JP2020079112A - キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】開封した後の分割バンド部分を、切れる前の不正開封防止バンドが位置していた箇所に戻すことができないようにし、開封後にスパウトにキャップ本体を取り付けた場合でも、分割バンド部分の状態で開封済であることが目視にて簡単に判断できるようにする。【解決手段】不正開封防止バンド3を、この不正開封防止バンド3側から係止突起bのスパウト径方向外端面に当接して、不正開封防止バンド3をスパウトaの径方向外方に向けて付勢するバネ部材15を有するものとした。【選択図】図4

Description

本発明は容器の口部であるスパウトに螺合してスパウトを閉じるキャップ、特に不正開封防止バンドを備えるキャップに関するものである。
従来からPETボトルに代表される飲料容器の口部には、いたずらなどによる不正開封を抑止するための機能を備えたキャップが取り付けられていて、口部の外ネジに螺合する内ネジを有するキャップ本体と、このキャップ本体の周壁の下部に環状の不正開封防止バンドとからなるものが多く利用されている。
不正開封防止バンドは、バンドの内側に、口部の外ネジ部分の下方となる部分に外方に向けて突設された係止突起に係止する複数の係止爪を備え、係止爪それぞれは開栓方向に向けて延びていて、バンド内面に伏す変形が可能とされている。飲料容器の口部に最初に取り付けるときのような閉栓方向の回転に際しては、キャップ本体とともに不正開封防止バンドが閉栓方向に回転し、前記係止爪が、口部側の係止突起を乗り越えるように移動し、係止突起に対して係止することがない。螺着したキャップを開栓方向に回転させるときには、キャップ本体とともに不正開封防止バンドが開栓方向に回転しかけるが、口部側の係止突起にバンド側の係止爪が係止して、不正開封防止バンド自体の開栓方向への回転が規制されるようにしている。
キャップ本体は開栓方向へ回転して上昇すると、開栓方向への回転が規制された不正開封防止バンドとキャップ本体との間を繋ぐ連結部分が分断され、口部側に不正開封防止バンドが残る仕組みとなっていた。
そして、再度キャップ本体を口部にネジ付けて戻したときには、キャップ本体と不正開封防止バンドとの間が開いて、開封済であることを目視にて確認できるようになる。また開封という操作を行なうことで、キャップ本体を口部に戻しても、キャップ本体と不正開封防止バンドとの間が開くようになることを知ることで、いたずらなどでの不正開封を抑止する効果を奏するものとなっている。
飲料やゼリー飲料などを収容する容器には、口径が小さく直接に口を当てて飲料やゼリー飲料を飲用できるようにしたスパウトを容器の口部として用いるものも多く流通している。この口部の口径が小さいスパウトに取り付けるキャップにも、上述した不正開封防止バンドを設けるタイプがあるが、開封した際にスパウト側に不正開封防止バンドが残ると、その不正開封防止バンドを誤飲する可能性がある。
特許文献1、2に示されているように不正開封防止バンドが予め分割された構成であって、隣り合う分割バンド部分が破断可能なブリッジを介して連続させている構造とし、開封操作時に前記ブリッジが破断されるとともに、分割バンド部分が連結部を介した状態で連続しているキャップ本体と共にスパウトから外れるようにした工夫が提案されている。
特開2013−103721号公報 特開2015−217966号公報
しかしながら、口径が小さいスパウトに用いる上記キャップでは、開封した後にキャップ本体を再びスパウトに取り付けて、分割バンド部分それぞれを開封前のキャップ本体の下部となる位置に戻してしまうと、キャップの形状が小さいことから、切れた不正開封防止バンドと未分断の不正開封防止バンド(即ち、開封前の不正開封防止バンドの状態)との形状の違いが目視では確認し難く、開封済の容器を未開封の容器と見誤ってしまう可能性がある。
そこで本発明は上記事情に鑑み、開封した後の分割バンド部分を、切れる前の不正開封防止バンドが位置していた箇所に戻すことができないようにすることを課題とし、開封後にスパウトにキャップ本体を取り付けた場合でも、分割バンド部分の状態で開封済であることが目視にて簡単に判断できるようにすることを目的とするものである。
(請求項1の発明)
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、スパウト(a)に螺合して取り付けられるキャップ本体(2)と、このキャップ本体(2)の周壁(5)の下部に連結部(6)を介して位置している環状の不正開封防止バンド(3)とからなり、前記不正開封防止バンド(3)は、複数の分割バンド部分からなり隣り合う分割バンド部分同士が破断可能なブリッジ(9)を介して連続して環状に形成されているとともに、スパウト(a)の外方に向けて突設した係止突起(b)に開栓方向(X)への回転時に係止して開栓方向(X)の回転を規制する係止爪(10)が設けられていて、前記係止突起(b)に前記係止爪(10)が係止して開栓方向(X)の回転が規制されるときに前記ブリッジ(9)が破断するキャップ(1)において、
前記不正開封防止バンド(3)には、不正開封防止バンド(3)側から係止突起(b)のスパウト径方向外端部に当接し、不正開封防止バンド(3)をスパウト(a)の径方向外方に向けて付勢するバネ部材(15)が設けられていることを特徴とするキャップを提供して、上記課題を解消するものである。
(請求項2の発明)
そして本発明では、不正開封防止バンド(3)の上記分割バンド部分は、二本の長分割バンド(7)とバンド周方向の長さが長分割バンド(7)より短かい二本の短分割バンド(8)とされていて、不正開封防止バンド(3)は、上記ブリッジ(9)を介して長分割バンド(7)と短分割バンド(8)とをバンド周方向に交互に位置してなるものであって、
前記長分割バンド(7)の内側に設けた上記係止爪(10)と前記短分割バンド(8)の内側に設けた係止爪(10)とのバンド周方向での配置は、上記開栓方向(X)の回転で長分割バンド(7)の係止爪(10)が係止突起(b)に係止する位置になるときに、短分割バン(8)の係止爪(10)が係止突起(b)に非係止状態で近接する位置となる配置とされ、
開栓方向(X)の回転での長分割バンド(7)の係止爪(10)と係止突起(b)との係止により、長分割バンド(7)の開栓方向(X)の下流側端部(11)とこの下流側端部(11)に並ぶ短分割バンド(8)との間に位置するブリッジ(9)が破断し、
長分割バンド(7)の開栓方向(X)の下流側端部(11)とこの下流側端部(11)に並ぶ短分割バンド(8)との間に位置する前記ブリッジ(9)が破断した後に、短分割バンド(8)の係止爪(10)と係止突起(b)との係止により、前記短分割バンド(8)の開栓方向(X)の下流側端部(13)とこの短分割バンド(8)の開栓方向(X)の下流側端部(13)に並ぶ長分割バンド(7)との間に位置するブリッジ(9)が破断する構成とされていることが良好である。
(請求項3の発明)
また、本発明では、上記長分割バンド(7)の開栓方向(X)の上流側端部(12)は、この長分割バンド(7)のバンド下辺(16)と上記バネ部材(15)とからなり、バネ部材(15)は、下端部が前記バンド下辺(16)に連続しているとともに、上記スパウト(a)に当接可能な受け板(18)を経て上記連結部(6)に連続しており、
長分割バンド(7)の開栓方向(X)の上流側に位置する前記バンド下辺(16)とこのバンド下辺(16)に並ぶ短分割バンド(8)とが上記ブリッジ(9)を介して連続していることが良好である。
(請求項1の発明の効果)
請求項1の発明によれば、開封する際、キャップに対して開栓方向の回転を行なえば、不正開封防止バンドの分割バンド部分同士を連続させているブリッジが破断し、切れた不正開封防止バンドを有している状態のキャップを、再度スパウトでの元の位置に取り付けても、係止突起に当たるバネ部材の働きによって分割バンド部分がスパウトの径方向外方に向けて押し出されるようになる。即ち、キャップ本体の下部において不正開封防止バンドが一部分で拡径した如く外方に向けて張り出した状態となる。
さらにこの張り出た不正開封防止バンドの一部分をキャップ本体の周壁の下部位置に戻すためにスパウト側に押し付けても、係止突起に当たるバネ部材の働きにより、同様に分割バンド部分がスパウトの径方向外方に向けて押し戻されることになる。
そのため、一度開封した後には、キャップをスパウトに取り付けても、形状が変化してしまった不正開封防止バンドの部分が目立ち、開封済みであることが目視にて簡単に確認できるようになるという効果を奏する。
(請求項2の発明の効果)
請求項2の発明によれば、開栓方向の回転での長分割バンドの係止爪と係止突起との係止により、長分割バンドの開栓方向の下流側端部とこの下流側端部に並ぶ短分割バンドとの間に位置するブリッジが破断し、長分割バンドの開栓方向の下流側端部とこの下流側端部に並ぶ短分割バンドとの間に位置する前記ブリッジが破断した後に、短分割バンドの係止爪と係止突起との係止により、前記短分割バンドの開栓方向の下流側端部とこの下流側端部に並ぶ長分割バンドとの間に位置するブリッジが破断する構成としている。
このように、隣り合う分割バンド部分を繋ぐブリッジ全てを同時に破断するものではないので、開封時での開栓方向の回転を行なうに際し、初期に引っ張り力(不正開封防止バンドの周方向に沿う引っ張り力)が加わることになるブリッジからの抗力が小さくなるとともに、初期に引っ張り力が前記ブリッジに加わって切れた後に、つぎに引っ張り力が加わる未切断のブリッジからの抗力も小さくなり、ブリッジを切るためにキャップ本体に加える回転力を小さくすることができて、開封操作に大きな力を要することなく簡単に開封することができるという効果を奏する。
(請求項3の発明の効果)
請求項3の発明によれば、バネ部材にて外方に向けて付勢する力が加わる部分にブリッジが近接しているので、開封に際しての開栓方向の回転が行われるときに、前記ブリッジに不正開封防止バンドの周方向に沿う引っ張り力が加わるとともに、前記バネ部材の押し出し力による作用も加わって、ブリッジを簡単に破断することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態におけるキャップを斜め上方から見た状態で示す説明図である。 実施の形態を側方から見た状態で示す説明図である。 実施の形態を上方から見た状態で示す説明図である。 実施の形態を断面で示す説明図である。 実施の形態での不正開封防止バンドを下方から見た状態で示す説明図である。 キャップがスパウトに取り付けられた未開封の状態を断面で概略的に示す説明図である。 実施の形態での不正開封防止バンドを上方から見た状態で示す説明図である。 実施の形態での不正開封防止バンドを側方から見た状態で示す説明図である。 実施の形態でのキャップ本体を下方から見た状態で示す説明図である。 実施の形態での不正開封防止バンドを斜視の状態で示す説明図である。 実施の形態でのキャップ未開封時での不正開封防止バンドの係止爪とスパウトの係止突起とバネ部材との位置を平面で概略的に示す説明図である。 実施の形態でのバネ部材を縦断面の形態で概略的に示す説明図である。 実施の形態でのバネ部材を平面で概略的に示す説明図である。 バネ部材に抗力未発生状態でのバンド径方向のバネ位置とスパウトの係止突起の位置とをキャップ本体をオーバーラップさせて概略的に示す説明図である。 バネ部材により長分割バンドが外方に押し出された状態を平面で示す説明図である。
つぎに本発明を図1から図15に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は容器の口部であるスパウトaに取り付けられるキャップで、該キャップ1はスパウトaにネジ付けて取り付けられるキャップ本体2と、キャップ本体2の下方に位置する環状の不正開封防止バンド3とからなるもので、キャップ本体2と不正開封防止バンド3とが一体になった状態で合成樹脂材により成形されている。図1参照
(キャップ本体)
キャップ本体2は、下面側でスパウトaの注出口部分を塞ぐことができるようにした天板4の周辺から下方に周壁5が延設されていて、周壁5で構成される筒状の部分は下方に向けてやや開いたテーパー状に設けられている。周壁5の内面側には、スパウトaの外ネジに螺合する内ネジを有している。さらに周壁5の下辺の断面形状はキャップ径方向外方に向けて張り出るように厚肉とされ、周壁5のほぼ上下方向に起立した側面から前記厚肉部分にかけて斜面を形成している。図4参照
上記天板4の下面にはインナーリング4aが下垂する状態にして設けられている。このインナーリング4aは、キャップ1をスパウトaに取り付けたときに、スパウトaの内側に入ってスパウト内面に摺接可能にして密に接するようになり、容器の収納物が漏れ出ないようにするものである。
図1と図2に示すように上記周壁5の外周側には、キャップの開け閉めに際してキャップを回す指先に滑りが生じないようにするために、指掛け用の複数本の突条5aが一体に配置されている。図示されているように、指掛け用の突条5aそれぞれは、キャップ本体の径方向外方に向けて凸となって周壁5の上部側から下部側にかけて直線状に形成されている。そしてこの実施形態の場合、前記突条5aは径方向外方に向けての張り出し量が全て同一とされているものではなく、張り出し量が大となる突条5aを四方に配置し、その張り出し量が大とした突条5aの間に、張り出し量が中とされた二つの突条5aが配置され、さらに張り出し量を中とした二つの突条5aの間に、張り出し量が最小とされた突条5aが配置されている。
(不正開封防止バンド)
不正開封防止バンド3は上述したようにキャップ本体2の周壁5の下部に位置しているが、周壁5の下辺全周に亘って一体となっているものではなく、以下に示す四カ所の連結部6を介して周壁5の下部に連続している。図7、図9、図10参照
さらに不正開封防止バンド3は、スパウトaにキャップ1を螺合させて正規位置(スパウトaの注出口部分を閉じる位置)となったときに、スパウトaの高さ方向での上記外ネジの部分より下位の高さ位置で対応していて、スパウトaの周方向での等間隔の四カ所に外方に向けて突設した係止突起bが存在する部分に対応するように配置される。図6参照
(長分割バンド、短分割バンド)
不正開封防止バンド3は四本の分割バンド部分に区分されるように成形されていて、環状になるようにして四本の分割バンド部分が配置されている。四本の分割バンド部分は、二本の長分割バンド7とバンド周方向の長さが長分割バンド7より短かい二本の短分割バンド8とからなる。そして長分割バンド7と短分割バンド8とがバンド周方向に交互に位置している。長分割バンド7と短分割バンド8とは、長分割バンド7と短分割バンド8とのそれぞれの開栓方向の上流側端部12、14の部分で上記連結部6を介してキャップ本体2の周壁5の下部に連続している。図7、図10参照
また、長分割バンド7と短分割バンド8とのそれぞれは、図4に示すようにバンド周壁3aとこのバンド周壁3aの上端から不正開封防止バンド3の中心側に向けて張り出るバンド天板3bとからなるもので、バンド周壁3aとバンド天板3bとで縦断面形状を逆さの略L字状に設けられている。
(ブリッジ)
バンド周方向で隣り合う長分割バンド7と短分割バンド8とは、破断可能であって開封の際の開栓方向の回転操作が行なわれるときに破断するブリッジ9を介して分離可能に連結されており、この不正開封防止バンド3は、隣り合う長分割バンド7と短分割バンド8とを破断可能な前記ブリッジ9を介して連続させて環状に形成している。図7参照
(係止爪)
不正開封防止バンド3の内側には、図5と図6とに示すようにこの不正開封防止バンド3の内面に沿うようにするとともに開栓方向に向けて延設されている係止爪10が設けられている。係止爪10は後述するように長分割バンド7の内側と短分割バンド8の内側と位置していて、係止爪10の基端部分が、長分割バンド7と短分割バンド8とのバンド周壁3aに一体とされているとともに、係止爪10の上端部分が、長分割バンド7と短分割バンド8とのバンド天板3bに一体とされている。
係止爪10は、開封に際して開栓方向Xへの回転移動時に係止突起bに係止して、不正開封防止バンド3の開栓方向Xの回転を規制する働きをするものである。即ち、係止爪10は不正開封防止バンド3が開栓方向Xの回転をしかけるときに係止突起bと係止するように設けられている。また係止爪10自体は閉栓方向Yの回転移動をするときに係止突起bを乗り越えることができる可撓性を備えていて、スパウトに最初にキャップ1を取り付けるための閉栓方向Yの回転移動するときに、係止突起bをスムーズに乗り越えて移動して、ブリッジ9に切れを生じさせる引っ張り力が加わらないようにしている。
(係止爪の配置)
開封するためにキャップ1を開栓方向Xに回すことで四カ所の破断可能な上記ブリッジ9が破断するように設けられているが、本発明では、開封操作時に、四カ所のブリッジ9全てを同時には破断せず、不正開封防止バンド3の径方向に対向する一組のブリッジ9が、前記径方向と異なる径方向で対向するもう一組のブリッジ9より先に切れるように、即ち、破断タイミングを僅かながらズレるように設けられていて、キャップ本体2を開栓方向Xに回すときの回転力に大きな力を要しない。
係止爪10は、図11に示されているように長分割バンド7の内側と短分割バンド8の内側とのそれぞれに二つずつにして設けられている。破断タイミングがズレるようにするために、係止爪10のバンド周方向での配置は、開封に際し、キャップ本体2が開栓方向Xに回される動きに伴なって不正開封防止バンド3も開栓方向Xに回転しかけて、長分割バンド7の開栓方向Xの下流側に設けられた係止爪10が係止突起bに係止する位置になるときに、この長分割バンド7に対して開栓方向Xの下流側で隣り合う短分割バンド8であって、この短分割バンド8の開栓方向Xの下流側に設けられた係止爪10が係止突起bに非係止状態で近接する位置となる配置としている。なお図14において、非係止状態とするための配置状態をズレ量Aで示した。
開封時、長分割バンド7の係止爪10が係止する係止突起bは、図11に示されているように前記長分割バンド7の二つの係止爪10の内、開栓方向下流側の係止爪10に対し、その開栓方向下流側に位置する係止突起bである。また短分割バンド8の係止爪10が上述のように非当接で近接する係止突起bは、短分割バンド8の二つの係止爪10の内、開栓方向下流側の係止爪10に対し、その開栓方向下流側に位置する係止突起bである。
なお、長分割バンド7と短分割バンド8とのそれぞれに二つずつ係止爪10が配置されているが、これは対応する係止突起bに近い位置にある係止爪10が係止し損ねた場合に、係止し損ねた前記係止爪10の開栓方向上流側の係止爪10を係止突起bに係止させてブリッジの破断が行なわれるようにしているものであって、ブリッジの破断をより確実に行なうために二つずつにして係止爪10が配置されている。
(先破断のブリッジ)
開封のために続けて開栓方向Xへキャップ本体2を回転させると、長分割バンド7の開栓方向Xの回転が上記係止爪10と係止突起bとの係止によって規制されて停止するのに対して、長分割バンド7の開栓方向下流側端部11に隣り合う短分割バンド8には、上記連結部6を介したキャップ本体2の動きに伴なって開栓方向Xに回転する力が加わってこの開栓方向Xに回転して前記長分割バンド7から離れる方向に移動することとなるので、長分割バンド7の開栓方向の下流側端部11とこの下流側端部11に並ぶ前記短分割バンド8の開栓方向の上流側端部14との間に位置するブリッジ9に引っ張り力が加わり、このブリッジ9が先破断ブリッジとして先に破断する。
(後破断のブリッジ)
長分割バンド7の開栓方向Xの上記下流側端部11と短分割バンド8の開栓方向Xの上記上流側端部14との間の上記ブリッジ9(先破断ブリッジ)が先に破断すると、長分割バンド7の開栓方向Xの下流側端部11は、短分割バンド8側からの拘束が無くなる。そのため、長分割バンド7の開栓方向の下流側端部11側の係止爪10と係止突起bとの係止状態は外れ易くなる。
上述のように長分割バンド7の開栓方向下流側端部11と短分割バンド8の開栓方向上流側端部14との間のブリッジ9が先に破断した後も、キャップ本体2の開栓方向Xへの回転が行われる。このとき、長分割バンド7の開栓方向の下流側端部11の係止爪10は係止突起bから外れる。さらにキャップ本体2の開栓方向Xへの回転に伴なって短分割バンド8が開栓方向Xに回転する。
開栓方向Xへの回転移動で、短分割バンド8の開栓方向Xの下流側の係止爪10と、この係止爪10に対して開栓方向下流側に位置する係止突起bとが係止する。この係止で短分割バンド8の開栓方向Xの回転移動が規制されて停止する一方、この短分割バンド8の開栓方向Xの下流側端部13に隣り合う長分割バンド7は係止爪10との係止関係が解かれているので、開栓方向Xへ回転するキャップ本体2に伴なって開栓方向Xへ回転するように移動させる力が、前記キャップ本体2側から加わる。
なお、上述の説明では、上記短分割バンド8に対して開栓方向Xの上流側に位置する長分割バンド7の係止爪10が係止突起bから外れるとしたが、不正開封防止バンド3では、長分割バンド7と短分割バンド8とがバンド周方向に交互に配置されているので、短分割バンド8に対して開栓方向Xの下流側に位置する長分割バンド7も同様の状態であり、この開栓方向Xの下流側に位置する長分割バンド7の係止爪10も係止突起bから外れる。
上述したように上記短分割バンド8の開栓方向Xへの回転移動が停止するとともに、その短分割バンド8の開栓方向Xの下流側の長分割バンド7が開栓方向Xへ回転しかけると、短分割バンド8の開栓方向Xの下流側端部13とこの短分割バンド8の開栓方向Xの下流側端部13に隣り合う長分割バンド7の開栓方向Xの上流側端部12との間のブリッジ9に引っ張り力が加わり、そのブリッジ9が後破断ブリッジとして破断する。
このようにブリッジ9全てを同時に破断するものではなく、不正開封防止バンド3での径方向に対向する一組のブリッジ9が先破断ブリッジとして先に破断し、前記径方向とは異なる径方向に対向するもう一組のブリッジ9が後破断ブリッジとして前記先破断ブリッジの破断後に遅れて破断するようにしていて、破断タイミングがずれるように設けられている。
そして開封に際して、開栓方向Xの回転を行なうと、不正開封防止バンド3の周方向に沿う引っ張り力が先に加わることになる先破断のブリッジ9からの抗力が、四カ所のブリッジの同時破断の場合に比べて小さくなるとともに、先破断のブリッジ9が切れた後に、つぎに引っ張り力が加わることになる後破断のブリッジ9(未切断のブリッジ)からの抗力も四カ所同時破断の場合に比べて小さくなり、ブリッジ9を切るためにキャップ本体2に加える回転力を小さくすることができて、開封操作に大きな力を要することなく簡単に開封することができる。
なお、先破断ブリッジが切れるときと後破断ブリッジが切れるときの破断タイミングのズレ時間は極めて短時間になるように設けられており、スムーズな開封操作が損なわれないように図られている。
(バネ部材)
本発明のキャップ1では、不正開封防止バンド3が破断して開封されていることが、スパウトaに取り付けられている状態のときに容易に目視確認できるようにした工夫を備えている。その工夫は、不正開封防止バンド3に、該不正開封防止バンド3側から上記係止突起bのスパウト径方向の外端部cに掛かる状態で当接し、不正開封防止バンド3をスパウトaの径方向外方に向けて付勢するバネ部材15を設けることで構成されている。図12、図13参照
まず、長分割バンド7それぞれの開栓方向Xの上流側端部12は、バンド周壁3aの上辺側から切り欠いた形状にしてなるバンド下辺16と上記バネ部材15とからなるものである。そして前記バンド下辺16とこのバンド下辺16に隣り合う短分割バンド8の開栓方向Xの下流側端部13とが、後破断ブリッジであるブリッジ9を介して連続している。
また長分割バンド7の開栓方向Xの上流側端部12は上記連結部6と対応するものであって、上記バンド下辺16がこの連結部6と対応位置している。そしてバンド下辺16と連結部6との間にバネ部材15が位置するように設けられている。
バネ部材15は、該バネ部材15の下端部分がバンド下辺16と一体となって連続しながら立ち上がるとともにスパウトa側(不正開封防止バンドの中心側)に傾斜する斜め支柱17と、この斜め支柱17の上端部分に連続していてスパウトa側(不正開封防止バンドの中心側)に臨む平面を備えた板状の受け板18とからなるものである。そして、バネ部材15の受け板18の上端部分が、上記連結部6に連続している。
(バネ部材の斜め支柱)
バネ部材15の斜め支柱17は、不正開封防止バンド3の径方向外方(スパウト径方向外方)に向けて撓み変形可能な支柱である。そしてバンド下辺16に並ぶ後破断のブリッジ9が破断していない状態であって、上記受け板18に対して不正開封防止バンド3の径方向外方に向けて押し出す力が加えられた状態のときに、この斜め支柱17が撓むようになり、この撓みを元に戻そうとする復元力にて、バンド下辺16の部分、即ち、長分割バンド7の開栓方向Xの上流側端部12を、不正開封防止バンド3の径方向外方に向けて付勢する付勢力を生じさせるようにしている。
(バネ部材の受け板)
バネ部材15の受け板18は、上述したようにその上端部分が連結部6に連続している。そして上記斜め支柱が17が撓み変形する状態のときにも、受け板18の上端部分は連結部6に連続し、上記後破断のブリッジ9が破断している状態のときにも連結部6に連続する。
受け板18自体はバンド周壁3aの位置より不正開封防止バンド3の中心側に偏倚している。また、キャップ1をスパウトaに取り付けて未開封の状態での不正開封防止バンド3の径方向上の位置関係において、前記受け板18のスパウトa側に臨む平面19とスパウトaの係止突起b以外の外周面dとは接合せずに離間する配置となる。図14参照
同様にキャップ1をスパウトaに取り付けて未開封の状態での不正開封防止バンド3の径方向上の位置関係において、受け板18のスパウトa側に臨む平面19の位置は、係止突起bのスパウト径方向外端部cの位置より不正開封防止バンド3の中心側(スパウトaの中心側)となるように設けられている。
そして、キャップ1をスパウトaに取り付けて未開封の状態であって、キャップ1がスパウトaに対して適正な閉止位置にあるときには、上記バネ部材15が係止突起bの外側に位置するように設定されている。
また受け板18は、上述したようにバンド周壁3aの位置より不正開封防止バンド3の中心側に偏倚していて、係止突起bが位置するスパウトaの断面形状に不正開封防止バンド3をオーバーラップさせた状態を示している図14で示されているように、受け板18の平面19の位置が前記係止突起bの領域に入り込むようにこの受け板18が形成されている。
そのため、未開封の状態であってバネ部材15が係止突起bの外側にあるときには、受け板18の平面19と係止突起bのスパウト径方向外端部cとが対応して受け板18が係止突起bの前記スパウト径方向外端部cに当接して、この係止突起bにより受け板18がスパウト径方向外方に向けて押し出されている。図6参照
係止突起bによって受け板18がスパウト径方向外方に向けて押し出されることで上記斜め支柱17が撓み変形する。そして撓み変形に対する抗力としての復元力が生じて、その復元力によってバネ部材15はバンド下辺16を不正開封防止バンド3の径方向外方に向けて押し出すように付勢する。そのため、バネ部材15によって、後破断のブリッジ9が破断しない状態において長分割バンド7の開栓方向Xの上流側端部12に、この上流側端部12を不正開封防止バンド3の径方向外方に向けて付勢する付勢力が常時加わるようにしている。
受け板18は図13に示されているようにバンド周方向に対向する端部それぞれがR付けされて断面円弧の表面形状を呈するように設けられていて、キャップ1の開け閉めに際して、不正開封防止バンド3が開栓方向Xや閉栓方向Yに移動するときに、受け板18が係止突起bにスパウト外周面方向から係止しないようにしていて、係止突起bを乗り越えたりその係止突起bのスパウト径方向外端面に適正に位置することができるように図られている。
実施の形態においては、未開封の状態を含めてキャップ本体2がスパウトaを適正に閉栓する角度位置にしたときには、スパウト周方向での位置関係において係止突起bとバネ部材15とが対応し、係止突起bとバネ部材15とがスパウト径方向に並ぶように設定されている。図6参照
なお、受け板18自体は、キャップ1の初期の取り付けに際して不正開封防止バンド3が閉栓方向Yに回転するときに係止突起bとの係止が生じない形状であればよく、上述した形状に限定されない。
(バネ部材による分割バンドの押し出し)
未開封のキャップ1を開栓方向Xに回転させることで、上述したように先分断のブリッジ9が破断するとともに、その先破断のブリッジ9が破断してから後破断のブリッジ9が破断する。後破断のブリッジ9が破断してから再度キャップ本体2をスパウトaに取り付けて正しくスパウトaを閉じるようにネジ付けると、上述したようにスパウトa側の係止突起bと四つに切れた不正開封防止バンド3の内の上記長分割バンド7の開栓方向Xの上流側端部12とが対応位置する。
そして長分割バンド7の開栓方向Xの上流側端部12の上記バネ部材15の受け板18が係止突起bのスパウト径方向外端部cに対応して、バネ部材15はその係止突起bによってスパウト径方向外方に向けて押し出される。即ち、バネ部材15は長分割バンド7の一部分であり、キャップ本体2に連続しているバネ部材15の受け板18がバンド周壁3aより中心側に位置し、斜め支柱17が撓むことなく傾斜した直線状となっているので、長分割バンド7が不正開封防止バンド3の径方向外方(スパウト径方向外方)に向けて張り出る状態となる。図15参照
一旦開封した後にキャップ1をスパウトaに取り付けても、上述したように長分割バンド7が外方に張り出る状態となるため、開封済みであることが目視にて簡単に確認できる。
また張り出た長分割バンド7を押し込んだとしても、係止突起bに重なっているバネ部材15側からの復元力の作用によって長分割バンド7が押し出されてしまい、未破断の不正開封防止バンド3の状態に復元させることが不可能となる。よって開封済みであることが判断し易い形態を保つことができるものとなる。
(縦ブリッジ)
上述したようにキャップ本体2と不正開封防止バンド3とは上記連結部6を介して連続している。そして合成樹脂材料を用いて成形されたキャップ1ではキャップ本体2と不正開封防止バンド3との間には隙間が存在している。本実施の形態のキャップ1において、上記長分割バンド7は、開栓方向Xの上流側端部12の上記バネ部材15の部分で連結部6を介してキャップ本体2に連続しているが、下流側端部11に隣り合う短分割バンド8に至るまでの部分の距離が長くなっている。
このように長分割バンド7自体の長さ(バンド周方向での長さ)が長く、バネ部材15側の連結部6のみでキャップ本体2と連続している場合、成形された後のキャップ1がスパウトaに取り付けられるまでの期間中、他物との接触などの外部からの力を受けて、長分割バンド7が単独で移動してこの長分割バンド7とキャップ本体2との間が適正間隔より広く開いて垂れるような状態になったり逆に長分割バンド7がキャップ本体2の周壁5に接触したりする可能性がある。そして、キャップ1をスパウトaに機械取付するときに前述のように長分割バンド7の部分が不適切に位置ズレしている場合、キャップ自体の取り付けが不良となる不具合が発生し易くなる。
そこで本実施の形態では、長分割バンド7のバンド天板3bの部分であって長分割バンド7の周方向での略中央部分とキャップ本体2の周壁5の下部との間に破断可能な縦ブリッジ20が設けられており、この縦ブリッジ20を介して長分割バンド7の周方向の略中央部分とキャップ本体2とが連続している。
そして上記縦ブリッジ20は、開封に際してキャップ1を開栓方向Xに回転させる操作を行なったとき、上記先破断のブリッジ9の破断と同時に破断するように設けられているものである。
なお、上述したキャップ1については、係止突起bがスパウト周方向に等間隔にして四つ配置されたスパウトaに取り付けられる例を挙げて説明しているが、本発明のキャップは、係止突起bをスパウト周方向に等間隔にして四つ配したスパウトaに取り付けるものに限定されない。
1…キャップ
2…キャップ本体
3…不正開封防止バンド
6…連結部
7…長分割バンド
8…短分割バンド
9…ブリッジ
10…係止爪
11…長分割バンドの開栓方向の下流側端部
12…長分割バンドの開栓方向の上流側端部
13…短分割バンドの開栓方向の下流側端部
14…短分割バンドの開栓方向の上流側端部
15…バネ部材
16…バンド下辺
17…斜め支柱
18…受け板
20…縦ブリッジ
X…開栓方向
Y…閉栓方向
a…スパウト
b…係止突起
c…係止突起のスパウト径方向外端部
d…スパウトの係止突起以外の外周面

Claims (3)

  1. スパウト(a)に螺合して取り付けられるキャップ本体(2)と、このキャップ本体(2)の周壁(5)の下部に連結部(6)を介して位置している環状の不正開封防止バンド(3)とからなり、前記不正開封防止バンド(3)は、複数の分割バンド部分からなり隣り合う分割バンド部分同士が破断可能なブリッジ(9)を介して連続して環状に形成されているとともに、スパウト(a)の外方に向けて突設した係止突起(b)に開栓方向(X)への回転時に係止して開栓方向(X)の回転を規制する係止爪(10)が設けられていて、前記係止突起(b)に前記係止爪(10)が係止して開栓方向(X)の回転が規制されるときに前記ブリッジ(9)が破断するキャップ(1)において、
    前記不正開封防止バンド(3)には、不正開封防止バンド(3)側から係止突起(b)のスパウト径方向外端部に当接し、不正開封防止バンド(3)をスパウト(a)の径方向外方に向けて付勢するバネ部材(15)が設けられていることを特徴とするキャップ。
  2. 不正開封防止バンド(3)の上記分割バンド部分は、二本の長分割バンド(7)とバンド周方向の長さが長分割バンド(7)より短かい二本の短分割バンド(8)とされていて、不正開封防止バンド(3)は、上記ブリッジ(9)を介して長分割バンド(7)と短分割バンド(8)とをバンド周方向に交互に位置してなるものであって、
    前記長分割バンド(7)の内側に設けた上記係止爪(10)と前記短分割バンド(8)の内側に設けた係止爪(10)とのバンド周方向での配置は、上記開栓方向(X)の回転で長分割バンド(7)の係止爪(10)が係止突起(b)に係止する位置になるときに、短分割バン(8)の係止爪(10)が係止突起(b)に非係止状態で近接する位置となる配置とされ、
    開栓方向(X)の回転での長分割バンド(7)の係止爪(10)と係止突起(b)との係止により、長分割バンド(7)の開栓方向(X)の下流側端部(11)とこの下流側端部(11)に並ぶ短分割バンド(8)との間に位置するブリッジ(9)が破断し、
    長分割バンド(7)の開栓方向(X)の下流側端部(11)とこの下流側端部(11)に並ぶ短分割バンド(8)との間に位置する前記ブリッジ(9)が破断した後に、短分割バンド(8)の係止爪(10)と係止突起(b)との係止により、前記短分割バンド(8)の開栓方向(X)の下流側端部(13)とこの短分割バンド(8)の開栓方向(X)の下流側端部(13)に並ぶ長分割バンド(7)との間に位置するブリッジ(9)が破断する構成とされている請求項1に記載のキャップ。
  3. 上記長分割バンド(7)の開栓方向(X)の上流側端部(12)は、この長分割バンド(7)のバンド下辺(16)と上記バネ部材(15)とからなり、バネ部材(15)は、下端部が前記バンド下辺(16)に連続しているとともに、上記スパウト(a)に当接可能な受け板(18)を経て上記連結部(6)に連続しており、
    長分割バンド(7)の開栓方向(X)の上流側に位置する前記バンド下辺(16)とこのバンド下辺(16)に並ぶ短分割バンド(8)とが上記ブリッジ(9)を介して連続している請求項2に記載のキャップ。
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