JP2020071713A - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】視聴されているコンテンツの同異に拘わらず、リアルタイム性が要求されるコンテンツを効果的に提供すること。【解決手段】本願にかかる情報処理装置は、取得部と、配信部とを有する。取得部は、複数の端末装置が再生中のコンテンツに対して付加される付加コンテンツを取得する。配信部は、取得部により取得された付加コンテンツがコンテンツに付加された状態で、同一時間帯において端末装置それぞれに表示されるよう、コンテンツとともに付加コンテンツを端末装置それぞれに配信する。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
インターネットの飛躍的な普及に伴い、インターネットを介した広告配信が盛んに行われている。例えば、端末装置は、ウェブページ内に広告コンテンツの表示領域である広告枠が配置されている場合は、広告枠ごとに広告配信サーバから広告コンテンツを取得し、取得した広告コンテンツを各広告枠に表示する。
また、近年ではインターネットの普及に伴い、動画配信サービスにおいて配信される動画コンテンツにネット広告である広告コンテンツを挿入することも一般的になってきている(例えば、特許文献1参照)。
特表2009−522603号公報
ところで、テレビ番組の最中に、テレビ番組の同異に拘わらず、地震速報、避難勧告、天気情報等を複数の端末装置間で同じタイミングで画面に表示させることは一般に行われている。しかしながら、上記の従来技術では、ビデオオンデマンド(VOD)等と言われる配信システムでインターネット配信されるコンテンツが、複数の端末装置で再生されている最中に、他のコンテンツ(例えば、テロップ)も複数の端末装置間で同じタイミングで再生表示させることは困難である。
例えば、地震速報、避難勧告、天気情報等といったリアルタイム性が重要な情報を、VOD配信系のコンテンツを閲覧中のユーザに対しても、このコンテンツの同異に拘わらず同じタイミングで提供することができれば便利である。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、視聴されているコンテンツの同異に拘わらずリアルタイム性が要求されるコンテンツを効果的に提供することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
実施形態の一態様によれば、視聴されているコンテンツの同異に拘わらず、リアルタイム性が要求されるコンテンツを効果的に提供することができるといった効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態にかかる情報処理のうち、決定処理の一例を示す図である。 図3は、動画コンテンツが表示される表示画面の一例を示す図である。 図4は、実施形態にかかる情報処理システムの構成例を示す図である。 図5は、実施形態にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態にかかる動画コンテンツ記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態にかかる情報処理手順を示すフローチャートである。 図8は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ説明する。なお、この実施形態により本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理の概要〕
まず、図1を用いて、実施形態にかかる情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態にかかる情報処理の一例を示す図である。実施形態にかかる情報処理は、図1に示す情報処理装置100によって行われる。
図1の説明に先立って、図4を用いて、実施形態にかかる情報処理システムについて説明する。図4は、実施形態にかかる情報処理システム1の構成例を示す図である。実施形態にかかる情報処理システム1は、図4に示すように、端末装置10と、提供主装置30と、情報処理装置100とを含む。端末装置10、提供主装置30、情報処理装置100は、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図4に示す情報処理システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の提供主装置30や、複数台の情報処理装置100が含まれてよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。
例えば、端末装置10は、動画コンテンツを再生するプレーヤーを含む動画サイト(「動画サイトST」とする)を表示画面に表示する。また、端末装置10は、動画コンテンツを再生する専用のアプリケーション、言い換えれば、動画コンテンツを再生する専用のプレーヤーを制御するアプリケーションがインストールされる場合がある。
具体的には、動画サイトSTでは、ブラウザ上で機能するプレーヤー(ブラウザ版プレーヤー)で動画コンテンツを閲覧させることもできるし、アプリケーション(アプリ版プレーヤー)を端末装置10にインストールさせることにより動画コンテンツを閲覧させることもできる。また、ブラウザ版プレーヤーおよびアプリ版プレーヤーのいずれが利用される場合であっても、動画コンテンツはストリーミング配信される。
また、本実施形態では、動画コンテンツは、ブロードキャスト配信システムにより配信されるものではなく、VOD配信システムによって配信されるものとする。また、ユーザは、例えば、プレーヤーによって動画コンテンツの再生領域内に表示される再生ボタンを押下することで、動画コンテンツの再生を開始する。また、ユーザは、シークバーを操作することにより任意の位置から動画コンテンツを再生させたり、また、動画コンテンツを巻き戻し・早送り・一時停止させることもできる。
提供主装置30は、実施形態にかかる情報処理装置100を管理する事業主(「事業主T」とする)に各種動画コンテンツを提供する提供主、すなわち、コンテンツプロバイダー(CP)によって利用される情報処理装置である。提供主装置30は、例えば、コンテンツプロバイダーの操作に応じて、動画コンテンツを情報処理装置100に入稿するサーバ装置である。提供主装置30は、例えば、コンテンツプロバイダー毎に存在する。
ここで、実施形態にかかる情報処理が行われるにあたっての前提について説明する。例えば、テレビ番組の最中に、テレビ番組の同異に拘わらず、地震速報、避難勧告、天気情報等を複数の端末装置間で同じタイミングで画面に表示させることは一般に行われている。しかしながら、テレビ番組を初めとするブロードキャスト配信されるコンテンツではなく、ユーザがアクセスした時点から各ユーザの端末装置10に動画コンテンツが配信されるようなVOD配信システムにおいて、複数の端末装置10で動画コンテンツが再生されている最中に、他のコンテンツ(例えば、テロップ)も複数の端末装置10間で同じタイミングで再生表示させることは行われていなかった。具体的には、VOD配信システムにおいて、複数の端末装置10でそれぞれ異なる動画コンテンツ再生されている最中に、同一の他のコンテンツ(例えば、内容が同じであるテロップ)もこの複数の端末装置10間で同じタイミングで再生表示させることは行われていなかった。
例えば、地震速報、避難勧告、天気情報等といったリアルタイム性が重要な情報を、ビVOD配信系のコンテンツを閲覧中のユーザに対しても、このコンテンツの同異に拘わらず同じタイミングで提供することができれば便利である。
また、例えば、特定の時刻からしか視聴できないような動画コンテンツ(例えば、21時から、インターネット上でライブ配信される動画コンテンツA)を例に挙げると、動画コンテンツAの告知が事前に行われる場合がある。21時から動画コンテンツAの配信が開始されてしまうことから、かかる告知はリアルタイム性が要求される。こうした場合、それぞれ好きな動画コンテンツを視聴中のユーザに、当該ユーザがそれぞれどのような動画コンテンツを視聴していようとも、同じタイミングで告知できれば効果的である。例えば、それぞれ好きな動画コンテンツを視聴中のユーザに、当該ユーザがそれぞれどのような動画コンテンツを視聴していようとも、その再生中の動画コンテンツとともに、ユーザ(ユーザの端末装置10)間で同じタイミングで告知のテロップを表示させることができれば効果的である。
このような前提を踏まえて、情報処理装置100は、以下に示す実施形態にかかる情報処理を行う。具体的には、実施形態にかかる情報処理装置100は、複数の端末装置10が再生中のコンテンツに対して付加される付加コンテンツを取得する。そして、情報処理装置100は、取得した付加コンテンツがコンテンツに付加された状態で、同一時間帯において端末装置10それぞれに表示されるよう、コンテンツとともに付加コンテンツを端末装置10それぞれに配信する。
より詳細に説明すると、情報処理装置100は、複数の端末装置10が再生中のコンテンツ毎に、当該コンテンツに対して付加コンテンツが付加される付加位置であって、付加コンテンツが同一時間帯において端末装置10それぞれに表示されるような付加位置を決定する。そして、情報処理装置100は、コンテンツのうち、決定された付加位置に対応するコンテンツに付加コンテンツが付加された状態で、端末装置10それぞれに表示されるよう、コンテンツとともに付加コンテンツを端末装置10それぞれに配信する。この点について、一例を示すと、情報処理装置100は、付加位置として、上記同一の時間帯に対応する時間位置であって、端末装置10それぞれで再生中のコンテンツの再生時間の中での時間位置を決定する。そして、情報処理装置100は、コンテンツを構成する構成要素のうち、決定した時間位置において端末装置10それぞれで再生される構成要素とともに、付加コンテンツを配信する。
なお、情報処理装置100は、決定した時間位置に基づいて、付加コンテンツの所在地を示す所在地情報を生成する。かかる所在地情報は、付加コンテンツを付加位置に応じて識別する識別情報とも言い換えることができる。そして、情報処理装置100は、この所在地情報に基づく端末装置10からのアクセスに応じて、コンテンツを構成する構成要素のうち、決定した時間位置において端末装置10それぞれで再生される構成要素とともに、付加コンテンツを配信する。
以下、実施形態にかかる情報処理の一例について説明する。なお、実施形態にかかる情報処理は、以下に示す決定処理や生成処理を含むものとする。また、動画コンテンツは、コンテンツの一例であり、VOD配信される。また、付加コンテンツは、動画コンテンツに付加されるコンテンツであり、テロップであるものとする。また、本実施形態では、かかるテロップは、特定のインターネット番組へと勧誘する内容のテロップであるものとするが、テロップの内容は限定されない。したがって、緊急に入稿されたような地震速報、避難勧告、遅延情報、天気情報等であってもよい。
まず、情報処理装置100は、付加コンテンツ記憶部122を参照し、実施形態にかかる情報処理の処理対象となる付加コンテンツを特定する(ステップS11)。付加コンテンツは、提供主の操作に従って、提供主装置30から情報処理装置100へと入稿される。例えば、提供主は、動画コンテンツの入稿も行うが、入稿した動画コンテンツが時間限定等で配信される予定である場合、この動画コンテンツへユーザを誘導できるような内容の付加コンテンツ(テロップ)を情報処理装置100に入稿する。そして、情報処理装置100は、入稿を受け付けた付加コンテンツを付加コンテンツ記憶部122に格納する。このようなことから、付加コンテンツ記憶部122は、付加コンテンツに関する情報を記憶する記憶部である。
ここで、図1に実施形態にかかる付加コンテンツ記憶部122の一例を示す。図1の例では、付加コンテンツ記憶部122は、「提供主ID」、「付加コンテンツ」、「データ」、「表示時刻」、「リンク情報」、「カテゴリ」といった項目を有する。
「提供主ID」は、付加コンテンツを入稿した提供主を識別する識別情報を示す。「付加コンテンツID」は、付加コンテンツを識別する識別情報を示す。「データ」は、付加コンテンツそのもの、すなわち付加コンテンツのデータを示す。「データ」は、例えば、テキストデータである。「表示時刻」は、付加コンテンツを表示させる表示時刻(時間帯)を示す。「表示時刻」は、例えば、付加コンテンツ入稿の際に提供主によって指定される。
「リンク情報」は、表示された付加コンテンツがユーザに選択された場合に、ユーザが遷移される遷移先のコンテンツの所在地(例えば、URL(Uniform Resource Locator))を示す。「リンク情報」は、例えば、付加コンテンツ入稿の際に提供主によって指定される。例えば、提供主は、自身の動画コンテンツにユーザを誘導したい場合に、かか動画コンテンツを説明する内容の付加コンテンツを入稿する。このため、提供主は、リンク情報をたどってユーザを自身の動画コンテンツにアクセスさせたい。したがって、かかる場合、「リンク情報」は、提供主の動画コンテンツに対応するURLが設定される。「カテゴリ」は、提供主の動画コンテンツ(「リンク情報」に対応する動画コンテンツ)のカテゴリを示す。
すなわち、図1の例では、提供主ID「CP1」によって識別される提供主(提供主CP1)が、付加コンテンツID「SC11」によって識別される付加コンテンツ(付加コンテンツSC11)を入稿した例を示す。また、図1の例では、提供主CP1が、「2018年10月13日、20時50分〜21時」といった時間帯に、付加コンテンツSC11を表示(再生表示)させるよう指定している例を示す。また、図1の例では、提供主CP1が、リンク情報「URL51」を設定するとともに、カテゴリ「コメディ」を設定している例を示す。
ステップS11の説明に戻る。情報処理装置100は、「表示時刻」を参照し、現在時刻から所定時間経過後の時刻が「表示時刻」として設定されている付加コンテンツを処理対象の付加コンテンツとして特定する。ここでは、情報処理装置100は、付加コンテンツSC11を処理対象の付加コンテンツとして特定したものとする。なお、情報処理装置100は、「表示時刻」より前のタイミングで、実施形態にかかる情報処理を行えるのであれば、処理対象の付加コンテンツをどのように特定するかその手法は限定されない。
次に、情報処理装置100は、ステップS11で特定した付加コンテンツSC11に対応する配信予定コンテンツに対して親和性(関連性)の高い動画コンテンツを再生中のユーザを特定する(ステップS12)。付加コンテンツSC11に対応する配信予定コンテンツは、提供主CP1に対応するリンク情報「URL51」によって遷移される動画コンテンツであって、例えば、「2018年10月13日、21時」から配信される動画コンテンツCXであるものとする。図1に示す付加コンテンツ記憶部122の例では、動画コンテンツCXはカテゴリ「コメディ」に属する。したがって、情報処理装置100は、配信予定コンテンツである動画コンテンツCXと親和性(関連性)の高い動画コンテンツとして、カテゴリ「コメディ」に属する動画コンテンツを再生中(視聴中)のユーザを特定する。
例えば、現在、ユーザU1が端末装置10−1を用いて、カテゴリ「コメディ」に属する動画コンテンツC10を視聴中であるとする。また、ユーザU2が端末装置10−2を用いて、カテゴリ「コメディ」に属する動画コンテンツC20を視聴中であるとする。また、ユーザU3が端末装置10−3を用いて、カテゴリ「コメディ」に属する動画コンテンツC30を視聴中であるとする。かかる場合、情報処理装置100は、動画コンテンツCXと親和性(関連性)の高い動画コンテンツを再生中(視聴中)のユーザとして、ユーザU1、ユーザU2、ユーザU3を特定する。以下では、ユーザU1、ユーザU2、ユーザU3をユーザU1〜U3と表記する場合がある。また、端末装置10−1、端末装置10−2、端末装置10−3を区別する必要が無い場合には、単に端末装置10と表記する。
次に、情報処理装置100は、ステップS12で特定したユーザが再生中の動画コンテンツ、具体的には動画コンテンツのデータを抽出する(ステップS13)。具体的には、情報処理装置100は、ユーザU1〜U3が再生中の動画コンテンツC10、C20、C30のデータを動画コンテンツ記憶部121から抽出する。動画コンテンツ記憶部121の内部構成の一例については後述する。ここで、動画コンテンツのデータは、複数の動画ファイルによって構成される。したがって、動画ファイルは構成要素の一例である。ストリーミング配信では、この動画ファイルが順次配信される。
次に、情報処理装置100は、付加コンテンツSC11が付加されるコンテンツを決定する決定処理を行う(ステップS14)。情報処理装置100は、付加コンテンツSC11が動画コンテンツC10、C20、C30それぞれに付加された状態で、同一時間帯において端末装置10−1、10−2、10−3それぞれに表示されるよう、動画コンテンツC10、C20、C30それぞれとともに付加コンテンツSC11を端末装置10−1、10−2、10−3それぞれに配信する。したがって、情報処理装置100は、付加コンテンツSC11が動画コンテンツC10、C20、C30それぞれに付加された状態で、同一時間帯において端末装置10−1、10−2、10−3それぞれに表示されるようにするためにこの決定処理を行う。
具体的には、情報処理装置100は、端末装置10が再生中の動画コンテンツC10、C20、C30毎に、当該動画コンテンツに対して付加コンテンツSC11が付加される付加位置であって、付加コンテンツSC11が同一時間帯において端末装置10−1、10−2、10−3それぞれに表示されるような付加位置を決定する。例えば、情報処理装置100は、この付加位置として、同一時間帯に対応する時間位置であって、端末装置10−1、10−2、10−3それぞれで再生中の動画コンテンツC10、C20、C30それぞれの再生時間の中での時間位置を決定する。ここで、同一時間帯が示す時間帯は、図1の例では、付加コンテンツSC11を表示するよう指定されている表示時刻「2018年10月13日20時50〜21時」である。以下では、省略して「20時50〜21時」と表記する。そして、上記まとめると、情報処理装置100は、付加コンテンツSC11が動画コンテンツC10、C20、C30それぞれに付加された状態で、同一時間帯「20時50〜21時」において端末装置10−1、10−2、10−3それぞれに表示されるようにするために、上記のように付加位置を決定する決定処理を行う。かかる決定処理について、図2の例を用いて説明する。
なお、時間位置について簡単に説明しておく。例えば、動画コンテンツの再生時間が120分であるとし、現在、60分のシーンが再生されている場合、この60分を、かかる動画コンテンツにおける時間位置「60分」ということができる。
図2は、実施形態にかかる情報処理のうち、決定処理の一例を示す図である。図2(a)の例では、動画コンテンツC20は、動画ファイルC100〜C112、といった13の動画ファイルによって構成されているものとする。この場合、動画ファイルC100〜C112の1つ1つも、動画コンテンツC10と言い換えることができるものとする。また、図2(b)の例では、動画コンテンツC20は、動画ファイルC200〜C212、といった13の動画ファイルによって構成されているものとする。この場合、動画ファイルC200〜C212の1つ1つも、動画コンテンツC20と言い換えることができるものとする。また、図2(c)の例では、動画コンテンツC30は、動画ファイルC300〜C312、といった13の動画ファイルによって構成されているものとする。この場合、動画ファイルC300〜C312の1つ1つも、動画コンテンツC30と言い換えることができるものとする。
なお、図2の例では、説明を簡単にするために、各動画コンテンツの動画ファイルの数を13に統一させているが、実際には、動画ファイルの数は動画コンテンツや再生時間毎に異なる場合がある。
また、端末装置10−1は、動画ファイルC100〜C112のうち、現在、動画ファイルC103を再生中であるものとする。また、端末装置10−2は、動画ファイルC200〜C112のうち、現在、動画ファイルC201を再生中であるものとする。また、端末装置10−3は、動画ファイルC300〜C312のうち、現在、動画ファイルC305を再生中であるものとする。また、現在は、付加コンテンツSC11に対応する表示時刻「20時50〜21時」よりも前の時刻である。
ここで、情報処理装置100は、ステップS14の決定処理として、まず、処理対象の付加コンテンツである付加コンテンツSC11に対応する表示時刻「20時50〜21時」の間、再生時間のうちどの時間位置の構成要素が再生されるか、といった時間位置を特定する(ステップS14−1)。具体的には、情報処理装置100は、付加コンテンツSC11に対応する表示時刻「20時50〜21時」といった時間帯の間に、動画ファイルC100〜C112のうち、どの時間位置からどの時間位置までの動画ファイルが再生されることになるか時間位置を特定(予測)する。また、情報処理装置100は、付加コンテンツSC11に対応する表示時刻「20時50〜21時」といった時間帯の間に、動画ファイルC200〜C212のうち、どの時間位置からどの時間位置までの動画ファイルが再生されることになるか時間位置を特定(予測)する。また、情報処理装置100は、付加コンテンツSC11に対応する表示時刻「20時50〜21時」といった時間帯の間に、動画ファイルC300〜C312のうち、どの時間位置からどの時間位置までの動画ファイルが再生されることになるか時間位置を特定(予測)する。
例えば、情報処理装置100は、表示時刻「20時50〜21時」よりも前に再生表示される構成要素の時間位置に基づいて、時間位置を特定する。図2(a)の例では、情報処理装置100は、表示時刻「20時50分〜21時」のうち、表示を開始すべき開始時刻「20時50分」よりも1秒前の時刻「20時49分59秒」では、時間位置「39分59秒」に対応する動画ファイルC105が再生されることを検知すると、次の動画ファイルC106が開始時刻「20時50分」に再生されることになると判断する。そして、この動画ファイルC106の時間位置が120分のうちの「40分」であるとすると、情報処理装置100は、時間位置「40分」から10分間、すなわち時間位置「40分」〜時間位置「50分」に対応する動画ファイルC106〜C109が表示時刻「20時50〜21時」の10分間に再生されることになることを特定する。つまり、情報処理装置100は、図2(a)の例では、時間位置「40分」〜時間位置「50分」を特定する。
図2(b)の例では、情報処理装置100は、表示時刻「20時50分〜21時」のうち、開始時刻「20時50分」よりも1秒前の時刻「20時49分59秒」では、時間位置「29分59秒」に対応する動画ファイルC203が再生されることを検知すると、次の動画ファイルC204が開始時刻「20時50分」に再生されることになると判断する。そして、この動画ファイルC204の時間位置が120分のうちの「30分」であるとすると、情報処理装置100は、時間位置「30分」から10分間、すなわち時間位置「30分」〜時間位置「40分」に対応する動画ファイルC204〜C207が表示時刻「20時50〜21時」の10分間に再生されることになることを特定する。つまり、情報処理装置100は、図2(b)の例では、時間位置「30分」〜時間位置「40分」を特定する。
図2(c)の例では、情報処理装置100は、表示時刻「20時50分〜21時」のうち、開始時刻「20時50分」よりも1秒前の時刻「20時49分59秒」では、時間位置「49分59秒」に対応する動画ファイルC307が再生されることを検知すると、次の動画ファイルC308が開始時刻「20時50分」に再生されることになると判断する。そして、この動画ファイルC308の時間位置が120分のうちの「50分」であるとすると、情報処理装置100は、時間位置「50分」から10分間、すなわち時間位置「50分」〜時間位置「60分」に対応する動画ファイルC308〜C311が表示時刻「20時50〜21時」の10分間に再生されることになることを特定する。つまり、情報処理装置100は、図2(c)の例では、時間位置「50分」〜時間位置「60分」を特定する。
なお、情報処理装置100は、例えば、開始時刻「20時50分」より所定時間(例えば、10分)前の時点で、10分後の開始時刻「20時50分」には、どの時間位置からどの時間位置までの動画ファイルが再生されることになるか時間位置を特定(予測)してもよい。すなわち、情報処理装置100は、時間位置の特定には任意の手法を用いることができる。
そして、情報処理装置100は、ステップS14−1で特定した時間位置を、付加コンテンツSC11を付加する付加位置として決定する(ステップS14−2)。図2(a)の例では、情報処理装置100は、時間位置「40分」〜時間位置「50分」を付加位置として特定する。また、図2(b)の例では、情報処理装置100は、時間位置「30分」〜時間位置「40分」を付加位置として特定する。また、図2(c)の例では、情報処理装置100は、時間位置「50分」〜時間位置「60分」を付加位置として特定する。
次に、情報処理装置100は、ステップS14−2で決定した付加位置に対応する構成要素を、付加コンテンツSC11が付加されるコンテンツとして決定する(ステップS14−3)。図2(a)の例では、情報処理装置100は、時間位置「40分」〜時間位置「50分」を付加位置として決定しているため、この時間範囲に対応する動画ファイルC106〜C109を付加コンテンツSC11が付加されるコンテンツとして決定する。図2(b)の例では、情報処理装置100は、時間位置「30分」〜時間位置「40分」を付加位置として決定しているため、この時間範囲に対応する動画ファイルC204〜C207を付加コンテンツSC11が付加されるコンテンツとして決定する。図2(c)の例では、情報処理装置100は、時間位置「50分」〜時間位置「60分」を付加位置として決定しているため、この時間範囲に対応する動画ファイルC308〜C311を付加コンテンツSC11が付加されるコンテンツとして決定する。
図1に戻る。ステップS14が終わると、次に、情報処理装置100は、付加位置として決定した時間位置に基づいて、付加コンテンツSC11の所在地情報を生成する(ステップS15)。図1の例では、情報処理装置100は、ユーザU1、ユーザU2、ユーザU3毎に(ユーザの端末装置10毎に)、付加コンテンツSC11の所在地情報を生成する。所在地情報は、付加コンテンツ(図1の例では、付加コンテンツSC11)の格納場所を示す情報(例えば、URL)であり、端末装置10に対して付加コンテンツSC11の配信要求を送信させるための情報である。
また、例えば、所在地情報には、ステップS14で決定した時間位置を示す情報が含まれる。図2(a)を例に挙げると、所在地情報には、時間位置「40分」〜時間位置「50」を示す情報が含まれる。これにより、端末装置10−1は、例えば、時間位置「40分」に対応する動画ファイルC106であって、付加コンテンツSC11が付加された動画ファイルC106の配信要求を情報処理装置100に送信することができる。なお、所在地情報は、必ずしもURLである必要はない。
また、情報処理装置100は、生成した所在地情報を所在地情報記憶部123に格納する。所在地情報記憶部123は、所在地に関する情報を記憶する。ここで、図1に実施形態にかかる所在地情報記憶部123の一例を示す。図1の例では、所在地情報記憶部123は、「ユーザID」、「付加コンテンツ」、「所在地情報」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザまたはユーザの端末装置10を識別する識別情報を示す。「付加コンテンツ」は、付加コンテンツを識別する識別情報を示す。「所在地情報」は、ステップS15で生成された所在地情報に対応する。すなわち、図1の例では、ユーザID「U1」によって識別されるユーザ(ユーザU1)に対して、所在地情報「URL11」が生成された例を示す。
次に、情報処理装置100は、制御情報および所在地情報が埋め込まれた構成要素(動画ファイル)を端末装置10に配信する(ステップS16)。制御情報は、端末装置10を制御するための情報であり、端末装置10にインストールされたアプリケーションを制御するプログラムであってもよいし、構成要素に埋め込まれたプログラムであってもよい。
図2(a)の例では、情報処理装置100は、付加コンテンツSC11の表示を開始する開始時刻「20時50分」よりも前の動画ファイルとして、例えば、直前の動画ファイルC105とともに、制御情報および所在地情報を端末装置10−1に配信する。また、図2(b)の例では、情報処理装置100は、開始時刻「20時50分」よりも前の動画ファイルとして、例えば、直前の動画ファイルC203とともに、制御情報および所在地情報を端末装置10−2に配信する。また、図2(c)の例では、情報処理装置100は、開始時刻「20時50分」よりも前の動画ファイルとして、例えば、直前の動画ファイルC307とともに、制御情報および所在地情報を端末装置10−3に配信する。
そうすると、各端末装置10は、情報処理装置100から受信した所在地情報に基づいて、情報処理装置100に対して付加コンテンツSC11の配信要求を送信する(ステップS17)。このように所在地情報を端末装置10に配信し、所在地情報に基づく端末装置10からの配信要求に応じて付加コンテンツを配信するようにするのは、例えば、再生中の動画コンテンツが早送りや巻き戻しされても、提供主に設定されている「表示時刻」の間は、確実に付加コンテンツを表示させるためである。なお、再生中の動画コンテンツが早送り(または、巻き戻し)された場合の情報処理装置100の処理については後述する。
情報処理装置100は、各端末装置10から配信要求を受信すると、受信した配信要求に応じて、付加コンテンツSC11を取得する(ステップS18)。例えば、情報処理装置100は、付加コンテンツ記憶部122から付加コンテンツSC11のデータ(SDA11)を取得する。例えば、情報処理装置100は、付加コンテンツSC11に対応するリンク情報「URL51」も取得し、リンク情報「URL51」を付加コンテンツSC11に貼り付ける。
次に、情報処理装置100は、ステップS14で決定した付加位置に対応する各構成要素(動画ファイル)に付加コンテンツSC11を付加する(ステップS19)。図2(a)の例では、情報処理装置100は、時間位置「40分」〜時間位置「50分」を付加位置として決定しているため、この時間範囲に対応する動画ファイルC106〜C109それぞれに付加コンテンツSC11を付加する。図2(b)の例では、情報処理装置100は、時間位置「30分」〜時間位置「40分」を付加位置として決定しているため、この時間範囲に対応する動画ファイルC204〜C207それぞれに付加コンテンツSC11を付加する。図2(c)の例では、情報処理装置100は、時間位置「50分」〜時間位置「60分」を付加位置として決定しているため、この時間範囲に対応する動画ファイルC308〜C311それぞれに付加コンテンツSC11を付加する。例えば、情報処理装置100は、上記動画ファイルに対して、付加コンテンツSC11を重畳する。
そして、情報処理装置100は、付加コンテンツSC11を付加した構成要素(動画ファイル)を順次、端末装置10に配信する(ステップS20)。情報処理装置100は、端末装置10−1には、付加コンテンツSC11を付加した動画ファイルC106〜C109を順に配信する。また、情報処理装置100は、端末装置10−2には、付加コンテンツSC11を付加した動画ファイルC204〜C207を順に配信する。また、情報処理装置100は、端末装置10−3には、付加コンテンツSC11を付加した動画ファイルC308〜C311を順に配信する。各端末装置10は、動画ファイルを受信する度に、受信した動画ファイルを再生表示する(ステップS21)。
ここで、図3に、動画コンテンツが表示される表示画面の一例を示す。例えば、この時点で、時刻が「2018年20時50分」であるとする。そうすると、端末装置10−1は、動画コンテンツC10を再生中であるが、「2018年20時50分」となったこの時点で、図2(a)に示すように、動画コンテンツC10とともに付加コンテンツSC11を表示する。より詳細には、端末装置10−1は、付加コンテンツSC11が重畳された動画ファイルC106を表示する。図2(a)の例では、付加コンテンツSC11は、「21時からお笑い番組を配信します。ぜひご覧ください」と書かれたテロップである。
また、端末装置10−2は、動画コンテンツC20を再生中であるが、「2018年20時50分」となったこの時点で、図2(a)に示すように、動画コンテンツC20とともに付加コンテンツSC11を表示する。より詳細には、端末装置10−2は、付加コンテンツSC11が重畳された動画ファイルC204を表示する。また、端末装置10−3は、動画コンテンツC30を再生中であるが、「2018年20時50分」となったこの時点で、図2(a)に示すように、動画コンテンツC30とともに付加コンテンツSC11を表示する。より詳細には、端末装置10−3は、付加コンテンツSC11が重畳された動画ファイルC308を表示する。
そして、この後、各端末装置10は、「2018年10月13日21時」が経過するまで、付加コンテンツSC11が付加された状態の動画コンテンツを再生表示し続ける。具体的には、情報処理装置100が実施形態にかかる情報処理を行うことにより、端末装置10−1、10−2、10−3は、「2018年10月13日20時50分〜21時」といった同一時間帯において、動画コンテンツとともに、共通の付加コンテンツSC11を表示し続ける。
ここで、例えば、ユーザU1がリンク情報「URL51」を選択したとする。そうすると、端末装置10−1は、図2(b)に示すように、動画コンテンツC10からリンク情報「URL51」が示す遷移先の動画コンテンツ(動画コンテンツCX)へと遷移させる。端末装置10−2および端末装置10−3についても同様であるため説明を省略する。
さて、これまで説明してきたように、実施形態にかかる情報処理装置100は、複数の端末装置10が再生中のコンテンツに対して付加される付加コンテンツを取得する。そして、情報処理装置100は、取得した付加コンテンツがコンテンツに付加された状態で、同一時間帯において端末装置10それぞれに表示されるよう、コンテンツとともに付加コンテンツを端末装置10それぞれに配信する。これにより、情報処理装置100は、視聴されているコンテンツの同異に拘わらずリアルタイム性が要求されるコンテンツ(図1の例では、付加コンテンツSC11)を効果的に提供することができる。つまり、情報処理装置100は、リアルタイム性が要求されるからこそ、ユーザがどのような動画コンテンツを視聴していようと、各ユーザに同じタイミングで、リアルタイム性が要求されるコンテンツを提供することができる。また、情報処理装置100は、リアルタイム性が要求されるコンテンツを、VOD配信系の動画コンテンツを視聴しているユーザに提供することができる。
一例を示すと、情報処理装置100は、特定の時間から配信されることが決まっている動画コンテンツの視聴者を増やすため、この特定の時間よりも少し前の決まったタイミングで、動画コンテンツを効果的に告知することができる。また、情報処理装置100は、地震速報等、ユーザ毎に通知のタイミングが異なってしまうと問題になるような情報を、VOD配信系の動画コンテンツを視聴しているユーザに対しても効果的に通知することができる。
〔2.情報処理装置の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態にかかる情報処理装置100について説明する。図5は、実施形態にかかる情報処理装置100の構成例を示す図である。図5に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。例えば、情報処理装置100は、図1で説明した情報処理を行うサーバ装置である。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば、端末装置10、提供主装置30、との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、動画コンテンツ記憶部121と、付加コンテンツ記憶部122と、所在地情報記憶部123とを有する。付加コンテンツ記憶部122と、所在地情報記憶部123については、図1で既に説明したためこの後の説明は省略する。
(動画コンテンツ記憶部121について)
動画コンテンツ記憶部121は、コンテンツを記憶する。例えば、動画コンテンツ記憶部121は、提供主から提供された動画コンテンツを記憶する。ここで、図6に実施形態にかかる動画コンテンツ記憶部121の一例を示す。図6の例では、動画コンテンツ記憶部121は、「提供主ID」、「動画ID」、「動画」、「カテゴリ」といった項目を有する。
「提供主ID」は、動画コンテンツの提供主(コンテンツプロバイダー)を識別する識別情報を示す。「動画ID」は、動画コンテンツを識別する識別情報を示す。「動画」は、動画コンテンツそのもの、なわわち動画コンテンツのデータを示す。「カテゴリ」は、動画コンテンツが属するカテゴリを示す。すなわち、図6の例では、提供主ID「CP1」によって識別される提供主(提供主CP1)が、動画ID「C10」によって識別される動画コンテンツ(動画コンテンツC10)を入稿した例を示す。また、図6の例では、動画コンテンツC10は、カテゴリ「映画、コメディ」に属する例を示す。
(制御部130について)
図5に戻り、制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部130は、入稿受付部131と、特定部132と、決定部133と、生成部134と、受信部135と、取得部136と、配信部137とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(入稿受付部131について)
入稿受付部131は、コンテンツの入稿を受け付ける。例えば、入稿受付部131は、動画コンテンツの提供主から動画コンテンツの入稿を受け付ける。また、入稿受付部131は、入稿されたコンテンツを動画コンテンツ記憶部121に格納する。また、入稿受付部131は、付加コンテンツの入稿も受け付ける。例えば、入稿受付部131は、付加コンテンツの入稿とともに、「表示時刻」、「リンク情報」、「カテゴリ」等の設定を提供主から受け付け、付加コンテンツ記憶部122に格納する。
(特定部132について)
まず、特定部132は、付加コンテンツ記憶部122を参照し、実施形態にかかる情報処理の処理対象となる付加コンテンツを特定する。例えば、特定部132は、「表示時刻」を参照し、現在時刻から所定時間経過後の時刻が「表示時刻」として設定されている付加コンテンツを処理対象の付加コンテンツとして特定する。なお、特定部132は、「表示時刻」より前のタイミングで、実施形態にかかる情報処理を行えるのであれば、処理対象の付加コンテンツをどのように特定するかその手法は限定されない。図1の例では、特定部132は、付加コンテンツSC11を処理対象の付加コンテンツとして特定している。
また、特定部132は、特定した処理対象の付加コンテンツに対応する配信予定コンテンツと、親和性(関連性)の高い動画コンテンツを再生中のユーザを特定する。図1の例では、特定部132は、かかる配信予定コンテンツである動画コンテンツCXと親和性(関連性)の高い動画コンテンツを再生中(視聴中)のユーザとして、ユーザU1、ユーザU2、ユーザU3を特定している。すなわち、特定部132は、端末装置10−1、10−2、10−3を特定している。
(決定部133について)
決定部133は、図1で説明した決定処理を行う。具体的には、決定部133は、付加コンテンツが付加されるコンテンツを決定する決定処理を行う。例えば、決定部133は、付加コンテンツが付加されるコンテンツを決定するために以下の付加位置を決定する。例えば、決定部133は、複数の端末装置10が再生中のコンテンツ毎に、当該コンテンツに対して付加コンテンツが付加される付加位置であって、付加コンテンツが同一時間帯において端末装置10それぞれに表示されるような付加位置を決定する。より具体的には、決定部133は、付加位置として、同一時間帯に対応する時間位置であって、端末装置10それぞれで再生中のコンテンツの再生時間の中での時間位置を決定する。
図2の例を用いると、決定部133は、処理対象の付加コンテンツに対応する表示時刻の間、再生時間のうちどの時間位置の構成要素が再生されるか、といった時間位置を特定する。そして、決定部133は、特定した時間位置を付加コンテンツを付加する付加位置として決定する。そして、決定部133は、決定した付加位置に対応する構成要素を、付加コンテンツが付加されるコンテンツとして決定する。
(生成部134について)
生成部134は、所在地情報を生成する生成処理を行う。具体的には、生成部134は、決定部133により決定された時間位置に基づいて、付加コンテンツの所在地を示す所在地情報を生成する。例えば、生成部134は、所在地情報として、決定部133により決定された時間位置を示す情報を含む所在地情報を生成する。例えば、生成部134は、ユーザ毎(端末装置10毎)に所在地情報を生成する。
(受信部135について)
受信部135は、端末装置10から送信された情報を受信する。例えば、受信部135は、生成部134により生成された所在地情報に基づく配信要求を端末装置10から受信する。図2(a)を例では、所在地情報には、時間位置「40分」〜時間位置「50」を示す情報が含まれる。したがって、この場合、端末装置10−1は、時間位置の経過に応じて、順次、配信要求を送信する。例えば、端末装置10−1は、時間位置「40分」に対応する動画ファイルC106であって、付加コンテンツSC11が付加された動画ファイルC106の配信要求を情報処理装置100に送信する。また、次に、端末装置10−1は、付加コンテンツSC11が付加された動画ファイルC107の配信要求を情報処理装置100に送信する、といった具合である。よって、この例では、受信部135は、再生時間120分のうち、時間位置「40分」〜時間位置「50」といった時間範囲において、この時間範囲の動画ファイルの配信要求とともに付加コンテンツSC11の配信要求を受信する。
(取得部136について)
取得部136は、複数の端末装置10が再生中のコンテンツに対して付加される付加コンテンツを取得する。例えば、取得部136は、受信部135により各端末装置10から配信要求が受信されると、受信された配信要求に応じて、付加コンテンツを取得する。図1および図2の例では、かかる配信要求には、付加コンテンツSC11の所在地情報(または、付加コンテンツSC11の識別情報)が含まれる。したがって、取得部136は、付加コンテンツSC11の所在地情報に基づいて、付加コンテンツ記憶部122から付加コンテンツSC11のデータ(SDA11)を取得する。また、取得部136は、付加コンテンツSC11に対応するリンク情報「URL51」も取得し、リンク情報「URL51」を付加コンテンツSC11に貼り付ける。
(配信部137について)
配信部137は、取得部136により取得された付加コンテンツが、複数の端末装置10が再生中のコンテンツに付加された状態で、同一時間帯において端末装置10それぞれに表示されるよう、この再生中のコンテンツとともに付加コンテンツを端末装置10それぞれに配信する。例えば、配信部137は、この再生中のコンテンツのうち、決定部133により決定された付加位置に対応するコンテンツに、決定部133により決定された付加コンテンツが付加された状態で、端末装置10それぞれに表示されるよう、コンテンツとともに付加コンテンツを端末装置10それぞれに配信する。
例えば、配信部137は、再生中のコンテンツを構成する構成要素のうち、決定部133により決定された時間位置において端末装置10それぞれで再生される構成要素とともに、付加コンテンツを配信する。また、配信部137は、所在地情報に基づく端末装置10からのアクセス(配信要求)に応じて、コンテンツを構成する構成要素のうち、決定部133により決定された時間位置において端末装置10それぞれで再生される構成要素とともに、付加コンテンツを配信する。
また、配信部137は、付加コンテンツが重畳されたコンテンツを配信する。具体的には、配信部137は、決定部133により決定された時間位置に対応するコンテンツ(構成要素)であって、付加コンテンツが重畳されたコンテンツ(構成要素)を端末装置10それぞれに配信する。例えば、配信部137は、決定部133により決定された時間位置に対応するコンテンツ(構成要素)に対して、付加コンテンツを重畳する。そして、配信部137は、付加コンテンツを重畳したコンテンツ(構成要素)を端末装置10それぞれに配信する。図2(a)の例を用いると、配信部137は、決定部133により時間位置「40分」〜時間位置「50分」を付加位置として決定されているため、この時間範囲に対応する動画ファイルC106〜C109それぞれに付加コンテンツSC11を重畳する。また、配信部137は、付加コンテンツSC11が重畳された動画ファイルC106〜C109を順次、端末装置10−1に配信する。
また、配信部137は、付加コンテンツとして、所定のコンテンツへ遷移されるリンク情報が張られた付加コンテンツをコンテンツとともに配信する。例えば、配信部137は、付加コンテンツとして、所定のコンテンツに関する情報を示すテロップを配信する。図1および図2の例では、所定のコンテンツは、リンク情報「URL51」が示す遷移先の動画コンテンツCXである。また、配信部137は、取得部136により取得された付加コンテンツとして、同一の付加コンテンツがコンテンツに付加された状態で、同一時間帯において端末装置10それぞれに表示されるよう、コンテンツとともに付加コンテンツを端末装置10それぞれに配信する。
なお、配信部137は、生成部134により生成された所在地情報の配信も行ってよい。また、配信部137は、付加コンテンツが選択された場合に、付加コンテンツに貼り付けられるリンク情報に対応する遷移先のコンテンツの配信も行ってよい。
〔3.処理手順〕
次に、図7を用いて、実施形態にかかる情報処理の手順について説明する。図7は、実施形態にかかる情報処理手順を示すフローチャートである。図8の例では、情報処理装置100は、提供主から動画コンテンツや付加コンテンツの入稿を受付済みであるものとする。
まず、特定部132は、実施形態にかかる情報処理の処理対象となる付加コンテンツを特定する(ステップS101)。次に、特定部132は、特定した付加コンテンツに対応する配信予定の動画コンテンツと、親和性(関連性)の高い動画コンテンツを再生中のユーザ、および、この再生中の動画コンテンツを特定する(ステップS102)。また、特定部132は、この特定した動画コンテンツ(のデータ)を動画コンテンツ記憶部121から抽出する(ステップS103)。
次に、決定部133は、特定部132により抽出された動画コンテンツ用いて、付加コンテンツが付加されるコンテンツを決定する決定処理を行う(ステップS104)、例えば、決定部133は、動画コンテンツの構成要素のうち、付加コンテンツが付加される構成要素を決定する決定処理を行う。例えば、決定部133は、付加コンテンツに対応する表示時刻の間、再生時間のうちどの時間位置の構成要素が再生されるか、この時間位置を特定する。そして、決定部133は、特定した時間位置に対応する構成要素を付加コンテンツが付加されるコンテンツとして決定する。
次に、生成部134は、決定部133により決定された時間位置に基づいて、付加コンテンツの所在地を示す所在地情報を生成する(ステップS105)。そして、配信部137は、制御情報および所在地情報が埋め込まれた構成要素を各端末装置10に配信する(ステップS106)。
受信部135は、端末装置10から所在地情報に基づく配信要求を受信したか否かを判定する(ステップS107)。受信部135は、配信要求を受信していない間は(ステップS107;No)、配信要求を受信するまで待機する。一方、取得部136は、受信部135により配信要求が受信された場合には(ステップS107;Yes)、受信された配信要求に含まれる所在地情報に基づいて、付加コンテンツ記憶部122から付加コンテンツを取得する(ステップS108)。
次に、配信部137は、決定部133により決定された時間位置に対応するコンテンツ(構成要素)に対して、付加コンテンツを重畳する(ステップS109)。そして、配信部137は、付加コンテンツを重畳したコンテンツ(構成要素)を端末装置10それぞれに配信する(ステップS110)。
〔4.変形例〕
上記実施形態にかかる情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置100の他の実施形態について説明する。
〔4−1.付加コンテンツについて〕
上記実施形態では、配信部137が、動画コンテンツに対して付加コンテンツを重畳することで、付加コンテンツが付加された動画コンテンツを端末装置10に配信する例を示した。しかし、動画コンテンツに対して付加コンテンツを重畳する処理は、端末装置10側で行われてもよい。かかる場合、例えば、配信部137は、決定部により決定された構成要素と、付加コンテンツとが含まれたコンテナを端末装置10に配信する。端末装置10は、コンテナを受信すると、これを解凍し、中身の構成要素に対して付加コンテンツを重畳する。そして、端末装置10は、付加コンテンツが重畳された構成要素を再生表示する。
〔4−2.ユーザ操作に応じた再生表示〕
上述したように、情報処理装置100が、端末装置10に所在地情報を配信するのは、この所在地情報に応じた配信要求を端末装置10に送信させることで、例えば、再生中の動画コンテンツが早送りや巻き戻しされても、提供主に設定されている「表示時刻」の間は、確実に付加コンテンツを表示させるようにするためである。この点について、図2(a)および早送りを例に説明する。なお、巻き戻しの場合であっても、以下に説明する情報処理の内容は同一である。
例えば、端末装置10−1が構成要素C107を再生しているときに、ユーザU1が構成要素C109まで早送りしたとする。例えば、情報処理装置100は、動画コンテンツに対してユーザが行った操作を検知することができる。例えば、情報処理装置100は、ユーザU1の操作に応じて、端末装置10−1から送信される再生ログであって、動画コンテンツC10に対する再生制御に関する再生ログに基づいて、ユーザU1が動画コンテンツC10に対して、いつ、そのような操作を行ったかを検知することができる。かかる場合、情報処理装置100は、「2018年10月13日20時55分」において、ユーザU1が構成要素C107〜C109まで早送りしたことを検知する。
図1の例では、付加コンテンツの表示時刻は「2018年10月13日20時50分〜21時」で設定されている。したがって、情報処理装置100は、「2018年10月13日21時」までの残り5分間の間は、端末装置10−1に対して、付加コンテンツSC11が付加された動画コンテンツを表示させる必要がある。よって、決定部133は、「2018年10月13日20時55分〜21時」までの5分間の間、どの時間位置の構成要素が再生されることになるか、このときの時間位置を決定する。例えば、決定部133は、時間位置「50分」〜「時間位置55分」を特定したとする。また、決定部133は、この時間範囲に対応する構成要素として、説明の便宜上、構成要素C111〜C112を付加コンテンツSC11を付加するコンテンツとして決定したとする。
そうすると、生成部134は、端末装置10−1について、再度、付加コンテンツSC11の所在地情報を生成する。また、配信部137は、この所在地情報が挿入された構成要素C111を端末装置10−1に配信する。また、配信部137は、受信部135により、かかる所在地情報に基づく配信要求が受信されると、付加コンテンツSC11が重畳された構成要素C111を配信する。また、配信部137は、次に、付加コンテンツSC11が重畳された構成要素C112を配信する。
これにより、情報処理装置100は、再生中の動画コンテンツが早送り(または巻き戻し)された場合であっても、ユーザが当該動画コンテンツの視聴を継続さえしていれば、設定されている表示時刻の間、確実に付加コンテンツを表示させることができる。また、これにより、情報処理装置100は、ユーザが付加コンテンツを認識する機会を増やすことができるため、リアルタイム性が要求されるコンテンツを効果的に提供することができる。
〔4−3.コンテンツ配信について〕
上記実施形態では、情報処理装置100は、付加コンテンツSC11に対応する配信予定コンテンツCXに対して親和性(関連性)の高い動画コンテンツを再生中のユーザを特定し、特定したユーザに対して付加コンテンツSC11を配信する例を示した。例えば、図1の例では(ステップS12)、動画コンテンツCXはカテゴリ「コメディ」に属するため、情報処理装置100が、カテゴリ「コメディ」に属する動画コンテンツを再生中(視聴中)のユーザU1、U2、U3を特定する例を示した。
しかしながら、情報処理装置100は、付加コンテンツに対応する配信予定コンテンツに対して親和性(関連性)の高い動画コンテンツを再生中のユーザに絞って付加コンテンツを配信するのではなく、親和性に関係なく動画コンテンツを再生中のユーザであればどのようなユーザに付加コンテンツを配信してもよい。また、このような場合、情報処理装置100は、図1の例では(ステップS12)、単に、動画コンテンツを再生中のユーザを特定する。これにより、情報処理装置100は、付加コンテンツを用いて、より多くのユーザに配信予定コンテンツを宣伝することができる。
〔5.ハードウェア構成〕
また、上記実施形態にかかる情報処理装置100は、例えば図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図8は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態にかかる情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔6.その他〕
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
30 提供主装置
100 情報処理装置
120 記憶部
121 動画コンテンツ記憶部
122 付加コンテンツ記憶部
123 所在地情報記憶部
130 制御部
131 入稿受付部
132 特定部
133 決定部
134 生成部
135 受信部
136 取得部
137 配信部

Claims (13)

  1. 複数の端末装置が再生中のコンテンツに対して付加される付加コンテンツを取得する取得部と、
    前記取得部により取得された付加コンテンツが前記コンテンツに付加された状態で、同一時間帯において前記端末装置それぞれに表示されるよう、前記コンテンツとともに前記付加コンテンツを前記端末装置それぞれに配信する配信部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 複数の前記端末装置が再生中のコンテンツ毎に、当該コンテンツに対して前記付加コンテンツが付加される付加位置であって、前記付加コンテンツが前記同一時間帯において前記端末装置それぞれに表示されるような付加位置を決定する決定部をさらに有し、
    前記配信部は、前記コンテンツのうち、前記決定部により決定された付加位置に対応するコンテンツに前記付加コンテンツが付加された状態で、前記端末装置それぞれに表示されるよう、前記コンテンツとともに前記付加コンテンツを前記端末装置それぞれに配信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定部は、前記付加位置として、前記同一時間帯に対応する時間位置であって、前記端末装置それぞれで再生中の前記コンテンツの再生時間の中での時間位置を決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記配信部は、前記コンテンツを構成する構成要素のうち、前記決定部により決定された時間位置において前記端末装置それぞれで再生される構成要素とともに、前記付加コンテンツを配信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記決定部により決定された時間位置に基づいて、前記付加コンテンツの所在地を示す所在地情報を生成する生成部をさらに有し、
    前記配信部は、前記所在地情報に基づく前記端末装置からのアクセスに応じて、前記コンテンツを構成する構成要素のうち、前記決定部により決定された時間位置において前記端末装置それぞれで再生される構成要素とともに、前記付加コンテンツを配信する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記生成部は、前記所在地情報として、前記決定部により決定された時間位置を示す情報を含む所在地情報を生成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記配信部は、前記付加コンテンツが重畳された前記コンテンツを配信する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記配信部は、前記決定部により決定された時間位置に対応する前記コンテンツであって、前記付加コンテンツが重畳された前記コンテンツを前記端末装置それぞれに配信する
    ことを特徴とする請求項3〜7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記配信部は、前記付加コンテンツとして、所定のコンテンツへ遷移されるリンク情報が張られた付加コンテンツを前記コンテンツとともに配信する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. 前記配信部は、前記付加コンテンツとして、前記所定のコンテンツに関する情報を示すテロップを配信する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記配信部は、前記取得部により取得された付加コンテンツとして、同一の付加コンテンツが前記コンテンツに付加された状態で、前記同一時間帯において前記端末装置それぞれに表示されるよう、前記コンテンツとともに前記付加コンテンツを前記端末装置それぞれに配信する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  12. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    複数の端末装置が再生中のコンテンツに対して付加される付加コンテンツを取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された付加コンテンツが前記コンテンツに付加された状態で、同一時間帯において前記端末装置それぞれに表示されるよう、前記コンテンツとともに前記付加コンテンツを前記端末装置それぞれに配信する配信工程と
    含むことを特徴とする情報処理方法。
  13. 複数の端末装置が再生中のコンテンツに対して付加される付加コンテンツを取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された付加コンテンツが前記コンテンツに付加された状態で、同一時間帯において前記端末装置それぞれに表示されるよう、前記コンテンツとともに前記付加コンテンツを前記端末装置それぞれに配信する配信手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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