの位置を特定することができる(S33)。このように、設置位置が指定された専用センサを使用することなく、センサ2a乃至2dの設置位置を意識せずにセンサ2a乃至2dの位置を特定することが可能となる。
[第5の実施形態]
(センサ2a乃至2dの設置位置特定に関する実施形態5)
図26は、実施の形態の生体情報モニタリングシステム1の一例のシステム構成図である。図27は着座、横たわり動作によるセンサ2a乃至2dの位置特定処理の一例のフローチャートである。センサ2a乃至2dの設置位置特定に関する実施形態5について、図26,27を用いて説明する。
本実施形態5は、上述した実施形態1に、図26に示す撮像装置200で得られた在床者位置情報を加味して、各センサ2a乃至2dの相対位置を特定するものである。なお、実施形態1又は実施形態2との組み合わせでもよい。
図26に示すように、撮像装置200はベッド1000および在床者X1の状態を撮影する。撮影した情報は演算装置4に入力される。この情報から演算装置4はベッド1000や在床者X1の位置を特定することができる。
次に、本実施形態におけるセンサ2a乃至2dの位置特定方法について説明する。実施形態1と同様に、在床者X1が腰を掛け(本例では図8(a)(b)のように長辺L2中央に着座する)、各センサ2a乃至2dが在床者X1の着座位置から図8(c)のように荷重を検知(S41)する。演算装置4は、撮像装置200による情報からベッド1000の右側(長辺L2側)と左側(長辺L1側)のいずれ側に在床者X1が着座しているかを算出し、この着座位置と荷重情報から長辺L1の両端と長辺L2の両端にあるセンサ2a乃至2dの組を特定する(S42)。
ここで、実施形態1,2と違うのは、この時点で特定される組み合わせのパターンが本実施形態で絞られている点である。すなわち、荷重が一番大きいセンサ2a、2dと撮像情報による在床者X1の着座位置とが同じ側であることと、ベッド1000の左右方向のいずれかであるかを特定できるので、この時点で1つの組に絞ることができる。
次に、実施形態1と同様に、ベッド1000の床面に手をつきながら図9または図10(図9から図10のようにしてもよい)のように横たわったときの、加重を各センサ2a乃至2dが検知する(S43)。演算装置4は各センサ2a乃至2dの荷重の位相差から、短辺W1側のセンサ2a、2cの組みと短辺W2側のセンサ2b、2dの組を特定する(S44)。
その結果、演算装置4は、この長辺L1、L2と短辺W1、W2の特定結果の両方を満たす条件として、図11(a)のような4つのセンサ2a乃至2dの相対的な位置関係を特定することができる(S45)。
これにより、センサ位置特定後は、従来どおり、ベッド1000上の在床者X1の位置をセンサ2a乃至2dで検知した荷重情報から重心位置を求めることが可能となる。このように、設置位置が指定された専用センサを使用することなく、センサ2a乃至2dの設置位置を意識せずにセンサ2a乃至2dの位置を特定することが可能となる。
また、上記では、センサ2a乃至2dで検出された荷重検出出力に基づいて、ベッド1000上の在床者X1の位置及び姿勢を検出することとして説明を進めるが、図26に示すように在床者X1の部屋を、撮像装置200で撮像して、この撮像画像に基づいて、撮像装置200側又は演算装置4側で、在床者X1の位置及び姿勢等の在床者X1の現状を検出してもよい。
[第6の実施形態]
(センサ2a乃至2dの設置位置特定に関する実施形態6)
図28はケーブル3a乃至3dの切断から接続になったときのセンサ2a乃至2dの位置特定処理の一例のフローチャートである。センサ2a乃至2dの設置位置特定に関する実施形態6について、図28を用いて説明する。
上述した実施形態のいずれかによりセンサ2a乃至2dの設置位置が特定されると、ベッド1000上の在床者X1の生体情報や位置をセンサ2a乃至2dで検出することができる。しかし、ベッド1000の設置場所は清潔に保つために定期的に清掃される。このとき、図5に示すようにベッド1000の下には空間が形成されていると埃がたまりやすくなるため、ベッド1000の下に掃除機などの清掃用具を挿入して清掃するかベッド1000を移動して清掃することになる。
掃除機をベッド1000の下に挿入すると、図5から明らかなようにケーブル3a乃至3dを押し込んでしまう可能性がある。これはベッド1000を移動した場合でもケーブル3a乃至3dが邪魔で押し込む可能性がある。この押し込み動作により、ケーブル3a乃至3dとセンサ2a乃至2dとの電気的接続が切断される恐れがある。
一方、清掃者によっては、ケーブル3a乃至3dをセンサ2a乃至2dから抜取ってから清掃する場合が考えられる。この場合、清掃者は抜取前のセンサ2a乃至2dと同じ位置にケーブル3a乃至3dを再接続するとは限らない。
そこで、本実施形態では、センサ2a乃至2dの電気的接続が切断されたときは、再接続時に、上述した実施形態の方法により、センサ2a乃至2dの位置を再度特定するものである。
上述したいずれかの方法でセンサ2a乃至2dの位置が特定(S51,S52)されたあと、センサ2a乃至2dの通信が遮断されたとする(S53でYes)。その場合、演算装置4は、特定されていた各センサ2a乃至2dの相対位置情報をリセットする(S54)。
そして、ケーブル3a乃至3dがセンサ2a乃至2dに再接続されることにより、センサ2a乃至2dの通信が再開したら(S55でYes)、上述した実施形態の方法により、再度センサ2a乃至2dの位置を特定する。
通信遮断後、再接続されたときに、再度センサ2a乃至2dの位置を特定するようにしたことで、センサ2a乃至2dの位置を正しく認識したうえで、在床者X1の現在の状態や在床者X1のバイタルデータを算出する元となる荷重情報を検出できる。また、上述した実施形態によってセンサ2a乃至2dの位置が特定できることにより、以下で説明する在床者X1の状態を表示装置5に表示させることができる。
(各在床者X1の状態の一覧画面及び詳細情報の表示動作)
図29は、実施の形態の生体情報モニタリングシステム1における在床者X1の状態の一覧画面及び詳細情報の表示動作の流れを示す。演算装置4のCPU11が、HDD14に記憶されている表示制御プログラムに基づいて、ステップS61から順に各処理を実行する。ステップS61では、図3に示す取得部25が、センサ2a乃至2d(又は撮像装置200)からの在床者X1の現状を示す状態情報41を取得すると共に、生体情報取得部26が、バイタルセンサ19からの生体情報42を取得する。
ステップS62では、記憶制御部27が、取得部25で取得された状態情報41及び生体情報取得部26で取得された生体情報42を、HDD14等の記憶部に記憶制御する。ステップS63では、判別部30が、状態情報41に基づいて、各在床者X1のベッド1000上の位置及び姿勢等の、各在床者X1の現在の状態を判別する。表示制御部29は、判別された各在床者X1の現在の状態に基づいて一覧画面を生成する。表示制御部29は、生成された一覧画面を表示装置5の表示画面に表示制御する。
ここでは、在床者X1の状態として、在床者X1がベッド1000から落ちる可能性について、ベッド1000から落ちる可能性がない「正常」、ベッド1000から落ちる可能性がある「注意」、ベッド1000から落ちる可能性が高い「警告」という3段階で判別する。
図30は、各在床者X1の状態を同時に表示する一覧画面の一例の図である。この図30に示すように、表示制御部29は、各在床者X1の状態をオブジェクトとし、在床者X1の氏名、及び、在床者X1の位置(又は姿勢)を示す情報を表示する。更にオブジェクトにおいては、現在の状態及び過去の状態を示す情報が重ねて表示される。
図30の例は、表示制御部29が、計20人の各在床者X1のオブジェクトを5行4列の一覧画面で表示した例である。表示制御部29は、各オブジェクトに対して、在床者X1の現在の状態をアイコン、及びオブジェクトの背景色で表示し、文字で氏名及びIDを表示する。また、オブジェクト内には過去の状態、例えば10分前の状態を表示する。
図31は、在床者X1の現在の状態に応じて用いられるアイコンの一例を示す図である。図31に示すように、在床者X1の体動がなく、在床者X1のベッド1000上の位置が中央の場合は、背景が白で、ベッド1000の中央に人間が寝ている絵柄で「安静」の文字が表示されたアイコンが用いられる。また、在床者X1がベッド1000から起き上がった状態である場合、背景が白で、ベッド1000から人間が起床している絵柄で「起き上がり」の文字が表示されたアイコンが用いられる。また、在床者X1がベッド1000に腰掛けている状態である場合、背景が白で、ベッド1000に人間が腰かけている絵柄で「端座位」の文字が表示されたアイコンが用いられる。
在床者X1の状態が「正常」の場合、上述のように「白」の背景が用いられるが、在床者X1の状態が「注意」の場合、「黄色(左斜線で示す)の背景が用いられる。すなわち、在床者X1の体動がなく安静にしている場合でも、在床者X1のベッド1000上の位置が左端の場合、背景が黄色で、ベッド1000の左端に人間が寝ている絵柄で「左端 安静」の文字が表示されたアイコンが用いられる。同様に、在床者X1の体動がなく安静にしている場合でも、在床者X1のベッド1000上の位置が右端の場合、背景が黄色で、ベッド1000の右端に人間が寝ている絵柄で「右端 安静」の文字が表示されたアイコンが用いられる。また、在床者X1のベッド1000上の位置が中央であっても体動がある場合、背景が黄色で、ベッド1000の中央に人間が体動ありで寝ている絵柄で「中央 体動あり」の文字が表示されたアイコンが用いられる。また、在床者X1がベッド1000から離れている場合(ベッド1000に寝ていない場合)、背景が白色で長方形の枠内に「離床」の文字が表示されたアイコンが用いられる。
次に、在床者X1の状態が「警告」の場合、「赤(黒の塗りつぶしで示す)」の背景が用いられる。すなわち、在床者X1のベッド1000上の位置が左端であり、且つ体動がある場合、背景が赤色で、ベッド1000の左端に人間が体動ありで寝ている絵柄で「左端 体動あり」の文字が表示されたアイコンが用いられる。同様に、在床者X1のベッド1000上の位置が右端であり、且つ体動がある場合、背景が赤色で、ベッド1000の右端に人間が体動ありで寝ている絵柄で「右端 体動あり」の文字が表示されたアイコンが用いられる。
なお、センサ2a乃至2dと演算装置4との通信が切断している場合、灰色(右斜線で示す)の背景が用いられ、コネクタが斜めに切断された絵柄で、「切断」の文字が表示されたアイコンが用いられる。また、在床者X1が例えば一時帰宅中のように、不在の場合、白の背景が用いられ、「不在」の文字のアイコンが用いられる。
図30の表示について、具体的に説明する。図30の左上の表示例は、IDが「101−01」で、氏名が「山田A太朗」の在床者X1の表示例である。この「山田A太朗」は、現在、体動がなくベッド1000の中央に位置しており、現在の状態は「正常」である。このため、表示制御部29は、オブジェクトの背景として「白」を用い、ベッド1000の中央に人間が寝ている絵柄で「安静」の文字が表示されたアイコンを表示する。この表示を見た看護者は、「白」の背景により、現在の状態は「正常」であることを認識する。また、ベッド1000の中央に人間が寝ている絵柄で「安静」の文字が表示されたアイコンにより、在床者X1は、体動がなくベッド1000の中央に位置していることを認識する。
また、図30において、「山田A太朗」の右隣の表示例は、IDが「101−02」で、氏名が「山田B太朗」の在床者X1の表示例である。この「山田B太朗」は、現在、体動がありベッド1000の中央に位置している状態であり、現在の状態は「注意」である。このため、表示制御部29は、オブジェクトの背景として「黄色(左斜線)」を用い、ベッド1000の中央に人間が体動ありで寝ている絵柄で「中央 体動あり」の文字が表示されたアイコンを表示する。この表示を見た看護者は、「黄色」の背景により、現在の状態が「注意」であることを認識する。また、看護者は、ベッド1000の中央に人間が体動ありで寝ているアイコンにより、在床者がベッド1000から落ちる可能性があるので注意が必要であることを認識する。
また、図30において、「山田B太朗」の二つ右隣の表示例は、IDが「101−04」で、氏名が「山田D太朗」の在床者X1の表示例である。この「山田D太朗」の場合、通信が切断していて、センサ2a乃至2d(又は撮像装置200)からの状態情報41が取得できない場合の表示例である。表示制御部29は、取得部25で状態情報41が取得されない場合、灰色(右斜線で示す)の背景で、コネクタが斜めに切断された絵柄、かつ、「切断」の文字が表示されたアイコンを表示する。
また、図30において、「山田B太朗」の下の表示例は、IDが「101−06」の「海田B太朗」の表示例である。この「海田B太朗」の表示例は、「海田B太朗」が、現在、体動がありベッド1000の左端に位置している状態であり、ベッド1000から落ちる危険性がある場合の表示例である。この場合、「警告」を行う必要があるため、表示制御部29は、オブジェクトの背景として赤色(図では黒の塗りつぶし)を用いることで看護者等の注意を喚起すると共に、ベッド1000の左端に人間が体動ありで寝ている絵柄で、「左端 体動あり」との文字が付されたアイコンを表示する。これにより看護者は、ベッド1000から落ちる危険性があることを認識し、「海田B太朗」の部屋に出向き、ベッド1000の右端から中央に就寝位置を戻す等のベッド1000からの落下を防止するための措置を行う。
(一覧画面の更新処理)
図29のフローチャートの説明に戻る。このような各在床者X1の現在の状態を示す一覧画面が表示されると、ステップS64に処理が進む。取得部25は、各在床者X1のセンサ2a乃至2dからの状態情報41及びバイタルセンサ19からの生体情報42を、所定時間置き又はランダムに取得する。ステップS64では、取得部25が、新たな状態情報41を取得したか否かを判別する。新たな状態情報41が取得されない場合、ステップS61に処理が戻り、新たな状態情報41(及び新たな生体情報42)を取得する。
これに対して、新たな状態情報41が取得された場合、ステップS65に処理が進む。ステップS65では、記憶制御部27が、取得された新たな状態情報41及び生体情報42を記憶部に記憶制御する。なお、この際、記憶制御部27は、過去の状態情報41及び生体情報42に続く新たな状態情報41及び生体情報42として記憶部に記憶制御する。
なお、過去の状態情報41及び生体情報42と、新たな状態情報41及び生体情報42とは、記憶部上の記憶位置が物理的に連続する必要はなく、過去の状態情報41及び生体情報42と、これに続く新たな状態情報41及び生体情報42であることを判別可能なように記憶すればよい。
また、各記憶部には、「現在の状態情報41及び生体情報42」及び一つ前の「現在の状態情報41及び生体情報42」を記憶すればよい。すなわち、記憶部に記憶する過去の情報は、所定の複数個を記憶してもよいが、少なくとも一つ前の情報だけ記憶すればよい。一つ前の情報だけ記憶する場合は、新たな情報が取得された際に、それまで一つ前の情報として記憶されていた情報に対して、新たな情報を上書きすればよい。これにより、記憶部には、在床者X1毎に新たな情報及び一つ前の情報の2つが常時記憶されることとなり、所定の複数の情報を記憶する場合に、記憶部の記憶領域が無駄に使用される不都合を防止できる。
このように記憶部に新旧の状態情報41(及び生体情報42)が記憶されると、ステップS65において、比較部28は、新旧の状態情報41を比較し、在床者X1の状態の変化を検出する。ステップS66では、比較部28が、新旧の状態情報41を比較することで、在床者X1の状態の変化の有無を判別する。在床者X1の状態が変化していた場合、ステップS67に処理が進み、在床者X1の状態が変化していない場合、以下に説明する表示更新処理を行うことなく、ステップS68に処理が進む。
ステップS67では、表示制御部29が、状態に変化のあった在床者X1のオブジェクトの表示形態を変更制御する。具体的には、体動がなくベッド1000の中央に位置していた「山田A太朗」が、体動がなくベッド1000の左端に位置するように変化した場合、「山田A太朗」の状態は、「正常」から「注意」へと変化するため、表示制御部29は、オブジェクトの背景を白色から黄色に変更すると共に、ベッド1000の中央に人間が寝ている絵柄のアイコンから、ベッド1000の左端に人間が寝ている絵柄のアイコンに変更する。これにより、看護者は、「山田A太朗」の状態を、注意しながら見守ることとなる。
さらに、ベッド1000の左端に位置していることで注意を持って見守られていた「山田A太朗」に体動が検出された場合、ベッド1000から落ちる危険があり「警告」が必要となるため、表示制御部29は、オブジェクトの背景を黄色から赤色に変更すると共に、ベッド1000の左端に人間が寝ている絵柄のアイコンから、ベッド1000の左端に人間が体動ありで寝ている絵柄のアイコンに変更する。これにより、看護者は、「山田A太朗」の部屋に出向き、ベッド1000の左端から中央に就寝位置を戻す等のベッドからの落下を防止するための措置を行う。
このような一覧画面の更新処理をまとめると、演算装置4は、所定の時間毎にセンサ2a乃至2dからの状態情報41(及び生体情報42)を取得して、記憶部に蓄積して記憶する。演算装置4は、新たに状態情報41が取得されると、一つ前に取得された状態情報41と比較し、在床者X1の状態の変化(差異)が検出された場合は、一覧画面に表示している、その在床者X1のオブジェクトの背景及びアイコンを変更表示する。これにより、看護者に対して、一目で在床者X1の現在の状態を知らせることができる。
(各在床者の状態の一覧画面及び詳細情報の表示動作の変形例)
図31に示す各アイコンは、それぞれ「正常」「注意」「警告」のいずれにするかを表示装置5での操作にて手動設定可能としてもよい。このとき、上述したセンサ2a乃至2dの位置を特定するときの情報を用いて、自動的に図31のアイコンへの「正常」「注意」「警告」を反映してもよく、図32を用いて説明する。
図32はベッド1000の設置環境設定情報を多床画面のアイコン表示設定情報へ反映させる処理の一例のフローチャートである。図32のステップS86まではセンサ2a乃至2dの設置位置特定に関する実施形態3の図17と同じである。
そして、ステップS86でセンサ2a乃至2dの設置位置が特定されると、演算装置4は、ステップS81で設定されたベッド1000の設置環境設定情報からベッド1000の左側に在床者X1が位置するアイコンは「正常」に自動設定する(S87)。これは、ベッド1000の左側には壁2000(図18)があるため、在床者X1がベッド1000の左側に移動してもベッド1000から落下することはないためである。
図33は、自動設定された設定画面例を示し、3000Aおよび3000Bが図31から変更されたことが明確である。これにより図30で示す各アイコンについてもこの図33のベッド1000の設置環境設定情報が反映される。ベッド1000の設置環境設定情報を設定することで、アイコンへの「正常」「注意」「警告」を反映させることができるので、アイコンの設定作業を簡素化できる。
本実施形態にかかる構成は上記に限られない。たとえば、ケーブル3a乃至3dに替えて、センサ2a乃至2dと演算装置4とを無線通信する形態にしてもよい。また、演算装置4は、センサ2a乃至2dの検知情報を受信し演算する第一演算装置とし、第一の演算装置の演算結果を受信し演算する第二演算装置とし、第二演算装置から表示装置5に情報を伝達するようにしてもよい。この第二演算装置をクラウドコンピューティングとしてもよい。
また、センサ2は、4隅と中央に1つの5つとしてもよく、短辺W1側に1つ、短辺W2側に2つの計3つとしてもよい。また中央のセンサ2の数は、必要に応じて複数にしてもよい。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば図1及び図26に示す生体情報モニタリングシステム1の構成は一例である。また、センサ2a乃至2dは検知手段の一例である。演算装置4は位置特定手段の一例である。ベッド1000の長辺L1,L2のいずれかに腰を掛ける姿勢は第1の姿勢の一例である。ベッド1000の床面に手をつきながら図9または図10(図9から図10のようにしてもよい)のように横たわる姿勢は第2の姿勢の一例である。撮像装置200は撮影手段の一例である。
上記で説明した本実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現できる。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、DSP(Digital Signal Processor)や、FPGA(Field Programmable Gate Array)や、従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 生体情報モニタリングシステム
2、2a乃至2d センサ
3a乃至3d ケーブル
4 演算装置
5 表示装置
18 操作部
19 バイタルセンサ
25 取得部
26 生体情報取得部
27 記憶制御部
28 比較部
29 表示制御部
30 判別部
31 報知制御部
32 操作検出部
41 状態情報
42 生体情報
43 ユーザ情報
44 緊急度情報
45 表示設定情報
200 撮像装置
1000 ベッド
2000 壁
特開2015−123114号公報

Claims (12)

  1. ベッドの荷重を異なる位置で検知する少なくとも3つ以上の検知手段と、
    前記ベッドに人が横たわる動作から前記検知手段が検知した検知結果を比較して前記検知手段の相対位置を特定する位置特定手段と、
    を有する情報処理システム。
  2. 前記位置特定手段は、前記ベッドに人が横たわる動作に含まれる第1の姿勢及び第2の姿勢において前記検知手段が検知した検知結果を利用して前記検知手段の相対位置を特定する請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記位置特定手段は、前記第2の姿勢において前記検知手段がそれぞれ検知した荷重の変位の位相差を比較して前記検知手段の相対位置を特定する請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記位置特定手段は、2つの長辺と2つの短辺の4辺とで載置面が構成されている前記ベッドに前記第1の姿勢で人が乗っているときに前記検知手段が検知した検知結果を利用して前記長辺における前記検知手段の組みを特定し、前記ベッドに前記第2の姿勢で人が乗っているときに前記検知手段が検知した検知結果を利用して前記短辺における前記検知手段の組みを特定することで、前記検知手段の相対位置を特定する請求項2又は3記載の情報処理システム。
  5. 前記ベッドの設置環境情報を設定させる設定手段、を更に有し、
    前記位置特定手段は、前記検知手段の相対位置の特定に前記ベッドの設置環境情報を利用する請求項1乃至4の何れか一項記載の情報処理システム。
  6. 前記位置特定手段は、前記ベッドで荷重がかかる加圧位置と前記検知手段それぞれの位置との距離が異なることによる前記検知結果の違いを比較して前記検知手段の相対位置を特定する請求項1乃至5の何れか一項記載の情報処理システム。
  7. 前記検知手段それぞれとの距離が異なる加圧位置を指示する指示手段、を更に有し、
    前記指示手段で指示された加圧位置への荷重を前記検知手段が検知した検知結果を比較して前記検知手段の相対位置を特定する請求項1乃至6の何れか一項記載の情報処理システム。
  8. 前記検知手段が検知した検知結果を受信する受信手段、を更に有し、
    前記位置特定手段は、前記検知手段と前記受信手段との通信が遮断されると、特定済みの前記検知手段の相対位置を、前記検知手段と前記受信手段との通信が回復した後で特定し直す請求項1乃至7の何れか一項記載の情報処理システム。
  9. 前記ベッドに載っている人を撮影する撮影手段、を更に有し、
    前記位置特定手段は、前記撮影手段による撮影結果から前記ベッドに載っている人の位置を演算すると共に、演算した位置と前記検知手段が検知した検知結果とを利用して前記検知手段の相対位置を特定する請求項1乃至8の何れか一項記載の情報処理システム。
  10. 前記ベッドに載っている人の状態を表示する表示手段、を更に有し、
    前記表示手段は、前記ベッドの設置環境情報に基づき、前記ベッドの設置環境を加味して前記ベッドに載っている人の状態を表示する請求項5記載の情報処理システム。
  11. 1台以上の情報処理装置を有する情報処理システムが実行する位置特定方法であって、
    ベッドの荷重を異なる位置で検知する少なくとも3つ以上の検知手段が検知を行う検知手順と、
    前記ベッドに人が横たわる動作から前記検知手段が検知した検知結果を比較して前記検知手段の相対位置を位置特定手段が特定する位置特定手順と、
    を有する位置特定方法。
  12. コンピュータを、
    ベッドの荷重を異なる位置で検知する少なくとも3つ以上の検知手段から検知結果を受信する受信手段、
    前記ベッドに人が横たわる動作から前記検知手段が検知した検知結果を比較して前記検知手段の相対位置を特定する位置特定手段、
    として機能させるためのプログラム。
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