JP2020055606A - 包材に一体的に装着した真空ポンプ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器内に開口面積を大きくして内容物を迅速に収納することが可能な真空ポンプ機構を提供する。
【解決手段】シリンダ14をフランジ部13を介して外枠12上に取り付け、前記外枠の雄ねじ部と係合する雌ねじ部を備えた蓋部材15を、前記フランジ部を介して前記外枠に係合して前記シリンダを前記外枠に固着し、また前記外枠上に突出したシリンダ上端の開口部にキャップ17を取り付け、前記キャップに内筒の挿通孔17aを設けるとともに、前記シリンダ端部にはフィルタ収納部14bを設け、該フィルタ収納部のフィルタ部分と連通するよう前記シリンダ内に逆止弁18を突出させてこれらを固定部材とし、前記シリンダ内に移動可能に装着した内筒22を備え、該内筒内に逆止弁を収納するとともに、該内筒の上端を前記キャップの挿通孔から突出させてその端部に操作用ハンドル26を取り付けてこれらを可動部材としたことを特徴とする真空ポンプ機構。
【選択図】図2

Description

本発明は真空ポンプ機構に関し、詳しくは変形可能な包材(例えば軟質容器)の開口部に取り付けて包材内の空気を迅速に排出するために使用する真空ポンプ機構に関する。
従来、包材内の空気を迅速に排出するために使用する真空ポンプ機構としては、内筒と外筒との間を密閉して適所に逆止弁を配置し、自転車のポンプ式の空気入れとは逆に、内筒を外筒内に押し込む際には空気圧が逃がされ、引き抜く際に包材内の空気も引き出されるようにした真空ポンプ機構がよく知られている。
しかしながら、内筒と外筒との間を頻繁に摺動させるような場合には、前記内筒と外筒との間を密閉するパッキン類が摩耗して気密性が早い段階で損なわれてしまったり、磨耗による粉塵等が周辺に散逸して種々の問題を生じやすいという欠点があった。
また、包材内に内容物を収納する際に、該包材の口が簡単に開口することができなかったり、開口面積が小さいために内容物を迅速に収納することが困難であるという問題が発生していた。
そこで本発明者は、特開2014−69881号公報(特許文献1参照)において、包材内に内容物を収納する際に、該包材の口が簡単に開口することができ、かつ開口面積を大きくして内容物を迅速に収納することが可能で、かつ包材内の空気を迅速に排出させることができる真空ポンプ機構を提案した。
特開2014−69881号公報
しかしながら、前記特開2014−69881号公報の発明においては、外筒と蓋部材との係脱構造が複雑で大幅なコストアップの要因となっており、また操作中に外筒と蓋部材とが外れやすいという問題点があった。
そこでこの発明の目的は、外筒と蓋部材との係脱構造を単純化することができて大幅なコストダウンが可能で、かつ外筒と蓋部材とを強固に固着することができる真空ポンプ機構を提供しようとするものである。
本発明の真空ポンプ機構は前記した課題を達成するためのものであり、上端に雄ねじ部を設けた包材取付用の外枠を備え、上部にフランジ部を有するシリンダを該フランジ部を介して外枠上に取り付け、前記外枠の雄ねじ部と係合する雌ねじ部を備えた蓋部材を、前記フランジ部を介して前記外枠に係合して前記シリンダを前記外枠に固着し、また前記外枠上に突出したシリンダ上端の開口部にキャップを取り付け、前記キャップに内筒の挿通孔を設けるとともに、前記シリンダ端部にはフィルタ収納部を設け、該フィルタ収納部のフィルタ部分と連通するよう前記シリンダ内に逆止弁を突出させてこれらを固定部材とし、
前記シリンダ内壁との間を密閉するためのOリングを周囲に配置した仕切り板を下端部に設けるとともに、該仕切り板とともに前記シリンダ内に移動可能に装着した内筒を備え、該内筒内に逆止弁を収納するとともに、該内筒の上端を前記キャップの挿通孔から突出させてその端部に操作用ハンドルを取り付けてこれらを可動部材とし、
前記固定部材に対して操作用ハンドルを操作して前記可動部材を後退させることにより前記包材内の空気はシリンダ内に吸引され、次いで前記可動部材を押し込むことにより前記シリンダ内の空気は前記逆止弁を経由して前記内筒の上端開口部から排出され、したがって前記可動部材のピストン運動を繰り返すことにより包材内の空気が吸引、排出されるようにしたことを特徴とするものである。
本発明の真空ポンプ機構はまた、上端に雄ねじ部を設けた包材取付用の外枠を備え、上部に筒状フランジ部材を連結したシリンダを該フランジ部材のフランジ部を介して外枠上に取り付け、前記外枠の雄ねじ部と係合する雌ねじ部を備えた蓋部材を、前記フランジ部を介して前記外枠に係合して前記シリンダを前記外枠に固着し、また前記外枠上に突出したフランジ部材上端の開口部にキャップを取り付け、前記キャップに内筒の挿通孔を設けるとともに、前記シリンダ端部にはフィルタ収納部を設け、該フィルタ収納部のフィルタ部分と連通するよう前記シリンダ内に逆止弁を突出させてこれらを固定部材とし、
前記シリンダ内壁との間を密閉するためのOリングを周囲に配置した仕切り板を下端部に設けるとともに、該仕切り板とともに前記シリンダ内に移動可能に装着した内筒を備え、該内筒内に逆止弁を収納するとともに、該内筒の上端を前記キャップの挿通孔から突出させてその端部に操作用ハンドルを取り付けてこれらを可動部材とし、
前記固定部材に対して操作用ハンドルを操作して前記可動部材を後退させることにより前記包材内の空気はシリンダ内に吸引され、次いで前記可動部材を押し込むことにより前記シリンダ内の空気は前記逆止弁を経由して前記内筒の上端開口部から排出され、したがって前記可動部材のピストン運動を繰り返すことにより包材内の空気が吸引、排出されるようにしたことをも特徴とするものである。
本発明の真空ポンプ機構において、前記外枠にはめ込んだシリンダは、そのフランジ部の下面にパッキングがはめ込まれ、前記外枠上端との間でパッキングにより密閉するよう構成されていることをも特徴とするものである。
本発明の真空ポンプ機構において、前記逆止弁は、上端をアーチ状とした筒状弾性構造からなり、前記内筒内に保持された筒状保持部の外側に筒状部分を装着するとともに、前記アーチ部分は筒状保持部の端部に位置するよう配置してあることをも特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、外筒とシリンダとの間の気密性が早い段階で損なわれてしまうおそれがなく、また容器内に内容物を収納する際に、該容器の口が簡単に開口することができ、かつ開口面積を大きくして内容物を迅速に収納することができる真空ポンプ機構を提供することが可能となった。
請求項2の発明によれば、単純な筒状のシリンダの上端に別途形成したフランジ部材を取り付けるようにしたので、各部材の成形がしやすいために大幅なコストダウンを図ることができる真空ポンプ機構を提供することが可能となった。
請求項3の発明によれば、前記外枠にはめ込んだシリンダのフランジ部の下面にパッキングがはめ込んであり、前記外枠上端との間でパッキングにより密閉するようにしたので、真空ポンプ機構の開口部を迅速に開閉し、かつ前記外枠とシリンダとの間の気密性を確実なものとすることができる。
請求項4の発明によれば、前記上端をアーチ状とした筒状弾性構造からなる逆止弁は、前記内筒内に保持された筒状保持部に筒状部分を装着するとともに、前記アーチ部分は筒状保持部の端部に位置するよう配置したので、前記上端をアーチ状とした筒状弾性構造からなる逆止弁の変形を防止することができ、しかも逆止弁を内筒内に簡易迅速に取り付けることができるようになった。
本発明の真空ポンプ機構の第1実施例を示す概略要部斜視図である。 その概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の吸引時の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の排出前の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の排出時の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒に逆止弁を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 シリンダに逆止弁を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 シリンダに内筒を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 外枠にシリンダをはめ込もうとする状態を示す概略斜視断面図である。 外枠にシリンダを取り付けて蓋部材とキャップを取り付けようとする状態を示す概略斜視断面図である。 外枠にシリンダを取り付けて蓋部材とキャップを取り付けた状態を示す概略斜視断面図である。 内筒に操作用ハンドルを組み付けた状態の概略斜視断面図である。 本発明の真空ポンプ機構の第2実施例を示す概略要部斜視図である。 その概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の吸引時の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の排出前の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の排出時の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒に逆止弁を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 シリンダに逆止弁を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 シリンダに内筒を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 外枠にシリンダをはめ込んだ状態を示す概略斜視断面図である。 外枠にシリンダを取り付けようとする状態を示す概略斜視断面図である。 外枠にシリンダを取り付けて蓋部材とキャップを取り付けた状態を示す概略斜視断面図である。 内筒に操作用ハンドルを組み付け状態の概略斜視断面図である。
以下、本発明の真空ポンプ機構の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
図1ないし図9において、第1実施例の真空ポンプ機構10は、側面にはフランジ部13を、また上端に雄ねじ部12aを設けた、包材31を取り付けるための外枠12を備え、上部にフランジ部14aを有するシリンダ14を、下面にパッキング14eを配設したフランジ部14aを介して前記外枠12上に取り付け、前記外枠12の雄ねじ部12aと係合する雌ねじ部15aを備えるとともに、前記シリンダ14の挿通孔16を有する蓋部材15を、前記シリンダ14のフランジ部14aを介して前記外枠12に係合して前記シリンダ14を前記外枠12に固着している。
また前記外枠12上に突出したシリンダ14上端の開口部にキャップ17を取り付け、前記キャップ17に内筒22の挿通孔17aを設けるとともに、前記シリンダ14端部にはフィルタ収納部14bを設け、該フィルタ収納部14bの連通孔14dからフィルタ14c部分と連通するよう前記シリンダ14内に逆止弁18を突出させてこれらを固定部材11としたものである。
また、前記シリンダ14内壁との間を密閉するためのOリング24を周囲に配置した仕切り板23を下端部に設けるとともに、該仕切り板23とともに前記シリンダ14内に移動可能に装着した内筒22を備え、該内筒22内に逆止弁25を収納するとともに、該内筒22の上端を前記キャップ17の挿通孔17aから突出させてその端部に操作用ハンドル26を取り付けてこれらを可動部材21としたものである。
そして、図2および図3の状態から図4および図5の段階になるように、前記固定部材11に対して操作用ハンドル26を引上げ操作して前記可動部材21を後退させることにより前記包材31内の空気はシリンダ14内に吸引され、次いで図6および図7のように前記可動部材21を押し込む。これによって図8および図9のように、前記シリンダ14内の空気は前記逆止弁25を経由して前記内筒22の上端開口部から排出され、したがって前記可動部材21のピストン運動を繰り返すことにより包材31内の空気が吸引、排出されるようになっている。
したがって、図4および図5のように内筒22を吸引方向に動かしたときは、前記Oリング24は前記シリンダ14内壁と密接して上昇し、前記包材31内の空気は逆止弁18を経由してシリンダ14内に確実に吸引される。
他方、図8および図9のように内筒22を排出方向に動かしたときは、前記Oリング24は前記シリンダ14内壁と密接して下降し、シリンダ14下部の空気は前記内筒22内の逆止弁25を経由して内筒22の上端開口部から排出される。なお、シリンダ14側の逆止弁18はその際かかる負荷によって逆に閉じたままに保たれるので、前記包材31内に空気が逆流することはない。
図10ないし図16は本実施例における各パーツの組付け方を説明するためのものである。
すなわち、図10は下部に内向きのフランジ部22aを設けた内筒22への逆止弁25の取付け方を示すものであり、図10(a)はその組み付け前の状態を、図10(b)は組付け後の状態を示すものである。そして、前記逆止弁25の下端の外向きフランジ部25aを前記フランジ部22aに係合し、その上で下端にフランジ部27aを設けた筒状保持部27を前記逆止弁25の下部開口部から装着するのである。
なお、図10において23はOリング24を周囲に配置した仕切り板である。
次に、図11は前記シリンダ14への逆止弁18の取付け方を示すものであり、図11(a)はその組み付け前の状態を、図11(b)は組付け後の状態を示すものである。
まず、前記シリンダ14の下端には上端に連通孔14dを設けたフィルタ収納部14bが形成されている。そして、前記逆止弁18を前記連通孔14dから上方に突き出して下端の外向きフランジ部18aを前記連通孔14dに係合し、その上で下端にフランジ部28aを設けた筒状保持部28を前記逆止弁18の下部開口部から装着するのである。
図11において、14cはフィルタである。
図12は前記シリンダ14への内筒22の取付け方を示すものであり、図12(a)はその組み付け前の状態を、図12(b)は組付け後の状態を示すものである。
すなわち、前記シリンダ14の上端開口部から内筒22をはめ込むと、前記Oリング24が前記シリンダ14内壁と密接しながら下降するのである。
図13は前記外枠12にシリンダ14をはめ込もうとする状態を示すものであり、図14および図15に示すように、前記外枠12にシリンダ14のフランジ部14aを介して係合した上、蓋部材15を取り付けて固着する。その際、前記フランジ部14aの下面に内装したパッキング14eで前記外枠12とシリンダ14との間の気密性が保たれる。17はシリンダ14上端に装着したキャップである。
図16は、さらに前記内筒22に操作用ハンドル26を組み付けた状態を示すものであり、本実施例では円盤状の操作用ハンドル26が使用されている。なお、26aは内筒22の上端開口部を閉鎖しないようにした操作用ハンドル26の開口部である。
次に、本発明の真空ポンプ機構の第2実施例を図面に基いて詳細に説明する。
図17ないし図26において、第2実施例の真空ポンプ機構40は、側面にはフランジ部43を、また上端に雄ねじ部42aを設けた、包材31を取り付けるための外枠42を備えている。
そして、上部に筒状フランジ部材62を連結したシリンダ44を、該筒状フランジ部材62のフランジ部63を下向きの突条65を幅方向の中央部分に設けたパッキング64を介して外枠42上に取り付け、前記外枠42側面のフランジ部43上に設けた雄ねじ部42aと係合する雌ねじ部45aを備えるとともに、下記筒状フランジ部材62上端の挿通孔46を有する蓋部材45を、前記筒状フランジ部材62のフランジ部63を介して前記外枠42に係合することにより、前記シリンダ44を前記外枠42に固着している。66は筒状フランジ部材62の下面に設けたシリンダ圧入ガイドである。
また前記外枠42上に突出した前記筒状フランジ部材62上端の開口部にキャップ47を取り付け、前記キャップ47に内筒52の挿通孔47aを設けるとともに、前記シリンダ44端部にはフィルタ収納部材44bをはめ込み、該フィルタ収納部材44bのフィルタ44c部分と連通するよう前記シリンダ44内に逆止弁48を突出させてこれらを固定部材41としたものである。44dは前記フィルタ収納部材44bの上部に取り付けたリング状パッキングである。
また、前記シリンダ44内壁との間を密閉するためのOリング58を周囲に配置した仕切り板57を下端部に設けるとともに、該仕切り板57とともに前記シリンダ44内に移動可能に装着した内筒52を備え、該内筒52内に逆止弁60を収納するとともに、該内筒52の上端を前記キャップ47の挿通孔47aから突出させてその端部に操作用ハンドル61を取り付けてこれらを可動部材51としたものである。
そして、図18および図19の状態から図20および図21の段階になるように、前記固定部材41に対して操作用ハンドル61を引上げ操作して前記可動部材51を後退させることにより前記包材31内の空気はシリンダ44内に吸引され、次いで図22および図23の状態から前記可動部材51を押し込む。これによって図24および図25のように、前記シリンダ44内の空気は前記逆止弁60を経由して前記内筒52の上端開口部から排出され、したがって前記可動部材51のピストン運動を繰り返すことにより包材31内の空気が吸引、排出されるようになっている。
したがって、図20および図21のように内筒52を吸引方向に動かしたときは、前記Oリング58は前記シリンダ44内壁と密接して上昇し、前記包材31内の空気は逆止弁48を経由してシリンダ44内に確実に吸引される。
他方、図24および図25のように内筒52を排出方向に動かしたときは、前記Oリング58は前記シリンダ44内壁と密接して下降し、シリンダ44下部の空気は前記内筒52内の逆止弁60を経由して内筒52の上端開口部から排出される。なお、シリンダ44側の逆止弁48はその際かかる負荷によって逆に閉じたままに保たれるので、前記包材31内に空気が逆流することはない。
図26ないし図32は本実施例における各パーツの組付け方を説明するためのものである。
すなわち、図26は下部に内向きのフランジ部52aを設けた内筒52への逆止弁60の取付け方を示すものであり、図26(a)はその組み付け前の状態を、図26(b)は組付け後の状態を示すものである。そして、前記逆止弁60の下端の外向きフランジ部60aを前記フランジ部52aに係合し、その上で下端にフランジ部67aを設けた筒状保持部67を前記逆止弁60の下部開口部から装着するのである。
なお、図26において57はOリング58を周囲に配置した仕切り板である。
次に、図27は前記シリンダ44への逆止弁48の取付け方を示すものであり、図27(a)はその組み付け前の状態を、図27(b)は組付け後の状態を示すものである。
まず、前記シリンダ44の下端には上端に連通孔44aを設けたフィルタ収納部材44bがはめ込まれている。そして、前記逆止弁48を前記連通孔44aから上方に突き出して下端の外向きフランジ部48aを前記連通孔44aに係合し、その上で下端にフランジ部68aを設けた筒状保持部68を前記逆止弁48の下部開口部から装着するのである。
図27において、44cはフィルタ、44dは前記フィルタ収納部材44bの上部に取り付けたリング状パッキングである。
図28は前記シリンダ44への内筒52の取付け方を示すものであり、図28(a)はその組み付け前の状態を、図28(b)は組付け後の状態を示すものである。
すなわち、前記シリンダ44の上端開口部から内筒52をはめ込むと、前記Oリング58が前記シリンダ44内壁と密接しながら下降するのである。
その上で、前記筒状フランジ部材62のシリンダ圧入ガイド66にシリンダ44の上端を圧入して取り付ける。
図29は前記外枠42にシリンダ44をはめ込もうとする状態を示すものであり、図30および図31に示すように、前記外枠42上にシリンダ44上部に取り付けた前記フランジ部材62のフランジ部63を介して係合した上、蓋部材45を取り付けて固着する。その際、前記フランジ部63の下面に内装したパッキング64で前記外枠42とシリンダ44との間の気密性が保たれる。47はシリンダ14上端に装着したキャップである。
図32は、さらに前記内筒52に操作用ハンドル61を組み付けた状態を示すものであり、本実施例では棒状の操作用ハンドル61が使用されている。なお、61aは内筒52の上端開口部を閉鎖しないようにした操作用ハンドル61の開口部である。
本発明の真空ポンプ機構は、包材内に収納した各種の内容物が空気に触れて酸化したり、変質したりすることを防止するために使用することができ、さまざまな内容物のための包材のアタッチメントとして好適に適用することができる。
10 真空ポンプ機構
11 固定部材
12 外枠
12a 雄ねじ部
13 フランジ部
14 シリンダ
14a フランジ部
14b フィルタ収納部
14c フィルタ
14d 連通孔
14e パッキング
15 蓋部材
15a 雌ねじ部
16 挿通孔
17 キャップ
17a 挿通孔
18 逆止弁
18a フランジ部
21 可動部材
22 内筒
22a フランジ部
23 仕切り板
24 Oリング
25 逆止弁
25a フランジ部
26 操作用ハンドル
26a 開口部
27 筒状保持部
27a フランジ部
28 筒状保持部
28a フランジ部
31 包材
40 真空ポンプ機構
41 固定部材
42 外枠
42a 雄ねじ部
43 フランジ部
44 シリンダ
44a 連通孔
44b フィルタ収納部材
44c フィルタ
44d リング状パッキング
45 蓋部材
45a 雌ねじ部
46 挿通孔
47 キャップ
47a 挿通孔
48 逆止弁
48a フランジ部
51 可動部材
52 内筒
52a フランジ部
57 仕切り板
58 Oリング
60 逆止弁
60a フランジ部
61 操作用ハンドル
61a 開口部
62 筒状フランジ部材
63 フランジ部
64 パッキング
65 突条
66 シリンダ圧入ガイド
67 筒状保持部
67a フランジ部
68 筒状保持部
68a フランジ部
本発明は包材に一体的に装着した真空ポンプ機構に関し、詳しくは変形可能な包材(例えば軟質容器)の開口部に取り付けて包材内の空気を迅速に排出するために使用する包材に一体的に装着した真空ポンプ機構に関する。
従来、包材内の空気を迅速に排出するために使用する真空ポンプ機構としては、内筒と外筒との間を密閉して適所に逆止弁を配置し、自転車のポンプ式の空気入れとは逆に、内筒を外筒内に押し込む際には空気圧が逃がされ、引き抜く際に包材内の空気も引き出されるようにした真空ポンプ機構がよく知られている。
しかしながら、内筒と外筒との間を頻繁に摺動させるような場合には、前記内筒と外筒との間を密閉するパッキン類が摩耗して気密性が早い段階で損なわれてしまったり、磨耗による粉塵等が周辺に散逸して種々の問題を生じやすいという欠点があった。
また、包材内に内容物を収納する際に、該包材の口が簡単に開口することができなかったり、開口面積が小さいために内容物を迅速に収納することが困難であるという問題が発生していた。
そこで本発明者は、特開2014−69881号公報(特許文献1参照)において、包材内に内容物を収納する際に、該包材の口が簡単に開口することができ、かつ開口面積を大きくして内容物を迅速に収納することが可能で、かつ包材内の空気を迅速に排出させることができる真空ポンプ機構を提案した。
特開2014−69881号公報
しかしながら、前記特開2014−69881号公報の発明においては、外筒と蓋部材との係脱構造が複雑で大幅なコストアップの要因となっており、また操作中に外筒と蓋部材とが外れやすいという問題点があった。
そこでこの発明の目的は、外筒と蓋部材との係脱構造を単純化することができて大幅なコストダウンが可能で、かつ外筒と蓋部材とを強固に固着することができる包材に一体的に装着した真空ポンプ機構を提供しようとするものである。
本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構は前記した課題を達成するためのものであり、上端に雄ねじ部を設けた包材取付用の外枠を備え、上部に設けたフランジ部を外枠上に係合させた状態でシリンダを外枠内に収納するとともに、前記外枠の雄ねじ部と係合する雌ねじ部を備えた蓋部材を、前記フランジ部を介して前記外枠に係合して前記シリンダを前記外枠に固着し、また前記外枠上に突出したシリンダ上端の開口部にキャップを取り付け、前記キャップに内筒の挿通孔を設けるとともに、前記シリンダ端部にはフィルタ収納部を設け、該フィルタ収納部のフィルタ部分と連通するよう前記シリンダ内に逆止弁を突出させてこれらを固定部材とし、
前記シリンダ内壁との間を密閉するためのOリングを周囲に配置した仕切り板を下端部に設けるとともに、該仕切り板とともに前記シリンダ内に移動可能に装着した内筒を備え、該内筒内に逆止弁を収納するとともに、該内筒の上端を前記キャップの挿通孔から突出させてその端部に操作用ハンドルを取り付けてこれらを可動部材とし、
前記固定部材に対して操作用ハンドルを操作して前記可動部材を後退させることにより前記包材内の空気はシリンダ内に吸引され、次いで前記可動部材を押し込むことにより前記シリンダ内の空気は前記逆止弁を経由して前記内筒の上端開口部から排出され、したがって前記可動部材のピストン運動を繰り返すことにより包材内の空気が吸引、排出されるようにしたことを特徴とするものである。
本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構はまた、上端に雄ねじ部を設けた包材取付用の外枠を備え、上部に設けた筒状フランジ部を外枠上に係合させた状態でシリンダを外枠内に収納するとともに、前記外枠の雄ねじ部と係合する雌ねじ部を備えた蓋部材を、前記筒状フランジ部を介して前記外枠に係合して前記シリンダを前記外枠に固着し、また前記外枠上に突出したフランジ部材上端の開口部にキャップを取り付け、前記キャップに内筒の挿通孔を設けるとともに、前記シリンダ端部にはフィルタ収納部を設け、該フィルタ収納部のフィルタ部分と連通するよう前記シリンダ内に逆止弁を突出させてこれらを固定部材とし、
前記シリンダ内壁との間を密閉するためのOリングを周囲に配置した仕切り板を下端部に設けるとともに、該仕切り板とともに前記シリンダ内に移動可能に装着した内筒を備え、該内筒内に逆止弁を収納するとともに、該内筒の上端を前記キャップの挿通孔から突出させてその端部に操作用ハンドルを取り付けてこれらを可動部材とし、
前記固定部材に対して操作用ハンドルを操作して前記可動部材を後退させることにより前記包材内の空気はシリンダ内に吸引され、次いで前記可動部材を押し込むことにより前記シリンダ内の空気は前記逆止弁を経由して前記内筒の上端開口部から排出され、したがって前記可動部材のピストン運動を繰り返すことにより包材内の空気が吸引、排出されるようにしたことをも特徴とするものである。
本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構において、前記外枠にはめ込んだシリンダは、そのフランジ部の下面にパッキングがはめ込まれ、前記外枠上端との間でパッキングにより密閉するよう構成されていることをも特徴とするものである。
本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構において、前記逆止弁は、上端をアーチ状とした筒状弾性構造からなり、前記内筒内に保持された筒状保持部の外側に筒状部分を装着するとともに、前記アーチ部分は筒状保持部の端部に位置するよう配置してあることをも特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、外筒とシリンダとの間の気密性が早い段階で損なわれてしまうおそれがなく、また容器内に内容物を収納する際に、該容器の口が簡単に開口することができ、かつ開口面積を大きくして内容物を迅速に収納することができる包材に一体的に装着した真空ポンプ機構を提供することが可能となった。
請求項2の発明によれば、単純な筒状のシリンダの上端に別途形成したフランジ部材を取り付けるようにしたので、各部材の成形がしやすいために大幅なコストダウンを図ることができる包材に一体的に装着した真空ポンプ機構を提供することが可能となった。
請求項3の発明によれば、前記外枠にはめ込んだシリンダのフランジ部の下面にパッキングがはめ込んであり、前記外枠上端との間でパッキングにより密閉するようにしたので、包材に一体的に装着した真空ポンプ機構の開口部を迅速に開閉し、かつ前記外枠とシリンダとの間の気密性を確実なものとすることができる。
請求項4の発明によれば、前記上端をアーチ状とした筒状弾性構造からなる逆止弁は、前記内筒内に保持された筒状保持部に筒状部分を装着するとともに、前記アーチ部分は筒状保持部の端部に位置するよう配置したので、前記上端をアーチ状とした筒状弾性構造からなる逆止弁の変形を防止することができ、しかも逆止弁を内筒内に簡易迅速に取り付けることができるようになった。
本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構の第1実施例を示す概略要部斜視図である。 その概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の吸引時の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の排出前の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の排出時の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒に逆止弁を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 シリンダに逆止弁を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 シリンダに内筒を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の斜視断面図、(b)は組付けた状態の斜視断面図である。 外枠にシリンダをはめ込もうとする状態を示す斜視断面図である。 外枠にシリンダを取り付けて蓋部材とキャップを取り付けようとする状態を示す概略斜視断面図である。 外枠にシリンダを取り付けて蓋部材とキャップを取り付けた状態を示す概略斜視断面図である。 内筒に操作用ハンドルを組み付けた状態の概略斜視断面図である。 本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構の第2実施例を示す概略要部斜視図である。 その概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の吸引時の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の排出前の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の排出時の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒に逆止弁を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 シリンダに逆止弁を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 シリンダに内筒を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 外枠にシリンダをはめ込んだ状態を示す概略斜視断面図である。 外枠にシリンダを取り付けようとする状態を示す概略斜視断面図である。 外枠にシリンダを取り付けて蓋部材とキャップを取り付けた状態を示す概略斜視断面図である。 内筒に操作用ハンドルを組み付け状態の概略斜視断面図である。
以下、本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
図1ないし図9において、第1実施例の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構10は、側面にはフランジ部13を、また上端に雄ねじ部12aを設けた、包材31を取り付けるための外枠12を備え、上部にフランジ部14aを有するシリンダ14を、下面にパッキング14eを配設したフランジ部14aを介して前記外枠12上に取り付けて前記外枠12内に収納し、前記外枠12の雄ねじ部12aと係合する雌ねじ部15aを備えるとともに、前記シリンダ14の挿通孔16を有する蓋部材15を、前記シリンダ14のフランジ部14aを介して前記外枠12に係合して前記シリンダ14を前記外枠12に固着している。
また前記外枠12上に突出したシリンダ14上端の開口部にキャップ17を取り付け、前記キャップ17に内筒22の挿通孔17aを設けるとともに、前記シリンダ14端部にはフィルタ収納部14bを設け、該フィルタ収納部14bの連通孔14dからフィルタ14c部分と連通するよう前記シリンダ14内に逆止弁18を突出させてこれらを固定部材11としたものである。
また、前記シリンダ14内壁との間を密閉するためのOリング24を周囲に配置した仕切り板23を下端部に設けるとともに、該仕切り板23とともに前記シリンダ14内に移動可能に装着した内筒22を備え、該内筒22内に逆止弁25を収納するとともに、該内筒22の上端を前記キャップ17の挿通孔17aから突出させてその端部に操作用ハンドル26を取り付けてこれらを可動部材21としたものである。
そして、図2および図3の状態から図4および図5の段階になるように、前記固定部材11に対して操作用ハンドル26を引上げ操作して前記可動部材21を後退させることにより前記包材31内の空気はシリンダ14内に吸引され、次いで図6および図7のように前記可動部材21を押し込む。これによって図8および図9のように、前記シリンダ14内の空気は前記逆止弁25を経由して前記内筒22の上端開口部から排出され、したがって前記可動部材21のピストン運動を繰り返すことにより包材31内の空気が吸引、排出されるようになっている。
したがって、図4および図5のように内筒22を吸引方向に動かしたときは、前記Oリング24は前記シリンダ14内壁と密接して上昇し、前記包材31内の空気は逆止弁18を経由してシリンダ14内に確実に吸引される。
他方、図8および図9のように内筒22を排出方向に動かしたときは、前記Oリング24は前記シリンダ14内壁と密接して下降し、シリンダ14下部の空気は前記内筒22内の逆止弁25を経由して内筒22の上端開口部から排出される。なお、シリンダ14側の逆止弁18はその際かかる負荷によって逆に閉じたままに保たれるので、前記包材31内に空気が逆流することはない。
図10ないし図16は本実施例における各パーツの組付け方を説明するためのものである。
すなわち、図10は下部に内向きのフランジ部22aを設けた内筒22への逆止弁25の取付け方を示すものであり、図10(a)はその組み付け前の状態を、図10(b)は組付け後の状態を示すものである。そして、前記逆止弁25の下端の外向きフランジ部25aを前記フランジ部22aに係合し、その上で下端にフランジ部27aを設けた筒状保持部27を前記逆止弁25の下部開口部から装着するのである。
なお、図10において23はOリング24を周囲に配置した仕切り板である。
次に、図11は前記シリンダ14への逆止弁18の取付け方を示すものであり、図11(a)はその組み付け前の状態を、図11(b)は組付け後の状態を示すものである。
まず、前記シリンダ14の下端には上端に連通孔14dを設けたフィルタ収納部14bが形成されている。そして、前記逆止弁18を前記連通孔14dから上方に突き出して下端の外向きフランジ部18aを前記連通孔14dに係合し、その上で下端にフランジ部28aを設けた筒状保持部28を前記逆止弁18の下部開口部から装着するのである。
図11において、14cはフィルタである。
図12は前記シリンダ14への内筒22の取付け方を示すものであり、図12(a)はその組み付け前の状態を、図12(b)は組付け後の状態を示すものである。
すなわち、前記シリンダ14の上端開口部から内筒22をはめ込むと、前記Oリング24が前記シリンダ14内壁と密接しながら下降するのである。
図13は前記外枠12にシリンダ14をはめ込もうとする状態を示すものであり、図14および図15に示すように、前記外枠12にシリンダ14のフランジ部14aを介して係合した上、蓋部材15を取り付けて固着する。その際、前記フランジ部14aの下面に内装したパッキング14eで前記外枠12とシリンダ14との間の気密性が保たれる。17はシリンダ14上端に装着したキャップである。
図16は、さらに前記内筒22に操作用ハンドル26を組み付けた状態を示すものであり、本実施例では円盤状の操作用ハンドル26が使用されている。なお、26aは内筒22の上端開口部を閉鎖しないようにした操作用ハンドル26の開口部である。
次に、本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構の第2実施例を図面に基いて詳細に説明する。
図17ないし図26において、第2実施例の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構40は、側面にはフランジ部43を、また上端に雄ねじ部42aを設けた、包材31を取り付けるための外枠42を備えている。
そして、上部に筒状フランジ部材62を連結したシリンダ44を、該筒状フランジ部材62のフランジ部63を下向きの突条65を幅方向の中央部分に設けたパッキング64を介して外枠42上に取り付けて前記外枠42内に収納し、前記外枠42側面のフランジ部43上に設けた雄ねじ部42aと係合する雌ねじ部45aを備えるとともに、下記筒状フランジ部材62上端の挿通孔46を有する蓋部材45を、前記筒状フランジ部材62のフランジ部63を介して前記外枠42に係合することにより、前記シリンダ44を前記外枠42に固着している。66は筒状フランジ部材62の下面に設けたシリンダ圧入ガイドである。
また前記外枠42上に突出した前記筒状フランジ部材62上端の開口部にキャップ47を取り付け、前記キャップ47に内筒52の挿通孔47aを設けるとともに、前記シリンダ44端部にはフィルタ収納部材44bをはめ込み、該フィルタ収納部材44bのフィルタ44c部分と連通するよう前記シリンダ44内に逆止弁48を突出させてこれらを固定部材41としたものである。44dは前記フィルタ収納部材44bの上部に取り付けたリング状パッキングである。
また、前記シリンダ44内壁との間を密閉するためのOリング58を周囲に配置した仕切り板57を下端部に設けるとともに、該仕切り板57とともに前記シリンダ44内に移動可能に装着した内筒52を備え、該内筒52内に逆止弁60を収納するとともに、該内筒52の上端を前記キャップ47の挿通孔47aから突出させてその端部に操作用ハンドル61を取り付けてこれらを可動部材51としたものである。
そして、図18および図19の状態から図20および図21の段階になるように、前記固定部材41に対して操作用ハンドル61を引上げ操作して前記可動部材51を後退させることにより前記包材31内の空気はシリンダ44内に吸引され、次いで図22および図23の状態から前記可動部材51を押し込む。これによって図24および図25のように、前記シリンダ44内の空気は前記逆止弁60を経由して前記内筒52の上端開口部から排出され、したがって前記可動部材51のピストン運動を繰り返すことにより包材31内の空気が吸引、排出されるようになっている。
したがって、図20および図21のように内筒52を吸引方向に動かしたときは、前記Oリング58は前記シリンダ44内壁と密接して上昇し、前記包材31内の空気は逆止弁48を経由してシリンダ44内に確実に吸引される。
他方、図24および図25のように内筒52を排出方向に動かしたときは、前記Oリング58は前記シリンダ44内壁と密接して下降し、シリンダ44下部の空気は前記内筒52内の逆止弁60を経由して内筒52の上端開口部(61)から排出される。なお、シリンダ44側の逆止弁48はその際かかる負荷によって逆に閉じたままに保たれるので、前記包材31内に空気が逆流することはない。
図26ないし図32は本実施例における各パーツの組付け方を説明するためのものである。
すなわち、図26は下部に内向きのフランジ部52aを設けた内筒52への逆止弁60の取付け方を示すものであり、図26(a)はその組み付け前の状態を、図26(b)は組付け後の状態を示すものである。そして、前記逆止弁60の下端の外向きフランジ部60aを前記フランジ部52aに係合し、その上で下端にフランジ部67aを設けた筒状保持部67を前記逆止弁60の下部開口部から装着するのである。
なお、図26において57はOリング58を周囲に配置した仕切り板である。
次に、図27は前記シリンダ44への逆止弁48の取付け方を示すものであり、図27(a)はその組み付け前の状態を、図27(b)は組付け後の状態を示すものである。
まず、前記シリンダ44の下端には上端に連通孔44aを設けたフィルタ収納部材44bがはめ込まれている。そして、前記逆止弁48を前記連通孔44aから上方に突き出して下端の外向きフランジ部48aを前記連通孔44aに係合し、その上で下端にフランジ部68aを設けた筒状保持部68を前記逆止弁48の下部開口部から装着するのである。
図27において、44cはフィルタ、44dは前記フィルタ収納部材44bの上部に取り付けたリング状パッキングである。
図28は前記シリンダ44への内筒52の取付け方を示すものであり、図28(a)はその組み付け前の状態を、図28(b)は組付け後の状態を示すものである。
すなわち、前記シリンダ44の上端開口部から内筒52をはめ込むと、前記Oリング58が前記シリンダ44内壁と密接しながら下降するのである。
その上で、前記筒状フランジ部材62のシリンダ圧入ガイド66にシリンダ44の上端を圧入して取り付ける。
図29は前記外枠42にシリンダ44をはめ込もうとする状態を示すものであり、図30および図31に示すように、前記外枠42上にシリンダ44上部に取り付けた前記フランジ部材62のフランジ部63を介して係合した上、蓋部材45を取り付けて固着する。その際、前記フランジ部63の下面に内装したパッキング64で前記外枠42とシリンダ44との間の気密性が保たれる。47はシリンダ14上端に装着したキャップである。
図32は、さらに前記内筒52に操作用ハンドル61を組み付けた状態を示すものであり、本実施例では棒状の操作用ハンドル61が使用されている。なお、61aは内筒52の上端開口部を閉鎖しないようにした操作用ハンドル61の開口部である。
本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構は、包材内に収納した各種の内容物が空気に触れて酸化したり、変質したりすることを防止するために使用することができ、さまざまな内容物のための包材のアタッチメントとして好適に適用することができる。
10 包材に一体的に装着した真空ポンプ機構
11 固定部材
12 外枠
12a 雄ねじ部
13 フランジ部
14 シリンダ
14a フランジ部
14b フィルタ収納部
14c フィルタ
14d 連通孔
14e パッキング
15 蓋部材
15a 雌ねじ部
16 挿通孔
17 キャップ
17a 挿通孔
18 逆止弁
18a フランジ部
21 可動部材
22 内筒
22a フランジ部
23 仕切り板
24 Oリング
25 逆止弁
25a フランジ部
26 操作用ハンドル
26a 開口部
27 筒状保持部
27a フランジ部
28 筒状保持部
28a フランジ部
31 包材
40 包材に一体的に装着した真空ポンプ機構
41 固定部材
42 外枠
42a 雄ねじ部
43 フランジ部
44 シリンダ
44a 連通孔
44b フィルタ収納部材
44c フィルタ
44d リング状パッキング
45 蓋部材
45a 雌ねじ部
46 挿通孔
47 キャップ
47a 挿通孔
48 逆止弁
48a フランジ部
51 可動部材
52 内筒
52a フランジ部
57 仕切り板
58 Oリング
60 逆止弁
60a フランジ部
61 操作用ハンドル
61a 開口部
62 筒状フランジ部材
63 フランジ部
64 パッキング
65 突条
66 シリンダ圧入ガイド
67 筒状保持部
67a フランジ部
68 筒状保持部
68a フランジ部
本発明は包材に一体的に装着した真空ポンプ機構に関し、詳しくは変形可能な包材(例えば軟質容器)の開口部に取り付けて包材内の空気を迅速に排出するために使用する包材に一体的に装着した真空ポンプ機構に関する。
従来、包材内の空気を迅速に排出するために使用する真空ポンプ機構としては、内筒と外筒との間を密閉して適所に逆止弁を配置し、自転車のポンプ式の空気入れとは逆に、内筒を外筒内に押し込む際には空気圧が逃がされ、引き抜く際に包材内の空気も引き出されるようにした真空ポンプ機構がよく知られている。
しかしながら、内筒と外筒との間を頻繁に摺動させるような場合には、前記内筒と外筒との間を密閉するパッキン類が摩耗して気密性が早い段階で損なわれてしまったり、磨耗による粉塵等が周辺に散逸して種々の問題を生じやすいという欠点があった。
また、包材内に内容物を収納する際に、該包材の口が簡単に開口することができなかったり、開口面積が小さいために内容物を迅速に収納することが困難であるという問題が発生していた。
そこで本発明者は、特開2014−69881号公報(特許文献1参照)において、包材内に内容物を収納する際に、該包材の口が簡単に開口することができ、かつ開口面積を大きくして内容物を迅速に収納することが可能で、かつ包材内の空気を迅速に排出させることができる真空ポンプ機構を提案した。
特開2014−69881号公報
しかしながら、前記特開2014−69881号公報の発明においては、外筒と蓋部材との係脱構造が複雑で大幅なコストアップの要因となっており、また操作中に外筒と蓋部材とが外れやすいという問題点があった。
そこでこの発明の目的は、外筒と蓋部材との係脱構造を単純化することができて大幅なコストダウンが可能で、かつ外筒と蓋部材とを強固に固着することができる包材に一体的に装着した真空ポンプ機構を提供しようとするものである。
本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構は前記した課題を達成するためのものであり、上端に雄ねじ部を設けた包材取付用の外枠を備え、上部に設けたフランジ部を外枠上に係合させた状態でシリンダを外枠内に収納するとともに、前記外枠の雄ねじ部と係合する雌ねじ部を備えた蓋部材を、前記フランジ部を介して前記外枠に係合して前記シリンダを前記外枠に固着し、また前記外枠上に突出したシリンダ上端の開口部にキャップを取り付け、前記キャップに内筒の挿通孔を設けるとともに、前記シリンダ端部にはフィルタ収納部を設け、該フィルタ収納部のフィルタ部分と連通するよう、フィルタ収納部の連通孔に設けた内向きのフランジ部に逆止弁の外向きのフランジを係合させ、さらに該逆止弁の内側に外向きのフランジを設けた筒状保持部を係合させることにより、前記シリンダ内に逆止弁を突出させてこれらを固定部材とし、
前記シリンダ内壁との間を密閉するためのOリングを周囲に配置した仕切り板を下端部に設けるとともに、該仕切り板とともに前記シリンダ内に移動可能に装着した内筒を備え、該内筒の下部に設けた内向きのフランジ部に逆止弁の外向きのフランジを係合させ、さらに該逆止弁の内側に外向きのフランジを設けた筒状保持部を係合させることにより、前記内筒内に逆止弁を収納するとともに、該内筒の上端を前記キャップの挿通孔から突出させてその端部に操作用ハンドルを取り付けてこれらを可動部材とし、
前記固定部材に対して操作用ハンドルを操作して前記可動部材を後退させることにより前記包材内の空気はシリンダ内に吸引され、次いで前記可動部材を押し込むことにより前記シリンダ内の空気は前記逆止弁を経由して前記内筒の上端開口部から排出され、したがって前記可動部材のピストン運動を繰り返すことにより包材内の空気が吸引、排出されるようにしたことを特徴とする包材に一体的に装着したことを特徴とするものである。
本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構はまた、上端に雄ねじ部を設けた包材取付用の外枠を備え、上部に設けた筒状フランジ部を外枠上に係合させた状態でシリンダを外枠内に収納するとともに、前記外枠の雄ねじ部と係合する雌ねじ部を備えた蓋部材を、前記筒状フランジ部を介して前記外枠に係合して前記シリンダを前記外枠に固着し、また前記外枠上に突出したフランジ部材上端の開口部にキャップを取り付け、前記キャップに内筒の挿通孔を設けるとともに、前記シリンダ端部にはフィルタ収納部を設け、該フィルタ収納部のフィルタ部分と連通するよう、フィルタ収納部の連通孔に設けた内向きのフランジ部に逆止弁の外向きのフランジを係合させ、さらに該逆止弁の内側に外向きのフランジを設けた筒状保持部を係合させることにより、前記シリンダ内に逆止弁を突出させてこれらを固定部材とし、
前記シリンダ内壁との間を密閉するためのOリングを周囲に配置した仕切り板を下端部に設けるとともに、該仕切り板とともに前記シリンダ内に移動可能に装着した内筒を備え、該内筒の下部に設けた内向きのフランジ部に逆止弁の外向きのフランジを係合させ、さらに該逆止弁の内側に外向きのフランジを設けた筒状保持部を係合させることにより、前記内筒内に逆止弁を収納するとともに、該内筒の上端を前記キャップの挿通孔から突出させてその端部に操作用ハンドルを取り付けてこれらを可動部材とし、
前記固定部材に対して操作用ハンドルを操作して前記可動部材を後退させることにより前記包材内の空気はシリンダ内に吸引され、次いで前記可動部材を押し込むことにより前記シリンダ内の空気は前記逆止弁を経由して前記内筒の上端開口部から排出され、したがって前記可動部材のピストン運動を繰り返すことにより包材内の空気が吸引、排出されるようにしたことを特徴とする包材に一体的に装着したことをも特徴とするものである。
本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構において、前記外枠にはめ込んだシリンダは、そのフランジ部の下面にパッキングがはめ込まれ、前記外枠上端との間でパッキングにより密閉するよう構成されていることをも特徴とするものである。
本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構において、前記逆止弁は、上端をアーチ状とした筒状弾性構造からなり、前記内筒内に保持された筒状保持部の外側に筒状部分を装着するとともに、前記アーチ部分は筒状保持部の端部に位置するよう配置してあることをも特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、外筒とシリンダとの間の気密性が早い段階で損なわれてしまうおそれがなく、また容器内に内容物を収納する際に、該容器の口が簡単に開口することができ、かつ開口面積を大きくして内容物を迅速に収納することができる包材に一体的に装着した真空ポンプ機構を提供することが可能となった。
請求項2の発明によれば、単純な筒状のシリンダの上端に別途形成したフランジ部材を取り付けるようにしたので、各部材の成形がしやすいために大幅なコストダウンを図ることができる包材に一体的に装着した真空ポンプ機構を提供することが可能となった。
請求項3の発明によれば、前記外枠にはめ込んだシリンダのフランジ部の下面にパッキングがはめ込んであり、前記外枠上端との間でパッキングにより密閉するようにしたので、包材に一体的に装着した真空ポンプ機構の開口部を迅速に開閉し、かつ前記外枠とシリンダとの間の気密性を確実なものとすることができる。
請求項4の発明によれば、前記上端をアーチ状とした筒状弾性構造からなる逆止弁は、前記内筒内に保持された筒状保持部に筒状部分を装着するとともに、前記アーチ部分は筒状保持部の端部に位置するよう配置したので、前記上端をアーチ状とした筒状弾性構造からなる逆止弁の変形を防止することができ、しかも逆止弁を内筒内に簡易迅速に取り付けることができるようになった。
本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構の第1実施例を示す概略要部斜視図である。 その概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の吸引時の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の排出前の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の排出時の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒に逆止弁を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 シリンダに逆止弁を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 シリンダに内筒を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の斜視断面図、(b)は組付けた状態の斜視断面図である。 外枠にシリンダをはめ込もうとする状態を示す斜視断面図である。 外枠にシリンダを取り付けて蓋部材とキャップを取り付けようとする状態を示す概略斜視断面図である。 外枠にシリンダを取り付けて蓋部材とキャップを取り付けた状態を示す概略斜視断面図である。 内筒に操作用ハンドルを組み付けた状態の概略斜視断面図である。 本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構の第2実施例を示す概略要部斜視図である。 その概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の吸引時の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の排出前の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒の排出時の状態を示す概略断面図である。 その概略斜視断面図である。 内筒に逆止弁を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 シリンダに逆止弁を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 シリンダに内筒を取り付けようとする状態を示し、(a)は組付け前の概略斜視断面図、(b)は組付けた状態の概略斜視断面図である。 外枠にシリンダをはめ込んだ状態を示す概略斜視断面図である。 外枠にシリンダを取り付けようとする状態を示す概略斜視断面図である。 外枠にシリンダを取り付けて蓋部材とキャップを取り付けた状態を示す概略斜視断面図である。 内筒に操作用ハンドルを組み付け状態の概略斜視断面図である。
以下、本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
図1ないし図9において、第1実施例の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構10は、側面にはフランジ部13を、また上端に雄ねじ部12aを設けた、包材31を取り付けるための外枠12を備え、上部にフランジ部14aを有するシリンダ14を、下面にパッキング14eを配設したフランジ部14aを介して前記外枠12上に取り付けて前記外枠12内に収納し、前記外枠12の雄ねじ部12aと係合する雌ねじ部15aを備えるとともに、前記シリンダ14の挿通孔16を有する蓋部材15を、前記シリンダ14のフランジ部14aを介して前記外枠12に係合して前記シリンダ14を前記外枠12に固着している。
また前記外枠12上に突出したシリンダ14上端の開口部にキャップ17を取り付け、前記キャップ17に内筒22の挿通孔17aを設けるとともに、前記シリンダ14端部にはフィルタ収納部14bを設け、該フィルタ収納部14bの連通孔14dからフィルタ14c部分と連通するよう前記シリンダ14内に逆止弁18を突出させてこれらを固定部材11としたものである。
また、前記シリンダ14内壁との間を密閉するためのOリング24を周囲に配置した仕切り板23を下端部に設けるとともに、該仕切り板23とともに前記シリンダ14内に移動可能に装着した内筒22を備え、該内筒22内に逆止弁25を収納するとともに、該内筒22の上端を前記キャップ17の挿通孔17aから突出させてその端部に操作用ハンドル26を取り付けてこれらを可動部材21としたものである。
そして、図2および図3の状態から図4および図5の段階になるように、前記固定部材11に対して操作用ハンドル26を引上げ操作して前記可動部材21を後退させることにより前記包材31内の空気はシリンダ14内に吸引され、次いで図6および図7のように前記可動部材21を押し込む。これによって図8および図9のように、前記シリンダ14内の空気は前記逆止弁25を経由して前記内筒22の上端開口部から排出され、したがって前記可動部材21のピストン運動を繰り返すことにより包材31内の空気が吸引、排出されるようになっている。
したがって、図4および図5のように内筒22を吸引方向に動かしたときは、前記Oリング24は前記シリンダ14内壁と密接して上昇し、前記包材31内の空気は逆止弁18を経由してシリンダ14内に確実に吸引される。
他方、図8および図9のように内筒22を排出方向に動かしたときは、前記Oリング24は前記シリンダ14内壁と密接して下降し、シリンダ14下部の空気は前記内筒22内の逆止弁25を経由して内筒22の上端開口部から排出される。なお、シリンダ14側の逆止弁18はその際かかる負荷によって逆に閉じたままに保たれるので、前記包材31内に空気が逆流することはない。
図10ないし図16は本実施例における各パーツの組付け方を説明するためのものである。
すなわち、図10は下部に内向きのフランジ部22aを設けた内筒22への逆止弁25の取付け方を示すものであり、図10(a)はその組み付け前の状態を、図10(b)は組付け後の状態を示すものである。そして、前記逆止弁25の下端の外向きフランジ部25aを前記フランジ部22aに係合し、その上で下端にフランジ部27aを設けた筒状保持部27を前記逆止弁25の下部開口部から装着するのである。
なお、図10において23はOリング24を周囲に配置した仕切り板である。
次に、図11は前記シリンダ14への逆止弁18の取付け方を示すものであり、図11(a)はその組み付け前の状態を、図11(b)は組付け後の状態を示すものである。
まず、前記シリンダ14の下端には上端に連通孔14dを設けたフィルタ収納部14bが形成されている。そして、前記逆止弁18を前記連通孔14dから上方に突き出して下端の外向きフランジ部18aを前記連通孔14dに係合し、その上で下端にフランジ部28aを設けた筒状保持部28を前記逆止弁18の下部開口部から装着するのである。
図11において、14cはフィルタである。
図12は前記シリンダ14への内筒22の取付け方を示すものであり、図12(a)はその組み付け前の状態を、図12(b)は組付け後の状態を示すものである。
すなわち、前記シリンダ14の上端開口部から内筒22をはめ込むと、前記Oリング24が前記シリンダ14内壁と密接しながら下降するのである。
図13は前記外枠12にシリンダ14をはめ込もうとする状態を示すものであり、図14および図15に示すように、前記外枠12にシリンダ14のフランジ部14aを介して係合した上、蓋部材15を取り付けて固着する。その際、前記フランジ部14aの下面に内装したパッキング14eで前記外枠12とシリンダ14との間の気密性が保たれる。17はシリンダ14上端に装着したキャップである。
図16は、さらに前記内筒22に操作用ハンドル26を組み付けた状態を示すものであり、本実施例では円盤状の操作用ハンドル26が使用されている。なお、26aは内筒22の上端開口部を閉鎖しないようにした操作用ハンドル26の開口部である。
次に、本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構の第2実施例を図面に基いて詳細に説明する。
図17ないし図26において、第2実施例の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構40は、側面にはフランジ部43を、また上端に雄ねじ部42aを設けた、包材31を取り付けるための外枠42を備えている。
そして、上部に筒状フランジ部材62を連結したシリンダ44を、該筒状フランジ部材62のフランジ部63を下向きの突条65を幅方向の中央部分に設けたパッキング64を介して外枠42上に取り付けて前記外枠42内に収納し、前記外枠42側面のフランジ部43上に設けた雄ねじ部42aと係合する雌ねじ部45aを備えるとともに、下記筒状フランジ部材62上端の挿通孔46を有する蓋部材45を、前記筒状フランジ部材62のフランジ部63を介して前記外枠42に係合することにより、前記シリンダ44を前記外枠42に固着している。66は筒状フランジ部材62の下面に設けたシリンダ圧入ガイドである。
また前記外枠42上に突出した前記筒状フランジ部材62上端の開口部にキャップ47を取り付け、前記キャップ47に内筒52の挿通孔47aを設けるとともに、前記シリンダ44端部にはフィルタ収納部材44bをはめ込み、該フィルタ収納部材44bのフィルタ44c部分と連通するよう前記シリンダ44内に逆止弁48を突出させてこれらを固定部材41としたものである。44dは前記フィルタ収納部材44bの上部に取り付けたリング状パッキングである。
また、前記シリンダ44内壁との間を密閉するためのOリング58を周囲に配置した仕切り板57を下端部に設けるとともに、該仕切り板57とともに前記シリンダ44内に移動可能に装着した内筒52を備え、該内筒52内に逆止弁60を収納するとともに、該内筒52の上端を前記キャップ47の挿通孔47aから突出させてその端部に操作用ハンドル61を取り付けてこれらを可動部材51としたものである。
そして、図18および図19の状態から図20および図21の段階になるように、前記固定部材41に対して操作用ハンドル61を引上げ操作して前記可動部材51を後退させることにより前記包材31内の空気はシリンダ44内に吸引され、次いで図22および図23の状態から前記可動部材51を押し込む。これによって図24および図25のように、前記シリンダ44内の空気は前記逆止弁60を経由して前記内筒52の上端開口部から排出され、したがって前記可動部材51のピストン運動を繰り返すことにより包材31内の空気が吸引、排出されるようになっている。
したがって、図20および図21のように内筒52を吸引方向に動かしたときは、前記Oリング58は前記シリンダ44内壁と密接して上昇し、前記包材31内の空気は逆止弁48を経由してシリンダ44内に確実に吸引される。
他方、図24および図25のように内筒52を排出方向に動かしたときは、前記Oリング58は前記シリンダ44内壁と密接して下降し、シリンダ44下部の空気は前記内筒52内の逆止弁60を経由して内筒52の上端開口部(61)から排出される。なお、シリンダ44側の逆止弁48はその際かかる負荷によって逆に閉じたままに保たれるので、前記包材31内に空気が逆流することはない。
図26ないし図32は本実施例における各パーツの組付け方を説明するためのものである。
すなわち、図26は下部に内向きのフランジ部52aを設けた内筒52への逆止弁60の取付け方を示すものであり、図26(a)はその組み付け前の状態を、図26(b)は組付け後の状態を示すものである。そして、前記逆止弁60の下端の外向きフランジ部60aを前記フランジ部52aに係合し、その上で下端にフランジ部67aを設けた筒状保持部67を前記逆止弁60の下部開口部から装着するのである。
なお、図26において57はOリング58を周囲に配置した仕切り板である。
次に、図27は前記シリンダ44への逆止弁48の取付け方を示すものであり、図27(a)はその組み付け前の状態を、図27(b)は組付け後の状態を示すものである。
まず、前記シリンダ44の下端には上端に連通孔44aを設けたフィルタ収納部材44bがはめ込まれている。そして、前記逆止弁48を前記連通孔44aから上方に突き出して下端の外向きフランジ部48aを前記連通孔44aに係合し、その上で下端にフランジ部68aを設けた筒状保持部68を前記逆止弁48の下部開口部から装着するのである。
図27において、44cはフィルタ、44dは前記フィルタ収納部材44bの上部に取り付けたリング状パッキングである。
図28は前記シリンダ44への内筒52の取付け方を示すものであり、図28(a)はその組み付け前の状態を、図28(b)は組付け後の状態を示すものである。
すなわち、前記シリンダ44の上端開口部から内筒52をはめ込むと、前記Oリング58が前記シリンダ44内壁と密接しながら下降するのである。
その上で、前記筒状フランジ部材62のシリンダ圧入ガイド66にシリンダ44の上端を圧入して取り付ける。
図29は前記外枠42にシリンダ44をはめ込もうとする状態を示すものであり、図30および図31に示すように、前記外枠42上にシリンダ44上部に取り付けた前記フランジ部材62のフランジ部63を介して係合した上、蓋部材45を取り付けて固着する。その際、前記フランジ部63の下面に内装したパッキング64で前記外枠42とシリンダ44との間の気密性が保たれる。47はシリンダ14上端に装着したキャップである。
図32は、さらに前記内筒52に操作用ハンドル61を組み付けた状態を示すものであり、本実施例では棒状の操作用ハンドル61が使用されている。なお、61aは内筒52の上端開口部を閉鎖しないようにした操作用ハンドル61の開口部である。
本発明の包材に一体的に装着した真空ポンプ機構は、包材内に収納した各種の内容物が空気に触れて酸化したり、変質したりすることを防止するために使用することができ、さまざまな内容物のための包材のアタッチメントとして好適に適用することができる。
10 包材に一体的に装着した真空ポンプ機構
11 固定部材
12 外枠
12a 雄ねじ部
13 フランジ部
14 シリンダ
14a フランジ部
14b フィルタ収納部
14c フィルタ
14d 連通孔
14e パッキング
15 蓋部材
15a 雌ねじ部
16 挿通孔
17 キャップ
17a 挿通孔
18 逆止弁
18a フランジ部
21 可動部材
22 内筒
22a フランジ部
23 仕切り板
24 Oリング
25 逆止弁
25a フランジ部
26 操作用ハンドル
26a 開口部
27 筒状保持部
27a フランジ部
28 筒状保持部
28a フランジ部
31 包材
40 包材に一体的に装着した真空ポンプ機構
41 固定部材
42 外枠
42a 雄ねじ部
43 フランジ部
44 シリンダ
44a 連通孔
44b フィルタ収納部材
44c フィルタ
44d リング状パッキング
45 蓋部材
45a 雌ねじ部
46 挿通孔
47 キャップ
47a 挿通孔
48 逆止弁
48a フランジ部
51 可動部材
52 内筒
52a フランジ部
57 仕切り板
58 Oリング
60 逆止弁
60a フランジ部
61 操作用ハンドル
61a 開口部
62 筒状フランジ部材
63 フランジ部
64 パッキング
65 突条
66 シリンダ圧入ガイド
67 筒状保持部
67a フランジ部
68 筒状保持部
68a フランジ部

Claims (4)

  1. 上端に雄ねじ部を設けた包材取付用の外枠を備え、上部にフランジ部を有するシリンダを該フランジ部を介して外枠上に取り付け、前記外枠の雄ねじ部と係合する雌ねじ部を備えた蓋部材を、前記フランジ部を介して前記外枠に係合して前記シリンダを前記外枠に固着し、また前記外枠上に突出したシリンダ上端の開口部にキャップを取り付け、前記キャップに内筒の挿通孔を設けるとともに、前記シリンダ端部にはフィルタ収納部を設け、該フィルタ収納部のフィルタ部分と連通するよう前記シリンダ内に逆止弁を突出させてこれらを固定部材とし、
    前記シリンダ内壁との間を密閉するためのOリングを周囲に配置した仕切り板を下端部に設けるとともに、該仕切り板とともに前記シリンダ内に移動可能に装着した内筒を備え、該内筒内に逆止弁を収納するとともに、該内筒の上端を前記キャップの挿通孔から突出させてその端部に操作用ハンドルを取り付けてこれらを可動部材とし、
    前記固定部材に対して操作用ハンドルを操作して前記可動部材を後退させることにより前記包材内の空気はシリンダ内に吸引され、次いで前記可動部材を押し込むことにより前記シリンダ内の空気は前記逆止弁を経由して前記内筒の上端開口部から排出され、したがって前記可動部材のピストン運動を繰り返すことにより包材内の空気が吸引、排出されるようにしたことを特徴とする真空ポンプ機構。
  2. 上端に雄ねじ部を設けた包材取付用の外枠を備え、上部に筒状フランジ部材を連結したシリンダを該フランジ部材のフランジ部を介して外枠上に取り付け、前記外枠の雄ねじ部と係合する雌ねじ部を備えた蓋部材を、前記フランジ部を介して前記外枠に係合して前記シリンダを前記外枠に固着し、また前記外枠上に突出したフランジ部材上端の開口部にキャップを取り付け、前記キャップに内筒の挿通孔を設けるとともに、前記シリンダ端部にはフィルタ収納部を設け、該フィルタ収納部のフィルタ部分と連通するよう前記シリンダ内に逆止弁を突出させてこれらを固定部材とし、
    前記シリンダ内壁との間を密閉するためのOリングを周囲に配置した仕切り板を下端部に設けるとともに、該仕切り板とともに前記シリンダ内に移動可能に装着した内筒を備え、該内筒内に逆止弁を収納するとともに、該内筒の上端を前記キャップの挿通孔から突出させてその端部に操作用ハンドルを取り付けてこれらを可動部材とし、
    前記固定部材に対して操作用ハンドルを操作して前記可動部材を後退させることにより前記包材内の空気はシリンダ内に吸引され、次いで前記可動部材を押し込むことにより前記シリンダ内の空気は前記逆止弁を経由して前記内筒の上端開口部から排出され、したがって前記可動部材のピストン運動を繰り返すことにより包材内の空気が吸引、排出されるようにしたことを特徴とする真空ポンプ機構。
  3. 前記外枠にはめ込んだシリンダは、そのフランジ部の下面にパッキングがはめ込まれ、前記外枠上端との間でパッキングにより密閉するよう構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の真空ポンプ機構。
  4. 前記逆止弁は、上端をアーチ状とした筒状弾性構造からなり、前記内筒内に保持された筒状保持部の外側に筒状部分を装着するとともに、前記アーチ部分は筒状保持部の端部に位置するよう配置してあることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の真空ポンプ機構。
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