JP2020069383A - 浴槽洗浄装置 - Google Patents

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【課題】洗剤混合タンク内における泡の発生を抑制できる浴槽洗浄装置を提供する。【解決手段】浴槽洗浄装置200は、洗剤タンク13と、洗剤タンクから供給される洗剤と、給水源WSから供給される水とを混合して洗剤水を生成する洗剤混合タンク30と、洗剤水を浴槽100の内壁面に噴射する洗浄ノズル25と、洗剤タンクと洗剤混合タンクとを接続する洗剤流路15と、給水源と洗剤混合タンクとを接続する給水流路24と、洗剤混合タンクと洗浄ノズルとを接続する洗浄流路21と、を備える。洗剤混合タンクは、洗剤流路から供給される洗剤及び給水流路から供給される水の少なくとも一方の流速を減速する流速減速手段を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽洗浄装置に関する。
従来の自動浴槽洗浄は、洗浄力の点から、十分に汚れを落とすためには入浴当日の洗浄が推奨される。このため、いつでも手軽に洗い立ての浴槽に浸かれるような自動浴槽洗浄が求められている。しかし、このようなニーズを実現するためには、翌日の頑固な汚れを落とすための洗浄力の向上が必要である。
また、従来の自動浴槽洗浄技術においては、水道の圧力をそのまま利用する水道直圧が用いられてきた。このため、自動浴槽洗浄技術を普及させるためには、このような水圧の制約を回避する必要がある。
特許第5874220号公報 特開平4−269935号公報
従来、洗剤を水で希釈して洗剤水を生成する洗剤混合部として、ベンチュリ式の洗剤混合部が知られている(例えば、特許文献1)。このベンチュリ式の洗剤混合部では、湯水が洗剤混合部を通過する際に生じる負圧によって洗剤と湯水とを混合して洗剤水を生成している。すなわち、洗剤混合部で混合される洗剤の量は、洗剤混合部を通過する湯水の流速や流量に依存する。このため、洗剤水が所定の濃度となるように調整することは難しく、また通過する湯水の流量の変動により所定の濃度で安定させることは困難である。
これに対して、浴槽洗浄装置において、洗剤を水で希釈した洗剤希釈水を生成するために、タンク式の洗剤混合部(洗剤混合タンク)を設けることが知られている(例えば、特許文献2)。このような浴槽洗浄装置では、洗剤混合タンクを設けることにより、タンク内で洗剤と水とを混合し洗剤水を生成することができるため、洗剤水の濃度調整を容易に行うことができる。
しかしながら、洗剤または水の供給時の水流の勢いによって、洗剤混合タンク内に泡が発生するおそれがある。洗剤混合タンク内に泡が発生すると、洗浄ノズルから噴射される洗剤水が途切れる、噴射される洗剤水の量が減るなどの噴射不良の原因になり得る。このため、浴槽の内壁面に均一に洗剤水を散布することができずに、洗浄ムラが発生してしまうおそれがある。
本発明は上記課題に鑑み、洗剤混合タンク内における泡の発生を抑制できる浴槽洗浄装置を提案することを目的とする。
第1の発明の浴槽洗浄装置は、洗剤を貯留する洗剤タンクと、前記洗剤タンクから供給される洗剤と、給水源から供給される水とを混合して洗剤水を生成する洗剤混合タンクと、前記洗剤水を浴槽の内壁面に噴射する洗浄ノズルと、前記洗剤タンクと前記洗剤混合タンクとを接続する洗剤流路と、前記給水源と前記洗剤混合タンクとを接続する給水流路と、前記洗剤混合タンクと前記洗浄ノズルとを接続する洗浄流路と、を備える。前記洗剤混合タンクは、前記洗剤流路から供給される前記洗剤及び前記給水流路から供給される前記水の少なくとも一方の流速を減速する流速減速手段を備える。
第1の発明によれば、洗剤及び水の少なくとも一方が他方に混合される際の一方の流速を減速させることで、洗剤と水との混合時に巻き込まれる空気の量を少なくできる。よって、洗剤混合タンク内における泡の発生を抑制することができる。この結果、洗浄ノズルから噴射される洗剤水が途切れる、噴射される洗剤水の量が減るなどの噴射不良を抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記流速減速手段は、前記洗剤混合タンクの最深部よりも高い位置に設けられた衝突部を備え、前記衝突部は、前記洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方が、前記洗剤混合タンクの最深部に到達する前に衝突するように構成されていることを特徴とする。
第2の発明によれば、洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方は、洗剤混合タンクの最深部に到達する前に、衝突部に衝突する。このため、水と洗剤との混合時の前記一方の流速を減速させることができるとともに、水または洗剤に分散させることができる。これは、泡の発生をより抑制するとともに、洗剤水における洗剤濃度のばらつきを抑制する。
第3の発明は、第2の発明において、前記衝突部は、前記洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方が衝突した後、前記洗剤混合タンクの側壁面に衝突するように構成されている。
第3の発明によれば、洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方を、衝突部に加えて、洗剤混合タンクの側壁面にも衝突させ、水及び洗剤の少なくとも一方の流速をより減速させることができるため、泡の発生をより抑制することができる。
第4の発明は、第2または第3の発明において、前記衝突部は、前記洗剤混合タンクの側壁面から離間した位置に設けられ、前記衝突部に衝突した前記水及び洗剤の少なくとも一方が前記洗剤混合タンクの前記側壁面へと向かう経路に隙間が形成されている。
第4の発明によれば、洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方を衝突部に衝突させて流速を減速させることができるとともに、衝突部に衝突した水及び洗剤の少なくとも一方を、衝突部と洗剤混合タンクの側壁面との間の領域に導き、衝突部と洗剤混合タンクの側壁面との間の隙間を通じて下方へと誘導することができる。そのため、水及び洗剤の少なくとも一方の流速を減速させて泡の発生を抑制しつつ、水及び洗剤の少なくとも一方を分散させて他方に混合させ、洗剤水における洗剤濃度のばらつきを抑制することができる。
第5の発明は、第2の発明において、前記衝突部は、前記洗剤混合タンクの内部における最深部よりも高い位置に設けられた傾斜面を備え、前記傾斜面は、前記洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方が落下した後、前記洗剤混合タンクの最深部に向けて流動するように構成されていることを特徴とする。
第5の発明によれば、洗剤混合タンクの内部に傾斜面を形成するという簡易な構成により、洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方を傾斜面に落下させた後、洗剤混合タンクの最深部に向けて流動させ、流速を減速させつつ水を洗剤に分散させることができる。
第6の発明は、第2の発明において、前記衝突部は、鉛直方向に延びる縦壁面を備えた縦壁面部であり、前記縦壁面部は、前記洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方が当たった後、前記洗剤混合タンクの最深部に向けて流動するように構成されていることを特徴とする。
第6の発明によれば、洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方は、洗剤混合タンクの最深部に到達する前に縦壁面に衝突してから、最深部に向けて流動する。このため、水と洗剤との混合時の前記一方の流速を減速させることができるとともに、水または洗剤に分散させることができる。これは、泡の発生をより抑制するとともに、洗剤水における洗剤濃度のばらつきを抑制する。
第7の発明は、第2〜第6の発明のいずれか1つにおいて、前記流速減速手段は、前記洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方の衝突位置が、前記洗剤混合タンクの満水位よりも高い位置となるように構成されていることを特徴とする。
第7の発明によれば、洗剤混合タンク内に水及び洗剤の少なくとも一方を供給する際に、洗剤混合タンク内の水位に関係なく、常に前記一方の流速を減速させることができるため、泡の発生をより抑制することができる。
第8の発明は、第7の発明において、前記洗剤混合タンクは、前記満水位よりも高い位置に設けられ、前記洗剤混合タンク内の液体の水位が前記満水位よりも高い所定の水位を超えると前記洗剤混合タンク内の液体を外部に排出するオーバーフロー口を備え、前記流速減速手段は、前記洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方の衝突位置が、前記オーバーフロー口よりも高い位置となるように構成されている。
第8の発明によれば、仮に故障などにより満水位よりも高い位置まで水位が上昇したとしても、洗剤混合タンク内に供給される水及び洗剤の少なくとも一方の流速を衝突部で減速させることができる。
第9の発明は、第7または第8の発明において、さらに、前記洗剤混合タンク内の液体の水位を検知する水位検知手段を備え、前記衝突部は、前記衝突部に衝突した水及び洗剤の少なくとも一方が直接前記水位検知手段に当たらないように構成されている。
第9の発明によれば、洗剤混合タンク内の液体の水位に連動した適切な水位検知が行え、水位検知手段の誤検知を防止することができる。この結果、洗剤および水の水位を高精度に検知でき、より高い精度で洗剤水の洗剤濃度を制御できる。
第10の発明は、第1の発明において、前記流速減速手段は、前記洗剤混合タンクの底部から上方に延びる柱状部を備え、前記柱状部は、前記洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方が、前記洗剤混合タンクの前記底部に到達する前に前記柱状部の上面に衝突するように構成されている。
第10の発明によれば、洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方は、洗剤混合タンクの最深部に到達する前に柱状部の上面に衝突し、流速が減速され、洗剤と水との混合時に巻き込まれる空気の量を少なくできる。この結果、洗剤混合タンク内における泡の発生を抑制することができる。
本発明の浴槽洗浄装置によれば、洗剤混合タンク内における泡の発生を抑制できる。
実施形態の浴槽洗浄装置のシステム図である。 第1実施形態の洗剤混合タンクの斜視図である。 第1実施形態の洗剤混合タンクの斜視図である。 第1実施形態の洗剤混合タンクの蓋を外した状態の斜視図である。 第1実施形態の洗剤混合タンクの断面図である。 第1実施形態の洗剤混合タンク内の水の水位変化を模式的に表す断面図である。 第1実施形態の洗剤混合タンク内の水の水位変化を模式的に表す断面図である。 第1実施形態の洗剤混合タンク内の洗剤の水位変化を模式的に表す断面図である。 第1実施形態の洗剤混合タンク内の洗剤水の水位変化を模式的に表す断面図である。 第1実施形態の洗剤混合タンク内の洗剤水の水位変化を模式的に表す断面図である。 第1実施形態の洗剤混合タンクにおける流速減速手段の他の例の断面図である。 第1実施形態の洗剤混合タンクにおける流速減速手段の他の例の断面図である。 第2実施形態の洗剤混合タンクの斜視図である。 第2実施形態の洗剤混合タンクの断面図である。 第2実施形態の洗剤混合タンクの断面図である。 第2実施形態の洗剤混合タンクの横断面図である。 第2実施形態の洗剤混合タンク内に設けられる板状部材の斜視図である。 第2実施形態の洗剤混合タンク内への水の供給を表す断面図である。 第2実施形態の洗剤混合タンク内への水の供給を表す断面図である。 第2実施形態の洗剤混合タンク内の液体の満水位を表す断面図である。 第2実施形態における流速減速手段の他の例の断面図である。 図21に示す洗剤混合タンクの蓋を外した状態の上面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態の1つについて説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、実施形態の浴槽洗浄装置200のシステム図である。
実施形態の浴槽洗浄装置200は、洗剤タンク13と、洗剤混合タンク30と、洗浄ノズル25と、制御部20とを有する。浴槽洗浄装置200は、浴槽100に設置される。
洗剤タンク13は、例えば浴槽100のリムの上面に設けられた洗剤投入口11と接続されており、洗剤投入口11から投入された液体の洗剤を貯留する。洗剤タンク13内には、例えばフロートスイッチなどの水位検知手段12が設けられる。
洗剤混合タンク30は、洗剤タンク13及び給水源WSの下流に設けられる。洗剤混合タンク30は、洗剤タンク13から供給される洗剤と、給水源WSから直接、または間接的(例えば一時的に貯留された後)に供給される水とを混合して洗剤水を生成する。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。つまり、給水源WSは、例えば、給湯器であってもよい。洗浄ノズル25から洗剤水を噴射する際には洗剤混合タンク30は洗剤水を貯留し、洗浄ノズル25から水を噴射する際には洗剤混合タンク30は水を貯留する。
洗剤流路15が、洗剤タンク13と洗剤混合タンク30とを接続している。洗剤流路15の途中には、例えば、第1の開閉弁14と、流量調整部16と、ポンプ17とが設けられている。
第1の開閉弁14は、例えば電磁弁であり、制御部20の制御に基づいて洗剤流路15を開閉する。流量調整部16は、例えば、第1の開閉弁14の下流に設けられる。流量調整部16は、例えば、オリフィスである。流量調整部16は、洗剤流路15を流れる洗剤の流量を調整する。流量調整部16は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
ポンプ17は、例えば、第1の開閉弁14及び流量調整部16の下流に設けられる。第1の開閉弁14が開かれ、ポンプ17が駆動されると、洗剤タンク13内の洗剤が洗剤流路15を流れて洗剤混合タンク30内に供給される。
給水流路24が、給水源WSと洗剤混合タンク30とを接続している。給水流路24の途中には、例えば、第2の開閉弁22と、流量調整部23とが設けられている。
第2の開閉弁22は、例えば電磁弁であり、制御部20の制御に基づいて給水流路24を開閉する。第2の開閉弁22は、洗剤混合タンク30への水の供給を制御する。第2の開閉弁22を開くことで、水が給水源WSから洗剤混合タンク30に供給される。第2の開閉弁22を閉じることで、給水源WSから洗剤混合タンク30への水の供給が停止される。
流量調整部23は、例えば、第2の開閉弁22の下流に設けられる。流量調整部23は、例えば定流量弁であり、給水流路24を流れる水の流量を調整する。
浴槽100の底面101には、排水口102および洗浄ノズル25が設けられている。洗浄ノズル25は、浴槽100の内壁面に向けて、液体(洗剤水または水)を噴射する。例えば、洗浄ノズル25は、モータ26によって水平方向に回転可能となっている。
洗浄流路21が、洗剤混合タンク30と洗浄ノズル25とを接続している。洗浄流路21の途中には、例えば、ポンプ18と、逆流防止部19とが設けられている。
ポンプ18は、洗剤混合タンク30の下流に設けられ、洗剤混合タンク30内の液体(洗剤水または水)を吸い込み、洗浄流路21に吐出する。洗浄流路21に吐出された液体は、洗浄ノズル25から浴槽100内に噴射される。
逆流防止部19は、例えばポンプ18の下流に設けられる。逆流防止部19は、浴槽100に貯留された浴槽水や、浴槽100内に噴射された液体(洗剤水または水)の、洗浄ノズル25および洗浄流路21を通じた洗剤混合タンク30への逆流を阻止する。逆流防止部19は、例えば、逆止弁または電磁弁である。複数の逆止弁、複数の電磁弁、または逆止弁と電磁弁の組み合わせから逆流防止部19が構成されてもよい。
制御部20は、第1の開閉弁14、第2の開閉弁22、ポンプ17、およびポンプ18と電気的に接続され、それらを制御する。また、制御部20は、洗剤混合タンク30内に設けられた後述する水位検知手段60の検知結果(検知信号)の入力を受ける。この検知結果(検知信号)に基づいて、制御部20は、第1の開閉弁14、第2の開閉弁22、ポンプ17、およびポンプ18を制御することができる。制御部20は、第1の開閉弁14、第2の開閉弁22、ポンプ17、およびポンプ18を制御することで、洗浄ノズル25からの液体(洗剤水または水)の噴射と、洗剤混合タンク30への洗剤及び水の供給を制御する。
次に、第1実施形態の洗剤混合タンク30について説明する。
図2は、洗剤混合タンク30の上側から見た斜視図である。
図3は、洗剤混合タンク30の下側から見た斜視図である。
図4は、洗剤混合タンク30の蓋を外した状態の斜視図である。
図5は、洗剤混合タンク30の断面図である。
洗剤混合タンク30は、ケース31と蓋32とを有する。図2および図5に示すように、蓋32には、洗剤流路15と接続される洗剤供給部34と、給水流路24と接続される給水部35とが設けられている。ケース31の底部には、図2および図3に示すように、洗浄流路21と接続される液体流出部36が設けられている。
図5に示すように、洗剤混合タンク30は、第1の空間40と第2の空間50とを有する。第1の空間40は、第2の空間50の上方に位置する。第1の空間40は、洗剤供給部34と第2の空間50との間、および給水部35と第2の空間50との間に位置する。第2の空間50は、第1の空間40の下方に位置し、第1の空間40に連続している。
洗剤混合タンク30の高さ方向(または深さ方向)をZ方向とする。Z方向は、洗剤混合タンク30が設置された状態における鉛直方向に対応する。Z方向に直交し、且つ互いに直交する2方向をX方向およびY方向とする。
第1の空間40は、水平な底部41を有する。第2の空間50は、底部52と、側壁53と、衝突部51とを有する。第1の空間40の底部41と、第2の空間50の衝突部51との間には段差が形成され、第2の空間50の衝突部51は、側壁53を介して、第1の空間40の底部41と連続している。第2の空間50の底部52は、洗剤混合タンク30の最深部である。洗剤混合タンク30内に供給された洗剤や水は、最深部である第2の空間50の底部52から溜まり始める。洗剤混合タンク30内に貯留された液体がどのような水位にあっても、その液体の液面から最深部までの深さが最も深い。
後述するように、洗剤混合タンク30内に供給された洗剤および水は、第2の空間50の衝突部51に落下して衝突する。
1対の衝突部51が第2の空間50の底部52をX方向に挟んで位置する。それぞれの衝突部51の上面は、ケース31のX方向の両端から底部52に向かって下方傾斜した傾斜面となっている。すなわち、衝突部51の上面(傾斜面)は、第2の空間50内において底部52よりも高い位置から底部52に向かって下方傾斜している。
第1の空間40の水平断面積の最大値は、第2の空間50の水平断面積の最大値よりも大きい。第2の空間50の全体の容積は、第1の空間40の全体の容積よりも小さい。
液体流出部36は、第2の空間50の底部52に直接通じている。したがって、洗剤混合タンク30内に供給された液体はすべて第2の空間50の底部52を介して洗浄流路21に流出する。
洗剤混合タンク30内には、洗剤混合タンク30内の液体の水位を検知する水位検知手段60が設けられている。水位検知手段60は、例えば磁石を内蔵したフロート62と、ステム61内に設けられたリードスイッチとの組み合わせにより水位を検知する。洗剤混合タンク30内の水位の変化に伴ってフロート62がステム61に沿って上下動してフロート62の位置が変化することで、洗剤混合タンク30内の水位が検知される。
ステム61は、フロート62を貫通して、第2の空間50の底部52からZ方向に沿って上方に延びている。ステム61の上端は蓋32に支持され、下端は第2の空間50の底部52に支持されている。ステム61の上端部にはストッパ63が設けられている。ストッパ63は第1の空間40に位置する。
フロート62は、第2の空間50の底部52と、第1の空間40に位置するストッパ63との間を、ステム61に沿って上下動することができる。このフロート62の上下動によって、第2の空間50のみに貯留された状態の液体の水位、および第2の空間50を満たしその上の第1の空間40にも貯留された液体の水位を検知することができる。
ケース31の側壁にはオーバーフロー流路33が設けられている。オーバーフロー流路33は第1の空間40に通じている。給水部35は、オーバーフロー流路33の上端から所定距離(例えば25mm)以上離れた上方に位置する。
本実施形態の浴槽洗浄装置200は、例えば、予備洗浄、本洗浄、すすぎの3つの動作モードを実行可能である。
まず、図6(a)〜図7を参照して、予備洗浄について説明する。
図6(a)は、空の状態の洗剤混合タンク30内に水Wの給水が開始された状態を表す。第2の開閉弁22を開くことで、給水源WSから給水流路24を通じて洗剤混合タンク30内に水Wの給水が開始される。
給水部35は衝突部51の真上に位置し、給水部35の開口は衝突部51に向けられている。したがって、給水部35から洗剤混合タンク30内に供給された水Wは、衝突部51に落下する。
洗剤混合タンク30内に水Wが貯留されていき、その水Wの水位の上昇に伴ってフロート62が上昇する。図6(b)に示すように、予め設定された第1の水位L1に対応するフロート62の上端位置(第1位置)が検知されると、第2の開閉弁22が閉じられ、洗剤混合タンク30内への給水が一旦停止される。
そして、ポンプ18が駆動され、洗剤混合タンク30内に貯留された水Wは、液体流出部36および洗浄流路21を流れて、洗浄ノズル25から浴槽100内に噴射する。浴槽100の例えば内壁面が、洗浄ノズル25から噴射する水によって洗浄される(予備洗浄)。この洗浄ノズル25からの水の噴射に伴って、洗剤混合タンク30内の水Wの水位が第1の水位L1から低下していく。
この水位低下によりフロート62の上端位置の検知状態が解除される。この検知解除から、設定秒数経過後に、再び第2の開閉弁22が開かれ、図7に示すように、洗剤混合タンク30内への水の供給が再開される。水を洗剤混合タンク30内へ供給しつつ、洗浄ノズル25からの水の噴射も続けられる。例えば、洗剤混合タンク30内への給水量が洗浄ノズル25からの水の噴射量よりも多くなるように制御されつつ、浴槽100に対する予備洗浄が続けられる。
そして、第1の水位L1に対応するフロート62の上端位置が検知されると、第2の開閉弁22が閉じられ、洗剤混合タンク30内への給水が一旦停止される。この後、水位低下によりフロート62の上端位置の検知状態が解除されると、再び第2の開閉弁22が開かれ、洗剤混合タンク30内への水の供給が再開される。このような制御が、所定量の水を浴槽100内に噴射するまで繰り返される。
所定量の水による予備洗浄が終了し、フロート62の下端位置が検知されると、その検知から設定秒数経過後にポンプ18が停止され、洗剤混合タンク30内を空にする。
この予備洗浄の後、洗剤水を使った本洗浄が実行される。図8(a)〜図10を参照して、本洗浄について説明する。
図8(a)は、空の状態の洗剤混合タンク30内に洗剤Cの供給が開始された状態を表す。第1の開閉弁14を開き、且つポンプ17を駆動させることで、洗剤タンク13から洗剤流路15を通じて洗剤混合タンク30内に洗剤Cの供給が開始される。
洗剤供給部34は衝突部51の真上に位置し、洗剤供給部34の開口は衝突部51に向けられている。したがって、洗剤供給部34から洗剤混合タンク30内に供給された洗剤Cは、衝突部51に落下する。
洗剤混合タンク30内に洗剤Cが貯留されていき、その洗剤Cの水位の上昇に伴ってフロート62が上昇する。洗剤Cは、第2の空間50内のみに貯留し、第1の空間40には貯留されないようにする。したがって、図8(b)に示すように、予め設定された第2の水位L2に対応するフロート62の下端位置(第2位置)が検知されると、第1の開閉弁14が閉じられ、且つポンプ17が停止され、洗剤混合タンク30内への洗剤Cの供給が停止される。洗剤Cは、第2の空間50内における所定の水位L2に貯留される。
この後、第2の開閉弁22を開くことで、図9(a)に示すように、洗剤混合タンク30内に水Wの給水が開始される。洗剤混合タンク30内で水Wと洗剤Cとが混合され、図9(b)に示すように、洗剤水CWが生成される。一定量の洗剤Cに対して水Wの供給が続けられ、洗剤混合タンク30内における洗剤水CWの水位が上昇していく。
洗剤水CWの水位上昇に伴ってフロート62が上昇する。そして、第1の水位L1に対応するフロート62の上端位置が検知されると、第2の開閉弁22が閉じられ、洗剤混合タンク30内への水Wの供給が停止される。洗剤混合タンク30内に、所定量の洗剤水CWが貯留される。
この後、ポンプ18が駆動され、洗剤混合タンク30内に貯留された洗剤水CWは、液体流出部36および洗浄流路21を流れて、洗浄ノズル25から浴槽100内に噴射する。浴槽100の例えば内壁面が、洗浄ノズル25から噴射する洗剤水によって洗浄される(本洗浄)。
この洗浄ノズル25からの洗剤水の噴射に伴って、図10に示すように、洗剤混合タンク30内の洗剤水CWの水位が第1の水位L1から低下していく。本洗浄開始から例えば所定時間後に、一旦洗浄ノズル25からの洗剤水CWの噴射を停止する。この噴射が停止している間に、浴槽100の内壁面に洗剤水を広げ、また汚れに洗剤水を浸透させることができる。時間制御ではなく、水位検知手段60による水位検知によって洗剤水の噴射停止タイミングを決定してもよい。
そして、再び洗浄ノズル25からの洗剤水の噴射を開始する。そのまま、洗剤混合タンク30内に残っている洗剤水を使い切ってもよいし、再び噴射を一旦停止して、洗剤水を浴槽100の内壁面や汚れに浸透させる時間を確保してもよい。第1の水位L1まで貯留された所定量の洗剤水を、噴射と噴射停止とを複数回繰り返しながら使い切って本洗浄を行うことができる。または、上記所定量の洗剤水を、噴射を一旦停止することなく連続して噴射し続けて使い切ってもよい。
所定量の洗剤水による本洗浄が終了し、フロート62の下端位置が検知されると、その検知から設定秒数経過後にポンプ18が停止され、洗剤混合タンク30内を空にする。
この本洗浄の後、上記予備洗浄と同じ制御により、洗浄ノズル25から水が浴槽100内に噴射され、すすぎモードが実行される。このすすぎモードにより、浴槽100内に噴射された洗剤水が汚れとともに水によって洗い流される。
なお、洗浄ノズル25から浴槽100内に噴射された洗剤水を洗剤混合タンク30内に回収し、その回収した洗剤水を洗浄ノズル25から浴槽100内に再噴射するような構成であってもよい。
給水部35は、下り勾配をもった衝突部51において洗剤の貯留深さが比較的浅くなる領域(または洗剤が貯留されない領域)である衝突部51の上部に向けて開口している。したがって、図9(a)に示すように、水Wは給水部35から衝突部51に落下し衝突する。衝突部51に落下した後、水Wは衝突部51の下り勾配に沿って底部52に向けて流動する。
したがって、実施形態によれば、水を衝突部51に落下(衝突)させた後、水面に直接着水するよりも流速を低下させて水を洗剤に混合させることができる。すなわち、衝突部51は流速減速手段として機能する。水が洗剤に混合される際の水の流速を減速させることで、洗剤と水との混合時に巻き込まれる空気の量を少なくできる。よって、洗剤混合タンク30内における泡の発生を抑制することができる。この結果、洗浄ノズル25から噴射される洗剤水が途切れる、噴射される洗剤水の量が減るなどの噴射不良を抑制することができる。
なお、先に水を貯留し、その後に洗剤を供給して、水と洗剤とを混合させる場合においても、洗剤を衝突部51に落下(衝突)させた後、水面に直接着水するよりも流速を低下させて洗剤を水に混合させることができる。洗剤が水に混合される際の洗剤の流速を減速させることで、洗剤と水との混合時に巻き込まれる空気の量を少なくできる。よって、洗剤混合タンク30内における泡の発生を抑制することができる。
給水部35から洗剤混合タンク30内に供給された水は、洗剤混合タンク30の最深部である底部52に到達する前に、底部52よりも高い位置に設けられた衝突部51に衝突する。このため、水が洗剤に混合される際の水の流速を減速させることができるとともに、水を洗剤に分散させることができる。これは、泡の発生をより抑制するとともに、洗剤水における洗剤濃度のばらつきを抑制する。
洗剤混合タンク30の底部の一部に傾斜をもたせて衝突部51を形成するという簡易な構成により、洗剤混合タンク30に供給された水を衝突部51に落下させた後、洗剤混合タンク30の底部52に向けて流動させ、流速を減速させつつ水を洗剤に分散させることができる。
図11(a)は、実施形態の洗剤混合タンク30における流速減速手段の他の例の断面図である。
図11(a)に示す例では、流速減速手段として柱状部71が洗剤混合タンク30内に設けられている。柱状部71は洗剤混合タンク30の底部52から上方に延びている。柱状部71の上面は、給水部35から離間し、給水部35の開口の真下に位置する。
給水部35から洗剤混合タンク30内に供給された水Wは、洗剤混合タンク30の底部52に到達する前に、柱状部71の上面に衝突する。このため、水Wが洗剤Cに混合される際の水Wの流速を減速させることができるとともに、柱状部71との衝突により広がった水Wを洗剤Cに分散させることができる。これは、泡の発生をより抑制するとともに、洗剤水における洗剤濃度のばらつきを抑制する。
また、洗剤混合タンク30に供給された水Wの衝突位置(柱状部71の上面)が、洗剤混合タンク30の満水位L1よりも高い位置となるように構成されている。
このような構成は、洗剤混合タンク30内に水を供給する際に、洗剤混合タンク30内の水位に関係なく、常に水を柱状部71に衝突させて流速を減速させることができるため、泡の発生をより抑制することができる。
図11(b)は、実施形態の洗剤混合タンク30における流速減速手段のさらに他の例の断面図である。
図11(b)に示す例では、流速減速手段として縦壁面部72が洗剤混合タンク30内に設けられている。縦壁面部72は、例えば蓋32から下方に垂下し、鉛直方向に延びる縦壁面72aを有する。縦壁面部72の下端は、洗剤混合タンク30の底部52から離間している。給水部35の開口は、縦壁面部72の縦壁面72aに向けられている。
したがって、水は給水部35から縦壁面72aに向けて供給され、底部52に到達する前に縦壁面72aに衝突してから、底部52に向けて流動する。このため、水が洗剤に混合される際の水の流速を減速させることができるとともに、水を洗剤に分散させることができる。これは、泡の発生をより抑制するとともに、洗剤水における洗剤濃度のばらつきを抑制する。
また、洗剤混合タンク30に供給された水Wの衝突位置(縦壁面72aの上部)が、洗剤混合タンク30の満水位L1よりも高い位置となるように構成されている。
このような構成は、洗剤混合タンク30内に水を供給する際に、洗剤混合タンク30内の水位に関係なく、常に水を縦壁面72aに衝突させて流速を減速させることができるため、泡の発生をより抑制することができる。
なお、洗剤混合タンク30の側壁を、流速減速手段としての縦壁面として機能させてもよい。すなわち、水を給水部35から洗剤混合タンク30の側壁に向けて供給し、底部52に到達する前に洗剤混合タンク30の側壁に衝突させてから、底部52に向けて流動させてもよい。
図12(a)は、実施形態の洗剤混合タンク30のさらに他の例のX方向に沿った断面図である。
図12(b)は、図12(a)に示す洗剤混合タンク30のY方向に沿った断面図である。
図12(a)および(b)に示す洗剤混合タンク30においては、第2の空間50に傾斜面を設けていない。図12(a)および(b)に示す断面視において、第1の空間40の底部41から下方に凸状に突出するように第2の空間50が設けられている。第1の空間40の底部41は、第2の空間50の底部52との間に段差を形成して、第2の空間50の底部52よりも高い位置にある。
すなわち、第1の空間40の底部41は、洗剤混合タンク30の最深部である第2の空間50の底部52よりも高い位置に設けられた衝突部として機能する。この衝突部である第1の空間40の底部41は傾斜せず、水平に形成されている。洗剤混合タンク30に供給された水を、その衝突部(第1の空間40の底部41)に落下させた後、洗剤混合タンク30の最深部である底部52に向けて流動させ、流速を減速させつつ水を洗剤に分散させることができる。
次に、第2実施形態の洗剤混合タンク130について説明する。前述した図1に示す浴槽洗浄装置200において、第1実施形態の洗剤混合タンク30に代えて、第2実施形態の洗剤混合タンク130を適用することができる。
図13は、第2実施形態の洗剤混合タンク130の斜視図である。
洗剤混合タンク130の高さ方向(または深さ方向)をZ方向とする。Z方向は、洗剤混合タンク130が設置された状態における鉛直方向に対応する。Z方向に直交し、且つ互いに直交する2方向をX方向およびY方向とする。
図14は、洗剤混合タンク130のXZ面に平行な断面図である。
図15は、洗剤混合タンク130のYZ面に平行な断面図である。図15は、第1の空間140と第2の空間150とがZ方向に連続している部分の断面を表す。
図16は、洗剤混合タンク130のXY面に平行な断面図である。図16は、板状部材120よりも上方の部分の断面を表す。
洗剤混合タンク130は、ケース131と蓋132とを有する。蓋132には、洗剤流路15と接続される洗剤供給部134と、給水流路24と接続される給水部135が設けられている。ケース131の底部には、洗浄流路21と接続される液体流出部136が設けられている。
図14および図15に示すように、洗剤混合タンク130は、第1の空間140と第2の空間150とを有する。第2の空間150は、第1の空間140よりも下方に位置し、第1の空間140に連続している。第2の空間150の水平断面積の最大値は、第1の空間140の水平断面積の最大値よりも小さい。第2の空間150の全体の容積は、第1の空間140の全体の容積よりも小さい。
第2の空間150の底部152は、洗剤混合タンク130の最深部である。洗剤混合タンク130内に供給された洗剤や水は、最深部である第2の空間150の底部152から溜まり始める。洗剤混合タンク130内に貯留された液体(水、洗剤、洗剤水)がどのような水位にあっても、その液体の液面から最深部までの深さが最も深い。
液体流出部136は、第2の空間150の底部152に直接通じている。したがって、洗剤混合タンク130内に供給された液体は、第2の空間150の底部152を介して洗浄流路21に流出する。
洗剤混合タンク130内には、洗剤混合タンク130内の液体の水位を検知する水位検知手段160が設けられている。水位検知手段160は、例えば磁石を内蔵したフロート162と、ステム161内に設けられたリードスイッチとの組み合わせにより水位を検知することができる。洗剤混合タンク130内の液体の水位の変化に伴ってフロート162がステム161に沿って上下動してフロート162の位置が変化することで、洗剤混合タンク130内の液体の水位が検知される。
ステム161は、フロート162を貫通して、第2の空間150の底部152からZ方向に沿って上方に延びている。ステム161の上端は蓋132に支持され、下端は第2の空間150の底部152に支持されている。ステム161にはストッパ163が設けられている。ストッパ163は第1の空間140に位置する。
フロート162は、第2の空間150とストッパ163との間を、ステム161に沿って上下動することができる。このフロート162の上下動によって、第2の空間150のみに貯留された状態の液体の水位、および第2の空間150を満たしその上の第1の空間140にも貯留された液体の水位を検知することができる。
第1の空間140は、第2の空間150の直上に位置する第1領域と、その第1領域にX方向で隣接する第2領域とを有する。第2領域の底部には、図14に示すように傾斜面(傾斜底部)142が形成されている。傾斜面142は、洗剤混合タンク130の側壁面141bの下端から、第2の空間150に向かって下り傾斜している。
傾斜面142を貫通して第1の空間140内をZ方向にオーバーフロー流路133が延在している。オーバーフロー流路133の上端には、オーバーフロー口133aが形成されている。オーバーフロー口133aは、第1の空間140に通じている。
給水部135は、第1の空間140に通じる開口を有する。その給水部135の開口は、オーバーフロー口133aから所定距離(例えば25mm)以上離れた上方に位置する。
第1空間140には、板状部材120が設けられている。図16に示すように、板状部材120は、上面視において例えば矩形状の外形を有する。板状部材120の上面の中央には、流速減速手段として機能する衝突部121が設けられている。
板状部材120の4つの外縁部のそれぞれは、洗剤混合タンク130の4つの側壁面141a、141b、141c、141dに対して、隙間180を隔てて対向している。側壁面141a、141b、141c、141dは、第1の空間140の周囲を囲む。隙間180は、板状部材120の外縁部を囲むように全周方向に形成されている。または、隙間180は、衝突部121の一部と洗剤混合タンク130の側壁面の一部との間に形成される構成でもよい。
板状部材120は、衝突部121から、洗剤混合タンク130のそれぞれの側壁面141a、141b、141c、141dに向かって下り傾斜した傾斜面122を有する。例えば、板状部材120は、衝突部121を頂点にした傘状に形成されている。
図17は、板状部材120の下面側を見た斜視図である。
板状部材120の下面には、板状部材120の長手方向に離間して位置する第1の取付部123と第2の取付部124が設けられている。また、板状部材120において第2の取付部124が設けられた側の端部には切り欠き125が形成されている。
図14に示すように、洗剤混合タンク130の側壁面141bに、リブ149が設けられている。板状部材120の凹形状に設けられた第1の取付部123がリブ149に係合し、板状部材120の一端側の一部がリブ149の上端の上に支持される。
板状部材120の他端側においては、水位検知手段160のステム161が切り欠き125を貫通し、第2の取付部124に形成されたスリットに、ステム161に設けられたストッパ163が係合し、第2の取付部124はストッパ163上に支持される。
また、ステム161に設けられたフランジ部164(図14および図16に示す)が、板状部材120の上方への浮き上がりを防止する。
図14および図15に示すように、板状部材120は第1の空間140において、オーバーフロー口133aよりも上方の領域に設けられている。衝突部121は、洗剤混合タンク130の最深部である第2の空間150の底部152よりも高い位置に設けられている。また、衝突部121は、オーバーフロー口133aよりも高い位置に設けられている。
第2実施形態の洗剤混合タンク130を備えた浴槽洗浄装置200は、第1実施形態と同様に、予備洗浄、本洗浄、すすぎの3つの動作モードを実行可能であり、第1実施形態と同じ動作シーケンスや制御を、第2実施形態にも適用することができる。
以下に、例えば、本洗浄における、洗剤混合タンク130内での洗剤水の生成について説明する。
洗剤供給部134は第2の空間150の上方に位置し、洗剤供給部134の開口は第1の空間140を経て第2の空間150に向けられている。また、洗剤供給部134の開口の下方には板状部材120が広がらず、洗剤供給部134から洗剤混合タンク130内に供給された洗剤は、板状部材120で遮られずに、第1の空間140を経て第2の空間150に供給される。洗剤は、第2の空間150の底部152から貯留し始める。
図18および図19は、第2の空間150に洗剤Cが貯留された状態を表す断面図である。図18は図14の断面に対応し、図19は図15の断面に対応する。
第1実施形態と同様、洗剤Cは、第2の空間150内のみに貯留し、第1の空間140には貯留されないようにする。したがって、予め設定された第2の水位L2に対応するフロート162の第2位置が検知されると、洗剤混合タンク130内への洗剤Cの供給が停止される。洗剤Cは、第2の空間150内における所定の水位L2に貯留される。
次に、給水部135から水を洗剤混合タンク130内に供給する。
給水部135の開口は、衝突部121の真上に位置し、衝突部121に向けられている。したがって、給水部135から洗剤混合タンク130内に供給された水は、衝突部121に落下する。
給水部135から洗剤混合タンク130内に供給された水は、洗剤混合タンク130の最深部である底部152に到達する前に、底部152よりも高い位置に設けられた衝突部121に衝突する。そして、水を衝突部121に落下(衝突)させた後、第2の空間150に貯留された洗剤Cの液面に直接着水するよりも流速を減速させて、水を洗剤Cに混合させることができる。
水が洗剤Cに混合される際の水の流速を減速させることで、洗剤Cと水との混合時に巻き込まれる空気の量を少なくでき、洗剤混合タンク130内における泡の発生を抑制することができる。この結果、洗浄ノズル25から噴射される洗剤水が途切れる、噴射される洗剤水の量が減るなどの噴射不良を抑制することができる。
なお、先に水を洗剤混合タンク130内に貯留し、その後に洗剤を洗剤混合タンク130内に供給して、水と洗剤とを混合させる場合においても、洗剤を衝突部121に落下(衝突)させた後、流速を減速させて洗剤を水に混合させることができる。洗剤が水に混合される際の洗剤の流速を減速させることで、洗剤と水との混合時に巻き込まれる空気の量を少なくでき、洗剤混合タンク130内における泡の発生を抑制することができる。洗剤と水のどちらも衝突部121に衝突させるように構成してもよい。また、洗剤が衝突する衝突部と、水が衝突する衝突部とは異なる構成であってもよい。
衝突部121に落下した後、水は板状部材120の傾斜面122の下り勾配に沿って、洗剤混合タンク130の側壁面141a、141b、141c、141dに向けて流動し、側壁面141a、141b、141c、141dに衝突する。
側壁面141a、141b、141c、141dに衝突した水は、板状部材120と側壁面141a、141b、141c、141dとの間の隙間180を通じて板状部材120よりも下の領域へと流れる。
板状部材120よりも下の領域において、水は、図18および図19において白抜き矢印で表すように、側壁面141a、141b、141c、141dを下方に向かって流れ、第2の空間150に貯留された洗剤Cに到達する。側壁面141b、側壁面141cの一部(下方に第2の空間150がない部分)、および側壁面141dの一部(下方に第2の空間150がない部分)を流れた水は、傾斜面142を経て、第2の空間150に貯留された洗剤Cに到達する。
洗剤混合タンク130内に供給された水を、衝突部121に加えて、洗剤混合タンク130の側壁面141a、141b、141c、141dにも衝突させ、水の流速をより減速させることができるため、泡の発生をより抑制することができる。
衝突部121は洗剤混合タンク130の側壁面141a、141b、141c、141dから離間した位置に設けられ、衝突部121に衝突した水が側壁面141a、141b、141c、141dへと向かう経路に隙間180が形成されている。
洗剤混合タンク130に供給された水を衝突部121に衝突させて流速を減速させることができるとともに、衝突部121に衝突した水を、衝突部121と側壁面141a、141b、141c、141dとの間の領域に導き、XY面方向において衝突部121からずれた位置にある隙間180を通じて下方へと誘導することができる。そのため、水の流速を減速させて泡の発生を抑制しつつ、水を分散させて洗剤Cに混合させ、洗剤水における洗剤濃度のばらつきを抑制することができる。また、水を分散させることで、予備洗浄やすすぎの際に洗剤混合タンク130内に供給される水によって、側壁面141a、141b、141c、141dや傾斜面142をムラ無く洗うことができる。
実施形態では、板状部材120は、洗剤混合タンク130の四方(全方位)を囲む側壁面141a、141b、141c、141dのそれぞれに水を誘導するように構成され、全方位に水を分散させてより均一に水を洗剤Cに混合させることができる。なお、水を衝突部121に衝突させた後、ある特定方向、または2方向、または3方向のみに水を誘導するような構成であってもよい。
なお、隙間180の大きさ、板状部材120の傾斜面122の傾斜角度、水の流量や勢いによっては、衝突部121に衝突した後、水が側壁面141a、141b、141c、141dには衝突しない場合もあり得る。この場合でも、水は分散されつつ隙間180を通じて下方の第2の空間150に向けて誘導される。
一定量の洗剤Cに対して水の供給が続けられ、洗剤混合タンク130内における洗剤水の水位が上昇していく。
図20は、洗剤混合タンク130内に洗剤水CWが貯留された状態を表す、図14に対応する断面図である。
洗剤水CWの水位上昇に伴ってフロート162が上昇する。そして、第1の水位L1に対応するフロート162の上端位置(第1位置)が検知されると、洗剤混合タンク130内への水の供給が停止される。第1の水位L1は、洗剤混合タンク130内に貯留された液体の満水位に対応する。
この後、洗剤混合タンク130内に貯留された洗剤水CWは、液体流出部136および洗浄流路21を流れて、洗浄ノズル25から浴槽100内に噴射する。浴槽100の例えば内壁面が、洗浄ノズル25から噴射する洗剤水によって洗浄される。
衝突部121は満水位よりも高い位置に設けられているため、洗剤混合タンク130内に水を供給する際に、洗剤混合タンク130内の水位に関係なく、常に水を衝突部121に衝突させて流速を減速させ、泡の発生を抑制することができる。
また、オーバーフロー口133aは、満水位よりも高い位置に設けられ、洗剤混合タンク130内の液体の水位が満水位よりも高い所定の水位を超えると、洗剤混合タンク130内の液体はオーバーフロー流路133を流れて、洗剤混合タンク130の外部に排出される。
衝突部121はオーバーフロー口133aよりも高い位置に設けられているため、仮に故障などにより満水位よりも高い位置まで水位が上昇したとしても、洗剤混合タンク130内に供給される水の流速を衝突部121で減速させることができる。オーバーフロー口133aは衝突部121よりも下方に設けられ、洗剤混合タンク130内の水位が衝突部121まで達することがない。
板状部材120は、オーバーフロー口133aを覆うように設けられ、給水部135から供給された水は、板状部材120で遮られて、オーバーフロー口133aに流入しない。
また、板状部材120は、第2の空間150とストッパ163との間のフロート162が上下動する領域を覆っている。したがって、洗剤混合タンク130内に供給され、衝突部121に衝突した後の水は、フロート162に対して直接落下しない(当たらない)。そのため、フロート162は洗剤混合タンク130内の水位に連動した適切な動きをすることができ、水位検知手段160の誤検知を防止することができる。したがって、洗剤混合タンク130内の液体の水位を高精度に検知でき、より高い精度で洗剤水の洗剤濃度を制御できる。なお、衝突部121の形状を、例えば、凹面、または、中心よりも外側が高い位置にある曲面または傾斜面とすることにより、衝突部121に衝突した後の水をフロート162に直接当てないようにしてもよい。
なお、洗剤混合タンク130内に供給された水は、側壁面141a、141b、141c、141dや傾斜面142に当たって跳ね返ってから間接的にフロート162に当たることはあり得るが、そのような間接的にフロート162に当たる液体量はわずかであり、フロート162の動きには影響しない。
図21は、第2実施形態における流速減速手段の他の例の断面図である。
図22は、図21に示す洗剤混合タンク130の蓋を外した状態の上面図である。
図21および図22に示す例では、流速減速手段として柱状部170が洗剤混合タンク130内に設けられている。柱状部170は洗剤混合タンク130の底部(この例では傾斜面142が形成された底部)から上方に延びている。柱状部170の上面171は、給水部135の開口から離間し、給水部135の開口の真下に位置する。
給水部135から洗剤混合タンク130内に供給された水は、第2の空間150の底部152に到達する前に、柱状部170の上面171に衝突する。このため、水が洗剤に混合される際の水の流速を減速させることができ、泡の発生を抑制することができる。
また、図21に示すように、柱状部170の上面171は、凹面、または、中心よりも外側が高い位置にある曲面または傾斜面状に形成され、上面171に衝突した水を柱状部170からより離れた領域に広げて下方へと落下させることができる。このため、水を分散させて洗剤に混合させることができ、洗剤水における洗剤濃度のばらつきを抑制することができる。場合によっては、柱状部170の上面171に衝突させた後、水を側壁面141a、141b、141c、141dに衝突させることも可能となる。
柱状部170の上面171は、オーバーフロー口133a、および洗剤混合タンク130の満水位よりも高い位置にある。
また、柱状部170の上面171の形状(凹面、または、中心よりも外側が高い位置にある曲面または傾斜面)により、洗剤混合タンク130内に供給され、柱状部170の上面171に衝突した後の水(または洗剤)をフロート162に対して直接落下させない(当たらない)ことが可能である。
図21および図22に示す柱状部170および図11(a)に示す柱状部71における上面(衝突部)も、洗剤混合タンク30、130の側壁面から離間した位置に設けられ、衝突部に衝突した水及び洗剤の少なくとも一方が洗剤混合タンク30、130の側壁面へと向かう経路に隙間が形成されている。衝突部に衝突した水及び洗剤の少なくとも一方を、衝突部と洗剤混合タンクの側壁面との間の領域に導き、衝突部と洗剤混合タンクの側壁面との間の隙間を通じて下方へと誘導することができる。隙間は、柱状部71、170の周囲の全周方向に形成されている。または、隙間は、衝突部(柱状部71、170の上面)の一部と洗剤混合タンク30、130の側壁面の一部との間に形成される構成でもよい。
流速減速手段としては、洗剤混合タンク130の天面(蓋132の裏面)に向けて水を噴出させる構成、すなわち天面自体を衝突部とする構成、または天面に別途衝突部を設ける構成であってもよい。洗剤混合タンク130内に供給された水(または洗剤)は、洗剤混合タンク130の底部152に到達する前に、底部152よりも高い位置に設けられた洗剤混合タンク130の天面(または天面に設けられた衝突部)に衝突し、洗剤混合タンク130内に先に貯留された洗剤(または水)の液面に直接着水するよりも流速を減速させて、水および洗剤の一方を他方に混合させることができる。
水位検知手段60、160としては、フロートを用いる構成に限らず、例えば、電極間に電圧を印加することで水位を検知する電極式のセンサであってもよい。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、それらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
100…浴槽、200…浴槽洗浄装置、13…洗剤タンク、14…第1の開閉弁、15…洗剤流路、19…逆流防止部、20…制御部、21…洗浄流路、22…第2の開閉弁、24…給水流路、25…洗浄ノズル、30,130…洗剤混合タンク、40,140…第1の空間、50,150…第2の空間、51,121…衝突部、60,160…水位検知手段、62…フロート、71,170…柱状部、133a…オーバーフロー口、WS…給水源

Claims (10)

  1. 洗剤を貯留する洗剤タンクと、
    前記洗剤タンクから供給される洗剤と、給水源から供給される水とを混合して洗剤水を生成する洗剤混合タンクと、
    前記洗剤水を浴槽の内壁面に噴射する洗浄ノズルと、
    前記洗剤タンクと前記洗剤混合タンクとを接続する洗剤流路と、
    前記給水源と前記洗剤混合タンクとを接続する給水流路と、
    前記洗剤混合タンクと前記洗浄ノズルとを接続する洗浄流路と、
    を備え、
    前記洗剤混合タンクは、前記洗剤流路から供給される前記洗剤及び前記給水流路から供給される前記水の少なくとも一方の流速を減速する流速減速手段を備える浴槽洗浄装置。
  2. 前記流速減速手段は、前記洗剤混合タンクの最深部よりも高い位置に設けられた衝突部を備え、
    前記衝突部は、前記洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方が、前記洗剤混合タンクの最深部に到達する前に衝突するように構成されている請求項1記載の浴槽洗浄装置。
  3. 前記衝突部は、前記洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方が衝突した後、前記洗剤混合タンクの側壁面に衝突するように構成されている請求項2記載の浴槽洗浄装置。
  4. 前記衝突部は、前記洗剤混合タンクの側壁面から離間した位置に設けられ、
    前記衝突部に衝突した前記水及び洗剤の少なくとも一方が前記洗剤混合タンクの前記側壁面へと向かう経路に隙間が形成されている請求項2または3に記載の浴槽洗浄装置。
  5. 前記衝突部は、前記洗剤混合タンクの内部における最深部よりも高い位置に設けられた傾斜面を備え、
    前記傾斜面は、前記洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方が落下した後、前記洗剤混合タンクの最深部に向けて流動するように構成されている請求項2記載の浴槽洗浄装置。
  6. 前記衝突部は、鉛直方向に延びる縦壁面を備えた縦壁面部であり、
    前記縦壁面部は、前記洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方が当たった後、前記洗剤混合タンクの最深部に向けて流動するように構成されている請求項2記載の浴槽洗浄装置。
  7. 前記流速減速手段は、前記洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方の衝突位置が、前記洗剤混合タンクの満水位よりも高い位置となるように構成されている請求項2〜6のいずれか1つに記載の浴槽洗浄装置。
  8. 前記洗剤混合タンクは、前記満水位よりも高い位置に設けられ、前記洗剤混合タンク内の液体の水位が前記満水位よりも高い所定の水位を超えると前記洗剤混合タンク内の液体を外部に排出するオーバーフロー口を備え、
    前記流速減速手段は、前記洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方の衝突位置が、前記オーバーフロー口よりも高い位置となるように構成されている請求項7記載の浴槽洗浄装置。
  9. さらに、前記洗剤混合タンク内の液体の水位を検知する水位検知手段を備え、
    前記衝突部は、前記衝突部に衝突した水及び洗剤の少なくとも一方が直接前記水位検知手段に当たらないように構成されている請求項7または8に記載の浴槽洗浄装置。
  10. 前記流速減速手段は、前記洗剤混合タンクの底部から上方に延びる柱状部を備え、
    前記柱状部は、前記洗剤混合タンクに供給された水及び洗剤の少なくとも一方が、前記洗剤混合タンクの前記底部に到達する前に前記柱状部の上面に衝突するように構成されている請求項1記載の浴槽洗浄装置。
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