JP2020060982A - 情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】融資や出資等をより容易に行えるようにすること。【解決手段】情報処理装置が、第1ユーザの資金調達の目的、及び前記第1ユーザの情報の少なくとも一つに基づいて、複数のテーマを決定する処理と、決定した前記複数のテーマのそれぞれに対して前記第1ユーザを対応付ける処理と、第2ユーザにより指定された、前記複数のテーマに含まれる第1テーマに対する第1金額の資金提供の情報を受信する処理と、前記第1金額を、前記第1テーマに対応付けられている前記第1ユーザを含む複数のユーザに分配する処理と、を実行する。【選択図】図4

Description

本開示は、情報処理方法、情報処理装置、及びプログラムに関する。
近年、インターネット上で不特定多数の人から資金調達するクラウドファンディングという仕組みが知られている。このクラウドファンディングでは、例えば、出資者は、ある商品の開発を行うプロジェクトに出資すると、当該プロジェクトにより開発された商品を購入することができる。また、お金を借りたい一のユーザと、お金を貸したい他のユーザとを結びつける融資仲介サービス(ソーシャルレンディング)も知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2010−231664号公報
しかしながら、従来技術では、融資や出資等を行いたいユーザが、融資先等を選ぶことが困難な場合があるという問題がある。本開示は、融資や出資等をより容易に行えるようにする技術を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、情報処理装置が、第1ユーザの資金調達の目的、及び前記第1ユーザの情報の少なくとも一つに基づいて、複数のテーマを決定する処理と、決定した前記複数のテーマのそれぞれに対して前記第1ユーザを対応付ける処理と、第2ユーザにより指定された、前記複数のテーマに含まれる第1テーマに対する第1金額の資金提供の情報を受信する処理と、前記第1金額を、前記第1テーマに対応付けられている前記第1ユーザを含む複数のユーザに分配する処理と、を実行する。
本開示の一実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。 実施形態に係るサーバ、及び端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係るサーバ、及び端末の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す図である。 実施形態に係る通信システムの処理のシーケンスの一例を示す図である。 実施形態に係るユーザ情報の一例について説明する図である。 実施形態に係る資金調達情報の一例について説明する図である。 実施形態に係るテーマ情報の一例について説明する図である。 実施形態に係る資金提供情報の一例について説明する図である。 実施形態に係る資金を調達するユーザの端末の表示画面の一例を示す図である。 実施形態に係る資金を提供するユーザの端末の表示画面の一例を示す図である。 実施形態に係る資金を提供するユーザの端末の表示画面の一例を示す図である。 実施形態に係る資金提供処理の一例を示すフローチャートである。
<法令遵守>
本明細書に記載の開示は、実施される場合、本開示を実施する各国の法令を遵守のうえで実施される。また、本明細書に記載の開示は、各国の法令を遵守するために必要な、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正をもって実施される。
本開示に係るコード決済を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の一実施形態に係る通信システム1の構成を示す図である。図1に開示されるように、通信システム1では、ネットワーク130を介してサーバ110A、サーバ110Bと、端末120A、端末120B、端末120Cとが接続される。
本開示において、サーバ110Aと、サーバ110Bとをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110Aとサーバ110Bとは、それぞれサーバ110と表現されてもよい。
本開示において、端末120Aと、端末120Bと、端末120Cとをそれぞれ区別する必要がない場合は、端末120Aと端末120Bと端末120Cとは、それぞれ端末120(「情報処理端末」の一例。)と表現されてもよい。
本開示において、サーバ110と、端末120とをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110と端末120とは、それぞれ情報処理装置200と表現されてもよい。なお、ネットワーク130に接続される情報処理装置200の数は図1の例に限定されない。
サーバ110は、ネットワーク130を介してユーザが利用する端末120に、所定のサービスを提供する。所定のサービスは、限定でなく例として、金融サービス、電子商取引サービス、決済サービス、インスタントメッセンジャーを代表とするSNS(Social Networking Service)、楽曲・動画・書籍などのコンテンツ提供サービス等を含む。ユーザが端末120を介して所定のサービスを利用することで、サーバ110は1以上の端末120に所定のサービスを提供することができる。
必要に応じて、任意のユーザXが利用する端末を端末120Xと表現する。以下の例では、端末120Aは、資金を調達するユーザA(資金調達者)の端末であり、端末120Bは、資金を融資等により提供するユーザB(資金提供者)の端末であるとする。
また、ユーザXまたは端末120Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Xと表現する。なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報、ユーザに対応付けられた電子バリュー(電子マネー)の残高情報、ユーザに対応付けられたクレジットカード情報(クレジットカード番号など)を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよい。
ネットワーク130は、2以上の情報処理装置200を接続する役割を担う。ネットワーク130は、端末120がサーバ110に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
ネットワーク130のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク130は、限定でなく例として、アドホック・ネットワーク(Ad Hoc Network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(Virtual Private Network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network:LAN)、ワイヤレスLAN(Wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(Wide Area Network:WAN)、ワイヤレスWAN(Wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(Metropolitan Area Network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDNs(Integrated Service Digital Networks)、無線LANs、LTE(Long Term Evolution)、CDMA(Code Division Multiple Access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク130は、1つまたは複数のネットワーク130を含むことができる。
情報処理装置200は、本開示に記載される機能、および/または、方法を実現できる情報処理装置であればどのような情報処理装置であってもよい。
情報処理装置200は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、サーバ装置、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダなど)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA(Personal Digital Assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(限定でなく例として、メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。
<ハードウェア(HW)構成>
図2を用いて、通信システム1に含まれる情報処理装置200のHW構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
情報処理装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力インタフェース(入出力I/F)204と、通信インタフェース(通信I/F)205とを含む。情報処理装置200のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。
情報処理装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により、本開示に記載される機能、および/または、方法を実現する。
プロセッサ201は、ストレージ203に記憶されるプログラムに含まれるコードまたは命令によって実現する機能、および/または、方法を実行する。プロセッサ201は、限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphic s Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示される各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
メモリ202は、ストレージ203からロードしたプログラムを一時的に記憶し、プロセッサ201に対して作業領域を提供する。メモリ202には、プロセッサ201がプログラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ202は、限定でなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを含む。
ストレージ203は、プログラムを記憶する。ストレージ203は、限定でなく例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなどを含む。
通信I/F205は、ネットワーク130を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F205は、ネットワーク130を介して、他の情報処理装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F205は、各種データをプロセッサ201からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、通信I/F205は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ201に伝達する。
入出力I/F204は、情報処理装置200に対する各種操作を入力する入力装置、および、情報処理装置200で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入出力I/F204は、入力装置と出力装置が一体化していてもよいし、入力装置と出力装置とに分離していてもよい。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報をプロセッサ201に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。入力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。
出力装置は、プロセッサ201で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。当該処理結果を映像、および/または、動画像として出力する場合、出力装置は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、当該表示データを表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイ、OELD(Organic Electroluminescence Display)など)、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置、スピーカ(音声出力)、プリンターなどを含む。なお、これらの出力装置は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。
本開示の各実施形態のプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。プログラムは、限定でなく例として、ソフトウェアプログラムやコンピュータプログラムを含む。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。
また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、情報処理装置200に提供されてもよい。
また、本開示の各実施形態は、プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、JavaScript(登録商標)、Pythonなどのスクリプト言語、C言語、Go言語、Swift,Koltin、Java(登録商標)など
を用いて実装される。
情報処理装置200おける処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
情報処理装置200における処理の少なくとも一部を、他の情報処理装置により行う構成としてもよい。この場合、プロセッサ201により実現される各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、他の情報処理装置で行う構成としてもよい。
<その他>
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよい。
本開示では、明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「または」は排他的ではなく包含的な意味である。したがって、本開示では、明記されていない限り、または文脈によって示されない限り、「AまたはB」は「A、B、またはその両方」を意味する。さらに、「AおよびBの少なくとも一方」は、「A、B、またはその両方」を意味する。さらに、明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「a」、「an」、または「the」は「1つまたは複数」を意味するものとする。したがって、本明細書では、別段に明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「an A」または「the A」は「1つまたは複数のA」を意味する。
本開示は、本開示の実施形態、および/または、実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正を包含する。同様に、適切な場合、添付の特許請求の範囲は、本開示の実施形態、および/または、実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正を包含する。さらに、本開示は、当業者が成し得る、本開示における実施形態、および/または、実施例の1つまたは複数の特徴と、本開示における他の実施形態、および/または、実施例の1つまたは複数の特徴との任意の組合せを包含する。
加えて、特定の機能を実施するように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能である、動作可能である、または動作できる装置またはシステムあるいは装置またはシステムの構成要素に対する添付の特許請求の範囲での参照は、その装置、システム、または構成要素がそのように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能にされる、動作可能にされる、または動作できる限り、その装置、システム、構成要素またはその特定の機能がアクティベートされ、オンにされ、またはロック解除されているか否かに関わらず、その装置、システム、構成要素を包含する。
本開示は、明示されない限り、いずれの実施形態または実施例を実施するに際して、事前に、または、実施の直前にユーザからの同意を取得してもよい。また、取得する同意は、包括的なものでもよく、都度取得するものでもよい。
<実施形態>
実施形態は、サーバ110が、資金の調達を希望する各ユーザからの資金調達要求を、資金の使用目的、及び当該各ユーザの属性等(以下で「使用目的等」と称する。)の少なくとも一つを示す語句(単語、及び文を含む)であるテーマに対応付け、融資または出資等を希望する各ユーザが、テーマに対応付けられた使用目的等に対して融資または出資等(以下で「融資等」と称する。)を行えるようにする実施形態である。
実施形態により、ユーザが融資等をより容易に行えるようにすることができる。また、例えば、一のテーマに対する融資等は、当該一のテーマに対応付けられた複数のユーザに対する債権に基づいて支払われるため、資金提供者のユーザは、貸し倒れ等のリスクを分散することができる。また、サーバ110の事業者が資金調達者のユーザに融資等を行い、サーバ110の事業者が資金提供者等のユーザから融資等を受ける形態であるため、個人間の融資等に関して法律面の制約がある国等においても、当該制約を受けないようにすることができる場合がある。なお、テーマごとに匿名組合を発足させ、出資を希望するユーザは当該匿名組合に加入した後に出資するようにしてもよい。また、融資等を容易に行えるため、個人間で融資等を行う場合と比較して通信する回数を減らすことができるため、結果的に端末120Aやサーバ110の負荷、及び端末120Aとサーバ110間のネットワークの負荷を軽減できるという効果が得られる。
<実施形態の機能構成>
図3を用いてサーバ110、および/または、端末120の機能構成を説明する。図3は、実施形態に係るサーバ110、及び端末120の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す図である。図3に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。
(1)サーバの機能構成
サーバ110は、受付部311と、送受信部312と、制御部313と、記憶部314とを有する。
記憶部314は、端末120のユーザの情報を含むユーザ情報3141、資金調達者のユーザからの資金調達の要求の情報を含む資金調達情報3142、融資等の対象となる各テーマの情報を含むテーマ情報3143、及び資金提供者のユーザからの資金提供の要求の情報を含む資金提供情報3144等を記憶する。
受付部311は、サーバ110の事業者からの各種の設定操作等を受け付ける。
送受信部312は、制御部313の指示に従い、端末120等とのデータの送受信を行う。なお、送受信部312は、例えば、端末120からのログイン要求に含まれるユーザID、及びパスワードにより端末120のユーザが認証された際、端末120とのHTTPS等を用いた通信用のセッションを接続する。そして、接続した通信用のセッションのIDに対応付けて、端末120の通信用のアドレス、及びユーザID等を記憶しておく。そして、接続した通信用のセッションを用いて、端末120にデータを送信する。
制御部313は、金融サービス、決済サービス、及び電子商取引サービス等のサービスを、端末120のユーザに提供する処理を行う。制御部313は、例えば、ユーザAの資金調達の目的、及びユーザ情報3141に記憶されているユーザAの情報に基づいて、複数のテーマを決定し、決定した複数のテーマのそれぞれに対してユーザAを対応付けてテーマ情報3143に記憶させる。また、制御部313は、例えば、ユーザBにより指定された一のテーマに対する所定金額の資金提供の情報を受信すると、当該所定金額の資金を、当該一のテーマに対応付けられているユーザAを含む複数のユーザに分配する。
(2)端末の機能構成
端末120は、受付部321と、送受信部322と、制御部323と、記憶部324とを有する。
受付部321は、端末120のユーザからの各種の操作等を受け付ける。
送受信部322は、制御部323の指示に従い、サーバ110等とのデータの送受信を行う。なお、送受信部322は、例えば、サーバ110にログインした際、サーバ110とのHTTPS等を用いた通信用のセッションを接続する。そして、接続した通信用のセッションのIDに対応付けて、サーバ110の通信用のアドレス等を記憶しておく。そして、接続した通信用のセッションを用いて、サーバ110にデータを送信する。
制御部323は、サーバ110により提供される金融サービス、決済サービス、及び電子商取引サービス等のサービスを利用する処理を行う。
記憶部324は、サーバ110により提供されるサービスを利用するための各種の情報を記憶する。
<実施形態の処理>
図4から図6Cを参照し、実施形態に係る通信システム1の処理について説明する。図4は、実施形態に係る通信システム1の処理のシーケンスの一例を示す図である。図5Aは、実施形態に係るユーザ情報3141の一例について説明する図である。図5Bは、実施形態に係る資金調達情報3142の一例について説明する図である。図5Cは、実施形態に係るテーマ情報3143の一例について説明する図である。図5Dは、実施形態に係る資金提供情報3144の一例について説明する図である。図6Aは、実施形態に係る資金を調達するユーザAの端末120Aの表示画面の一例を示す図である。図6B、及び図6Cは、実施形態に係る資金を提供するユーザBの端末120Bの表示画面の一例を示す図である。
なお、端末120A、及び端末120Bは、サーバ110との通信を行う際、ユーザA、及びユーザBのアカウントをそれぞれ用いてサーバ110の認証を受けているものとする。
ステップS1において、端末120Aは、融資等を受けたい資金の額である希望金額、資金の使用目的、返済期限等の入力をユーザAから受け付ける。ここで、端末120Aは、例えば、希望金額として30万円、返済期限として融資等から1年後、資金の使用目的として、「Fintechのスタートアップを見学しにシリコンバレーに行くための旅費」等の文章の入力を受け付ける。
続いて、端末120Aは、資金調達要求をサーバ110に送信する(ステップS2)。なお、この資金調達要求には、ステップS1の処理でユーザAにより入力された各種の情報、及びユーザAのユーザID等が含まれてもよい。
続いて、サーバ110は、ユーザ情報3141を参照し、ユーザAに対する資金調達の条件を決定する(ステップS3)。ここで、サーバ110は、ユーザAの行動履歴、及び個人情報等を用いて当該ユーザの信用度を算出し、算出した信用度に応じて当該ユーザに対する資金調達の条件を決定してもよい。資金調達の条件は、資金を調達するユーザがサーバ110を運用する事業者に対する債務等の条件である。サーバ110は、資金調達の条件として、例えば、金利、手数料、資金調達の目的に対する達成報告(結果報告)、サーバ110が提供する各種サービスの利用等の条件を決定してもよい。
図5Aの例では、ユーザ情報3141には、ユーザIDに対応付けて、ユーザ名、プロフィール、行動履歴、及び個人情報が記憶されている。ユーザIDは、ユーザIDに係るユーザの識別情報である。ユーザ名は、当該ユーザの名称である。プロフィールは、例えば、当該ユーザに入力された、当該ユーザの自己紹介文等でもよい。プロフィールは、例えば、サーバ110により提供される電子商取引サービス、及びSNS等において、一のユーザが他のユーザに対して公開する当該一のユーザの情報でもよい。
行動履歴は、当該ユーザの行動履歴である。行動履歴には、例えば、当該ユーザがサーバ110により提供される金融サービスを用いて資金調達、及び貸し付けの返済等を行った履歴や、当該ユーザが他のユーザとの間で行った金銭授受の履歴等が含まれてもよい。また、行動履歴には、例えば、当該ユーザがサーバ110により提供される電子商取引サービスを用いて商品等を売買した履歴等が含まれてもよい。個人情報は、当該ユーザの個人情報である。個人情報には、当該ユーザの勤務先または通学先、当該ユーザの居住地域、当該ユーザが保有する金融資産額、及び年収等が含まれてもよい。
続いて、サーバ110は、受信した資金調達要求に対する複数のテーマ等を決定する(ステップS4)。ここで、サーバ110は、例えば、ステップS1でユーザAに入力された資金の使用目的の文章、及びユーザ情報3141に記憶されているユーザAのプロフィールの文章、及び個人情報等に基づいて、受信した資金調達要求に対する複数のテーマ等を抽出してもよい。この場合、サーバ110は、例えば、使用目的、及びプロフィール等の文章を形態素解析して複数の名詞を抽出する。例えば、ステップS1でユーザAに入力された資金の使用目的の文章が「Fintechのスタートアップを見学しにシリコンバレーに行くための旅費」であれば、当該文章を形態素解析して、「Fintech」、「スタートアップ」、「見学」、「シリコンバレー」、「旅費」等の名詞等の各単語を抽出する。サーバ110は、抽出した各単語のうち、サーバ110に予め登録されている単語(キーワード)を、テーマとしてもよい。
また、サーバ110は、抽出した各単語のうち、サーバ110に予め登録されている単語を複数繋げた文(文章)をテーマとしてもよい。この場合、サーバ110は、「シリコンバレー」及び「旅費」を繋げた「シリコンバレーへの旅費」をテーマとしてもよい。さらに、サーバ110は、類語辞典(シソーラス)データを参照し、抽出した各単語を、上位概念の単語、類義語、または同義語に変換してもよい。これにより、資金調達者のユーザにより入力された用語のバラつき、及び過度な詳細化を低減できるため、より多数の資金調達要求を、同一のテーマに対応付けることができる。この場合、例えば、サーバ110は、「シリコンバレー」を「米国」と変換する。そして、サーバ110は、「米国」及び「旅費」の語句を繋げた「米国への旅費」をテーマとしてもよい。
また、サーバ110は、例えば、個人情報、使用目的、及びプロフィール等の文章をAI(Artificial Intelligence)を用いて自然言語理解し、他のユーザの興味を引くような文章を生成し、生成した文章をテーマとしてもよい。例えば、ステップS1でユーザAに入力された資金の使用目的の文章が上述の例と同様であり、プロフィールに「20代の主婦です。小さな子供がいますので、ご質問などにすぐに対応できない時もあります。自作の動画を投稿し、広告収入を得ています。」との文章が含まれているとする。この場合、サーバ110は、「育児中の主婦の動画投稿者、シリコンバレーに行く。」という文章のテーマを抽出してもよい。これにより、資金提供者のユーザに対し、テーマに基づいた融資等により興味を抱かせることができる。
そして、サーバ110は、資金調達要求に対応付けて、資金調達要求に含まれる希望金額、資金の使用目的、及び返済期限と、ステップS3の処理で決定した資金調達の条件と、ステップS4の処理で決定した複数のテーマ等を資金調達情報3142に記憶する。図5Bの例では、資金調達情報3142には、資金調達要求IDに対応付けて、資金調達者のユーザID、希望金額、資金の使用目的、テーマ、資金調達の条件、及び返済期限等が記憶されている。また、資金調達要求IDと資金提供者のユーザIDに対応付けて、提供金額が記憶されている。
続いて、サーバ110は、決定した資金調達の条件等を端末120Aに送信する(ステップS5)。続いて、端末120Aは、受信した資金調達の条件等を画面に表示させる(ステップS6)。ここで、端末120Aは、例えば、図6Aの表示画面601を表示する。端末120Aは、図6Aの例では、サーバ110により決定された資金調達の条件、及びテーマと、ステップS1でユーザAが入力した使用目的、及び希望金額等が領域602に表示されている。
続いて、端末120Aは、資金調達の条件等を承認する操作をユーザAから受け付ける(ステップS7)。ここで、端末120Aは、例えば、図6Aの「OK」ボタン603の押下操作を受け付ける。続いて、端末120Aは、承認の通知をサーバ110に送信する(ステップS8)。
続いて、サーバ110は、各テーマにより調達した資金を各ユーザの資金調達要求に分配する割合を決定する(ステップS9)。ここで、サーバ110は、例えば、テーマ毎の過去の回収率(返済率)や収益率に基づいて、各テーマにより調達した資金を各ユーザの資金調達要求に分配する割合を決定してもよい。そして、サーバ110は、当該各テーマに対応付けて、集めた資金を各ユーザの資金調達要求に分配する割合をテーマ情報3143に記憶する。
続いて、サーバ110は、ステップS4の処理によりユーザAの資金調達要求に関連付けられた各テーマに対する特典等を更新する(ステップS10)。ここで、サーバ110は、まず、テーマ情報3143において、ステップS4の処理で決定した複数のテーマのそれぞれに対して、ユーザAを対応付けて記憶させる。そして、サーバ110は、ユーザAに対する債権である、資金調達情報3142の資金調達の条件に基づいて、テーマ情報3143に記憶されている当該各テーマに対する特典を更新する。特典には、例えば、金利、配当、及び上述したユーザAによる達成報告を閲覧する権利等が含まれてもよい。これにより、資金提供者のユーザに、資金調達者のユーザによる達成報告を閲覧できる、資金調達者のユーザに対する利子に応じた利息を受ける等の特典を与えることができる。
図5Cの例では、テーマ情報3143には、各テーマに対応付けて、特典、資金調達要求ID、分配の割合、調達の上限額等が記憶されている。資金調達要求IDは、サーバ110が、資金提供者のユーザからテーマに対して受けた融資等に基づいて、融資等を行う資金調達者のユーザの資金調達要求のIDである。分配の割合は、サーバ110が資金提供者のユーザからテーマに対して受けた融資等の額に対する、各資金調達者のユーザに対して融資等を行う額の割合である。調達の上限額は、各テーマから各資金調達者のユーザが調達可能な額の上限である。図5A、及び図5Cの例では、ユーザAは「Fintech」のテーマから10万円までの融資等を受けられ、ユーザCは「Fintech」のテーマから5万円までの融資等を受けられることが示されている。
続いて、端末120Bは、融資等を行うテーマの一覧を表示させる操作をユーザBから受け付ける(ステップS11)。続いて、端末120Bは、テーマの一覧の取得要求をサーバ110に送信する(ステップS12)。
続いて、サーバ110は、ユーザBに対して融資等をレコメンド(お勧め)するテーマを決定する(ステップS13)。ここで、サーバ110は、例えば、ユーザ情報3141に記憶されているユーザBのプロフィールの文章、行動履歴、及び個人情報等に基づいて、ユーザBに対してレコメンドするテーマを決定してもよい。
この場合、サーバ110は、例えば、以下の処理を行うようにしてもよい。まず、サーバ110は、各ユーザのプロフィールの文章、行動履歴、及び個人情報等に基づいて、ユーザ各の属性を判定する。ここで、サーバ110は、例えば、行動履歴において、ユーザBが子供服等の子供用品を複数回購入している場合、ユーザBは購入した各子供用品に応じた年代の子供を有すると推定する。また、行動履歴において、ユーザBが子供服等の子供用品を複数回販売している場合、ユーザBは販売した各子供用品に応じた年代の一つ上の年代の子供を有すると推定する。この場合、例えば、120cmの子供服を販売した場合、120cmのサイズが小さくなった5歳から6歳の子供を有すると推定してもよい。
そして、サーバ110は、ユーザBの属性に関連するテーマを、レコメンドするテーマとして決定する。この場合、サーバ110は、例えば、ユーザBが子供を有する場合、育児に関連するテーマをレコメンドする。また、ユーザBが△△県出身の場合、△△県に関連するテーマをレコメンドする。また、ユーザBが○○大学出身の場合、○○大学に関連するテーマをレコメンドする。
続いて、サーバ110は、ユーザBにレコメンドするテーマの一覧の情報を端末120Bに送信する(ステップS14)。続いて、端末120Bは、受信したテーマの一覧の情報を画面に表示させる(ステップS15)。ここで、端末120Bは、例えば、図6Bの表示画面611を表示する。端末120Bは、図6Bの例では、「育児中の主婦の動画投稿者、シリコンバレーに行く。」というテーマ612Aとその特典612B、「△△県の女子大生が○○大学に留学」というテーマ613Aとその特典613Bを、ユーザBに対するお勧めのテーマとして表示している。なお、端末120Bは、テーマ毎の過去の回収率や収益率も表示させてもよい。
続いて、端末120Bは、融資等を行うテーマの選択操作をユーザBから受け付ける(ステップS16)。ここで、図6Bのテーマ612Aのリンクが押下されると、端末120Bは、例えば、図6Cの表示画面621を表示する。端末120Bは、図6Cの例では、テーマの説明、及び特典の説明の文章を領域622に表示している。また、端末120Bは、入力欄623、及び入力欄624により、融資等の額、及び期間の入力をユーザBから受け付ける。そして、「OK」ボタン625の押下操作を受け付ける。
続いて、端末120Bは、資金提供要求をサーバ110に送信する(ステップS17)。ここで、資金提供要求には、ステップS16の処理でユーザBにより指定されたテーマ、融資等の額、及び期間の情報と、ユーザBのユーザID等が含まれてもよい。続いて、サーバ110は、受信した資金提供要求に基づいた資金提供処理を行う(ステップS18)。ここで、サーバ110は、受信した資金提供要求を資金提供情報3144に記憶する。図5Dの例では、資金提供情報3144には、資金提供要求IDに対応付けて、資金提供者のユーザID、提供金額、テーマ、及び期間等が記憶されている。提供金額、テーマ、及び期間は、それぞれ、ステップS16の処理により資金提供者のユーザから指定された、融資等の額、テーマ、及び融資等を行う期間である。図5A、及び図5Dの例では、ユーザB、及びユーザD等のユーザが、「Fintech」のテーマに融資等を行ったことが示されている。
<実施形態の資金提供処理>
次に、図4のステップS18の資金提供処理の一例について説明する。
(融資等を実行した際の処理)
図7を参照し、図4のステップS18の資金提供処理の一例について説明する。図7は、実施形態に係る資金提供処理の一例を示すフローチャートである。図7の例では、サーバ110は、各テーマに対して受けた融資等の額からユーザAに配分する額の合計額が、ユーザAの希望金額に到達した際に、ユーザAに対する当該希望金額の融資等を実行する例について説明する。
ステップS101において、サーバ110は、例えば、図5Dの資金提供情報3144を参照し、各テーマに対する提供金額の合計金額を算出する。ここで、図5Dの例では、「Fintech」のテーマに対し、ユーザBにより提供された30万円、及びユーザDにより提供された10万円等の合計金額が算出される。
続いて、サーバ110は、図5Cのテーマ情報3143を参照し、各テーマに対する提供金額の合計金額を、資金調達者の各ユーザの資金調達要求に分配する(ステップS102)。ここで、図5Cの例では、「Fintech」のテーマに対する合計金額500万円であれば、「Fintech」のテーマからユーザAに合計金額の1%であり調達の上限額以下である5万円が分配される。
続いて、サーバ110は、資金調達者の各ユーザに対して各テーマから分配された金額の合計金額が、図5Bの資金調達情報3142に記憶されている各ユーザの資金調達要求の希望金額に到達しているユーザの資金調達要求を抽出する(ステップS103)。
続いて、サーバ110は、抽出したユーザの資金調達要求に対して、当該資金調達要求で指定されている希望金額の資金の融資等を行う(ステップS104)。ここで、サーバ110は、図5Bの資金調達情報3142において、資金調達要求IDと、各テーマの各資金提供者のユーザIDに対応付けて、各資金提供者のユーザの融資等に基づいて分配された金額を提供金額の項目に記憶する。図5Bの例では、ユーザAの資金調達要求に対し、ユーザBから3千円、ユーザCから千円等が分配されていることが示されている。
また、サーバ110は、ユーザAに対する融資等を実行した場合、資金提供者の各ユーザと、資金調達者のユーザAに所定の関係を設定する。例えば、資金提供者の各ユーザを、資金調達者のユーザAのフォロワーとして設定する。
(融資等の返済が完了した際の処理)
サーバ110は、ユーザAからの融資等の返済が完了した場合、ユーザAからの資金調達の目的に対する結果報告のデータを端末120Aから受信すると、ユーザAに所定の特典を付与してもよい。この場合、サーバ110は、例えば、電子商取引サービス等のサービスの利用手数料の割引をする、ユーザAが支払った利子の一部を電子商取引サービス等のサービスで利用可能なポイントとして還元する等の特典を付与してもよい。そして、サーバ110は、ユーザAからの資金調達の目的に対する結果報告のデータを、ユーザAのフォロワーとして設定されている資金提供者の各ユーザに閲覧可能とする。これにより、資金提供者は、融資等によってどのような夢を後押しできたのかを確認することができる。
(融資等の期間が満了した際等の処理)
サーバ110は、図4のステップS16の処理でユーザBにより指定された一のテーマに対する融資等の期間が満了した際、または定期的等の所定のタイミングで、ユーザBに所定の特典を付与してもよい。
この場合、サーバ110は、例えば、電子商取引サービス等のサービスの利用手数料の割引をする等の特典を付与してもよい。また、サーバ110は、例えば、ユーザBの融資等の期間における当該一のテーマの回収率が所定の閾値以上である場合、電子商取引サービス等のサービスで利用可能なポイントを所定の金額分、ユーザBに付与してもよい。この場合、サーバ110は、当該回収率と当該所定の閾値との差、及びユーザBによるサーバ110が提供するサービスの利用度に基づいて、当該所定の金額を決定してもよい。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
情報処理装置が、
第1ユーザの資金調達の目的、及び前記第1ユーザの情報の少なくとも一つに基づいて、複数のテーマを決定する処理と、
決定した前記複数のテーマのそれぞれに対して前記第1ユーザを対応付ける処理と、
第2ユーザにより指定された、前記複数のテーマに含まれる第1テーマに対する第1金額の資金提供の情報を受信する処理と、
前記第1金額を、前記第1テーマに対応付けられている前記第1ユーザを含む複数のユーザに分配する処理と、を実行する情報処理方法。
(付記2)
前記受信する処理は、
第3ユーザにより指定された、前記複数のテーマに含まれる第2テーマに対する第2金額の資金提供の情報を受信し、
前記分配する処理は、
前記第2金額を、前記第2テーマに対応付けられている前記第1ユーザを含む複数のユーザに分配して提供し、前記第2ユーザからの資金提供の情報に基づいて前記第1ユーザに分配された金額と、前記第3ユーザからの資金提供の情報に基づいて前記第1ユーザに分配された金額との合計額が前記第1ユーザにより指定された希望金額に到達した場合、前記第1ユーザに前記希望金額の資金を提供する、
付記1に記載の情報処理方法。
(付記3)
前記第1ユーザの情報は、前記第1ユーザにより入力された前記第1ユーザの自己紹介文、及び前記第1ユーザの商品の取引履歴の少なくとも一つを含む、
付記1または2に記載の情報処理方法。
(付記4)
前記第2ユーザにより入力された前記第2ユーザの自己紹介文、及び前記第2ユーザの商品の取引履歴の少なくとも一つに基づいて、前記複数のテーマのうち、前記第2ユーザに通知するテーマを決定する、
付記1から3のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記5)
前記第1ユーザの情報に基づいて、前記第1ユーザに対する資金調達の条件を決定し、
決定した前記第1ユーザに対する資金調達の条件に基づいて、前記第1テーマに対する資金提供の特典を決定する、
付記1から4のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記6)
第1ユーザの資金調達の目的、及び前記第1ユーザの情報の少なくとも一つに基づいて、複数のテーマを決定し、
決定した前記複数のテーマのそれぞれに対して前記第1ユーザを対応付け、
第2ユーザにより指定された、前記複数のテーマに含まれる第1テーマに対する第1金額の資金提供の情報を受信すると、前記第1金額を、前記第1テーマに対応付けられている前記第1ユーザを含む複数のユーザに分配する制御部を有する情報処理装置。
(付記7)
情報処理装置に、
第1ユーザの資金調達の目的、及び前記第1ユーザの情報の少なくとも一つに基づいて、複数のテーマを決定する処理と、
決定した前記複数のテーマのそれぞれに対して前記第1ユーザを対応付ける処理と、
第2ユーザにより指定された、前記複数のテーマに含まれる第1テーマに対する第1金額の資金提供の情報を受信する処理と、
前記第1金額を、前記第1テーマに対応付けられている前記第1ユーザを含む複数のユーザに分配する処理と、を実行させるプログラム。
100 通信システム
110 サーバ
311 受付部
312 送受信部
313 制御部
314 記憶部
3141 ユーザ情報
3142 資金調達情報
3143 テーマ情報
3144 資金提供情報
120 端末
321 受付部
322 送受信部
323 制御部
324 記憶部
本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、情報処理装置が、第1ユーザの資金調達の目的、及び前記第1ユーザの情報の少なくとも一つに基づいて、複数のテーマを決定する処理と、決定した前記複数のテーマのそれぞれに対して前記第1ユーザを対応付ける処理と、第2ユーザにより指定された、前記複数のテーマに含まれる第1テーマに対する第1金額の資金提供の情報を受信する処理と、前記第1金額を、前記第1テーマに対応付けられている前記第1ユーザを含む複数のユーザに分配する処理と、を実行し、前記決定する処理は、前記第1ユーザに入力された資金調達の目的の文章から抽出した複数の名詞を、予め登録されている、上位概念の単語、類義語、または同義語に変換し、変換した各単語を繋げた文をテーマとして生成する処理を含む

Claims (7)

  1. 情報処理装置が、
    第1ユーザの資金調達の目的、及び前記第1ユーザの情報の少なくとも一つに基づいて、複数のテーマを決定する処理と、
    決定した前記複数のテーマのそれぞれに対して前記第1ユーザを対応付ける処理と、
    第2ユーザにより指定された、前記複数のテーマに含まれる第1テーマに対する第1金額の資金提供の情報を受信する処理と、
    前記第1金額を、前記第1テーマに対応付けられている前記第1ユーザを含む複数のユーザに分配する処理と、を実行する情報処理方法。
  2. 前記受信する処理は、
    第3ユーザにより指定された、前記複数のテーマに含まれる第2テーマに対する第2金額の資金提供の情報を受信し、
    前記分配する処理は、
    前記第2金額を、前記第2テーマに対応付けられている前記第1ユーザを含む複数のユーザに分配して提供し、前記第2ユーザからの資金提供の情報に基づいて前記第1ユーザに分配された金額と、前記第3ユーザからの資金提供の情報に基づいて前記第1ユーザに分配された金額との合計額が前記第1ユーザにより指定された希望金額に到達した場合、前記第1ユーザに前記希望金額の資金を提供する、請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記決定する処理は、
    前記第1ユーザの資金調達の目的、及び前記第1ユーザの情報に基づいて、複数のテーマを決定し、
    前記第1ユーザの情報は、前記第1ユーザにより入力された前記第1ユーザの自己紹介文、及び前記第1ユーザの商品の取引履歴の少なくとも一つを含む、請求項1または2に記載の情報処理方法。
  4. 前記第2ユーザにより入力された前記第2ユーザの自己紹介文、及び前記第2ユーザの商品の取引履歴の少なくとも一つに基づいて、前記複数のテーマのうち、前記第2ユーザに通知するテーマを決定する、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  5. 前記第1ユーザの情報に基づいて、前記第1ユーザに対する資金調達の条件を決定し、
    決定した前記第1ユーザに対する資金調達の条件に基づいて、前記第1テーマに対する資金提供の特典を決定する、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  6. 第1ユーザの資金調達の目的、及び前記第1ユーザの情報の少なくとも一つに基づいて、複数のテーマを決定し、
    決定した前記複数のテーマのそれぞれに対して前記第1ユーザを対応付け、
    第2ユーザにより指定された、前記複数のテーマに含まれる第1テーマに対する第1金額の資金提供の情報を受信すると、前記第1金額を、前記第1テーマに対応付けられている前記第1ユーザを含む複数のユーザに分配する制御部を有する情報処理装置。
  7. 情報処理装置に、
    第1ユーザの資金調達の目的、及び前記第1ユーザの情報の少なくとも一つに基づいて、複数のテーマを決定する処理と、
    決定した前記複数のテーマのそれぞれに対して前記第1ユーザを対応付ける処理と、
    第2ユーザにより指定された、前記複数のテーマに含まれる第1テーマに対する第1金額の資金提供の情報を受信する処理と、
    前記第1金額を、前記第1テーマに対応付けられている前記第1ユーザを含む複数のユーザに分配する処理と、を実行させるプログラム。
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