JP2020080837A - 釣竿のガイドリング - Google Patents
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Abstract
【課題】ガイドリング内での摩擦・磨耗を和らげ、釣糸による捩れや破損を軽減できるガイドリング、釣糸を保護するガイドリング、及び、強風等によるガイド間の糸ふけ現象や静電気で誘導され釣糸がガイドリング内壁に張り付く現象を防止するガイドリングを提供する。【解決手段】ワンタッチ式の簡易押し込みを目的とし、釣糸の横擦れによる破損を含む摩擦の回避や糸切れを保護する必要最小限の口径で変形内輪部の一部に施した膨張部が回転して挿入口を閉鎖する為、導糸の挿入が簡易となる二層回転開閉ガイドリング装置や、植物由来の高分子系潤滑油を塗布する事で釣糸の保護を可能とする油循環式パイプ型ガイドリング、静電気除去剤により漏斗または円錐状の筒形ガイドリングの内部壁面に釣糸が張り付いてしまう事を防ぎ、ガイドリング孔を筒形にする事で風圧を逃し、ガイド間等に起こる糸ふけの防止が可能となる回転揺動漏斗型や筒状漏斗型ガイドリング。【選択図】図9
Description
本発明は、釣竿の回転揺動漏斗型ガイドリング、二層回転開閉ガイドリング装置、油循環式パイプ型ガイドリング、筒状漏斗型ガイドリングに関する。
今日に於ける釣糸は、化学繊維・金属繊維・インテリジェント繊維など非常に発展が目覚ましく、ヘラ釣りをはじめアユ等の敏感で繊細さを求められる釣糸、投げ釣りに使用される耐久性や強度が必要な釣糸等、指などで折れ曲がる様な不具合は稀である。しかしながら、釣りをする際には海藻根掛かり・ゴミや流木・岩礁摩擦・人的な障害物などのトラブルや糸の思わぬ疲労などの他、設定した釣糸に想定を超えるサイズの漁獲でない限り、糸切れが起こる可能性は少ない。一方、釣竿の穂先まで釣糸を導糸する為に付帯しているガイドは、竿体に接着するガイドと釣糸を通す孔であるガイドリングで形成されている。これらは竿の種類により様々な形状で進化しているが、リール竿では竿の長短サイズにより5箇所〜12箇所程度の複数ガイドが付帯されており、一般的には手元のリール側から穂先に向かいガイドリング孔の口径は段階的に狭くなり、穂先部分には最小のガイドが取り付けられている。また、ガイドフレームは純チタンやステンレス等、リングは内側の壁をセラミックに内圧を加えて膨張させる事により密着させる方法と従来からの方法の双方を取入れ、可動と不可動を考慮した製造を図り、如何にも強硬に図られたデザインと軽量化するなどの技術が種々提案されている。
魚類の重量は100g以下〜100kgを超え、時速30km〜100kmで水中を移動するが、釣り上げる際はこれらの動きを止めて取り込む操作性の融合は、釣竿がカーボン素材の出現により可能となった。強靭な硬い釣竿でありながらカーボン素材の張りの強さで細身に仕上げ、曲げや潰れ、捩れを考慮し、また、ガイドの総重量の軽量化を図り、通常の衝撃であれば釣竿は折れる事は無く、魚類を暴れさせず捕獲し、釣りをしている際に釣糸から感じられる引き味を十分に堪能しつつ釣り上げる事は心地良く体感する事が出来、リールに於いては高額にはなるが塩水にも強い防錆加工も施され進化が見られる。それらの進化している釣竿の中で、ガイドは旧態依然の状態である。それは細い円形で軽量に傾注し、形状変更は全く度外視され、僅かに楕円形となった程度であるだけで、導糸方法までは改善が至らなかった。
JSMEテキストシリーズ材料力学 矢部彰 丸善出版 2007年版
錯視の科学ハンドブック 後藤倬男・田中平八編 東京大学出版会 2005年版
錯視の世界 古典からCG画像まで 鈴木光太郎・向井智子訳 新曜社 2004年2月25日初版
しかしながら、従来からあるリール竿のガイドは、リール2から引き出した釣糸3を竿1の先端部分である穂先8に向かい下から順序良くガイドフレーム4と一体化されているガイドリング孔の中を潜り通すだけであるが、5箇所〜12箇所程度の何れかのガイド数でも穂先8へ近づくにつれ、リング孔が段階的に小さく狭くなり、透明色が多い釣糸3では見辛い上、天候や風の強さ、場所等の環境、冬期等の手袋を必要とされる状況により左右されガイドリング孔を潜り通し貫通させる方法での導糸は今日に至るも改善進化させる開発は為されず導糸は困難の場合が多い為、細く狭いガイド孔に釣糸を導糸するのは簡易ではない。また、ガイドリングは輪であり、釣糸を潜り通す事が従来からの方法であり、しかしながらその他の選択肢は未だ無い。そこで本発明の二層回転開閉ガイドリング装置はガイドリングの輪を切断する事により、丸みを帯びた形状の切断開口部から釣糸の挿入をする方法である。こちらの方が、より早く、複数のガイドへ同時に導糸が出来ると考えたからであり、導糸後も当然、釣糸がガイドリングより飛び出さない方法を考案する事で解決し、それにより利便性も生まれる。
さらに、比較的大きめなガイドリング孔までは導糸されても、釣糸が柔らかく細い場合、中途のガイドから落とす事や、風等による影響で誤って釣糸が抜け落ちてしまい絡まる等で釣竿を傾斜又は寝かす等、導糸し直す事や、導糸の不便さから位置方向や場所を余儀なく変更をする状況になる。
また、強度の観点から釣竿に生じるねじり応力が、竿の折れや軸のずれ、捩れにならない様に許容値以下になる設計をしなくてはならない。それは、竿の捩れがガイド位置で負荷が感じられ、このねじれ防止一般的に装着されている中空竿(内径d1、外径d2、内径比)
外径d2について解くと最小径を得る。
この式は強度を基にした設計の一例であるが、ガイドが釣竿の軸にも影響を及ぼす重要なパーツである事を示す。
外径d2について解くと最小径を得る。
この式は強度を基にした設計の一例であるが、ガイドが釣竿の軸にも影響を及ぼす重要なパーツである事を示す。
一方、大漁に漁獲する延縄漁には強靭で滑らかな回転を活かした軸受付きの巻き上げ機等を使用しているが、釣竿1のガイドリングに於いて、軸受の無い滑車状の回転のあるパイプを静止している軸に差し込んだだけのガイドであり、パイプの不規則で不安定な回転により釣糸3がリール2に出し入れされている。精密で滑らかな回転をする軸受は利用されておらず、一般的な釣人に於いて、ドラッグ操作の技術進化が「止めて、寄せる」を具体化し、速やかに魚類の動きを止めるには、軸受により衝撃を和らげる事で糸切れの防止が出来る。特に、トローリング漁等では大型漁獲を目的としている為、絶対的に負荷となる重量・スピードを克服するには軸受の特質を利用する事で、糸切れ防止として特に穂先には揺動軸受が最適である。リール2から送り出された釣糸3がガイドリングでの摩擦抵抗、糸の重量、風圧、釣人のドラッグ操作の技術差で起こり、特にガイドリング抵抗が大きい場合は抵抗を小さくする事でリールの欠点であるバックラッシュを防ぐ事にある。その他、バックラッシュはスプールに釣糸を巻きすぎた状態で発生し、糸絡み等が起こる事は公知されている。例えば、リール2のスプールからガイドを通し送り出される釣糸が、漁場目的に向かい竿を振り上げ、投げ飛ばし、それに釣糸を追従させなければならない。その際、糸送りのスピードが速くなければ釣糸が弛みバックラッシュは当然起きる。ガイドリングは送られてきた釣糸を速やかに穂先に送らなくてはならず、糸送りの速度が速いほどバックラッシュは防げる他、スプールに対し釣糸3を少な目に巻く事も回避する方法である。しかしながら、根本的なバックラッシュを防ぐ重要な方法として、釣糸の多大な放出をさせないよう糸送りをする操作技術もあるが、これは長年の経験を必要とする事から操作技術を必要としなくても軸受ガイドの効果は大きく、トローリングでのマグロ・ヒラマサ・カツオ・イナダ等、一般的な船釣り実験により証明されており、これにより、本発明の軸受ガイドの有効性は確かめられている。つまり、従来からあるガイドリングに於いては、ガイドリングの口径を広くする事により、糸切れ防止を第一の目的としているが、本発明は糸切れ防止と併せ、釣糸の掻傷防止、導糸の利便性、釣糸を出来るだけ早く穂先に送り込むには口径の広いガイドリングを使用する事により、バックラッシュの防止、釣竿の捩れ防止についても考慮し、釣り人の煩雑な手間を省き釣りを楽しむ時間をより多くする事ができるよう提供するものである。
ところが、釣りの道具は様々な形態で高性能・高額商品化が進み、それらにより釣竿の軽量化や製造材料の発展は見受けられるが、簡易導糸や糸切れ、竿のねじれに関する釣竿での開発はされているが、ガイド・ガイドリングでのねじれ防止は開発されていない問題があった。
従来から回転体を使用した釣竿は中型・大型漁用の穂先等に使用されているが、精密性がなく釣糸が回転体から外れるなどローラとの摩擦や摩耗から糸切れを発生させ、その他にも構造上から釣糸をセットし難い問題があった。一方、トローリング等はリールから釣糸を引き出し、幾つかのガイドを通し穂先ガイド8まで回転体ガイドは利用されているが、回転体として精密で正確な軸受を利用していない。軸受は重量の問題や、精密性からくる塩による金属錆の結晶化問題があり、結晶化については海水濡れで乾燥後の塩の結晶化で体積膨張による破損、メンテナンス、釣り後の手入れの煩雑さで回避されている点も考えられるが、今日の軸受はセラミックの様に軽量な材料の樹脂・錆びない金属の開発であって、釣糸ガイド部材料に関してはセラミック材質単体ではなく、アルミナ・ジルコニア他、酸化物質セラミック、炭化珪素、窒化アルミ等、非酸化セラミックの混合材料で公知されているファインセラミックスの特長的な硬い特性を活かし、これを任意に使用する。
また、釣竿で大型の漁獲をする際には、魚からの荷重を釣竿の硬さや太さでねじ伏せるのではなく、回転体の軸受をガイドとして付帯する事で解消できる。これは漁師や多くの釣りを体験している釣り師が持つ高度な技術を、軸受を利用する事で誰でも同様な技術を取り入れる事が可能となる。それにはスピードのコントロールの他、釣竿の捩れを左右回転させる揺動軸受を取付ける事によりガイド内で防止する。ただし揺動軸受けは外輪・内輪の組み合わせの2層構造や3重構造で回転を可能にさせているが、内輪と外輪の接触点は球状であり内輪が回転する。その内輪にはさらに漏斗形状のリングを嵌合し、それは外輪幅より長いサイズにする事により、内輪内に導糸させた釣糸が外輪の縁と接触し糸切れを防ぐと同時に、釣糸の可動範囲を大きくとれる事が出来る効果をもたらす。
本発明の課題は、以上のような問題点に鑑み、天候や場所等の環境に影響されず、また、視力の心配や視界不良でも、釣竿に付帯しているガイドに釣糸を簡易に短時間で導糸する事が可能な二層回転開閉ガイドリング装置や、捩れ防止と魚のスピード等による荷重を和らげ、釣糸への衝撃負荷の吸収だけでなく、糸切れ防止を考慮した開口部7を設けずに付帯させられる回転揺動漏斗型ガイドリングを提供することにある。従来からのガイドリングを使用の際、特に冬期等、氷点下の様な悪天候の場合は、手袋を装着したままの導糸が困難になる。先述の二層回転開閉ガイドリング装置の変形内輪ガイドの膨張部に装着したスライド式ストッパーやキャップが氷結する可能性もあるが、凍結防止剤を利用する事で氷結は解決する。その上、ガイドリングは材料を軽量化する事により、リング孔を広く、大きくする事も効果的である。
さらに、眼科医・眼科文献その他、大学での研究論文・実験検証で得られた報告はテレビ等でも紹介されているが、錯覚や錯視は見間違いと違い、そのように見える現象である。それが錯覚や錯視であり、「フラッッシュラグ効果」とも言われ、学問的解析が急がれ、それらを踏まえ出来た商品等は「予測」に対し多く活用され既に販売に至っており、この現象を利用した商品開発をされているのは公知範囲の事実であるが、本発明のガイドリングでの利用する過程では、目を細い釣糸先の一点に凝視させる目の錯視による多重の輪が、目を中心に引き込ませる状態を実験し、試作でも確認できた事を基に開発されたガイドリングである。これは、漏斗状または円錐状に輪を細かく施した筒状であり、風雨等の影響を防ぐ事も目的に風防として短いながらも取り付け、釣糸の挿入口は約3mm〜5mm程度の口径にし、引出口は約1.5mm〜2mm程度に設定しても簡易に導糸出来る。筒状の場合、風雨から釣糸の振れを少なくする事も可能であり、更に二重構造の場合、漏斗状または円錐状の輪を、折り畳み式または蛇腹式で纏める事も可能であり、ガイドへの風当たりで釣竿全体が煽られる事を防げる。しかも、漏斗または円錐状の筒形ガイドリングは、釣竿1に付帯させる位置を予めより正確な予測数値・データを導入すれば、計算により導き出す事で、より効果が高くなる。
一方、釣竿や釣糸の更なる進化の中であっても、撮影もされている200kg超の獲物を取り込む際にガイドリング孔で釣糸が煙を上げながらと見間違う程で、実は薄く削りとられる状態は、例えるなら木材を鉋で削り取る際に起こる現象と酷似し、細い釣糸の場合は目視での確認は出来ないものの手元で確かめると、その状況が認識され、ガイドリング孔での摩擦や摩耗は避けられていない。一般的なガイドリング孔はセラミックが主成分で形成されたカバーでコーティングされ、凹凸は防がれているが、釣糸が削りとられる現象は滑り不足から起きていることが確認できた。そこで、油循環式パイプ型ガイドリングは、ガイドリングをチタンのパイプ状にし、パイプの中に油を注入する。油は分子量が大きく液体としては水などに比べ粘性が高く皮膜も丈夫で物体間の摩擦を軽減させるほか、金属の酸化による錆を誘発させない等の利点があるからである。特に、植物由来の潤滑油は人体に対して無害であり食品機械にも使用され、環境汚染防止や環境保全の観点から、鉱油・合成油の代替が進んでいる点も考慮しなければならない。その点を踏まえ、取り込み時にかかる重量や摩擦熱を防止するため油を釣糸に塗布させながら滑らかな状態となるため、釣糸の保護と同時に破断口を防ぐ事も可能となる。さらに、パイプはチタン以外の金属でも良く、口径の小さい2mm以下でも製作が出来る。
また、トローリング等の大型魚に対応する為の回転揺動漏斗型ガイドリングまたは油循環式パイプ型ガイドリングは、釣竿1に付帯させる位置を予め計算により導き出す事で、より効果が高くなる。
釣竿におけるガイド位置に関する力学的検討の一例として、市販の釣竿はその価格によって使用感が全く異なり、これは材質のみならずガイドのセッティングにも大きく依存している。そこで、本発明では釣竿のガイドセッティングに関してその個数とセッティング位置の違いが曲げモーメント・曲げ応力に及ぼす影響を検討し、より望ましい位置の提案をする。但し、他にも計算方法はあるがこの計算式は1つの参考であり、一例とする。図21に示すように、ガイド2個の釣竿について、全長Lの一様断面はりの先端に荷重PL、ガイド位置aに荷重Pa、固定端に荷重PRが作用するものとして解析モデルを考える。釣竿の自由端に荷重Pが作用する場合を考えると、位置xでのたわみyxはPL Pとして,次の式で近似される。
ここで、Eは釣竿の縦弾性係数、Iは断面二次モーメントである。Iは提案モデルでは円形断面を仮定しているので、円形断面の直径をdとして、次式のように表される。
次に、荷重PR、Pa、PLはそれぞれ式(1)によって計算される位置LでのたわみyLと、位置aでのたわみyaを用いて、図21のように幾何学的に力の分解を考えると、次式のようになる。
このとき、固定端での曲げモーメントMRは次のように計算できる。
以上式(1)〜(6)に具体的な数値を代入し,表計算ソフトExcelを用いて解析を行った結果、式(1)〜(6)に以下の式(7)に示すような値を代入したときのガイド位置aによる固定端での曲げモーメントMRの変化を図22に示す。
さらに、図12より次のことがわかる。a=0.63mのとき固定端での曲げモーメントは最大値をとり、荷重Pを増加させると極大値をとるaの値は小さくなる。固定端での曲げ応力は提案モデルが一様断面のため、比例するので同じaの値で極大となる。まず、曲げ応力に関しては、断面が変化しないモデルでは曲げモーメントに比例するために固定端で最大となる。釣竿の耐久度という観点からすると、曲げ応力がより小さくなるようにガイド位置を定めることが望ましいといえる。しかし、実際の釣竿では固定端から自由端に向かって断面積が小さくなっていく形状のため、固定端で曲げ応力が最大になるとはいえない。よって、提案モデルにおいて曲げ応力という観点からガイドセッティングを考えるべきではない。次に図12の曲線においてa=0.63mのとき固定端での曲げモーメントは最大値をとっている。同じ荷重Pに対して曲げモーメントが大きくなるということは実際の釣りで考えた場合、魚が糸を引っ張る力(荷重P)を最も多く手元(固定端)に伝えられていると考えることができ、この魚の重量をより感じることもできる。すなわち感度がよいという観点から考えると、提案モデルではガイド位置a=0.63mが望ましい位置だと考えられる。また、ガイドの個数による違いを検討するために、その個数が1個(先端の穂先のみ)と3個の場合についても解析を行ったが、ガイドの個数が3個のものは1つ目のガイド位置をa、2つ目をbとしてaを0.3〜0.5mの範囲で0.1m刻みで固定しそれぞれでbを変化させたとき、固定端での曲げモーメントMRが最大値をとるaとbの組み合わせを望ましい位置として導出した。ガイド個数を1〜3個で変化させたときのそれぞれでの固定端での曲げモーメントMRの最大値と最大値をとるときのガイド位置を図13に示す。図13からわかるように、ガイドの個数を増加させると固定端での曲げモーメントMRが増加することがわかる。この結果および前述の曲げ応力での考察と同様な理由よりガイドの個数が多い方が感度のよい竿になると考えられる。実際の釣竿のガイドセッティングでは、ガイドの個数を増加させると釣竿の全重量が増加することに加え、ガイドとライン間の摩擦が増加して飛距離が減少するなどのデメリットが生じる。よって、これらの影響についても検討してガイドセッティングを行うべきである。以上の点から、望ましいガイド位置は、感度が最もよくなるという観点から、個数が2個の場合ではa=0.63m、3個の場合ではa=0.43m、b=0.84mが望ましい位置であるから、釣竿にセットするガイドの個数は、多い方がより感度がよくなる。以上のように計算式でガイドの位置決定をすることも1つの方法と考えられるため、参考文献とした。
ここで、Eは釣竿の縦弾性係数、Iは断面二次モーメントである。Iは提案モデルでは円形断面を仮定しているので、円形断面の直径をdとして、次式のように表される。
次に、荷重PR、Pa、PLはそれぞれ式(1)によって計算される位置LでのたわみyLと、位置aでのたわみyaを用いて、図21のように幾何学的に力の分解を考えると、次式のようになる。
このとき、固定端での曲げモーメントMRは次のように計算できる。
以上式(1)〜(6)に具体的な数値を代入し,表計算ソフトExcelを用いて解析を行った結果、式(1)〜(6)に以下の式(7)に示すような値を代入したときのガイド位置aによる固定端での曲げモーメントMRの変化を図22に示す。
さらに、図12より次のことがわかる。a=0.63mのとき固定端での曲げモーメントは最大値をとり、荷重Pを増加させると極大値をとるaの値は小さくなる。固定端での曲げ応力は提案モデルが一様断面のため、比例するので同じaの値で極大となる。まず、曲げ応力に関しては、断面が変化しないモデルでは曲げモーメントに比例するために固定端で最大となる。釣竿の耐久度という観点からすると、曲げ応力がより小さくなるようにガイド位置を定めることが望ましいといえる。しかし、実際の釣竿では固定端から自由端に向かって断面積が小さくなっていく形状のため、固定端で曲げ応力が最大になるとはいえない。よって、提案モデルにおいて曲げ応力という観点からガイドセッティングを考えるべきではない。次に図12の曲線においてa=0.63mのとき固定端での曲げモーメントは最大値をとっている。同じ荷重Pに対して曲げモーメントが大きくなるということは実際の釣りで考えた場合、魚が糸を引っ張る力(荷重P)を最も多く手元(固定端)に伝えられていると考えることができ、この魚の重量をより感じることもできる。すなわち感度がよいという観点から考えると、提案モデルではガイド位置a=0.63mが望ましい位置だと考えられる。また、ガイドの個数による違いを検討するために、その個数が1個(先端の穂先のみ)と3個の場合についても解析を行ったが、ガイドの個数が3個のものは1つ目のガイド位置をa、2つ目をbとしてaを0.3〜0.5mの範囲で0.1m刻みで固定しそれぞれでbを変化させたとき、固定端での曲げモーメントMRが最大値をとるaとbの組み合わせを望ましい位置として導出した。ガイド個数を1〜3個で変化させたときのそれぞれでの固定端での曲げモーメントMRの最大値と最大値をとるときのガイド位置を図13に示す。図13からわかるように、ガイドの個数を増加させると固定端での曲げモーメントMRが増加することがわかる。この結果および前述の曲げ応力での考察と同様な理由よりガイドの個数が多い方が感度のよい竿になると考えられる。実際の釣竿のガイドセッティングでは、ガイドの個数を増加させると釣竿の全重量が増加することに加え、ガイドとライン間の摩擦が増加して飛距離が減少するなどのデメリットが生じる。よって、これらの影響についても検討してガイドセッティングを行うべきである。以上の点から、望ましいガイド位置は、感度が最もよくなるという観点から、個数が2個の場合ではa=0.63m、3個の場合ではa=0.43m、b=0.84mが望ましい位置であるから、釣竿にセットするガイドの個数は、多い方がより感度がよくなる。以上のように計算式でガイドの位置決定をすることも1つの方法と考えられるため、参考文献とした。
そこで本発明の釣竿に付帯させる二層回転開閉ガイドリング装置は、市販品で扱われているリングではなく、オリジナルのサイズに設計・製作した円形状の一部を破断した開口部を設けた外輪部と内輪部からなり、当然ではあるが金型でガイドリングの破断部を構造させる事で孔や切断部の破損が局所的に高くなる応力集中の現象は無く強度に関しても剛性が極力落ちない様、破断部の周囲等を計算式により肉厚にする事を含み増してあり、その内輪部には破断部を開閉式にする事が出来る膨張部を設けガイド孔への釣糸挿入口とする。破断開口部より押し込む形状でリールから伸ばした釣糸の両端を指で摘み、挿入口へコントロールしながらワンタッチで挿入後、内輪部の膨張部を一方に回す事で外側ガイド破断開口部を閉鎖させた上でスライド式ストッパーまたはキャップにより膨張部の回転固定をし、導糸した釣糸は外部に放出することはなく、ガイドリング孔の大小に限定せず簡易に導糸が出来る効果の有効性があるガイドリング形状を形成する精密加工が出来る施削機を使用するが、今日の施削機の進化は凄まじく、加工・工作機械であるフライス盤やMC・エンドミル・ボール盤・ドリル等を使用する事により精度の高い商品を提供する。これは市場に流通する軸受構造の特徴である強度に優れ回転軸に対し常に水平・垂直でぶれる事がなく、角度に対し高精密で高速回転による磨耗性等に耐久し、温度の高低にも左右されない進化は長年の研究結果から形成されたものであり、円形状のゆがみや破損も少ない軸受構造利点は、NASA等の宇宙工学であるロケットや電子機器分野開発の要となる程の精密性を持ち、水や塵埃等も入らず、種類も多種であり目的に合わせた開発が為されている。これらの利点を用いて本発明での開発基本となり、要とされる外輪部はガイドとし、内輪部の回転を簡易にする事を可能とした前記軸受挿入式ガイドに於いても同様に要となる。また、使用する釣糸を1号以下にも適合し、手袋やグローブ等を装着したままでも可能である上、冬期に於いて問題となる回転箇所やストッパー箇所の凍結を防止する必要も考慮する。その上、パイプ式の油を塗布させるガイドの油循環式パイプ型ガイドリングも提案するが、その理由の1つとして従来のガイドリング内側壁には釣糸の磨耗と摩擦による糸切れを防止のため、セラミック加工が施されているが、セラミックは材質の関係で粒子が粗く、隙間が多い欠点がある為、200kgを超える獲物である大型魚の場合、釣糸がガイドリング内から削られた釣糸の表面が薄く煙状に巻き出て擦れて削れている状態は、目視されにくいが望遠レンズカメラで写し撮られており、例えるなら鉋で削っている時に鉋屑が出される様であり、セラミックにより滑らかなガイドリングに構成されていても、現実にはそれらの現象が生じている為、これを防止するには、油を利用し対応する事を提案する。さらに、漏斗または円錐状の筒形ガイドリングは、市販品で扱われているリングではなく、筒状部の長さをオリジナルサイズに設計し、リールから伸ばした釣糸を指で摘み、挿入口へコントロールしながら簡易に導糸が可能な細い釣糸先の一点に凝視させる目の錯視効果の有効性が高いガイドリング形状を提供する。これは市場に流通するガイドリングにはない新規性の高い漏斗状またはストロ状で折り畳み式または蛇腹式にもなるガイドリングである。つまり、筒状部を設けることは、導糸された釣糸の摩擦等が懸案される事から、今までのガイド考案には無いが、今日の繊維開発技術の高度な技術進化に伴う事と、挿入口と放出口にラバー上の段差が生れる事により筒状の形状を形成するに至った。その上、眼科医師、参考文献や引用文献等による学説を基にし、心理学を併せ、明度・彩度・間隔・形状に於いてのガイド配置の組み合わせを考慮した結果、広く公知されているオブアートのヴィクトールバザルリの作品で表されたバサルリ錯視説、特に有効なデルブーフ錯視説、ジャストロー錯視説の組合せにより考案された漏斗状のガイドリングであり、この効果は大きく、釣人が簡易に導糸できる新規性のあるものである。また、二重構造の漏斗状または円錐状の内輪筒は内側に導糸させた釣糸が、外輪筒の縁と嵌合または接解し、糸切れを招くが、内輪筒を若干外輪筒より長めに張り出させる事により糸切れを防ぐと同時に釣糸の可動範囲を大きくする効果をもたらす。
上記課題を解決するため、本発明は釣竿に装着されたリールから伸ばされた釣糸を通すガイドを簡易に導糸できる二層回転開閉ガイドリング装置であって、概円形をしたリングに破断開口部を設けてあるが二層回転開閉式装置を設置し、内輪部に施された膨張部の一方向への回転により釣糸挿入口の開閉を確保すると同時に、前記内輪部の挿入口には釣糸保護のためロート形状のセラミック樹脂等ラバーを嵌合装着する事により、導糸時の滑らかな挿入と、挿入後の釣糸がガイド孔から放出をさせない形状となる。また、回転軸に対して常に水平垂直の為、ガイド内側には糸切れ・横連れ等からの釣糸保護を考慮した強靭剛性、柔軟性に優れたカーボン・セルロースナノファイバー・セラミックのカバー類は当然成形中に圧力を樹脂に加え膨張させて密着を図る事は現在もされており、環状溝から外れないようその他の方法としては深絞りする事で、ガイド内面の剛性も強くなり摩擦を抑え滑らかに形成する。その上、パイプ式の油を塗布させる油循環式パイプ型ガイドリングの形成であるが、これについては、油は分子量が大きく液体としては水などに比べ粘性が高く皮膜も丈夫で物体間の摩擦を軽減させるほか、金属の酸化による錆を誘発させない等の利点があるからである。特に、植物由来の潤滑油は人体に対して無害であり食品機械にも使用され、環境汚染防止や環境保全の観点から、鉱油・合成油の代替が進んでいる点も考慮しなければならない。その他、高分子系は回転体輪にコーティングを施したり、直接ガイドリング体器材料としても使用出来、これらはクリーン性が必要な用途や腐食環境で使用する場合に適しており、釣場等には最適でもある。また、雰囲気依存性が低いので、大気と空気を繰り返す用途の潤滑としては一考するも、▲1▼ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)▲2▼ポリミド(P)の高分子系には図 で示すとおり、2種が公知されている。上述した油にも依るが、ガイドリング内での摩擦・磨耗を和らげる事を計り、釣糸による捩れは軽減が出来、ガイドリングの破損問題の軽減にもなる他、油とセラミックの関係に於いて未だに不明点はあるが有効性として油の冷却潤滑効果は糸切れを防ぐ。漏斗または円錐状の筒形ガイドリングも同様に、その導糸口と放出口の概円形のリングには釣糸保護のため樹脂等ラバーを嵌合装着し、ガイド筒状内側には糸切れ・横擦れ等からの釣糸保護の為、0.数ミリから1mmの釣糸保護を施し、海水用には魚種により考慮した強靭剛性、柔軟性に優れたセラミックを使用する事で、ガイド内面の剛性も強くなり摩擦を抑え滑らかに形成する。その他、淡水用・海水用により、漏斗または円錐状の筒形ガイドリングは材料も異なり、海水での使用後は手入れ等もあるため、精密で高級なガイドリング・釣竿である場合、利用時の扱い方および手入れの差別化は当然とも言える。
また、釣糸の摩擦・磨耗を防ぐために、ガイドリング内側にセラミックによるクッションを設けるが、セラミックに内圧を加え膨張させ、ガイドリングに対し密閉度を高める事により、ガイドリングの強度・剛性も増し、クッションについてのトラブルも回避出きる。勿論、これらもガイドリングの有効体積計算方法で内圧を算出する事が出来るのも公知である。しかし、図30のように部材に穴や溝がある場合には、軸方向に引張ると応力は一様に分布せずに溝や穴の周囲で局所的に高くなる。このような現象が応力集中であり、最大応力σmaxを見かけの平均応力(応力集中を無視した最小断面に対する応力)σmで割った値αを応力集中係数である。
無限に広い円形板に長軸の長さ2a、短軸の長さ2bの楕円の穴があいている場合を考え、この板に図31のように引張り応力σoが作用すると、図中の点A、Bで最大応力が生じて次のように表わし、
ここでρは点A、Bでの曲率半径を表し、楕円孔の形状が扁平になるに従って曲率半径ρが小さくなる。したがって、図32(B)の穴の方が(A)の穴より大きな応力を発生させる。また、き裂ではρ=0に近く非常に大きな応力集中が生じるため破壊を起こしやすくなり、この応力集中はしばしば破壊事故の原因となる事から設計にあたっては大きな応力集中が生じないように出来るだけ大きな丸みをつける。この応力集中の検討は、横長な楕円孔を上下方向に引張るaを一定にしてbを小さくする状況に対応し、この時、上述式からσmaxが非常に大きくなる。さらに、bを一定にして小さくし縦長な楕円孔を上下方向に引張る事になる場合、上述式から最大応力σmaxは平均応力σoに近づき「応力集中が生じない」との結果を計算式で求め、ガイドリングを破断した事による捩じれやよじれ、強度・剛性等の低下を防ぐ金型により弱点の解決を図り、ガイドリング材料の厚さ、中空構造で強度を弱めず軽量化をした。中空強度については次の式で求められる。
中空軸においては
となるから(88)より
長さι間のねじり角度
肉薄円筒では肉厚tは小であるからd2=d、d1=d−2tとおいて(89)(90)に代入しt2以上の高次の項を省略すると
無限に広い円形板に長軸の長さ2a、短軸の長さ2bの楕円の穴があいている場合を考え、この板に図31のように引張り応力σoが作用すると、図中の点A、Bで最大応力が生じて次のように表わし、
ここでρは点A、Bでの曲率半径を表し、楕円孔の形状が扁平になるに従って曲率半径ρが小さくなる。したがって、図32(B)の穴の方が(A)の穴より大きな応力を発生させる。また、き裂ではρ=0に近く非常に大きな応力集中が生じるため破壊を起こしやすくなり、この応力集中はしばしば破壊事故の原因となる事から設計にあたっては大きな応力集中が生じないように出来るだけ大きな丸みをつける。この応力集中の検討は、横長な楕円孔を上下方向に引張るaを一定にしてbを小さくする状況に対応し、この時、上述式からσmaxが非常に大きくなる。さらに、bを一定にして小さくし縦長な楕円孔を上下方向に引張る事になる場合、上述式から最大応力σmaxは平均応力σoに近づき「応力集中が生じない」との結果を計算式で求め、ガイドリングを破断した事による捩じれやよじれ、強度・剛性等の低下を防ぐ金型により弱点の解決を図り、ガイドリング材料の厚さ、中空構造で強度を弱めず軽量化をした。中空強度については次の式で求められる。
中空軸においては
となるから(88)より
長さι間のねじり角度
肉薄円筒では肉厚tは小であるからd2=d、d1=d−2tとおいて(89)(90)に代入しt2以上の高次の項を省略すると
穂先ガイド孔を小さく狭くしているのは効率的でなく、穂先の動きや状態の確認をするのは不便であり、軽量化をする事でガイド孔が大きくなり導糸も簡易となる為、開口部の無い軸受を利用する事が可能となる。初心者には穂先を外輪と内輪からなる2重構造の揺動軸受にする事と、さらにその内輪部内側に漏斗形状の導糸部による錯視効果が得られる上、内輪が上下左右360度可動し、糸切れ防止となる。これは従来からある重量が重く170度を限度とした自在の動きが出来ない可動式スイングローラー型の穂先とは違い世界初の穂先ガイドである。また、穂先がガイドを小さくするのは今日に至っては軽量化・剛性・釣竿の進化を考えると意味は無いのである。また、ガイドはむしろ大きくし、それによる釣竿の捩れを防ぐにはガイドの高さを抑え、釣竿との距離をより近くする事で防ぐ事が出来る。但し、筒状漏斗型ガイドリングの場合は、穂先の動きや状態の確認をするのは大きい口径で釣糸の出口を狭くする事で錯視効果も認められる上、穂先の動きや状態の確認も出来る利点があり、穂先ガイド孔が小さく狭くしていても効率的で便利である。その根拠の一つとして、ガイド形状を漏斗型の筒状にする事で、広く公知されているオブアートのヴィクトールバザルリの作品で表されたバサルリ錯視説、特に有効なデルブーフ錯視説、ジャストロー錯視説が適用され、筒状のガイド挿入口がより大きく見え、導糸が簡易と成り得る。但し、ガイドリングを大きくする事により錯覚・錯視は不要になる。
一方、本発明の漏斗または円錐状の筒形ガイドリングは悪天候により特に冬期での導糸には釣糸をガイド孔におさめる事が非常に簡易となる。それは、風に対し、筒状部は風防を補助する役割も兼ねる。また、その筒状部の内側は摩擦等に対応した仕様が可能な材料であって、セラミックや金属にもプラスチックの成形技術が使われ、高温で焼く事により、プラスチックは燃え更に焼くと丈夫なセラミックの成形品となる。その鍵となるのは金型であり、精巧であれば精度の高いガイドリングの進化にもなる。
本発明の回転揺動漏斗型ガイドリングや油循環式パイプ型ガイドリングによれば、現時点では釣竿重量を多少増す事はあるが、実験中であるセルロースナノファイバーの完成を待つことにより、重量の問題も解決が近い。さらに糸切れや糸伸びも無く、ガイドリングに開口部を設け膨張部等の二層回転開閉ガイドリング装置で釣糸の挿入口を開閉する事により釣竿に付帯されたガイドリングを複数同時に糸通しが素早く容易に行われる。回転揺動漏斗型ガイドリングと比較し、二層回転開閉ガイドリング装置は試作段階でも半分以下の重量となり、従来のガイドリングと殆んど変わりなく軽量である。
また、回転揺動漏斗型ガイドリングや二層回転開閉ガイドリング装置、油循環式パイプ型ガイドリングに使用する材質は軽量・比強度・高耐食性・生体適合性・非磁性の特性と、白金に並ぶ卓越した耐海水性があるβチタンとし、これはチタン素材に於いて、純チタンの比ではない上、特性のある軽量化や強い剛性を得られ、加工技術やメッキ技術も発展している事から錆び難い。ただし、構造上、重量が重くなる場合、カーボンまたはβチタン、アモルファスウイスカー、セルロースナノファイバー、セラミック等が剛性・弾性を含め堅牢で最適な材料にもなる。また、釣糸を挿入する二層回転開閉ガイドリング装置は、クロムメッキを施し錆びの防止と併せ、研磨技術の高い今日では、重量にもよるが釣糸との摩擦が殆ど無く接触は滑らかで糸に傷や折れ曲がりを防ぐ効果もある。二層回転開閉ガイドリング装置を施した事の新規性は類例が無く、それらには耐摩耗性と滑らかな表面仕上げのシリコン皮膜材が施される。その上、油循環式パイプ型ガイドリングは分子量が大きく液体としては水などに比べ粘性が高く皮膜も丈夫で物体間の摩擦を軽減させるほか、金属の酸化による錆を誘発させない等の利点がある植物由来の油を塗布させるパイプ式のガイドである。また、回転揺動漏斗型ガイドリングや二層回転開閉ガイドリング装置、油循環式パイプ型ガイドリングを併用した構造のガイドリングも有効である。
さらに、穂先等のガイドリングは、指先で簡易に導糸する挿入式を前提とするため軽量化し、ある程度ガイド孔を大きくする事が可能となる。今よりガイドは大きくする事が重要である。
また、開口部や二層回転開閉ガイドリング装置にはジメチルポリシロキサン溶剤で優れた揮発性耐磨耗性膜を作り、糸傷がつかず滑りやすい特性があるシリコン皮膜材を使用し、耐摩耗性と滑らかな表面仕上げを形成する。当然、油を塗布させるパイプ式のガイドの兼用であるが、ジメチルポリシロキサン溶剤と混合する事も化学的に有効であれば一考する事になる。
一方、漏斗または円錐状の筒形ガイドリングによれば、数gから10g程度があるガイドリングを12個程度合計すると、現時点では釣竿重量を多少増す事はあるが、実験中であるセルロースナノファイバーの完成を待つことにより、重量の問題も解決が近い。さらにベルヌーイによれば、流体は狭くなった部分を通過するため、釣糸が押し狭められて放出口方向に対し強く張り、糸よれが少ない事も利点である。強風時での釣竿全体に対する風当たりは増し、竿揺れは激しく受けることはあるが、最近の竿は短く、強く剛性が高いため大きな破損原因は免れる事は風圧試験で実証されている。但し、釣りが出来ないような余りにも強い風の場合は仮定しない。
また、漏斗または円錐状の筒形ガイドリングに使用する材質は軽量・比強度・高耐食性・生体適合性・非磁性の特性と、白金に並ぶ卓越した耐海水性があるβチタンとし、これはチタン素材に於いて、純チタンの比ではない上、特性のある軽量化や強い剛性を得られ、加工技術やメッキ技術も発展している事から錆び難い。ただし、構造上、重量が重くなる場合、カーボンまたはβチタン、アモルファスウイスカー、セルロースナノファイバー、セラミック等が剛性・弾性を含め堅牢で最適な材料にもなる。内輪は研磨技術の高い今日では、釣糸との摩擦が無く接触は滑らかで糸に傷や折れ曲がりを防ぐ効果もある。その上、それらには耐摩耗性と滑らかな表面仕上げのシリコン皮膜材が施される。また、ガイドリングや付帯する部品部材等もカーボン樹脂で形成する事も一考であるが、海水用の材料部分は錆対策として前述した通り、セラミック等樹脂に対しての塩結晶対策としてはガイドリングの脱着式とする事により水洗い等を可能とする事も一考する。
さらに、穂先等のガイドリングは、指先で簡易に導糸する漏斗状または円錐状で、折り畳み式または蛇腹式の挿入口であるため軽量化し、ある程度ガイド孔を大きくする事が可能となる上、ガイドにあたる強風で釣竿が煽られる事も防止するが、その為の使用材料には考慮が必要となる。その上、穂先の釣糸出口口径は、直径1.5mm〜2mm程度であるが、広く公知されているオブアートのヴィクトールバザルリの作品で表されたバサルリ錯視説、特に有効なデルブーフ錯視説、ジャストロー錯視説の組合せにより考案された漏斗状であれば、狭い挿入口であっても錯視により簡易に導糸が可能となる。一方でガイドリングのサイズを増す事も必要である。
一方、本発明以前に考案出願した軸受は非常に精度の高いものであるが、リール同様、取扱い時に強い衝撃を与える事で傷や割れ等が生じ、故障の原因になる場合もある。そこで、本発明のすべてのガイドについては、通常、軽油または灯油を利用している洗浄油で手入れをし、常に清潔に保つことで錆びや金属劣化を防ぎ、長期の使用が可能となる。長期間に於いて洗浄油を補給しなくても金属のビツカス硬度も高く、厳選された高炭素クロム軸受鋼材を使用し焼入れ後、燐酸塩被膜処理をし、二硫化モリブデンをコーティングしてあるため、安全に使用可能となる。また、セラミックで開発する事も現在形成中である。
また、本発明の回転揺動漏斗型ガイドリングのガイド孔構造は漏斗形状・軸受機能を保持している為、釣糸がガイドリング孔内で左右上下のブレに対し、内輪部となるガイドリング孔そのものが左右回転を有する事により、糸ずれは極めて少なく、釣竿に対するねじれを防ぐ事が可能である。これは釣竿の軸に対しても影響を及ぼし、竿のねじれによる破損の回避となり、ヒットした獲物を取り逃がす事も防ぐ重要な回転揺動漏斗型ガイドリングを提供する。
一方、左右をはじめ全方向に可動するため獲物をスピーディーに全方向に追跡することが可能になる回転揺動漏斗型ガイドリングは、外形面に同形の球面に仕上げた内輪と漏斗部を組み込み、それらは高炭素クロムで加工する事により塩水にも強く、さらに剛性を増すために焼入し、精密研削で仕上げる。その上、燐酸塩被膜処理をし、二酸化モリブデンの被膜を施す事で、塩害には非常に強くなるため、これにより360度以下で揺動運動を可能とすることから揺動速度、揺動角度、周囲条件、密封状態を設定し、右往左往するターゲットの魚に対する可動域や順応力がし易くなるガイドリングとなる。勿論、セラミックを使用する事により潤滑油を注入し、錆びの心配をする必要は無くなる。しかし、釣糸の掻傷防止には、油循環式パイプ型ガイドリングに設けた植物由来の潤滑油の他、メチルポリシロキサン溶剤を注入し、ガイドリング内に油を塗布する事は大型魚に対して必要に応じ使用すると良い。
さらに、今日までの釣り具に於いて、魚種による選別が為され販売をされているが海水用と淡水用と大別することの方が、釣竿に施す加工技術も特徴を活かした物となる。ただし、塩水濃度が5%以下の場合は大別する事無く使用も可能となる。それは5%を超える海水は世界中に無いからである。
また、内輪は糸傷がつかず滑りやすい特性があるシリコン皮膜材を使用し、耐摩耗性と滑らかな表面仕上げを形成する。つまり、材料の進化により、口径が広く長い形状のガイドリングを形成するに至った。
さらに、漏斗または円錐状の筒形ガイドリングは、外輪の肉厚を薄く仕上げ、軽い金属であるβチタンや樹脂系であればセルロースナノファイバー、カーボン等を用いて表面硬化で加工し、耐摩耗性を高くした上で樹脂とセラミックラバーを施す事で、内面にある鋭角で鋭利なリング縁や凹凸等の問題点を解決する事が出来、新規性の筒状スライド式ガイドリングを提供する。また、セラミックを利用する事により、より簡易なガイドリングとなる。
漏斗または円錐状の筒形ガイドリングは全てのガイドに、釣糸を指先によりコントロールしながら押し込むだけの挿入式導糸であるため、通常ヘラ糸の0.6mmから1号糸と呼称されている細い糸や更に細い釣糸でも素早く穂先まで届き全てのガイドに対し容易に配置が出来る。前述したセルロースナノファイバーを使用しガイドリングの軽量化による形状の大型化を図る事も一考である。また、静電気除去方法の進化もこれを可能とし、当然この方法は本発明にも採用されている。
さらに、本発明の漏斗または円錐状の筒形ガイドリングでは2重構造の折り畳み式または蛇腹式であってもガイド孔構造は糸ずれが極めて少なく、釣竿に対するねじれを防ぐ事は前記した通り、竿上に小型揺動リングとの組み合わせでセットする事により可能となる。これは釣竿の軸に対しても影響を及ぼし、竿のねじれによる破損の回避となり、ヒットした獲物を取り逃がす事も防ぐ重要な軸受挿入式ガイドリングを提供する。
一方、錘や漁獲時により強い引きにより弧となるも、漏斗または円錐状の筒形ガイドリングはシリコン皮膜を塗布し、釣糸保護性能の最も高い樹脂系で内部リング孔を形成する事により釣糸との接点は研磨され、釣糸が摩擦による磨耗を防ぎ、糸切れの原因を省く構造であると同時に、筒状部の設置面は従来通りのフレームであるが、竿上空間にあり、竿への影響は無い。
また、過酷な条件に対して、ガイドリングがより滑らかで強靭さを求められている。そこで、内輪に釣糸の保護をする樹脂系のラバーを嵌合させ、釣り上げ時の動作の負荷を抑える事で、釣糸の糸切れ等を防ぐ。当然、ガイドリングは釣竿の性能に準じて配置する意図がある。ここで従来の細いガイドリングより、本発明の口径の広いガイドリングが強い反発係数を示すため、釣糸のひずみを小さくする事ができ、釣糸の巻上げロスは少なくなり取り込みにも有効である。
一方、軸受は非常に精度の高いものであるが、リール同様、取扱い時に強い衝撃を与える事で傷や割れ等が生じ、故障の原因になる場合もある。そこで、本発明のすべてのガイドについては、通常、軽油または灯油を利用している洗浄油で手入れをし、常に清潔に保つことで錆びや金属劣化を防ぎ、長期の使用が可能となる。ただし、軸受はグリス等が初期段階で充填されおり、長期間に於いて洗浄油を補給しなくても良い。また、腐食性は潤滑性能の高さもあり、酸化安定性は適正な洗浄油で手入れする事により、金属のビツカス硬度も高く、厳選された高炭素クロム軸受鋼材を使用し焼入れ後、燐酸塩被膜処理をし、二硫化モリブデンをコーティングしてあるため、安全に使用可能となる。また、必要に応じ、パイプ式ガイドリング内側に油穴を設けることにより、潤滑も容易に出来る。
本発明の回転揺動漏斗型ガイドリングや二層回転開閉ガイドリング装置は釣糸が絡む事無く一定方向へ導くために、竿体の先端まで従来通り付帯させ、それらに釣糸を指先で押し入れ、竿の穂先から出した後に錘と針を装着し竿体の振り上げ振り降ろしにより目的位置まで飛ばす事が出来る。これらの研究は国内外の漁労関係者、漁師、水産試験場、水産学校等の研究データ指導に基づいた考案でもある。特に穂先の軸受揺動式ガイドリングの有効性については獲物に対し全方向追跡ガイドとし、釣りが出来る範囲の強風時に釣竿は風の影響を受け、穂先が激しく暴れ釣糸が風に流される中、軸受揺動式ガイドリングの働きにより釣糸の動きは一定する事が報告され有効性が裏付けられている。
さらに、漏斗または円錐状の筒形ガイドリングも釣糸が絡む事を形状により防ぐため、一定方向へ導くように、竿体の先端まで従来通り付帯させ、それらに釣糸を指先で潜り通し竿の穂先から出した後に錘と針を装着し竿体の振り上げ振り降ろしにより目的位置まで飛ばす事が出来る。これらは広く公知されているオブアートのヴィクトールバザルリの作品で表されたバサルリ錯視説、特に有効なデルブーフ錯視説、ジャストロー錯視説が適用され、研究データに基づいた考案でもある。特に穂先の漏斗状ガイドリングの有効性については、強風時に釣竿は風の影響を受け、穂先が激しく暴れ釣糸が風に流される中、漏斗状ガイドリングの働きにより釣糸の動きは一定する事が報告され有効性が裏付けられている。
従来からの導糸方法は、リールから引き出された釣糸を、竿上に付帯された穂先まであるガイドリング環状孔の1箇所毎に指で潜らせるが、今日に至るまでこの不便な方法は変化をしていない。本発明の二層回転開閉ガイドリング装置挿は、狭小のガイド間の幅での配置であれば、釣糸を複数個所へ同時に指先で押し込み導糸する事が可能となる。勿論、ガイド取付け位置等も釣竿や釣糸の条件を含め、図16の計算式で算出できる。但し、本発明の漏斗または円錐の筒状ガイドは、狭小のガイド間の幅や、挿入口の小さいガイドであっても錯視効果も加わり、釣糸を簡易に指先で潜らせ導糸する事が可能となる。
一方、従来から市場に流通されている軸受玉軸と呼ばれる球体形は、外輪・内輪・球体・ケージで構成され、球体とケージを嵌合し、これが回転する構造となる。また、針状コロと呼ばれる軸受は、細い針状円柱形のコロと外輪・内輪で構成され、円柱形が細いため回転部が小さい構造となる。この原理を元に、本発明では回転揺動漏斗型ガイドリングに利用するため、使用する材質は軽量・比強度・高耐食性・生体適合性・非磁性の特性と、白金に並ぶ卓越した耐海水性があるβチタン又は樹脂とし、これはチタン素材に於いて、純チタンの比ではない上、特性のある軽量化や強い剛性を得られ、加工技術やメッキ技術も発展している事から錆び難い。ただし、構造上、重量が重くなる場合、カーボンまたはβチタン、アモルファスウイスカー、セルロースナノファイバー、セラミック等が剛性・弾性を含め堅牢で最適な材料を使用する。これらの材質を利用し、概円形をしたリングに破断開口部を設けた外輪部と一部に膨張部を施した変形内輪部、それらに回転ストッパーを付帯させ、変形内輪部の一方回転により一部に設けた膨張部で釣糸挿入口の開閉を確保する。変形内輪部の挿入口には釣糸保護のためロート形状のセラミック樹脂等ラバーを嵌合装着する事により、導糸時の滑らかな挿入と、挿入後の釣糸がガイド孔から放出をさせない形状となる。漏斗形または円錐形は、伸縮可能なスライド、蛇腹式は後部を前部内側に格納しガイドを概リング状にする。釣糸挿入口と後部釣糸放出口には釣糸保護のため樹脂等ラバーを嵌合装着する事により、導糸時の滑らかな挿入と、挿入後の釣糸が筒状内面に擦れない形状となる。ただし、釣具の材料等の多くはカーボン製品が多く、通電性の導体である事から、静電気が誘導されて漏斗または円錐状の筒形ガイドリングの内部壁面に釣糸が張り付いてしまう事を防止するため、静電気除去剤加工をする場合もある。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例について説明する。ガイドリング構造用鋼材のねじり、言い換えると形鋼材断面のねじりこわさを算出する事は可能であり、ガイドリングの破損は無い。図24のガイドリングのように切り離した円環や円弧形断面は、断面の中心線の長さを長辺とする長方形断面に置き換えて、
Cは軸がねじれやすいか否かを示す係数で、にじりこわさ或はねじり剛性ということは比ねじり角、或はねじり率と呼ばれる。それにより断面周辺に於けるせん断応力(引張応力)Taは、Ta=Gγ=Gaθとなる。これを適用して、即ち中心角がφである円弧形断面の場合
切り離した円環の場合は、上式にφ=2πで代入する。また、内輪を横断した切断口を覆い塞ぐ事により、釣糸切れを防ぐ装置で、ガイドリング孔は滑らかに糸切れの無いようにした。これを一例として示すと、両端支持はりABに集中荷重Pの作用する場合を考えて、この場合、支点A,Bにおける反力は
荷重の作用点Cより左にある任意断面mnでは
これらFおよびMは、図26および図27を参照するといずれも正である。また、Cより右の部に対しては
以上を図に表すと、せん断力図および曲げモーメント図28となる。
さらに、数種のはりについては、図29で示すが、せん断力図および曲げモーメントはこのように計算できるのである。FおよびMは図26、図27に示すように互に反対な二つの場合があり、正負の記号を用いてこれらを区別する。この場合、正負に関する規約は全く自由であって、ただ便宜上の問題に過ぎないが、両図(a)に示されるようなものを正と考える。即ち、せん断力は左方部分に対し右方部分をずり下げようとするものを正とし、その逆を負とする。また曲げモーメントは、はりを上へ凹に湾曲させるものを正とし、はりを上へ凸に湾曲させるものを負とする。
Cは軸がねじれやすいか否かを示す係数で、にじりこわさ或はねじり剛性ということは比ねじり角、或はねじり率と呼ばれる。それにより断面周辺に於けるせん断応力(引張応力)Taは、Ta=Gγ=Gaθとなる。これを適用して、即ち中心角がφである円弧形断面の場合
切り離した円環の場合は、上式にφ=2πで代入する。また、内輪を横断した切断口を覆い塞ぐ事により、釣糸切れを防ぐ装置で、ガイドリング孔は滑らかに糸切れの無いようにした。これを一例として示すと、両端支持はりABに集中荷重Pの作用する場合を考えて、この場合、支点A,Bにおける反力は
荷重の作用点Cより左にある任意断面mnでは
これらFおよびMは、図26および図27を参照するといずれも正である。また、Cより右の部に対しては
以上を図に表すと、せん断力図および曲げモーメント図28となる。
さらに、数種のはりについては、図29で示すが、せん断力図および曲げモーメントはこのように計算できるのである。FおよびMは図26、図27に示すように互に反対な二つの場合があり、正負の記号を用いてこれらを区別する。この場合、正負に関する規約は全く自由であって、ただ便宜上の問題に過ぎないが、両図(a)に示されるようなものを正と考える。即ち、せん断力は左方部分に対し右方部分をずり下げようとするものを正とし、その逆を負とする。また曲げモーメントは、はりを上へ凹に湾曲させるものを正とし、はりを上へ凸に湾曲させるものを負とする。
図25は、曲げとねじれを受ける丸輪、またその輪が中心的に強度な圧力とねじり
力Fによるせん断応力の3つを組み合わせて求める事が通常である。しかし、短い物はせん断力Fによるせん断応力は当然ゼロであり、ある場合でも小さいので考慮しなくても良いが、これも計算で求める事が出来ると考え、これらを含め形成する事も必要であろう。
力Fによるせん断応力の3つを組み合わせて求める事が通常である。しかし、短い物はせん断力Fによるせん断応力は当然ゼロであり、ある場合でも小さいので考慮しなくても良いが、これも計算で求める事が出来ると考え、これらを含め形成する事も必要であろう。
図1で示す様に、ガイド開口部7は、一般的に流通されている釣糸3の最大幅が最大口径であり、それを基準として可能な限り狭くする事が第一であり、それにより球体回転式導糸挿入口を補完する。併せて、ガイド部外形12や脚部フレーム4の強度を保持することも可能となる。
図2ではリール2から引き出された釣糸3を指先で持ち、軸受挿入式ガイドに釣糸3を直線的に張った状態で押し入れ、挿入するが、従来からある全てのガイドに釣糸3を潜らせる事より、押し込むだけの挿入式導糸であるが、釣糸3の目覚ましい発展開発により、釣糸3は強く細い糸になり、切れる事や、曲がる、傷をつけるなどは殆んど無く、素早く穂先まで全てのガイドに対し容易に導糸が出来る。
図3では、釣糸が軸受挿入式リングに直線的に張った状態で挿入される図を示しているが、釣糸の発展により現在は糸切れや糸伸びも殆んど無く、挿入する際にそれらの問題が起こる事は無く、全ての軸受挿入式ガイドへ容易に利用出来る。また、ガイドリングの切断による開口部7強度を下落する事を防止する破断部開閉装置を装着し、開口部7は材料の硬度・強度・剛性のねじれ等の破損防止について機械的性質で示してある。但し、装着する釣竿等の条件にも左右される。
さらに、回転揺動漏斗型ガイドリングや二層回転開閉ガイドリング装置、油循環式パイプ型ガイドリングの形状は概円形状であり、釣糸3の挿入前後の糸切れや糸伸び、糸絡みも殆んど無いが、最大限の防止をするためガイドリング内側に環状溝を施し魚種によりセラミック・カーボン等を嵌合する。また、丸みを帯びたガイド開口部に保護ラバーの接触は無いため違和感も無く1箇所の導糸にかかる数秒の時間も変わらない。
ただし、ガイドの形状については完全な円形にする事が理想で、丸みを帯びた開口部や丸みを帯びた挿入口の開閉部となる膨張部を緩やかに設定が可能となる。それにより開閉口が保全包括する形状となる為、外部との接触における破損トラブルを防ぐ事も出来る。その上、フレームや外輪部と回転体の形状による凹凸はセラミック樹脂により形成補整を施し更に滑らかな形にしている。勿論、潤滑油の有効性は必要と思われる。
さらに、膨張部を固定するため、ストッパーを装備する事により、釣糸3の放出や糸保全効果も大きくなる。
また、回転揺動漏斗型ガイドリングや二層回転開閉ガイドリング装置、油循環式パイプ型ガイドリングの内側に数ミリの環状溝を施し、魚種により強靭剛性、柔軟性を考慮したカーボン・セラミック・セルロースナノファイバー等を嵌合する事で、剛性が強くなり重い錘を使用して遠投も可能となる。
また、釣糸を回転揺動漏斗型ガイドリングや二層回転開閉ガイドリング装置、油循環式パイプ型ガイドリングのリング孔から抜き取る事は、従来と同様の方法となり簡易である。
その上、二層回転開閉ガイドリング装置は一部に膨張部を施した変形内輪部により、軽いタッチで開閉をし、導糸の際は挿入口を開口したままで導糸する為、釣糸3が金属同士で挟まる事は無く、さらに耐摩耗性と滑らかな表面仕上げのシリコン皮膜材を塗布する。それらにより、釣糸3が挿入しやすい概楕円状または直線である挿入口となる事から、素早く挿入され釣糸ガイド孔の外部に引っ掛かりや外れる事を防止出来る。
また、変形内輪部に施したストッパーの形状は円柱状等の任意となり、さらにセット方式として、差込式の他、ボタン式、ワイヤー式等、何れも任意な方式で限定させない。それは何れも構造的に可能であり、使用方法により変更される事も予測出来ル事から任意としておく。
図9や図10または図1に示すように、フレーム4に装着した回転揺動漏斗型ガイドリングや二層回転開閉ガイドリング装置、油循環式パイプ型はフレーム4によりリングの外輪部が固定される。使用する材質は、軽量・比強度・高耐食性・生体適合性・非磁性の特性と、白金に並ぶ卓越した耐海水性があるβチタンとし、これはチタン素材に於いて、純チタンの比ではない上、特性のある軽量化や強い剛性を得られ、加工技術やメッキ技術も発展している事から錆び難い。ただし、構造上、重量が重くなる場合、カーボンまたはβチタン、アモルファスウイスカー、セルロースナンオファイバー、セラミック等が剛性・弾性を含め堅牢で最適な材料を使用するが、あくまでも、本発明は海水用・淡水用で区分化されている。しかしセラミックを使用する事により、錆びの防止となる潤滑油を注入する必要はないが、パイプ式ガイドリングではパイプ中に植物由来の潤滑油の他、ジメチルポリシロキサン溶剤を注入し、滑りを良くする事で釣糸に出来る限り負担にならないよう形成している。
本発明の二層回転開閉ガイドリング装置は、ワンタッチ式の簡易押し込みを目的としている為、釣糸の横擦れによる破損を含む摩擦の回避や糸切れを保護する必要最小限の口径となるが、変形内輪部の一部に施した膨張部が回転して挿入口を閉鎖する為、外輪部の開口部口径は釣竿に付帯させる位置により任意サイズであり、より導糸の挿入が簡易となる。但し、大型魚を狙う釣竿に付帯するガイドリングはリング孔が広いため、ガイドリングの切断による開口部は任意とするが、図7で示すとおり油循環式パイプ型ガイドリングへの植物由来の潤滑油▲1▼ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)▲2▼ポリミド(P)の高分子系には、2種が公知されており、それらの潤滑油にも依るが、ガイドリング内での摩擦・磨耗を和らげる事を計り、釣糸による捩れは軽減が出来、ガイドリングの破損問題の軽減にもなるため、潤滑油を塗布する事による釣糸の保護は重要である。
図5の様に、二層回転開閉ガイドリング装置の一例として、外輪部と一部に膨張部を設けた変形内輪部を組み合わせ一方回転となるが、限定された一定の回転距離となり、丸みを帯びた破断開口部を合わせる場合には、より簡易に出来る。ただし、これにより導糸された挿入後の釣糸が一瞬の引っ掛かりや擦れ等、糸擦れや釣竿の捩れを弱める、或いは少なくなる構造には変わりはない。
図5で示した通り、釣竿1に配置するリール2はスピニングリールの他、電動リール等多種があり、全てにおいて対応が可能となる。
一方、釣竿は投げ竿だけでなく、従来から使用されている落とし込み竿上に付帯されたガイドリング孔を必要とする全ての竿に共有する。
回転揺動漏斗型ガイドリングや二層回転開閉ガイドリング装置、油循環式パイプ型ガイドリングは釣竿導糸環として竿上に数か所または全箇所に同種類または数種類で付帯させる事も任意である。
回転揺動漏斗型ガイドリングや二層回転開閉ガイドリング装置、油循環式パイプ型ガイドリングは、魚等を釣り上げる竿に対し動的なエネルギー加重がかかるリール2に近い位置から付帯させ、二層回転開閉ガイドリング装置には変形内輪部の一部にある膨張部により丸みを帯びた破断開口部を開閉させるが、内輪部でリング内の上部より支える上で擦れ・ねじれ防止にも効果を持ち破壊防衛を図れる。
図18については、二層回転開閉ガイドリング装置を穂先用のガイドにセットし示したが、穂先用8以外の竿体1に二層回転開閉ガイドリング装置を付帯するとしても利用可能となる。回転揺動漏斗型ガイドリングについても同様である。また、穂先8は柔らかく作られ、風や釣糸3から伝わる動作が敏感である為、内径や外径も広くしその上、軽く、より簡易に挿入するようにストッパー等を外す事も一考となる。また、引き出した釣糸3の取り込みによる穂先での錘ヨリ戻しがガイドリングと衝突してもそれにより破損する事は最大230kgにも耐える強度を堅持する事で実験により防御出来た。
また、一般的に竿上のガイドは、穂先8から手元リール側2に向かい内径が広くなり、強風の場合は、竿上のガイド間で釣糸が吹き飛ばされ、釣糸3が垂れる、糸ふけの現象が起こるため、本発明の回転揺動漏斗型ガイドリングはリング孔を揺動式にする事で風圧を逃し、それらの防止にもなる。さらに、通常のガイドリング孔より漏斗状の形態である為、風の影響が少ない。
本発明の二層回転開閉ガイドリング装置は、挿入口9を上部に配置している場合は、釣竿1を立てながら押し入れる際にも簡易な導糸となる他、ガイドフレーム4に装着する際に、ガイドリングはどの形状も多方向に開口部7を向け、左右の利き手やリール方向に合わせ設置する事も可能となる。
一方、既存にある図3(A)・(B)のガイド滑車部分15を切断開口部7の設けていない回転揺動漏斗型ガイドリングへ変える事により、リール2の最大の欠点を補える事が考えられ、実験でもその効果は出ている。また、図3(C)穂先用8の滑車部分15も図10の通り、内輪部が回転する二層回転開閉ガイドリング装置へ変える事で上述した効果が同様に得られた。その上、ガイドのデザインも含めた変更により、軽量化も図れ、バックラッシュの現象にも繋がり、スピードのある振り出しが出来る。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例について説明する。図13で示す様に、左側の図形は明るく見える。つまりこれを本発明のガイドリング構造に置き換えた場合、ガイドリングは中央に孔があり、外形は漏斗形(円錐形)であり、筒状となっている内部には強度構造である角の部分に丸みをつけた四角錐のラインを設け、バサルリ錯視理論である対角線を利用した内部が明るく見えるような構造となり、当然、小さく狭いリング孔でも開放される他、筒状の中は反射するようにコーティングする事で、導糸が簡易となる。
図15のデルブーフ錯視は、2つの円の内、外側に大きな円を書く場合、小さく書く場合では、円の大きさが異なって見える事から、本発明のガイドリング構造で採用した場合、釣糸挿入口のラバーを肉厚にし、若干の空間が設けられる事で、後部釣糸放出口の円形が広く大きく見える事になる。勿論、角の部分に丸みをつけた四角錐のラインを設けるが、内外部に凹凸を出さない形状とし、素早く穂先まで全てのガイドに対し容易に導糸が出来、風等の影響が無い事が大きな改善点となる。
図16のエビングハウス錯視では、小さい円に大小の円を配置した場合、小さい円を配置した場合の方が大きく見える事から、これを本発明のガイドリング構造で採用した場合、釣糸挿入口のリング上に小さい円形デザインを組み入れることにより、放出口がより大きく見えガイドリング孔全体を大きく見え、導糸が簡易となる。
図19では、伸縮させない漏斗状筒形ガイドリングをガイドフレームに付帯させた図を示しているが、釣糸の発展により現在は糸切れや糸伸びも殆んど無く、さらに釣糸の出入口部にはラバーを装着するため、挿入する際にそれらの問題が起こる事は無く、全ての漏斗型筒状ガイドリングへ容易に利用出来る。
さらに、漏斗状や円錐状ガイドリングの形状は概筒形であり、釣糸3の挿入前後の糸切れや糸伸び、糸絡みも殆んど無いが出入口の開口部をラバーで肉厚し、最大限の防止をするため筒状内側に釣糸が擦れる問題も起こりにくい。
ただし、ガイドの形状については完全な漏斗または円錐状にする事が理想で、伸縮するスライドカバーを含め、重量等の問題から全体を短くする設定が必要となる。それにより外部との接触における破損トラブルを防ぐ事も出来る。その上、筒状内の形状は樹脂により形成補整を施し更に滑らかなにしている。
さらに、伸縮スライドを装備する事により、ガイドへの糸絡みや釣糸3の放出時の糸保全効果も大きくなる。一般的なガイドリングに於いては、細いリング形状の方が導糸には早いと思われている点もある中、実際には風等の影響を受けない方が早く簡易に導糸出来る。
また、漏斗または円錐状の筒形ガイドリングの筒状内側は、魚種により強靭剛性、柔軟性を考慮したカーボン・セラミック・セルロースナノファイバー等を嵌合する事で、剛性が強くなり重い錘を使用して遠投も可能となる。
また、釣糸を漏斗または円錐状の筒形ガイドリングのリング孔から抜き取る事は、従来と同様の方法となり簡易である。
その上、漏斗または円錐状の筒形ガイドリングの2重構造の伸縮式はスライドを軽いタッチで開閉をし、導糸の際は後部を伸ばしたままで導糸する為、釣糸3が金属同士で挟まる事は無く、さらに耐摩耗性と滑らかな表面仕上げのシリコン皮膜材を塗布する。それらにより、釣糸3が挿入しやすい概円状である挿入口となる事から、素早く挿入され釣糸ガイド孔の外部に引っ掛かりや外れる事や、強風がガイドにあたり釣竿全体が煽られる事を防止出来る。
図14は、ジャストロー錯視図形で、2つの同じ大きさの扇形を並べた場合、下の扇形の方が大きく見える事からこれを漏斗または円錐状の筒形ガイドリングで応用し、ラインで分割された筒状内部は正面の釣糸挿入口よりみえる扇形による形状で挿入口が大きく見える効果がある。また、外部は硬く、堅牢なガイドリングを形成してあるが、筒状内部に柔らかな材料を利用する事を鑑み、気温差、海水等での歪みが発生する可能性も含む。
また、漏斗または円錐状の筒形ガイドリングの孔形状は角の部分に丸みをつけた四角形や丸型等の任意となり、それらの場合も錯視の理論は適用される。さらに伸縮のスライド方式等、何れも任意な方式で限定させない。但し、糸絡みの発生しにくい形態は円形状が優れている。
図12に示すように、フレーム4に装着した漏斗または円錐状の筒形ガイドリングはフレーム4によりリングの外輪部が固定される。使用する材質は、軽量・比強度・高耐食性・生体適合性・非磁性の特性と、白金に並ぶ卓越した耐海水性があるβチタンとし、これはチタン素材に於いて、純チタンの比ではない上、特性のある軽量化や強い剛性を得られ、加工技術やメッキ技術も発展している事から錆び難い。ただし、構造上、重量が重くなる場合、カーボンまたはβチタン、アモルファスウイスカー、セルロースナンオファイバー、セラミック等が剛性・弾性を含め堅牢で最適な材料を使用するが、あくまでも、本発明は海水用・淡水用で区分化されている。しかしセラミックを使用する事により、錆びの防止となる潤滑油を注入する必要はない。
本発明の漏斗または円錐状の筒形ガイドリングは、錯視理論も考慮した小さく狭いガイドリングでも簡易に釣糸を潜らせる事を目的としている為、筒状部は釣糸の横擦れを含む摩擦による糸切れを保護する必要最小限の長さとなるが、釣竿に付帯させる位置により任意サイズである為、より導糸の挿入が簡易となる。但し、大型魚を狙う釣竿に付帯するガイドリングはリング孔が広いため、漏斗型筒状ガイドリングでなくても良く任意である。
さらに、これらの論理により、ガイドリング外経は通常3mm前後であるが、5mm程で仮定すると、ガイドリング内径は2mm〜3mmの空間であれば1枚のカーボン板は3tにも耐える強度もあり、またはβチタン板やセラミックでガイドを仕上げる事の方が合理的で強度・形状に無理なく、穂先等の小型ガイドに対しても精密機械構造とは違い簡易に仕上げる事の可能性も高く、一方、ガイドリングの軽量化を図った場合は外径10mm程度の形状も可能となる。
また、漏斗または円錐状の筒形ガイドリングには静電気防止除去効果を施し、高低差や釣糸が筒状面に沿って重力に引き込まれるよう指で押し込まれ放出口に向かう為、穂先等の小さいガイドリング孔にも有効である。
図17(B)の様に、漏斗または円錐状の筒形ガイドリングの一例として、後部と前部を一体化させた概リング形状となるが、内輪部にはラバー等が嵌合されているため、縮めた状態でも導糸された挿入後の釣糸が一瞬の引っ掛かりや擦れ等、糸擦れや釣竿のねじれを防ぐ計算による構造には変わりない。
図1で示した通り、釣竿1に配置するリール2はスピニングリールの他、電動リール等多種があり、全てにおいて対応が可能となる。
一方、釣竿は投げ竿だけでなく、従来から使用されている落とし込み竿上に付帯されたガイドリング孔を必要とする全ての竿に共有する。それらに使用する漏斗または円錐の筒状ガイドの形状は漏斗または円錐形状に限定されず、楕円、何れも角の部分に丸みをつけた四角や三角等、サイズの大・小の差はあるが、選別は任意となる。
漏斗または円錐状の筒形ガイドリングは、釣竿導糸環として竿上に数か所または全箇所に同種類または数種類で付帯させる事も任意である。
漏斗または円錐状の筒形ガイドリングは、魚等を釣り上げる竿に対し動的なエネルギー加重がかかるリール2に近い位置から付帯させ、釣糸出入口にはラバー等でリング内の上部より支える上で擦れ・ねじれ防止にも効果を持ち破壊防衛を図れる。
図12については、漏斗または円錐状の筒形ガイドリングを穂先用のガイドにセットし示したが、穂先用8以外の竿体1に付帯する漏斗式筒状ガイドリングとしても利用可能となる。また、穂先8は柔らかく作られ、風や釣糸3から伝わる動作が敏感である為、より簡易に挿入するように筒状部を短くする事も一考となる。また、引き出した釣糸3の取り込みによる穂先での錘ヨリ戻しがガイドリングと衝突してもそれにより破損する事は最大120kgにも耐える強度を堅持する事で実験により防御出来た。
また、一般的に竿上のガイドは、穂先8から手元リール側2に向かい内径が広くなり、強風の場合は、竿上のガイド間で釣糸が吹き飛ばされ、釣糸3が垂れる、糸ふけの現象が起こるため、本発明の漏斗または円錐式筒状ガイドリングはリング孔を筒状にする事で風圧を逃し、それらの防止にもなる。さらに限度はあるが、筒状の形態が長い場合は特に風の影響が少ない。
一方、釣具の材料等の多くはカーボン製品が多く、通電性の導体である事から電気を帯びた物体を近付けると導体はその影響を受け、プラスチック製品や樹脂製品の釣具には帯電し易く、その場合、プラス(+)の状態を帯びている事が多い。このように金属製の物質で製造されたガイドはガイド内部の自由電子が釣糸に移行し、減る事によりプラス(+)の電気が現れ、金属部に静電気が誘導される。この事から、帯電体を物体に近付けた時に物体にプラス(+)とマイナス(−)の静電気が誘導されて漏斗または円錐状の筒形ガイドリングの内部壁面に釣糸が張り付いてしまう事を静電気除去剤で防ぎ、導糸がし易くなる。
以上、本発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。
1 釣竿
2 リール
3 釣糸
4 ガイドフレーム
5 ガイドリング
6 ガイド内保護ラバー
7 ガイドリング開口部
8 穂先
9 釣糸挿入口
10 膨張部
11 ストッパー
12 外輪
13 内輪
14 伸縮前方部
15 伸縮後方部
16 静電気防止剤
17 スプール
18 中空パイプ
19 バネ式開閉部
20 漏斗または円柱部
2 リール
3 釣糸
4 ガイドフレーム
5 ガイドリング
6 ガイド内保護ラバー
7 ガイドリング開口部
8 穂先
9 釣糸挿入口
10 膨張部
11 ストッパー
12 外輪
13 内輪
14 伸縮前方部
15 伸縮後方部
16 静電気防止剤
17 スプール
18 中空パイプ
19 バネ式開閉部
20 漏斗または円柱部
Claims (7)
- 釣り具である竿に付帯されている釣糸を導糸する為に複数あるガイドは穂先に移行するほど細く小さい円形状であって、ガイドはセルロースナノファイバー・セラミック・βチタン・その他合金チタンの金属で形成され、その内側には数mmのセラミック樹脂等ラバーを開口部に嵌合配置したガイド孔に、釣糸を挿入するための破断開口部が設けられた事を特徴とした釣竿用の挿入式ガイド。
- 概円形状または概楕円形状に破断開口部を設けたチタンまたは金属からなる外輪部と概円形状または概楕円形状に破断開口部を設けたチタンまたは金属の一方の一部に膨張部を形成させた変形内輪部であって、外輪部内に変形内輪部を組み入れ回転部とし、それらの回転部の膨張部にチタンまたは金属の止め具を突出させた事を特徴とした請求項1に記載の釣竿用ガイド。
- チタンまたは金属からなる概円形状または概楕円形状の輪部に破断開口部を設け、輪部は中空のパイプ状で構成され、輪部やパイプ中空内部に植物由来の無毒性潤滑油を塗布させた事を特徴とした請求項1または2に記載の釣竿用ガイド。
- 概円形状内側に溝を施した外輪部と、概円形状外側に溝を施した内輪部と、概漏斗形状で外側に溝を施した導糸部で構成され、その内側には数mmのセラミック樹脂等ラバーを嵌合配置した導糸部を内輪部内側に組み入れ一体化され、それらを外輪部内側に嵌合し、内輪部と導糸部を回転体に形成した事を特徴とした釣竿用ガイド。
- 円形または楕円形の概筒状であって二重構造または一体型構造であり、筒状の釣糸挿入口は概円形口径で、釣糸の引出し口は挿入口より狭い概円形口径の漏斗または円錐状で形成し、筒状二重構造の中央部に嵌合した筒状後方部は、左右回転または前後に伸縮させる事を特徴とした釣竿用のガイド。
- 二重構造または一体型構造のガイドは、外側は衝撃から発生する破損を防止するための堅牢なセルロースナノファイバー・シリコン・セラミック・βチタン・高分子樹脂・その他合金チタンの金属であって、ガイドを釣竿に設置するための脚部を設け、内側には植物・竹・木質等の炭素系繊維や、樹脂・金属等で形成された請求項5に記載の釣竿用ガイド。
- 漏斗または円錐状あって、二重構造または一体型構造のガイドであり、これらの筒状の円形挿入口と円形放出口は静電気除去材でコーティングされ、前部側より後部側の円形が小さい請求項5または6に記載の釣竿用ガイド。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114540105A (zh) * | 2022-02-15 | 2022-05-27 | 王宇 | 一种用于渔具清洁养护的便携式湿巾及制备方法 |
-
2018
- 2018-11-19 JP JP2018229469A patent/JP2020080837A/ja active Pending
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