JP2020067548A - カメラ支持装置および撮影方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラを被取付物に一時的に取り付けることができ、またこの際にカメラを支持している部位が傾いてもカメラの姿勢を略一定に維持することが可能なカメラ支持装置を提供する。【解決手段】カメラ支持装置10は、棒状部材12と、棒状部材12の先端に設けられたカメラ保持部14と、被取付物に棒状部材12を着脱可能に取り付ける取付部16と、を備えている。カメラ保持部14では、カメラ2の三脚用雌ねじ穴4に螺合するねじ部49を含む先端側部材39が、基端側部材との連結部58において傾動可能に連結されており、先端側部材39が重力の作用で鉛直方向下向きとなるように位置調整される。【選択図】 図1

Description

この発明は、撮影者から離れた位置にカメラを設置して撮影を行う際に用いて好適なカメラ支持装置およびこれを用いた撮影方法に関する。
例えば、自動車の販売や紹介のため、車内の様子を(人物が写り込まないように)撮影する場合がある。このような場合、細長い棒状部材の先にカメラを取り付け、自動車の窓用開口等からカメラを車内に送り込んで、車外にいる撮影者の遠隔操作により撮影を行うといったことが行われている。
細長い棒状部材の先にカメラを取り付け、撮影者から一定の距離離れた位置にカメラを配置して撮影を行う装置として、下記特許文献に記載されたもの等が知られているが、これらの装置は、棒状部材の傾きに連動してカメラの姿勢も変化してしまい、撮影された画像もまた傾いたものとなってしまう問題があった。
特開2006−317945号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、カメラを被取付物に一時的に取り付けることができ、またこの際にカメラを支持している部位が傾いてもカメラの姿勢を略一定に維持することが可能なカメラ支持装置およびこれを用いた撮影方法を提供することを目的としてなされたものである。
本発明のカメラ支持装置は、棒状部材と、
該棒状部材の先端に設けられたカメラ保持部と、
被取付物に前記棒状部材を着脱可能に取り付ける取付部と、を備え、
前記カメラ保持部では、カメラの三脚用雌ねじ穴に螺合するねじ部を含む先端側部材が、基端側部材との連結部において傾動可能に連結されており、
前記先端側部材が重力の作用で鉛直方向下向きとなるように位置調整されることを特徴とする。
本発明のカメラ支持装置によれば、取付部およびカメラ保持部を介してカメラを被取付物に一時的に取り付けることができる。また、この際にカメラを支持している棒状部材が傾いても、カメラを直接的に結合保持している先端側部材が鉛直方向下向きに位置調整されるため、カメラの姿勢を略一定に維持することができる。
ここで本発明では、前記連結部における、互いに当接する前記先端側部材および相手側部材の少なくとも何れか一方の当接面を球面状に形成させておくことができる。
また本発明では、前記取付部を、先端に挟持片を備え、該挟持片同士が当接可能に対向配置された一対のアーム部材と、これらアーム部材の基端部同士を回動可能に連結する軸ピンと、前記挟持片同士が当接する方向の付勢力を前記アーム部材に作用させるばね部材と、を備えているものとすることができる。
取付部をこのように構成すれば、一対の挟持片により被取付物を表裏から挟み込むことで容易に固定力を発揮することができる。
ここで本発明では、前記棒状部材の先端側に前記一対の挟持片を配置し、且つ前記棒状部材の基端側に前記軸ピンを配置することができる。カメラ支持装置を棒状部材の軸方向に沿って移動させて被取付物に取り付ける場合に好適である。
また本発明では、前記取付部を前記棒状部材とは別体で構成し、前記アーム部材の前記挟持片から前記基端部に到る途中の部位に、前記棒状部材と弾性嵌合可能な凹溝部を形成することができる。
このようにすれば、簡便な構成で別体の取付部を棒状部材に取り付けることができる。
本発明の撮影方法は、上記本発明のカメラ支持装置と、該カメラ支持装置に取り付けられたカメラと、該カメラと無線又は有線で接続された情報端末と、を備えた撮影装置を用い、
前記取付部により前記カメラ支持装置を被取付物に取り付けた後、前記情報端末からの操作に基づいて、鉛直方向下向き状態の前記カメラで撮影を行うことを特徴とする。
本発明の撮影方法によれば、取付部およびカメラ保持部を介してカメラを被取付物に一時的に取り付けた状態で撮影を行うことができる。また、この際にカメラを支持している棒状部材が傾いても、カメラを直接的に結合保持している先端側部材が鉛直方向下向きに位置調整されるため、カメラの姿勢を鉛直方向下向き状態で略一定に維持することができる。
本発明の一実施形態であるカメラ支持装置をカメラとともに示した図である。 図1のカメラ支持装置の先端側の部位を拡大して示した斜視図である。 図1のカメラ支持装置の固定部の構成を示した図である。 図1のカメラ支持装置のカメラ保持部を分解して示した図である。 図2で示した先端側の部位を一部切り欠いて示した側面図である。 図1のVI―VI断面図である。 図1のカメラ支持装置を自立させた状態で示した図である。 図1のカメラ支持装置を用いた撮影方法の説明図である。 図1のカメラ支持装置の作用説明図である。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は本実施形態におけるカメラ支持装置である。カメラ支持装置10は、棒状部材12と、棒状部材12の先端に設けられたカメラ保持部14と、棒状部材12を被取付物に取り付けるための取付部16とによって主に構成されており、図中2点鎖線で示すように、カメラ2がカメラ保持部14において鉛直方向下向きの姿勢で保持される。
ここで使用するカメラ2は、カメラ本体の両側に撮影レンズとしての魚眼レンズ3が取り付けられたパノラマカメラを使用することが望ましい。このようなパノラマカメラを用いることで、一度に略360度の広い画角の画像を得ることができる。なお、カメラ2の本体底部には三脚用雌ねじ穴4が形成されている。
棒状部材12は、外径が異なる複数の中空円筒部材13が入れ子構造に組み付けられ、軸方向に伸縮可能に構成されている。各中空円筒部材13は樹脂製とされ、本例では3本の中空円筒部材13−1,13−2,13−3を有するものとする。但し、棒状部材12を構成する中空円筒部材13の数量は適宜変更可能である。
最も外径が大きい中空円筒部材13−3は、各中空円筒部材13を伸ばした状態で基端側に位置する部材である。中空円筒部材13−3の外周面には、中空円筒部材13−3よりも弾性変形容易なスポンジ状樹脂もしくはゴム製の外装部材19が装着されている。本例では外装部材19を介して別体の取付部16が、棒状部材12に、詳しくは中空円筒部材13−3に取り付けられている。
また中空円筒部材13−3の基端側(図中左側)には、三脚18が一体に取り付けられている。三脚18は、基体20と、基体20に対して回動可能に取り付けられた3本の脚体21を備えている。本例では、各脚体21を周方向に120度の等間隔で広げることで、棒状部材12を鉛直方向上向きに自立させた状態で床面等に設置することが可能である(図7参照)。
一方、外径が最も小さい中空円筒部材13−1は、各中空円筒部材13を伸ばした状態で先端側に位置する部材である。中空円筒部材13−1の先端部には、カメラ保持部14を結合させる結合部23が設けられている。
結合部23は、中空円筒部材13−1と一体に接合された第1部材24と、第1部材24とは別体の第2部材25とが、ボルト部材31およびナット部材32により締め付け固定されている。第1部材24は、図3に示すように、鍔部26と、鍔部26から中空円筒部材13−1の軸方向に延びる複数の取付片27を有し、各取付片27には板厚方向に貫通する貫通孔27aが同一軸線上に形成されている。
また、第2部材25は、平面視長円形の台板29と、台板29の一方の面から突出した複数の取付片30を有し、各取付片30には板厚方向に貫通する貫通孔30aが同一軸線上に形成されている。
これら第1部材24および第2部材25は、それぞれの取付片同士を交互に板厚方向に重ね合わせた状態で、それぞれの貫通孔27a、30aを挿通させたボルト部材31と、ボルト部材31の先端に螺合させたナット部材32により締め付け固定されている。第2部材25の固定位置はボルト部材31周りに適宜変更可能であるが、図3(b)で示すように、ここでは、第1部材24の下方に台板29が配置されるように第2部材25を位置固定する。
カメラ保持部14は、図4に示すように、ボルト部材34により台板29に締結固定される基端側部材35と、スリーブ部材37と、先端側部材39とを備えている。
基端側部材35は、径の異なる円柱状部材が一体に形成された基部41を有し、基部41の小径側平面からは、垂直方向に軸部42が延び出しており、その先端には連結用雌ねじ穴43aが形成されたナット部材43が一体に設けられている。このナット部材43を、台板29の貫通孔29aを下向きに挿通させたボルト部材34とねじ結合させることで、基端側部材35は台板29に固定される。
一方、基部41の大径側平面には、図中下向きに突出する円柱状部45が一体に形成されている。円柱状部45は周面に環状のくびれ部46が形成され、また下向きの先端には後述のボール部52を収容するための凹陥部47が形成されている。
次に、先端側部材39は、一端側にカメラ2の三脚用雌ねじ穴4に螺合するねじ部49が形成された軸部50と、ねじ部49に螺着した板状の支持板51と、軸部50のねじ部49とは反対側の端部に一体に形成されたボール部52を有している。これら先端側部材39を構成する部材は鋼製とされている。
スリーブ部材37は、円柱状部45に外嵌可能な内径を有する鋼製の円筒状部材で、その一端側(下側開口37a側)には径方向内側に突出する環状の突出部54が形成されている。突出部54の内径(即ち下側開口37aの径)は、先端側部材39のボール部52の外径よりも小さく、且つ軸部50の外径よりも大きく設定されている。また、スリーブ部材37の周壁には貫通の雌ねじ穴55が形成されており、雌ねじ穴55を通じて径方向内向きにねじ込んだビス56の先端を、円柱状部45のくびれ部46に係止させることで、スリーブ部材37の円柱状部45からの抜け止めが図られる。
これら基端側部材35の円柱状部45、スリーブ部材37および先端側部材39のボール部52は、連結部58を構成する。図5に示すように連結部58においては、スリーブ部材37が円柱状部45に外嵌した状態で、スリーブ部材37の内部に、ボール部52を遊嵌する収容空間が形成される。スリーブ部材37の内部にボール部52が収容された先端側部材39は、スリーブ部材37の下側開口37aから軸部50を下向きに突き出した状態で、ボール部52の軸部50近傍の球面をスリーブ部材37の突出部54と当接させており、ねじ部49を含む先端側部材39は、軸部50がスリーブ部材37と干渉しない(図中θで示す)範囲において、任意の3次元方向に傾動可能とされている。
なお、先端側部材39やスリーブ部材37は、適宜表面処理等を追加されたものであってもよく、重力の作用で鉛直方向下向きに位置調整可能な程度に、摺動抵抗が低く抑えられている。
また、図2に示すように、スリーブ部材37には下側開口37aと連通する切欠部59が形成されており、先端側部材39の軸部50をこの切欠部59内に移動させることで先端側部材39の傾動を規制することも可能である。例えば、図7に示すように棒状部材12を床面F等に自立させて、カメラの三脚用雌ねじ穴に螺合するねじ部49を上向き状態で固定したい場合に有効である。
次に、取付部16について説明する。取付部16は、棒状部材12とは別体で構成されており、図1で示すように、それぞれ先端に挟持片64A、64Bが形成された一対のアーム部材62A、62Bを備えている。これらアーム部材62A、62Bは、挟持片64A、64B同士が当接可能に対向配置されるとともに、基端部同士が軸ピン65にて回動可能に連結されている。
軸ピン65周りには、ねじりコイルばね66が配設され、ねじりコイルばね66の一端66Aが一方のアーム部材62Aに、またねじりコイルばね66の他端66Bが他方のアーム部材62Bにそれぞれ当接し、一対の挟持片64A、64B同士を互いに押圧する方向の付勢力を作用させている。
即ち、本例の取付部16では、ねじりコイルばね66に基づく付勢力を利用して、一対の挟持片64A、64Bにて被取付物の表裏の面を挟み付けることで、被取付物に対する固定力が発揮される。一方、付勢力に抗して一対の挟持片64A、64Bを離間させることで、挟持片の間に開口67(図8参照)が形成され、被取付物の一部を開口67内に含んだ状態で、取付部16を被取付物に対して相対的に移動させることができる。
図1に示すように、アーム部材62A、62Bは、外側に膨らんだ湾曲形状をなしており、一対のアーム部材62A、62Bで囲まれた内部の空間68は図中上下方向に膨らんでいる。空間68を上下方向に広げることで、開口67を通じて空間68内に進入した被取付物との干渉防止が図られている。
図6に示すように、アーム部材62Bは断面略U字状を成し、凹溝部が形成されている(図示を省略するアーム部材62Aも同様である)。詳しくは、一対の壁部69,69とそれらを各一端側で連結する連結部70を有している。連結部70と反対側の端部は嵌込用開口71とされている。本例では、この嵌込用開口71に、外装部材19が装着された中空円筒部材13−3を押し込むことで、アーム部材62Bと棒状部材12を弾性嵌合状態とし、別体の取付部16を棒状部材12に固定する。詳しくは、図1に示すように一対の挟持片64A、64Bが棒状部材12の先端側で、軸ピン65が棒状部材12の基端側となるよう取付部16を棒状部材12の軸方向に沿って固定する。なお、本例では、棒状部材12を円筒部材13で構成しているが、場合によっては四角筒形状やそれ以外の多角筒形状の部材で構成することも可能である。
次にカメラ支持装置10を使用して、自動車75の車内76を撮影する場合の作用等を説明する。ここでは、図8に示すようにカメラ支持装置10と、カメラ支持装置10に取り付けられたカメラ2と、カメラ2とWi−Fi等の無線LANで接続された情報端末としてのスマートフォン80とで撮影装置を構成する。情報端末としては、スマートフォンのほか、タブレット端末やパソコンを用いることも可能である。
カメラ2は、カメラ支持装置10のカメラ保持部14のねじ部49に三脚用雌ねじ穴4を螺合させて、カメラ支持装置10に取り付けられている。そして、撮影者である使用者は、取付部16の挟持片64A,64Bを離間させて開口67の幅を広げた状態で、自動車75の天井側部材77の一部をアーム部材の内部に呑み込ませながら、カメラ支持装置10を図中矢印で示す横方向に移動させ、所定の位置で天井側部材77を表裏から挟み込むことで、被取付物としての天井側部材77にカメラ支持装置10を取り付ける。このとき、カメラ2は車内76において鉛直方向下向きの状態で支持されている。
そして、撮影者は車外81から、スマートフォン80による遠隔操作により、カメラ2での撮影を行うことで、車内76の様子を(人物が写り込まないように)撮影することができる。
ここで、本実施形態のカメラ支持装置10は、天井側部材77に取り付けられたとき、図9(a)、(b)で示すように棒状部材12が傾いても、カメラ2を直接的に結合保持している先端側部材39が、重力の作用で(図中矢印で示す)鉛直方向下向きに調整されるため、カメラ2の姿勢を略一定に維持することができる。このため、撮影前にカメラ2の傾き調整する作業を省略しても、一様に安定した画像を得ることができる。
またカメラ支持装置10の取付部16は、先端に挟持片64A,64Bを備えた一対のアーム部材62A,62Bと、これらアーム部材62A,62Bの基端部同士を回動可能に連結する軸ピン65と、挟持片64A,64B同士が当接する方向の付勢力をアーム部材62A,62Bに作用させるねじりコイルばね66と、を備えており、被取付物77を表裏から挟み込むことで容易に固定力を発揮することができる。
またカメラ支持装置10は、棒状部材12の先端側に一対の挟持片64A,64Bを、棒状部材12の基端側に軸ピン65を配置した構成であるため、図8で示す例のように、カメラ支持装置10を棒状部材12の軸方向に沿って横向きに移動させて、板状の被取付物77に取り付ける場合に好適である。
カメラ支持装置10は、アーム部材62Bの、挟持片64Bから基端部に到る途中の部位に、棒状部材12と弾性嵌合可能な凹溝部が形成されているため、簡便な構成で別体の取付部16を棒状部材12に取り付けることができる。
本実施形態の撮影方法では、カメラ支持装置10と、カメラ支持装置10に取り付けられたカメラ2と、カメラ2と無線で接続されたスマートフォン80と、を備えた撮影装置を用い、取付部16によりカメラ支持装置10を被取付物77に取り付けた後、スマートフォン80からの操作に基づいて、鉛直方向下向き状態のカメラ2で撮影を行う。このため本実施形態の撮影方法によれば、取付部16およびカメラ保持部14を介してカメラ2を被取付物77に一時的に取り付けた状態で撮影を行うことができる。また、この際にカメラ2を支持している棒状部材12が傾いても、カメラ2を直接的に結合保持している先端側部材39が鉛直方向下向きに位置調整されるため、カメラ2の姿勢を鉛直方向下向き状態で略一定に維持することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。上記実施形態では、カメラの三脚用雌ねじ穴に螺合するねじ部を含む先端側部材を傾動可能とする連結部において、先端側部材の側にボール部を設けているが、場合によっては先端側部材と当接する相手部材の側にボール部を設けたり、また先端側部材および相手部材がともにボール部を備えていない構造とすることも可能である。また上記実施形態におけるカメラ保持部14の基端側部材35を省略して、先端側部材39を直接、棒状部材12に連結する(この場合は、棒状部材12が先端側部材39に対する基端側部材となる)ことも可能である。
また撮影に際しては、図7に示すように、三脚を利用してカメラ支持装置を自立させた状態で用いることも可能である。この場合、別体の取付部を取り外した状態で三脚付きの棒状部材を使用することも可能である。このようにすれば、狭いスペースであっても周囲にある物との干渉を回避しつつカメラ支持装置を設置することができる。なお、別体の取付部については、他の市販されている一脚(取付部と弾性嵌合可能な外径寸法の一脚)に装着して使用することも可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた態様で実施可能である。
2 カメラ
4 三脚用雌ねじ穴
10 カメラ支持装置
12 棒状部材
14 カメラ保持部
16 取付部
35 基端側部材
37 スリーブ部材
39 先端側部材
58 連結部
62A,62B アーム部材
64A,64B 挟持片
65 軸ピン
66 ねじりコイルばね(ばね部材)
77 天井側部材(被取付物)
80 スマートフォン(情報端末)

Claims (6)

  1. 棒状部材と、
    該棒状部材の先端に設けられたカメラ保持部と、
    被取付物に前記棒状部材を着脱可能に取り付ける取付部と、を備え、
    前記カメラ保持部では、カメラの三脚用雌ねじ穴に螺合するねじ部を含む先端側部材が、基端側部材との連結部において傾動可能に連結されており、
    前記先端側部材が重力の作用で鉛直方向下向きとなるように位置調整されることを特徴とするカメラ支持装置。
  2. 前記連結部では、互いに当接する前記先端側部材および相手側部材の少なくとも何れか一方の当接面が球面状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ支持装置。
  3. 前記取付部は、
    先端に挟持片を備え、該挟持片同士が当接可能に対向配置された一対のアーム部材と、
    これらアーム部材の基端部同士を回動可能に連結する軸ピンと、
    前記挟持片同士が当接する方向の付勢力を前記アーム部材に作用させるばね部材と、
    を備えていることを特徴とする請求項1,2の何れかに記載のカメラ支持装置。
  4. 前記取付部は、前記棒状部材の先端側に前記一対の挟持片を配置し、且つ前記棒状部材の基端側に前記軸ピンを配置するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のカメラ支持装置。
  5. 前記取付部を前記棒状部材とは別体で構成し、
    前記アーム部材の前記挟持片から前記基端部に到る途中の部位に、前記棒状部材と弾性嵌合可能な凹溝部が形成されていることを特徴とする請求項3,4の何れかに記載のカメラ支持装置。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のカメラ支持装置と、
    該カメラ支持装置に取り付けられたカメラと、
    該カメラと無線又は有線で接続された情報端末と、を備えた撮影装置を用い、
    前記取付部により前記カメラ支持装置を被取付物に取り付けた後、前記情報端末からの操作に基づいて、鉛直方向下向き状態の前記カメラで撮影を行うことを特徴とする撮影方法。
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