JP2020063877A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2020063877A
JP2020063877A JP2018196105A JP2018196105A JP2020063877A JP 2020063877 A JP2020063877 A JP 2020063877A JP 2018196105 A JP2018196105 A JP 2018196105A JP 2018196105 A JP2018196105 A JP 2018196105A JP 2020063877 A JP2020063877 A JP 2020063877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
storage container
ice making
water supply
water storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018196105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7159781B2 (ja
Inventor
大治 澤田
Daiji Sawada
大治 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2018196105A priority Critical patent/JP7159781B2/ja
Publication of JP2020063877A publication Critical patent/JP2020063877A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7159781B2 publication Critical patent/JP7159781B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

【課題】水を汲むための容器に水を吐出するまでに必要な時間を短くできるウォーターディスペンサーを備えた冷蔵庫を提供する。【解決手段】この発明に係る冷蔵庫1は、前面が扉31、32により開閉可能な冷蔵室2と、冷蔵室2の内側に設けられ内部に水を貯溜する貯水容器5と、扉32における冷蔵室2の外側に設けられ貯水容器5内の水を吐出する水吐出部19と、貯水容器5内の水を水吐出部19に送る送水流路を形成する送水配管7と、送水配管7に設けられ送水流路を開閉する止水弁18と、を備える。水吐出部19及び送水流路は貯水容器5の最低水位5bよりも下方に配置される。【選択図】図2

Description

この発明は、冷蔵庫に関するものである。
貯蔵空間を備える本体と、本体に連結され、貯蔵空間を選択的に遮蔽するドアと、ドアが貯蔵空間を遮蔽した状態で貯蔵空間に位置する給水容器と、ドアが貯蔵空間を遮蔽した状態で、給水容器の上側の貯蔵空間の所定の位置に位置されるアイスメーカーと、給水容器の上側のドアの所定の位置に提供され、水または氷を受取るためのディスペンサーと、給水容器からアイスメーカーおよびディスペンサーに延長される給水流路と、給水流路上に提供され、給水容器に貯蔵された水をアイスメーカー又はディスペンサーに強制的に流動させるポンプと、ポンプの出口側の給水流路の所定の位置に提供され、アイスメーカーとディスペンサーへの水供給が選択的に行われるようにするバルブとを含み、ポンプは給水容器より低い位置に位置され、バルブはポンプと同一高さ又はポンプより高い位置に提供される冷蔵庫が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2013−501206号公報
特許文献1に示されるような冷蔵庫は、ポンプを給水容器(貯水容器)よりも低い位置にし、ポンプの出口側の給水流路(送水配管)に設けたバルブをポンプと同一又は高い位置にすることで、バルブが開く瞬間に水が逆流してポンプに流入するようにしている。このため、バルブを開いた時に送水配管に残っていた水が逆流してしまうので、ポンプにより再び水をディスペンサー(水の吐出部)にまで送り出すために余計な時間がかかってしまう。すなわち、貯水容器から吐出部への送水に時間がかかり、水を汲むために吐出部に置いた容器に水を吐出するまでに必要な時間が長い。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、水を汲むための容器に水を吐出するまでに必要な時間を短くできるウォーターディスペンサーを備えた冷蔵庫を得ることにある。
この発明に係る冷蔵庫は、前面が扉により開閉可能な冷蔵室と、前記冷蔵室の内側に設けられ、内部に水を貯溜する貯水容器と、前記扉における前記冷蔵室の外側に設けられ、前記貯水容器内の水を吐出する吐出部と、前記貯水容器内の水を前記吐出部に送る送水流路を形成する送水配管と、前記送水配管に設けられ、前記送水流路を開閉する止水弁と、を備え、前記吐出部及び前記送水流路は、前記貯水容器の最低水位よりも下方に配置される。
または、この発明に係る冷蔵庫は、前面が扉により開閉可能な冷蔵室と、前記冷蔵室の内側に設けられ、内部に水を貯溜する貯水容器と、前記扉における前記冷蔵室の外側に設けられ、前記貯水容器内の水を吐出する吐出部と、前記貯水容器内の水を前記吐出部に送る送水流路を形成する送水配管と、前記貯水容器内の水を前記吐出部に送水するポンプと、前記送水配管に設けられ、前記送水流路を開閉する止水弁と、を備え、前記吐出部は、前記貯水容器の最低水位よりも下方に配置され、前記送水流路の一部は、前記貯水容器の最低水位よりも上方に配置される。
または、この発明に係る冷蔵庫は、前面が扉により開閉可能な冷蔵室と、前記冷蔵室の内側に設けられ、内部に水を貯溜する貯水容器と、前記扉における前記冷蔵室の外側に設けられ、前記貯水容器内の水を吐出する吐出部と、前記貯水容器内の水を前記吐出部に送る送水流路を形成する送水配管と、前記貯水容器内の水を前記吐出部に送水するポンプと、前記送水配管に設けられ、前記送水流路を開閉する止水弁と、を備え、前記吐出部は、前記貯水容器の最低水位よりも上方に配置され、前記止水弁は、前記貯水容器の最高水位よりも上方に設けられる。
この発明に係る冷蔵庫によれば、ウォーターディスペンサーから容器に水を吐出するまでに必要な時間を短くできるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の正面図である。 この発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の冷蔵室の縦断面図である。 この発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の制御系統の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の冷蔵室の縦断面図である。 この発明の実施の形態3に係る冷蔵庫の冷蔵室の縦断面図である。 この発明の実施の形態4に係る冷蔵庫の正面図である。 この発明の実施の形態4に係る冷蔵庫の冷蔵室の縦断面図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
実施の形態1.
図1から図3は、この発明の実施の形態1に係るものである。図1は冷蔵庫の正面図である。図2は冷蔵庫の冷蔵室の縦断面図である。そして、図3は冷蔵庫の制御系統の構成を示すブロック図である。
なお、各図では各構成部材の寸法の関係や形状等が実際のものとは異なる場合がある。また、明細書中における各構成部材同士の位置関係(例えば、上下関係等)は、原則として、冷蔵庫を使用可能な状態に設置したときのものである。
この実施の形態に係る冷蔵庫1は、断熱箱体を有している。断熱箱体は、前面(正面)が開口されて内部に貯蔵空間が形成されている。断熱箱体は、外箱、内箱及び断熱材を有している。外箱は鋼鉄製である。内箱は樹脂製である。内箱は外箱の内側に配置される。断熱材は、例えば発泡ウレタン、真空断熱材等であり、外箱と内箱との間の空間に充填されている。断熱箱体の内部に形成された貯蔵空間は、1つ又は複数の仕切り部材により、食品を収納保存する1以上の貯蔵室に区画されている。
ここで説明する構成例では、図1に示すように、冷蔵庫1は、1以上の貯蔵室として、例えば、冷蔵室2、冷凍室4及び野菜室30を備えている。これらの貯蔵室は、断熱箱体において上下方向に3段構成となって配置されている。
冷蔵室2は、断熱箱体の最上段に配置されている。冷凍室4は、冷蔵室2の下方に配置されている。冷凍室4は、主に貯蔵対象を比較的長期にわたって冷凍保存する際に用いるためのものである。野菜室30は、冷凍室4の下方の最下段に配置されている。野菜室30は、主に野菜や容量の大きな(例えば2L等)の大型ペットボトル等を収納するためのものである。
冷蔵室2の前面に形成された開口部には、当該開口部を開閉する回転式の冷蔵室扉が設けられている。ここでは、冷蔵室扉は両開き式(観音開き式)であり、右扉31及び左扉32により構成されている。
図1に示すように、冷蔵庫1の前面の冷蔵室扉(例えば、左扉32)の外側表面には、操作パネル9が設けられている。操作パネル9は、操作部及び表示部を備えている。操作部は、各貯蔵室の保冷温度及び冷蔵庫1の動作モード(解凍モード等)を設定するための操作スイッチである。表示部は、各貯蔵室の温度等の各種情報を表示する液晶ディスプレイである。また、操作パネル9は、操作部と表示部を兼ねるタッチパネルを備えていてもよい。
また、冷蔵室扉(例えば、左扉32)には、ディスペンサー60が設けられている。ディスペンサー60により、後述する貯水容器5内の水及び後述する製氷室3で作製された氷を容易に取り出すことができる。
冷蔵室2以外の各貯蔵室(冷凍室4及び野菜室30)は、それぞれ引き出し式の扉によって開閉される。これらの引き出し式の扉は、扉に固定して設けられたフレームを各貯蔵室の左右の内壁面に水平に形成されたレールに対してスライドさせることにより、冷蔵庫1の奥行方向(前後方向)に開閉できるようになっている。
また、冷凍室4の内部には、食品等を内部に収納できる冷凍室収納ケースが引き出し自在に格納されている。同様に、野菜室30内には、食品等を内部に収納できる野菜室収納ケースが引き出し自在に格納されている。それぞれの収納ケースは、前述のフレームによって支持されており、扉の開閉に連動して前後方向にスライドするように構成されている。ここで図示する例では、各貯蔵室に設けられる収納ケースの数はそれぞれ1つであるが、冷蔵庫1全体の容量を考慮して、収納性及び整理のしやすさ等が向上する場合には、各貯蔵部に2つ以上の収納ケースを備えてもよい。
なお、冷蔵庫1が備える貯蔵室の種類、数、配置及び形状等は、図示の例に限定されない。
冷蔵室2の内部には、図示しない複数の棚板が設けられている。冷蔵室2の内部は、これらの棚板によって、上下方向に複数の空間(棚)に仕切られている。例えば最上段の棚板の上側左寄りには、製氷室3が設けられている。製氷室3の周囲は、断熱素材で覆われている。製氷室3内は、後述する製氷風路14からの冷気により、製氷が可能な温度にまで冷却される。
冷蔵庫1は、各貯蔵室へ供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路を備えている。冷凍サイクル回路は、後の説明で参照する図3に示す圧縮機51と、いずれも図示しない凝縮器、絞り装置及び冷却器等とによって構成されている。圧縮機51は、冷凍サイクル回路内の冷媒を圧縮し吐出する。凝縮器は、圧縮機51から吐出された冷媒を凝縮させる。絞り装置は、凝縮器から流出した冷媒を膨張させる。冷却器は、絞り装置で膨張した冷媒によって各貯蔵室へ供給する空気を冷却する。圧縮機51は、例えば、冷蔵庫1の背面側の下部に配置される。
冷蔵庫1には、冷凍サイクル回路によって冷却された空気を各貯蔵室へ供給するための図示しない風路が形成されている。この風路は、主に冷蔵庫1内の背面側に配置されている。冷凍サイクル回路の冷却器は、この風路内に設置される。また、風路内には、後の説明で参照する図3に示す送風ファン52も設置されている。送風ファン52は、冷却器で冷却された空気を各貯蔵室へ送るためのものである。
送風ファン52が動作すると、冷却器で冷却された空気(冷気)が風路を通って冷凍室4、製氷室3及び冷蔵室2へと送られ、これらの貯蔵室内を冷却する。野菜室30は、冷蔵室2からの戻り冷気を冷蔵室用帰還風路を介して野菜室30内に導入することで冷却される。野菜室30を冷却した冷気は、野菜室用帰還風路を通って冷却器のある風路内へと戻される(これらの帰還風路は図示していない)。そして、冷却器によって再度冷却されて、冷蔵庫1内を冷気が循環される。なお、製氷室3へは、前述した風路から図2に示す製氷風路14を介して冷気が送られる。
風路からそれぞれの貯蔵室へと通じる中途の箇所には、図示しないダンパが設けられている。各ダンパは、風路の各貯蔵室へと通じる箇所を開閉する。ダンパの開閉状態を変化させることで、各貯蔵室へと供給する冷気の送風量を調節することができる。また、冷気の温度は圧縮機51の運転を制御することで調節することができる。
以上のようにして設けられた圧縮機51及び冷却器からなる冷凍サイクル回路、送風ファン52、風路(製氷風路14を含む)及びダンパは、貯蔵室の内部を冷却する冷却手段を構成している。
冷蔵室2の内側には、貯水容器5が設けられている。貯水容器5は、冷蔵室2内の予め定められた位置に着脱可能に取り付けられる。貯水容器5の内部には水が貯溜される。貯水容器5の例えば背面側には、ポンプ11が設けられている。ポンプ11の吸入側は、貯水容器5に接続されている。ポンプ11の排出側は、切替弁12に接続されている。ポンプ11が動作することで、貯水容器5内の水を強制的に貯水容器5外に送り出すことができる。
貯水容器5内に貯溜可能な水量について、貯水容器5には最高水位5a及び最低水位5bが予め設定されている。最高水位5aは、貯水容器5内に貯溜可能な最大の水量が貯溜されている際の水位である。最低水位5bは、貯水容器5内の水を排出可能な最小の水量が貯溜されている際の水位である。
製氷室3には、第1の給水ノズル13、第1の製氷容器15及び第1の貯氷部16が設けられている。第1の製氷容器15は、例えばポリプロピレン等の合成樹脂材質からなる成型品である。第1の製氷容器15は、撓ませることができる。第1の製氷容器15の上面には、複数の製氷用凹部が形成されている。
第1の製氷容器15の上方には、第1の給水ノズル13が配置されている。第1の給水ノズル13には、第1の製氷用水配管6の一端が接続されている。第1の製氷用水配管6の他端は、切替弁12に接続されている。第1の製氷用水配管6は、主に冷蔵室2内の背面に沿って配置されている。切替弁12には、後述する送水配管7の一端も接続されている。切替弁12は、貯水容器5内の水を送り出す先を、第1の製氷用水配管6及び送水配管7のいずれかに切り替えることができる。
切替弁12により貯水容器5内の水の送出先が第1の製氷用水配管6になっている状態で、ポンプ11が動作すると、貯水容器5内の水が第1の製氷用水配管6を通り、第1の給水ノズル13から第1の製氷容器15内に供給される。第1の製氷容器15の水は、製氷風路14から製氷室3の内部へと吹き出した冷気により冷却されて氷になる。第1の製氷容器15の下方には、第1の貯氷部16が設けられている。
第1の製氷容器15での製氷が完了すると、第1の製氷容器15は捻るように反転される。すると、第1の製氷容器15は捻られて変形する。すると、第1の製氷容器15の製氷用凹部内にできた氷は剥がされて離氷される。第1の製氷容器15から離れた氷は、第1の貯氷部16内に落下して貯められる。
以上のように構成された、製氷室3、第1の給水ノズル13、製氷風路14、第1の製氷容器15及び第1の貯氷部16は、氷を製造するための製氷手段の一例である。そして、第1の製氷用水配管6は、貯水容器5内の水をこの製氷手段に供給するためのものである。
第1の貯氷部16の底面の前部には、図示しない開口が形成されている。第1の貯氷部16の底面の開口は、図示しない蓋により開閉される。冷蔵室扉には、氷搬送路8が形成されている。氷搬送路8は、左扉32及び右扉31のうちのディスペンサー60が設けられた側、すなわち、ここでは左扉32に設けられる。左扉32を閉じた状態で、氷搬送路8の上端が第1の貯氷部16の底面の開口の直下に配置されるようになっている。
ディスペンサー60には、前面が開放された直方体状に凹んだ空間が形成されている。当該空間の上面部には、氷吐出部17が設けられている。氷吐出部17には、氷が通過する開口が形成されている。氷搬送路8の下端は、ディスペンサー60の氷吐出部17に通じている。上面が開口した容器を前述した空間内に入れた状態、すなわち、容器が氷吐出部17の下方にある状態で、第1の貯氷部16の開口の蓋を開くと、第1の貯氷部16内の氷が氷搬送路8を通過して氷吐出部17から容器内に注がれる。
ディスペンサー60の前述した空間の上面部には、氷吐出部17の他に水吐出部19も設けられている。水吐出部19には、貯水容器5内の水を注ぎ出すための開口が形成されている。すなわち、水吐出部19は、冷蔵室扉の左扉32における冷蔵室2の外側に設けられている。
また、ディスペンサー60には、ディスペンサー動作スイッチ10が設けられている。ディスペンサー動作スイッチ10は、ディスペンサー60の前述した空間の背面部に配置されている。ディスペンサー動作スイッチ10を押し込むと、ディスペンサー動作スイッチ10から操作信号が出力される。
前述したように、切替弁12には送水配管7の一端が接続されている。そして、送水配管7の他端は、水吐出部19に接続されている。送水配管7により、貯水容器5内の水を水吐出部19に送る送水流路が形成される。送水配管7は、まず、切替弁12から冷蔵室2内の背面に沿って冷蔵室2内の下面にまで延びている。そして、送水配管7は、冷蔵室2内の下面上を冷蔵室2の前端にまでわたって配置される。今度は、冷蔵室扉における冷蔵室2内側の面を上に向かって送水配管7が延びる。そして、送水配管7は水吐出部19に至る。したがって、送水配管7の一部は、冷蔵室扉の左扉32における冷蔵室2の内側に配置されている。
貯水容器5は、水吐出部19よりも上方に配置されている。そして、送水配管7は、貯水容器5から水吐出部19まで、貯水容器5よりも下側に配置されている。すなわち、この実施の形態においては、水吐出部19及び前述の送水流路は、貯水容器5の最低水位5bよりも下方に配置されている。
送水配管7には止水弁18が設けられている。止水弁18は、前述した送水流路を開閉する弁である。前述したように、送水配管7の一部は、冷蔵室扉の左扉32における冷蔵室2の内側に配置されている。そして、止水弁18は、送水配管7における上記の部分に設けられる。すなわち、止水弁18も、冷蔵室扉の左扉32における冷蔵室2の内側に配置されている。
冷蔵庫1は、制御装置40を備えている。図2に示すように、制御装置40は、例えば、冷蔵庫1の背面側の上部に収容されている。制御装置40には、冷蔵庫1の動作に必要な各種の制御を実施するための制御回路等が備えられている。
次に、図3を参照しながら、冷蔵庫1の制御系統の構成を説明する。制御装置40は、例えばマイクロコンピュータを備えており、プロセッサ41及びメモリ42を備えている。制御装置40は、メモリ42に記憶されたプログラムをプロセッサ41が実行することにより、予め設定された処理を実行し、冷蔵庫1を制御する。
操作パネル9は、操作部9a、表示部9b及びスピーカ9cを備えている。操作部9aは、各貯蔵室の保冷温度及び冷蔵庫1の動作モード(解凍モード等)を設定するための操作スイッチである。表示部9bは、各貯蔵室の温度等の各種情報を表示する液晶ディスプレイである。また、操作パネル9は、操作部9aと表示部9bを兼ねるタッチパネルを備えていてもよい。スピーカ9cは、冷蔵庫1の周囲、特に冷蔵室扉の前に立つ使用者に対して、音声を鳴らすための音声出力装置である。
冷蔵庫1は、図示しないサーミスタ及び扉開閉検知スイッチを備えている。サーミスタは、各貯蔵室内の温度を検出する。サーミスタは、それぞれの貯蔵室に設置される。扉開閉検知スイッチは、貯蔵室の扉の開閉を検知する開閉検知手段である。扉開閉検知スイッチは、例えば、冷蔵室2の冷蔵室扉の開閉を検知する。扉開閉検知スイッチは、例えば、一般的なマグネット方式のスイッチである。すなわち、扉開閉検知スイッチは、例えば、冷蔵室扉に埋め込まれた磁石の近接を、冷蔵庫1本体側に設置された一対のリードスイッチによって検出する。
制御装置40には、サーミスタから各貯蔵室の内部の温度の検知信号及び扉開閉検知スイッチからの検知信号が入力される。また、制御装置40には、操作パネル9の操作部9aからの操作信号も入力される。さらに、制御装置40には、ディスペンサー動作スイッチ10からの操作信号も入力される。
制御装置40は、入力された信号に基づいて、各貯蔵室の内部が設定された温度に維持されるように、圧縮機51及び送風ファン52等の動作を制御する処理を実行する。すなわち、制御装置40は前述した冷却手段等を制御して、冷蔵庫1の動作を制御する。また、制御装置40は、ポンプ11、切替弁12及び止水弁18についても制御する。
通常時においては、制御装置40は、切替弁12を第1の製氷用水配管6側が「閉」で送水配管7側が「開」としておく。製氷を行う際だけ、制御装置40は、切替弁12を第1の製氷用水配管6側が「開」で送水配管7側が「閉」としてから、ポンプ11を動作させ、製氷室3に貯水容器5内の水を供給する。
ユーザーは、操作パネル9の操作部9aを操作することで、ディスペンサー60から氷と水のどちらを出すのかを選択できる。操作パネル9で氷を選択し、ディスペンサー動作スイッチ10が押された場合、制御装置40は前述した第1の貯氷部16の蓋を開く。すると、第1の貯氷部16内の氷は氷搬送路8を通って氷吐出部17からディスペンサー60に置かれた容器に注がれる。
通常時において、止水弁18は閉じている。そして、操作パネル9で水を選択し、ディスペンサー動作スイッチ10が押された場合、制御装置40は止水弁18を開く。前述したように、水吐出部19及び前述の送水流路は、貯水容器5の最低水位5bよりも下方に配置されている。このため、止水弁18が開かれると、ポンプ11を動作させなくとも、貯水容器5内の水は送水配管7を通って水吐出部19からディスペンサー60に置かれた容器に注がれる。
したがって、この実施の形態では、ポンプ11は、冷蔵室2の最上部にある製氷室3に貯水容器5内の水を供給するためにのみ用いられる。製氷室3がなくディスペンサー60から水を提供するだけであれば、ポンプ11を設けなくともよい。
ディスペンサー動作スイッチ10が押されなくなると、制御装置40は止水弁18を閉じる。止水弁18が閉じられると、水吐出部19からの水の注出が停止する。この際、止水弁18から貯水容器5までの前述の送水流路中に水が満たされた状態になる。したがって、以降において止水弁18を開くと、止水弁18の位置から即座に水吐出部19へと水が流れる。このため、水を汲むための容器に水を吐出するまでに必要な時間を短くできる。そして、容器に水が満たされるまでの待ち時間の短縮を図ることが可能である。
また、この実施の形態の構成例によれば、止水弁18の開閉だけでディスペンサー60から水を提供することができ、ポンプ11を動作させる必要がない。したがって、消費電力量の低減を図ることができる。
さらに、止水弁18は冷蔵室扉の左扉32における冷蔵室2の内側に配置されている。このため、前述の送水流路中に残った水を、冷蔵室2内で常に冷却できる。したがって、出始めの水がぬるいということがなく、衛生上の観点からも好ましい。この際、冷蔵室2の内側で、かつ、前述の送水流路における水吐出部19に最も近い位置に止水弁18を配置することで、提供する水は全て冷却でき、かつ、水の提供にかかる時間を最短にできる。
なお、貯水容器5を加圧してもよい。すなわち、例えば貯水容器5を気密にし、貯水容器5内の圧力を増加させてもよい。このようにすることで、貯水容器5内の水を水吐出部19へと押し出し、単位時間に水吐出部19から吐出される水の量を増加させることができる。そして、水を汲むための容器に水を吐出するまでに必要な時間をさらに短くすることが可能である。また、送水配管7の内径を大きくすることでも、単位時間に水吐出部19から吐出される水の量を増加させることができる。
ここで、前述したように、貯水容器5は着脱可能である。このため、貯水容器5を冷蔵室2から取り外して貯水容器5内に水を補充できるので、利便性を向上させることが可能である。この際、制御装置40は、貯水容器5の取り付け時に、貯水容器5から止水弁18までの前述した送水流路内に水を満たすように止水弁18を予備動作させてもよい。すなわち、止水弁18を開いた時点から起算して、貯水容器5から止水弁18に前述した送水流路内に水を満たされるまでに必要な時間は、送水配管7の内径、長さ等が定まれば予め求めることができる。そこで、制御装置40は、貯水容器5の取り付け時に予備動作として、この必要な時間だけ止水弁18を開いた後に止水弁18を閉じる動作を行わせる。このようにすることで、貯水容器5に水を補充した後に、最初のディスペンサー60の動作時から、水を汲むための容器に水を吐出するまでに必要な時間を短くできる。
なお、止水弁18は、前述の送水流路における上下方向の位置が最も上の位置すなわち最高位置よりも水吐出部19側に設けるとよい。このようにすることで、止水弁18を閉じたときに、止水弁18よりも水吐出部19側の水は、下に向かって流れて水吐出部19から吐出される。よって、止水弁18を閉じた後に止水弁18よりも水吐出部19側の送水流路内に水が残ることを抑制できる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2に係るもので、冷蔵庫の冷蔵室の縦断面図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1において、貯水容器と送水流路との上下方向の相対位置関係を変更したものである。以下、この実施の形態2に係る製氷装置について、実施の形態1との相違点を中心に説明する。説明を省略した構成については実施の形態1と基本的に同様である。
すなわち、この実施の形態においては、図4に示すように、送水配管7により形成される送水流路の一部は、貯水容器5の最低水位5bよりも上方に配置されている。一方、水吐出部19は、実施の形態1と同様に、貯水容器5の最低水位5bよりも下方に配置されている。
したがって、この実施の形態2では、前述の送水流路内が貯水容器5から水吐出部19まで全て水で満たされれば、後はサイフォンの原理によりポンプ11を動作させなくとも貯水容器5の水位が最低水位5bになるまで水吐出部19から水が出続ける。そして、止水弁18を閉じることで、水吐出部19からの水の吐出を停止できる。
ただし、貯水容器5から水吐出部19までの送水流路内が水で満たされていない場合、止水弁18を開いただけでは、貯水容器5内の水は水吐出部19まで到達しない。そこで、制御装置40は、ディスペンサー動作スイッチ10が押されて止水弁18を開く際にポンプ11を動作させる。そして、水吐出部19から水が出始めるのに必要な時間が経過したら、制御装置40は、ポンプ11を停止させる。このように、この実施の形態においては、ポンプ11は、貯水容器5内の水を水吐出部19に送水するためにも用いられる。
なお、ディスペンサー動作スイッチ10を押してから水が吐出し始めるまでの時間は1秒以下、ユーザーの容器を水で満たし終わる時間は22秒以下とすることが好ましい。具体的に例えば、送水配管7の内径を4〜5mmとし、ポンプ11の性能を、最大揚程時、約45kPa、最大流量時、約1.4L/minとすることで、上記の時間を達成できる。
以上のように構成された冷蔵庫1においても、実施の形態1と同様に、水吐出部19から水を吐出していない間、止水弁18から貯水容器5までの前述した送水流路中に水が満たされた状態にできる。このため、水を汲むための容器に水を吐出するまでに必要な時間を短くできる。そして、容器に水が満たされるまでの待ち時間の短縮を図ることが可能である。
なお、この実施の形態においては、制御装置40は、貯水容器5の取り付け時に、貯水容器5から止水弁18までの前述した送水流路内に水を満たすように止水弁18及びポンプ11を予備動作させてもよい。すなわち、止水弁18を開いた時点から起算して、貯水容器5から止水弁18に前述した送水流路内に水を満たされるまでに必要な時間は、送水配管7の内径、長さ及びポンプ11の性能等が定まれば予め求めることができる。そこで、制御装置40は、貯水容器5の取り付け時に予備動作として、この必要な時間だけ止水弁18を開いてポンプ11を動作させた後に、ポンプ11を停止させて止水弁18を閉じる動作を行わせる。このようにすることで、貯水容器5に水を補充した後に、最初のディスペンサー60の動作時から、水を汲むための容器に水を吐出するまでに必要な時間を短くできる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3に係るもので、冷蔵庫の冷蔵室の縦断面図である。
ここで説明する実施の形態3は、前述した実施の形態2において、貯水容器と送水流路との上下方向の相対位置関係をさらに変更したものである。以下、この実施の形態2に係る製氷装置について、実施の形態2との相違点を中心に説明する。説明を省略した構成については実施の形態1又は実施の形態2と基本的に同様である。
すなわち、この実施の形態においては、図5に示すように、水吐出部19は、貯水容器5の最低水位5bよりも上方に配置されている。そして、止水弁18は、貯水容器5の最高水位5aよりも上方に配置されている。
制御装置40は、ディスペンサー動作スイッチ10が押されて止水弁18を開いている間、ポンプ11を動作させる。そして、ディスペンサー動作スイッチ10の押下状態が解除されると、制御装置40は、止水弁18を閉じてポンプ11を停止させる。
ここで、仮に止水弁18がないとすると、前述した送水流路内の水位は貯水容器5内の水位と同じ高さにまで下がってしまう。一方、この実施の形態では前述したように止水弁18が最高水位5aよりも上方に配置されているため、ポンプ11の停止時における送水流路内の水位を、貯水容器5内の水位よりも常に高くできる。すなわち、止水弁18から貯水容器5までの前述した送水流路中に、止水弁18がない場合と比較して、より多くの水を残すことができる。
このため、以上のように構成された冷蔵庫1においても、実施の形態1又は実施の形態2と同様に、水を汲むための容器に水を吐出するまでに必要な時間を短くできる。そして、容器に水が満たされるまでの待ち時間の短縮を図ることが可能である。
なお、この実施の形態3においても実施の形態2と同様の予備動作を貯水容器5の取り付け時に行うようにしてもよい。
実施の形態4.
図6及び図7は、この発明の実施の形態4に係るものである。図6は冷蔵庫の正面図である。そして、図7は冷蔵庫の冷蔵室の縦断面図である。
ここで説明する実施の形態4は、前述した実施の形態1から実施の形態3のいずれかにおいて、冷蔵室内の製氷室に加えて冷凍室にも製氷手段を設けるようにしたものである。以下、この実施の形態4に係る製氷装置について、実施の形態1の構成を元にした場合を例に挙げ、実施の形態1との相違点を中心に説明する。説明を省略した構成については実施の形態1から実施の形態3のいずれかと基本的に同様である。
この実施の形態に係る冷蔵庫1は、図6に示すように、冷凍室4内に製氷部20が設けられている。図7に示すように、製氷部20は、第2の給水ノズル22、第2の製氷容器23及び第2の貯氷部24を備えている。第2の製氷容器23は、例えばポリプロピレン等の合成樹脂材質からなる成型品である。第2の製氷容器23は、撓ませることができる。第2の製氷容器23の上面には、複数の製氷用凹部が形成されている。
第2の製氷容器23の上方には、第2の給水ノズル22が配置されている。第2の給水ノズル22には、第2の製氷用水配管21の一端が接続されている。第2の製氷用水配管21の他端は、切替弁12に接続されている。切替弁12は、貯水容器5内の水を送り出す先を、第1の製氷用水配管6、第2の製氷用水配管21及び送水配管7のいずれかに切り替えることができる。
切替弁12により貯水容器5内の水の送出先が第2の製氷用水配管21になっている状態で、ポンプ11が動作すると、貯水容器5内の水が第2の製氷用水配管21を通り、第2の給水ノズル22から第2の製氷容器23内に供給される。第2の製氷容器23の水は、冷凍室4の内の冷気により冷却されて氷になる。第2の製氷容器23の下方には、第2の貯氷部24が設けられている。
第2の製氷容器23での製氷が完了すると、第2の製氷容器23は捻るように反転される。すると、第2の製氷容器は捻られて変形する。すると、第2の製氷容器23の製氷用凹部内にできた氷は剥がされて離氷される。第2の製氷容器23から離れた氷は、第1の貯氷部16内に落下して貯められる。
以上のように構成された、第2の給水ノズル22、第2の製氷容器23及び第2の貯氷部24は、氷を製造するための製氷手段の一例である。製氷室3は、第1の製氷部である。そして、第1の製氷用水配管は、貯水容器5内の水を第1の製氷部に供給する。また、冷凍室4に設けられた製氷部20は、第2の製氷部である。そして、第2の製氷用水配管21は、貯水容器5内の水を第2の製氷部に供給する。
第1の製氷部である製氷室3と、第2の製氷部である製氷部20とでは、大きさの異なる氷を製造できる。具体的には、製氷部20では、立方体状の氷(以下「キューブ氷」ともいう)が製造できる。これに対し、製氷室3では、製氷部20で製造されるキューブ氷よりも小さいサイズの氷(クラッシュ氷に相当する。そこで、以下「クラッシュ氷」ともいう)を製造できる。
製造する氷のサイズに合わせて、第1の製氷容器15の製氷用凹部と第2の製氷容器23の製氷用凹部とは大きさが異なっている。具体的には、第2の製氷容器23の製氷用凹部は、約40×30×20mmの角錐台状である。これに対し、第1の製氷容器15の製氷用凹部は、第2の製氷容器23の製氷用凹部を1/2〜1/3程度に縮小させたものである。
したがって、第1の製氷容器15の大きさを、第2の製氷容器23よりも小さくできる。また、氷搬送路8及び氷吐出部17についても、これらの大きさをクラッシュ氷に合わせて小さくできる。第1の製氷容器15の大きさを小さくすることで製氷時間の短縮化が図ることが可能であり、氷の提供速度を速くできる。また、氷の透明度を向上させることも可能となる。また、氷搬送路8及び氷吐出部17を小さくすることで、吐出時の氷の飛散を抑制できる。さらに、冷蔵室2の一画を占める製氷室3を小さくできるため、製氷室3を設けたことによる冷蔵室2の容量減の程度を小さくできる。
また、大きいキューブ氷を砕くことなくクラッシュ氷を製造できる。このため、強力な刃を持つ砕氷機構を用いる必要がなくなるので安全性を向上できる。さらに、砕氷音も鳴らないため、騒音を低減できる。
以上のように構成された冷蔵庫1においても、実施の形態1から実施の形態3のいずれかと同様の効果を奏することができる。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3 製氷室
4 冷凍室
5 貯水容器
5a 最高水位
5b 最低水位
6 第1の製氷用水配管
7 送水配管
8 氷搬送路
9 操作パネル
9a 操作部
9b 表示部
9c スピーカ
10 ディスペンサー動作スイッチ
11 ポンプ
12 切替弁
13 第1の給水ノズル
14 製氷風路
15 第1の製氷容器
16 第1の貯氷部
17 氷吐出部
18 止水弁
19 水吐出部
20 製氷部
21 第2の製氷用水配管
22 第2の給水ノズル
23 第2の製氷容器
24 第2の貯氷部
30 野菜室
32 左扉
31 右扉
40 制御装置
41 プロセッサ
42 メモリ
51 圧縮機
52 送風ファン
60 ディスペンサー

Claims (9)

  1. 前面が扉により開閉可能な冷蔵室と、
    前記冷蔵室の内側に設けられ、内部に水を貯溜する貯水容器と、
    前記扉における前記冷蔵室の外側に設けられ、前記貯水容器内の水を吐出する吐出部と、
    前記貯水容器内の水を前記吐出部に送る送水流路を形成する送水配管と、
    前記送水配管に設けられ、前記送水流路を開閉する止水弁と、を備え、
    前記吐出部及び前記送水流路は、前記貯水容器の最低水位よりも下方に配置される冷蔵庫。
  2. 前面が扉により開閉可能な冷蔵室と、
    前記冷蔵室の内側に設けられ、内部に水を貯溜する貯水容器と、
    前記扉における前記冷蔵室の外側に設けられ、前記貯水容器内の水を吐出する吐出部と、
    前記貯水容器内の水を前記吐出部に送る送水流路を形成する送水配管と、
    前記貯水容器内の水を前記吐出部に送水するポンプと、
    前記送水配管に設けられ、前記送水流路を開閉する止水弁と、を備え、
    前記吐出部は、前記貯水容器の最低水位よりも下方に配置され、
    前記送水流路の一部は、前記貯水容器の最低水位よりも上方に配置される冷蔵庫。
  3. 前記送水配管の一部は、前記扉における前記冷蔵室の内側に配置され、
    前記止水弁は、前記扉における前記冷蔵室の内側に配置される前記送水配管の部分に設けられる請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前面が扉により開閉可能な冷蔵室と、
    前記冷蔵室の内側に設けられ、内部に水を貯溜する貯水容器と、
    前記扉における前記冷蔵室の外側に設けられ、前記貯水容器内の水を吐出する吐出部と、
    前記貯水容器内の水を前記吐出部に送る送水流路を形成する送水配管と、
    前記貯水容器内の水を前記吐出部に送水するポンプと、
    前記送水配管に設けられ、前記送水流路を開閉する止水弁と、を備え、
    前記吐出部は、前記貯水容器の最低水位よりも上方に配置され、
    前記止水弁は、前記貯水容器の最高水位よりも上方に設けられる冷蔵庫。
  5. 前記止水弁は、前記冷蔵室の内側であって、前記送水流路において前記吐出部に最も近い位置に設けられる請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記ポンプの動作を制御する制御手段をさらに備え、
    前記貯水容器は、前記冷蔵室の内側に着脱可能に設けられ、
    前記制御手段は、前記貯水容器の取り付け時に、前記貯水容器から前記止水弁までの前記送水流路内に水を満たすように前記止水弁及び前記ポンプを予備動作させる請求項2又は請求項4に記載の冷蔵庫。
  7. 氷を製造するための製氷手段と、
    前記貯水容器内の水を前記製氷手段に供給する製氷用水配管と、をさらに備えた請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記冷蔵室よりも下方に設けられた冷凍室をさらに備え、
    前記製氷手段は、
    前記冷蔵室の内側における上部に設けられた第1の製氷部と、
    前記冷凍室の内側に設けられた第2の製氷部と、を備え、
    前記製氷用水配管は、
    前記貯水容器内の水を前記第1の製氷部に供給する第1の製氷用水配管と、
    前記貯水容器内の水を前記第2の製氷部に供給する第2の製氷用水配管と、を備えた請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記第1の製氷部は、前記第2の製氷部で製造される氷よりも小さい氷を製造可能である請求項8に記載の冷蔵庫。
JP2018196105A 2018-10-17 2018-10-17 冷蔵庫 Active JP7159781B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018196105A JP7159781B2 (ja) 2018-10-17 2018-10-17 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018196105A JP7159781B2 (ja) 2018-10-17 2018-10-17 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020063877A true JP2020063877A (ja) 2020-04-23
JP7159781B2 JP7159781B2 (ja) 2022-10-25

Family

ID=70387111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018196105A Active JP7159781B2 (ja) 2018-10-17 2018-10-17 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7159781B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341815B2 (ja) * 1972-09-01 1978-11-07
JP2002130883A (ja) * 2000-10-20 2002-05-09 Matsushita Refrig Co Ltd 自動製氷装置及び自動製氷装置を備えた冷蔵庫
JP2010065962A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2010096410A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Sharp Corp 冷蔵庫
JP2011012833A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Sharp Corp 冷蔵庫
JP2013501206A (ja) * 2009-08-11 2013-01-10 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 冷蔵庫

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5341815B2 (ja) 2010-04-23 2013-11-13 京セラ株式会社 携帯電話機、省電力制御プログラムおよび省電力制御方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341815B2 (ja) * 1972-09-01 1978-11-07
JP2002130883A (ja) * 2000-10-20 2002-05-09 Matsushita Refrig Co Ltd 自動製氷装置及び自動製氷装置を備えた冷蔵庫
JP2010065962A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2010096410A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Sharp Corp 冷蔵庫
JP2011012833A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Sharp Corp 冷蔵庫
JP2013501206A (ja) * 2009-08-11 2013-01-10 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP7159781B2 (ja) 2022-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9791198B2 (en) Refrigerator
KR102465860B1 (ko) 냉장고
KR101631089B1 (ko) 제빙장치 및 이를 구비하는 냉장고
EP3401620B1 (en) Refrigerator
US20110146331A1 (en) Refrigerator
KR102189239B1 (ko) 냉장고
KR20090124902A (ko) 냉장고
US8677775B2 (en) Refrigerator having an in the door ice maker and ice container arrangement
KR100719024B1 (ko) 냉장고 및 그 제어방법
WO2020233541A1 (zh) 具有储冰盒的制冷电器
JP4443489B2 (ja) 製氷皿及びこの製氷皿を備えた冷蔵庫
KR20100027955A (ko) 냉장고
JP7159781B2 (ja) 冷蔵庫
JP6749484B2 (ja) アイスディスペンサー及び冷蔵庫
JP2018059693A (ja) 冷蔵庫
KR20120103260A (ko) 냉장고 및 그 제어방법
KR20090128898A (ko) 냉장고
JP2015034647A (ja) 冷蔵庫
JP6992394B2 (ja) 製氷装置、アイスディスペンサー及び冷蔵庫
JP6911351B2 (ja) 冷蔵庫
KR101871713B1 (ko) 제빙 트레이 및 이를 포함하는 냉장고
KR101079469B1 (ko) 냉장고
JP2005114198A (ja) 製氷皿及び自動製氷機付き冷蔵庫
KR20170010305A (ko) 냉장고
WO2019171534A1 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220913

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7159781

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150