JP2020076627A - 2軸試験機 - Google Patents

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Abstract

【課題】2軸試験機に一部の部材を挿入するだけで試験体を載置する下部取付板を補鋼し鉛直加重による撓み変形を著しく減少させることができ、画期的な費用低減及び資材購買の効率化が図れる。【解決手段】本発明の2軸試験機は、鉛直荷重を発生する鉛直シリンダ6と、鉛直シリンダ6による鉛直荷重を試験体に上方から加える上部取付板3と、試験体を載置する下部取付板5と、下部取付板5に水平荷重を横方から加えるスライド板10とを、具備し、下部取付板5とスライド板10との間に配置し、鉛直荷重による下部取付板への変形を減少させる鉛直荷重補剛材11を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、免震ゴム等の特性を試験するための2軸試験機に関する。
従来から建築物や橋梁物の免震ゴムの特性を試験するため2軸試験機が用いられている。例えば、図7に示す特許文献1の2軸試験機は、ロ字形をしたフレーム1に、複数の鉛直リニアガイド2を介して上部取付板3が摺動自在に支持されており、その下方には、複数の水平スライドベアリング4を介して下部取付板5が摺動自在に支持されている。上部取付板3には、フレーム1の上部に取付けられた鉛直シリンダ6によって鉛直方向の圧縮負荷が付与される一方、下部取付板5には、フレーム1の側部に取り付けられた水平負荷シリンダ7によって水平方向(圧縮と引張の両方)への圧縮負荷が付与される。
試験体である免震ゴムWは、上部取付板3と下部取付板5の間に挟み込まれた状態で試験に供され、この免震ゴムWに作用する鉛直方向及び水平方向(圧縮と引張の両方)への各荷重は、それぞれ鉛直ロードセル8及び水平ロードセル9によって検出される。また、免震ゴムWの鉛直方向及び水平方向(圧縮と引張の両方)からの圧縮負荷による変位(撓み量)は、上部取付板3に取り付けられた変位センサと下部取付板5に取り付けられたセンサターゲットとで検出される。
特開2001−41870号
ところが、試験体である免震ゴムWの鉛直方向の圧縮負荷による変位(撓み量)を測定するために鉛直荷重を付与すると、その鉛直荷重によって下部取付板が撓んで変形することで、免震ゴムWだけでなく当該下部取付板の変形までも測定することになり測定精度に大きな影響を与える虞があった。
また、この影響対策として、フレームや下部取付板自体の板厚を増やすなど、剛性を上げる方法が考えられる。
しかし、このような方法は、鉛直荷重による撓み変形を減らすのには有効であるが、鋼材費だけで莫大な費用を要するとの問題があった。また、フレームや下部取付板自体の板厚を増すことで必然的に大型化するとともに重量も増大し、運搬・設置に係る労力と費用も多大に嵩むという問題もあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的は、2軸試験機に薄い金属部材を挿入するだけで試験体を載置する下部取付板を補鋼し、鉛直加重による撓み変形を著しく減少させることができる画期的な費用低減及び資材購買の効率化が図れる2軸試験機を提供することにある。
前記目的を達成するために、第1の発明は、試験体の上部と下部との間に鉛直荷重と水平荷重を加えて該試験体の変位を試験する2軸試験機であって、前記鉛直荷重を発生する鉛直シリンダと、前記鉛直シリンダによる鉛直荷重を前記試験体に上方から加える上部取付板と、前記試験体を載置する下部取付板と、前記下部取付板に前記水平荷重を横方から加えるスライド板と、前記下部取付板と前記スライド板との間に配置し、前記鉛直荷重による前記下部取付板の撓み変形を減少させる鉛直荷重補剛材を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記スライド板の中心部には、前記鉛直荷重補剛材を位置決めするピンを備え、前記ピンは、前記スライド板における前記鉛直荷重補剛材対向面に設けたピン収納穴内に、弾性部材を介して穴没可能に備えられていることを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、前記鉛直荷重補剛材は、前記下部取付板と当接する前記試験体の当接面形状に応じて着脱自在であることを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明乃至第3の発明のいずれかにおいて、前記鉛直荷重補剛材の鉛直荷重を受ける面形状は、前記試験体の鉛直荷重を受ける面形状と略同一形状であることを特徴とする。
本発明によれば、2軸試験機に薄い金属部材を挿入するだけで試験体を載置する下部取付板を補鋼し鉛直加重による撓み変形を著しく減少させることができる画期的な費用低減及び資材購買の効率化が図れる2軸試験機を提供できる。
本発明の実施形態の構成を示す正面視の略断面図である。 本発明の実施形態の構成を示す側面視の略断面図である。 (a)は、本発明の実施形態のスライド板に設けられたピン収納穴からピンが突出されている状態の模式図を示し、(b)は、当該ピン収納穴内にピンが穴没されている状態の模式図を示している。 (a)は、従来の免震ゴムに鉛直方向への一定の圧縮負荷を加えたときの2軸試験機を示し、(b)は、本発明の鉛直荷重補剛材を配置後に免震ゴムに鉛直方向への一定の圧縮負荷を加えたとき2軸試験機を示す模式図である。 本発明の実施形態の鉛直荷重補剛材の解析結果を示すグラフ図である。 本発明の実施形態における変形量の比較解析結果を示すグラフ図である。 従来の2軸試験機の構成を示す正面視の略断面図である。
図1及び図2は、本実施形態の2軸試験機を示しており詳細に説明する。なお、本実施形態は、本発明の一実施形態にすぎず、何ら限定されるものでなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。また、従来技術の2軸試験機の構成と同じくする部材については、本実施形態でも同じ用語と符号を用いることとする。
本実施形態の2軸試験機は、全体概略を説明すると、試験体である免震ゴムW(以下、単に「免震ゴムW」という。)に対して上方(鉛直方向)及び横方(圧縮と引張の両方の水平方向)から圧力を加える油圧ユニット部と、免震ゴムを上下から保持して加圧力による免震ゴムWの変位を検出するための試験機本体部と、これら各部を取り囲むフレーム1とからなる。また、油圧ユニット部のコントロール及び荷重・変位の試験データを検出し算出する制御部を有する外付けのPC装置が設けられている。
2軸試験機で特性が試験される免震ゴムWは、例えば、鋼板とゴム板が交互に積層された円板状の積層ゴムである。試験を行うにあたり、免震ゴムWは、免震ゴムWの上端に固着された上取付板3と免震ゴムWの下端に固着された下取付板5とがボルト等により固着され、取り付けられる。なお、免震ゴムWとしての積層ゴムは、その本体に鉛支柱が埋設された鉛入り積層ゴムであってもよい。
本実施形態の2軸試験機は、図1及び図2に示すように、低床式で、床面上の基台に接する大きい箱型の外側フレームAと、その外側フレームAの中間に位置し内包される小さな箱型の内側フレームBからなるフレーム1を備えている。当該外側フレームAは、基台に接する底面である下部フレーム1bと、天井面である上部フレーム1aと、当該下部フレーム1bと上部フレーム1aと連結した側面の側部フレーム1dから構成される。また、外側フレームAは、フレーム強度を増すための縦横に補強支持部(図示せず)を有している。
内側フレームB内には、後述する油圧ユニット部の鉛直シリンダ6と鉛直ピストンロッド6aの部分と、後述する試験機本体部の上部取付板3の部分を囲むように配置されている。
また、これらの外側フレームAや内側フレームBは、設置場所での組み立て分解が可能とし、設置場所までの搬入が容易になるように総重量を軽減している。
油圧ユニット部は、上部フレーム1a側にあって、鉛直荷重を加える油圧式の鉛直シリンダ6と、下部フレーム1b側にあって、水平荷重を横方(圧縮と引張の両方水平方向()から加える油圧式の水平シリンダ7から構成されている。
鉛直シリンダ6は、上部フレーム1aの下面中央部に吊り下げて保持されている油圧シリンダ装置である。この鉛直シリンダ6の機能は、鉛直ピストンロッド6aを鉛直(上下)方向に伸縮(往復)作動させて、所定の鉛直加重を負荷するものである。
水平シリンダ7は、下部フレーム1bの上面の延長で、側部フレーム1cの外側に位置した基台上に固定保持された油圧シリンダ装置である。この水平シリンダ7の機能は、水平ピストンロッド7aを水平(横側)方向に伸縮(往復)作動させて所定の水平加重を負荷するものである。そして、水平ピストンロッド7aの先端には、スライド板10が連結されている。
スライド板10は、水平ピストンロッド7aの先端に連結されて、所定の水平加重を負荷されることで、スライドベアリン4上を水平方向(図面上では左右(圧縮と引張の両方))に摺動自在に往復移動する。これにより、圧縮せん断試験を行うことができる。
また、図3(a)、(b)に示すように、スライド板10の中心部には、鉛直荷重補剛材11を位置決めするピン10bを備えている。このピン10bは、スライド板10における鉛直荷重補剛材11の対向面に設けたピン収納穴内10aに、弾性部材(圧縮コイルバネ部材10c)を介して穴没可能に備えられている。
試験機本体部は、鉛直シリンダ6による鉛直荷重を免震ゴムWに上方(鉛直方向)から加える上部取付板3と、免震ゴムWを載置する下部取付板3と、鉛直荷重による免震ゴムWの変位(圧縮量)を検出するための変位センサ31とから構成されている。また、鉛直ピストンロッド6aと上部取付板3との間には、鉛直加重を検出するための鉛直ロードセル8と、水平ピストンロッド7aとスライド板10との間には、水平加重を検出するための水平ロードセル9が備えられている。
上部取付板3は、内側フレームBに取付けられた鉛直方向に伸びた一対の鉛直リニアガイド2上を鉛直方向に摺動自在に往復移動できる。この往復移動は、鉛直シリンダ6からの圧力が鉛直ピストンロッド6aと鉛直ロードセル8を介して免震ゴムWに鉛直加重が負荷されることにより可能となる。また、この鉛直リニアガイド2は、鉛直シリンダ6からの加圧にも変形することなく耐え得る強固な構造となっている。
下部取付板5は、スライド板10の上面に載置された鉛直荷重補剛材11を介して取り付けられ水平方向に摺動自在に往復移動できる。このように免震ゴムWに水平加重が圧縮と引張の両方に負荷されることで、せん断試験が行われる。この水平荷重は、水平シリンダ7、水平ピストンロッド7a、水平ロードセル9、スライド板10、鉛直荷重補剛材11、そして、免震ゴムWへと伝わる。水平荷重と鉛直荷重を免震ゴムWに同時に負荷させることで2軸の試験が行うことができる。
鉛直荷重補剛材11は、薄い金属板からなる円板(円盤)状に形成され、下部取付板5とスライド板10との間に着脱自在に備えられ、鉛直荷重補剛材11の鉛直荷重を受ける面形状(径)が免震ゴムWの鉛直荷重を受ける面形状(径)と略同一形状であることを条件に、鉛直荷重による下部取付板5への撓み変形を減少させる作用を有する。すなわち、鉛直荷重補剛材11は、下部取付板5と当接する免震ゴムWの当接面形状に応じて着脱自在に取り替え可能である。
このように、鉛直荷重補剛材11を挿入することで、下部取付板5とスライド板10が変形しても、その変形量は鉛直荷重補剛材11を介していることで直接的な接触を避け、下部取付板5までには伝わらず、下部取付板5の撓みによる変形量を大幅に抑えられることができる効果を奏する。
また、鉛直荷重補剛材11は、板厚が3mm以下のSPCC(一般冷間圧延鋼板)を円板(円盤)状にくり抜き加工するだけで容易に作成でき、材質及び加工的にも廉価である。本実施形態では、鉛直荷重補剛材11の板厚を約2.3mmとしており、その理由は次のとおりである。
鉛直荷重を負荷したときに、鉛直荷重補剛材11の外端部で下部取付板とスライド板が接触しないように鉛直荷重補剛材11の板厚を決める必要がある。実際の試験において、鉛直荷重2,400KNを負荷したときに、鉛直荷重補剛材11の外端の最大変形量が1〜2mm程度であることが実測され、鉛直荷重補剛材11の板厚により変形させる荷重を無くすためには2mm以上の厚さを持つ鋼板が必要となった。このため市場に流通している鋼板において、厚さ2mmに最も近いという条件下、厚さ2.3mmのものが廉価であるためこれを採用することにした。
これにより、2軸試験機に薄い金属部材を挿入するだけで下部取付板5を補鋼し鉛直加重により撓み変形を著しく減少させることができ、画期的な費用低減及び資材購買の効率化が図れる。
図3(a)は、本発明の実施形態のスライド板10に設けられたピン収納穴10aからピン10bが突出されている状態の模式図を示し、図3(b)は、当該ピン収納穴10a内にピン10bが穴没されている状態の模式図を示している。
図3(a)、(b)に示すように、鉛直荷重補剛材11には、試験中に動かないように位置決めし固着するための断面視凸形状のピン10bが通る貫通孔11aが中心部の1カ所に設けられている。
また、スライド板10の中心部には、鉛直荷重補剛材11を位置決めするピン10bを備え、このピン10bは、スライド板10における鉛直荷重補剛材11の対向面に設けたピン収納穴内10aに、弾性部材を介して穴没可能に備えられている。
ピン収納穴10aは、断面視凹形状に加工されている。そして、このピン収納穴10aには、ピン10bが上下動させるために伸縮する、例えば、弾性部材として、圧縮コイルバネ部材10cを備えている。これにより、ピン10bをスライド板10の上側に押し出す仕組みになっている。
なお、ピン10bは、単数でも複数でもよく、任意に設計変更可能である。
圧縮コイルバネ部材10cは、ステンレス、ステンレス銅線やピアノ線などの線材を一定の空きを持たせてコイル状に巻いたもので、少なくとも最大圧縮時に、ピン10bの先端部分が、鉛直荷重補剛材11の貫通孔内10aに収納され、鉛直荷重補剛材11の上面から突出しない程度のコイル長とする。
なお、本実施形態では、ピン収納穴10aは円筒状としているが、これに限定されず、圧縮コイルバネ部材10cが収まる穴形状や穴深さであれば良い。
また、弾性部材は圧縮コイルバネに限定解釈されるものではなく、上方からの圧力の有無により、ピン10bをピン収納穴10a内から突没できるものであればよく、板バネ等他、高反発のゴムやウレタンであってもよい。
また、図3(a)に示すように、鉛直荷重補剛材11は、スライド板10の上面に載置され、下部取付板5が鉛直荷重補剛材11と接触しない状態で、スライド板10に設けられたピン収納穴10aからピン10bが突出されている。これにより、下部取付板5が浮いた状態において、圧縮コイルバネ部材10cによる伸縮式のピン10bが鉛直荷重補剛材11の貫通孔11aに挿入されて横ズレを防止している。
このようなピン10bは、鉛直荷重補剛材11の板厚よりも長くして、試験者が鉛直荷重補剛材11の貫通孔11aに入れ易くして作業の効率を図っている。そして、鉛直荷重補剛材11の貫通孔11aに挿入後、下部取付板5は、鉛直荷重の負荷により矢印符号Tのように上方から下降する。
次に、図3(b)に示すように、下部取付板5が下降して、鉛直荷重補剛材11の上面に下部取付板5が載置されると、下部取付板5の自重押圧で、ピン10bはピン収納穴10a内に容易に押し下げられ鉛直荷重補剛材11の上面の位置で止まる。
したがって、鉛直荷重補剛材11から突出し、はみ出ていた長さの分のピン10bはピン収納穴10aに収まり、下部取付板5と鉛直荷重補剛材11とが当接するので隙間が生じることはない。
変位センサ31は、免震ゴムWを上下から挟む面側の上部取付板3の下面の片隅に計4カ所に配置されており、これら片隅4カ所との測定対象物との距離が変わることを計測する。具体的には、上部取付板3側の変位センサ31の投光部からレーザを投光し、下部取付板5の上面側に設けられたセンサターゲット(受光素子)51上の受光位置を検出することで、レーザ対象物のセンサターゲット(受光素子)51の位置情報を検出する。
なお、投光したレーザが物体に当たって戻って来るまでの時間で距離を測定する時間計測式でも構わない。また、本実施形態の変位センサ31はレーザ式を使用しているが、接触式でも構わない。このような変位センサ31は、変位が10mm程度も測定できれば十分であることから、1軸ロボットによりレーザセンサ本体を上下に移動可能としても構わない。
また、水平試験時の鉛直変位を測定するために変位センサ31のレーザ測定対象物となるセンサターゲット51を突出した形状としているが、単に鉛直方向の変位の試験だけであれば特に突出させる必要がない。
鉛直ロードセル8は、鉛直ピストンロッド6aと上部取付板3との間に配置され鉛直加重の値を検出する荷重計である。また、水平ロードセル9は、水平ピストンロッド7aとスライド板10との間に配置され、水平加重の値を検出する荷重計である。
図示しない制御部は、上部取付板3を鉛直方向に、下部取付板5を水平(横)方向にそれぞれ往復動させて加重を付与するべく、鉛直油圧シリンダ6及び水平油圧シリンダ7に電気信号を送り鉛直ピストンロッド6aと水平ピストンロッド7aの動作をコントロールする。
したがって、制御部の下で、鉛直油圧シリンダ6及び水平油圧シリンダ7を作動させて、免震ゴムWを鉛直方向及び水平方向(圧縮と引張の両方)に変形させることができ、この変形を鉛直ロードセル8、水平ロードセル9及び4個のセンサ31による測定により2軸試験を行うことができる。
本実施形態では、2軸試験の内鉛直加重試験において、鉛直方向の変位検出を正確に検出するために鉛直荷重補剛材11を用いた本願発明の2軸試験機の改善評価について、模式図の図4(a)、(b)を用いて説明する。
図4(a)は、従来の免震ゴムWに鉛直方向への一定の圧縮負荷を加えたときの2軸試験機を示す模式図である。図4(a)に示すように、免震ゴムWに、例えば2400KNの鉛直荷重Sを矢印符号のように圧縮負荷した場合、下部取付板5⇒スライド板10⇒下部フレーム1bへと下方へ荷重が伝わり、それぞれに滑りと撓み変形が発生する(図中の3つの「変形」を参照。)。下部取付板5に撓み変形が発生すると変位センサターゲット51の位置が内側に向かって傾斜移動することによって変位を検知する変位センサ31での位置測定に影響を与える。また、傾斜すると免震ゴムWの圧縮する変位そのものに影響を与える結果、測定値が不正確になってしまう。
以上の説明のとおり、改善前の2軸試験機では、2,400KNの鉛直加重により下部取付板5が撓むことで、下部取付板5に取り付けられた変位センサ31が、この下部取付板5の撓む分も測定してしまい精度が低下することになる。
図4(b)は、本実施形態で、図4(a)には無かった鉛直荷重補剛材11を下部取付板5とスライド板10の間に配置している。図4(b)に示すように、試験体である免震ゴムWに、同じく2400KNの鉛直荷重Sを矢印符号のように圧縮負荷した場合、下部取付板5⇒スライド板10⇒下部フレーム1bへと下方へ荷重が伝わるものの、下部取付板5に撓み変形が発生せず、スライド板10と下部フレーム1bに滑りと撓み変形が発生する(図面中の2つの「変形」を参照。)。
したがって、下部取付板5に備えられた変位センサターゲット51の位置が撓み変形により傾斜移動することが無いことから、免震ゴムWの圧縮する変位にも影響を与えず測定精度が正確になる。
以上のとおり、改善後の2軸試験機では、スライド板10の上面に載置された鉛直荷重補剛材11の作用により、2,400KNの鉛直加重でスライド板10が変形して撓んでも、下部取付板5が撓み変形が著しく減少するため上部取付板3に取り付けられた変位センサ31の測定精度が低下しなくなる。
なお、変位センサ31は少なくとも2個以上と法上規定されていて、本実施形態では4個の変位センサ31を用いて説明しているが、改善後の2軸試験機では精度が低下しないことから2個のセンサ配置でも構わない。
なお、本実施形態において、下部取付板5の板厚は250mmであるの対し、図4(b)に示す鉛直荷重補剛材11の板厚は2.3mmと実際には非常に薄いが、本願発明の説明を分り易く説明するための模式図であるため、図面上は板厚を厚めに図示している。
このように鉛直荷重補剛材11が非常に薄い板厚であっても、免震ゴムWに鉛直方向の一定の圧縮負荷を加えたときにも変位センサ31の測定精度が正確である理想的な2軸試験機を提供することが可能である。
[鉛直荷重補剛材 の最適寸法径の解析]
出願人は、本実施形態の図3(b)に示される構成の2軸試験機を用い鉛直荷重の圧縮負荷を加えて、免震ゴムW径及び鉛直荷重の組合せにおける最適な鉛直荷重補剛材11の寸法径を求めたので説明する。
解析方法は、6パターンの鉛直荷重補剛材径及び4パターンの免震ゴムW径について、それぞれの組合せの24パターンについて、[表1]の鉛直荷重を加え、下部取付板5の変形量の最大値と最小値を算出して行った。
[解析条件]
(1)鉛直荷重補剛材11は、金属の板厚2.3mmの薄い円板で、径の寸法を次の6パターンとする。
φ700mm、 φ800mm、 φ900mm、 φ1,000mm、
φ1,100mm、 φ1,200mm
(2)試験体(免震ゴム)径及び鉛直荷重の組合せを[表1]に、その組合せ結果を表2に、その結果をグラフにて図5に示す。
[表1]
Figure 2020076627
[表2]
Figure 2020076627
(3)解析の評価
表2は、各試験体である免震ゴムWの径と鉛直荷重補剛材11の径との関係において、鉛直荷重2,400KNを負荷した場合の下部取付板5の撓み変形量の最大と最小を測定し表化したものである。ここで、撓み変形量の最大とは、下部取付板5の撓みの一番大きい箇所(下部取付板5の内側部分)であり、撓み変形量の最小とは、下部取付板5の撓みの一番小さい箇所(下部取付板5の外側部分)である。
図5は、折れ線グラフで解析結果を示しており、縦軸は表の「解析値分類」の「最大(mm)」と最小(mm)の差である「下部取付板 変形量差(mm)」であり、横軸は「鉛直荷重補剛材径(mm)」であり、折れ線は免震ゴムWの径を示している。ここで、折れ線は免震ゴムWの径が、φ360が1点鎖線、φ510が点線、φ720が2点鎖線、φ1,110が実線である。
表2及び図5において、最適な鉛直荷重補剛材11の径は、「差の平均」及び「差の2乗の平均の平方根」が最も小さい数値のものとする。この結果、鉛直荷重補剛材11の径は、φ700mmが最も差が最小であることが分る。
また、組合せ結果において、免震ゴムWの径と鉛直荷重補剛材11の径とが近い方の変形量が少ないことも分る。例えば、免震ゴムWの径がφ720mmは鉛直荷重補剛材11の径700mmで、また、免震ゴムWの径がφ1,100mmは鉛直荷重補剛材11の径1,100mmで、最も小さな変形量を示している。しかし、小さくしすぎると鉛直荷重補剛材11に加わる面圧が大きくなり変形を発生させる虞がある。
したがって、鉛直荷重補剛材11の鉛直荷重を受ける面の径(面形状)は、免震ゴムWの鉛直荷重を受ける面の径(面形状)と略同一であることが最適であることが立証された。
このように、鉛直荷重補剛材11は、免震ゴムWの径に応じた略同一径に取り替えて、2軸試験を行うことが最適である。つまり、鉛直荷重補剛材11が薄い金属からなる700mm〜φ1,100mm程度の円板であるため、別の試験体である免震ゴムWに取り替える際に合せて、免震ゴムWに適した略同一径の鉛直荷重補剛材11に容易に取り替えができる。すなわち、鉛直荷重補剛材11は、免震ゴムWの形状・大きさに応じて着脱自在であることを特徴とする。
なお、本実施形態では、鉛直荷重を受ける面形状において、円形の免震ゴムWを用いているが、これに限定されず四角の複数角などであっても良く、この場合の鉛直荷重補剛材11は円板ではなく試験体に適した四角などの形状の平面板が好ましい。
また、鉛直荷重補剛材11の径がφ800mmであればどの免震ゴムWの6パターンの径であっても変形量が最大公約数的に用いることができる(図5参照)。よって、変位センサの測定に影響を与えない範囲として1つの鉛直荷重補剛材11を用いることで、免震ゴムWを取り替えの都度、鉛直荷重補剛材11を取り替える必要もなく作業効率面で効果があがる。
[下部取付板・スライド板・下部フレームの撓み変形量の対比解析]
次に、出願人は、2軸試験機において、鉛直荷重を負荷した場合の下部取付板5・スライド板10・下部フレーム1bの撓み変形量をそれぞれ対比解析し、この結果をみると、鉛直荷重補剛材11を用いたパターンが下部取付板5の撓み変形量が最も少ないこと分る。本対比解析について、以下に説明する。
ここで用いる免震ゴムWの径は1,000mmで、鉛直荷重補剛材11が金属の板厚2.3mmの薄い円板で、鉛直荷重は2,400KNとする。
表3は、撓み変形量を測定する対比対象が4パターンであることを表している。
パターン1は、従来(現行)1の鉛直荷重補剛材11を用いない2軸試験機であって、下部取付板の板厚が250mmで、スライド板の板厚が290mmである。
パターン2は、従来(現行)2の鉛直荷重補剛材11を用いない2軸試験機であって、下部取付板5の板厚が560mmで、スライド板の板厚が290mmである。ここで、下部取付板5の板厚が560mm、パターン1の約2倍としたのは、下部取付板5の剛性を上げることによる撓み変形の対処を行った効果測定をするためである。
パターン3は、本願発明1の鉛直荷重補剛材11を用いた2軸試験機であって、パターン1と同じく下部取付板5の板厚が250mmで、スライド板の板厚が290mmである。用いる鉛直荷重補剛材11は円形で、径がφ1,800mmとしている。ここで、径がφ1800mmとしたのは、このような大きい径であっても、鉛直荷重の面圧を下げ、撓み変形が小さくなる効果があるか否かをみるためである。
パターン4は、本願発明2の鉛直荷重補剛材11を用いた2軸試験機であって、パターン1と同じく下部取付板5の板厚が250mmで、スライド板の板厚が290mmである。用いる鉛直荷重補剛材11は円形で、径がφ1,000mmとしている。ここで、径がφ1,000mmとしたのは、上記と同じく、鉛直荷重の面圧を下げ、撓み変形が小さくなる効果がある否かを確認するためである。
[表3]
Figure 2020076627
表4は、表3の4パターンにおける試験結果の下部取付板5・スライド板10・下部フレーム1bの撓み変形量の対比表である。また、図6は、表3に基づき、撓み変形量を棒グラフ化したものを示す。図6の縦軸は撓み量(mm)であり、横軸は、左側から右側へパターン別の順に、「従来(現行)1」、「従来(現行)2」、「本願発明1」、「本願発明2」であり、それぞれの3本の棒グラフの内、左側が「下部フレーム」であり、中央が「スライド板」であり、右側が「下部取付板」である。この対比結果からは次のことがいえる。
先ず、従来(現行)1のパターンは、下部フレーム1b・スライド板10・下部取付板5の変形量が他のパターンと対比し一番に大きい。
従来(現行)2のパターンは、下部取付板5の板厚を約2倍にしたことの効果があって、パターン1よりもいずれも変形量が小さく、特に下部取付板5の変形量が格段に小さくなったことが分る。
パターン3は、パターン1に鉛直荷重補剛材11をスライド板と下部取付板5の間に、鉛直荷重補剛材11の径がφ1,800と免震ゴムWの径φ1,000mmよりも大きくして配置したものであるが、変形量がパターン1と対比して効果が少ないことが分る。
パターン4は、パターン1に鉛直荷重補剛材11をスライド板10と下部取付板5の間に、鉛直荷重補剛材11の径がφ1,000と免震ゴムWの径φ1000mmと同じにして配置したもので、下部フレームとスライド板の変形量がパターン1と対比して変化がないものの、下部取付板の変形量がパターン1〜3と対比して格段に小さい変形量であって画期的な効果があることが分った。
[表4]
Figure 2020076627
以上の説明のとおり、下部取付板5の撓みによる変形量を小さくする対処として、全体的にフレーム1を強化するために2軸試験機を大型化すること、部分的に下部取付板5の剛性を強化するために板厚大とすること、そして、本願発明の鉛直荷重補剛材11を用いること、などが取り得る。ただ、前者2つの対処は鋼材が高額のため2軸試験機が高額になること、フレーム強化すれば2軸試験機が大型化になるなどのデメリットが多い。これに対して、本願発明の鉛直荷重補剛材11であれば、廉価な金属製の薄い板を免震ゴムWの形状(例えば、円柱であれば寸法径が略同一の円板、平面であれば同じ寸法の平板)に合せて加工し、スライド板10にピン収納穴10aを設けて載置するだけで済むメリットがある。
[鉛直荷重補剛材の取付有無の変形量試験結果]
次に、出願人は、2軸試験機において、鉛直荷重補剛材11が無い場合とある場合に分けて、鉛直荷重113KNから23988KNの範囲の6パターンを負荷した試験を行い、上下取付板の圧縮量(変形量)をレーザ変位計(変位センサ3a)とダイヤルゲージを用いて測定を行なった。本試験でのダイヤルゲージの取付場所は、試験体(免震ゴムW)の近傍と、2軸試験機(図2)の側面視に向かって右端と、その右前角の3カ所である。
表5は、鉛直荷重補剛材11が無い場合(表では円板無し)のレーザ変位計(変位センサ3a)とダイヤルゲージでの測定結果である。また、表6は、鉛直荷重補剛材11が有る場合(表では円板取付)のレーザ変位計(変位センサ3a)とダイヤルゲージでの測定結果である。
表4と表5とにおいて、試験体(免震ゴムW)の近傍と、2軸試験機(図2)の正面に向かって右端と、その右前角の3カ所の変形量をそれぞれ対比すると、鉛直荷重の6パターンのいずれにおいても鉛直荷重補剛材11が有る方が上下取付板の圧縮量(変形量)が小さく画期的な効果があることが分った。
[表5]
Figure 2020076627
[表6]
Figure 2020076627
以上の説明のとおり、本願発明によれば、フレームを強化するため改修や新たな2軸試験機を購入するまでもなく、従来の2軸試験機に薄い金属部材を挿入するだけで、下部取付板を補鋼し鉛直加重による撓み変形を著しく減少させ測定精度に悪影響を与えないようにできる共に、画期的な費用低減及び資材購買の効率化が図れる2軸試験機を提供することができる。
本願発明の2軸試験機は、大型建築物や橋梁物に用いられる免震ゴムの特性を試験できる他、高精度の変位測定が求められる一般家屋などの小型建築物に用いられる免震ゴムの特性を試験する場合にも利用可能である。
1 フレーム
1a 上部フレーム
1b 下部フレーム
1c 側部フレーム
1d 側部フレーム
2 鉛直リニアガイド
3 上部取付板
31 変位センサ
4 水平スライドベアリング
5 下部取付板
51 変位センサターゲット
6 鉛直シリンダ
6a 鉛直ピストンロッド
7 水平シリンダ
7a 水平ピストンロッド
8 鉛直ロードセル
9 水平ロードセル
10 スライド板
10a ピン収納穴
10b ピン
10c 圧縮コイルバネ(弾性部材)
11 鉛直荷重補鋼材
A 外側フレーム
B 内側フレーム
W 免震ゴム(試験体)

Claims (4)

  1. 試験体の上部と下部との間に鉛直荷重と水平荷重を加えて該試験体の変位を試験する2軸試験機であって、
    前記鉛直荷重を発生する鉛直シリンダと、
    前記鉛直シリンダによる鉛直荷重を前記試験体に上方から加える上部取付板と、
    前記試験体を載置する下部取付板と、
    前記下部取付板に前記水平荷重を横方から加えるスライド板と、
    前記下部取付板と前記スライド板との間に配置し、前記鉛直荷重による前記下部取付板の撓み変形を減少させる鉛直荷重補剛材を備えることを特徴とする2軸試験機。
  2. 前記スライド板の中心部には、前記鉛直荷重補剛材を位置決めするピンを備え、
    前記ピンは、前記スライド板における前記鉛直荷重補剛材対向面に設けたピン収納穴内に、弾性部材を介して穴没可能に備えられていることを特徴とする請求項1に記載の2軸試験機。
  3. 前記鉛直荷重補剛材は、前記下部取付板と当接する前記試験体の当接面形状に応じて着脱自在であることを特徴とする請求項1または2に記載の2軸試験機。
  4. 前記鉛直荷重補剛材の鉛直荷重を受ける面形状は、前記試験体の鉛直荷重を受ける面形状と略同一形状であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の2軸試験機。
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