JP2020054202A - 航空灯火用定電流調整装置の更新方法および定電流調整装置 - Google Patents

航空灯火用定電流調整装置の更新方法および定電流調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】航空灯火用定電流調整装置の更新作業を効率よく実施すること。【解決手段】実施形態に係る定電流調整装置の更新方法は、取外ステップと、取付ステップとを含む。取外ステップは、交流電源から定電流を生成する既設の定電流調整ユニットと、既設の定電流調整ユニットが取付けられる取付部を具備するフレームおよび扉と、を具備する既設の定電流調整装置から既設の定電流調整ユニットを取外す。取付ステップは、交流電源から定電流を生成する新設の定電流調整ユニットを、既設の定電流調整ユニットが取外された取付部に取付ける。また、取付ステップは、新設の定電流調整ユニットに具備される制御部およびタッチパネルを、扉の取付部に取付ける。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、航空灯火用定電流調整装置の更新方法および定電流調整装置に関する。
従来、飛行場の進入灯や滑走路灯などの航空灯火を点灯させるため、交流電源から定電流を生成する定電流調整装置を介して各航空灯火に電力が供給される。
しかしながら、定電流調整装置を更新するため、既設の定電流調整装置をすべて取り外して新設の定電流調整装置を設置しようとした場合、新設の定電流調整装置へ更新する作業に、スペースの確保と多くの時間がかかってしまう。
特開2012−64360号公報
本発明が解決しようとする課題は、定電流調整装置の更新作業を効率よく実施することができる定電流調整装置の更新方法および定電流調整装置を提供することである。
実施形態に係る定電流調整装置の更新方法は、取外ステップと、取付ステップとを含む。取外ステップは、交流電源から定電流を生成する既設の定電流調整ユニットと、前記既設の定電流調整ユニットが取付けられる取付部を具備するフレームおよび扉と、を具備する既設の定電流調整装置から前記既設の定電流調整ユニットを取外す。取付ステップは、交流電源から定電流を生成する新設の定電流調整ユニットを、前記既設の定電流調整ユニットが取外された前記取付部に取付ける。また、前記取付ステップは、前記新設の定電流調整ユニットに具備される制御部およびタッチパネルを、前記扉の前記取付部に取付ける。
本発明によれば、定電流調整装置の更新作業を効率よく実施することができる。
図1は、実施形態に係る既設の定電流調整装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る取外工程後の装置盤を説明するための模式図である。 図3は、実施形態に係る定電流調整装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る取付工程後の定電流調整装置を説明するための模式図である。 図5は、実施形態に係る定電流調整装置の更新工程を示すフローチャートである。 図6は、実施形態の変形例に係る定電流調整装置の更新工程を説明するための模式図である。 図7は、実施形態の変形例に係る定電流調整装置の更新工程を示すフローチャートである。
以下で説明する実施形態に係る定電流調整装置1の更新方法は、取外ステップ(ステップS101)と、取付ステップ(ステップS102)とを含む。取外ステップ(ステップS101)は、交流電源から定電流を生成する既設の定電流調整ユニット120と、既設の定電流調整ユニット120が取付けられる取付部を具備するフレーム11および扉12と、を具備する既設の定電流調整装置100から既設の定電流調整ユニット120を取外す。取付ステップ(ステップS102)は、交流電源から定電流を生成する新設の定電流調整ユニット20を、既設の定電流調整ユニット120が取外された取付部に取付ける。また、取付ステップ(ステップS102)は、新設の定電流調整ユニット20に具備される制御部25およびタッチパネル28を、扉12の取付部に取付ける。
また、以下で説明する実施形態に係る定電流調整装置1の更新方法において、取付ステップ(ステップS102)は、扉12の裏側に設けられる取付部に制御部25およびタッチパネル28を取付ける。
また、以下で説明する実施形態に係る定電流調整装置1の更新方法において、新設の定電流調整ユニット20は、遮断器21と、電磁接触器22と、電力変換器23と、電力変換器23を駆動するゲート回路24と、内部の異常を検出する異常検出部26と、外部からの信号を受信する信号受信部29と、新設の定電流調整ユニット20内の所定の機器に電力を供給する制御トランス32と、ヒューズ33と、トランスデューサー34と、出力トランス35と、を具備し、取付ステップ(ステップS102)は、遮断器21と、電磁接触器22と、電力変換器23と、ゲート回路24と、異常検出部26と、信号受信部29と、制御トランス32と、ヒューズ33と、トランスデューサー34と、出力トランス35とを、フレーム11の取付部に取付ける。
また、以下で説明する実施形態に係る定電流調整装置1の更新方法において、制御部25は、伝送機能を具備する。
また、以下で説明する実施形態に係る定電流調整装置1の更新方法において、制御部25は、外部より制御情報を更新する機能を具備する。
また、以下で説明する実施形態に係る定電流調整装置1は、フレーム11および扉12と、フレーム11に収容されるベースユニット50と、少なくとも一部がベースユニット50の取付部に取付けられ、交流電源から定電流を生成する定電流調整ユニット(新設の定電流調整ユニット20)と、を具備する。
また、以下で説明する実施形態に係る定電流調整装置1において、ベースユニット50は、キャスター53を具備し、フレーム11は、キャスター53に対応する位置にキャスターレール15を具備する。
また、以下で説明する実施形態に係る定電流調整装置1において、ベースユニット50は、中板52を具備し、定電流調整ユニット(新設の定電流調整ユニット20)は、中板52に具備される取付部に取付けられる。
また、以下で説明する実施形態に係る定電流調整装置1において、中板52は、ベースユニット50から引き出し可能である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る定電流調整装置1の更新方法および定電流調整装置1について説明する。なお、実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施形態]
最初に、既設の定電流調整ユニット120が取り外される前の既設の定電流調整装置100の機能構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係る既設の定電流調整装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、既設の定電流調整装置100は、フレーム11および扉12で構成される装置盤10と、既設の定電流調整ユニット120とを具備する。装置盤10は、既設の定電流調整ユニット120を収容する箱状の筐体である。かかる装置盤10の詳細については後述する。
既設の定電流調整ユニット120は、交流電源から所望の定電流を生成する。既設の定電流調整ユニット120は、遮断器121と、電磁接触器122と、電力変換器123と、ゲート回路124と、ゲート回路制御部125と、異常検出部126と、異常検出制御部127と、操作表示部128と、信号受信部129と、表示制御部130と、マザーボード131と、制御トランス132と、ヒューズ133と、トランスデューサー134と、出力トランス135とを具備する。
遮断器121は、主配線保護用の遮断器と制御回路用の遮断器とを具備する。電磁接触器122は、遮断器121のうち、主配線保護用の遮断器の二次側に接続される。電力変換器123は、電磁接触器122の二次側に接続される。ゲート回路124は、電力変換器123を駆動するための回路である。
ゲート回路制御部125は、ゲート回路124を制御する信号をかかるゲート回路124に出力する。異常検出部126は、既設の定電流調整装置100の負荷側で発生する断芯や過電流、開路、アークなどの異常を検出する。異常検出制御部127は、異常検出部126で検出された異常に関する信号を操作表示部128に出力する。
操作表示部128は、既設の定電流調整装置100の操作を行うとともに、既設の定電流調整装置100の状態を表示する。信号受信部129は、外部からの信号を受信する。表示制御部130は、操作表示部128および信号受信部129を制御する。
マザーボード131には、ゲート回路制御部125と、異常検出部126と、異常検出制御部127と、信号受信部129と、表示制御部130とが搭載される。また、マザーボード131は、ゲート回路制御部125と、異常検出制御部127と、表示制御部130とを1つの制御部として機能させるためにやりとりされる信号を送る信号線を具備する。
制御トランス132は、マザーボード131に搭載される上述の各部に電力を供給する。ヒューズ133は、電磁接触器122と電力変換器123との間に設けられ、速断性を有する。トランスデューサー134は、出力電流値を外部で表示するためのトランスデューサーと、絶縁監視抵抗値を外部で表示するためのトランスデューサーとを具備する。出力トランス135は、電力変換器123に接続される。
そして、実施形態では、まず、既設の定電流調整装置100から既設の定電流調整ユニット120が取り外される。これにより、図2に示すように、既設の定電流調整ユニット120が取り外された装置盤10が残る。図2は、実施形態に係る取外工程後の装置盤10を説明するための模式図である。
図2に示すように、装置盤10は、フレーム11と、扉12とを具備する。フレーム11は、前面および背面(図示なし)に開口部を具備し、内部に中板13を具備する。そして、フレーム11本体や中板13などには取付部が設けられる。
取付部とは、既設の定電流調整ユニット120を取り付け可能に構成される部位であり、たとえば、取り付け穴などである。なお、取付部は取り付け穴に限られず、既設の定電流調整ユニット120を取り付け可能に構成される部位であればどのような部位であってもよい。また、図2では、水平に配置された中板13について示しているが、中板13は水平に配置される場合に限られず、たとえば垂直に配置してもよい。
扉12は、フレーム11の前面に形成された開口部を塞ぐ。扉12には、開口部14が形成される。かかる開口部14は、上述した操作表示部128を前面に露出させるための部位である。なお、扉12にも、フレーム11と同様に、既設の定電流調整ユニット120を取り付け可能に構成される取付部が設けられる。なお、図示は省略するがフレーム11の背面の開口部も前面と同様扉によって塞がれるように構成されている。また、既設の定電流調整ユニット120は、背面側に出力トランス135や出力ケーブル等を配設してもよく、フレーム11の背面側に開口部を設けたことによって、背面側から例えば出力トランス135の出力電力の変更や交換、電気部材や出力ケーブルの点検などのメンテナンス作業を行うことができる。
次に、実施形態では、装置盤10に新設の定電流調整ユニット20を取り付ける。図3は、実施形態に係る定電流調整装置1の機能構成の一例を示すブロック図であり、図4は、実施形態に係る更新工程後の定電流調整装置1を説明するための模式図である。
図3に示すように、フレーム11および扉12で構成される装置盤10に新設の定電流調整ユニット20が取り付けられて、更新された定電流調整装置1が構成される。新設の定電流調整ユニット20は、交流電源から所望の定電流を生成する。
新設の定電流調整ユニット20は、遮断器21と、電磁接触器22と、電力変換器23と、ゲート回路24と、制御部25と、異常検出部26と、タッチパネル28と、信号受信部29と、マザーボード31と、制御トランス32と、ヒューズ33と、トランスデューサー34と、出力トランス35とを具備する。
なお、遮断器21は遮断器121と同様の機能を具備し、電磁接触器22は電磁接触器122と同様の機能を具備し、電力変換器23は電力変換器123と同様の機能を具備し、ゲート回路24はゲート回路124と同様の機能を具備し、異常検出部26は異常検出部126と同様の機能を具備する。
また、信号受信部29は信号受信部129と同様の機能を具備し、制御トランス32は制御トランス132と同様の機能を具備し、ヒューズ33はヒューズ133と同様の機能を具備し、トランスデューサー34はトランスデューサー134と同様の機能を具備し、出力トランス35は出力トランス135と同様の機能を具備する。
一方で、制御部25は、ゲート回路制御部125と、異常検出制御部127と、表示制御部130とが1つに統合された制御部である。また、タッチパネル28は、定電流調整装置1の操作をタッチ操作で行うとともに、定電流調整装置1の状態を画面に表示する。
たとえば、図4に示すように、新設の定電流調整ユニット20のうち、制御トランス32は、フレーム11の最も上段の中板13に取り付けられる。また、新設の定電流調整ユニット20のうち、遮断器21と電磁接触器22とがユニット化されたユニット41と、異常検出部26とは、フレーム11の上から2段目の中板13に取り付けられる。
また、新設の定電流調整ユニット20のうち、電力変換器23とゲート回路24とヒューズ33とがユニット化されたユニット42は、フレーム11の上から3段目の中板13に取り付けられる。
また、新設の定電流調整ユニット20のうち、トランスデューサー34は、フレーム11の上から4段目の中板13に取り付けられる。また、新設の定電流調整ユニット20のうち、信号受信部29は、底部のフレーム11に取り付けられる。
また、新設の定電流調整ユニット20のうち、タッチパネル28は、開口部14から前面に表示面が露出するように、扉12の裏側の取付部に取り付けられる。また、新設の定電流調整ユニット20のうち、制御部25は、扉12の裏側の取付部に取り付けられる。
なお、図4には図示していないが、出力トランス35もフレーム11内の所定の位置、例えばフレーム11の背面側に取り付けられる。出力トランス35を背面側に取り付けることで、フレーム11の背面側の扉を開けて出力トランス35の出力電力の変更や交換が可能となっている。
ここで、実施形態では、既設の定電流調整ユニット120を取り付け可能に構成され、かかる既設の定電流調整ユニット120が取り外されたフレーム11および扉12の取付部に、新設の定電流調整ユニット20を取り付ける。
換言すると、新設の定電流調整ユニット20と既設の定電流調整ユニット120とは、サイズが略等しい取付部に合わせて実装することができるとともに、新設の定電流調整ユニット20は、フレーム11および扉12の取付部に嵌まり合う固定部材(たとえば、ボルトやナットなど)の取付位置が既設の定電流調整ユニット120と共通である。
これにより、新設の定電流調整ユニット20を、問題なくフレーム11および扉12の取付部に取り付けることができる。すなわち、実施形態では、既設の定電流調整装置100の装置盤10をそのまま利用することができる。
したがって、実施形態によれば、定電流調整装置1の更新作業を実施する際に、既設の定電流調整装置100すべてを撤去する必要がなくなることから、定電流調整装置1の更新作業を効率よく実施することができる。
そして、実施形態では、制御部25およびタッチパネル28を、扉12の取付部に取付けるとよい。このように、既設のゲート回路制御部125、異常検出制御部127および表示制御部130が1つに統合された制御部25をタッチパネル28とともに扉12に取り付けることにより、上記既設の各制御部が取り付けられていたフレーム11内のスペースを別の装置などで有効に活用することができる。
また、実施形態では、扉12の裏側に設けられる取付部に制御部25およびタッチパネル28を取付けるとよい。これにより、扉12表側の意匠性を損なうことなく、扉12に制御部25およびタッチパネル28を取り付けることができる。
また、実施形態では、遮断器21と、電磁接触器22と、電力変換器23と、ゲート回路24と、異常検出部26と、信号受信部29と、制御トランス32と、ヒューズ33と、トランスデューサー34と、出力トランス35とを、フレーム11の取付部に取り付けるとよい。
このように、定電流調整機能の実現に必要となる機器のうち、設置にスペースや耐荷重性能が必要となる上記の各機器をフレーム11に取り付けることにより、定電流調整装置1に必要な定電流調整機能を問題なく具備させることができる。
なお、実施形態では、上記の各機器をフレーム11の取付部に取り付けた例について示したが、上記の各機器のうち一部の機器は扉12の取付部に取り付けられてもよい。
また、実施形態では、制御部25が伝送機能を具備するとよい。この伝送機能とは、外部の制御装置(図示せず)などからの指示により、定電流調整装置1に接続される航空灯火(図示せず)などの点検を行う点検機能における動作指令の信号や、点検結果の情報信号を送受信する機能のことである。これにより、実施形態では、伝送機能が具備された定電流調整装置1に更新することができる。
また、実施形態では、制御部25が外部より制御情報を更新する機能を具備するとよい。これにより、既設の定電流調整ユニット120で用いた各種制御情報に基づいて、外部の端末などから容易に新設の定電流調整ユニット20の各種制御情報を更新することができる。
なお、実施形態では、制御部25を扉12の取付部に取り付けた例について示したが、制御部25はフレーム11の取付部に取り付けられてもよい。また、実施形態では、既設の定電流調整装置100に含まれる既設の扉12に制御部25およびタッチパネル28を取り付けた例について示したが、既設の扉12を取り外して、新設の扉と制御部25およびタッチパネル28とまとめて交換してもよい。
また、実施形態では、既設の定電流調整ユニット120をすべて取外し、新設の定電流調整ユニット20に更新した例について示したが、既設の定電流調整ユニット120に含まれる機器のうち一部の機器を残したまま新設の定電流調整ユニット20に更新してもよい。また、この場合、残された一部の機器を新設の定電流調整ユニット20の機器として用いてもよい。
[実施形態の更新工程]
つづいて、実施形態に係る定電流調整装置1の更新工程について、図5を参照しながら説明する。図5は、実施形態に係る定電流調整装置1の更新工程を示すフローチャートである。
最初に、既設の定電流調整装置100に取り付けられている既設の定電流調整ユニット120をフレーム11および扉12の取付部から取り外す(ステップS101)。次に、既設の定電流調整ユニット120が取り外されたフレーム11および扉12の取付部に、新設の定電流調整ユニット20を取り付けて(ステップS102)、更新工程を終了する。
[変形例]
以降においては、実施形態の変形例について、図6および図7を参照しながら説明する。図6は、実施形態の変形例に係る定電流調整装置1の更新工程を説明するための模式図である。
図6に示すように、変形例に係る定電流調整装置1の更新工程は、フレーム11の中板13などに新設の定電流調整ユニット20を直接取り付けるのではなく、新設の定電流調整ユニット20があらかじめ取り付けられたベースユニット50をフレーム11内に収容する。
このように、変形例では、定電流調整装置1の更新作業において、新設の定電流調整ユニット20をあらかじめベースユニット50に取り付けておく。これにより、現場の更新作業ではベースユニット50をフレーム11内に収容するだけで、新設の定電流調整ユニット20をフレーム11内に取り付ける作業を終了させることができる。
したがって、変形例によれば、定電流調整装置1の更新作業を効率よく実施することができる。
ベースユニット50は、フレーム51と、中板52と、キャスター53とを具備し、フレーム11内に収容可能なサイズである。フレーム51は、直方体状の枠体であり、新設の定電流調整ユニット20を取り付け可能に構成される取付部を具備する。また、フレーム51の内部には、複数の中板52が取り付けられている。
中板52は、新設の定電流調整ユニット20を取り付け可能に構成される取付部を具備する。このように、フレーム51や中板52に取付部を設けることにより、ベースユニット50は、新設の定電流調整ユニット20を問題なく取り付けることができる。
また、変形例では、中板52がベースユニット50から引き出し可能に構成されているとよい。これにより、中板52をベースユニット50から引き出した状態で新設の定電流調整ユニット20を取り付けることができることから、ベースユニット50に新設の定電流調整ユニット20を容易に取り付けることができる。
キャスター53は、ベースユニット50の底部に設けられる。これにより、変形例では、新設の定電流調整ユニット20を具備する重量物であるベースユニット50を容易に水平移動させることができる。
また、変形例では、図6に示すように、フレーム11の底部におけるキャスター53に対応する位置にキャスターレール15を具備するとよい。これにより、キャスター53が具備されたベースユニット50を容易にフレーム11内の所定の位置に収容することができる。したがって、変形例によれば、定電流調整装置1の更新作業をさらに効率よく実施することができる。
また、変形例では、図6に示すように、ベースユニット50をフレーム11内に収容する前に、フレーム11内の主要な中板13を取り外しておくとよい。これにより、大きなサイズのベースユニット50がフレーム11内に収容可能となることから、新設の定電流調整ユニット20に含まれる多くの機器をベースユニット50に取り付け可能となる。
なお、変形例では、制御部25をベースユニット50の取付部に取付けてもよいし、扉12の取付部に制御部25を取り付けてもよい。一方で、制御部25をベースユニット50の取付部に取り付けることにより、定電流調整装置1の更新作業の前に制御部25の取り付け作業を行うことができることから、定電流調整装置1の更新作業をさらに効率よく実施することができる。
図7は、実施形態の変形例に係る定電流調整装置1の更新工程を示すフローチャートである。
最初に、既設の定電流調整装置100に取り付けられている既設の定電流調整ユニット120をフレーム11および扉12の取付部から取り外す(ステップS201)。次に、既設のフレーム11から主要な中板13を取り外す(ステップS202)。
次に、中板13が取り外されたフレーム11に、新設の定電流調整ユニット20が取り付けられたベースユニット50を収容する(ステップS203)。そして、既設の定電流調整ユニット120が取り外された扉12の取付部に、新設の定電流調整ユニット20を取り付けて(ステップS204)、更新工程を終了する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 定電流調整装置
10 装置盤
11 フレーム
12 扉
13 中板
14 開口部
15 キャスターレール
20 新設の定電流調整ユニット
21 遮断器
22 電磁接触器
23 電力変換器
24 ゲート回路
25 制御部
26 異常検出部
28 タッチパネル
29 信号受信部
32 制御トランス
33 ヒューズ
34 トランスデューサー
35 出力トランス
50 ベースユニット
51 フレーム
52 中板
53 キャスター
100 既設の定電流調整装置
120 既設の定電流調整ユニット

Claims (9)

  1. 交流電源から定電流を生成する既設の定電流調整ユニットと、前記既設の定電流調整ユニットが取付けられる取付部を具備するフレームおよび扉と、を具備する既設の定電流調整装置から前記既設の定電流調整ユニットを取外す取外ステップと;
    交流電源から定電流を生成する新設の定電流調整ユニットを、前記既設の定電流調整ユニットが取外された前記取付部に取付ける取付ステップと;
    を含み、
    前記取付ステップは、
    前記新設の定電流調整ユニットに具備される制御部およびタッチパネルを、前記扉の前記取付部に取付ける
    定電流調整装置の更新方法。
  2. 前記取付ステップは、
    前記扉の裏側に設けられる前記取付部に前記制御部および前記タッチパネルを取付ける
    請求項1に記載の定電流調整装置の更新方法。
  3. 前記新設の定電流調整ユニットは、遮断器と、電磁接触器と、電力変換器と、前記電力変換器を駆動するゲート回路と、負荷側の異常を検出する異常検出部と、外部からの信号を受信する信号受信部と、前記新設の定電流調整ユニット内の所定の機器に電力を供給する制御トランスと、ヒューズと、トランスデューサーと、出力トランスと、を具備し、
    前記取付ステップは、
    前記遮断器と、前記電磁接触器と、前記電力変換器と、前記ゲート回路と、前記異常検出部と、前記信号受信部と、前記制御トランスと、前記ヒューズと、前記トランスデューサーと、前記出力トランスとを、前記フレームの前記取付部に取付ける
    請求項1または2に記載の定電流調整装置の更新方法。
  4. 前記制御部は、伝送機能を具備する
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の定電流調整装置の更新方法。
  5. 前記制御部は、外部より制御情報を更新する機能を具備する
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の定電流調整装置の更新方法。
  6. フレームおよび扉と;
    前記フレームに収容されるベースユニットと;
    少なくとも一部が前記ベースユニットの取付部に取付けられ、交流電源から定電流を生成する定電流調整ユニットと;
    を具備する定電流調整装置。
  7. 前記ベースユニットは、キャスターを具備し、
    前記フレームは、前記キャスターに対応する位置にキャスターレールを具備する
    請求項6に記載の定電流調整装置。
  8. 前記ベースユニットは、中板を具備し、
    前記定電流調整ユニットは、前記中板に具備される前記取付部に取付けられる
    請求項6または7に記載の定電流調整装置。
  9. 前記中板は、前記ベースユニットから引き出し可能である
    請求項8に記載の定電流調整装置。
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