JP2020071016A - 熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システム - Google Patents

熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システム Download PDF

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Abstract

【課題】丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムを提供する。【解決手段】丸太を供給する燃料供給手段と、丸太を熱分解する熱分解手段と、熱分解手段で熱分解されたガスを燃焼させる燃焼手段と、燃焼装置で燃焼されたガスの熱を回収及び交換する熱交換手段と、熱交換手段から排出される燃焼ガスを濾過及び集塵する集塵手段と、燃焼手段に尿素水とアルカリ水とを供給する燃焼ガス処理手段と、熱分解手段に空気を供給する第1空気供給手段と、燃焼手段に空気を供給する第2空気供給手段と、熱分解手段に水分を供給する水分供給手段と、燃焼手段と第2空気供給手段とを連結する管路に集塵手段から排出される燃焼ガスの一部を再循環させるバルブが設置された燃焼ガス再循環パイプと、熱交換手段と連結されて熱エネルギーまたは電気エネルギーを回収するエネルギー回収装置とを設けた。【選択図】図1

Description

本発明は、熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムに関し、より詳細には、熱分解完了時に発生する灰分をベンチュリエゼクタを用いた冷却空気コンベヤを介して集塵収去が便利な所に捕集するため、きれいな環境を維持でき、また、丸太中に少量含有された窒素化合物、硫黄化合物、塩化物と有機酸などの分解により発生する有害物質を低減させるために、燃焼機で尿素水及びアルカリ水を供給噴射することで、有害物質を根本的に中和除去し、また、熱分解機で熱分解用供給空気に水分を一部供給するため、炭素と水分とが反応して水素分子が発生し、水素分子の燃焼熱による熱を回収するため、焼却時に発生する有害物質を根本的に除去し、エネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムに関する。
高油価時代を迎えて原子力発電を止揚し、太陽熱発電の勧奨によって伐木による丸太と洪水時に流されて来る丸太などを処理するために丸太を直接燃焼してエネルギーを得るための研究が相次いで行われおり、火木の燃焼によるエネルギー回収で発電をする技術研究が周りから相次いで登場している。燃料を完璧にコントロールして供給できるガス、油などの燃焼機構に比べて、火木は頻繁に燃料を手動で供給しなければならない不便な点がある。これに火木全体を燃焼室に入れずに火木投入管を重力方向に設置し、火木の一部は燃焼室内に、一部は外部の冷たい領域に置いて、火木投入を垂直方向に投入して下から火が付いて徐々に燃えるようにすると、均一な出力と長い燃焼時間を有するようになる。
実際、この方式には二つの空気供給方法があるが、薪投入口の上側を開いて空気が上から下に流れて行きながら燃焼する方法と、上を塞いで下から空気を供給する二つの方法である。第一の上から空気を供給する方式は、空気が上側薪を冷却させながら下の火点に供給されるので、火力が安定し、かつ火が燃える様子を容易に観察できる。
しかし、薪投入管を長くして長い薪を投入しようとする場合、投入口が加熱されて徐々に連通の役割をするようになって火が逆火する。第二の上を塞いで下側を開いて空気を供給する方式を採択すれば、投入管を所望する長さだけ延長できるが、この時燃焼熱が上に上がり、薪の未燃焼部位を加熱するようになり、ここで熱分解木ガスが発生して燃焼が安定的でなくかつ出力調節が困難である側面があり、また、燃焼ガスによる大気汚染は深刻な社会問題として台頭している。
前記問題点を勘案して従来の丸太を焼却してエネルギーを得る技術として、特開2016−130623号公報の丸太燃料用の燃焼装置は、丸太を燃料に用いる時に燃焼ガスが発生するが、この時燃焼ガスの中には少量の代表的な汚染物質として硫黄酸化物(SOx)、塩化物(HcL)、窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、未然炭素(C)などがある。このうち窒素酸化物(NOx)は、光化学スモッグを起こす主な原因として人体に直接的に害を及ぼし、酸性雨の原因となり、各種植物の成長に深刻な影響を及ぼすので、その排出量に対する規制が厳しくなりつつある。
大気中に存在する窒素酸化物のうち人体に害を及ぼし、かつ大気汚染の主な原因は、NOとNOであり、これらを総称してNOxと称する。NOxの発生源としては、サーマルNOx、プロンプトNOx及びフューエルN0xに分類され、それぞれの低減に対する研究が環境問題とともに活発に加速化されている。
サーマルNOxは、高温の雰囲気下で燃焼空気中の窒素分子が酸素と反応して生成されるものであって、燃料中の窒素成分がない場合にNOx発生の主な原因になる。これに対する対策としてはなるべく火炎の温度を下げて低い過剰空気比で燃焼することがNO発生の抑制方法になる。この時、火炎の安定性などを考慮しなければならない。
サーマルNOxの発生機構はzeldovichによって提示された次の反応式により説明し得る。
高温でOが2Oに分離され、この酸素原子が空気中の窒素分子と反応してNOを生成し、同時に窒素原子を生成し、これが再び空気中の酸素と反応してNOを生成する。
サーマルNOxの生成は、主に燃焼温度が高い場合、燃焼領域で酸素の濃度が高い場合、高温領域で燃焼ガスの滞在時間が長い場合に多く発生する。特に温度依存性が非常に大きい。
フューエルN0xは、燃料の脱窒化が行われていない重油などの低質油燃焼時に燃料中の窒素成分が空気中の酸素と結合して生成されるものであって、脱窒化が行われていない燃料を燃焼させる場合、燃焼方法や燃焼装置を変換して燃料のN成分がNO化されないようにN化させることが必要である。燃料NOxの生成は、温度よりは空気の当量比に大きく影響を受ける。
高温の火炎後流領域ではNOxの生成についてzeldovich機構による理論と実験結果とが比較的一致している。火炎面及びその周辺ではzeldovich機構以外の経路によって多量のNOが急激に生成されることが発見された。
フェニモアは、メタン−空気、エチレン−空気の予混合平板火炎について実験した結果、火炎帯の周辺で急速なNOの生成を発見し、この時NOを「prompt NO」と定義した。フェニモアは、次の反応式を提案した。
前記反応式において分解された窒素原子はNOを生成し、反応式のHCNまたはCNも酸素を含む化合物と反応してNOを生成する。
現在までの研究結果、プロンプトNOxは、炭化水素系燃料でのみ生成され、温度、燃料の種類、空気の当量比などに対する依存性が比較的低く、燃焼ガスの滞留時間とは関係ないと知られている。しかし、窒素酸化物の生成と消滅過程はまだ正確に知られていない。
低窒素酸化物(NOx)を得るための方法としては、運転条件の変更による方法、燃焼方式を変更する方法、N成分が少ない燃料を使用する方法などがある。この時、NOxの発生と未然ガスの発生は互いに相反するため、低NOxの燃焼は、燃焼効率、CO及び煤煙発生の抑制とともに行われなければならない。
一方、従来の丸太を燃焼してエネルギーを得る技術として、特開2016−130623号公報の丸太燃料用の燃焼装置は、丸太を最初に点火して燃焼する時(20℃以下)水分蒸発とともにその他成分からなる木酢液が生成され、前記木酢液(竹酢液を含む)には、有機酸とアルコール類、中性成分、塩基性成分など100余種の微量成分が含有されており、主要成分としては酢酸などの有機酸とアルコール類、ポリフェノール類などの物質が含有されている。
前記木酢液が水分を含む燃焼ガスとともに空気中に排出されるため、木酢液は酸性を帯びており、金属表面の腐食を促進させ、家畜のストレス増加と、灰を畑にまく際に木酢液がついている灰によって土壌が酸性化される問題、特に木酢液には失明を誘発するメタノールと重金属、1級発癌性物質であるタール、ベンゾピレンなど有害物質が含有されており、作業者が長時間露出される時に健康上の問題を誘発する大きな問題点がある。
特開2016−130623号公報 特開2013−210123号公報
前記従来の問題を解消するために案出した本発明は、最初に点火して熱分解する時(200℃以下)に発生する木酢液と有害物質とを燃焼機で燃焼及び中和して完全に除去し、また、熱分解後に残存する不燃分、すなわち、灰分をベンチュリエゼクタを用いた冷却空気コンベヤを介して集塵して灰分の収去が便利で、かつきれいな環境を維持することができ、窒素酸化物を低減させる尿素水の供給と、代表的な公害物質である無機酸性物質、すなわち、硫黄酸化物(SOx)、塩化物(Hcl)と有機酸を中和させるアルカリ水の供給を燃焼機で噴射して木酢液とアルコール類、ポリフェノールなどの有機化合物と一酸化炭素(CO)、未然炭素(C)などを研究開発された燃焼機によって850℃以上で完全燃焼させるので、公害物質を根本的に点火燃焼段階で完全に除去し、また、熱分解機で熱分解用供給空気中に水分を一部供給するため、炭素と水分とが反応して水素分子が発生し、水素分子の燃焼熱による熱を回収するので、燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムを提供することにある。
一方、熱分解された丸太の不燃分、すなわち、灰分を空気を用いて冷却、吸入、排出させるので、灰分を除去することによる周辺汚染が防止されることと、作業者が灰を除去するために灰と接触しないので、吸入することを防止するなどの効果を有する、よりきれいでかつ安全なエネルギー回収システムを提供することにある。
前記熱分解手段に第2燃焼空間部をさらに備えていることを特徴とする、丸太の燃焼時に発生する有害物質の除去及び完全燃焼によるエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムを提供することにある。
前記丸太を破砕木、木質ペレットのうちいずれか一つで代替して使用できることを特徴とする熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムを提供することにある。
このような本発明の目的は、熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムにおいて、丸太を移送及び供給する燃料供給手段と、移送された丸太を熱分解する熱分解手段と、前記熱分解手段で熱分解されたガスを燃焼させる燃焼手段と、前記燃焼装置で燃焼されたガスの熱を回収及び交換する熱交換手段と、前記熱交換手段から排出される燃焼ガスを濾過及び集塵する集塵手段と、前記燃焼手段に尿素水とアルカリ水とを供給する燃焼ガス処理手段と、前記熱分解手段に空気を供給する第1空気供給手段と、前記燃焼手段に空気を供給する第2空気供給手段と、前記熱分解手段と第1空気供給手段とを連結する管路に連結されて水分を供給する水分供給手段と、前記燃焼手段と第2空気供給手段とを連結する管路に集塵手段から排出される燃焼ガスの一部を再循環させるバルブが設置された燃焼ガス再循環パイプと、前記熱交換手段と連結されて熱エネルギーまたは電気エネルギーを回収するエネルギー回収装置と、前記熱分解手段の内部に積層されて熱分解された丸太の不燃分及び灰分を排出させる灰分除去手段とを含んでいることを特徴とする熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムによって達成される。
前記熱分解手段は、第1号機と第2号機からなり、一つが作動する時、残りの一つは作動が中止されていることを特徴とする熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムによって達成される。
前記熱分解手段は、点火して熱分解温度まで上昇した時に作動して水分を供給し、前記水分供給手段から供給される水分の量は、第1空気供給手段から供給される空気を100vol%とする時、1〜30vol%範囲で水分を供給することを特徴とする熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムによって達成される。
前記燃焼ガス再循環パイプを介して供給される燃焼ガスは、120〜180℃温度範囲であり、供給される空気を100vol%とする時に供給される空気に対して1〜30vol%が再循環して供給されることを特徴とする熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムによって達成される。
前記燃焼手段に供給される尿素水とアルカリ水とは、液体状態で噴霧されることを特徴とする丸太の焼却時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムによって達成される。
前記燃焼手段に供給される尿素水とアルカリ水とがそれぞれ供給される燃焼ガスを100vol%とする時に供給される空気に対して1〜5vol%範囲で供給されることを特徴とする熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムによって達成される。
前記燃焼手段と熱交換手段との間には第2燃焼空間部がさらに備えられていることを特徴とする熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムによって達成される。
前記灰分除去手段は、エネルギー回収システムの熱分解中止後、熱分解手段の内部に積層され、熱分解されていない丸太の成分と不燃分とを総称して灰分と称し、吸入する吸入ファンと、吸入ファンによって吸入排出して捕集する集塵手段と、前記集塵手段と熱分解手段とを連結するパイプに設置されたベンチュリエゼクタとを含んでいることを特徴とする熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムによって達成される。
このような本発明は、熱分解機で発生する灰分を集塵して灰分の収去が便利な所に捕集するので、きれいな環境を維持でき、窒素酸化物を低減させる尿素水の供給、無機酸性物質、すなわち、硫黄酸化物(SOx)、塩化物(Hcl)などと有機酸を中和させるアルカリ水の供給及び燃焼機に集塵機を通過した排出ガスの一部を再循環させ、回収熱量を極大化してエネルギー効率の増大などの効果がある熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られる非常に有用な発明である。
本発明による熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムの構成を示す例示図。 本発明の技術要点である燃焼手段と熱交換手段、集塵手段の設置構造を示す例示図。
以下、本発明の好適な実施例を添付する図面を参照して詳しく説明する。
添付図面の図1は、本発明による熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムの構成を示す例示図であり、これによる本発明は、伐木した丸太の小枝を整理した後、一定の長さで切断して分解及び燃焼させるために丸太を移送及び供給する燃料供給手段10を用いて熱分解手段20に丸太を供給する。
前記燃料供給手段10は、やっとこ形態からなり、一定角度回転する機械機構を用い、前記移送された丸太は、熱分解手段20によって熱分解される。前記熱分解手段20は、2個が1組を成して構成され、好ましくは、前記熱分解手段20は、第1号機と第2号機からなり、一つが作動する時、残りの一つは、作動が中止するように設置し、前記熱分解手段20は、ドアを開放した後ハウジングの内部に丸太を積層するが、熱分解手段20の内部に積層される丸太は、横方向に配列させ、その上に縦長方向に配列して積層する構造で積層し、ハウジングの下部には空気を供給する第1空気供給手段30aが連結設置されて熱分解に必要な空気を内部に供給する。一般的な木の組成は、下記の表1のような物性からなり、伐木丸太は乾燥期間によって異なるが、概ね40重量%以上の場合もある。
前記のような組成の木を熱分解反応させると、反応式は下記のとおりである。
前記のような組成の木を熱分解燃焼反応させると、全体的に789.92kJ/moleの熱量を有する。しかし、前述した本発明のように丸太の熱分解時に熱分解に必要な供給空気のうち一定の範囲の水分を供給して熱分解燃焼反応させると、木中の炭素成分と水分とが反応し、反応式は下記のとおりである。
丸太の熱分解時に一定量の水分を供給して燃焼させると、燃焼熱は875.6kJ/moleの熱量を有する。前記のように水分を供給して燃焼させると、熱分解反応は875.6kJ/moleの熱量を示し、熱分解反応は789.92kJ/molemlの熱量を示すので、水分噴射熱分解反応が熱分解反応時より85.68(21.2kcal/2mole)の差があるが、炭素1moleを基準に水分噴射熱分解反応時に44.34kJ/mole(10.6kcal/mole)だけ熱回収率が高くなる。
したがって、本発明の熱エネルギー回収率を調べると、炭素成分の30%に該当する水分を噴射投入して熱分解反応を起こす場合、下記式のように熱回収率は約3〜3.7%程度で高いことがわかる。
一方、前記熱分解手段20が一定の熱分解温度まで上昇した時に作動して水分を噴射供給し、前記水分供給手段40から供給される水分の量は、第1空気供給手段30aから供給される空気を100vol%とする時、1〜30vol%範囲内で水分を供給すると、約3〜3.7%の熱回収率を高めることができる。
前記熱分解手段20で熱分解されたガスを燃焼手段50に移送して燃焼させ、前記燃焼方法は、添付図面の図2に示すように熱分解手段20から排出されたガスを点火させるバーナー51と、バーナー51の炎が内側に流入される燃焼室52aとを備え、該燃焼室52aと外部とを連結する多数の通気孔53を形成した燃焼筒52の外側面には熱分解手段20の排出ガスが供給されるガス供給管55と、燃焼に必要な空気を供給する第2空気供給手段30bと連結されて燃焼供給用空気供給管56を形成した外筒57と、前記外筒57と燃焼筒52との間に形成されて供給される空気と前記熱分解手段20の排気ガスと混合する混合室58とを形成し、前記外筒57とバーナー51と連結されてバーナー51の火炎が燃焼するように空気を供給する燃焼空気供給管59を含んでいる構造である。
前記燃焼空気供給管59は、点火完了後にバーナーの火炎の長さと形態とを調節する構造である。前記燃焼室52aには通気孔53を同心円上に一定間隔で多数個形成することが好ましい。その理由は、通気孔53の個数によって供給されるガスの量が調節されるからであり、また、前記ガス供給管55と混合空気供給管56とが燃焼室52aの上部の接線方向に形成することが好ましい。
前記外筒57と中心が並ぶように設置されて燃焼筒52を通過するガス中に含まれている不完全燃焼ガスと接触して不完全燃焼ガスを完全燃焼させる加熱フィルタ手段54が設置される。
前記加熱フィルタ手段54は、ハウジング54−1の内側に一定間隔で多数個のフィン型の反応セル54−2が設置されている構造である。一方、混合室58には前記混合室58に流入される熱分解機で熱分解された排出ガスと混合するように尿素水を供給する尿素水供給手段60aとアルカリ水を供給するアルカリ水供給手段60bとが連結設置されている。
前記のような本発明の燃焼手段50は、バーナー51に火をつけると同時に火炎調節用空気供給管56を介して外部の空気を供給しながら火炎の長さと形態、形などを調節する。前記バーナー51の火炎の調節は、加熱フィルタ手段54が加熱される程度、好ましくは加熱フィルタ手段54の前端まで形成した方が良い。
前記バーナー51の火炎調節が完了すると、熱分解手段20で熱分解された排出ガスをガス供給管55を介して外筒57と燃焼筒52との間に形成された混合室58に供給する。この時ガス供給管55を介して流入される熱分解手段20で熱分解された排出ガスの流量に応じて燃焼供給用空気供給管56を介して外部空気を混合室58に供給する。
前記混合室58は、ガス供給管55から供給される排気ガスと燃焼供給用空気供給管56から供給される空気とが混合するが、尿素水が貯蔵されている尿素水供給手段60aとアルカリ水を貯蔵及び供給するためのアルカリ水供給手段60bとを用いてアルカリ水と尿素水とを噴射し、混合室58では熱分解手段20で熱分解された排気ガス、燃焼用空気、尿素水、アルカリ水が渦流形態で混合して混合気体を形成する。
この時、前記混合気体は、混合室58において下記の反応が起きる。
前記尿素水供給手段60aに尿素水を図示していないインジェクター装置を用いて噴霧すると、尿素水中の水と熱分解手段20で熱分解された排気ガス中の粉じんに微量の炭素成分が存在する場合、混合室58及び燃焼室52aでは下記のような反応も起きる。
前記のように反応が起きた混合気体は、燃焼室52aに形成された通気孔53を介して前記渦流形態で混合気体が燃焼室52aに供給され、バーナー51の火炎により完全燃焼とともに脱窒反応が起きる。
前記燃焼室52aにおいてガスがバーナー51の火炎によって燃焼されるが、この時、完全に燃焼が起きない不完全燃焼ガスは、加熱フィルタ手段54を通過しながら高熱で加熱されている一定間隔で多数個のフィン型またはパイプ型の反応セル59A−2と接触して不完全燃焼ガスを完全燃焼させる。
一方、熱分解手段20で熱分解されて排出されたガスには気化した有機酸が残存し、前記無機酸は、R−COOH(ここで、RはC、CH、Cl、C)で表し得、前記有機酸と無機酸性有害物質、すなわち、硫黄酸化物(SOx)、塩化物(HCl)は、混合室58に供給されるアルカリ水供給装置から供給されるアルカリ水、すなわち、NaOHと反応する。
このような本発明は、熱分解手段20から熱分解されて排出される高温のガスに空気と尿素水及びアルカリ水を混合供給して窒素酸化物、無機酸性有害物質と有機酸を反応させて人体に無害な成分に中和還元させ、燃焼室の内部に設置された加熱フィルタを用いて燃焼ガスに含まれている不完全燃焼ガスが加熱フィルタ手段54と接触して完全燃焼されることで、燃焼ガスに含まれている窒素酸化物及び不完全燃焼ガスの排出を防止して大気環境を改善する効果がある。
一方、燃焼手段50で完全燃焼されたガスは、熱交換手段70例えばボイラー、発電機に送られて熱エネルギーと電気エネルギーに回収される。前記熱交換手段70に燃焼ガスが排出される時、燃焼手段50と熱交換手段70との間に第2燃焼空間部70aを形成し、再度高温で渦流回転をさせて完全燃焼反応させる。
前記第2燃焼空間部70aは、熱分解手段20と燃焼手段50とによって生成される窒素酸化物、無機酸性有害物質と有機酸と尿素水及びアルカリ水が反応できる空間と時間とをさらに確保する効果があるからである。
前記熱交換手段70を経由した排出ガスは、集塵手段80によって濾過されて大気中に排出され、この時、排気ガスは120〜200℃の温度を維持しているので、燃焼手段50に連結されて燃焼に必要な空気を供給する第2空気供給手段30bによって一部ガスを再循環させる。前記燃焼手段50と第2空気供給手段30bとを連結する管路に集塵手段80を通過して排出されるガスを一部再循環させるバルブが設置された燃焼ガス再循環パイプ81によって可能になる。
前記燃焼ガス再循環パイプ81を介して供給される燃焼ガスは、120〜200℃温度範囲であり、供給される燃焼ガスを100vol%とする時に供給される燃焼ガスに対し、1〜30vol%を再循環供給する。この時、供給される燃焼ガスが1vol%以下であれば、エネルギー回収の目的が低調であるため、無意味であり、30vol%以上供給されると、第2空気供給手段30bに供給される空気中に酸素濃度が下がり、燃焼効率が低下する問題があるからである。
前記燃焼手段50に排出ガスのうち一部を再循環させることは、供給される空気の温度を上昇させる効果があり、熱回収率を上昇させる。また、熱分解手段20は、12時間ずつ交代での交互運転を原則とする。そのため、熱分解手段20のうちいずれか一つを12時間稼動後に冷却させる間、使用していない熱分解手段20を作動させる。
前記のように熱分解反応を終えて高い温度を有する熱分解手段20を冷却させた後、熱分解手段20と灰分捕集手段90を作動させる。前記灰分捕集手段90は、熱分解手段20を稼動中止後に熱分解手段20の内部に積層されている灰分を吸入する吸入ファン91と、吸入ファン91によって吸入排出される灰分を捕集する濾過集塵装置92と、前記濾過集塵装置92と熱分解手段20とを連結する吸入パイプ93に設置されたベンチュリエゼクタとを含んでなる構造であり、前記ベンチュリエゼクタ94には外気の冷たい空気を吸入する外気吸入管95がさらに設置されてなる構造である。
前記灰分捕集手段90の作動は、吸入ファン91を作動させて熱分解装置の内部の空気と灰分とをともに強制吸入する。熱分解された丸太の灰分は軽く吸入される。この時、熱分解手段20の内部の灰分は、温度が多少高いため、外気吸入管95を介して冷たい外部空気とともに吸入することで、灰分が冷却する。冷却吸入のために吸入パイプ93にベンチュリエゼクタ94を設置して排出されるようにする。この時、ベンチュリエゼクタ94に陰圧がかかって熱分解装置の内部空気と灰分とをともに強制吸入するようになるので、内部の灰分は、冷却吸入されて濾過集塵装置92で捕集される。
灰分を外部の冷たい空気を用いて冷却、移送、吸入、排出させるため、灰分除去による周辺の汚染防止と、作業者が灰分除去をするために灰分と接触すること及び吸入することを防止するなどの効果がある。
一方、前記丸太を破砕木、木質ペレットのうちいずれか一つで代替して使用でき、この時、前記破砕木、木質ペレットは、熱分解及び燃焼する時に表面積が広くなるので、エネルギー効率の増大を極大化できる。
10 燃料供給手段
20 熱分解手段
30a 第1空気供給手段
30b 第2空気供給手段
40 水分供給手段
50 燃焼手段
51 バーナー
52 燃焼筒
52a 燃焼室
53 通気孔
54 加熱フィルタ手段
54−1 ハウジング
54−2 反応セル
55 ガス供給管
56 空気供給管
57 外筒
58 混合室
59 燃焼空気供給管
60a 尿素水供給手段
60b アルカリ水供給手段
70 熱交換手段
90 灰分捕集手段
91 吸入ファン
92 濾過集塵装置
93 吸入パイプ
94 ベンチュリエゼクタ
95 吸入管

Claims (10)

  1. 熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システムにおいて、
    丸太を移送及び供給する燃料供給手段と、
    移送された丸太を熱分解する熱分解手段と、
    前記熱分解手段で熱分解されたガスを燃焼させる燃焼手段と、
    前記燃焼装置で燃焼されたガスの熱を回収及び交換する熱交換手段と、
    前記熱交換手段から排出される燃焼ガスを濾過及び集塵する集塵手段と、
    前記燃焼手段に尿素水とアルカリ水とを供給する燃焼ガス処理手段と、
    前記熱分解手段に空気を供給する第1空気供給手段と、
    前記燃焼手段に空気を供給する第2空気供給手段と、
    前記熱分解手段と第1空気供給手段とを連結する管路に連結されて水分を供給する水分供給手段と、
    前記燃焼手段と第2空気供給手段とを連結する管路に集塵手段から排出される燃焼ガスの一部を再循環させるバルブが設置された燃焼ガス再循環パイプと、
    前記熱交換手段と連結されて熱エネルギーまたは電気エネルギーを回収するエネルギー回収装置と、
    前記熱分解手段の内部に積層されて熱分解された丸太の不燃分及び灰分を排出させる灰分除去手段とを含んでいることを特徴とする、熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システム。
  2. 前記熱分解手段は、第1号機と第2号機からなり、一つが作動する時、残りの一つは作動が中止されていることを特徴とする、請求項1に記載の熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システム。
  3. 前記熱分解手段は、点火して一定の熱分解温度まで上昇した時に作動して水分を供給し、前記水分供給手段から供給される水分の量は、第1空気供給手段から供給される空気を100vol%とする時、1〜30vol%範囲で水分を供給することを特徴とする、請求項1に記載の熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システム。
  4. 前記燃焼ガス再循環パイプを介して供給される燃焼ガスは、120〜180℃温度範囲であり、供給される空気を100vol%とする時に供給される空気に対して1〜30vol%が再循環して供給されることを特徴とする、請求項1に記載の熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システム。
  5. 前記燃焼手段に供給される尿素水とアルカリ水とは、液体状態で噴霧されることを特徴とする、請求項1に記載の熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システム。
  6. 前記燃焼手段に供給される尿素水とアルカリ水とが、それぞれ供給される燃焼ガスを100vol%とする時に供給される空気に対して1〜5vol%範囲で供給されることを特徴とする、請求項5に記載の熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システム。
  7. 前記燃焼手段と熱交換手段との間には第2燃焼空間部がさらに備えられていることを特徴とする、請求項1に記載の熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システム。
  8. 前記灰分除去手段は、エネルギー回収システムの熱分解中止後、熱分解手段の内部に積層され、熱分解されていない丸太の成分と不燃分とを総称して灰分と称し、吸入する吸入ファンと、吸入ファンによって吸入排出して捕集する集塵手段と、前記集塵手段と熱分解手段とを連結するパイプに設置されたベンチュリエゼクタとを含んでいることを特徴とする、請求項1に記載の熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システム。
  9. 前記熱分解手段に第2燃焼空間部をさらに備えていることを特徴とする、請求項1に記載の熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システム。
  10. 前記丸太は、破砕木、木質ペレットのうちいずれか一つで代替して使用できることを特徴とする、請求項1に記載の熱分解機を用いた丸太の熱分解及び燃焼時に発生する有害物質の除去及びエネルギー効率の増大が得られるエネルギー回収システム。
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