JP2020054015A - 反力キャンセル装置 - Google Patents

反力キャンセル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020054015A
JP2020054015A JP2018177892A JP2018177892A JP2020054015A JP 2020054015 A JP2020054015 A JP 2020054015A JP 2018177892 A JP2018177892 A JP 2018177892A JP 2018177892 A JP2018177892 A JP 2018177892A JP 2020054015 A JP2020054015 A JP 2020054015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mover
counter mass
reaction force
mass
counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018177892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7110048B2 (ja
Inventor
哲也 末田
Tetsuya Sueda
哲也 末田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Machinery Inc
Original Assignee
Canon Machinery Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Machinery Inc filed Critical Canon Machinery Inc
Priority to JP2018177892A priority Critical patent/JP7110048B2/ja
Publication of JP2020054015A publication Critical patent/JP2020054015A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7110048B2 publication Critical patent/JP7110048B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Linear Motors (AREA)

Abstract

【課題】戻し用アクチュエータ等のカウンタマス戻し機構を必要とすることなく、カウンタマスの位置ずれを回復できて、しかも、装置としてコンパクト化を図ることが可能な反力キャンセル装置を提供する。【解決手段】可動子と、この可動子を受けるカウンタマスと、可動子及びカウンタマスを受けるベースとを備えた反力キャンセル装置である。カウンタマス側の最大静止摩擦力と可動子側の最大静止摩擦力とに、カウンタマスが静止した状態で可動子が動作する差を設けた。【選択図】図1

Description

本発明は、反力キャンセル装置に関し、特に、XYテーブルの駆動手段として用いられるリニアモータ駆動機構に組み込まれる反力キャンセル機構に関する。
リニアモータ駆動機構に用いられるリニアモータは、例えば、永久磁石を有するモータ本体と、コイルを有する可動子(直線可動子)とを備えたものである。このようなリニアモータでは、図5に示すように、リニアモータの反力をベース(土台)1に伝えないように、可動子2と相反する方向に移動可能なカウンタマス3を配置した反力キャンセル機構(反力キャンセル装置)が構成される。なお、ベース1とカウンタマス3との間にスライドガイド4が配設され、カウンタマス3と可動子2との間にスライドガイド5が配設されている。
カウンタマス3は有限ストロークであり、摩擦力、往復運動、配線や配管等のテンション、傾き、振動などでの動作パターンの違いにより、動作中にカウンタマス3の位置がいずれかの方向に偏る。このため、従来には、この偏りを修正する(元に位置に戻す)ために、図6に示すようにダンパー6を配置したものがある(特許文献1)。また、図6において、7はVCM(ボイスコイルモータやリニアモータ等)を示し、戻し用アクチュエータである。なお、図6においては、ダンパー6と戻し用アクチュエータ7と備えているが、いずれか一方のみでよい。
図6に示すような反力キャンセル機構(反力キャンセル装置)をパッシブ型反力キャンセル機構と呼ぶことができ、これに対して、アクティブ型と呼ぶことができる反力キャンセル機構(反力キャンセル装置)を図7に示す。この場合も、ベース1と可動子3との間、ベース1のカウンタマス3との間にそれぞれスライドガイド8が設けられている。
この反力キャンセル装置は、ベース1上に可動子2とカウンタマス3とを併設したものであり、カウンタマス3に可動子2の動きと相反する方向の推力を付与するものである。この場合、可動子2とカウンタマス3とのそれぞれにリニアモータ等の駆動アクチュエータを付設することになる。
特許2981999号公報
パッシブ型においてダンパー6を備えたものでは、ダンパー6を介して反力がベース1に伝わるため、カウンタマス3を配置した意味が無くなる。パッシブ型において戻し用アクチュエータ7を設けた場合、装置の複雑化を招きコスト高となる欠点がある。
また、図7に示すアクティブ型では、可動子2とカウンタマス3とのそれぞれにリニアモータ等の駆動アクチュエータを設ける必要があり、装置の複雑化を招きコスト高となるとともに、駆動アクチュエータを設けるためのスペースを必要とし、装置全体が大型化するおそれもある。
本発明は、上記課題に鑑みて、戻し用アクチュエータ等のカウンタマス戻し機構を必要とすることなく、カウンタマスの位置ずれを回復できて、しかも、装置としてコンパクト化を図ることが可能な反力キャンセル装置を提供する。
本発明の反力キャンセル装置は、可動子と、この可動子を受けるカウンタマスと、可動子及びカウンタマスを受けるベースとを備えた反力キャンセル装置であって、カウンタマス側の最大静止摩擦力と可動子側の最大静止摩擦力とに、カウンタマスが静止した状態で可動子が動作する差を設けたものである。
本発明の反力キャンセル装置によれば、カウンタマスを静止させたまま可動子を動作させることが可能とって、カウンタマスの位置ずれを回避(防止)したり、カウンタマスに位置ずれが生じても、可動子を動作させることによって発生する反力を利用してカウンタマスを所定の位置付近に動作させることが可能となって、カウンタマスの位置ずれを回復させることができる。すなわち、従来において必要とした戻し機構を設けることなく、カウンタマスの位置ずれを回避(防止)・回復することができる。
可動子とカウンタマスとの間及び/又は可動子とベースと間に可動子側のガイド部材を介在させるとともに、カウンタマスとベースとの間にカウンタマス側のガイド部材を介在させ、カウンタマス側のガイド部材は、可動子側のガイド部材よりも大きな摩擦力を発生させるよう構成することができる。このように構成することによって、カウンタマスを静止させたまま可動子を動作させることが安定して可能となる。
可動子側のガイド部材に流体軸受を用い、カウンタマス側のガイド部材に転がり案内を用いることができる。ここで、流体軸受とは、薄い液体、または気体の膜によって支持される軸受である。転がり案内とは、コロ(もしくは玉)を基準面上で転がすことで、低いころがり抵抗を利用して案内するものである。
カウンタマスの質量を可動子の質量よりも大きく設定したり、カウンタマスの質量と可動子の質量とを同等に設定したりできる。カウンタマスの質量を可動子の質量よりも大きく設定する場合、最大静止摩擦力に差を設け易い利点がある。
可動子の位置を検出する可動子位置検出器と、カウンタマスの位置を検出するカウンタマス位置検出器とを備え、可動子が動くとともにカウンタマスが動かない状態での推力内に設定されている。このように設定することによって、カウンタマスを静止させたまま可動子を動作させるようにより安定して構成できる。
可動子がリニアモータの可動子であるのが好ましい。ここで、リニアモータとは、軸のない電気モーター(電動機)のことであり、一般的なモーターが回転運動をするのに対し、リニアモータは基本的に直線運動をする。動作原理により、リニア誘導モーター(LIM)、リニア同期モーター(LSM)、リニア直流モーター(LDM)、リニアステッピングモーターがある。ローレンツ力を用いた電磁式リニアモータだけでなく、超音波モーターと同じ作動原理であるピエゾ効果を応用した圧電素子で駆動するリニアモータも存在する。
本発明では、従来において必要とした戻し機構を設けることなく、カウンタマスの位置ずれを回避することができる。このため、装置の簡素化およびコンパクト化を図ることができ、また、低コスト化に寄与する。
本発明の反力キャンセル装置の簡略図である。 可動子及びカウンタマスの速度と摩擦力との関係を示すグラフ図である。 リニアモータの簡略図である。 本発明の他の反力キャンセル装置の簡略図である。 従来の反力キャンセル装置の簡略図である。 従来の戻し機構を備えたパッシュブ型反力キャンセル装置の簡略図である。 従来の戻し機構を備えたアクティブ型反力キャンセル装置の簡略図である。
以下本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1は、本発明の反力キャンセル装置の簡略図を示し、この反力キャンセル装置は、図3に示すリニアモータ24等の可動子12と相反する方向に移動可能なカウンタマス13を配置したものである。この場合、ベース(基台)11上にカウンタマス13が配置され、このカウンタマス13上に可動子12が配置される。
そして、可動子12とカウンタマス13との間に可動子側のガイド部材15を介在させるとともに、カウンタマス13とベース11との間にカウンタマス側のガイド部材16を介在させている。ガイド部材15としては、例えば、流体軸受にて構成され、ガイド部材16は転がり案内にて構成される。ここで、流体軸受とは、薄い液体、または気体の膜によって支持される軸受である。また、転がり案内とは、コロ(もしくは玉)を基準面上で転がすことで、低いころがり抵抗を利用して案内するものである。
流体軸受は転がり案内よりも低摩擦力である。このため、カウンタマス13側の最大静止摩擦力と可動子12側の最大静止摩擦力とに差を持たせることができる。この場合、カウンタマス13側の最大静止摩擦力と可動子12側の最大静止摩擦力とに、カウンタマス13が静止した状態で可動子12が動作する差を設ける。
図2は、カウンタマス13側と可動子12側の速度と摩擦力との関係を示している。各グラフにおいて、速度が0の範囲H1、H2は、力を加えても速度が発生しない範囲である。このため、H1がカウンタマスが動かない不感帯領域であり、H2が可動子が動かない不感帯領域である。そこで、可動子12を、図2に示すH3の範囲で動作させるように設定する。
具体的には、可動子12の位置を検出する可動子位置検出器20と、カウンタマス13の位置を検出するカウンタマス位置検出器21とを設ける。そして、各検出器20、21にて、可動子12及びカウンタマス13の位置を検出し、可動子12が動くとともにカウンタマス13が動かない状態での推力(可動子12に付与さされる推力)内に設定する。
各検出器20、21としては、接触式又は非接触式の各種の変位センサを用いることができる。接触式には、作動トランス式があり、非接触式には、渦電流式、超音波式、光学式、及び静電容量式等があり、これらの変位センサから採用することができる。
本反力キャンセル装置では、カウンタマス13側の最大静止摩擦力と可動子12側の最大静止摩擦力とに、カウンタマス13が静止した状態で可動子12が動作する差を設ければよいので、カウンタマス13の質量を可動子12の質量よりも大きく設定したり、カウンタマス13の質量と可動子12の質量とを同等に設定したりできる。
図3に示すリニアモータ24は、永久磁石型リニアモータ(コアレスタイプ)を示し、可動コイル(可動子12の一部)25が、一対の磁石26,26の間に介在され、コイル25に電流が流されることによって、発生する磁束と磁石26,26との吸引・反発作用により、可動コイル25が直線運動する。また、リニアモータ24には、可動子が永久磁石やコア付き電磁石等であるものもある。
本発明の反力キャンセル装置によれば、カウンタマス13を静止させたまま可動子12を動作させてカウンタマスの位置ずれを回避(防止)したり、カウンタマス13に位置ずれが生じても、可動子を動作させることによって発生する反力を利用してカウンタマス13を所定の位置付近に動作させることにより、カウンタマス13の位置ずれを回復させることができる。このため、カウンタマスの位置ずれを回避(防止)できたり、カウンタマス13の位置ずれが生じたとしても、カウンタマス13の位置ずれを回復することができる。したがって、従来において必要とした戻し機構を設ける必要が無くなり、装置の簡素化およびコンパクト化を図ることができ、また、低コスト化に寄与する。なお、カウンタマス13が位置ずれした際には、可動子12を動作させることによって生じる反力でカウンタマス13を所定の位置付近に動作させることができる場所に、カウンタマス13が動かない状態での推力で、可動子12の位置移動を行うことになる。その後は、前記したように、可動子12を動作させることによって発生する反力を利用してカウンタマス13を所定の位置付近に動作させることでカウンタマス13の位置ずれを回復することが可能となる。
可動子12とカウンタマス13との間にガイド部材15を介在させるとともに、カウンタマス13とベース11との間にガイド部材16を介在させ、ガイド部材16は、ガイド部材15よりも大きな摩擦力を発生させるよう構成することができる。このように構成することによって、カウンタマス13を静止させたまま可動子12を動作させることが安定して可能となる。
ガイド部材15に流体軸受を用い、ガイド部材16に転がり案内を用いることができる。ここで、流体軸受とは、薄い液体、または気体の膜によって支持される軸受である。転がり案内とは、コロ(もしくは玉)を基準面上で転がすことで、低いころがり抵抗を利用して案内するものである。
カウンタマス13の質量を可動子12の質量よりも大きく設定する場合、最大静止摩擦力に差を設け易い利点がある。
また、本反力キャンセル装置では、可動子12の位置を検出する可動子位置検出器20と、カウンタマス13の位置を検出するカウンタマス位置検出器21とを備え、可動子12が動くとともにカウンタマス13が動かない状態での推力内に設定されている。このように設定することによって、カウンタマス13を静止させたまま可動子12を動作させるようにより安定して構成できる。
前記実施形態では、可動子として、リニアモータの可動子を用いた。ここで、リニアモータとは、軸のない電気モーター(電動機)のことであり、一般的なモーターが回転運動をするのに対し、リニアモータは基本的に直線運動をするものである。そして、動作原理により、リニア誘導モーター(LIM)、リニア同期モーター(LSM)、リニア直流モーター(LDM)、リニアステッピングモーターがある。ローレンツ力を用いた電磁式リニアモータだけでなく、超音波モーターと同じ作動原理であるピエゾ効果を応用した圧電素子で駆動するリニアモータも存在する。このため、本発明に係る反力キャンセル装置の可動子として、リニアモータの可動子を用いる場合、このような各種のリニアモータの可動子を用いることができる。また、リニアモータであるボイスコイルモータ(VCM)であってもよい。
図4(a)(b)は他の実施形態を示し、図4(a)では、ベース11を、下壁11aと上壁11bと、側壁11c、11dとからなる角筒体にて構成している。この場合、可動子12とベース11の上壁11bとの間に可動子側のガイド部材15,15を介在させているとともに、カウンタマス13と可動子12との間に可動子側のガイド部材15,15を介在させている。また、カウンタマス13とベース11の下壁11aとの間にカウンタマス側のガイド部材16,16を介在させている。そして、ベース11の下壁11aには、カウンタマス13の位置を検出する位置検出器21が設けられ、ベース11の上壁11bには、可動子12の位置検出する可動子位置検出器20が設けられている。
図4(b)では、2つのベース11(11A)、11(11B)を有し、各ベース11A,11Bがそれぞれ固定部材に固定されている。下方のベース11Aは、下壁11aと、この下壁11aから立設される側壁片11c1、11d1で構成され、上方のベースB
上壁11bと、この上壁11bから垂設される側壁片11c2、11d2で構成される。
この場合も、可動子12と上方のベース11Bとの間に可動子側のガイド部材15,15を介在させているとともに、カウンタマス13と可動子12との間に可動子側のガイド部材15,15を介在させている。また、カウンタマス13と下方のベース11Aとの間にカウンタマス側のガイド部材16,16を介在させている。そして、下方のベース11Aには、カウンタマス13の位置を検出する位置検出器21が設けられ、上方ベース11のには、可動子12の位置検出する可動子位置検出器20が設けられている。
すなわち、図4(a)(b)では、可動子12とベース11との間に可動子側のガイド部材15,15を介在させていることになり、このような場合でも、前記図1に示す反力キャンセル装置と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、カウンタマス13を静止させたまま可動子12を動作させて、カウンタマスの位置ずれを防止したり、可動子12を動作させることによる反力を利用してカウンタマス13を所定の位置付近に動作させることでカウンタマス12の位置ずれを回復することが可能となる。
本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、ガイド部材15としては、流体軸受以外に、転がり軸受等で構成され、ガイド部材16としてすべり軸受等で構成されていてもよい。すなわち、ガイド部材15の最大静止摩擦力をガイド部材16の最大摩擦力が小さく、カウンタマス13側の最大静止摩擦力と可動子12側の最大静止摩擦力とに、カウンタマス13が静止した状態で可動子12が動作する差を設けられればよい。
ガイド部材15、16にリニアガイドを用いてもよい。ここで、リニアガイドはガイドレールとこのガイドレールに沿ってスライドするスライド体等で構成される。この場合、ガイドレールには、スライド体に付設されたボールが転動する転動溝が設けられている。このため、ガイドレールの方向に沿って滑らかにスライドすることができる。このようなリニアガイドを用いた場合、リニアガイドに予圧をかけることで摺動抵抗を増加させることができる。このため、ガイド部材15とガイド部材16とに与圧差を設けることによって、カウンタマス13側の最大静止摩擦力と可動子12側の最大静止摩擦力とに、カウンタマス13が静止した状態で可動子12が動作する差を設けるようにしてもよい。
また、ガイド部材15、16のいずれか又はいずれも用いることなく、カウンタマス13側の最大静止摩擦力と可動子12側の最大静止摩擦力とに、カウンタマス13が静止した状態で可動子が動作する差を設けるようにしてもよい。なお、図4(a)(b)では、可動子12とカウンタカス13との間にガイド部材15,15を設けたが、例えば、可動子12とカウンタカス13との間に隙間が設けられる構造等することによって、可動子12とカウンタカス13との間のガイド部材15,15を省略することも可能である。このように省略した場合、部品点数を少なくできてコスト低減に寄与する等の効果を奏することなる。
反力キャンセル装置としては、リニアモータを用いる駆動手段等に用いることができ、ダイボンダやXYステージ等に用いることができる。
11 ベース
12 可動子
13 カウンタマス
15 可動子側のガイド部材
16 カウンタマス側のガイド部材
20 可動子位置検出器
21 カウンタマス位置検出器

Claims (9)

  1. 可動子と、この可動子を受けるカウンタマスと、可動子及びカウンタマスを受けるベースとを備えた反力キャンセル装置であって、
    カウンタマス側の最大静止摩擦力と可動子側の最大静止摩擦力とに、カウンタマスが静止した状態で可動子が動作する差を設けたことを特徴とする反力キャンセル装置。
  2. 可動子とカウンタマスとの間及び/又は可動子とベースとの間に可動子側のガイド部材を介在させるとともに、カウンタマスとベースとの間にカウンタマス側のガイド部材を介在させ、カウンタマス側のガイド部材は、可動子側のガイド部材よりも大きな摩擦力を発生させることを特徴とする請求項1に記載の反力キャンセル装置。
  3. 可動子側のガイド部材に流体軸受を用い、カウンタマス側のガイド部材に転がり案内を用いたことを特徴とする請求項2に記載の反力キャンセル装置。
  4. カウンタマスの質量を可動子の質量よりも大きく設定したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の反力キャンセル装置。
  5. カウンタマスの質量と可動子の質量とを同等に設定したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の反力キャンセル装置。
  6. 可動子の位置を検出する可動子位置検出器と、カウンタマスの位置を検出するカウンタマス位置検出器とを備え、可動子が動くとともにカウンタマスが動かない状態での推力内に設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の反力キャンセル装置。
  7. カウンタマスの位置ずれを生じさせないことを特徴とする請求項1に記載の反力キャンセル装置。
  8. カウンタマスの位置ずれが生じた場合に、可動子を動作させることによって発生する反力を利用してカウンタマスを所定の位置付近に動作させることを特徴とする請求項1に記載の反力キャンセル装置。
  9. 可動子がリニアモータの可動子であることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の反力キャンセル装置。
JP2018177892A 2018-09-21 2018-09-21 反力キャンセル装置 Active JP7110048B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018177892A JP7110048B2 (ja) 2018-09-21 2018-09-21 反力キャンセル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018177892A JP7110048B2 (ja) 2018-09-21 2018-09-21 反力キャンセル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020054015A true JP2020054015A (ja) 2020-04-02
JP7110048B2 JP7110048B2 (ja) 2022-08-01

Family

ID=69997787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018177892A Active JP7110048B2 (ja) 2018-09-21 2018-09-21 反力キャンセル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7110048B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03183351A (ja) * 1989-12-07 1991-08-09 Sharp Corp リニアモータ装置
JP2008010643A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Canon Inc ステージ装置
JP2013041981A (ja) * 2011-08-15 2013-02-28 Canon Inc 露光装置及びデバイス製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03183351A (ja) * 1989-12-07 1991-08-09 Sharp Corp リニアモータ装置
JP2008010643A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Canon Inc ステージ装置
JP2013041981A (ja) * 2011-08-15 2013-02-28 Canon Inc 露光装置及びデバイス製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7110048B2 (ja) 2022-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10661399B2 (en) Single-drive rigid-flexible coupling precision motion platform and realization method and application thereof
US8599361B2 (en) Nanometer-precision six-degree-of-freedom magnetic suspension micro-motion table and application thereof
JP4702629B2 (ja) ムービングマグネット形リニアスライダおよびそれを用いた工作機械
JP4068848B2 (ja) リニアモータ
JP2012124994A (ja) 駆動装置、レンズ鏡筒及びレンズ鏡筒を有する光学機器
JP2007325389A (ja) 可動マグネット型リニアモータを内蔵したスライド装置
JP2006320035A (ja) リニアモータ
WO2011102365A1 (ja) 駆動装置および該駆動装置を用いた移動機構
JP2016036228A (ja) テーブル装置、位置決め装置、及び精密機械
JP5490132B2 (ja) 駆動装置
JP5269009B2 (ja) 駆動装置
JP7110048B2 (ja) 反力キャンセル装置
JP2001148398A (ja) Xyステージ
US20140117813A1 (en) Inertial drive actuator
US20140183982A1 (en) Inertial drive actuator
JP5076063B2 (ja) アクチュエータ
JP5662095B2 (ja) リニアモータアクチュエータ
JP2006304439A (ja) 駆動装置と案内装置と駆動・案内装置
JP2651731B2 (ja) 複写機
JP3144431B2 (ja) 精密位置決め装置
JPWO2012137241A1 (ja) リニアモータ
JP5669446B2 (ja) 移動体の駆動機構
KR20030020787A (ko) 기동자석형 vcm을 이용한 정밀 액츄에이터스테이지장치
CN116418190A (zh) 高速移动避震方法及装置
JP2015104184A (ja) 円筒リニアモータ及びその位置検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7110048

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150