JP2020080250A - 円筒形二次電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】円筒形二次電池において、内部短絡の一因となり得る負極板の変形を抑制する。【解決手段】本開示の一態様である円筒形二次電池は、帯状の正極集電体及び正極合剤層を有する正極板と、帯状の負極集電体及び負極合剤層を有する負極板とが、セパレータを介して巻回された電極体と、ケース本体を備え、負極板において、正極合剤層の内周面側の始端部とのセパレータを介した対向部の裏面に、粘着テープが貼着されている。【選択図】図4
Description
本開示は、円筒形二次電池に関する。
従来から、帯状の正極及び負極を重ねて巻回した巻回形の電極体を円筒形の金属製のケースに収容した円筒形二次電池が広く利用されている。特許文献1には、巻回形の電極体を有する二次電池の極板に生じているバリによって短絡が起こるのを防ぐために、短絡想定位置において、極板の表面に絶縁テープを貼着する発明が開示されている。
ところで、巻回形の電極体が金属製のケースに収容された二次電池では、充放電サイクルに伴って電極体が膨張した際に、ケースから電極体に圧力が作用する。この際、電極体を構成する極板が屈曲等、変形する場合がある。極板が変形すると、内部短絡の可能性があるため、極板の変形を抑制することは重要な課題である。特許文献1に開示された技術は、電極体が膨張した際の極板の変形については考慮しておらず、内部短絡を抑制するという面で未だ改良の余地がある。
本開示の一態様である円筒形二次電池は、帯状の正極集電体及び正極合剤層を有する正極板と、帯状の負極集電体及び負極合剤層を有する負極板とが、セパレータを介して巻回された電極体と、ケース本体を備え、負極板において、正極合剤層の内周面側の始端部とのセパレータを介した対向部の裏面に、粘着テープが貼着されている。
本開示に係る円筒形二次電池によれば、内部短絡の一因となり得る負極板の変形を抑制することができる。
以下では、図面を参照しながら、本開示に係る円筒形二次電池の実施形態の一例について詳細に説明する。以下の説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本開示の理解を容易にするための例示であって、円筒形二次電池の仕様に合わせて適宜変更することができる。また、以下の説明において、複数の実施形態、変形例が含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
以下において「略」なる用語は、例えば、完全に同じである場合に加えて、実質的に同じとみなせる場合を含む意味で用いられる。また、極板の始端部及び終端部とは、極板を巻回して電極体を作製する際の、極板の巻き始め側の端部及び巻き終わり側の端部を意味する。
図1は、実施形態の円筒形二次電池10の断面図である。図2は、円筒形二次電池10を構成する電極体14の斜視図である。図1及び図2に例示するように、円筒形二次電池10は、巻回形の電極体14と、電解質(図示せず)とを備える。巻回形の電極体14は、正極板11と、負極板12と、セパレータ13とを有し、正極板11と負極板12がセパレータ13を介して渦巻状に巻回されている。以下では、電極体14の軸方向一方側を「上」、軸方向他方側を「下」という場合がある。軸方向とは電極体14の巻回方向に垂直な巻回軸方向を意味する。電解質は、溶媒と、溶媒に溶解した電解質塩とを含む。電解質は、液体電解質に限定されず、ゲル状ポリマー等を用いた固体電解質であってもよい。
正極板11は、図3に示すように、帯状の正極集電体30、正極合剤層31、及び、正極集電体30の露出部32に接合された正極リード19を有する。正極リード19は、正極集電体30と正極端子を電気的に接続するための導電部材であって、電極群の上端から電極体14の軸方向αに延出している。ここで、電極群とは電極体14において各リードを除く部分を意味する。正極リード19は、例えば電極体14の径方向β(図2参照)の略中央部に設けられている。
負極板12は、図3に示すように、帯状の負極集電体35、負極合剤層36、及び、負極集電体35の露出部37に接合された負極リード20を有する。負極リード20は、負極集電体35と負極端子を電気的に接続するための導電部材であって、電極群の下端から軸方向αに延出している。
正極リード19及び負極リード20の厚みは、例えば集電体の厚みの3倍〜30倍であって、一般的には50μm〜500μmである。正極リード19及び負極リード20の構成材料は導電性があれば、特に限定されない。正極リード19はアルミニウムを主成分とする金属によって、負極リード20はニッケル又は銅を主成分とする金属によって、または、ニッケル及び銅の両方を含む金属によって、それぞれ構成されることが好ましい。
図1に示す例では、電極体14及び電解質がケース本体15に収容されている。ケース本体15と封口体16によって、電池ケースが構成されている。電極体14の上下には、絶縁板17,18がそれぞれ設けられる。正極リード19は絶縁板17の貫通孔を通って封口体16側に延び、封口体16の底板であるフィルタ22の下面に溶接される。円筒形二次電池10では、フィルタ22と電気的に接続された封口体16の天板であるキャップ26が正極端子となる。他方、負極リード20は絶縁板18の貫通孔を通って、ケース本体15の底部側に延び、ケース本体15の底部内面に溶接される。円筒形二次電池10では、ケース本体15が負極端子となる。図示していないが、負極リード20が終端部側に設置されている場合は、負極リード20は絶縁板18の外側を通って、ケース本体15の底部側に延び、ケース本体15の底部内面に溶接される。
電極体14は、上述の通り、正極板11と負極板12がセパレータ13を介して渦巻状に巻回されてなる巻回構造を有する。正極板11、負極板12、及びセパレータ13は、いずれも帯状に形成され、巻回軸の周囲に渦巻状に巻回されることで電極体14の径方向βに交互に積層された状態となる。電極体14において、各極板の長手方向が巻き方向γとなり、各極板の幅方向が軸方向αとなる。本実施形態では、巻回軸に対応する位置に空間28が形成されている。図1に示す巻中心軸29は、空間28の直径方向における中心位置で軸方向αに延伸する電極体14の中心軸である。
ケース本体15は、有底円筒形状の金属製容器である。ケース本体15と封口体16の間にはガスケット27が設けられ、電池ケース内の密閉性が確保されている。ケース本体15は、例えば側面部を外側からプレスして形成された、封口体16を支持する張り出し部21を有する。張り出し部21は、ケース本体15の周方向に沿って環状に形成されることが好ましく、その上面で封口体16を支持する。
封口体16は、電極体14側から順に積層された、フィルタ22、下弁体23、絶縁部材24、上弁体25、及びキャップ26を有する。封口体16を構成する各部材は、例えば円板形状又はリング形状を有し、絶縁部材24を除く各部材は互いに電気的に接続されている。下弁体23と上弁体25とは各々の中央部で互いに接続され、各々の周縁部の間には絶縁部材24が介在している。異常発熱で電池の内圧が上昇すると、例えば下弁体23が破断し、これにより上弁体25がキャップ26側に膨れて下弁体23から離れることにより両者の電気的接続が遮断される。さらに内圧が上昇すると、上弁体25が破断し、キャップ26の開口部26aからガスが排出される。
以下、図3、図4を参照しながら、電極体14について詳しく説明する。図3は、電極体14を構成する正極板11及び負極板12の正面図である。図3では、各極板を展開状態で示しており、紙面右側が電極体14の始端部側、紙面左側が電極体14の終端部側である。図4は、電極体14の巻中心軸29近傍の径方向(軸方向αの垂直方向)の断面図である。
図3及び図4に例示するように、電極体14では、負極板12でのリチウムの析出を防止するため、負極板12は正極板11よりも大きく形成される。具体的には、負極板12の軸方向(幅方向)αの長さは、正極板11の軸方向αの長さよりも大きい。また、負極板12の長手方向γの長さは、正極板11の長手方向γの長さより大きい。これにより、電極体14として巻回された際に、少なくとも正極板11の正極合剤層31が形成された部分が、セパレータ13を介して負極板12の負極合剤層36が形成された部分に対向配置される。なお、図4では、正極板11の正極合剤層31及び負極板12の負極合剤層36を省略して示している。
正極板11は、帯状の正極集電体30と、正極集電体30上に形成された正極合剤層31とを有する。本実施形態では、正極集電体30の両面に正極合剤層31が形成されている。正極集電体30には、例えばアルミニウムなどの金属の箔、当該金属を表層に配置したフィルム等が用いられる。好適な正極集電体30は、アルミニウム又はアルミニウム合金を主成分とする金属の箔である。正極集電体30の厚みは、例えば10μm〜30μmである。
正極合剤層31は、正極集電体30の両面において、後述の露出部32を除く全域に形成されることが好適である。正極合剤層31は、正極活物質、導電剤、及び結着剤を含むことが好ましい。正極板11は、正極活物質、導電剤、結着剤、及びN−メチル−2−ピロリドン(NMP)等の溶剤を含む正極合剤スラリーを正極集電体30の両面に塗布した後、乾燥および圧延することにより作製される。
正極活物質としては、Co、Mn、Ni等の遷移金属元素を含有するリチウム含有遷移金属酸化物が例示できる。リチウム含有遷移金属酸化物は、特に限定されないが、一般式Li1+xMO2(式中、−0.2<x≦0.2、MはNi、Co、Mn、Alの少なくとも1種を含む)で表される複合酸化物であることが好ましい。
上記導電剤の例としては、カーボンブラック(CB)、アセチレンブラック(AB)、ケッチェンブラック、黒鉛等の炭素材料などが挙げられる。上記結着剤の例としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)等のフッ素系樹脂、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)、アクリル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂などが挙げられる。また、これらの樹脂と、カルボキシメチルセルロース(CMC)又はその塩、ポリエチレンオキシド(PEO)等が併用されてもよい。これらは、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
正極板11には、正極集電体30の表面が露出した露出部32が設けられる。露出部32は正極リード19が接続される部分であって、正極集電体30の表面が正極合剤層31に覆われていない部分である。露出部32は、正極リード19よりも長手方向γに広く形成される。露出部32は、正極板11の厚み方向に重なるように正極板11の両面に設けられることが好適である。正極リード19は、例えば、超音波溶接によって露出部32に接合される。
図3に示す例では、正極板11の長手方向γの中央部に、幅方向αの全長にわたって露出部32が設けられている。露出部32は、正極板11の長手方向γの端部寄りに形成されてもよいが、集電性の観点から、好ましくは長手方向γの両端から略等距離の位置に設けられるのが好ましい。このような位置に設けられた露出部32に正極リード19が接続されることで、電極体14として巻回された際に、正極リード19は、電極体14の径方向中間位置で幅方向αの端面から上方に突出して配置される。露出部32は、例えば正極集電体30の一部に正極合剤スラリーを塗布しない間欠塗布により設けられる。なお、露出部32は正極板11の幅方向αの全長より短い長さで設けられてもよい。
負極板12は、帯状の負極集電体35と、負極集電体35上に形成された負極合剤層36とを有する。本実施形態では、負極集電体35の両面に負極合剤層36が形成されている。負極集電体35には、例えば銅などの金属の箔、当該金属を表層に配置したフィルム等が用いられる。負極集電体35の厚みは、例えば5μm〜30μmである。
負極合剤層36は、負極集電体35の両面において、露出部37を除く全域に形成されることが好適である。負極合剤層36は、負極活物質及び結着剤を含むことが好ましい。負極板12は、例えば負極活物質、結着剤、及び水等を含む負極合剤スラリーを負極集電体35の両面に塗布した後、乾燥および圧延することにより作製される。
負極活物質としては、リチウムイオンを可逆的に吸蔵、放出できるものであれば特に限定されず、例えば天然黒鉛、人造黒鉛等の炭素材料、Si、Sn等のリチウムと合金化する金属、又はこれらを含む合金、酸化物などを用いることができる。負極合剤層36に含まれる結着剤には、例えば正極板11の場合と同様の樹脂が用いられる。水系溶媒で負極合剤スラリーを調製する場合は、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、CMC又はその塩、ポリアクリル酸又はその塩、ポリビニルアルコール等を用いることができる。これらは、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
図3に示す例では、負極板12の長手方向γの始端部側に、集電体の幅方向αの全長にわたって露出部37が設けられる。露出部37は、負極リード20が接続される部分であって、負極集電体35の表面が負極合剤層36に覆われていない部分である。露出部37は、負極板12の幅方向αに沿って長く延びた正面視略矩形形状であり、負極リード20の幅よりも長手方向γに広く形成される。露出部37は、負極板12の厚み方向に重なるように負極板12の両面に設けられることが好適である。なお、露出部37は負極板12の幅方向αの全長より短い長さで設けられてもよい。
本実施形態では、負極リード20は、負極集電体35の内周側の表面に例えば超音波溶接により接合されている。負極リード20の一端部は露出部37に配置され、他端部は露出部37の下端から下方に延出している。
負極リードの配置位置は図3に示す例に限定されるものではなく、負極板12の終端部側だけに負極リード20を設けてもよい。また、負極リード20を負極板12の長手方向γの両端部に設けてもよい。この場合、集電性が向上する。負極板12の終端部の露出部をケース本体15の内周面に接触させることにより、負極リード20を用いることなく負極板12の終端部をケース本体15に電気的に接続してもよい。露出部37は、例えば負極集電体35の一部に負極合剤スラリーを塗布しない間欠塗布により設けられる。
セパレータ13には、イオン透過性及び絶縁性を有する多孔性シートが用いられる。多孔性シートの具体例としては、微多孔薄膜、織布、不織布などが挙げられる。セパレータ13の材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン樹脂が好ましい。セパレータ13の厚みは、例えば10μm〜50μmである。セパレータ13は、電池の高容量化・高出力化に伴い薄膜化の傾向にある。セパレータ13は、例えば130℃〜180℃程度の融点を有する。
次に、図3〜5を参照して粘着テープ40について説明する。電極体14では、負極板12において正極合剤層31の内周面側の始端部31aとの対向部12aの裏面に粘着テープ40が貼着される。正極合剤層31の内周面側の始端部31aと負極板12における対向部12aの間にはセパレータ13が介在している。本実施形態では、正極板11の始端部の両面に正極合剤層31が存在している。そのため、正極合剤層31の内周面側の始端部31aは正極板11の内周面側の始端部に対応している。
上述のように、負極板12でのリチウムの析出防止の観点から、正極板11は、負極板12よりも長手方向γの長さが短い。そのため、図4に例示するように、電極体14は内周側から負極板12とセパレータ13のみを一定量巻回した後に正極板11が巻かれ始める。そうすると、正極合剤層31の内周面側の始端部31aと対向する対向部12aにおいて、負極板12が正極合剤層31の始端部31aから局所的に圧力を受けて、屈曲部が形成され得る。本発明者らは、充放電の際に屈曲部が集中的に変形することを発見した。
本発明者らは、負極板12において正極合剤層31の内周面側の始端部31aとの対向部12aの裏面に粘着テープ40を貼着することで、負極板12の変形を抑制することができることを見出した。
本実施形態では、図1及び図3に例示するように負極板12の始端部側の露出部37に負極リード20の一端が接合され、図1に示すように負極リード20の他端がケース本体15の底面に接合されている。この場合には、負極板12の始端部側が負極リード20を介してケース本体15に固定されるため、充放電の際に負極板12にかかる圧力が負極板12の始端部側に集中する。したがって、負極板12の始端部側に負極リード20が接続されている場合は、本開示の効果がより顕著となる。
図4に示す例において、負極リード20が電極体14の巻中心軸29と正極合剤層31の始端部31aを結ぶ直線に交差するように配置されている。これにより、負極リード20の厚さに起因してさらに負極板12に屈曲部が生じやすいため、本開示の効果がより顕著となる。
また、図3に例示するように、粘着テープ40の少なくとも一部が、負極集電体35の表面に貼着されていることが好適である。負極集電体35の表面は、負極合剤層36の表面に比べて平滑で粘着テープ40がより強力に貼着されるので、粘着テープ40が剥がれにくい。
図4に例示するように、正極合剤層31の内周面側の始端部31aと巻中心軸29とを径方向に結んだ線から巻中心軸29を回転軸にして周方向で巻き終わり側及び巻き始め側にそれぞれ角度θ1、角度θ2の領域を被覆するように粘着テープ40を貼着することができる。角度θ1及び角度θ2は、それぞれ好ましくは10°以上、より好ましくは20°以上であり、角度θ1と角度θ2は異なってもよい。角度θ1と角度θ2の合計は360°以下であることが好ましい。屈曲部が生じやすい領域を含む適度な範囲で粘着テープ40が貼着されることで、屈曲部の変形が抑制される。
図3に例示するように、粘着テープ40は、負極板12を幅方向αの全長にわたって貼着されるのが好ましい。これにより、負極板12の全幅にわたって屈曲部の変形が抑制される。この構成を確実に実現するため、粘着テープ40の幅は、負極板12の幅よりも広い方が好ましい。
図5は、粘着テープ40の断面図である。粘着テープ40は、基材層41と、接着剤層42とで構成される2層テープである。
粘着テープ40の厚みは、例えば20μm〜70μmであり、好ましくは25μm〜60μmである。粘着テープ40及び各層の厚みは、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いた断面観察により測定できる。
基材層41は、無機粒子を含有せず、実質的に有機材料のみで構成されることが好ましい。基材層41の構成材料に占める有機材料の割合は、例えば90質量%以上であり、好ましくは95質量%以上、或いは略100質量%であってもよい。有機材料の主成分は、絶縁性、耐電解液性、耐熱性、突き刺し強度等に優れる樹脂であることが好ましい。基材層41の厚みは、例えば10μm〜45μmであり、好ましくは15μm〜35μmである。基材層41の厚みは、接着剤層42よりも厚いことが好ましい。
基材層41の主成分は、ポリプロピレン(PP)等の樹脂等とすることが好ましい。なお、基材層41の主成分は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のエステル系樹脂、ポリイミド(PI)、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミドなども採用できる。これらの樹脂は、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。基材層41の主成分は、硬さの観点からはPIが好ましい。しかし、PPは低廉で入手しやすく、また、上述の厚みであれば基材層41として十分な剛性を有することから、基材層41の主成分は、PPが特に好ましい。
接着剤層42は、負極板12に対する接着性を粘着テープ40に付与するための層である。接着剤層42は、基材層41の一方の面上に接着剤を塗工して形成される。接着剤層42は、絶縁性、耐電解液性等に優れた接着剤(樹脂)を用いて構成されることができる。接着剤層42を構成する接着剤は、加熱することで粘着性を発現するホットメルト型又は加熱により硬化する熱硬化型であってもよいが、生産性等の観点から、室温で粘着性を有するものが好ましい。接着剤層42は、例えばアクリル系接着剤又は合成ゴム系接着剤によって構成される。接着剤層42の厚みは、例えば5μm〜30μmである。
なお、粘着テープ40は、図5に示す2層テープに限定するものではなく、例えば基材層と接着剤層との間に無機粒子含有層を形成した3層テープとしてもよい。このような3層テープを用いることにより、粘着テープの耐熱性を向上できる。無機粒子含有層は、層を構成する樹脂マトリックス中に無機粒子が分散した層構造を有することが好適である。無機粒子含有層は、例えば無機粒子を含有する樹脂溶液を基材層41の一方の面上に塗工して形成される。無機粒子含有層の厚みは、例えば0.5μm〜10μmであり、好ましくは1μm〜5μmである。
無機粒子含有層を構成する樹脂は、絶縁性、耐電解液性等に優れ、かつ無機粒子及び基材層41に対する接着性が良好であることが好ましい。好適な樹脂としては、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、及びこれらの共重合体などが例示できる。これらは、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
以下、実施例により本開示をさらに説明するが、本開示はこれらの実施例に限定されるものではない。
<実施例>
[正極板の作製]
100質量部のLiNi0.88Co0.09Al0.03O2と、1質量部のアセチレンブラックと、1質量部のポリフッ化ビニリデンとを混合し、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)を適量加えて、正極合剤スラリーを調製した。次に、当該正極合剤スラリーを厚み15μmのアルミニウム箔からなる長尺状の正極集電体の両面に塗布し、塗膜を100℃〜150℃に加熱して乾燥させた。ローラーを用いて乾燥した塗膜を圧縮した後、所定の極板サイズに切断し、正極集電体の両面に正極合剤層が形成された正極板を作製した。正極板の長手方向γの略中央部に、合剤層が存在せず集電体表面が露出した露出部を設け、アルミニウム製の正極リードを露出部に溶接した。
[正極板の作製]
100質量部のLiNi0.88Co0.09Al0.03O2と、1質量部のアセチレンブラックと、1質量部のポリフッ化ビニリデンとを混合し、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)を適量加えて、正極合剤スラリーを調製した。次に、当該正極合剤スラリーを厚み15μmのアルミニウム箔からなる長尺状の正極集電体の両面に塗布し、塗膜を100℃〜150℃に加熱して乾燥させた。ローラーを用いて乾燥した塗膜を圧縮した後、所定の極板サイズに切断し、正極集電体の両面に正極合剤層が形成された正極板を作製した。正極板の長手方向γの略中央部に、合剤層が存在せず集電体表面が露出した露出部を設け、アルミニウム製の正極リードを露出部に溶接した。
[負極板の作製]
95質量部の黒鉛と、5質量部のSi酸化物と、1質量部のカルボキシメチルセルロースナトリウムと、1質量部のスチレン−ブタジエンゴムのディスパージョンとを混合し、水を適量加えて、負極合剤スラリーを調製した。次に、当該負極合剤スラリーを厚み8μmの銅箔からなる長尺状の負極集電体の両面に塗布し、塗膜を乾燥させた。ローラーを用いて乾燥した塗膜を圧縮した後、所定の極板サイズに切断し、負極集電体の両面に負極合剤層が形成された負極板を作製した。負極板の内周側に合剤層が存在せず集電体表面が露出した露出部を設け、ニッケル製の負極リードを露出部に溶接した。
95質量部の黒鉛と、5質量部のSi酸化物と、1質量部のカルボキシメチルセルロースナトリウムと、1質量部のスチレン−ブタジエンゴムのディスパージョンとを混合し、水を適量加えて、負極合剤スラリーを調製した。次に、当該負極合剤スラリーを厚み8μmの銅箔からなる長尺状の負極集電体の両面に塗布し、塗膜を乾燥させた。ローラーを用いて乾燥した塗膜を圧縮した後、所定の極板サイズに切断し、負極集電体の両面に負極合剤層が形成された負極板を作製した。負極板の内周側に合剤層が存在せず集電体表面が露出した露出部を設け、ニッケル製の負極リードを露出部に溶接した。
[粘着テープの貼着]
PPが主成分の基材を有する厚み25μmの粘着テープを使用した。負極板において正極合剤層の内周面側の始端部との対向部の裏面に粘着テープを、一端が露出部に架かるように貼着した。正極板の内周面側の始端部との対向部を中心に、電極体の巻中心軸を回転軸として周方向に巻き終り方向及び巻き始め方向にそれぞれ10°の領域を被覆するように、粘着テープを貼着した。粘着テープの幅は、負極板の幅と略同じであった。
PPが主成分の基材を有する厚み25μmの粘着テープを使用した。負極板において正極合剤層の内周面側の始端部との対向部の裏面に粘着テープを、一端が露出部に架かるように貼着した。正極板の内周面側の始端部との対向部を中心に、電極体の巻中心軸を回転軸として周方向に巻き終り方向及び巻き始め方向にそれぞれ10°の領域を被覆するように、粘着テープを貼着した。粘着テープの幅は、負極板の幅と略同じであった。
[電解液の調製]
エチレンカーボネート(EC)と、ジメチルメチルカーボネート(DMC)とからなる混合溶媒(体積比でEC:DMC=1:3)の100質量部に、ビニレンカーボネート(VC)を5質量部添加した。当該混合溶媒に1.5モル/Lの濃度になるようにLiPF6を溶解させて、電解液を調製した。
エチレンカーボネート(EC)と、ジメチルメチルカーボネート(DMC)とからなる混合溶媒(体積比でEC:DMC=1:3)の100質量部に、ビニレンカーボネート(VC)を5質量部添加した。当該混合溶媒に1.5モル/Lの濃度になるようにLiPF6を溶解させて、電解液を調製した。
[円筒形電池の作製]
上記の正極板及び負極板を作製した後、ポリエチレン製のセパレータを介して正極板と負極板とを渦巻き状に巻回して電極体を作製した。当該電極体の上と下とに絶縁板をそれぞれ配置し、電極体をケース本体に収容した。次いで、負極リードをケース本体の底部に溶接するとともに、正極リードを内圧作動型の安全弁を有する封口体に溶接した。その後、ケース本体の内部に電解液を減圧方式により注入した後、ケース本体の開口端部を、ガスケットを介して封口体にかしめるようにケース本体の開口部を封口して、円筒形二次電池を作製した。
上記の正極板及び負極板を作製した後、ポリエチレン製のセパレータを介して正極板と負極板とを渦巻き状に巻回して電極体を作製した。当該電極体の上と下とに絶縁板をそれぞれ配置し、電極体をケース本体に収容した。次いで、負極リードをケース本体の底部に溶接するとともに、正極リードを内圧作動型の安全弁を有する封口体に溶接した。その後、ケース本体の内部に電解液を減圧方式により注入した後、ケース本体の開口端部を、ガスケットを介して封口体にかしめるようにケース本体の開口部を封口して、円筒形二次電池を作製した。
<比較例>
負極板に粘着テープを貼着しなかったこと以外は、実施例1と同様にして電池を作製した。
負極板に粘着テープを貼着しなかったこと以外は、実施例1と同様にして電池を作製した。
[負極板の変形の評価(図6参照)]
実施例及び比較例の各電池30個を、45℃の温度環境において、0.7C(=3220mA)(0.7時間率)の定電流(CC)で充電を行い、その後、0.02C(=92mA)の充電終止電流に達するまで4.2Vの定電圧(CV)で充電を実施した。その後、20分間休止後、1C(=4600mA)(1時間率)で電池電圧2.5Vまで定電流放電を行い、20分間休止する充放電サイクルを500サイクル繰り返した。
上記の充放電サイクルの試験を行った後の電池を、0.7C(=3320mA)(0.7時間率)の定電流(CC)で充電を行い、その後、0.02C(=92mA)の充電終止電流に達するまで4.2Vの定電圧(CV)で充電を実施した。その後に、X線CT(Computed Tomography)装置を用いて、当該電池の電極体の巻中心軸近傍の断面観察を実施し、負極板の変形の程度を確認した。負極板の変形の程度を図6に示す基準に従ってレベルA〜Cのいずれかに分類し、レベルA〜Cのそれぞれに該当する電池の数をカウントした。
実施例及び比較例の各電池30個を、45℃の温度環境において、0.7C(=3220mA)(0.7時間率)の定電流(CC)で充電を行い、その後、0.02C(=92mA)の充電終止電流に達するまで4.2Vの定電圧(CV)で充電を実施した。その後、20分間休止後、1C(=4600mA)(1時間率)で電池電圧2.5Vまで定電流放電を行い、20分間休止する充放電サイクルを500サイクル繰り返した。
上記の充放電サイクルの試験を行った後の電池を、0.7C(=3320mA)(0.7時間率)の定電流(CC)で充電を行い、その後、0.02C(=92mA)の充電終止電流に達するまで4.2Vの定電圧(CV)で充電を実施した。その後に、X線CT(Computed Tomography)装置を用いて、当該電池の電極体の巻中心軸近傍の断面観察を実施し、負極板の変形の程度を確認した。負極板の変形の程度を図6に示す基準に従ってレベルA〜Cのいずれかに分類し、レベルA〜Cのそれぞれに該当する電池の数をカウントした。
図6は、当該電池の電極体の巻中心軸近傍の断面の内、正極板11の始端部の近傍を模式的に示した図である。実施例及び比較例において、正極板11の始端部の表裏に正極合剤層が形成されているため、正極板11の始端部は正極合剤層31の内周面側の始端部31aに対応する。図6に示すレベルA〜Cのそれぞれの負極板の変形の程度について、正極合剤層31の始端部31aに対向する領域に形成された負極板12の屈曲部(12b、12c)の形状に基づいて説明する。
図6に示すレベルAは負極板12が充放電サイクルに伴って略変形しなかった場合を示す。正極板11の厚みに起因して、上述の充放電サイクル試験を行う前から負極板12は屈曲部12b及び12cを有しており、屈曲部12b、12cにおけるそれぞれの内周側、外周側の角度φ1、角度φ2は鈍角である。レベルAの屈曲部12b、12cの形状は充放電サイクル前のものと略同じである。図6に示すレベルBは負極板12が若干変形した場合を示す。レベルBにおいては、充放電サイクルの際の周方向の応力により、角度φ1が小さくなるように屈曲部12bが変形し、屈曲部12cが内周側に落ち込んでいる。しかし、屈曲部12bと正極板11の始端部の間の距離は確保されている。図6に示すレベルCは屈曲部12bの先端部が正極板11の始端部に向かって突出するように負極板12が明確に変形した場合を示す。レベルCにおいては、レベルBよりも角度φ1及び角度φ2が小さくなったために屈曲部12bの先端部と正極板11の始端部の間の距離が近くなっている。
当該サイクル試験後の実施例及び比較例に係る電池についての評価結果を表1に示す。
実施例に係る30個の電池は、全てレベルAであった。一方、比較例に係る30個の電池は、24個がレベルB、6個がレベルCであり、レベルAは0個であった。これにより、負極板において正極合剤層の内周面側の始端部との対向部の裏面に粘着テープを貼着することで、充放電サイクルに伴う負極板の変形を抑制できることが確認できた。負極板12の内周面に貼着された粘着テープ40が、屈曲部12bの内周側の角度φ1が小さくなるのを阻害していることが推察される。
10 円筒形二次電池、11 正極板、12 負極板、12a 対向部、13 セパレータ、14 電極体、15 ケース本体、16 封口体、17,18 絶縁板、19 正極リード、20 負極リード、21 張り出し部、22 フィルタ、23 下弁体、24 絶縁部材、25 上弁体、26 キャップ、27 ガスケット、28 空間、29 巻中心軸、30 正極集電体、31 正極合剤層、31a 始端部、32,37 露出部、35 負極集電体、36 負極合剤層、40 粘着テープ
Claims (6)
- 帯状の正極集電体及び正極合剤層を有する正極板と、帯状の負極集電体及び負極合剤層を有する負極板とが、セパレータを介して巻回された電極体と、ケース本体を備え、
前記負極板において、前記正極合剤層の内周面側の始端部との前記セパレータを介した対向部の裏面に、粘着テープが貼着されている、円筒形二次電池。 - 前記負極集電体の始端部側に一端が接合され、他端が前記ケース本体に接合された負極リードを有する、請求項1に記載の円筒形二次電池。
- 前記電極体の径方向断面において、前記負極リードが前記電極体の巻中心軸と前記正極合剤層の内周面側の始端部を結ぶ直線に交差するように配置されている、請求項2に記載の円筒形二次電池。
- 前記粘着テープの少なくとも一部が、前記負極集電体の表面に貼着されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の円筒形二次電池。
- 前記電極体の径方向断面において、前記正極板の始端部と前記電極体の巻中心軸とを径方向に結んだ線から該巻中心軸を回転軸にして周方向で巻き終わり側及び巻き始め側にそれぞれ少なくとも10°の領域を被覆するように前記粘着テープが貼着されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の円筒形二次電池。
- 前記粘着テープの幅は、前記負極板の幅よりも広い、請求項1〜5のいずれか1項に記載の円筒形二次電池。
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---|---|---|---|
JP2018213049A JP2020080250A (ja) | 2018-11-13 | 2018-11-13 | 円筒形二次電池 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023162710A1 (ja) * | 2022-02-28 | 2023-08-31 | パナソニックエナジー株式会社 | 円筒形の非水電解質二次電池 |
-
2018
- 2018-11-13 JP JP2018213049A patent/JP2020080250A/ja active Pending
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