JP2020065624A - 衣類処理装置 - Google Patents

衣類処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020065624A
JP2020065624A JP2018198904A JP2018198904A JP2020065624A JP 2020065624 A JP2020065624 A JP 2020065624A JP 2018198904 A JP2018198904 A JP 2018198904A JP 2018198904 A JP2018198904 A JP 2018198904A JP 2020065624 A JP2020065624 A JP 2020065624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
temperature
water
supply mechanism
storage tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018198904A
Other languages
English (en)
Inventor
正尚 瀬川
Masanao Segawa
正尚 瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2018198904A priority Critical patent/JP2020065624A/ja
Publication of JP2020065624A publication Critical patent/JP2020065624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

【課題】本開示は、蒸気供給機構を備える衣類処理装置において、信頼性高く蒸気供給に係る異常を検知する衣類処理装置を提供する。【解決手段】本開示における衣類処理装置は、衣類を収容する収容槽と、前記収容槽の内部の温度を検知する温度検知手段と、蒸気を発生させる蒸気発生器、及び前記蒸気発生器に水を供給する水供給手段が設けられ、前記蒸気発生器により発生した蒸気を前記収容槽に導入する蒸気供給機構と、前記温度検知手段が検知した温度情報に基づいて、前記蒸気供給機構を制御する制御手段と、を備える。また、前記制御手段は、前記蒸気供給機構が作動した状態において前記温度検知手段により検知された温度の変化量に基づき、前記蒸気供給機構の異常の有無を判定する。【選択図】図17

Description

本開示は、衣類を洗濯、脱水及び/又は乾燥するための衣類処理装置に関する。
特許文献1は、蒸気供給機構を備えた衣類処理装置を開示する。
特許文献1における衣類処理装置は、衣類を収容する収容槽と、収容槽へ蒸気を供給する蒸気供給機構と、一連の洗濯、脱水及び/又は乾燥動作を制御する制御手段と、を備える。蒸気供給機構は、蒸気を発生するための蒸気発生器と、蒸気発生器に水を供給するための水供給手段と、蒸気発生器の温度を検知する温度検知手段と、を含む。制御手段は、水供給手段が駆動していない状態において温度検知手段が検知した第1の温度と、水供給手段が駆動している状態において温度検知手段が検知した第2の温度とに基づき、蒸気の供給の有無を判定する。
特開2014−4061号公報
本開示は、蒸気供給機構を備える衣類処理装置において、信頼性高く蒸気供給に係る異常を検知する衣類処理装置を提供する。
本開示における衣類処理装置は、衣類を収容する収容槽と、前記収容槽の内部の温度を検知する温度検知手段と、蒸気を発生させる蒸気発生器、及び前記蒸気発生器に水を供給する水供給手段が設けられ、前記蒸気発生器により発生した蒸気を前記収容槽に導入する蒸気供給機構と、前記温度検知手段が検知した温度情報に基づいて、前記蒸気供給機構を制御する制御手段と、を備える。また、前記制御手段は、前記蒸気供給機構が作動した状態において前記温度検知手段により検知された温度の変化量に基づき、前記蒸気供給機構の異常の有無を判定する。
本開示における衣類処理装置は、蒸気供給機構を備え、蒸気供給に係る異常を信頼性高く検知することができる。
実施の形態1における洗濯機の縦断面図 同洗濯機の透視斜視図 同洗濯機の筐体に収容された蒸気供給手段の斜視図 (a)図3に示される蒸気供給手段の蒸気発生部の斜視図、(b)同蒸気発生部の斜視図 同蒸気発生部の蓋部と筐体とを接続するための取付構造の斜視図 (a)同蒸気発生部の蒸気発生器の斜視図、(b)同蒸気発生部の蒸気発生器の概略的な斜視図 同蒸気発生器の主片の斜視図 同蒸気発生器の展開斜視図 同蒸気発生器の蓋片の斜視図 図7に示される主片の平面図 図3に示される蒸気供給手段の給水機構の概略図 同洗濯機の収容槽の前部の背面図 図11に示される給水機構のポンプの間欠動作とチャンバ空間内の温度との関係を表す説明図 同洗濯機の水槽に供給された水の温度の変化を表す説明図 同洗濯機のブロック回路図 同洗濯機の洗い工程を示すフローチャート 同洗濯機の蒸気供給動作時の異常判定の処理を示すフローチャート
以下、図面を参照しつつ、衣類処理装置として例示されるドラム式洗濯機を説明する。なお、以下の説明で用いられる「上」、「下」、「左」や「右」などの方向を表す用語は、単に、説明の明瞭化を目的とするものであり、衣類処理装置の原理を何ら限定するものではない。また、衣類処理装置の原理は、衣類を洗濯及び乾燥する能力を有する装置や衣類を乾燥する装置にも適用可能である。
(実施の形態1)
<洗濯機の基本構成>
図1は、洗濯機100の概略的な縦断面図である。図1を用いて、洗濯機100について説明する。
洗濯機100は、筐体110と、筐体110内で衣類を収容する収容槽200と、を備える。収容槽200は、回転軸RXを取り囲む略円筒形状の周壁211を有する回転ドラム210と、回転ドラム210を収容する水槽220と、を有する。
筐体110は、収容槽200へ衣類を投入するための投入口が形成された前壁111と、前壁111とは反対側の後壁112と、を備える。回転ドラム210及び水槽220は、前壁111に向けて開口する。
洗濯機100は、前壁111に取り付けられた扉体120を備える。扉体120は、前壁111に形成された投入口を閉塞する閉位置と投入口を開放する開位置との間で回動する。使用者は、扉体120を開位置に回動させ、前壁111の投入口を通じて、衣類を収容槽200へ投入することができる。その後、使用者は、扉体120を閉位置に移動させ、洗濯機100に衣類を洗濯させることができる。なお、図1に示される扉体120は、閉位置に位置する。
回転ドラム210は、前壁111と後壁112との間で延びる回転軸RX周りに回転する。収容槽200に投入された衣類は、回転ドラム210の回転に伴って回転ドラム210内を移動し、洗い、すすぎ及び/又は脱水といった様々な処理を受ける。
回転ドラム210は、閉位置にある扉体120に対向する底壁212を有する。水槽220は、回転ドラム210の底壁212及び周壁211の一部を取り囲む底部221と、底部221と扉体120との間で、回転ドラム210の周壁211の他の部分を取り囲む前部222と、を備える。
収容槽200は、回転ドラム210の底壁212に取り付けられた回転シャフト230を有する。回転シャフト230は、回転軸RXに沿って、後壁112に向けて延びる。回転シャフト230は、水槽220の底部221を貫通し、水槽220と後壁112との間に現れる。
洗濯機100は、水槽220の下方に据え付けられたモータ231と、水槽220の外に露出した回転シャフト230に取り付けられたプーリ232と、モータ231の動力をプーリ232に伝達するためのベルト233と、を備える。モータ231が作動すると、モータ231の動力は、ベルト233、プーリ232及び回転シャフト230に伝達される。この結果、回転ドラム210は、水槽220内で回転する。
洗濯機100は、水槽220の前部222と扉体120との間に配設されたパッキン構造130を備える。閉位置に回動された扉体120は、パッキン構造130を圧縮する。この結果、パッキン構造130は、扉体120と前部222との間で水密シール構造を形成する。
筐体110は、前壁111と後壁112との間で略水平に延びる筐体天壁113と、筐体天壁113とは反対側の筐体底壁114と、を有する。洗濯機100は、蛇口(図示せず)に接続される給水口140と、給水口140を介して導入された水を分配するための分配部141と、を備える。給水口140は、筐体天壁113上に現れる。分配部141は、筐体天壁113と収容槽200との間に配設される。
洗濯機100は、洗剤が収容される洗剤収容部(図示せず)及び収容槽200へ蒸気を噴射する蒸気供給手段300を備える。分配部141は、収容槽200、洗剤収容部及び蒸気供給手段300に選択的に水を供給するための複数の給水弁を備える。なお、図1において、収容槽200及び洗剤収容部への給水経路は示されていない。収容槽200及び洗剤収容部への給水に対して、既知の洗濯機に用いられている技術が好適に適用される。
洗濯機100は、水槽220の下部に温水ヒータ160を備える。温水ヒータ160は、水槽220内に供給された水を加熱するために用いられる。本実施形態において、温水ヒータ160は、第2ヒータとして例示される。また、水槽220の下部には、温度検知手段63が配設されている。温度検知手段63は、水槽220内に供給された水の温度を測定し、水がない場合には水槽220内の空気の温度を測定する。
図15は、洗濯機100のブロック回路図である。制御装置80は、負荷駆動手段86を介して、モータ231、水槽220内に給水するための給水弁310や水槽220内の水を排水するためのポンプ330、水槽220内の水を加熱するための温水ヒータ160、貯水槽320への給水を制御するための給水弁310や、貯水槽320の水を蒸気発生部400に吐出するための水供給手段であるポンプ330や、ポンプ330より吐出された水を加熱するためのヒータ425などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水の各動作および蒸気発生動作を制御する制御手段87を有している。
制御手段87は、マイクロコンピュータなどで構成し、商用電源88から、電源スイッチ89のONにより電力が供給されて動作を始め、布量検知手段93、水槽220内の水位を検知する水位検知手段321、貯水槽320内の水位を検知する水位検知手段321、温度検知手段である温度検知手段63、サーミスタ426などの出力を入力し、入力設定手段83にて使用者の入力により設定された内容に基づいて、表示手段84に設定内容を表示するとともに、双方向サイリスタ、リレーなどで構成した負荷駆動手段86を介して、モータ231、ヒータ425、425、給水弁310、310、ポンプ330、330などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水の各動作を制御する。また、入力設定手段83と表示手段84とで、操作表示部85を構成している。報知手段78は、圧電ブザー等により構成され、制御手段87の出力に基づいて報知動作を行う。
<蒸気供給機構>
図2は、洗濯機100の概略的な透視斜視図である。図3は、筐体110に収容された蒸気供給機構300の概略的な斜視図である。図2及び図3において、筐体110は点線で表されている。図3において、収容槽200は、示されていない。図3中の矢印は、給水経路を概略的に表す。図1及び図3を用いて、蒸気供給機構300を説明する。
蒸気供給機構300は、分配部141の一部として用いられる給水弁310と、収容槽200の下方に配置された貯水槽320と、を備える。給水弁310は、貯水槽320への給水を制御するために用いられる。給水弁310が開くと、給水口140から貯水槽320へ水が供給される。給水弁310が閉じると、貯水槽320への給水は停止される。
蒸気供給機構300は、貯水槽320に取り付けられたポンプ330と、ポンプ330から吐出された水を受ける蒸気発生部400と、を備える。ポンプ330は、蒸気発生部400に間欠的或いは連続的に給水動作を行う。間欠的な給水動作の間、ポンプ330は、瞬間的な蒸気発生が生ずるように調整された適量の水を蒸気発生部400に供給する。ポンプ330が蒸気発生部400に連続的に給水を行うならば、蒸気発生のために用いられた水に含まれる不純物(スケール)が蒸気発生部400から洗い流される。蒸気発生部400については、後述する。
図2に示されるように、蒸気供給機構300は、蒸気発生部400から下方に延びる蒸気導通管340を備える。図1に示されるように、水槽220の前部222は、回転ドラム210の周壁211を取り囲む周壁部223と、パッキン構造130と協働して水密シール構造を形成する環状部224と、を有する。蒸気導通管340は、周壁部223或いはパッキン構造130へ接続される(後述の構造は周壁部223接続の例)。蒸気発生部400が発生させた蒸気は、蒸気導通管340を通じて、収容槽200へ供給される。
図4(a)及び図4(b)は、蒸気発生部400の概略的な斜視図である。図4(a)及び図4(b)を用いて、蒸気発生部400を説明する。
蒸気発生部400は、略矩形箱状のケース410と、ケース410内に収容された蒸気発生器420と、を備える。ケース410は、蒸気発生器420を収容するための容器部411と、容器部411を覆う蓋部412と、を備える。
蒸気発生器420は、接続管421及びチューブ(図示せず)を用いて、ポンプ330に接続される。また、蒸気発生器420は、排気管422を用いて、蒸気導通管340に接続される。容器部411は、開口部413が形成された底壁部414を有する。接続管421及び排気管422は、開口部413を通じて下方に突出する。
図5は、蓋部412と筐体110とを接続するための取付構造の概略的な斜視図である。図3、図4(a)及び図5を用いて、蓋部412と筐体110との間の取付構造を説明する。
図3に示されるように、筐体110は、前壁111と後壁112との間で立設された右壁115と、右壁115とは反対側の左壁116と、を備える。筐体110は、右壁115の上縁に沿って配設された第1補強フレーム117と、前壁111の上縁に沿って配設された第2補強フレーム118と、を備える。
蓋部412は、略矩形状の上壁415と、上壁415の縁部から下方に突出する蓋部周壁416と、蓋部周壁416から前方に突出する突出片417と、を有する。洗濯機100は、第1補強フレーム117と上壁415とに接続される第1取付片151と、第2補強フレーム118と突出片417とに接続される第2取付片152と、を備える。第1取
付片151及び第2取付片152は、蓋部412から上方に突出し、筐体天壁113と蒸気発生部400とを離間させる。この結果、蒸気発生部400から筐体110への熱伝達は緩和される。本実施形態において、第1取付片151及び第2取付片152は、保持部として例示される。
図6(a)及び図6(b)は、蒸気発生器420の概略的な斜視図である。図6(a)及び図6(b)を用いて、蒸気発生器420を説明する。
蒸気発生器420は、略矩形状の主片423と、主片423上に配設される蓋片424と、主片423に配設される線状のヒータ425と、を備える。本実施形態において、主片423及び蓋片424は、アルミニウムから形成される。したがって、主片423及び蓋片424は、ヒータ425によって適切に加熱される。
蒸気発生器420は、サーミスタ426を備える。上述の接続管421、排気管422及びヒータ425に加えて、サーミスタ426も主片423に取り付けられる。ヒータ425は、サーミスタ426によって得られる温度情報により制御される。したがって、主片423及び蓋片424の温度は、略一定に保たれる。なお、サーミスタ426の代わりに、所定の温度でヒータ425の入切を制御するサーモスタットを用いても同様の効果が得られる。
図7は、主片423の概略的な斜視図である。図6(b)及び図7を用いて、主片423を説明する。
主片423は、接続管421、排気管422及びサーミスタ426が取り付けられる主片下面427と、ヒータ425が配設される周面428と、主片下面427とは反対側の上面429と、を有する。主片423は、上面429から蓋片424に向けて立設し、略三角形状のチャンバ空間430を規定する外チャンバ壁431と、チャンバ空間430内で蒸気に流動経路を規定する略J字形状の内チャンバ壁432と、を備える。
図8は、蒸気発生器420の概略的な展開斜視図である。図9は、蓋片424の概略的な斜視図である。図3、図6(b)及び図9を用いて、蒸気発生器420を説明する。
蒸気発生器420は、外チャンバ壁431を取り巻くように主片423に取り付けられるパッキンリング433を備える。パッキンリング433は、耐熱性ゴムから形成される。
蓋片424は、主片423に対向する下面434と、外チャンバ壁431と略同形状のシールド壁435と、を備える。蓋片424は、主片423に押しつけられる。この結果、シールド壁435は、パッキンリング433を圧縮し、チャンバ空間430を気密に保つ。
主片423には、接続管421を通じて供給された水がチャンバ空間430内に流入するための流入口437が形成される。チャンバ空間430の略中央に形成された流入口437は、内チャンバ壁432に取り囲まれる。ポンプ330が所定量の水を蒸気発生器420に供給するならば、接続管421及び流入口437を通じて、水が上向きに射出される。この結果、水は、内チャンバ壁432、内チャンバ壁432によって囲まれた主片423の上面429及び/又は流入口437の上方に位置する蓋片424の下面434に衝突する。蒸気発生器420は、ヒータ425によって加熱され(例えば、約200℃)、高い熱エネルギを有する。間欠的な給水動作を行うポンプ330は、蒸気発生器420が有する熱エネルギに対して、適量の水を供給する(例えば、約2cc/回)。この結果、
流入口437から上向きに出射された水は、瞬時に蒸発する。本実施形態において、蒸気を発生させるために用いられるチャンバ空間430は、チャンバとして例示される。流入口437を通じて供給された水が衝突する内チャンバ壁432、内チャンバ壁432によって囲まれた主片423の上面429及び/又は流入口437の上方に位置する蓋片424の下面434は、壁面として例示される。接続管421が取り付けられる流入口437は、取付部として例示される。
水の瞬時の蒸発の結果、チャンバ空間430の内圧は急激に上昇する。これにより、蒸気発生器420に供給する水に含有される不純物が、気化時にチャンバ空間430を形成する壁面に付着あるいは析出しても、この付着あるいは析出した不純物は、気化時の圧力の作用を受け、チャンバ空間430の外部へ容易に排出される。
図10は、主片423の概略的な平面図である。図6(b)及び図10を用いて、主片423を説明する。
ヒータ425は、主片423内で略U字状の経路に沿って延びる。この結果、ヒータ425は、接続管421が取り付けられた流入口437を取り囲む。この結果、内チャンバ壁432及び内チャンバ壁432に取り囲まれた領域は、チャンバ空間430内で最も高温となる。したがって、流入口437を介して出射された水は瞬時に蒸発する。
外チャンバ壁431によって規定されるチャンバ空間430内で略J字形状の内チャンバ壁432が延出するので、チャンバ空間430は渦巻き状の流動経路を描く。主片423には、流動経路の終端に形成された排気口438が形成される。内チャンバ壁432に取り囲まれる空間内で生じた蒸気は、チャンバ空間430の内圧の増加に伴って、排気口438へ向かう。排気口438には、排気管422が取り付けられる。排気口438に到達した蒸気は、排気管422を通じて、下向きに排気される。
ヒータ425は、渦巻き状の流動経路のうち外側の経路に沿って、U字状に延びる。したがって、内チャンバ壁432に取り囲まれる空間内で生じた蒸気は、加熱されながら、排気管422に向かう。したがって、高温の蒸気が排気されることとなる。
<給水機構>
図11は、給水機構500の概略図である。図11を用いて、給水機構500を説明する。
蒸気発生器420のチャンバ空間430へ水を出射する給水機構500は、上述の給水弁310、貯水槽320、ポンプ330及び接続管421を有する。給水機構500は、貯水槽320内の水位を測定するための水位検知手段321を備える。給水弁310は、水位検知手段321によって検出された水位に応じて、貯水槽320へ給水或いは貯水槽320への給水停止を行ってもよい。本実施形態において、水位検知手段321は、第1検出素子として例示される。
ポンプ330の作動時間及び/又は動作パターン(間欠的な給水動作及び/又は連続的な給水動作)に応じて、給水弁310が制御されてもよい。例えば、ポンプ330の動作が終了したときに、貯水槽320が空になるように給水弁310からの給水量が調整されてもよい。この結果、貯水槽320内の水の凍結は生じにくくなる。
ポンプ330は、貯水槽320内に貯められた水を、接続管421を通じて、チャンバ空間430に供給する。ポンプ330の間欠的な給水動作は、チャンバ空間430内に出射された水が瞬時に蒸発するように調整される。
チャンバ空間430内での水の蒸発の結果、水に含有する不純物がチャンバ空間430内で堆積することもある。ポンプ330の連続的な給水動作は、堆積した不純物が押し流されるのに充分な流速で水がチャンバ空間430に流入するように調整される。
排気管422は、蒸気導通管340に接続される。ポンプ330の間欠的な給水動作によってチャンバ空間430内で発生した蒸気及びポンプ330の連続的な給水動作によってチャンバ空間430内に流入した水は、排気管422及び蒸気導通管340を通じて収容槽200に流入する。
<収容槽への蒸気及び水の供給>
図12は、蒸気導通管340を収容槽200の前部222に接続する場合の概略的な背面図である。図1、図11及び図12を用いて、収容槽200への蒸気及び水の供給を説明する。
図1に示されるように、前部222の環状部224は、回転ドラム210に対向する内面225と筐体110の前壁111に対向する外面226と、を有する。図12は、内面225を主に示す。
蒸気供給機構300は、内面225に取り付けられた分岐管351及びノズル352を備える。蒸気供給機構300は、分岐管351とノズル352とを接続する蒸気チューブ353を備える。蒸気導通管340は、周壁部223を介して、分岐管351に接続される。
チャンバ空間430内で発生した蒸気は、チャンバ空間430内での圧力増加に伴い、排気管422を通じて、蒸気導通管340に流入する。その後、蒸気は、蒸気導通管340から分岐管351に至る。ノズル352は、分岐管351より上方に配設される。分岐管351に到達した蒸気は、高温であるので、蒸気チューブ353に案内され、ノズル352に至る。最終的に、蒸気は、ノズル352から噴射される。本実施形態において、排気管422、蒸気導通管340、分岐管351及び蒸気チューブ353は、チャンバ空間430内で発生した蒸気をノズル352へ案内する。したがって、排気管422、蒸気導通管340、分岐管351及び蒸気チューブ353は、案内管として例示される。
上述のように、間欠的な給水動作を行うポンプ330は、高温のチャンバ空間430に適量の水を出射するので、水は瞬時に蒸発する。この結果、チャンバ空間430の内圧は急激に増大する。したがって、蒸気は、ノズル352から高圧で噴射され、収容槽200の内部空間を上下に横切ることとなる。
分岐管351は、蒸気導通管340に接続される親管354と、親管354から上方に屈曲する上子管355と、親管354から下方に屈曲する下子管356と、を備える。親管354には、蒸気導通管340を通じて、蒸気又は水が流入する。上子管355は、蒸気チューブ353に接続され、蒸気がノズル352に向かう上向きの経路を規定する。本実施形態において、上子管355及び蒸気チューブ353によって規定される上向きの経路は、第1経路として例示される。親管354は、流入管として例示される。上子管355は、第1管として例示される。
下子管356は、上子管355とは異なり、下向きの経路を規定する。ポンプ330が連続的な給水動作を行っている間、蒸気導通管340を通じて分岐管351に流入した水は、重力作用によって、下子管356を通じて、流下する。本実施形態において、下子管356によって規定される下向きの経路は、第2経路として例示される。下子管356は
、第2管として例示される。
図12には、親管354と上子管355との間の挟角θ1が示されている。また、図12は、親管354と下子管356との間の挟角θ2も示す。挟角θ1は、鈍角である一方で、挟角θ2は鋭角である。挟角θ2は鋭角であるので、親管354から下子管356への流動損失は比較的大きい。したがって、親管354に流入した蒸気は、下子管356へほとんど流れず、上子管355へ主に流れる。一方、上子管355は上向きの流動経路を規定するので、親管354へ流入した水は、重力の作用により、上子管355へほとんど流れず、下子管356へ主に流れる。したがって、蒸気の流動経路と水の流動経路とが適切に分離される。
<間欠的なポンプの動作>
図13は、ポンプ330の間欠動作とチャンバ空間430内の温度との関係を概略的に表す説明図である。図8、図11及び図13を用いて、ポンプ330の間欠動作を説明する。
図13に示されるように、ポンプ330が作動している期間(ON期間)は、ポンプ330が停止している期間(OFF期間)と比べて短く設定される。この結果、適量の水がチャンバ空間430内に出射される。
ON期間において、チャンバ空間430に所定量の水が供給される。この結果、水は蒸発し、蒸気となる。水から蒸気への相変化に起因する気化熱によって、チャンバ空間430の温度は一時的に低下する。上述のように、OFF期間は比較的長く設定されているので、ヒータ425は、OFF期間の間にチャンバ空間430を充分に昇温することができる。したがって、ポンプ330が間欠動作を行っている間、高圧の蒸気が収容槽200に供給され続ける。特に、OFF期間の間にチャンバ空間430が充分に昇温され、ON期間において、チャンバ空間430を含む蒸気発生器420が有する熱エネルギに対して、瞬時に蒸発する適量の水が供給される(例えば、約2cc/回)ことで、良好に高圧の蒸気が収容槽200に供給され続けることなる。
<洗濯運転の基本動作>
上記構成における洗濯機の動作、作用について説明する。
使用者は、扉体120を開位置に回動させ、前壁111の投入口を通じて、衣類を収容槽200へ投入し、扉体120を閉位置に移動させる。使用者が操作表示部85により洗濯運転を開始させる選択指示を入力すると、洗濯機100は洗濯を開始する。
洗濯運転では、洗い工程や濯ぎ工程、脱水工程などが行われる。各動作の詳細については割愛する。本実施の形態では、洗い工程及び脱水動作において蒸気供給動作を行う。以下、各工程における蒸気供給動作について説明する。
<洗い工程における蒸気供給動作>
図16は、実施の形態1における洗濯機の洗い工程のフローチャートである。
洗い工程において、使用者が入力設定手段83にて運転コースを設定して運転を開始すると(S100)、投入された布の量が布量検知定手段93によって検知される(S101)。制御手段87は、布量に応じて、洗い時間、水位、以降の動作を決定する。制御手段87は、給水弁310を動作させることにより、決定した水位(例えば回転ドラム210の底面から30mm)まで給水を行う(S102)。
図14に示されるように、給水の間、収容槽200内の温度は略一定である。その後、温水ヒータ160を用いて、水槽220内の水が加熱される。温水ヒータ160は、大きな熱量を発するので、収容槽200内の温度は急速に上昇する。その後、所定の温度に到達すると、水槽220内の水の加熱は停止される。
給水及び加熱が終了すると、攪拌動作が開始する(S103)。攪拌動作では、モータ231により回転ドラム210が回転駆動され、回転ドラム210内の衣類が攪拌させる。攪拌動作が終了すると、蒸気供給動作、すなわち蒸気噴出動作が行われる(S104)。蒸気供給動作では、貯水槽320への給水が行われるとともに、ポンプ330やヒータ425が駆動され、収容槽200に蒸気が供給される。蒸気供給動作が開始されるとともに異常判定処理が開始され(図16では図示せず)、洗い時間経過が判定される(S105)。布量検知において決定された洗い時間が経過するまで、S103及びS104が繰り返される。所定の洗い時間が経過すると、洗い工程は終了し、次工程へと進む(S106)
続いて、異常判定処理について説明する。
蒸気供給機構においてサーミスタ426により蒸気の生成が確認されていたとしても、部品の破損やホース外れ等によって蒸気漏れが発生する虞がある。異常判定処理では、蒸気漏れに対処するために収容槽200の内部に蒸気が供給されているか否かを判定する。
図14において、加熱停止後の点線は、蒸気の供給がないときの収容槽200内の温度の変化を表している。加熱停止後の実線は、蒸気が収容槽200に供給されているときの収容槽200内の温度の変化を表している。温水ヒータ160による加熱が停止されると、収容槽200の内部の水又は空気の温度は徐々に低下していく。しかし、収容槽200へ蒸気が供給される場合、蒸気が高温であるため収容槽200内の温度低下が緩和される。このように、時間経過に伴う収容槽200内の温度変化は、蒸気供給の有無により異なる。そのため、蒸気供給中の任意の温度差を測定することで、発生した蒸気が収容槽200内部に供給されているか否かを判定することができる。
図17は、蒸気供給動作時の異常判定の処理を示すフローチャートである。蒸気の噴出が開始されると、異常判定処理が開始される(S201)。温度検知手段63により検知された温度をTとする。制御手段87は、蒸気供給開始時点から予め決められた所定時間である時間t1が経過したか否かを判定し(S202)、時間t1が経過したと判定すると(S202、Yes)、時間t1における温度Tを温度Tt1とする(S203)。蒸気供給開始時点の収容槽の温度が低い場合においては、蒸気供給を開始しても、直ちに温度検知手段63に影響が現れないことがあるため、蒸気供給開始から1回目の温度測定までの時間t1は、収容槽200内の温度分布が均一になるまでの十分な時間を設定しておくと、判定の信頼性を高めることができる。
続いて、時間t1から予め決められた所定の時間である時間t2が経過したか否かを判定し(S204)、時間t2が経過したと判定すると(S204、Yes)、時間t2における温度Tを温度Tt2とする(S205)。
制御手段87は、温度Tt1と温度Tt2の差分を計算する。前述のように、蒸気が収容槽200に正しく供給されている場合には温度Tt1と温度Tt2の差は小さくなる。従って、差分Tt2−Tt1が所定の値Tp未満であれば、蒸気が収容槽200に正しく供給されていると判定し(S206、Yes)、運転を継続する(S207)。なお、S206は、{(Tt2−Tt1)/(t2−t1)}がTp未満であるか否かを判定基準としてもよい。正常に蒸気供給が行われている場合は、蒸気供給を続行し、洗い時間が経過した後は(S105、Yes)、次工程のすすぎ工程に進む(S106)。
温度Tt1と温度Tt2の差分Tt2−Tt1が、所定の値Tp以上である場合(S206、No)、蒸気発生器420と収容槽200の間において、蒸気導通管340破損等により、蒸気漏れ等の異常が発生していると判定する。異常が発生したと判定されると、制御手段87は洗い工程を停止させ、報知手段78により異常報知を行う(S208)。
なお、所定温度Tpは、蒸気供給開始時点の温度や収容槽200内の水量、蒸気供給時間、蒸気発生機構300の構成や、ヒータ425の温度設定に影響される。従って、温度Tpは蒸気の利用条件に応じて設定する必要があり、複数個設定してもよい。温度Tpを複数個設定する場合には、温度差を算出するための2つの温度(上述ではTt1とTt2)を測定する時間間隔(t2−t1)を一定にすることにより、蒸気供給時間によらないTpを定めることができる。
以上のように、本実施の形態における洗濯機100は、衣類を収容する収容槽200と、収容槽200の内部の温度を検知する温度検知手段63と、蒸気を発生させる蒸気発生器420、及び蒸気発生器420に水を供給する給水弁310及び貯水槽320が設けられ、蒸気発生器420により発生した蒸気を収容槽200に導入する蒸気供給機構と、温度検知手段63が検知した温度情報Tt1及びTt2に基づいて、蒸気供給機構を制御する制御手段87、を備える。また、制御手段87は、蒸気供給機構が作動した状態において温度検知手段63により検知された温度Tの変化量に基づき、蒸気供給機構の異常の有無を判定する。
これにより、部品の破損やホース外れ等によって蒸気漏れが発生したとしても、収容槽200への蒸気噴出の有無を判定することができる。そのため、運転の停止や異常報知などの異常への対処を適切に行なうことができるので、蒸気供給機構を備えた洗濯機を信頼性高く提供できる。
本実施の形態のように、温度検知手段は、予め決められた時間t1に第1の温度Tt1を検知し、第1の温度を検知してから所定の時間経過後の時間t2に第2の温度Tt2を検知し、制御手段は、第1の温度Tt1と第2の温度Tt2とを比較することにより蒸気供給機構に異常があると判定してもよい。
これにより、蒸気供給機構が作動している状態において、蒸気漏れによる収容槽200内部の温度変化が発生しているか否か判定することができる。そのため、運転の停止や異常報知などの異常への対処を適切に行なうことができるので、蒸気供給機構を備えた洗濯機を信頼性高く提供できる。
本実施の形態のように、蒸気供給機構の異常を報知する報知手段78を備え、制御手段87により蒸気供給機構に異常があると判定された場合に、報知手段78により報知するようにしてもよい。
これにより、部品の破損やホース外れ等によって蒸気漏れが発生したとしても、使用者に異常報知することができる。そのため、本実施の形態における洗濯機100は信頼性が高い。
<脱水工程における蒸気供給動作>
脱水工程において、回転ドラム210は、高速で回転される。図1に示されるように、回転ドラム210の周壁211には、多数の小孔219が形成されている。回転ドラム210内に収容された衣類は、遠心力によって周壁211に押しつけられる。この結果、衣類に含まれる水分は、小孔219を通じて、回転ドラム210外へ放出される。かくして
、衣類は、適切に脱水される。
脱水された衣類の繊維は、互いに水素結合しやすい。繊維同士の水素結合は、衣類の皺に帰結する。回転ドラム210内に蒸気が供給されるならば、蒸気は繊維間の水素結合を解除する。この結果、衣類の皺が低減される。したがって、衣類が脱水処理を受けている間、ポンプ330が間欠式の給水動作を実行することが好ましい。間欠式の給水動作の結果、ノズル352から高圧で蒸気が回転ドラム210内に噴射される。上述のように、ノズル352から噴射された蒸気は、収容槽200を横切るので、蒸気は、周壁211に張り付いて回転する衣類に満遍なく吹き付けられる。この結果、回転ドラム210内の衣類全体に亘って、皺が生じにくくなる。
<蒸気供給動作終了後の蒸気発生器の冷却>
図8及び図11を用いて、蒸気発生器420の冷却工程を説明する。
蒸気を用いた衣類の処理の終了に伴い、蒸気発生器420は冷却されることが好ましい。蒸気発生器420が冷却されるならば、高温蒸気の不必要な収容槽200内への噴射が防止される。
蒸気発生器420の冷却のためにヒータ425への電力供給が停止される。その後、ポンプ330は、連続的な給水動作を開始する。この結果、貯水槽320から水が連続的にチャンバ空間430内へ流入する。チャンバ空間430内へ流入した水は、蒸気発生器420から熱を奪い、収容槽200へ流入する。したがって、蒸気発生器420は、短期間で冷却される。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されない。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、衣類処理装置の一例として、ドラム式洗濯機である洗濯機100を説明した。衣類処理装置は、蒸気供給機構を備えていればよいため、縦型洗濯機や洗濯機能を有さない衣類処理装置であってもよい。
実施の形態1では、収容槽の内部の温度を検知する温度検知手段の一例として、水槽220の下部に設けられた温度検知手段63を説明した。温度検知手段は、収容槽の内部の温度を検知すればよいため、配設位置は収容槽の下部に限定されない。例えば、収容槽の上部に設置された温度検知手段により収容槽の内部の温度を検知してもよいし、洗濯物の温度を直接検出してもよい。
実施の形態1では、異常の有無の判定の一例として、洗い工程時の蒸気発生動作における異常判定処理を説明した。異常判定処理は、脱水等の動作において蒸気発生動作を行う場合においても適用することができる。脱水時には、収容槽200内には給水されていないため、蒸気が供給されることにより収容槽200内の温度は上昇する。従って、制御手段87は、蒸気供給機構が作動した状態において、温度検知手段63により検知された温度Tの上昇具合から蒸気供給機構の異常の有無を判定する。
実施の形態1では、異常の有無の判定の一例として、予め決められた時間t1に第1の温度Tt1を検知し、第1の温度を検知してから所定の時間経過後の時間t2に第2の温度Tt2を検知し、制御手段は、第1の温度Tt1と第2の温度Tt2とを比較することにより蒸気供給機構に異常があると判定していたが、これに限定されるものではない。例
えば、蒸気供給機構が作動していない状態で温度検知手段63により検知された温度Tiと、蒸気供給機構が作動した状態において温度検知手段63により検知された温度Tとを比較し、温度Tiと温度Tの差分から蒸気供給機構の異常の有無を判定してもよい。
本開示は、蒸気を用いて衣類を処理する装置に適用可能である。具体的には、蒸気供給機構を備えた縦型洗濯機、ドラム式洗濯機、蒸気供給機能のみを備えた衣類処理装置などに、本開示は適用可能である。
78 報知手段
80 制御装置
100 洗濯機
160 温水ヒータ
200 収容槽
210 回転ドラム
211 周壁
220 水槽
310 給水弁
320 貯水槽
321 水位検知手段
330 ポンプ(水供給手段)
340 蒸気導通管
351 分岐管
352 ノズル
353 蒸気チューブ
355 上子管
356 下子管
410 ケース
420 蒸気発生器
421 接続管
422 排気管
425 ヒータ
426 サーミスタ
429 上面
430 チャンバ空間
432 内チャンバ壁
434 下面
437 流入口
438 排気口
500 給水機構
63 温度検知手段

Claims (3)

  1. 衣類を収容する収容槽と、
    前記収容槽の内部の温度を検知する温度検知手段と、
    蒸気を発生させる蒸気発生器、及び前記蒸気発生器に水を供給する水供給手段が設けられ、前記蒸気発生器により発生した蒸気を前記収容槽に導入する蒸気供給機構と、
    前記温度検知手段が検知した温度情報に基づいて、前記蒸気供給機構を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記蒸気供給機構が作動した状態において前記温度検知手段により検知された温度の変化量に基づき、前記蒸気供給機構の異常の有無を判定する、衣類処理装置。
  2. 前記温度検知手段は、予め決められた時間に第1の温度を検知し、前記第1の温度を検知してから所定の時間経過後に第2の温度を検知し、
    前記制御手段は、前記第1の温度と前記第2の温度とを比較することにより前記蒸気供給機構に異常があると判定する、請求項1に記載の衣類処理装置。
  3. 前記蒸気供給機構の異常を報知する報知手段を備え、前記制御手段により前記蒸気供給機構に異常があると判定された場合に、前記報知手段により報知する請求項1に記載の衣類処理装置。
JP2018198904A 2018-10-23 2018-10-23 衣類処理装置 Pending JP2020065624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018198904A JP2020065624A (ja) 2018-10-23 2018-10-23 衣類処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018198904A JP2020065624A (ja) 2018-10-23 2018-10-23 衣類処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020065624A true JP2020065624A (ja) 2020-04-30

Family

ID=70388832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018198904A Pending JP2020065624A (ja) 2018-10-23 2018-10-23 衣類処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020065624A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2039824B1 (en) Laundry machine
JP2014042643A (ja) 衣類処理装置
JP2014004060A (ja) 衣類処理装置
WO2013183257A1 (ja) 衣類処理装置
JP2014054400A (ja) 衣類処理装置
WO2013183259A1 (ja) 衣類処理装置
JP2020065624A (ja) 衣類処理装置
JP2014171561A (ja) 衣類処理装置
WO2013183256A1 (ja) 衣類処理装置
WO2013183258A1 (ja) 洗濯機
EP2832911B1 (en) Clothes treatment device
WO2013145064A1 (ja) 衣類処理装置
WO2013145063A1 (ja) 衣類処理装置
JP2014004054A (ja) 衣類処理装置
JP2014121354A (ja) 衣類処理装置
EP2832914B1 (en) Clothes treatment device
JP2017148092A (ja) 衣類処理装置
JP2014004061A (ja) 衣類処理装置
JP2018134263A (ja) 衣類処理装置
JP2014004056A (ja) 衣類処理装置
JP2014004059A (ja) 衣類処理装置
JP2014033845A (ja) 衣類処理装置
WO2013145068A1 (ja) 衣類処理装置
JP2017029499A (ja) 衣類処理装置
EP2832913B1 (en) Clothes treatment device

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190124