JP2020059522A - 包装箱 - Google Patents
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Abstract
Description
図1ないし図3を参照して、包装箱1の構成について説明する。図1は包装箱1を示す斜視図である。図2は包装箱1のブランク5を示す平面図である。図3はブランク5の一部を拡大して示す平面図である。
図2に示すように、ブランク5は、一対の端壁10(第1壁)と、一対の側壁11(第2壁)と、継代片12と、一対の上内フラップ13Uと、一対の上外フラップ14Uと、一対の下内フラップ13Dと、一対の下外フラップ14Dと、を含んでいる。
一対の端壁10と一対の側壁11とは、第1折曲線L1を介して交互に連設されている。端壁10は、側壁11よりも流れ方向に幅狭い略長方形状に形成されている。継代片12は、側壁11の流れ方向端部に第1折曲線L1を介して連設されている。
一対の上内フラップ13Uは、一対の端壁10の段方向一端部(上端部)に第2折曲線L2を介して連設されている。上内フラップ13Uは、端壁10の流れ方向の寸法と略同一幅を有する略長方形状に形成されている。上内フラップ13Uの段方向の寸法(延出寸法)は、端壁10の流れ方向の寸法の略半分に設定されている。一対の上外フラップ14Uは、一対の側壁11の段方向一端部(上端部)に第2折曲線L2(接続折曲線)を介して連設されている。上外フラップ14Uは、側壁11の流れ方向の寸法と略同一幅を有する略長方形状に形成されている。上外フラップ14Uの段方向の寸法(延出寸法)は、上内フラップ13Uの延出寸法と略同一である。
一対の下内フラップ13Dは、一対の端壁10の段方向他端部(下端部)に第3折曲線L3を介して連設されている。一対の下外フラップ14Dは、一対の側壁11の段方向他端部(下端部)に第3折曲線L3を介して連設されている。下内フラップ13Dは上内フラップ13Uと略同一形状に形成され、下外フラップ14Dは上外フラップ14Uと略同一形状に形成されている。
図1および図2に示すように、包装箱1(ブランク5)は、物品Mを1つずつ取り出すためのディスペンサー部15を備えている。図2に示すように、ディスペンサー部15は、取出扉20と、一対の接触部30と、を含んでいる。取出扉20は、一対の側壁11に挟まれた一方の端壁10から段方向(軸方向)両側の一対の内フラップ13U,13Dに亘って延設された切断線23に沿って切断することで形成される。一対の接触部30は、取出扉20の切断後に残された一対の内フラップ13U,13Dに形成されている。なお、本明細書では、説明の便宜のため、一方の端壁10に連なる上内フラップ13Uと下内フラップ13Dとに共通する説明では、単に「内フラップ13」と呼び、符号に算用数字のみを付す。
まず、取出扉20の説明に先立って、切断線23について説明する。図2に示すように、切断線23は、一方の端壁10と一対の内フラップ13との段方向略全域に亘って形成されている。切断線23は、開始切断線23Aと、一対の傾斜切断線23Bと、一対の端末切断線23Cと、を含んでいる。
図2および図3に示すように、開始切断線23Aは、一方の端壁10の中央部よりも、継代片12が連なる一方の側壁11の側に僅かに寄った位置に形成されている。開始切断線23Aは、一対の端壁10に挟まれた他方の側壁11に向けて凸状に湾曲するように複数の略円弧状の切目を所定間隔で並べたミシン刃線である。
一対の傾斜切断線23Bは、開始切断線23Aの段方向両端部から一対の内フラップ13との境界(第2および第3折曲線L2,L3)まで延設されている。一対の傾斜切断線23Bは、段方向中央側から両側に向かって他方の側壁11の側に傾斜している。一対の傾斜切断線23Bの段方向両端付近は、屈曲して第1折曲線L1(中しん9A)と略平行となるように形成されている。各傾斜切断線23Bは、複数の略L字状の切目を所定間隔で並べたジッパーであって、段方向中央側(開始切断線23A)から両側に向かって端壁10を切断する機能を有している。
一対の端末切断線23Cは、一対の内フラップ13に形成されている。詳細には、一対の内フラップ13には一対の凹部24が先端から基端に向かって凹設されており、一対の端末切断線23Cは、一対の傾斜切断線23Bの段方向両端部から一対の凹部24まで略円弧状に延びている。更に詳細には、一対の端末切断線23Cは、第1折曲線L1と第2折曲線L2(または第3折曲線L3)との交点を中心とした円の円周上に形成されている。各端末切断線23Cは、一方の側壁11の側に向けて凸状に湾曲するように複数の円弧状の切目を所定間隔で並べたミシン刃線である。
次に、図2および図3を参照して、取出扉20について説明する。取出扉20は、上記した開始切断線23A、傾斜切断線23Bおよび端末切断線23Cに沿って一方の端壁10および一対の内フラップ13を切断することで形成される。取出扉20は、一方の端壁10の一部によって形成される扉本体21と、一対の内フラップ13の一部によって扉本体21と一体に形成される一対のアーム部22と、を含んでいる。
ブランク5の状態において、扉本体21は、開始切断線23Aおよび一対の傾斜切断線23Bよりも他方の側壁11の側となる端壁10の一部で構成される。つまり、扉本体21は、一方の端壁10と他方の側壁11との境界(第1折曲線L1)と開始切断線23Aと一対の傾斜切断線23Bとの間の範囲に形成されている。扉本体21は、一方の側壁11の側に凸となる略台形状に形成されている。
また、ブランク5の状態において、一対のアーム部22は、扉本体21の段方向両端部に第2および第3折曲線L2,L3を介して連設されている。なお、一対のアーム部22は、扉本体21を挟んで段方向に対称となる形状であるため、以下、1つのアーム部22について説明する。
図2および図3に示すように、一対の接触部30は、それぞれ、内フラップ13において凹部24を挟んで係合部22Bに対向する位置に形成されている。一対の接触部30は、一対の凹部24の奥側(突当り部)に形成されている。なお、一対の接触部30は、扉本体21を挟んで段方向に対称となる形状であるため、以下、1つの接触部30について説明する。
次に、図1を参照して、包装箱1の封緘手順(組立手順)について説明する。なお、包装箱1は、作業者によって手作業で組み立てられてもよいし、製函機によって自動または半自動で組み立てられてもよい。ここでは、一例として、作業者が包装箱1を組み立てる場合について説明する。また、端壁10と側壁11とは第1折曲線L1に沿って折り曲げられ、且つ継代片12は端壁10の内面に接着剤で接着されており、包装箱1は折り畳まれた状態であるものとする。
次に、図4ないし図8を参照して、ディスペンサー部15を利用した物品Mの取り出しの手順(ディスペンサー部15の作用)について説明する。図4は包装箱1を横臥姿勢とした状態を示す斜視図である。図5は取出扉20を開放位置P2に配置した状態を示す斜視図である。図6は取出扉20を閉鎖位置P1に配置した状態を示す断面図である。図7は回動途中の取出扉20を示す断面図である。図8は取出扉20を開放位置P2に配置した状態を示す断面図である。
1W 周壁
10 端壁(第1壁)
11 側壁(第2壁)
13D(13) 下内フラップ(内フラップ)
13U(13) 上内フラップ(内フラップ)
14D 下外フラップ(外フラップ)
14U 上外フラップ(外フラップ)
20 取出扉
21 扉本体
22 アーム部
22B 係合部
23 切断線
24 凹部
25 取出口
27 ヒンジ線
30,40,50 接触部
31,41 切目線
32,42 接触片
33 接触折曲線(折曲線)
L1 第1折曲線(周壁の稜線)
M 物品
P2 開放位置
P1 閉鎖位置
Claims (7)
- 一対の第1壁(10)と一対の第2壁(11)とを交互に配置して軸方向両端面を開口させた筒状に形成される周壁(1W)と、
前記一対の第1壁の軸方向両端部に連設され、前記周壁の開口の一部または全部を閉じる4つの内フラップ(13U,13D)と、
前記一対の第2壁の軸方向両端部に連設され、前記内フラップに重ねられる4つの外フラップ(14U,14D)と、
一方の前記第1壁から軸方向両側の一対の前記内フラップ(13)に亘って延設された切断線(23,26)に沿って切断することで形成され、前記周壁の内部に収容された物品(M)の取り出しを可能にする取出扉(20)と、を備え、
前記取出扉は、
前記一方の第1壁の一部によって形成され、前記周壁の稜線(L1)または前記一方の第1壁にて軸方向に延びたヒンジ線(27)を中心にして前記物品の取出口(25)を開く開放位置(P2)と前記取出口を閉じる閉鎖位置(P1)との間で揺動する扉本体(21)と、
前記一対の内フラップの一部によって前記扉本体と一体に形成され、前記扉本体と共に揺動する過程で前記取出扉の切断後に残された前記一対の内フラップに形成された一対の接触部(30,40,50)に接触する一対のアーム部(22)と、を含み、
前記一対の接触部は、前記一対のアーム部よりも曲がりやすく形成されており、前記閉鎖位置から前記開放位置に向かって回動する前記一対のアーム部によって押し曲げられることを特徴とする包装箱。 - 各々の前記接触部(30)は、前記切断線の一部と、前記アーム部の回動軌道との接触点を通る接線(T)と平行に延びた1つ以上の切目線(31)と、によって1つ以上の接触片(32)に区切られていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
- 各々の前記接触部(40)は、前記切断線の一部と、前記アーム部の回動軌道との接触点を通る接線(T)と交差する方向に延びた1つ以上の切目線(41)と、によって1つ以上の接触片(42)に区切られていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
- 前記第1壁、前記第2壁、前記内フラップおよび前記外フラップは、中しん(9A)にライナ(9B,9C)を貼り付けた段ボールシートから形成され、
前記一対の接触部(50)は、前記中しんを厚み方向に潰した段潰し部(51A)を含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の包装箱。 - 各々の前記接触部は、折曲線(33)を介して前記一対の内フラップに連設されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の包装箱。
- 前記一対の内フラップには、一対の凹部(24)が先端から基端に向かって凹設され、
前記一対の接触部は、前記一対の凹部の奥側に形成されており、
各々の前記アーム部は、前記閉鎖位置にある場合に前記接触部には非接触であり、前記閉鎖位置から前記開放位置に向かって動き出した後に前記接触部に接触することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の包装箱。 - 各々の前記アーム部は、前記扉本体と共に前記開放位置に配置された状態で、前記取出扉の切断後に残された前記第1壁の内面に当接する係合部(22B)を有していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の包装箱。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7574768B2 (ja) | 2021-08-27 | 2024-10-29 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装箱 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3478948A (en) * | 1968-02-26 | 1969-11-18 | Mead Corp | Dispensing container |
US3944128A (en) * | 1975-01-06 | 1976-03-16 | International Automated Machines, Inc. | Shipping and dispensing container |
US20150041363A1 (en) * | 2013-08-07 | 2015-02-12 | Packaging Corporation Of America | Displayable shipping container |
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2018
- 2018-10-09 JP JP2018191027A patent/JP7082026B2/ja active Active
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