JP2020069979A - 表示システム - Google Patents

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夕貴 札場
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Abstract

【課題】 メータに表示される車両情報の内容を理解しやすくする。【解決手段】 メータに車両情報を表示する際に、前記メータとは異なる表示装置上で、前記車両情報の詳細を表示する、表示システムが開示される。例えば、前記詳細は、前記車両情報に係る危険度の分類、前記車両情報が出力される要因、及び、前記車両情報の出力時の対処方法のうちの少なくともいずれか1つを含む。【選択図】 図9

Description

本開示は、表示システムに関する。
車体状態の基本情報やカメラ画像を表示する表示装置上に、警報アイコンとともに、警報アイコンの詳細情報(表示内容と異常情報に対する簡単な対処方法に係る文字情報)を出力する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2012−072617号公報
しかしながら、上記のような従来技術は、限られた表示領域に比較的多くの種類の車両情報を表示するメータに対しては、適用することが難しい。警報アイコンの詳細情報を出力するスペースの確保が困難であるためである。
そこで、1つの側面では、本発明は、メータに表示される車両情報の内容を理解しやすくすることを目的とする。
1つの側面では、メータに車両情報を表示する際に、前記メータとは異なる表示装置上で、前記車両情報の詳細を表示する、表示システムが提供される。
1つの側面では、本発明によれば、メータに表示される車両情報の内容を理解しやすくすることが可能となる。
一実施例による表示システムの一例を示す概略的なシステム構成図である。 メータの一例を示す正面図である。 車両情報に含まれる警報の説明図である。 メータ車両情報の表示レイアウトの一例を示す図である。 メータ車両情報の表示例を示す図である。 ステアリングハンドルに設けられる操作部の説明図である。 図6のQ部の拡大図である。 ナビ車両情報の表示レイアウトの一例を示す図である。 ナビ車両情報の表示例を示す図である。 ナビ車両情報の表示例を示す図である。 動作例に係るタイミングチャートである。 メータECUにより実行される処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、一実施例による表示システム1の一例を示す概略的なシステム構成図である。
表示システム1は、車両に搭載される。車両の種類は、任意であり、自動車のみならず、建設車両や二輪車、鉄道等であってもよい。以下では、一例として、車両は自動車であるとする。
表示システム1は、メータ10と、表示装置12と、メータECU(Electronic Control Unit)20と、ナビゲーションECU30とを含む。
メータ10は、車両のインストルメントパネルに搭載される。メータ10は、車両の運転者に提示するのが好ましい各種車両情報を出力する。メータ10は、例えば、ドットマトリクス型のTFT(Thin Film Transistor)液晶パネル等のような液晶表示パネルを有し、バックライトユニット(図示せず)からの光を受けて、画像により車両情報を出力する。
表示装置12は、メータ10とは異なる表示装置である。表示装置12は、車両のインストルメントパネルに搭載されるディスプレイ(例えばセンターコンソールディスプレイ)である。表示装置12は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等であってよい。
表示装置12には、地図情報のようなナビゲーション情報や、TVのようなマルチメディア系の情報、カメラ(図示せず)からの画像情報等が出力される。また、表示装置12には、車両情報や車両設定情報等が表示可能である。
メータECU20は、メータ10を制御する。メータECU20は、CAN(controller area network)などの適切なバスを介して、車両内の各種の電子部品(車速センサのようなセンサや各種ECU)に接続される。メータECU20は、車両内の各種の電子部品から供給される情報に基づいて、各種の車両情報をメータ10に出力する。
ナビゲーションECU30は、表示装置12上に、地図情報や自車位置情報のような各種ナビゲーション情報を出力する。
また、本実施例では、ナビゲーションECU30は、メータECU20と連携して、メータ10で表示される車両情報(及びその詳細情報)を、表示装置12に表示する。
以下では、区別のため、表示装置12上に表示される車両情報を、「ナビ画面車両情報」と称し、メータ10上に表示される車両情報を、「メータ車両情報」と称する。
図2は、メータ10の一例を示す正面図である。
図2に示す例では、メータ10は、TFT液晶パネルが背後に設けられる表示領域A1と、その周辺の表示領域A2とを含む。なお、変形例では、表示領域A1及び表示領域A2のうちの一方のみが設けられてもよいし、表示領域A1に代えて、機械的な針で速度等を示す態様であってよい。すなわち、メータ10は、メータ車両情報を表示できる構成であれば任意である。
図3は、車両情報に含まれる警報(ワーニング)の説明図である。警報は、図3に示すように、多数存在し(図3では、警報AL1からAL13の13個)、発生するイベント(例えば異常イベント)に応じて出力対象の警報が決まる。なお、1つのイベントに対して出力対象の警報が2つ以上ある場合もありうる。警報は、図3に示すように、記号や表記が付与された各種の抽象的なアイコン表示からなる。
図4は、メータ車両情報の表示レイアウトの一例を示す図である。
図4では、メータ車両情報の表示画像G10が示される。表示画像G10は、メータ10に割り込み式で出力されてもよい。例えば、メータ10には車速情報やエンジン回転数情報が出力されている状態において、表示画像G10が一部又は全体に重畳される態様で出力されてもよい。
表示画像G10は、2つ以上の警報(図3参照)を表示するための画像領域G11と、選択中の警報を表示するための画像領域G12と、キャラクタの顔を表示するための画像領域G13と、警報についての簡易な説明を表示するための画像領域G14とを含む。
なお、画像領域G11に、複数の警報が出力される場合、左側の方が危険度が高い(緊急性が高い)警報が出力されてもよい。
図5は、メータ車両情報の表示例を示す図である。図5では、図4に示したレイアウト例に従ってメータ車両情報が表示されている。
具体的には、図5に示す例では、画像領域G11には、8個の警報が表示されている。ここで、複数の警報が図5に示すように一斉に表示されていると、ユーザは、どの警報を重視すべきか判断し難い場合がある。このため、好ましくは、図5に示すように、危険度の高低を示すガイド表示GD1、GD2が示される。この場合、ユーザは、左側の方が危険度が高い(緊急性が高い)警報であることを容易に把握できる。
また、画像領域G12には、選択中の警報(この例では、エンジンオイル系の警報)が表示されている。ユーザは、画像領域G11内の複数の警報のうちの、1つの警報を選択して、画像領域G12に表示させることができる。この選択は、例えば画像領域G11内に表示されるカーソルCSを移動させることで実現されてよい。カーソルCSの移動のための操作は、例えば図6及び図7に示すように、ステアリングハンドル90に設けられる操作部80(メータに対応付けられたユーザーインターフェースの一例)により可能とされてもよい。図7は、図6のQ部の拡大図である。図7では、操作部80は、左ボタン81、右ボタン82、上ボタン83、下ボタン84、及びストップボタン85を含む。この場合、ユーザは、左ボタン81又は右ボタン82を操作することで、カーソルCSを移動させることができる。また、ユーザは、ストップボタン85を操作することで、表示画像G10の割り込みを終了させることができる。
なお、本実施例において、警報表示の選択は、ユーザの操作によるものを示したが、例えば、警報表示の選択が所定時間毎に順に表示切り換えするものであってもよい。この場合、ユーザによるストップボタン85の操作を契機として、この自動的な表示切り換え(警報の選択移動)を止める仕様であってもよい。
なお、画像領域G11に、より多くの警報が表示されている場合であって、全ての警報を表示できない場合は、警報は、画像領域G11内でスクロール可能とされてもよい。この場合、カーソルCSを右端に移動させて更に右ボタン82を操作することで、警報のスクロールが実現されてもよい。
画像領域G13には、泣いている表情のキャラクタが表示されている。キャラクタは、ユーザにより選択可能とされてもよい。この場合、ユーザは自身の好きなキャラクタの表情を見ることができ、ユーザに警報の意味を伝えやすくすることができる。キャラクタの表情は、選択中の警報の危険度を表す。キャラクタの表情は、泣いてる表情、困っている表情、笑っている表情等、複数用意されてよい。
画像領域G14には、選択中の警報に係る説明(この例では、「油圧警告灯作動中」)が表示されている。
ここで、図3に示すような種類の警報は、抽象的であり、必ずしも全てのユーザがその意味等を把握しているわけでない。例えば、図5に示す画像領域G12内の警報は、エンジンが回転中にエンジンオイルが不足している時やオイル圧力が低下している時に表示されるものであるが、この点を知らないユーザや、この警報の危険度を知らないユーザに対しても、分かりやすいユーザフレンドリな出力態様が望ましい。
そこで、本実施例では、以下で説明するように、メータECU20によるメータ車両情報の出力と、ナビゲーションECU30によるナビ車両情報の出力とを適切に連携させることで、警報を分かりやすいユーザフレンドリな出力態様で出力することを可能とするものである。
すなわち、本実施例では、以下で説明するように、メータ10にメータ車両情報を出力(表示)する際に、表示装置12上で、メータ車両情報の詳細を含むナビ車両情報を閲覧可能とする。メータ車両情報の詳細とは、メータ車両情報として表示される各種の警報に対して、警報に係る危険度の分類(例えば3段階の分類)、警報が出力される要因(例えば異常の場合は、その原因)、及び、警報出力時の対処方法(例えば、走行可能であるか、路肩等に退避すべきか等)のうちの少なくともいずれか1つを含む。この場合、ユーザは、メータ車両情報の詳細を、ナビ車両情報から理解しやすくなる。特に、表示装置12は、メータ10よりも画面領域が大きく、詳細な情報を表示するのに適しているので、見やすい態様で警報に係る詳細をユーザに伝達できる。なお、警報出力時の対処方法とは、警報出力時の解決方法やアドバイス(例えばディーラー等の施設に車両を持ち込んで、診断や修理をしてもらう等)を含む概念である。
なお、図5では、画像領域G14の下側には、「解決方法についてNAVIをご覧ください」というメッセージ表示M15が表示されている。かかるメッセージ表示M15を表示することで、ユーザをナビ車両情報へと、より確実に誘引できる。
図8は、ナビ車両情報の表示レイアウトの一例を示す図である。図8には、初期画面用の表示画像G20(第1画像の一例)と、初期画面から遷移される詳細画面用の表示画像G30(第2画像の一例)が上下に並んで示される。
表示画像G20は、表示装置12に割り込み式で出力されてもよい。例えば、表示装置12には地図情報の画像が出力されている状態において、表示画像G20が一部に重畳される態様又は表示画像G20に切り替わる態様で出力されてもよい。
表示画像G20は、危険度が比較的高い警報を表示するための画像領域G22と、危険度が中くらいの警報を表示するための画像領域G23と、危険度が比較的低い警報を表示するための画像領域G24とを含む。このようにして、本実施例では、当該警報が出力されたことが意味する危険度を、警報ごとに分類し、危険度ごとに異なる領域に、警報が表示される。これにより、ユーザにとって警報の危険度が分かりやすくなる。なお、表示画像G20は、表示するための複数の警報(画像領域G22から画像領域G24内の各警報の全て)を表示するための画像領域(図示せず)を上部に更に含んでもよい。
表示画像G30は、表示画像G20から遷移される画像である。例えば、表示画像G20が表示されている状態で、ユーザが、特定の1つの警報を選択した場合に、表示画像G20から表示画像G30への遷移が実現される。特定の1つの警報の選択は、メータ車両情報の場合と同様、カーソルにより実現されてもよいし、表示装置12がタッチパネルを備える場合は、所望の警報へのタッチ操作により実現されてもよい。
表示画像G30は、表示されている複数の警報の一覧を表示するための画像領域G31と、一覧のうちの選択中の警報を表示するための画像領域G32と、警報キャラクタの顔を表示するための画像領域G33と、警報についての解決方法を表示するための画像領域G34と、近くの修理可能な場所を表示するための画像領域G35とを含む。
図9及び図10は、ナビ車両情報の表示例を示す図である。図9では、図8に示した表示画像G20に係るレイアウト例に従ってメータ車両情報が表示されており、図10では、図8に示した表示画像G30に係るレイアウト例に従ってメータ車両情報が表示されている。
具体的には、図9に示す例では、画像領域G11には、メータ10に表示されている8個の警報のうちの、3つが画像領域G22に割り当てられ、他の3つが画像領域G23に割り当てられ、残りの2つが画像領域G24に割り当てられている。この場合、例えば、ユーザは、どの警報が危険度が高いかをひと目で把握できるので、警報のユーザフレンドリ性を高めることができる。
なお、画像領域G22に、より多くの警報が表示されている場合であって、全ての警報を表示できない場合は、警報は、画像領域G22内でスクロール可能とされてもよい。これは、他の画像領域G23等についても同様である。
図10に示す例では、画像領域G31には、メータ10に表示されている8個の警報のうちの、危険度が高い順に5つの警報が表示されている。なお、この場合、同様に、他の警報を見ることができるように、例えばボタンB1やボタンB2により、画像領域G31内でスクロール可能とされてもよい。8個の警報は、メータ10での表示態様と同様の並び順、すなわち左側の方が危険度が高い(緊急性が高い)警報となるように表示されてよい。
また、図10に示す例では、画像領域G32には、選択中の警報(この例では、エンジンオイル系の警報)が表示されている。ユーザは、画像領域G31内の複数の警報のうちの、他の1つの警報を選択し直して、画像領域G32に表示させることができる。この選択は、例えばカーソルにより実現されてもよいし、表示装置12がタッチパネルを備える場合は、所望の警報へのタッチ操作により実現されてもよい。
また、図10に示す例では、画像領域G33には、泣いている表情のキャラクタが表示されている。これは、図5の画像領域G14と同様である。
また、図10に示す例では、画像領域G34には、選択中の警報(この例では、エンジンオイル系の警報)についての解決方法(この例では、「エンジンが焼き付く可能性があるため・・・」)が表示されている。これにより、ユーザは、対処方法を容易に把握できる。なお、解決方法の文面は、図示のような一般的な文面でなく、キャラクタの喋り言葉を真似た文面であってもよい。この場合、ユーザは、親近感をもって解決方法を読むことができる。また、解決方法の文面は、キャラクタの口調が警報の危険度に応じて変化する態様で、可変とされてもよい。
また、図10に示す例では、画像領域G35には、現在の車両位置に最も近い修理可能な施設(ディーラーや修理工場)が表示されている。なお、表示装置12がタッチパネルを備える場合、画像領域G35をユーザがタッチすると、自動的に当該施設(ディーラーや修理工場)や担当者等に電話が発呼されるように又はメールが送信されるように構成されてもよい。
また、図10に示す例では、その他、トップ画面(例えば地図情報の画面のような元の画面)に戻るためのボタンB3や、表示されていた全ての警報を閲覧するためのボタンB4、前の画面(図9の画面)に戻るためのボタンB5等が設定されている。例えば走行中に表示されていた警報が消えた場合でも、ユーザは、ボタンB4を押すことで、後から警報を確認できる。
なお、本実施例において、ナビ車両情報の表示画面は、メータ車両情報の表示画面と連動してもよい。例えば、ユーザがカーソルCSで1つの警報を選択した場合、図9に示す画像においても、同じ警報が連動して選択されてもよい。また、図9に示す表示画像G20に代えて、図10に示す表示画像G30が初期的に出力されてもよい。この場合も、メータ10においてユーザがカーソルCSで1つの警報を選択した場合、図10に示す表示画像G30においても同じ警報が連動して選択されてもよい。
ところで、メータ10では、警報のような車両情報を表示する機能があるが、表示エリアが限られているため、表示できる車両情報の情報量が限られてしまう。従って、メータ10だけでは、警報などの内容を正確にユーザに伝えるのが困難な場合がある。これは、複数の警報が同時に出力された場合に顕著となる。
この点、本実施例では、例えば、警報が8個同時に発生すると、図5に示すような画像がメータ10上に出力され、図5に示す画像では、上側の画像領域G11に各警報に係るアイコン表示が出力される。各警報に係るアイコン表示は、危険度順に表示され、例えば図6の操作部80でカーソル選択できる。選択された警報については、画像領域G12で拡大表示され、画像領域G13には、危険度に応じたキャラクタの表情が表示され、画像領域G14には、警報内容を示すテキストが表示される。また、表示装置12上で警報の詳細(例えば後述するような危険度の分類や対処方法)が閲覧可能であることをユーザに知らせるためのメッセージ表示M15が出力される。
この際、どの警報が表示されているのかを示す情報が、メータECU20からナビゲーションECU30へ送信(例えば、CAN(Controller Area Network)などの車内LANや専用通信線経由)される。そして、ナビゲーションECU30によって表示装置12には、図9に示すように、警報が危険度に分けて各警報に係るアイコン表示が出力される。各警報に係るアイコン表示は、表示装置12上のタッチ操作によって、選択でき、特定の1つの警報が選択された場合に、図10に示すように、解決方法についての説明がテキストで表示される。
このようにして、本実施例によれば、メータECU20によるメータ10上のメータ車両情報の表示と、ナビゲーションECU30による表示装置12上のナビ車両情報の表示とが連携することで、抽象的なアイコン表示の各警報の意味等を、ユーザに分かりやすい態様で伝達できる。これにより、ユーザは、警報に対して適切な対処を行うことが容易となる。
次に、図11以降を参照して、表示システム1の動作例について説明する。
図11は、メータECU20によるメータ車両情報の表示と、ナビゲーションECU30によるナビ車両情報の表示との間の連携態様の一例を示すタイミングチャートである。
図11では、メータECU20は、警報を表示する契機となるイベントが発生すると(ステップS1100)、イベントに応じた警報を、表示対象の警報として決定する(ステップS1102)。なお、2つ以上のイベントが同時又は連続して発生したり、1つのイベントに応じて2つ以上の警報が対応付けられたりしている場合等は、2つ以上の表示対象の警報が決定される場合がある。なお、警報を表示する契機となるイベント(警報イベント)は、CAN等を介して得られる各種情報に基づいて検出されてもよい。
メータECU20は、表示対象の警報を決定すると、表示対象の警報を表示装置12上で表示するための表示画像(図9の表示画像G20参照)を生成し、当該表示画像のデータをナビゲーションECU30に送信する(ステップS1104)とともに、表示対象の警報(メータ車両情報)をメータ10に表示する(ステップS1105)。
ナビゲーションECU30は、表示画像のデータをメータECU20から受信すると(ステップS1106)、当該表示画像(ナビ車両情報)を表示装置12上に出力する(ステップS1108)。
そして、ユーザが、メータ10上の警報(図5の表示画像G10)を見て、操作部80を介して、気になる警報を選択する(ステップS1110)。
メータECU20は、ユーザが選択した警報に応じて、メータ10上の表示画像を変更する(ステップS1112)。例えば、カーソルCSが移動されると、その都度、カーソルCSに対応付けられた警報に基づいて、画像領域G12や画像領域G14の表示を更新する。
そして、ユーザが、詳しい情報を知りたいと考え、表示装置12上の表示画面(図9の表示画像G20参照)を見て、詳しい情報を知りたい警報を選択する(ステップS1116)。すなわち、ユーザは、表示装置12上で、詳しい情報を知りたい警報の位置をタッチ操作する。
この場合、ナビゲーションECU30は、タッチ座標を検出し(ステップS1118)、タッチ座標をメータECU20に送信する(ステップS1120)。
メータECU20は、タッチ座標を受信すると(ステップS1122)、選択された警報を特定し、特定した警報に応じて、表示装置12上の表示画像を、図9の表示画像G20から図10に示す表示画像G30を変更するためのデータ(変更後の表示画像のデータ)を生成し、当該データをナビゲーションECU30に送信する(ステップS1124)。
ナビゲーションECU30は、変更後の表示画像のデータをメータECU20から受信すると(ステップS1126)、当該表示画像を表示装置12上に出力する(ステップS1128)。
このようにして、図11に示す例では、メータECU20が、ナビ車両情報の表示処理の一部(表示画像の生成等)を実行し、ナビゲーションECU30が、メータECU20から得た画像データに基づいて、ナビ車両情報の他の一部(表示装置12に表示する処理)を実行する。ただし、ナビ車両情報の表示処理の分担態様は、任意であり、他の態様であってもよい。
図12は、メータECU20により実行されるナビ車両情報の表示処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS1200では、メータECU20は、警報を表示する契機となるイベントが発生したか否かを判定する。判定結果が“YES”の場合、ステップS1202に進み、それ以外の場合は、ステップS1210に進む。
ステップS1202では、メータECU20は、イベントに応じた警報を、表示対象の警報として決定する。例えばエンジンオイルが不足していることを示す信号が発生した場合、油圧警告灯に係る警報を表示対象の警報として決定する。
ステップS1204では、メータECU20は、表示対象の警報が複数個あるか、又は、メータ10に他の警報を表示中であるか否かを判定する。判定結果が“YES”の場合、ステップS1206に進み、それ以外の場合(表示対象の警報が1つであり、かつ、メータ10に他の警報を表示中でない場合)は、ステップS1208に進む。
ステップS1206では、メータECU20は、複数の警報を危険度別に分類して表示するための表示画像(図9の表示画像G20参照)を生成し、ナビゲーションECU30を介して表示装置12に表示する。この場合、表示装置12に表示される表示画像は、今回の警報と、表示中の他の警報とを、危険度別に分類して表示する。
ステップS1208では、メータECU20は、今回の警報に係る対処方法を表示するための表示画像(図10の表示画像G30参照)を生成し、ナビゲーションECU30を介して表示装置12に表示する。
ステップS1210では、メータECU20は、表示装置12上で複数の警報を危険度別に分類して表示するための表示画像(図9の表示画像G20参照)を表示中であるか否かを判定する。なお、図9の表示画像G20のようなナビ車両情報に係る表示画像は、トップ画面(例えば地図情報の画面のような元の画面)に戻るためのボタンB3(図9参照)が操作される等により非表示となる。判定結果が“YES”の場合、ステップS1212に進み、それ以外の場合は、そのまま終了する。
ステップS1212では、メータECU20は、表示装置12上で特定の1つの警報を選択する選択操作があったか否かを判定する。判定結果が“YES”の場合、ステップS1214に進み、それ以外の場合は、そのまま終了する。
ステップS1214では、メータECU20は、選択された特定の1つの警報に係る対処方法を表示するための表示画像(図10の表示画像G30参照)を生成し、ナビゲーションECU30を介して表示装置12に表示する。
図12に示す処理によれば、複数の警報が表示される場合だけ、表示装置12に、複数の警報を危険度別に分類して表示するための表示画像(図9の表示画像G20参照)が表示され、単一の警報が表示される場合は、当該警報に係る対処方法を表示するための表示画像(図10の表示画像G30参照)が直接的に表示される。このようにして、表示される警報の数に応じて表示装置12に初期的に出力される表示画像が変化されてもよい。
なお、図12に示す例では、複数の警報が表示される場合だけ、表示装置12に、複数の警報を危険度別に分類して表示するための表示画像(図9の表示画像G20参照)が表示されるが、単一の警報が表示される場合も、表示装置12に、図9の表示画像G20が表示されてもよい(すなわち当該単一の警報を危険度別に分類して表示されてもよい)。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、ユーザは、メータ10上でカーソルCSを移動させて所望の警報を選択できるが、更に、選択確定操作が可能とされてもよい。例えば、ストップボタン85に代えて又は加えて、確定ボタンが操作部80に設けられてもよい。この場合、ユーザが、所望の警報を選択して選択確定操作を行うと、表示装置12上の表示画像が、当該選択された警報に係る表示画像(図10に示す表示画像G30参照)に連動して遷移されてもよい。この場合、メータ10に対応付けられたユーザーインターフェースである操作部80を介した、メータ10上の表示画像とともに表示装置12上の表示画像を操作できるので、ユーザビリティを高めることができる。
また、上述した実施例において、メータ10上の表示画像G10は、所定の表示終了条件が成立した場合に終了されてよい。所定の表示終了条件は、任意であるが、例えば所定時間が経過した場合に満たされてもよい。あるいは、所定の表示終了条件は、表示装置12上の表示画像が、図9に示す表示画像G20から図10に示す表示画像G30へと遷移した場合に満たされてもよい。この場合、ユーザは、表示装置12上で警報の内容を確認している可能性が高く、メータ10上の表示画像G10の役割が終了したと判断できるためである。すなわち、メータ10上の表示画像G10は、ユーザを表示装置12上の表示画像G20又は表示画像G30に誘引する役割もあり、かかる役割が果たされた時点で非表示とされてもよい。この場合、メータ10には、車速情報等が通常通り表示されるので、警報の表示に起因したユーザの運転の支障(ディストラクション)を低減できる。
また、上述した実施例において、ステアリングハンドル90の前方側に設けられるメータ10と、ナビゲーションECUによって制御される表示装置12を例に挙げて説明したが、表示装置12は、経路案内用に限らず、運転席に着座した運転者がタッチ操作可能な位置に設けられる表示デバイスを用いることができる。例えば、ステアリングハンドル90の周囲に設けられるサイドパネルに実装されるタッチ操作可能な表示装置を適用できる。これにより、ステアリングハンドル90が介在するためにタッチ操作が不向きであるものの運転中でも視認性が良好な位置に実装されるメータと、タッチ操作が容易で広めの表示エリアを有する表示装置とが連携しつつ、それぞれ好適な表示種類が選択されることで理解しやすい車両情報を提供できる。
1 表示システム
10 メータ
12 表示装置
80 操作部
81 左ボタン
82 右ボタン
83 上ボタン
84 下ボタン
85 ストップボタン
90 ステアリングハンドル

Claims (6)

  1. メータに車両情報を表示する際に、前記メータとは異なる表示装置上で、前記車両情報の詳細を表示する、表示システム。
  2. 前記詳細は、前記車両情報に係る危険度の分類、前記車両情報が出力される要因、及び、前記車両情報の出力時の対処方法のうちの少なくともいずれか1つを含む、請求項1に記載の表示システム。
  3. 前記車両情報は、アイコン表示で出力される各種の警報を含み、
    前記表示装置に、各種の前記警報を危険度別に表示することで、前記分類を表示する、請求項2に記載の表示システム。
  4. 前記車両情報は、アイコン表示で出力される各種の警報を含み、
    前記表示装置に、前記警報を危険度別に分類した態様で表す第1画像、及び、前記警報に係る対処の仕方を表す第2画像を含む複数種類の画像を、選択的に表示することで、前記詳細を表示する、請求項1に記載の表示システム。
  5. 前記メータにおける前記車両情報は、前記表示装置に前記第1画像が表示された状態から、前記第2画像が表示された状態に遷移した場合に、非表示とされる、請求項4に記載の表示システム。
  6. 前記詳細は、前記車両情報の出力時の対処方法を含み、
    前記メータに表示される前記車両情報が複数の警報を含む場合に、前記メータに対応付けられたユーザーインターフェースを介して前記複数の警報のうちの1つの警報が選択されると、選択された警報に係る対処の仕方を前記表示装置に表示することで、前記対処方法を表示する、請求項1に記載の表示システム。
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