JP3191122U - 挟持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】適当の位置にデジタル製品を安定的に固定することが可能であり、平坦な箇所に置くことが可能な挟持具を提供する。【解決手段】第1挟持アーム10、第2挟持アーム20、調整ねじ30、固定ユニット40、および位置決めナット32を備える。第1挟持アーム10は、第1端部11を有する。第2挟持アーム20は、第1挟持アーム10に枢着されており、第2端部21を有する。調整ねじ30は、第1挟持アーム10と第2挟持アーム20との間に回転可能に設けられており、第1端部11および第2端部21により品物を挟むよう第1挟持アーム10と第2挟持アーム20との相対回転角度を調整する。固定ユニット40は、一端が第2挟持アーム20に設けられており、他端がデジタル製品と結合可能である。位置決めナット32は、調整ねじ30に螺着されている。【選択図】図1
Description
本考案は、挟持具に関し、特に、適当の位置にデジタル製品を安定的に固定することが可能な挟持具に関するものである。
ユーザの期待を満足するために、デジタル製品(例えばデジタルカメラ、スマートフォン及びタブレットPCなど)は、軽薄短小となっている傾向に発展している。
デジタルカメラは、デジタル一眼レフカメラ、デジタル小型一眼レフカメラ、一般的なデジタルカメラなどがある。これらのタイプのデジタルカメラは、機能が異なり、体積及び関連のアクセサリーも異なる。しかし、ユーザは風景写真や団体写真などを撮りたいときには、三脚によってデジタルカメラを固定することが一般的である。しかし、従来の三脚は、体積が大きいため、収納及び携帯が極めて不便であり、平坦な床面だけに置くことが可能であり、そして外力を受けると倒れるおそれがある。
本考案の主な目的は、適当の位置にデジタル製品を安定的に固定することが可能であり、平坦な箇所に置くことが可能な挟持具を提供することにある。
本考案の挟持具は、第1挟持アーム、第2挟持アーム、調整ねじ、固定ユニット、および位置決めナットを備える。第1挟持アームは、第1端部を有する。第2挟持アームは、第1挟持アームに枢着されており、第2端部を有する。調整ねじは、第1挟持アームと第2挟持アームとの間に回転可能に設けられており、第1端部および第2端部により品物を挟むよう第1挟持アームと第2挟持アームとの相対回転角度を調整する。固定ユニットは、一端が第2挟持アームに設けられており、他端がデジタル製品と結合可能である。位置決めナットは、調整ねじに螺着されている。
本考案の挟持具によると、第1挟持アームは連接端を有し、調整ねじは、第2挟持アームと連接との間に設けられている。
本考案の挟持具によると、第2挟持アームに結合部が設けられており、結合部にねじ軸が設けられており、ねじ軸に固定ユニットが螺合されている。
本考案の挟持具によると、第1端部に第1挟持ブロックが枢着されており、第2端部に第2挟持ブロックが枢着されており、第1挟持ブロックおよび第2挟持ブロックのうち少なくとも一方に挟持面が設けられている。
本考案の挟持具によると、支持部をさらに備える。支持部は、第1挟持アームに脱着可能に結合されており、調整ねじの第2挟持アームから遠ざかった端部に調整ハンドルが設けられている。
本考案の挟持具によれば、適当の位置にデジタル製品を安定的に固定することが可能であり、利用したくないときに、平坦な箇所に置くことが可能であるという効果を有する。
(一実施形態)
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1から図3を参照する。図1は本考案の一実施形態による挟持具の組合済み状態を示す斜視図であり、図2は本考案の一実施形態を示す分解斜視図であり、図3は本考案の一実施形態を示す断面図である。本考案の一実施形態の挟持具100は、第1挟持アーム10と、第2挟持アーム20と、調整ねじ30と、固定ユニット40と、支持部50と、を備える。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1から図3を参照する。図1は本考案の一実施形態による挟持具の組合済み状態を示す斜視図であり、図2は本考案の一実施形態を示す分解斜視図であり、図3は本考案の一実施形態を示す断面図である。本考案の一実施形態の挟持具100は、第1挟持アーム10と、第2挟持アーム20と、調整ねじ30と、固定ユニット40と、支持部50と、を備える。
第1挟持アーム10は、互いに対称して平行する金属シート10a、10bから構成され、金属シート10a、10bが互いに結合している。第1挟持アーム10は、第1端部11と、連接端12と、を有する。第1端部11に第1挟持ブロック13が枢着されている。第1挟持ブロック13には、少なくとも一つの挟持面131と、X字形を呈する少なくとも一つの挟持溝132と、が設けられている。挟持面131に皺が形成られている。第1端部11と連接端12の間には、結合軸14が設けられている。ブッシュ15は、連接端12に回転可能に設けられており、ねじ穴151を有する。
第2挟持アーム20は、互いに対称して平行する金属シート20a、20bから構成され、金属シート20a、20bが互いに結合している。第2挟持アーム20は、第2端部21と、枢着端22と、を有する。第2端部21に第2挟持ブロック23が枢着されている。第2挟持ブロック23には、少なくとも一つの挟持面231と、X字形を呈する少なくとも一つの挟持溝232と、が設けられている。挟持面231に皺が形成されている。第2挟持ブロック23の構成は第1挟持ブロック13の構成と同じである。第2挟持アーム20の枢着端22は、第1挟持アーム10に枢着されており、特に、結合軸14と連接端12の間に枢着されている。第2挟持アーム20に位置決め軸24が設けられている。第2挟持アーム20の第2端部21に近接する箇所では、結合部25が設けられている。結合部25の上面にねじ軸251が設けられている。
調整ねじ30は、ブッシュ15のねじ穴151と螺合して、位置決め軸24に回転自在に設けられている。このように、調整ねじ30は、第2挟持アーム20と連接端12の間に回転可能に設けられており、第2挟持アーム20は第1挟持アーム10に対して旋回することが可能である。これにより、第1挟持ブロック13と第2挟持ブロック23は、互いに近接して品物を挟むことが可能である。調整ねじ30の第2挟持アーム20から遠ざかった端部に調整ハンドル31が設けられている。調整ハンドル31により、調整ねじ30の操作が容易となる。調整ねじ30のブッシュ15に近接する箇所では、位置決めナット32が設けられている。位置決めナット32をブッシュ15に押付けているときに、調整ねじ30はブッシュ15に対して回転することができない。
固定ユニット40は、一端が第2挟持アーム20に設けられており、他端がデジタル製品と結合することが可能である。固定ユニット40は、スリーブ41と、ボールスタッド42と、位置決めユニット43と、第1固定ボルト44と、を含む。スリーブ41は、結合端と、縮径端と、を有する。前記縮径端は欠け口411を有する。ボールスタッド42は、一端にボール部421が設けられており、スリーブ41に嵌め設けられている。このように、ボール部421は、欠け口411に合わせられており、欠け口411から離脱することができず、ボールスタッド42はスリーブ41に対して旋回可能である。位置決めユニット43は、一端がねじ軸251に螺着されており、他端が凹部431を有し、凹部431がボール部421に押付ける。位置決めユニット43は環状係止溝432を有する。第1固定ボルト44は、スリーブ41と螺合して環状係止溝432に選択的に係止すると、ボールスタッド42のスリーブ41に対する姿勢を固定することが可能である。
固定ユニット40は、更に、固定リング45と、第1ねじ部材46と、第2ねじ部材47と、載置部材48と、第2固定ボルト49と、を含む。第1ねじ部材46は、固定リング45を挿通してボールスタッド42のねじ穴422にねじ込む。このように、固定リング45はボールスタッド42と連接する。載置部材48は固定リング45に嵌め設けられている。第2ねじ部材47は、その方向が第1ねじ部材46の方向と反対し、載置部材48の貫通孔481を挿通して螺旋を露呈する。第2ねじ部材47は、デジタル製品と螺合することが可能である。第2固定ボルト49は、固定リング45のねじ穴451と螺合して、載置部材の周面に選択的に係止することが可能である。このように、載置部材48は固定リング45から離脱することができない。
支持部50は、条状を呈し、その中央に十字形を呈する溝51が設けられている。溝51の両側に位置決め溝52がそれぞれ設けられている。支持部50の溝51を結合軸14に結合して、二つの位置決め溝52に金属シート10a、10bを係合することにより、支持部50は、横方向又は縦方向に沿って配されることが可能であり、第1挟持アーム10に脱着可能に結合することが可能である。支持部50が横方向に沿って配されているときに、プラットフォームに挟持具100を安定的に置くことが可能であり、そして位置決めナット32をブッシュ15に押付けることにより、挟持具100に結合されているデジタル製品を安定的に固定することが可能である。
図4を参照する。調整ねじ30の調整ハンドル31を回転することにより、調整ねじ30はブッシュ15に対して回転することが可能である。このように、調整ねじ30は連接端12に対して変位する。調整ねじ30を時計方向に回転すると、調整ねじ30の末端が第2挟持アーム20を押さえて、第2挟持アーム20が第1挟持アーム10に対して旋回して、第1挟持ブロック13と第2挟持ブロック23が互いに近接して、品物を挟むことが可能である。
図5を参照する。図5に示すように、デジタル製品であるデジタルカメラ200は、固定ユニット40を介して、挟持具100の第2挟持アーム20に固定されている。上記の調整動作により、挟持具100は、第1挟持ブロック13の挟持面131と第2挟持ブロック23の挟持面231がプレート300の両面に押付ける。このように、挟持具100により、プレート300にデジタルカメラ200を安定的に固定することが可能であり、デジタルカメラ200が外力を受けても揺れることはない。もちろん、第1挟持ブロック13の挟持面131と第2挟持ブロック23の挟持面231の挟持対象物は、プレート300に限定されず、それに類似するもの(例えば矩形の断面形状を有するチューブ)であってもよい。
図6を参照する。本実施形態の挟持具100は、チューブ400を挟むことが可能である。挟持具100は、第1挟持ブロック13のX字形を呈する挟持溝132と第2挟持ブロック23のX字形を呈する挟持溝232がチューブ400に押付ける。挟持溝132と挟持溝232により、挟持具100はブロック状を呈するものを挟むことが可能である。第1挟持ブロック13と第2挟持ブロック23は、回転することが可能であるため、操作が極めて便利である。
図7を参照する。本実施形態の挟持具100を収納したい場合いには、図7に示すように、第1挟持アーム10に支持部50を結合すると、挟持具100の収納スペースを減少することが可能である。
このように、挟持具100にデジタル製品を結合して、挟持具100は、例えば円形の断面形状を有するチューブ、ブロック、プレート、又は矩形の断面形状を有するチューブを挟んで固定し、又はプラットフォームに置くことが可能であるため、適当の箇所にデジタル製品を安定的に固定することが可能である。
このように、本考案の実施形態を参照して説明したが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本考案を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本考案の要旨および実用新案登録請求の範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施形態に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。
本考案は、デジタル製品に適用することができる。
10 第1挟持アーム、
10a、10b 金属シート、
11 第1端部、
12 連接端、
13 第1挟持ブロック、
14 結合軸、
15 ブッシュ、
20 第2アーム、
20a、20b 金属シート、
21 第2端部、
22 枢着端、
23 第2挟持ブロック、
24 位置決め軸、
25 結合部、
30 調整ねじ、
31 調整ハンドル、
32 位置決めナット、
40 固定ユニット、
41 スリーブ、
42 ボールスタッド、
43 位置決めユニット、
44 第1固定ボルト、
45 固定リング、
46 第1ねじ部材、
47 第2ねじ部材、
48 載置部材、
49 第2固定ボルト、
50 支持部、
51 溝、
52 位置決め溝、
100 挟持具、
131 挟持面、
132 挟持溝、
151 ねじ穴、
200 デジタルカメラ、
231 挟持面、
232 挟持溝、
251 ねじ軸、
300 プレート、
400 チューブ、
411 欠け口、
421 ボール部、
422 ねじ穴、
431 凹部、
432 環状係止溝、
442 螺子部、
451 ねじ穴、
481 貫通孔。
10a、10b 金属シート、
11 第1端部、
12 連接端、
13 第1挟持ブロック、
14 結合軸、
15 ブッシュ、
20 第2アーム、
20a、20b 金属シート、
21 第2端部、
22 枢着端、
23 第2挟持ブロック、
24 位置決め軸、
25 結合部、
30 調整ねじ、
31 調整ハンドル、
32 位置決めナット、
40 固定ユニット、
41 スリーブ、
42 ボールスタッド、
43 位置決めユニット、
44 第1固定ボルト、
45 固定リング、
46 第1ねじ部材、
47 第2ねじ部材、
48 載置部材、
49 第2固定ボルト、
50 支持部、
51 溝、
52 位置決め溝、
100 挟持具、
131 挟持面、
132 挟持溝、
151 ねじ穴、
200 デジタルカメラ、
231 挟持面、
232 挟持溝、
251 ねじ軸、
300 プレート、
400 チューブ、
411 欠け口、
421 ボール部、
422 ねじ穴、
431 凹部、
432 環状係止溝、
442 螺子部、
451 ねじ穴、
481 貫通孔。
Claims (5)
- 第1端部を有する第1挟持アームと、
前記第1挟持アームに枢着されており、第2端部を有する第2挟持アームと、
前記第1挟持アームと前記第2挟持アームとの間に回転可能に設けられており、前記第1端部および前記第2端部により品物を挟むよう前記第1挟持アームと前記第2挟持アームとの相対回転角度を調整する調整ねじと、
一端が前記第2挟持アームに設けられており、他端がデジタル製品と結合可能である固定ユニットと、
前記調整ねじに螺着されている位置決めナットと、
を備えることを特徴とする挟持具。 - 前記第1挟持アームは、連接端を有し、
前記調整ねじは、前記第2挟持アームと前記連接端との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の挟持具。 - 前記第2挟持アームに結合部が設けられており、前記結合部にねじ軸が設けられており、前記ねじ軸に前記固定ユニットが螺合されていることを特徴とする請求項2に記載の挟持具。
- 前記第1端部に第1挟持ブロックが枢着されており、前記第2端部に第2挟持ブロックが枢着されており、前記第1挟持ブロックおよび前記第2挟持ブロックのうち少なくとも一方に、挟持面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の挟持具。
- 支持部をさらに備え、
前記支持部は、前記第1挟持アームに脱着可能に結合されており、前記調整ねじの前記第2挟持アームから遠ざかった端部に調整ハンドルが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の挟持具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW102216489 | 2013-09-03 | ||
TW102216489U TWM470895U (zh) | 2013-09-03 | 2013-09-03 | 數位產品之夾具 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3191122U true JP3191122U (ja) | 2014-06-05 |
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ID=50348318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014001626U Expired - Fee Related JP3191122U (ja) | 2013-09-03 | 2014-03-28 | 挟持具 |
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Country | Link |
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TW (1) | TWM470895U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020067548A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | 株式会社アジェンシア | カメラ支持装置および撮影方法 |
CN113606472A (zh) * | 2021-07-19 | 2021-11-05 | 深圳中堃物联网科技有限公司 | 一种基于物联网的智能监控联动控制装置 |
-
2013
- 2013-09-03 TW TW102216489U patent/TWM470895U/zh not_active IP Right Cessation
-
2014
- 2014-03-28 JP JP2014001626U patent/JP3191122U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020067548A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | 株式会社アジェンシア | カメラ支持装置および撮影方法 |
CN113606472A (zh) * | 2021-07-19 | 2021-11-05 | 深圳中堃物联网科技有限公司 | 一种基于物联网的智能监控联动控制装置 |
CN113606472B (zh) * | 2021-07-19 | 2022-10-28 | 深圳中堃物联网科技有限公司 | 一种基于物联网的智能监控联动控制装置 |
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TWM470895U (zh) | 2014-01-21 |
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