JP2020061697A - 通信装置、通信制御方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020061697A
JP2020061697A JP2018193193A JP2018193193A JP2020061697A JP 2020061697 A JP2020061697 A JP 2020061697A JP 2018193193 A JP2018193193 A JP 2018193193A JP 2018193193 A JP2018193193 A JP 2018193193A JP 2020061697 A JP2020061697 A JP 2020061697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
router
early warning
mobile router
earthquake early
issued
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018193193A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6933375B2 (ja
Inventor
達彦 松本
Tatsuhiko Matsumoto
達彦 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2018193193A priority Critical patent/JP6933375B2/ja
Publication of JP2020061697A publication Critical patent/JP2020061697A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6933375B2 publication Critical patent/JP6933375B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】ホームルータを介して外部ネットワークに接続している端末装置が、災害発生時にも外部ネットワークに接続することができる通信システムを提供する。【解決手段】通信システムは、モバイルルータと、ホームルータと、緊急地震速報の発令時にはモバイルルータに緊急地震速報が発令された旨を通知する緊急地震速報管理サーバと、を含み、モバイルルータは、緊急地震速報管理サーバから緊急地震速報が発令された旨の通知を受けた際に、SSIDを固定値とし、かつ、暗号化キーを無効化するように設定変更を行い、ホームルータは、有線通信回線を介して外部ネットワークに接続する親機モードと、モバイルルータに接続しモバイルルータを経由して外部ネットワークに接続する中継機モードと、を有し、有線通信回線が断線したことを検出した場合に、親機モードから中継機モードへと移行する。【選択図】図1

Description

本発明は、通信装置、通信制御方法及びプログラムに関する。
近年、無線通信技術は、通信速度や使い勝手の向上により、家庭内、会社内、学校内など、さまざまな場所で広く利用されている。無線通信装置としては、いわゆるアクセスポイントとして利用されるホームルータを始め、外出先でも外部ネットワークとしてのインターネット網へアクセスできる携帯可能なモバイルルータなど、種々の機能を備えたものも提案されている。
このような無線通信において、災害発生時にも端末装置から外部ネットワークへの接続を可能にする技術が開発されている。特許文献1には、災害発生時に、端末装置(利用者端末)において、災害アプリケーションを起動し、災害用SSIDに基づいて災害モードのアクセスポイントと通信を行うようにすることが開示されている。また、特許文献1には、災害モードのアクセスポイントと通信する際に通信データの暗号化・複合化は行わないようにすることが開示されている。
特開2017−055342号公報
端末装置のアクセスポイントであるホームルータは、光回線事業者の収容局と光回線などの有線通信回線により接続されている。しかしながら、災害発生時に光回線が断線した場合に端末装置からホームルータを介して外部ネットワークとしてのインターネット網に接続している利用者が、インターネット網に接続できなくなる場合があった。
本開示の目的は、以上の背景に鑑みなされたものであり、ホームルータを介して外部ネットワークに接続している端末装置が、災害発生時にも外部ネットワークに接続することができる通信システムを提供することにある。
一態様による通信システムは、無線通信回線を介して外部ネットワークに接続する携帯型ルータであるモバイルルータと、有線通信回線を介して前記外部ネットワークに接続する据え置き型ルータであるホームルータと、緊急地震速報が発令されたか否かを監視し、緊急地震速報の発令時には前記モバイルルータに緊急地震速報が発令された旨を通知する緊急地震速報管理サーバと、を含み、前記モバイルルータは、前記緊急地震速報管理サーバから緊急地震速報が発令された旨の通知を受けた際に、SSIDを固定値とし、かつ、暗号化キーを無効化するように設定変更を行い、前記ホームルータは、前記有線通信回線を介して前記外部ネットワークに接続する親機モードと、前記モバイルルータに接続し前記モバイルルータを経由して前記外部ネットワークに接続する中継機モードと、を有し、前記有線通信回線が断線したことを検出した場合に、前記親機モードから前記中継機モードへと移行する。
一態様による通信制御方法は、緊急地震速報管理サーバにおいて、緊急地震速報の発令時に、無線通信回線を介して外部ネットワークに接続する携帯型ルータであるモバイルルータに対して緊急地震速報が発令された旨を通知するステップと、前記モバイルルータにおいて、緊急地震速報が発令されたか否かを監視し、前記緊急地震速報管理サーバから緊急地震速報が発令された旨の通知を受けた際に、SSIDを固定値とし、かつ、暗号化キーを無効化するように設定変更を行うステップと、有線通信回線を介して前記外部ネットワークに接続する据え置き型ルータであるホームルータにおいて、前記有線通信回線が断線したことを検出した場合に、前記有線通信回線を介して前記外部ネットワークに接続する親機モードから、前記モバイルルータに接続し前記モバイルルータを経由して前記外部ネットワークに接続する中継機モードへと移行するステップと、を有する。
一態様によるプログラムは、緊急地震速報管理サーバのコンピュータにおいて、緊急地震速報の発令時に、無線通信回線を介して外部ネットワークに接続する携帯型ルータであるモバイルルータに対して緊急地震速報が発令された旨を通知する処理を実行させ、前記モバイルルータのコンピュータにおいて、緊急地震速報が発令されたか否かを監視し、前記緊急地震速報管理サーバから緊急地震速報が発令された旨の通知を受けた際に、前記モバイルルータのSSIDを固定値とし、かつ、前記モバイルルータの暗号化キーを無効化するように設定変更を行う処理を実行させ、有線通信回線を介して前記外部ネットワークに接続する据え置き型ルータであるホームルータのコンピュータにおいて、前記有線通信回線が断線したことを検出した場合に、前記有線通信回線を介して前記外部ネットワークに接続する親機モードから、前記モバイルルータに接続し前記モバイルルータを経由して前記外部ネットワークに接続する中継機モードへと移行する処理を実行させる。
上述の態様によれば、ホームルータを介してインターネット網に接続している端末装置が、災害発生時にも外部ネットワークに接続することができる。
実施の形態1にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる通信システムに含まれるモバイルルータの構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる通信システムに含まれるホームルータの構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成と通常時における通信経路を示す模式図である。 実施の形態2にかかる通信システムの緊急時における通信経路を示す模式図である。 実施の形態2にかかる通信システムの緊急時における通信経路を示す模式図である。 実施の形態2にかかる通信システムのモバイルルータと緊急地震速報管理サーバとのやり取りを示すシーケンスチャートである。 実施の形態2にかかる通信システムのホームルータの緊急時における動作の流れについて示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる通信システムのモバイルルータにおける、光回線の復旧時の動作の流れを示すフローチャートである。 光回線の復旧時における実施の形態2にかかる通信システムのホームルータの動作の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の記載及び図面は、説明の明確化のため、適宜、省略及び簡略化がなされている。また、以下の各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、通信システム10は、モバイルルータ1と、ホームルータ2と、緊急地震速報管理サーバ3と、を含む。
モバイルルータ1は、無線通信回線L1を介して外部ネットワーク5に接続する携帯型ルータである。ホームルータ2は、有線通信回線L2を介して外部ネットワーク5に接続する据え置き型ルータである。緊急地震速報管理サーバ3は、緊急地震速報が発令されたか否かを監視し、緊急地震速報の発令時にはモバイルルータ1に緊急地震速報が発令された旨を通知する。
モバイルルータ1は、緊急地震速報管理サーバ3から緊急地震速報が発令された旨の通知を受けた際に、SSIDを固定値とし、かつ、暗号化キーを無効化するように設定変更を行う。ホームルータ2は、有線通信回線L2を介して外部ネットワーク5に接続する親機モードと、モバイルルータ1に接続しモバイルルータ1を経由して外部ネットワーク5に接続する中継機モードと、を有し、有線通信回線L2が断線したことを検出した場合に、親機モードから中継機モードへと移行する。
このようにすることで、ホームルータを介してインターネット網に接続している端末装置4が、災害発生時にも外部ネットワークに接続することができる。
[実施の形態2]
まず、実施の形態2にかかる通信システムに含まれるモバイルルータ100の構成について説明する。モバイルルータ100は、無線通信回線を介してインターネット網などの外部ネットワークに接続する携帯型のルータである。図2は、実施の形態2にかかる通信システムに含まれるモバイルルータ100の構成を示すブロック図である。図2に示すように、モバイルルータ100は、主制御部101と、電源管理部102と、電池103と、WiMAX2+網送受信回路部104と、WiMAX2+網インターフェース部105と、2GHzの無線LAN送受信回路部106と、2GHzの無線LANインターフェース部107と、緊急地震速報サーバ監視部108と、SSID/暗号化キー切替判定部109と、を備えている。
主制御部101は、モバイルルータ100の制御を司る。電源管理部102は、モバイルルータ100の電源を制御する。電池103は、モバイルルータ100における電源である。WiMAX2+網送受信回路部104は、WiMAX2+における送信・受信の制御を司る。WiMAX2+網インターフェース部105は、WiMAX2+におけるアンテナ、マッチング回路を含む。2GHzの無線LAN送受信回路部106は、無線LAN通信における送信・受信の制御を司る。2GHzの無線LANインターフェース部107は、2GHz無線LAN通信におけるアンテナ、マッチング回路を含む。緊急地震速報サーバ監視部108は、緊急地震速報管理サーバ300からの通知を監視する。SSID/暗号化キー切替判定部109は、緊急地震速報サーバ監視部108からの情報に基づき、SSID(Service Set Identifier)や暗号化キーの切替を判定する。
次に、実施の形態2にかかる通信システムに含まれる、ホームルータ200の構成について説明する。ホームルータ200は、光回線などの有線通信回線を介してインターネット網などの外部ネットワークに接続する、据え置き型のルータである。図3は、実施の形態2にかかる通信システムに含まれるホームルータ200の構成を示すブロック図である。図3に示すように、ホームルータ200は、主制御部201と、2GHzの無線LAN送受信回路部202と、2GHzの無線LANインターフェース部203と、5GHzの無線LAN送受信回路部204と、5GHzの無線LANインターフェース部205と、有線LAN送受信回路部206と、光回線インターフェース部207と、親機/中継機切替判定部208と、パケット受信監視部209と、を備えている。
主制御部201はホームルータ200の制御を司る。2GHzの無線LAN送受信回路部202は、2GHz無線LANおける送信・受信の制御を司る。2GHzの無線LANインターフェース部203は、2GHz無線LANにおけるアンテナ、マッチング回路を含む。5GHzの無線LAN送受信回路部204は、5GHz無線LANおける送信・受信の制御を司る。5GHzの無線LANインターフェース部205は、5GHz無線LANにおけるアンテナ、マッチング回路を含む。有線LAN送受信回路部206は、有線LANの送受信の制御を司る。光回線インターフェース部207は、光回線へ接続するためのものである。親機/中継機切替判定部208は、動作モードで親機モード、中継機モード切り替えの制御を司る。パケット受信監視部209は、光回線側のパケット量を監視する。
次に、通常時と緊急時のそれぞれの場合について、実施の形態2にかかる通信システム500の構成を説明する。
図4は、実施の形態2にかかる通信システム500の構成と通常時における通信経路を示す模式図である。図4に示すように、通信システム500は、モバイルルータ100と、ホームルータ200と、緊急地震速報管理サーバ300と、を備えている。
モバイルルータ100は、基地局401及び緊急地震速報管理サーバ300を介して外部ネットワークとしてのインターネット網402と接続されている。緊急地震速報管理サーバ300は、緊急地震速報が発令されたか否かを監視し、緊急地震速報の発令時には、モバイルルータ100に発令フレームを送信する。モバイルルータ100と基地局401は、WiMAX2+の無線回線で接続されている。モバイルルータ100は、PCやスマートフォンなどの端末装置である第1子機404と5GHz無線LANで接続されている。
ホームルータ200は、インターネット網402と光回線事業者の収容局403を介して接続されている。ホームルータ200と光回線事業者の収容局403は有線通信回線である光回線で接続されている。ホームルータ200は、PCやスマートフォンなどの端末装置である第2子機405と2GHz無線LANで接続されている。
つまり、第1子機404は、モバイルルータ100、基地局401、緊急地震速報管理サーバ300と経由する通信経路Aによりインターネット網402と接続される。また、第2子機405は、ホームルータ200、光回線事業者の収容局403と経由する通信経路Bによりインターネット網402と接続される。ホームルータ200は、第2子機405のインターネット網402への接続において、アクセスポイントとしての役割を担う。
図5及び図6は、実施の形態2にかかる通信システム500の緊急時における通信経路を示す模式図である。図5及び図6に示すように、地震などの災害が発生した緊急時には、図4を参照して説明した通常時と異なり、ホームルータ200と光回線事業者の収容局403とを接続する光回線が断線する場合がある。このような場合には、図5に示すように、第2子機405は、ホームルータ200、モバイルルータ100、基地局401、緊急地震速報管理サーバ300と経由する通信経路Cによりインターネット網402と接続される。ホームルータ200とモバイルルータ100とは、2GHz無線LANで接続される。つまり、ホームルータ200は、第2子機405のインターネット網402への接続において、中継機としての役割を担う。このように、緊急時には、ホームルータ200は、アクセスポイントとしての役割から中継機としての役割に切り替わる。
図5では、緊急時に光回線事業者の収容局403の光回線が断線したときに、第2子機405が接続しているホームルータ200からモバイルルータ100に中継することで第2子機405とインターネット網402との接続を確保するようにした。これに対し、第2子機405の近距離にモバイルルータ100が存在する場合には、図6に示すように、第2子機405から直接、モバイルルータ100へ接続して、第2子機405とインターネット網402との接続を確保するようにしてもよい。
次に、実施の形態2にかかる通信システム500における、モバイルルータ100と緊急地震速報管理サーバ300とのやり取りについて説明する。なお、以下の説明では図2、図4及び図5についても適宜参照する。
図7は、モバイルルータ100と緊急地震速報管理サーバ300とのやり取りを示すシーケンスチャートである。図7に示すように、まず、モバイルルータ100の電源をオンにする(ステップS101)。次に、モバイルルータ100の起動完了後、WiMAX2+でモバイルルータ100と緊急地震速報管理サーバ300との接続が確立される(ステップS102)。
続いて、モバイルルータ100と第1子機404との間で、2GHz無線LAN接続が確立される(ステップS103)。これにより、第1子機404からのインターネット通信が開始される(ステップS104)。ステップS104の後、緊急地震速報管理サーバ300が緊急地震速報の発令を受信したとする(ステップS105)。ステップS105に続いて、緊急地震速報管理サーバ300は、モバイルルータ100に対し、緊急地震速報が発令された旨を通知するための発令フレームを送信する(ステップS106)。
続いて、緊急地震速報管理サーバ300は、モバイルルータ100に対し、元々使用していたSSIDから、緊急地震時に指定する固定SSID(ABC)への切替を要求するSSID切替要求フレーム送信する(ステップS107)。続いて、モバイルルータ100における緊急地震速報サーバ監視部108において、SSID切替要求フレームが受信されると、SSID/暗号化キー切替判定部109は、今まで使用していたSSIDを、固定SSID(ABC)に切替する(ステップS108)。
続いて、モバイルルータ100は、緊急地震速報管理サーバ300に対し、要求通り、固定SSID(ABC)に切替した旨を通知するためのSSID切替完了フレームを送信する(ステップS109)。続いて、緊急地震速報管理サーバ300は、あらゆる子機がアクセスできるように、モバイルルータ100に対し、暗号化キーを無効に切替するよう要求する暗号化キー切替要求フレームを送信する(ステップS110)。
続いて、モバイルルータ100の緊急地震速報サーバ監視部108において、暗号化キー切替要求フレームが受信されると、SSID/暗号化キー切替判定部109は、今まで使用していた暗号化キーを無効に切替する(ステップS111)。続いて、モバイルルータ100は、緊急地震速報管理サーバ300に対し、要求通り、暗号化キーを無効に切替した旨を通知するための暗号化キー切替完了フレームを送信する(ステップS112)。続いて、モバイルルータ100は、ホームルータ200と2GHz無線LAN接続を確立する(ステップS113)。
次に、実施の形態2にかかる通信システム500における、緊急時のホームルータ200の動作の流れについて説明する。なお、以下の説明では、図2、図4及び図5についても適宜参照する。
図8は、緊急時のホームルータ200の動作の流れについて示すフローチャートである。図8に示すように、まず、ホームルータ200を通常の親機モードで電源オンにする(ステップS201)。続いて、ホームルータ200の起動完了後、光回線事業者の収容局403の光回線への接続を確立する(ステップS202)。続いて、ホームルータ200と第2子機405との間で、5GHz無線LAN接続が確立する(ステップS203)。これにより、第2子機405からのインターネット通信が開始される(ステップS204)。
ステップS204の後、光回線事業者の収容局403の光回線が断線した否かを判断する(ステップS205)。ステップS205において、光回線事業者の収容局403の光回線が断線していない場合、引き続き、第2子機405からのインターネット通信を継続する(ステップS206)。ステップS205において光回線事業者の収容局403の光回線が断線した場合、ホームルータ200のパケット受信監視部209が、光回線側から、元々設定していた一定時間、パケットを受信していないことを検出する(ステップS207)。
ステップS207に続いて、ホームルータ200の親機/中継機切替判定部208が、親機モードから中継機モードへ切替えを行う(ステップS208)。続いて、ホームルータ200は、周囲のルータをサーチし、モバイルルータ100の固定値のSSID(ABC)を検出する(ステップS209)。続いて、モバイルルータ100との2GHz無線LAN接続を確立する(ステップS210)。続いて、第2子機405とホームルータ200との間における5GHz無線LAN接続を確立する(ステップS211)。続いて、第2子機405からのインターネット通信が開始される(ステップS212)。
以上より、本実施形態にかかる通信システム500は、地震などの災害発生時に、ホームルータ200が、アクセスポイントから中継機に切り替わるので、端末装置である第2子機では設定変更を気にすることなく通信することができる。
次に、通信システム500において、断線していた光回線事業者の収容局403の光回線における復旧工事が完了した時の処理について説明する。緊急地震速報が解除されて、かつ、断線していた光回線の復旧工事が完了した場合、モバイルルータ100は、固定値のSSID(ABC)を通常時のSSIDに切り替え、暗号化キーも通常時の暗号化キーに切り替えを行う。また、ホームルータ200は、通常の中継機モードから、親機モードに切り替えを行う。これにより、第2子機405は、緊急地震速報発令による光回線断線する前の通信経路にてインターネット網402に接続される。
図9は、モバイルルータ100における光回線の復旧時の動作の流れを示すフローチャートである。図9に示すように、まず、緊急地震速報が解除されたか否か確認する(ステップS301)。ステップS301で緊急地震速報が解除されたことを確認した場合、光回線工事が完了したか否かを確認する(ステップS302)。ステップS302において、光回線工事が完了した場合、緊急地震速報管理サーバ300はモバイルルータ100に対し、SSID/暗号化キーを通常時の値への切替を要求する(ステップS303)。切替要求を受けたモバイルルータはSSID/暗号化キーを通常時の値へ切り替える(ステップS304)。続いて、第1子機404との間における2GHz無線LAN接続を確立する(ステップS305)。
図10は、光回線の復旧時のホームルータ200の動作の流れを示すフローチャートである。図10に示すように、まず、光回線からパケットを受信したか否かを確認する(ステップS401)。ステップS401において、光回線からパケットを受信した場合、モバイルルータ100から切断されたか否かを確認する(ステップS402)。ステップS402において、モバイルルータ100から切断されたことを確認した場合、中継機モードから親機モードに変更する(ステップS403)。続いて、第2子機405との間における5GHz無線LAN接続を確立する(ステップS404)。
以上より、モバイルルータ100、ホームルータ200において、それぞれ、図9、図10で説明した動作を行うことにより、第1子機404、第2子機405は、それぞれ、緊急地震速報発令前の通信経路にてインターネット網402に接続される。
なお、以上、実施の形態を参照して本開示について説明したが、本開示は上記の実施の形態に限定されるものではない。本開示の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
上述の実施の形態では、本開示をハードウェアの構成として説明したが、本開示は、これに限定されるものではない。本開示は、各処理を、CPU(Central Processing Unit)に制御プログラムを実行させることにより実現することも可能である。
具体的には、制御プログラムは、緊急地震速報管理サーバのコンピュータにおいて、緊急地震速報の発令時に、モバイルルータに対して緊急地震速報が発令された旨を通知する処理を実行させる。
また、制御プログラムは、モバイルルータにコンピュータにおいて、緊急地震速報が発令されたか否かを監視する。そして、制御プログラムは、モバイルルータのコンピュータにおいて、緊急地震速報が発令された旨の通知を受けた際に、モバイルルータのSSIDを固定値とし、かつ、モバイルルータの暗号化キーを無効化するように設定変更を行う処理を実行させる。
また、制御プログラムは、ホームルータのコンピュータにおいて、有線通信回線が断線したことを検出する処理を実行させる。ホームルータは、有線通信回線を介して外部ネットワークに接続する親機モードと、モバイルルータに接続しモバイルルータを経由して外部ネットワークに接続する中継機モードと、を有する。そして、制御プログラムは、ホームルータのコンピュータにおいて、有線通信回線が断線したことを検出した場合に、親機モードから中継機モードへと移行する処理を実行させる。
さらに、制御プログラムは、ホームルータのコンピュータにおいて、有線通信回線からパケットを受信し、かつ、モバイルルータから切断されたことを確認した場合に、中継機モードから親機モードへ移行する処理を実行させるようにしてもよい。
上述の通信システムを実現するための制御プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1、100 モバイルルータ
2、200 ホームルータ
3、300 緊急地震速報管理サーバ
4 端末装置
5 外部ネットワーク
10、500 通信システム
101 主制御部
102 電源管理部
103 電池
104 WiMAX2+網送受信回路部
105 WiMAX2+網インターフェース部
106 2GHzの無線LAN送受信回路部
107 2GHzの無線LANインターフェース部
108 緊急地震速報サーバ監視部
109 暗号化キー切替判定部
201 主制御部
202 2GHzの無線LAN送受信回路部
203 2GHzの無線LANインターフェース部
204 5GHzの無線LAN送受信回路部
205 5GHzの無線LANインターフェース部
206 有線LAN送受信回路部
207 光回線インターフェース部
208 親機/中継機切替判定部
209 パケット受信監視部
401 基地局
402 インターネット網
403 光回線事業者の収容局
404 第1子機
405 第2子機

Claims (6)

  1. 無線通信回線を介して外部ネットワークに接続する携帯型ルータであるモバイルルータと、
    有線通信回線を介して前記外部ネットワークに接続する据え置き型ルータであるホームルータと、
    緊急地震速報が発令されたか否かを監視し、緊急地震速報の発令時には前記モバイルルータに緊急地震速報が発令された旨を通知する緊急地震速報管理サーバと、を含み、
    前記モバイルルータは、前記緊急地震速報管理サーバから緊急地震速報が発令された旨の通知を受けた際に、SSIDを固定値とし、かつ、暗号化キーを無効化するように設定変更を行い、
    前記ホームルータは、前記有線通信回線を介して前記外部ネットワークに接続する親機モードと、前記モバイルルータに接続し前記モバイルルータを経由して前記外部ネットワークに接続する中継機モードと、を有し、前記有線通信回線が断線したことを検出した場合に、前記親機モードから前記中継機モードへと移行する、通信システム。
  2. 前記ホームルータは、前記有線通信回線からパケットを受信し、かつ、前記モバイルルータから切断されたことを確認した場合に、前記中継機モードから前記親機モードへ移行する、請求項1に記載の通信システム。
  3. 緊急地震速報管理サーバにおいて、緊急地震速報の発令時に、無線通信回線を介して外部ネットワークに接続する携帯型ルータであるモバイルルータに対して緊急地震速報が発令された旨を通知するステップと、
    前記モバイルルータにおいて、緊急地震速報が発令されたか否かを監視し、前記緊急地震速報管理サーバから緊急地震速報が発令された旨の通知を受けた際に、SSIDを固定値とし、かつ、暗号化キーを無効化するように設定変更を行うステップと、
    有線通信回線を介して前記外部ネットワークに接続する据え置き型ルータであるホームルータにおいて、前記有線通信回線が断線したことを検出した場合に、前記有線通信回線を介して前記外部ネットワークに接続する親機モードから、前記モバイルルータに接続し前記モバイルルータを経由して前記外部ネットワークに接続する中継機モードへと移行するステップと、を有する通信制御方法。
  4. 前記ホームルータにおいて、前記有線通信回線からパケットを受信し、かつ、前記モバイルルータから切断されたことを確認した場合に、前記中継機モードから前記親機モードへ移行するステップをさらに有する、請求項3に記載の通信制御方法。
  5. 緊急地震速報管理サーバのコンピュータにおいて、緊急地震速報の発令時に、無線通信回線を介して外部ネットワークに接続する携帯型ルータであるモバイルルータに対して緊急地震速報が発令された旨を通知する処理を実行させ、
    前記モバイルルータのコンピュータにおいて、緊急地震速報が発令されたか否かを監視し、前記緊急地震速報管理サーバから緊急地震速報が発令された旨の通知を受けた際に、前記モバイルルータのSSIDを固定値とし、かつ、前記モバイルルータの暗号化キーを無効化するように設定変更を行う処理を実行させ、
    有線通信回線を介して前記外部ネットワークに接続する据え置き型ルータであるホームルータのコンピュータにおいて、前記有線通信回線が断線したことを検出した場合に、前記有線通信回線を介して前記外部ネットワークに接続する親機モードから、前記モバイルルータに接続し前記モバイルルータを経由して前記外部ネットワークに接続する中継機モードへと移行する処理を実行させる、プログラム。
  6. 前記ホームルータのコンピュータにおいて、前記有線通信回線からパケットを受信し、かつ、前記モバイルルータから切断されたことを確認した場合に、前記中継機モードから前記親機モードへ移行する処理を実行させる、請求項5に記載のプログラム。
JP2018193193A 2018-10-12 2018-10-12 通信システム、通信制御方法及びプログラム Active JP6933375B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018193193A JP6933375B2 (ja) 2018-10-12 2018-10-12 通信システム、通信制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018193193A JP6933375B2 (ja) 2018-10-12 2018-10-12 通信システム、通信制御方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020061697A true JP2020061697A (ja) 2020-04-16
JP6933375B2 JP6933375B2 (ja) 2021-09-08

Family

ID=70220392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018193193A Active JP6933375B2 (ja) 2018-10-12 2018-10-12 通信システム、通信制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6933375B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340271A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Nippon Dengyo Kosaku Co Ltd アクセスポイント、および情報機器の制御方法
JP2017034485A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 アイコム株式会社 無線lanアクセスポイント及び無線lanアクセスポイントの制御方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340271A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Nippon Dengyo Kosaku Co Ltd アクセスポイント、および情報機器の制御方法
JP2017034485A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 アイコム株式会社 無線lanアクセスポイント及び無線lanアクセスポイントの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6933375B2 (ja) 2021-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4847246B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、及び当該制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム
US10356587B2 (en) Wearable device as service enabler
CA2841927C (en) Transferring a voice call
WO2012160826A1 (ja) 無線伝送システム、無線伝送方法、無線通信装置
JP2014175989A (ja) 無線アクセスポイント装置、無線アクセスポイント装置の制御方法、無線通信システム、及びプログラム
CN105392185A (zh) 一种智能设备的联网方法、装置及系统
JP2018512808A (ja) アクセスポイント間の自動切り替え方法、及び無線ルーティング装置
CN104684056A (zh) 用户设备配对方法、装置及服务器
JP6246353B2 (ja) 通信装置及び通信制御方法
JP2020061697A (ja) 通信装置、通信制御方法及びプログラム
CN109117111B (zh) 传输链路切换控制方法及相关产品
JP6301766B2 (ja) 通信制御装置および通信制御システム
JP2012186522A (ja) 無線通信装置
JP6721190B2 (ja) 通信システム
JP2020099025A (ja) 無線親機、無線中継機、無線通信システム、無線通信方法、及びプログラム
JP2020088715A (ja) 通信システム及び無線通信装置
JP2017118313A (ja) プログラム、通信装置、通信方法
JP6049080B2 (ja) 無線通信装置、通信制御方法及びプログラム
JP5003540B2 (ja) 通信制御方法および通信システム
CN115022957B (zh) 耳机设备的状态同步方法、装置、耳机设备及存储介质
WO2017169957A1 (ja) 通信システム、子機及び親機
JP6835415B2 (ja) 無線通信装置、電力消費抑制方法及び電力消費抑制プログラム
JP2019125902A (ja) 無線通信システム及び方法
JP3022515B1 (ja) 無線通信システム及び無線通信方法
JP2018074236A (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210720

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210812

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6933375

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150