JP2020063990A - 圧力計 - Google Patents
圧力計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020063990A JP2020063990A JP2018196299A JP2018196299A JP2020063990A JP 2020063990 A JP2020063990 A JP 2020063990A JP 2018196299 A JP2018196299 A JP 2018196299A JP 2018196299 A JP2018196299 A JP 2018196299A JP 2020063990 A JP2020063990 A JP 2020063990A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back plate
- case body
- pressure gauge
- case
- bourdon tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
Description
そこで本発明は、従来よりも小型の圧力計を提供することを目的とする。
本実施の形態によれば、従来よりも小型の圧力計とすることができる。
本実施の形態によれば、角形の場合よりも小型化できると共に、外部からの衝撃等に強くすることができる。
本実施の形態によれば、背面プレート係合部が仮想外形線よりも外側に位置する場合と比べて材料の無駄が少なくなり、コスト低減につながる。
本実施の形態によれば、ケース本体と背面プレートとの結合状態、及びバルブケースと圧力計との結合状態がより安定したものとなる。
本実施の形態によれば、従来よりも小型の圧力計を備えた消火器を提供できる。
消火器1は、蓄圧式であり、消火薬剤及び所定圧に蓄圧された気体が収容されている耐圧容器2と、耐圧容器2の開口部を閉塞するバルブケース3と、バルブケース3を耐圧容器2に固定するナット4と、バルブケース3の上部に接続された操作レバー5と、操作レバー5に設けられ消火薬剤の誤放出を防止する安全栓6と、バルブケース3の側部に後端が接続され先端に消火薬剤放出口を有したホース7を備える。また、バルブケース3の前部には、被計測物である耐圧容器2内の圧力を計測表示する圧力計10が装着されている。
圧力計10は、ケース本体20と、ブルドン管30と、指針40と、圧力表示板50と、背面プレート60を備える。
ケース本体20には、ブルドン管30、指針40及び圧力表示板50が収容されている。ケース本体20は、指針40及び圧力表示板50を外部から視認できるように少なくとも一部が透明となっている。ケース本体20の外周には、一方の対角上に一対のケース本体係合部21が設けられており、他方の対角上に一対のケース本体挿通部22が連設されている。ケース本体係合部21は、ケース本体20の前面に形成された窪みである。ケース本体挿通部22は、ケース本体20の外方に突出しており、貫通孔22Aが設けられている。貫通孔22Aには、バルブケース3と圧力計10を共締めする挿入具が正面側から挿通される。挿入具は、例えばネジ又はボルトである。
ブルドン管30はいわゆる渦巻形であり、背面プレート60の背面から突出した圧力導入管部31と、圧力導入管部31に連続した渦巻状の渦巻管部32を有する。圧力導入管部31はバルブケース3に接続される。圧力導入管部31から耐圧容器2内の圧力が導入され、渦巻管部32は耐圧容器2内の圧力に応じて曲率が変化する。
指針40は、渦巻管部32の外周に接続されており、渦巻管部32の曲率の変化に伴い変位する。
圧力表示板50には、消火器1の使用圧力範囲50Aが表示されている。指針40が使用圧力範囲50Aの範囲内を指しているときは、耐圧容器2内の圧力状態は正常であると判断される。
ブルドン管30の中心30aをケース本体20の中心20aからずれた位置に設けることで、ブルドン管30はケース本体20内の一方に寄ることになるため、それにより空いたスペースを削るように一方の長さXが他方の長さYよりも小さいケース本体20とすることで、一方の長さXと他方の長さYが等しい従来の真円形圧力計よりも小型化できる。例えば一方の長さXを高さ方向とすれば、従来よりも高さが低い圧力計10とすることができる。
本実施例において、ケース本体20は楕円形であり、ブルドン管30の中心30aは、ケース本体20の中心20aから所定距離ずれた位置でケース本体20の短軸上にある。楕円形として角を無くすことにより、角形の場合よりも小型化できると共に、外部からの衝撃等に強くすることができる。
ブルドン管30の中心30aは、他方の領域20B側に配置されている。ブルドン管30を他方の領域20B側に寄せることで、他方の領域20Bにおいて指針40とケース本体20が干渉する部分が生じるが、例えば蓄圧式消火器の使用圧力範囲は、7〜9.8[×10-1Mpa]の場合が殆どであり、通常の使用状態において指針40が他方の領域20Bまで動作することはない。また、圧力計10が蓄圧式消火器以外に用いられる場合であっても、指針40の動作範囲が概ね180度以下の圧力計であれば、指針40とケース本体20が干渉する部分が生じることは問題とならない。但し、ブルドン管30の中心30aの位置は、渦巻管部32の膨張がケース本体20との干渉によって妨げられない位置に設定される。
本実施例において、圧力計10は、一方の領域20Aが上側、他方の領域20Bが下側となるように、長手方向(長軸)を水平にして消火器1に取り付けられている。
背面プレート本体61は、金属製で角に丸みがある略方形の平板である。
背面プレート係合部62は、背面プレート60とケース本体20の結合に用いられる。本実施例において背面プレート係合部62は、背面プレート本体61の側端に突設された鉤状の爪であり、先端がケース本体20の正面側に回り込んでケース本体係合部21と係合する。
背面プレート挿通部63は、背面プレート本体61を貫通した貫通孔であり、正面側から挿入具が挿通される。バルブケース3には、挿入具が挿入される取付孔が設けられており、その取付孔にケース本体挿通部22と背面プレート挿通部63を挿通した挿入具を挿入して固定することにより、バルブケース3と圧力計10とを共締めすることができる。
このように、圧力計10は、ケース本体20自体を回転させることなく挿入具を用いてバルブケース3に取り付けることができるため、スペーサー等を用いずとも圧力計10の向きを正しく取り付けることができる。また、従来よりも小型化した圧力計10を用いることにより、圧力計10の取付先であるバルブケース3も小型化することができる。これに対して、ケース本体20自体を回転させながらバルブケース3にねじ込んで取り付けるタイプの圧力計は、ねじ込みの成り行きに任せた場合には、例えば使用圧力範囲50Aの表示が上側ではなく下側に位置してしまうなど、圧力計の向きを正しく取り付けることが困難であるため、スペーサー等を用いてねじ込み量を調節する必要がある。
仮想外形線Zよりも外側に背面プレート係合部62が位置する場合には、背面プレート60を一枚の板材で製作する際に、背面プレート本体61の側端に一体的に突設される背面プレート係合部62の出っ張り分を考慮して、素材となる板材を仮想外形線Zよりも大きくとる必要があるが、仮想外形線Zよりも内側のみに背面プレート係合部62が位置する場合には、その必要が無くなるため、材料の無駄が少なくなりコスト低減につながる。
本実施例では、背面プレート本体61は、外周が直線状である二つの直線領域61Aと、直線領域61Aの最大径よりも最大径が小さい外周が円弧状である二つの円弧領域61Bとにより、直線領域61Aと円弧領域61Bが隣合わせで形成され、背面プレート係合部62は、仮想外形線Zよりも内側に位置するように、円弧領域61Bに設けられている。円弧領域61Bの外周の曲率は、ケース本体20の対応位置における外周の曲率に合わせている。
20 ケース本体
20a 中心
30 ブルドン管
30a 中心
40 指針
60 背面プレート
61 背面プレート本体
62 背面プレート係合部
63 背面プレート挿通部
X 一方の長さ
Y 他方の長さ
Z 仮想外形線
Claims (5)
- ケース本体と、
前記ケース本体内に収容されたブルドン管と、
前記ブルドン管に設けられた指針とを備え、
前記ブルドン管の中心が、前記ケース本体の中心から一方の長さ方向に離れた位置に設けられ、
前記ケース本体は、前記一方の長さが他方の長さよりも小さく形成されていることを特徴とする圧力計 - 前記ケース本体は楕円形であることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の圧力計。
- 前記ケース本体の背面を覆う背面プレートを備え、
前記背面プレートは、
平板状の背面プレート本体と、
前記背面プレート本体から外方へ突出しており、前記ケース本体に係合させる背面プレート係合部と、
前記背面プレート本体に形成された貫通孔であり、被計測物に共締めする挿入具が挿通される背面プレート挿通部とを有し、
前記背面プレート係合部は、前記背面プレート本体と一体的に形成されると共に、前記背面プレート本体を方形としたときの仮想外形線よりも内側のみに位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧力計。 - 前記背面プレート本体には、前記背面プレート係合部が一方の対角上に一対で設けられ、前記背面プレート挿通部が他方の対角上に一対で設けられていることを特徴とする請求項3に記載の圧力計。
- 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の圧力計を備えることを特徴とする消火器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018196299A JP7161909B2 (ja) | 2018-10-18 | 2018-10-18 | 圧力計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018196299A JP7161909B2 (ja) | 2018-10-18 | 2018-10-18 | 圧力計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020063990A true JP2020063990A (ja) | 2020-04-23 |
JP7161909B2 JP7161909B2 (ja) | 2022-10-27 |
Family
ID=70388252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018196299A Active JP7161909B2 (ja) | 2018-10-18 | 2018-10-18 | 圧力計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7161909B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000214017A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-04 | Nagano Keiki Co Ltd | 圧力計 |
JP2004271209A (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-30 | Futaba Keiki Kogyo Kk | スパイラル圧力計等の指針水平回動による計測数値指示タイプの計器 |
JP2007033340A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Nagano Keiki Co Ltd | 測定器及びその製造方法 |
KR20100111654A (ko) * | 2010-09-27 | 2010-10-15 | 박희돈 | 축압식 소화기용 충전 압력 지시계 |
JP2012202903A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Koganei Corp | ケース組立構造およびそれを用いた圧力計 |
-
2018
- 2018-10-18 JP JP2018196299A patent/JP7161909B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000214017A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-04 | Nagano Keiki Co Ltd | 圧力計 |
JP2004271209A (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-30 | Futaba Keiki Kogyo Kk | スパイラル圧力計等の指針水平回動による計測数値指示タイプの計器 |
JP2007033340A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Nagano Keiki Co Ltd | 測定器及びその製造方法 |
KR20100111654A (ko) * | 2010-09-27 | 2010-10-15 | 박희돈 | 축압식 소화기용 충전 압력 지시계 |
JP2012202903A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Koganei Corp | ケース組立構造およびそれを用いた圧力計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7161909B2 (ja) | 2022-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES2623222T3 (es) | Regulador de presión de gas compacto y robusto | |
JP2017062026A (ja) | センサ取付具 | |
US7080695B2 (en) | Fire extinguisher | |
JP2020063990A (ja) | 圧力計 | |
US6216541B1 (en) | Pressure gauge overpressure safety release | |
CN101762297B (zh) | 一种流量计用的传感装置 | |
US6044712A (en) | Bourdon-tube pressure gauge | |
KR200437322Y1 (ko) | 소화기용 충전압력 지시계 | |
EP2567736A2 (en) | Device for supporting a fire extinguisher and permanently controlling its filling or charge level | |
US4154116A (en) | Safety manometer | |
JP2002272868A (ja) | 蓄圧式消火器 | |
US6604428B1 (en) | Bourdon-tube pressure gauge | |
CA2034777C (en) | Gas cylinder gauge | |
CA2431191A1 (en) | Sealed pressure indicator | |
CN201225938Y (zh) | 防爆压力表 | |
WO2018155493A1 (ja) | ノズル装置およびノズルユニット | |
EP4022212B1 (en) | Valve with integrated sensor | |
EP1617188A1 (en) | Valve with integrated level indicator | |
JP3072448U (ja) | 残量表示計付バルブ及び残量表示計用保護カバー | |
KR200352563Y1 (ko) | 소화기의 압력계 고정 장치 | |
CN214790543U (zh) | 一种集成式气液泄露反馈机构 | |
CN209783810U (zh) | 一种消防用荧光压力表 | |
CN212482781U (zh) | 一种压力表 | |
CN213779363U (zh) | 压力表 | |
JP2003334263A (ja) | 蓄圧式消火器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210929 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220726 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220920 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221017 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7161909 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |