JP2020064351A - 商品管理システム、商品管理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】出版取次の業務と書店の業務を一元的に管理可能な商品管理システム、商品管理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】書店の書店端末から出版取次への商品の注文指示を受け付ける受付部と、書店において商品が販売された場合に、当該販売に関する購買情報を登録する登録部と、受付部により注文指示が受け付られた場合、または登録部により購買情報が登録された場合に、書店における商品の在庫を更新する書店在庫更新部と、受付部により注文指示が受け付けられた場合に、出版取次における商品の在庫を更新する取次在庫更新部と、登録部により登録された購買情報に基づき、書店が出版取次に支払う代金を示す精算情報を生成する精算部とを備えた。【選択図】図2

Description

本発明は、商品管理システム、商品管理方法及びプログラムに関する。
出版業界においては、出版社から出版取次を介して書店に配本されることが一般的である。配本される書籍の部数は、配本先の書店の過去の販売状況を考慮して、出版社または出版取次において決められることが多い。こうした書籍の受発注に関する技術、特に書籍の補充に関する技術として、書店側が出版社側の在庫書籍情報を検索でき、かつ補充する書籍を選択できるようする一方、出版社側に対しては各出版社が指定する補充注文書を送付する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−256696号公報
出版取次は、書店の在庫を把握できないため、出版取次が持つ在庫の補充タイミングなどの在庫管理が難しい。また、出版社や出版取次は、書店の在庫を把握できないことから、積極的に書店に配本することができない。さらに、書籍には返本という業界固有の習慣があり、書店においてある程度の販売期間を経過した書籍は、書店から出版社に返本されるため、出版取次と書店との返本に基づく精算が発生すると、経理上の処理が煩雑である。このように、従来の技術では、出版取次の業務と書店の業務を一元的に管理することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、出版取次の業務と書店の業務を一元的に管理可能な商品管理システム、商品管理方法及びプログラムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、書店及び出版取次における商品管理システムであって、前記書店の書店端末から前記出版取次への商品の注文指示を受け付ける受付部と、前記書店において商品が販売された場合に、当該販売に関する購買情報を登録する登録部と、前記受付部により前記注文指示が受け付られた場合、または前記登録部により前記購買情報が登録された場合に、前記書店における商品の在庫を更新する書店在庫更新部と、前記受付部により前記注文指示が受け付けられた場合に、前記出版取次における商品の在庫を更新する取次在庫更新部と、前記登録部により登録された前記購買情報に基づき、前記書店が前記出版取次に支払う代金を示す精算情報を生成する精算部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、前記受付部が前記注文指示に示される商品の注文を受け付けるか否かを判定する判定部をさらに備え、前記判定部は、前記書店ごとに定められた書店スコアと、前記注文指示に示される商品から定まる商品スコアと、前記書店の在庫により定まる在庫スコアとを用いて、注文を受け付けるか否かを判定することを特徴とする。
上述した課題を解決する本発明の一態様は、商品管理方法であって、書店の書店端末から出版取次への商品の注文指示を受け付ける受付ステップと、前記書店において商品が販売された場合に、当該販売に関する購買情報を登録する登録ステップと、前記受付ステップにより前記注文指示が受け付られた場合、または前記登録ステップにより前記購買情報が登録された場合に、前記書店における商品の在庫を更新する書店在庫更新ステップと、前記受付ステップにより前記注文指示が受け付けられた場合に、前記出版取次における商品の在庫を更新する取次在庫更新ステップと、前記登録ステップにより登録された前記購買情報に基づき、前記書店が前記出版取次に支払う代金を示す精算情報を生成する精算ステップとを備えたことを特徴とする。
上述した課題を解決する本発明の一態様は、コンピュータに、書店の書店端末から出版取次への商品の注文指示を受け付ける受付ステップと、前記書店において商品が販売された場合に、当該販売に関する購買情報を登録する登録ステップと、前記受付ステップにより前記注文指示が受け付られた場合、または前記登録ステップにより前記購買情報が登録された場合に、前記書店における商品の在庫を更新する書店在庫更新ステップと、前記受付ステップにより前記注文指示が受け付けられた場合に、前記出版取次における商品の在庫を更新する取次在庫更新ステップと、前記登録ステップにより登録された前記購買情報に基づき、前記書店が前記出版取次に支払う代金を示す精算情報を生成する精算ステップとを実行されるためのプログラムである。
本発明によれば、出版取次の業務と書店の業務を一元的に管理可能な商品管理システム、商品管理方法及びプログラムを提供するすることができる。
本実施形態による商品管理システムの概略構成を示す図である。 取次サーバ、出版サーバ、書店端末の概略構成を示す図である。 各種DBの構造を示す図である。 書店端末に表示される画面例を示す図である。 書店端末に表示される画面例を示す図である。 書店登録処理を示すシーケンス図である。 注文処理(その1)を示すシーケンス図である。 注文処理(その2)を示すシーケンス図である。 注文処理(その3)を示すシーケンス図である。 返本処理を示すシーケンス図である。 購買処理及び精算処理を示すシーケンス図である。 3社の出版取次から共通DBを参照する場合の構成例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態による商品管理システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による商品管理システム100の概略構成を示す図である。
図1において、商品管理システム100は、取次サーバ10、出版サーバ40、書店端末20A、20Bを含む。取次サーバ10、出版サーバ40、書店端末20A、20Bはネットワーク50により接続されている。ネットワーク50は、LAN(Local Area Network)、インターネット、または電話回線などで構成される。
取次サーバ10は、出版取次が管理するサーバである。出版サーバ40は、書籍の出版社が管理するサーバである。取次サーバ10や出版サーバ40は、クラウド上などに設けられていてもよい。書店端末20A、20Bは、書店が管理する端末である。本実施形態において、書店端末20Aは、パソコンを例にしており、書店端末20Bは、タブレット端末を例にしている。書店端末20A、20Bをそれぞれ区別しない場合には、書店端末20と総称することがある。取次サーバ10、出版サーバ40、書店端末20は、それぞれCPU(Central Processing Unit)などの演算装置や、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置で構成される。
図2は、取次サーバ10、出版サーバ40、書店端末20Aの概略構成を示す図である。取次サーバ10は、仕入部101、書店注文受付部102、出荷管理部103、購買管理部104、取次精算部105、レコメンド部106、及びスコアリング部107で構成される。また、取次サーバ10は、データベース(以下、「DB」ともいう)として、仕入マスタ、注文取扱商品マスタ、注文返本マスタ、出荷管理マスタ、書店購買マスタ、精算マスタ、商品マスタ、書店マスタ、及び書店在庫マスタを備える。商品マスタ、書店マスタ、及び書店在庫マスタは、取次サーバ10の複数の各部から参照や更新が行われる共通DB108である。各種DBの詳細については後述する。
仕入部101は、出版サーバ40に書籍の注文を行うなど、書籍の仕入れに関する処理を行う。書店注文受付部102は、書店端末20からの注文に関する処理を行う。出荷管理部103は、書店への書籍の出荷や、出版社からの書籍の入荷に関する処理を行う。購買管理部104は、書店での書籍の販売に関する処理を行う。取次精算部105は、書店への書籍代の請求などに関する処理を行う。レコメンド部106は、書店に対して勧める書籍に関する処理を行う。レコメンド部106は、人工知能技術等を用いて書店の特徴に応じて書籍の情報を書店端末20に提供したり、他書店の売れ筋となっている商品に関する情報を提供したり、書店の在庫数が所定数未満となったときに、所定数未満であることを書店端末20に提供したり、書店の在庫が予め定められた在庫数未満となったときに、当該書店に自動的に配本するなどの機能を有する。スコアリング部107は、書店ごとに計算されるスコアに関する処理を行う。
出版サーバ40は、取次注文受付部401、及び出荷部402で構成される。取次注文受付部401は、取次サーバ10からの注文に関する処理を行う。出荷部402は、出版取次への書籍の出荷に関する処理を行う。
書店端末20Aは、注文入力部201、販売部202、書店精算部203、及びレコメンド受信部204で構成される。注文入力部201は、取次サーバ10に書籍の注文を行うなど、書籍の注文に関する処理を行う。販売部202は、書店において書籍が販売されたことを取次サーバ10に通知することなど、書店における書籍の販売に関する処理を行う。書店精算部203は、取次サーバ10から請求書を受信するなど、書店が出版取次に支払う代金等に関する処理を行う。レコメンド受信部204は、取次サーバ10から書店に対して勧める書籍に関する情報を取得するなどの処理を行う。なお、書店端末20Bも書店端末20Aと同様の機能を有する。
次に、各種DBの構造について説明する。図3は、各種DBの構造を示す図である。以下の説明では、各種DBの属性についても説明されるが、既に説明した属性の説明は省略される。
書店マスタは、書店IDを主キーとし、書店名、書店住所、電話番号、書店売り場面積、締日・支払方法、担当者氏名、メールアドレス、及び書店スコアを非キー属性として持つ。書店IDは、書店を一意に識別する識別子である。書店名は、書店の名称を示す。書店住所は、書店の住所を示す。電話番号は書店の電話番号を示す。書店売り場面積は、書店の売り場面積を示す。締日・支払方法は、所定期間の取引の合計をする期日と、支払方法(現金、クレジット等)を示す。担当者氏名は、書店の担当者の氏名を示す。メールアドレスは、書店のメールアドレスを示す。書店スコアは、書店の現在のスコアを示す。
商品マスタは、商品IDを主キーとし、商品名、商品情報詳細、取次在庫、仕入先(出版社)、卸値、著者、書影、ISBN、及び販売期間を非キー属性として持つ。商品IDは、商品を一意に識別する識別子である。商品名は、商品の名称を示す。商品情報詳細は、商品の詳細な情報(例えばあらすじ等)を示す。取次在庫は、出版取次における当該商品の在庫数を示す。仕入先は、出版取次が当該商品を仕入れる出版社などの仕入先を示す。卸値は、当該商品の卸値を示す。著者は、当該商品の作者を示す。書影は、商品の外観を示す。ISBNは、当該商品を国際的に識別するための識別子である。販売期間は、当該商品の販売期間を示す。
書店在庫マスタは、書店ID及び商品IDを主キーとし、書店在庫、購買数、及び返本数を非キー属性として持つ。書店在庫は、書店IDが示す書店における、商品IDが示す商品の在庫を示す。購買数は、書店IDが示す書店が購買した、商品IDが示す商品の数を示す。返本数は、書店IDが示す書店が返本した、商品IDが示す商品の数を示す。
注文返本マスタは、注文IDを主キーとし、取扱商品ID、書店ID、注文数/返本数、発注日、及び注文ステータスを非キー属性として持つ。注文IDは、注文を一意に識別する識別子である。取扱商品IDは、注文または返品された商品の商品IDである。注文数/返本数は、商品の注文数、または返本数を示す。発注日は、当該注文が発生した日を示す。注文ステータスは、注文の状態を示す。
注文取扱商品マスタは、取扱商品IDを主キーとし、商品ID、売値、販売期間、取扱数、商品スコア、及び注文数スコアを非キー属性として持つ。売値は、書店で販売されるときの商品の売値を示す。取扱数は、商品IDの商品の取扱数を示す。商品スコアは、商品ごとに与えられたスコアである。注文数スコアは、注文数に応じて定まるスコアである。
仕入マスタは、仕入IDを主キーとし、注文ID、仕入先、及び仕入フラグを非キー属性として持つ。仕入IDは、仕入を一意に識別する識別子である。仕入先は、仕入された商品の仕入先を示す。仕入フラグは、仕入の状態を示す。出荷管理マスタは、出荷IDを主キーとし、注文ID、配送業者情報、及び出荷ステータスを非キー属性として持つ。出荷IDは、出荷を一意に識別する識別子である。配送業者情報は、出荷された商品を配送する配送業者を示す情報である。出荷ステータスは、出荷の状態を示す。
書店購買マスタは、購買IDを主キーとし、書店ID、商品ID、購買数、及び決済日を非キー属性として持つ。購買IDは、購買を一意に識別する情報である。購買数は、消費者に売れた商品数を示す。決済日は、商品の購入による発生する代金の決済が行われた日を示す。精算マスタは、購買IDを主キーとし、書店ID、精算情報、購買数、及び請求額を非キー属性として持つ。精算情報は、精算方法など精算に関する情報を示す。購買数は、所定期間に販売されたの商品の数を示す。
以上説明した各種DBは、取次サーバ10に記憶されるか、または取次サーバ10が更新及び参照可能な他の装置に記憶されていてもよい。次に、書店端末20Aに表示される画面例について説明する。図4は、書店端末20Aに表示される画面例を示す図である。
図4(A)は、取次サーバ10にアクセスした際に書店端末20Aに表示される起動画面例を示す。起動画面には、ログイン欄210と新規登録欄211が表示される。ログイン欄210は、書店ID(図ではID)とパスワード(図ではPW)を入力するための領域である。IDとパスワードは、取次サーバ10に書店が登録された場合に取次サーバ10により発行される。ログイン欄210の下のOKボタンが選択されると、入力されたIDとパスワードが取次サーバ10に送信され、認証が成功すると、図4(C)に示されるメニュー画面が表示される。
取次サーバ10に書店が登録されていない場合には、新規登録欄211の下のOKボタンが選択されると、図4(B)に示される登録画面が表示される。図4(B)は、登録画面の一例を示す図である。登録画面には、書店情報入力欄212が表示される。書店の店員が、各種情報を入力し、登録ボタンを選択すると、入力された各種情報が取次サーバ10に送信される。取次サーバ10は、受信した各種情報に問題がなければ、各種情報を示す書店マスタとして登録する。このとき、上記IDとパスワードとが書店端末20Aに送信される。
図4(C)は、メニュー画面の一例を示す図である。メニュー画面には、メニューボタン群213と、お知らせ欄214が表示される。メニューボタン群213には、書店情報ボタン、注文ボタン、返本ボタン、支払ボタンが含まれる。書店情報ボタンは、当該書店の登録情報などを表示するためのボタンである。注文ボタンは、商品を注文するためのボタンである。注文ボタンが選択されると、図4(D)の注文画面が表示される。返本ボタンは、商品を返本するためのボタンである。支払ボタンは、出版取次へ支払う代金を示す請求書をダウンロードするためのボタンである。お知らせ欄214は、取次サーバ10から受信したリコメンド情報などの各種情報を表示する。また、メニュー画面に表示される「もっと見る」が選択されると、お知らせ欄214にさらに情報が表示される。
図4(D)は、注文画面の一例を示す図である。注文画面には、検索欄215、注文欄216が表示される。検索欄215は、テキストボックスと検索ボタンで構成される。検索ボタンが選択されると、入力された文字列(図ではXYZ)によって検索された商品が注文欄216に表示される。注文欄216には、検索された商品のタイトル、出版社、著者、及び概要が商品ごとに表示され、商品ごとに注文ボタンが表示される。図4(D)の場合には、3つの商品が表示されているが、3つに限らず、検索結果に応じた0以上の商品を表示可能である。書店の店員は、所望の商品に対応する注文ボタンを選択することで商品を注文することができる。なお、注文画面において、注文状況・履歴ボタンを選択することで、注文履歴や、注文の状況が表示される。
次に、書店端末20Bに表示される画面例について説明する。図5は、書店端末20Bに表示される画面例を示す図である。図5(A)は、取次サーバ10にアクセスした際に書店端末20Bに表示される起動画面例を示す。起動画面には、ログイン欄220と新規登録ボタン221が表示される。新規登録ボタン221が選択された場合には、図4(B)の登録画面に準じたタブレット端末用の画面が表示される。
ログイン欄220は、書店ID(図ではID)とパスワード(図ではPW)を入力するための領域である。IDとパスワードは、取次サーバ10に書店が登録された場合に取次サーバ10により発行される。ログイン欄220の下のOKボタンが選択されると、入力されたIDとパスワードが取次サーバ10に送信され、認証が成功すると、図5(B)に示されるメニュー画面が表示される。
図5(B)は、メニュー画面の一例を示す図である。メニュー画面には、メニューボタン群222と、お知らせ欄223が表示される。メニューボタン群222には、書店情報ボタン、注文ボタン、返本ボタン、支払ボタンが含まれる。書店情報ボタンは、当該書店の登録情報などを表示するためのボタンである。注文ボタンは、商品を注文するためのボタンである。注文ボタンが選択されると、図5(C)の注文画面が表示される。返本ボタンは、商品を返本するためのボタンである。支払ボタンは、出版取次へ支払う代金を示す請求書をダウンロードするためのボタンである。お知らせ欄223は、取次サーバ10から受信したリコメンド情報などの各種情報を表示する。お知らせ欄223に表示されるテキストはスクロール可能であり、スクロールすることでさらに情報が表示される。
図5(C)は、注文画面の一例を示す図である。注文画面には、検索欄224、スキャン画像表示欄225が表示される。検索欄224は、テキストボックスと検索ボタンで構成される。検索ボタンが選択されると、スキャン画像表示欄225が消去され、入力された文字列(図ではXYZ)によって検索された商品がスキャン画像表示欄225が表示されていた領域に表示される。スキャン画像表示欄225にはタブレット端末のカメラで撮像された画像が表示される。そして、カメラによってISBNコードが撮像されると、ISBNコードを認識し、認識されたISBNコードに対応する商品を、スキャン画像表示欄225を消去することで空いた領域に表示する。なお、「注文履歴から検索」を選択することで、以前注文した商品を容易に検索することができる。
次に、書店端末20、取次サーバ10、及び出版サーバ40で行われる処理の流れについて説明する。図6は、書店登録処理を示すシーケンス図である。書店端末20は、図4(B)の登録画面を表示する(ステップS101)。書店の店員によって各種情報が入力され(ステップS102)、登録ボタンが選択されると(ステップS103)、書店端末20は、取次サーバ10に、書店の新規登録を要求する登録要求を送信する(ステップS104)。登録要求には、入力された各種情報が含まれる。
取次サーバ10は、登録要求を受信すると、各種情報に基づいて書店を書店マスタに登録する(ステップS105)。このとき、書店スコアが付与される(ステップS106)。取次サーバ10は、書店IDとパスワードを書店端末20に送信して(ステップS107)、処理を終了する。書店IDとパスワードは、例えば電子メールで送信される。
次に、注文処理について説明する。図7、図8、図9は、注文処理を示すシーケンス図である。図7において、書店端末20は、図4(A)に示した起動画面を表示する(ステップS201)。書店IDとパスワードとが入力され(ステップS202)、OKボタンが選択されると(ステップS203)、書店端末20は、取次サーバ10にログイン要求を送信する。このログイン要求には、書店IDとパスワードとが含まれる。
取次サーバ10は、書店IDとパスワードとで認証を行う(ステップS205)。ここでは認証に成功したものとするが、失敗した場合には、書店端末20に認証が失敗したことが表示される。
取次サーバ10は、認証が成功すると、図4(C)に示したメニュー画面を示すメニュー応答を送信する(ステップS206)。書店端末20は、メニュー応答を受信すると、メニュー画面を表示し(ステップS207)、注文ボタンが選択されると(ステップS208)、取次サーバ10に注文画面要求を送信する(ステップS209)。取次サーバ10は、注文画面を示す注文応答を送信する(ステップS210)。書店端末20は、注文応答を受信すると、注文画面を表示し(ステップS211)、書店の店員により検索欄215のテキストボックスに文字列が入力され、検索ボタンが選択されると(ステップS212)、取次サーバ10に検索要求を送信する(ステップS213)。この検索要求にはテキストボックスに入力された文字列が含まれる。
検索要求を受信した取次サーバ10は、商品マスタの商品名及び商品情報詳細において、検索要求に含まれる文字列を検索する(ステップS214)。取次サーバ10は、検索結果を示す検索応答を送信する(ステップS215)。検索応答を受信した書店端末20は、検索結果を表示する(ステップS216)。注文画面において、店員により注文ボタンが選択されると(ステップS217)、書店端末20は、注文要求を取次サーバ10に送信する(ステップS218)。注文要求を受信した取次サーバ10は、スコアチェックを行う(ステップS219)。スコアチェックの詳細については後述する。ここでは、スコアチェックで注文可能と判定されたとする。
図8は、注文処理(その2)を示すシーケンス図である。スコアチェックで注文可能と判定されると、取次サーバ10は、注文返本マスタにて注文IDを振り出す(ステップS301)。取次サーバ10は、書店在庫と取次在庫を更新する(ステップS302)。具体的に、ステップS302において、取次サーバ10は、注文返本マスタの取扱商品ID(商品ID)と書店IDをキーにして、書店在庫マスタを照会し、書店在庫を注文数返本数分増加させ、商品IDをキーにして商品マスタを照会し、取次在庫を注文数返本数分減少させる。なお、注文された商品が書店にとって初めての商品の場合には、書店在庫マスタが存在しないため、新たに書店在庫マスタを登録したのちにステップS302の処理が行われる。
ステップS302の後に、商品マスタの取次在庫がマイナスになった場合には、出版取次において在庫不足のため、出版社に発注する必要がある。ここでは、商品マスタの取次在庫がマイナスにならなかったものとする。取次サーバ10は、出荷管理マスタに注文ID、配送業者情報、出荷ステータスを登録する(ステップS303)。
書店端末20は、注文画面にて、注文した商品の状況をいつでも確認できる。具体的には、店員により注文画面の注文状況・履歴ボタンが選択されると、書店端末20は、取次サーバ10に履歴要求を送信する(ステップS304)。履歴要求を受信した取次サーバ10は、出荷管理マスタの出荷ステータスを取得し(ステップS305)、取得した出荷ステータスを履歴応答として書店端末20に送信する(ステップS306)。履歴応答を受信した書店端末20は、受信した出荷ステータスを表示する(ステップS307)。
出版取次では、注文された商品が出荷すると、出荷管理マスタの出荷ステータスを出荷済みに更新する(ステップS308)。書店では、商品が届いた場合には、書店端末20において受領したことが店員により入力される(ステップS309)。書店端末20は、受領通知を取次サーバ10に送信する(ステップS310)。この受領通知には、出荷IDが含まれる。受領通知を受信した取次サーバ10は、出荷ステータスを受領済みに更新する(ステップS311)。
図9は、注文処理(その3)を示すシーケンス図である。この注文処理(その3)は、注文処理(その2)において、ステップS302の後に、商品マスタの取次在庫がマイナスになった場合の処理を示す。取次サーバ10は、注文ID、仕入先、仕入フラグを仕入マスタに登録し(ステップS401)、出版サーバ40に発注通知を送信する(ステップS402)。この発注通知には、仕入IDとISBNが含まれる。出版社において商品を出荷すると、出版サーバ40は、出荷通知を取次サーバ10に送信する(ステップS403)。出荷通知を受信した取次サーバ10は、出荷管理マスタに注文ID、配送業者情報、出荷ステータスを登録する(ステップS404)。これ以降は、図8のステップS303以降の処理と同じであるので省略する。
図10は、返本処理を示すシーケンス図である。書店端末20は、返本用画面を表示させるために、取次サーバ10に返本情報要求を送信する(ステップS501)。この返本情報要求には、書店IDが含まれる。返本情報要求を受信した取次サーバ10は、注文返本マスタを照会し(ステップS502)、返本可能な商品のリストを返本情報応答として送信する(ステップS503)。書店端末20は、返本情報応答に基づき返本用画面を表示し(ステップS504)、店員によって返本する商品と数とが入力されると(ステップS505)、書店端末20は、返本要求を取次サーバ10に送信する(ステップS506)。この返本要求には、商品IDと書店IDとが含まれる。返本要求を受信した取次サーバ10は、商品IDと書店IDから書店在庫マスタを照会し、書店在庫及び取次在庫を更新し(ステップS507)、返本要求された商品の注文返本マスタの注文ステータスを返本済に更新し(ステップS508)、処理を終了する。上記ステップS507では、商品マスタの取次在庫を返本数分増加させ、書店在庫マスタの書店在庫を返本数分減少させ、書店在庫マスタの返本数を返本数分増加させる。
図11(A)は、購買処理を示すシーケンス図である。書店端末20は、商品が販売されると、購買通知を取次サーバ10に送信する(ステップS601)。この購買通知には、書店IDと商品IDと購買数と決済日とが含まれる。購買通知を受信した取次サーバ10は、書店IDと商品IDと購買数と決済日とを書店購買マスタに登録する(ステップS602)。取次サーバ10は、書店在庫マスタの書店在庫及び購買数を更新し(ステップS603)、処理を終了する。具体的に、取次サーバ10は、書店在庫マスタの書店在庫を、購買通知に含まれる購買数だけ減少し、書店在庫マスタの購買数を、購買通知に含まれる購買数だけ増加する。
図11(B)は、精算処理を示すシーケンス図である。取次サーバ10は、書店マスタの締日が到来すると、書店ID、精算情報、購買数、卸値を精算マスタに登録する(ステップS701)。取次サーバ10は、精算マスタに基づき、請求書を生成する(ステップS702)。請求書の生成後、書店端末20は、精算要求を取次サーバ10に送信し(ステップS703)、取次サーバ10が請求書を請求応答として送信することで(ステップS704)、書店端末20は請求書を表示する(ステップS705)。この請求書には、例えば種々の支払方法を案内する情報等が含まれるようにしてもよい。
次に、スコアについて説明する。本実施形態におけるスコアは、取次サーバ10が書店端末20からの注文を受け付けるか否かを判定するために用いられる。すなわち、書店が注文できる商品を制限するために用いられる。
スコアの運用例として、書店IDごとに書店スコアを設定し、書店スコアが低い書店から高額商品の注文は受け付けないという運用が挙げられる。また、書店スコアは、書店での商品の販売数に比例して増加したり、書店の在庫が多いほど減少させる。なお、書籍に販売期間が設けられているものについて、販売期間を徒過した在庫の場合には、より大きく減少させてもよい。
他の運用例として、書店スコアによって一定期間(例えば1ヵ月間)に注文できる商品数が制限してもよい。1ヵ月に注文できる商品数は、書店スコアによって算出された許容数から書店在庫数を減算するこで算出される。これにより、むやみに注文されることを防ぐことが可能となり、特に在庫が多い場合は新規に注文できなくなることもあり得る。例えば、書店スコアが100の場合、在庫数の許容数1000冊とする。この場合、現時点で在庫数が900冊の場合は、100冊までしか注文できない。
これらスコアの運用例を踏まえ、本実施形態におけるスコアリング部107が用いる書店スコア、商品スコア、及び注文数スコアについて説明する。書店スコアは、書店IDごとに割り当てられている。商品スコア及び注文数スコアは、商品ごとに定められている。書店が注文したい商品及びその商品数から、商品スコア、及び注文数スコアを用いて、必要スコアが定まる。この必要スコアより書店スコアが上回っている場合に、書店は商品を注文することができる。
商品IDがidの商品スコアをP(id)とし、注文数スコアをQ(id)とし、商品IDがidの商品の注文数をR(id)としたとき、必要スコアNSは、以下の数式で定まる。
NS=Σ(P(id)+Q(id)×R(id))…(式1)
式1におけるΣは、注文する全ての商品の商品IDにおける総和を示す。
書店スコアSSは、購買数及び書店の在庫数に応じて更新される。商品IDがidの商品を販売したときに商品1つあたり加算される加算値をX(id)とする。商品IDがidの商品の販売数をA(id)とする。商品IDがidの商品の在庫1つあたりに減算される減算値をY(id)とする。商品IDがidの商品の在庫数をB(id)とする。なお、減算値Y(id)は、商品の販売期間内か否かでその値が異なる。すなわち、販売期間内の減算値Y(id)と販売期間後の減算値Y(id)の2種類の値があり、販売期間後の値の方が大きい。よって、販売期間の在庫が多いほどより多く減算されることとなる。
更新後の書店スコアSSは、以下の数式で定まる。
更新後の書店スコアSS=更新前の書店スコアSS
+ΣA(id)×X(id)−Σ'B(id)×Y(id)…(式2)
式2におけるΣは、販売した全ての商品の商品IDにおける総和を示す。式2におけるΣ'は、全ての在庫の商品IDにおける総和を示す。
式1に示されるように、必要スコアNSは、商品と注文数に応じて定まる値であり、注文数に比例して必要スコアが増加する。また、式2に示されるように、書店スコアSSは、販売数と在庫数で定まる値であり、販売数に比例して増加し、在庫数に比例して減少する。
具体的な数値を用いて説明する。商品A、B、Cの各スコアを以下の通りとする。
商品A:商品スコア(30)、注文数スコア(1)
商品B:商品スコア(50)、注文数スコア(2)
商品C:商品スコア(80)、注文数スコア(2)
また、書店スコアSSを100とする。
このとき、書店が商品Aを10冊、商品Bを4冊注文すると、取次サーバ10は、必要スコアを計算する。
必要スコアNS=商品Aスコア(30)+商品A注文数スコア(1×10)+商品Bスコア(50)+商品B注文数スコア(2×4)=98
必要スコアNS(98)より書店スコアSS(100)が上回っているため、取次サーバ10は、注文を受け付ける。
この注文によって商品が入荷した後、書店は、商品Aを8冊販売し、商品Bを0冊販売したものとする。そして商品Aは販売期間内であり、商品Bの販売期間が終了した状態で、商品Cを10冊注文したとする。また、商品Aの販売による加算値Xを2とし、商品Bの販売による加算値Xを4とする。商品Aの販売期間内の減算値Yを1とし、商品Bの販売期間後の減算値Yを4とする。
この場合、取次サーバ10は、まず必要スコアNSを計算する。
必要スコアNS=商品Cスコア(80)+商品C注文数スコア(2×10)=100
次に、取次サーバ10は、書店スコアSSを更新する。
更新後の書店スコアSS=更新前の書店スコアSS(100)+商品A加算値X(2)×販売数(8)+商品B加算値X(4)×販売数(0)−商品A減算値Y(1)×在庫数(2)−商品B減算値Y(4)×在庫数(4)=98
必要スコアNS(100)より書店スコアSS(98)が上回っていないため、取次サーバ10は、注文を受け付けない。
このように、スコアを用いることで、取次サーバ10は、書店からの注文を、在庫が過剰になって返本が大量に発生してしまわないように、適切に受け付けることができる。また、書店スコアは、書店の在庫に基づくため、取次サーバ10は、在庫に応じて適切に注文を受け付けることができる。さらに、書店スコアは販売数が大きいほど大きくなり、より多くの商品の注文を受け付けることが可能となることから、書店の販売に対するインセンティブを提供することができる。
以上説明した実施形態に示されるように、本実施形態によれば、原則として書店が商品を自由に注文することができる。また、本実施形態によれば、消費者に販売された商品の代金のみを支払うことから、返本時の精算が不要となるため、従来技術で生じていた返本時の精算処理の煩わしさを解消することができる。
また、従来は、出版社または出版取次が書店に対する配本の部数を定めて配本されることが一般的なため、書店にとっては、書籍の仕入れについての自由度が十分ではなかったが、書店側から任意に注文することができるようになるため、書店側にとって書籍の仕入れの自由度が向上する。換言すれば、本実施形態によれば、書店にとって、配本に起因する仕入れの自由度が低下することを低減することができる。
また、出版社や出版取次側において、書店の在庫状況を把握することができるため、返本される数を想定しやすくなり、返本管理がしやすくなる。
なお、本実施形態において、出版取次の在庫や書店の在庫は、在庫が更新される操作(商品の注文操作や返本操作)が発生したとき直ちに更新されているが、商品が実際に在庫となったタイミングや、商品が実際に返品されたタイミングで更新してもよい。
以上説明した実施形態では、説明をわかりやすくするために、取次サーバ10、出版サーバ40、書店端末20が図1において1台ずつ描かれていたが、一般的に、出版取次、出版社、及び書店は複数存在する。従って、例えば取次サーバは出版取次ごとに設けられることから、取次サーバは複数存在することとなる。この場合、書店の在庫や書店のスコアを示す共通DB108は、いずれの出版取次に対しても共通したデータとすることができるため、共通DB108を、複数の出版取次から参照可能なように構成してもよい。
図12は、一例として、3社の出版取次(A社、B社、C社)から共通DB108を参照する場合の構成例を示す図である。図12には、A社の取次サーバとして取次サーバ200Aが示され、B社の取次サーバとして取次サーバ200Bが示され、C社の取次サーバとして取次サーバ200Cが示されている。図2で示した構成と異なる点は、図2の取次サーバ10に含まれていた共通DB108が複数の取次サーバ200A、200B、200Cから参照可能なように構成されている点である。このようにすることで、出版取次の各社は、共通DB108(商品マスタ、書店マスタ、及び書店在庫マスタ)を共有でき、また参照することができる。
なお、上述した商品管理システム100が備える各構成は、内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した商品管理システム100が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述した商品管理システム100が備える各構成における処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に商品管理システム100が備える各構成で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した機能の一部又は全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。上述した各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
10 取次サーバ
20 書店端末
40 出版サーバ
100 商品管理システム
101 仕入部
102 書店注文受付部
103 出荷管理部
104 購買管理部
105 取次精算部
106 レコメンド部
107 スコアリング部

Claims (4)

  1. 書店及び出版取次における商品管理システムであって、
    前記書店の書店端末から前記出版取次への商品の注文指示を受け付ける受付部と、
    前記書店において商品が販売された場合に、当該販売に関する購買情報を登録する登録部と、
    前記受付部により前記注文指示が受け付られた場合、または前記登録部により前記購買情報が登録された場合に、前記書店における商品の在庫を更新する書店在庫更新部と、
    前記受付部により前記注文指示が受け付けられた場合に、前記出版取次における商品の在庫を更新する取次在庫更新部と、
    前記登録部により登録された前記購買情報に基づき、前記書店が前記出版取次に支払う代金を示す精算情報を生成する精算部と
    を備えた商品管理システム。
  2. 前記受付部が前記注文指示に示される商品の注文を受け付けるか否かを判定する判定部をさらに備え、
    前記判定部は、前記書店ごとに定められた書店スコアと、前記注文指示に示される商品から定まる商品スコアと、前記書店の在庫により定まる在庫スコアとを用いて、注文を受け付けるか否かを判定する請求項1に記載の商品管理システム。
  3. 商品管理方法であって、
    書店の書店端末から出版取次への商品の注文指示を受け付ける受付ステップと、
    前記書店において商品が販売された場合に、当該販売に関する購買情報を登録する登録ステップと、
    前記受付ステップにより前記注文指示が受け付られた場合、または前記登録ステップにより前記購買情報が登録された場合に、前記書店における商品の在庫を更新する書店在庫更新ステップと、
    前記受付ステップにより前記注文指示が受け付けられた場合に、前記出版取次における商品の在庫を更新する取次在庫更新ステップと、
    前記登録ステップにより登録された前記購買情報に基づき、前記書店が前記出版取次に支払う代金を示す精算情報を生成する精算ステップと
    を備えた商品管理方法。
  4. コンピュータに、
    書店の書店端末から出版取次への商品の注文指示を受け付ける受付ステップと、
    前記書店において商品が販売された場合に、当該販売に関する購買情報を登録する登録ステップと、
    前記受付ステップにより前記注文指示が受け付られた場合、または前記登録ステップにより前記購買情報が登録された場合に、前記書店における商品の在庫を更新する書店在庫更新ステップと、
    前記受付ステップにより前記注文指示が受け付けられた場合に、前記出版取次における商品の在庫を更新する取次在庫更新ステップと、
    前記登録ステップにより登録された前記購買情報に基づき、前記書店が前記出版取次に支払う代金を示す精算情報を生成する精算ステップと
    を実行されるためのプログラム。
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