JP2020070177A - スクリュジャッキ - Google Patents

スクリュジャッキ Download PDF

Info

Publication number
JP2020070177A
JP2020070177A JP2018206541A JP2018206541A JP2020070177A JP 2020070177 A JP2020070177 A JP 2020070177A JP 2018206541 A JP2018206541 A JP 2018206541A JP 2018206541 A JP2018206541 A JP 2018206541A JP 2020070177 A JP2020070177 A JP 2020070177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collar
gear
jack
main body
operation gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018206541A
Other languages
English (en)
Inventor
大西 雅也
Masaya Onishi
雅也 大西
重樹 松並
Shigeki Matsunami
重樹 松並
孝典 藤本
Takanori Fujimoto
孝典 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aoyama Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Aoyama Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aoyama Seisakusho Co Ltd filed Critical Aoyama Seisakusho Co Ltd
Priority to JP2018206541A priority Critical patent/JP2020070177A/ja
Publication of JP2020070177A publication Critical patent/JP2020070177A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

【課題】カラーが操作ギアと強く接触することによる操作ギアの摩耗を抑制すること。【解決手段】ジャッキ本体2と、ジャッキ本体内に備えた本体ギア21と、本体ギアに噛み合う頭部31と前記頭部から延びる軸部32とを有する操作ギア3と、ジャッキ本体と操作ギアの軸部との間に介在するカラー4と、を備えたスクリュジャッキ1であって、操作ギアをカラーから保護する保護部5を備え、前記保護部は、カラーと軸部との間に介在する筒部を備えた構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、スクリュジャッキに関するものである。
特許文献1に記載されているように、ジャッキ本体内に備えた本体ギアを、頭部と軸部を有する操作ギアで操作するスクリュジャッキが知られている。このようなスクリュジャッキは、操作ギアの軸を回転させることで、本体ギアを回してジャッキ本体の高さ調整を行う。
特開2016−147725号公報
ところで、操作ギアを回転させる際に、操作ギアの軸部を覆う金属製のカラーがジャッキ本体に当たる。この際、互いに金属製の操作ギアとカラーが触れたまま操作ギアが動かされる為、発熱によりグリスが劣化するなどして、潤滑力が低下することがある。このため、鋳物製の操作ギアはカラーとの接触箇所が激しく摩耗することがある。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、カラーが操作ギアと強く接触することによる操作ギアの摩耗を抑制することである。
上記課題を解決するため、本発明では、ジャッキ本体と、ジャッキ本体内に備えた本体ギアと、本体ギアに噛み合う頭部と前記頭部から延びる軸部とを有する操作ギアと、ジャッキ本体と操作ギアの軸部との間に介在するカラーと、を備えたスクリュジャッキであって、操作ギアをカラーから保護する保護部を備え、前記保護部は、カラーと軸部との間に介在する筒部を備えたスクリュジャッキとする。
また、保護部は樹脂材又は紙材を用いて構成されているものとすることが好ましい。
また、保護部には、頭部の面と対向するように突出するリブを備えたことが好ましい。
また、保護部は、カラーと軸部の間に介在する筒部の厚みを、カラーと頭部の間に介在するリブの厚み以上とした構成とすることが好ましい。
また、保護部の端面に抜け止め用の爪を備えたとすることが好ましい。
本発明では、カラーが操作ギアと強く接触することによる操作ギアの摩耗を抑制することができる。
実施形態スクリュジャッキの内部構造を示した図である。但し、ジャッキ本体の中心の左側には部分的に外表面を示している。なお、上下方向の長さを短く表すため、ジャッキ本体は部分的に省略して表している。 保護部を付した操作ギアの側面図である。 図2に示した操作ギアを90度回転させた状態を表した図である。 爪を備えた保護部を付した操作ギアの側面図である。なお、貫通孔の中心を通るように二本の一点鎖線を付している。 図4に示した操作ギアを90度回転させた状態を表した図である。なお、貫通孔の中心を通るように二本の一点鎖線を付している。 保護部と軸部と頭部を部分的に拡大して表した図である。 ベンチ耐久評価での操作トルクの変化を表すグラフである。
以下に発明を実施するための形態を示す。図1乃至図3に示すことから理解されるように、実施形態のスクリュジャッキ1は、ジャッキ本体2と、ジャッキ本体2内に備えた本体ギア21と、本体ギア21に噛み合う頭部31と前記頭部31から延びる軸部32とを有する操作ギア3と、ジャッキ本体2と操作ギア3の軸部32との間に介在するカラー4と、を備えている。また、このスクリュジャッキ1は、操作ギア3をカラー4から保護する保護部5を備え、この保護部5は、カラー4と軸部32との間に介在する筒部51を備えている。このため、カラー4が操作ギア3と強く接触することによる操作ギア3の摩耗を抑制することができる。
実施形態のスクリュジャッキ1は、自動車のジャッキアップに使用されるものであり、通常、自動車内に保管されるものである。実施形態のジャッキ本体2は、下部に設けた半球状の部分の内部に本体ギア21が配置されている。この本体ギア21は、上下方向に延びる昇降部22と接続されており、本体ギア21を回すことで、昇降部22の上端を上昇若しくは下降させることができる。なお、ジャッキ本体2には円筒状のカラー4が溶接固定されている。このカラー4は斜め上方に延びるように固定されており、このカラー4に操作ギア3が挿入されている。
本体ギア21は、操作ギア3により操作することができる。この操作ギア3は鋳物であり、本体ギア21と噛み合う頭部31と、頭部31から延びる軸部32とを有する。操作ギア3は、頭部31側から他端側に向けて斜め上方に延びるように設けられるため、頭部31と本体ギア21は、かさ歯車状に組み合わされる。頭部31の他端側にはフックを備えた操作部品を取り付けられるように、貫通孔33が設けられている。この貫通孔33に操作部品を引っ掛けて、軸部32の周方向に操作ギア3を回転させれば、本体ギア21を回転させることができる。
操作ギア3を操作する際、本体ギア21から操作ギア3に対しても力が掛かる。特に、上方向側及び操作ギア3の軸方向側に操作ギア3を移動させるように力が掛かる。従来技術では、このようなことにより、操作ギア3の軸部32と金属製のカラー4が当たり、当たった部分からカラー4に力が加わるが、実施形態では、操作ギア3に付された保護部5により、カラー4と軸部32との間に、ブッシュ状の樹脂製の筒部51を介在させているため、カラー4が軸部32と接触することによる操作ギア3の摩耗を抑制することができる。また、この保護部5は、操作ギア3の頭部31の面と対向するように突出するリブ52を備えている。このため、頭部31の面がカラー4の端面と接触することによる操作ギア3の摩耗を抑制することができる。特に、実施形態の保護部5は樹脂材を用いて構成されているため、成形性や耐摩耗性に優れている。なお、保護部5は摺動性があり、カラー4と操作ギア3の摩耗を抑制できるものであれば良く、樹脂材を用いて構成するものに限るものではない。例えば、紙材を用いて構成しても良い。
実施形態の保護部5は、カラー4と軸部32の間に介在する筒部51の厚みt1を、カラー4と頭部31の間に介在するリブ52の厚みt2以上としている。このため、頭部31の面を保護しつつ、カラー4から力のかかりやすい軸部32を重点的に保護することができる。
実施形態の筒部51は、その厚みt1よりも軸方向の長さが長いものであるが、実施形態の筒部51は、軸部32とカラー4とが対向する部分の略全てを覆うものである。このため、筒部51がカラー4に圧縮されても、カラー4が軸部32と接触することが無い。
また、操作ギア3がジャッキ本体2側に移動することを抑制するため、図4及び図5に示すように、保護部5の端面に抜け止め用の爪93を備えた構成とすることが好ましい。実施形態では保護部5は操作ギア3と一体化しており、爪93がカラー4に引っ掛かることで、操作ギア3がジャッキ本体2側に移動することが抑制される。また、図6に示すように、保護部5の他端側と軸部32でOリングを嵌めることが可能なOリング溝91を設ければ、Oリングにより操作ギア3の抜け止めを行うことができる。
なお、保護部5を設けることにより、カラー4と軸部32のメタルタッチを回避できるため、軸部32にグリスを塗布しないものとすることができる。例えば、保護部5に無給油ブッシュを用いれば、潤滑のためのグリスを不要とすることができる。なお、保護部5となるブッシュは、摺動性や摩耗性に優れる材料であることが好ましい。また、保護部5はインサート成形とすることも可能である。
ここで、保護部5を付した操作ギア3と従来品の操作ギア3を用いた場合の操作トルクの測定結果の違いについて説明する。ジャッキに19.6kNの垂直荷重をかけながら、上端から下端までの昇降を繰り返す試験を、ジャッキテスターを用いて100回行った。図7に示すことから理解されるように、本発明のスクリュジャッキ1では、各回の昇降動作で必要な最大トルクは略変化が無く、安定していた。一方、従来品では、各回の最大トルクが本発明のものよりも高く、かつ、90回目以降の各回の最大トルクは当初よりも大きな値となった。このようなことから、本発明を適用することにより、スクリュジャッキ1は、複数回の使用に適するものとなることが分かった。
以上、実施の形態を用いて本発明について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、保護部は一つの部材から構成されている必要は無い。つまり、保護部が複数の部材から構成されているものとしても良い。
1 スクリュジャッキ
2 ジャッキ本体
3 操作ギア
4 カラー
5 保護部
21 本体ギア
31 頭部
32 軸部
51 筒部
52 リブ

Claims (5)

  1. ジャッキ本体と、ジャッキ本体内に備えた本体ギアと、本体ギアに噛み合う頭部と前記頭部から延びる軸部とを有する操作ギアと、ジャッキ本体と操作ギアの軸部との間に介在するカラーと、を備えたスクリュジャッキであって、
    操作ギアをカラーから保護する保護部を備え、
    前記保護部は、カラーと軸部との間に介在する筒部を備えたスクリュジャッキ。
  2. 保護部は樹脂材又は紙材を用いて構成されている請求項1に記載のスクリュジャッキ。
  3. 保護部には、頭部の面と対向するように突出するリブを備えた請求項1又は2に記載のスクリュジャッキ。
  4. 保護部は、カラーと軸部の間に介在する筒部の厚みを、カラーと頭部の間に介在するリブの厚み以上とした請求項3に記載のスクリュジャッキ。
  5. 保護部の端面に抜け止め用の爪を備えた請求項1乃至4の何れかに記載のスクリュジャッキ。
JP2018206541A 2018-11-01 2018-11-01 スクリュジャッキ Pending JP2020070177A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018206541A JP2020070177A (ja) 2018-11-01 2018-11-01 スクリュジャッキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018206541A JP2020070177A (ja) 2018-11-01 2018-11-01 スクリュジャッキ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020070177A true JP2020070177A (ja) 2020-05-07

Family

ID=70549250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018206541A Pending JP2020070177A (ja) 2018-11-01 2018-11-01 スクリュジャッキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020070177A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6048897A (ja) * 1983-08-23 1985-03-16 株式会社大阪ジャッキ製作所 無給油スクリュ−ジャッキ
JPH02105994U (ja) * 1989-02-10 1990-08-23
JP3046162U (ja) * 1997-07-18 1998-02-24 川崎工業株式会社 スクリュージャッキ
JPH10120381A (ja) * 1996-10-08 1998-05-12 Scambia Ind Dev Ag ジャッキとジャッキの製造方法
JP2002257087A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 動翼の可変ピッチ耐摩耗構造
JP2003012280A (ja) * 2001-07-02 2003-01-15 Riken Seiko Kk 車載ジャッキ
JP2016147725A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 川▲崎▼工業株式会社 スクリュージャッキ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6048897A (ja) * 1983-08-23 1985-03-16 株式会社大阪ジャッキ製作所 無給油スクリュ−ジャッキ
JPH02105994U (ja) * 1989-02-10 1990-08-23
JPH10120381A (ja) * 1996-10-08 1998-05-12 Scambia Ind Dev Ag ジャッキとジャッキの製造方法
JP3046162U (ja) * 1997-07-18 1998-02-24 川崎工業株式会社 スクリュージャッキ
JP2002257087A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 動翼の可変ピッチ耐摩耗構造
JP2003012280A (ja) * 2001-07-02 2003-01-15 Riken Seiko Kk 車載ジャッキ
JP2016147725A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 川▲崎▼工業株式会社 スクリュージャッキ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5106376B2 (ja) 内燃機関用ピストン装置
KR102518321B1 (ko) 캐소드 보호부를 갖는 기초구조물 인터페이스 디바이스
DE102013113771A1 (de) Fluiddruckzylinder
EP2103823A3 (en) Journal bearing device
JP6486693B2 (ja) クロスヘッド軸受装置およびエンジン
CN108474432A (zh) 缓冲制动器
JP2020070177A (ja) スクリュジャッキ
US8403116B2 (en) Protective pipe for a piston/cylinder unit
EP2584204B1 (en) A telescopic hydraulic cylinder
US10526921B2 (en) Anti-rotation shroud dampening pin and turbine shroud assembly
KR100669357B1 (ko) 조합 오일링
JP5867078B2 (ja) アンコイラー
KR20150139967A (ko) 스위블 캡
US20160008917A1 (en) Joined body
JP2005172128A (ja) 油入緩衝器
CN109072962B (zh) 带有双涂层的胀销
EP1719928A3 (de) Axialsicherungsanordnung für eine Lagerbüchse bei einem Kreuzgelenk
DE102012216518A1 (de) Zylinderlaufbuchse mit verschleißbeständiger Innenschicht
JP6784705B2 (ja) 内燃エンジン用ピストン
US20010047719A1 (en) Hydraulic cylinder
JP6788362B2 (ja) 浮動ピストン、低プロフィールスイベルキャップ、及び潤滑ロッドを有するシリンダ
EP1270958A1 (en) Hydraulic cylinder
JP4633106B2 (ja) 直動装置
JP5328258B2 (ja) 高伸度ロープの締結構造及びその締結方法
JP4744825B2 (ja) クランクシャフト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220830