JP3155695U - カメラ支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯に便利であり、撮影状態への変更が容易であるカメラ支持具の提供。【解決手段】このカメラ支持具2では、カメラ取付部6は、伸縮脚4の先端に連結されている。伸縮脚4は、直径の異なる筒体10、12、14、16及び18を含んでいる。内側の筒体がその径方向外側に隣合う筒体の空間から引き出されることにより伸縮脚4が伸ばされ、内側の筒体がその径方向外側に隣合う筒体の空間に押し込まれることにより伸縮脚4が縮められるように構成されている。この筒体10、12、14、16及び18は、それぞれスライド溝及びスライド凸部を備えている。内側の筒体10のスライド溝64は、外側の筒体14のスライド凸部と係合している。同様にして、他の内側の筒体のスライド溝は、その外側の筒体のスライド凸部と係合している。内側の筒体は、その外側の筒体に対して周方向の回転が規制されている。【選択図】図1

Description

本考案は、カメラ支持具に関する。詳細には、本考案は、その長さを調節することが出来るカメラ支持具に関する。
写真撮影や映像撮影に、カメラが用いられている。カメラでの撮影の際に、カメラを固定するものとして、三脚などのカメラ支持具が使用されている。これらのカメラ支持具は、撮影場所で、その位置、高さ及び向きが変えられる。この様にして、カメラが取り付けられ撮影状態にされたカメラ支持具は、嵩張る。この状態のカメラ支持具及びカメラは、持ち運びに適さない。また、カメラ支持具及びカメラを携帯し易い状態にして移動すると、撮影状態に戻すのに手間がかかる。
特開2006−119554号公報には、カメラ支持具が記載されている。このカメラ支持具は、クリップ、支持アーム及び受け具を備えている。クリップが棚などを挟み込んで、このカメラ支持具が固定される。この受け具にカメラが取り付けられる。支持アームが伸縮及び回動して自在な方向に保持するように構成されている。このカメラ支持具は、カメラの位置、高さ及び向きの設定が変更されうる。
特開2006−119554号公報
このカメラ支持具の支持アームは、伸縮固定ネジで締着されている。この支持具では、伸縮固定ネジを弛めて伸縮及び回動がされる。伸縮及び回動がされた後に伸縮固定ネジが締め付けられて固定される。この支持具では、支持具の伸縮及び固定に手間がかかる。この支持具は、携帯し易い状態と撮影状態との間で、その状態を変更するのに手間がかかる。
本考案の目的は、携帯に便利であり、撮影状態への変更が容易であるカメラ支持具の提供にある。
本考案に係るカメラ支持具は、カメラ取付部及び伸縮脚を備えている。このカメラ取付部は、伸縮脚の先端に連結されている。この伸縮脚は、直径の異なる複数の筒体を含んでいる。伸縮脚は、この複数の筒体が径方向に重なり合っており、筒体がその径方向外側に隣合う筒体の空間に通されて構成されている。この内側の筒体がその径方向外側に隣合う筒体の空間から引き出されることにより伸縮脚が伸ばされ、内側の筒体がその径方向外側に隣合う筒体の空間に押し込まれることにより伸縮脚が縮められるように構成されている。この筒体は、スライド溝及びスライド凸部を備えている。このスライド溝は、筒体の軸方向に延びて形成されている。内側の筒体のスライド溝又はスライド凸部は、外側の筒体のスライド凸部又はスライド溝と係合している。内側の筒体は、その外側の筒体に対して周方向の回転が規制されている。
好ましくは、このカメラ支持具では、カメラ取付部は、伸縮脚に対して回動可能にされている。好ましくは、カメラ取付部は。伸縮脚に対して伸縮脚の軸線に直交する方向を回動軸に回動可能にされている。
好ましくは、上記内側の筒体とその径方向外側に隣合う筒体との間に弾性体が挟み込まれている。この弾性体は、内側の筒体に対してその径方向外側に隣合う筒体を径方向外側に向けて付勢している。
このカメラ支持具の伸縮脚は、内側に位置する筒体とその外側に位置する筒体とが相対的に軸方向に移動して伸縮脚の長さが伸縮可能にされている。内側に位置する筒体とその外側に位置する筒体とが相対的に周方向に回転することが制限されている。このカメラ支持具は、その取付部に取り付けられたカメラ向きを任意の向きに変更できる。このカメラ支持具は、伸縮脚を縮めることで携帯に便利である。この伸縮脚を伸ばすことで、手元から離れた位置でカメラ撮影が出来る。
図1は、本考案の一実施形態に係るカメラ支持具の一の形態が示された正面図である。 図2は、図1の矢印IIで示された部分拡大断面図である。 図3は、図1のカメラ支持具の部分分解図である。 図4は、図2のIV−IV線に沿った断面図である。 図5は、図1のカメラ支持具の他の状態が示された正面図である 図6は、図1のカメラ支持具の一部の使用状態が示された正面図である。 図7は、図1のカメラ支持具の使用状態が示された説明図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本考案が詳細に説明される。
図1に示すように、このカメラ支持具2は、伸縮脚4、カメラ取付部6及びグリップ8を備えている。この伸縮脚4は、筒体としての第一筒体10、第二筒体12、第三筒体14、第四筒体16及び第五筒体18と、基部20とを有している。カメラ取付部6は、取付ネジ部22及び固定ナット24を有している。グリップ8は、本体26及び尻栓28を有している。
図2は、図1の伸縮脚4の一部の断面が示されている。図2には、軸線を通る断面が示されている。図2には、第一筒体10の一部、第二筒体12、第三筒体14及び第四筒体16の一部が、断面で示されている。この断面は、伸縮脚4の軸線を通る断面である。図3には、第一筒体10と第二筒体12との接続部分の分解図が示されている。この伸縮脚4は、弾性体としての板バネ30を複数有している。
図1から図4が参照されつつ、第二筒体12から第五筒体18の形状が説明される。第二筒体12は、その軸方向に長尺の薄肉円筒状の形状を備えている。第二筒体12は、軸方向に貫通する空間32を備えている。第二筒体12の外径は、先端から後端まで同じにされている。第二筒体12の内径は、先端から後端まで同じにされている。第二筒体12の先端部には、円周溝34が形成されている。この円周溝34は、第二筒体12の外周面を円周方向に一周している。この円周溝34により、第二筒体12の先端部には、その内周面に半径方向内側に突出する円周凸部36が形成されている。この円周凸部36は、第二筒体12の内周面を円周方向に一周するように形成されている。
この第二筒体12の外周面には、一対のスライド溝38が形成されている。このスライド溝38は、第二筒体12の先端から後端まで延びている。この伸縮脚4では、このスライド溝38は、第二筒体12の軸方向に延在している。図4に示されるように、このスライド溝38は、第二筒体12の外周面に半径方向内向きに凹状に形成されている。このスライド溝38により、第二筒体12の内周面に半径方向内側に突出するスライド凸部40が形成されている。このスライド凸部40は、スライド溝38と同様に第二筒体12の先端から後端まで延びている。この伸縮脚4では、このスライド凸部40は、第二筒体12の軸方向に延在している。
第三筒体14、第四筒体16及び第五筒体18は、この第二筒体12と同様の形状を備えている。第三筒体14は、第二筒体12と同様に、空間41、円周溝42、円周凸部44、スライド溝46及びスライド凸部48を備えている。同様に、第四筒体16は、空間49、円周溝50、円周凸部52、スライド溝54及びスライド凸部56を備えている。第五筒体18は、円周溝58及びスライド溝60を備え、図示されないが空間、円周凸部及びスライド凸部を備えている。この伸縮脚4では、第二筒体12の外径より、第三筒体14の内径が大きい。第三筒体14の外径より、第四筒体16の内径が大きい。第四筒体16の外径より、第五筒体18の内径が大きい。
図1、図2及び図3が参照されつつ、第一筒体10の形状が説明される。第一筒体10は、その軸方向に長尺の薄肉円筒状の形状を備えている。第一筒体10は、軸方向に貫通する空間62を備えている。第一筒体10の外径は、先端から後端まで同じにされている。第一筒体10の内径は、先端から後端まで同じにされている。第一筒体10の外周面には、一対のスライド溝64が形成されている。このスライド溝64は、第一筒体10の先端から後端まで延びている。この伸縮脚4では、このスライド溝64は、第一筒体10の軸方向に延在している。このスライド溝64により、第一筒体10の内周面に半径方向内向きに突出するスライド凸部66が形成されている。このスライド凸部66は、スライド溝64と同様に第一筒体10の先端から後端まで延びている。この伸縮脚4では、このスライド凸部66は、第一筒体10の軸方向に延在している。
第一筒体10の外径より、第二筒体12の内径が大きい。第一筒体10は、第二筒体12の空間32に挿入されている。第一筒体10のスライド溝64は、第二筒体12のスライド凸部40に係合させられている。同様にして、第二筒体12は、第三筒体14の空間41に挿入されている。スライド溝38は、スライド凸部48に係合させられている。第三筒体14は、第四筒体16の空間49に挿入されている。スライド溝46は、スライド凸部56に係合させられている。図示されないが、第四筒体16は、第五筒体18の空間に挿入されている。スライド溝54は、第五筒体18のスライド凸部に係合させられている。
図2及び図3に示されるように、第一筒体10の後端部には、孔68が形成されている。この孔68は、第一筒体10を貫通している。板バネ30は、円周方向に湾曲した板形状である。この湾曲の曲率半径は、第一筒体10の外周面の半径より小さい。この板バネ30の湾曲した凹面に、突起70が形成されている。この突起70が孔68に嵌め込まれる。板バネ30が第一筒体10の外周面に取り付けられている。一対の板バネ30が第一筒体10の軸線を中心として対向して設けられている。
図2に示されるように、この板バネ30は、第一筒体10の外周面と第二筒体12の内周面との間に挟み込まれている。この板バネ30が第一筒体10と第二筒体12との間で弾性変形する。板バネ30の周方向中央部は、第二筒体12の内周面に押し付けられている。板バネ30の周方向両端部は、第一筒体10の外周面に押し付けられている。これにより、この板バネ30が第一筒体10に対して第二筒体12を径方向外側に向けて付勢している。
この第一筒体10と第二筒体12の連結と同様にして、第二筒体12と第三筒体14とが板バネ30を挟み込むで連結され、第三筒体14と第四筒体16とが板バネ30を挟み込んで連結され、第四筒体16と第五筒体18とが板バネ30を挟み込んで連結されている。
図1に示されるように、基部20は、第一筒体10の先端に固定されている。この基部20は、第一筒体10の先端に連結されている。取付ネジ部22が、この基部20に軸着されている。カメラ取付部6は、伸縮脚4の先端に連結されている。このカメラ支持具2では、伸縮脚4の軸線に垂直な方向を回動軸として、取付ネジ部22が基部20に対して回動可能とされている。固定ナット24は、取付ネジ部22に螺合されている。
図1に示されるように、グリップ8の本体26は、第五筒体18の外周に嵌め込まれている。尻栓28は、第五筒体18の後端に嵌められている。この尻栓28により、第五筒体18の空間の後端が塞がれている。
このカメラ支持具2の使用方法が説明される。図5では、第一筒体10が第二筒体12に押し込まれている。第二筒体12は、第三筒体14に押し込まれている。第三筒体14は、第四筒体16に押し込まれている。第四筒体16は、第五筒体18に押し込まれている。図5は、このカメラ支持具2が縮められた状態が示されている。カメラ取付部6では、基部20に対して、取付ネジ部22の先端が伸縮脚4の軸線方向に向けられている。このカメラ支持具2は、携帯に便利である。図5のカメラ支持具2は、携帯に適した状態が示されている。
図5のカメラ支持具2の状態から、カメラ取付部6がグリップ8から離れる向きに引かれる。第一筒体10は、第二筒体12から引き出される。第一筒体10のスライド溝64が、第二筒体12のスライド凸部40に係合している。この係合により、第一筒体10は、第二筒体12に対して、スライド溝64に沿って引き出される。この係合により、第一筒体10は、第二筒体12に対して、周方向に回転することが規制されている。
板バネ30の弾性力により、第一筒体10と第二筒体12とは、径方向に相対的に位置決めされている。これにより、第一筒体10が第二筒体12に径方向に確実に支持されている。第一筒体10と第二筒体12とが軸方向にスライドする際に、適度の抵抗力が発生させられている。ここでいう適度な抵抗力とは、人が手で軸方向にスライドさせることが可能であり、かつ、カメラの自重でスライドすることが抑制される大きさの抵抗力である。第二筒体12は、第一筒体10が最も押し込まれた位置から最も引き出された位置までの範囲で、第一筒体10を確実に支持している。この第一筒体10は、第二筒体に対して、そのスライド方向の任意の位置で支持することが可能とされている。
第一筒体10が第二筒体12から引き出されると、図2に示されるように、板バネ30の前方端が、第二筒体12の円周凸部36に当接させられている。この当接により、第二筒体12から第一筒体10が抜け止めされている。同様に、第二筒体12が第三筒体14から、第三筒体14が第四筒体16から、第四筒体16が第五筒体18からそれぞれ引き出され、抜け止めされて、伸縮脚4が最大長まで伸ばされる。こうして、このカメラ支持具2は、図5の状態から図1の状態に至る。
図6は、カメラ取付部6及び第一筒体10の一部が示されている。図6(a)は、図1のカメラ取付部6の状態が示されている。この取付ネジ部22は、基部20に対して回動可能にされている。図6(a)の断面図に示されるように、取付ネジ部22は、基部20を挟み込んでいる。この取付ネジ部22が基部20に弾性体としての板バネ71と共に取り付けられている。この取付ネジ部22は、伸縮脚4の軸線に直交する方向を回動軸に回動可能にされている。この基部20と取付ネジ部22とは、板バネ71により、互いに付勢力を受けている。これにより、取付ネジ部22が基部20に対して回動するときに、適度な抵抗力が働く。ここでいう適度な抵抗力とは、人が手で回動させることが可能であり、かつ、カメラの自重で回動することが抑制される大きさの抵抗力である。図6(b)は、取付ネジ部22が基部20に対して斜め上方に回動させられた状態が示されている。図6(c)は、取付ネジ部22が基部20に対して、下方に回動させられた状態が示されている。
図7(a)は、このカメラ支持具2が使用されている状態が示された説明図である。カメラ本体72がカメラ支持具2に取付られている。具体的には、取付ネジ部22のネジがカメラ本体72の雌ネジにねじ込まれている。固定ナット24がねじ込まれてカメラ本体72に押し付けられている。これにより、カメラ本体72がカメラ支持具2に固定されている。このグリップ8が使用者に握られている。取付ネジ部22が回動させられて、カメラ本体72は、使用者の方に向けられている。タイマー又はリモコンにより、カメラの撮影がされる。このカメラ支持具2は、自分自身を自然な姿勢で撮影することが出来る。このカメラ支持具2は、図7(b)に示されるように、撮影の障害となる人の上方から撮影することも可能である。
カメラ支持具2は、工事現場の写真撮影で、手の届かない高い位置の写真撮影を容易にできる。この様な高い位置の接写をすることも可能である。カメラの入る孔があれば、孔の中を撮影可能である。貫通孔であれば、孔の向こう側の撮影も可能である。壁の向こう側の写真撮影も容易にすることが出来る。
移動の際には、カメラ支持具2にカメラ本体72が取り付けられた状態で、伸縮脚4が縮められる。図5に示されたカメラ支持具2にカメラ本体72が取り付けられた状態となる。このカメラ支持具2は、カメラが取り付けられた状態でも、持ち運びが容易である。
また、撮影するときには、伸縮脚4が伸ばされる。この伸縮脚4では、スライド溝64とスライド凸部40との係合により、第一筒体10が第二筒体12に対して周方向に回転しない。同様に第二筒体12から第五筒体18まで、周方向の回転が規制されている。第五筒体18に対して、第一筒体10が周方向に回転することが規制されている。これにより、第五筒体18に対してカメラ本体72の周方向向きが一定向きに保持される。グリップ8の周方向に回転させることで、カメラ本体72の向きを周方向に任意に変更できる。
また、基部20に対する取付ネジ部22の回動向きが変更される。伸縮脚4の軸線に垂直な方向を回動軸にして、カメラ本体72の向きを変更出来る。このカメラ支持具2では、伸縮脚4の伸縮に適度な抵抗力が働いている。これにより、カメラ本体72がより確実に支持され得る。このカメラ支持具2は、伸縮脚4を最短から最長までの任意の長さにして、カメラ撮影が出来る。同様に、取付ネジ部22の回動に適度な抵抗力が働いているので、カメラ本体72が更に確実に支持され得る。このカメラ支持具2は、取付ネジ部22の回動範囲で任意の角度に回動させて、カメラ撮影が出来る。
ここでは、第一筒体10から第五筒体18の5本の筒体の連結で説明したが、この連結される筒体の数は2以上の複数本であれば良く、特にこの本数は限定されるものではない。また、先端に位置する第一筒体10は、必ずしも、内部に空間62を有する必要はない。第一筒体10は、その外周面にスライド溝64を備えればよく、スライド凸部66及び空間62を備えなくてもよい。すなわち、第一筒体10は、中実棒であっても良い。
前述のように、第一筒体10のスライド溝64が、第二筒体12のスライド凸部40に係合して、第一筒体10は、第二筒体12に対して、スライド可能に支持され、周方向に回転することが規制されている。このスライド及び周方向の回転規制のためには、スライド凸部40は、必ずしも第二筒体12の先端から後端まで設ける必要はない。例えば、径方向内向きに突出させたピンであっても良い。
この第一筒体10と第二筒体12とでは、スライド凸部40は、スライド溝64と伸縮方向に長い範囲で係合しているので、周方向の回転がより確実に規制され得る。第一筒体10は、第二筒体12により確実に支持され得る。
また、スライド溝64は、第一筒体10の軸線に平行に形成されているが、このスライド溝64は、第一筒体10の軸線方向に延びる溝であればよい。例えば、第一筒体10の先端から後端にスパイラル状に形成されてもよい。このスライド溝64は、軸線に平行に形成されているので、第二筒体12から第一筒体10が引き出されている位置に関わらず、第二筒体12対して第一筒体10が回転しない。これにより、第一筒体10に取り付けられたカメラの向きが一定に保たれている。
更に、第一筒体のスライド溝64に代えて、半径方向外向きに突出するスライド凸部を設け、第二筒体のスライド凸部40に代えて半径方向外向きに凹んだスライド溝を形成して、スライド凸部とスライド溝を係合させてもよい。
このカメラ支持具2では、円周溝、円周凸部、スライド溝及びスライド凸部は、円筒形状の筒体に形成されている。円筒形状の筒体は製作が容易であり、入手も容易である。また、筒体の壁面にスライド溝を成形で形成することで、同時にスライド凸部が形成される。例えば、このスライド溝及びスライド凸部は、金属製のパイプを塑性加工することで得られる。このカメラ支持具2の伸縮脚4は安価に製作できる。
ここでは、第一筒体10のスライド溝64と第二筒体12のスライド凸部40との関係について述べたが、この関係は、第二筒体12と第三筒体14と連結、第三筒体14と第四筒体16との連結及び第四筒体16と第五筒体18と連結においても同様である。
以上説明されたカメラ支持具は、デジタルカメラ、ビデオカメラなど広くカメラ一般の支持具として適用されうる。
2・・・カメラ支持具
4・・・伸縮脚
6・・・カメラ取付部
8・・・グリップ
10・・・第一筒体
12・・・第二筒体
14・・・第三筒体
16・・・第四筒体
18・・・第五筒体
20・・・基部
22・・・取付ネジ部
24・・・固定ナット
26・・・本体
28・・・尻栓
30・・・板バネ
32、41、49、62・・・空間
34、42、50、58・・・円周溝
36、44、52・・・円周凸部
38、46、54、60、64・・・スライド溝
40、48、56、66・・・スライド凸部
68・・・孔
70・・・突起
72・・・カメラ本体

Claims (4)

  1. カメラ取付部及び伸縮脚を備えており、
    このカメラ取付部が伸縮脚の先端に連結されており、
    この伸縮脚が直径の異なる複数の筒体を含み、複数の筒体が径方向に重なり合っており、筒体がその径方向外側に隣合う筒体の空間に通されて構成されており、
    この内側の筒体がその径方向外側に隣合う筒体の空間から引き出されることにより伸縮脚が伸ばされ、内側の筒体がその径方向外側に隣合う筒体の空間に押し込まれることにより伸縮脚が縮められるように構成されており、
    この筒体がスライド溝及びスライド凸部を備えており、
    このスライド溝が筒体の軸方向に延びて形成されており、内側の筒体のスライド溝又はスライド凸部が外側の筒体のスライド凸部又はスライド溝と係合して、内側の筒体がその外側の筒体に対して周方向の回転が規制されているカメラ支持具。
  2. 上記カメラ取付部が伸縮脚に対して回動可能にされている請求項1に記載のカメラ支持具。
  3. 上記カメラ取付部が伸縮脚に対して伸縮脚の軸線に直交する方向を回動軸に回動可能にされている請求項2に記載のカメラ支持具。
  4. 上記内側の筒体とその径方向外側に隣合う筒体との間に弾性体が挟み込まれており、
    この弾性体が内側の筒体に対してその径方向外側に隣合う筒体を径方向外側に向けて付勢している請求項1から3のいずれかに記載のカメラ支持具。
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